JP2014060638A - 通信システム、基地局、端末及び通信方法 - Google Patents

通信システム、基地局、端末及び通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
小電力基地局に適した通信方式を用いることで、スループットを向上させることが可能な、通信システム、基地局、端末及び通信方法を提供すること。
【解決手段】
第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムであって、
前記第1の基地局と前記端末とが周波数分割複信(FDD)を用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末は時間分割複信(TDD)を用いて通信を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、通信システム、基地局、端末及び通信方法および通信方法に関する。
携帯電話などの無線通信システムにおいて、都市及びその周辺地域には、複数の端末に無線通信サービスを提供するためのセル(通信サービスエリア)を構成する基地局装置が配置されている。特に、無線通信システムでは、複数の基地局装置が配置されたセルラー構成を成し、通信エリアの拡張が図られている。
近年における通信システムの高速化やトラフィックの増大に伴い、システム全体としてのスループットを一層向上することが要求されている。スループットを向上する方法として、マクロセル基地局が構成するマクロセルの範囲の一部又は全部と、マクロセル基地局より送信電力が小さい小電力基地局(ピコセル基地局、フェムトセル基地局等)のセルの範囲とを重複するように、複数の基地局装置を配置させ、各端末を各基地局装置に分散(負荷分散)させる異種ネットワーク(ヘテロジーニアス・ネットワーク)を構築する技術が提案されている。このようにマクロ基地局に集中するトラフィック(または負荷)を小電力基地局に分散させることができるため、スループットを向上させることができる(非特許文献1)。
R1−094224、3GPP TSG−RAN WG1 #59bis Miyazaki、Japan、12−16 October 2009
しかしながら、主基地局と小電力基地局では通信環境が異なるため、主基地局と小電力基地局で同じ通信方式を用いることが適しているとは限らないという問題がある。本発明はこのような事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、小電力基地局に適した通信方式を用いることで、スループットを向上させることが可能な、通信システム、基地局、端末及び通信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明に係る通信システムの構成は、次の通りである。
本発明の通信システムは、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムであって、前記第1の基地局と前記端末とが周波数分割複信(FDD)を用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末は時間分割複信(TDD)を用いて通信を行うことを特徴とする。
また、本発明の基地局は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける第1の基地局であって、前記第1の基地局は、前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示を通知し、前記接続指示には、接続先がFDDを用いて通信を行うかTDDを用いて通信を行なっているかを示す情報が含まれることを特徴とする。
また、本発明の基地局において、前記第1の基地局は、接続先がTDDを用いて通信を行っている場合に、サブフレーム構成を前記端末に通知することを特徴とする。
また、本発明の基地局は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける第2の基地局であって、前記端末からの受信信号から上りリンクのチャネル推定値を求め、該上りリンクのチャネル推定値を用いて下りリンクのプレコーディング重みを求めることを特徴とする。
また、本発明の端末は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける端末であって、前記第1の基地局から他の基地局への接続指示を受信し、該接続指示が前記第2の基地局への接続指示である場合に、前記第2の基地局とTDDにて通信を行うことを特徴とする。
また、本発明の端末であって、セルIDから前記第2の基地局への接続指示と判断することを特徴とする。
また、本発明の端末であって、前記接続指示により接続した基地局から送信される同期信号の配置から、該接続した基地局が前記第2の基地局と判断することを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける通信方法であって、前記第1の基地局と前記端末とがFDDを用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末はTDDを用いて通信を行うことを特徴とする。
本発明によれば、通信システムは、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムであって、 前記第1の基地局と前記端末とが周波数分割複信(FDD)を用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末は時間分割複信(TDD)を用いて通信を行うことで、スループットを向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、基地局は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける第1の基地局であって、前記第1の基地局は、前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示を通知し、前記接続指示には、接続先がFDDを用いて通信を行うかTDDを用いて通信を行なっているかを示す情報が含まれるようにすることで、端末が効率的に前記第2の基地局へ接続できるという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、前記第1の基地局は、接続先がTDDを用いて通信を行っている場合に、サブフレーム構成を前記端末に通知することで、端末が効率的に前記第2の基地局へ接続できるという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける第2の基地局であって、前記端末からの受信信号から上りリンクのチャネル推定値を求め、該上りリンクのチャネル推定値を用いて下りリンクのプレコーディング重みを求めることで、スループットを向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
本発明によれば、端末は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける端末であって、前記第1の基地局から他の基地局への接続指示を受信し、該接続指示が前記第2の基地局への接続指示である場合に、前記第2の基地局とTDDにて通信を行うことで、スループットを向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
また、本発明によれば、通信方法は、第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける通信方法であって、前記第1の基地局と前記端末とがFDDを用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末はTDDを用いて通信を行うことで、スループットを向上させることができるという優れた効果を奏し得る。
第1の実施形態に係る通信システムの構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る通信システムの基地局及び端末間の処理を示すシーケンス図である。 第1の実施形態に係る主基地局の構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る小電力基地局の構成を示す概略図である。 第1の実施形態に係る端末の構成を示す概略図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態における通信システムは、基地局(送信装置、セル、送信点、送信アンテナ群、送信アンテナポート群、コンポーネントキャリア、eNodeB)および端末(端末装置、移動端末、受信点、受信端末、受信装置、受信アンテナ群、受信アンテナポート群、UE)を備える。
図1は本実施形態における通信システムの構成を示す概略図である。本実施形態における通信システムは、複数の基地局100−1、100−2、端末101を備えており、基地局100−1と100−2のセル半径(カバレッジ)は異なっている。
主基地局100−1(マクロセル基地局、第1の基地局ともいう)のカバレッジ100−1a(マクロセル)と、主基地局よりも送信電力が小さい小電力基地局(ピコセル基地局、フェムトセル基地局、スモールセル基地局、第2の基地局ともいう)とが重複するように各基地局が配置されている。端末101は主基地局100−1のカバレッジ内にあるが、小電力基地局100−2のカバレッジ内にあるので、小電力基地局と接続している。なお、図1には1つの小電力基地局100−2のみ記載しているが、本発明はこれに限らず、主基地局のカバレッジ内に複数の小電力基地局が配置される場合も本発明に含まれる。また、図1には1つの端末101のみ記載しているが、本発明はこれに限らず、複数の端末が小電力基地局に接続する場合も本発明に含まれる。
なお、小電力基地局が複数ある場合、小電力基地局毎に送信電力が異なっていても良い。また、主基地局と小電力基地局は送信電力での区別のみならず、既にサービスインしている方式をサポートする後方互換性のあるセルと、新しく定義される後方互換性のないセルとで区別しても良い。
また、小電力基地局間でサービスする方式(通信システムのバージョン、オプション等)が異なっていてもよい。
また、マクロセル内に小電力基地局が配置される通信システムであれば、本発明を適用することができ、セル数、基地局の数、端末の数、セルの種類(例えば、ピコセル、フェムトセル等)、基地局の種類等は本実施形態に限定されない。また、主基地局がセクタを単位として端末との接続を管理する通信システムであってもよく、その場合は、主基地局の一方向のセクタでマクロセルを構成し、マクロセル内にスモールセルが配置される。また、図1には、スモールセルがマクロセル内に完全にオーバーラップしているが、部分的にオーバーラップしてもよいし、オーバーラップしていなくても良い。
小電力基地局100−2は、主基地局100−1より小さい送信電力で信号を送信する。また、小電力基地局100−2は、主基地局100−1より高いキャリア周波数帯を用いることができる。このため、小電力基地局のカバレッジは狭くなることが予想される。この場合、小電力基地局100−2の通信環境は従来の主基地局100−1の通信環境とは異なる。そのため、小電力基地局100−2は従来と異なる通信環境に適した通信方式に変えることが望ましい。本実施形態では、主基地局100−1はFDD(Frequency Division Duplex;周波数分割複信)、小電力基地局100−2はTDD(Time Division Duplex;時間分割複信)を用いる。小電力基地局100−2は、カバレッジが狭いため、マルチパス遅延広がりが小さく、また接続端末数も比較的少ないことが想定されるため、上りリンクと下りリンクで同じ周波数を用いるTDDは、周波数利用効率の観点からメリットがある。また、TDDでは上下リンクが対称となり、通信相手のチャネル状態を推定することができるため、基地局−端末間でチャネル状態情報(Channel State Information;CSI)を必ずしも通知する必要はない。従って、高精度なプレコーディング重みの算出や、高性能な送信処理が可能となる。
図2は、端末101が小電力基地局100−2に接続してデータ通信が開始されるまでの処理の一例を示すシーケンス図である。端末101は複数のマクロ基地局の中から接続先を検出するセルサーチを行なう(s201)。接続先として主基地局100−1を選択したとする。端末101は主基地局100−1に対して接続要求を行う(s202)。主基地局100−1は、端末101からの接続要求に対し、接続許可(ACK)を通知し、それと共に周辺小電力基地局からの受信電力を報告するように要求する(s203)。端末101は、主基地局100−1から指示された小電力基地局の受信品質を測定し、主基地局100−1に報告する(s204)。受信品質には、受信電力、受信SNR(Signal to Noise power Ratio;信号対雑音電力比)、受信SINR(Signal to Interference and Noise power Ratio;信号対干渉雑音電力比)などが含まれる。主基地局100−1は、端末101から報告された周辺小電力基地局の受信品質に基づいて端末101が接続すべき小電力基地局を選択し(ここでは小電力基地局100−2とする)、選択した小電力基地局100−2に対して端末接続要求を行う(s205)。小電力基地局100−2は主基地局100−1に接続許可(ACK)を通知する(s206)。主基地局100−1は、端末101に対して、小電力基地局100−2への接続指示を通知する(s207)。端末101は、小電力基地局100−2と同期確立やタイミング調整を行う(s208)。端末101は、主基地局100−1から小電力基地局100−2への接続指示を受け取ったら、端末101と小電力基地局100−2はTDDフォーマットにて通信を行う。
主基地局100−1が端末101に対して小電力基地局100−2への接続指示を行う際に、主基地局100−1は端末101に対し、小電力基地局100−2が用いているTDDフレームにおける上りリンクサブフレームと下りリンクサブフレームから成るサブフレーム構成(subframe configuration)を通知することができる。サブフレーム構成は小電力基地局が任意に設定することもできるし、システムで決められたものを用いることもできる。このとき、端末101は、小電力基地局100−2とやり取りする必要がなくなるため、端末101と小電力基地局100−2は効率的に通信を開始することができる。
また、主基地局100−1が端末101に対して行う小電力基地局100−2への接続指示には、例えば、小電力基地局100−2のセルIDが通知される。セルIDから小電力基地局であると判断出来る場合は、セルIDを通知されたときに小電力基地局に接続することがわかるので、セルIDが通知された場合にTDDに切り替えることができる。また、端末101は、同期信号の位置、間隔に基づいて、TDDで通信を行なっているかFDDで通信を行なっているかを判断することができる。例えば、セルIDから小電力基地局であることがわからない場合であって、主基地局からの指示で小電力基地局に接続することがわからない場合に、上記同期信号によりTDDかFDDを判断することができる。例えば、LTE(Long Term Evolution)では、同期信号であるPSS(Primary Syncronization Signal)、SSS(Secondary Syncronization Signal)の配置がTDDとFDDで異なる。したがって、PSSとSSSの位置、PSSとSSSの配置間隔を取得することで、TDDとFDDを判断することができる。このようにすると、端末101は、新たな制御情報がなくてもTDDとFDDが判断することができるため、伝送効率の劣化を抑えることができる。
小電力基地局100−2は端末101から受信した参照信号を用いて上りリンク及び下りリンクのチャネル推定、端末の受信電力の算出等を行う(s209)。そして、ステップs209の結果に基づき、スケジューリング、MIMOの空間多重数であるランク数設定、MCS(変調符号化方式:Modulation and Coding Scheme)の決定を行う(s210)。ここで、コードブックによるプレコーディングを行うために、端末101がPMI(Precoding Matrix Indicator)を求めて小電力基地局100−2に通知することもできるが、本実施形態では、小電力基地局100−2でプレコーディング重みを求めることとする。ステップs209で得られたチャネル推定値を用いて下りリンクのプレコーディング重みを求める(s211)。ステップs211で求めたプレコーディング重みを用いて、端末101にデータを送信する(s212)。
図3は、本実施形態に係る主基地局100−1の構成を示す概略ブロック図である。主基地局100−1は、上位レイヤ301、符号化部302−1〜302−S、スクランブル部303−1〜303−S、変調部304−1〜304−S、レイヤマッピング部305、参照信号生成部306、プレコーディング部307、リソースマッピング部308−1〜308−T、OFDM信号生成部309−1〜309−T、送信部310−1〜310−T、送信アンテナ311−1〜311−T、受信アンテナ312−1〜312−R、受信部313−1〜313−R、報告情報検出部314を備える。また、主基地局100−1の一部あるいは全部がチップ化して集積回路となる場合、各機能ブロックに対して制御を行うチップ制御回路(図示せず)を有する。
上位レイヤ301は、OSI参照モデルで定義された通信機能の階層のうち、物理層(Physical Layer)よりも上位の機能の階層、例えば、MAC(媒体アクセス制御:Media Access Control)、データリンク層、ネットワーク層等である。
また、上位レイヤ301は、報告情報検出部314から得られる端末101から報告されたCQI(Channel Quality Indicator;チャネル品質情報)を用いてスケジューリング、ランク数やMCSの設定等を行う。また端末から報告されたPMIをプレコーディング部307に通知する。なお、上位レイヤ301は、主基地局100−1を構成する各部位が、機能を発揮するために必要なその他のパラメータも通知する。
符号化部302−1〜302−Sは、上位レイヤ301から入力された情報データに対して、誤り訂正符号化を行ない、符号化ビット(コードワードともいう)を生成する。なお、Sはコードワード数を表す。また、情報データは、例えば、通話に伴う音声信号、撮影した画像を表す静止画像又は動画像信号、文字メッセージ等である。符号化部302−1〜302−Sが誤り訂正符号化を行う際に用いる符号化方式は、例えば、ターボ符号化(Turbo Coding)、畳み込み符号化(Convolutional Coding)、低密度パリティ検査符号化(Low Density Parity Check coding;LDPC)等である。
なお、符号化部302−1〜302−Sは、誤り訂正符号化したデータ系列の符号化率(coding rate)をデータ伝送率に対応する符号化率に合わせるために、符号化ビット系列に対してレートマッチング処理を行ってもよい。また、符号化部302−1〜302−Sは、誤り訂正符号化したデータ系列を並び替えてインターリーブする機能を有してもよい。
スクランブル部303−1〜303−Sは、符号化部302−1〜302−Sから入力されるコードワードに対して、それぞれセルIDに基づいたスクランブルを行う。
スクランブルされたコードワードは、変調部304−1〜304−Sにおいて、変調シンボルにマッピングされる。変調部304−1〜304−Sが行う変調処理は、例えば、BPSK(Binary Phase Shift Keying;2相位相変調)、QPSK(Quadrature Phase shift Keying;4相位相変調)、M−QAM(M−Quadrature Amplitude Modulation;M値直交振幅変調、例えば、M=16、64、256、1024、4096)などである。尚、変調部304−1〜304−Sは、生成した変調シンボルを並び替えてインターリーブする機能を有してもよい。
変調シンボルは、レイヤマッピング部305において、空間多重のためにレイヤマッピングされる。例えば、LTE−A(LTE−Advanced)では最大で8レイヤまでサポートされており、1つのコードワードは最大で4レイヤにマッピングされる。
レイヤマッピング部305の出力は、プレコーディング部307で、上位レイヤから通知されるPMIに対応するプレコーディング重みをコードブックの中から求め、求めたプレコーディング重みを用いてプレコーディングされ、各送信アンテナポートの信号が生成される。なお、一部の参照信号、例えばDM−RS(復調用参照信号:DeModulation Reference Signal)は、DM−RSを用いて復調するデータ信号と同じプレコーディングがかかる。
送信アンテナポート数をTとする。参照信号生成部306は参照信号を生成して、プレコーディングが必要な参照信号はプレコーディング部307に、プレコーディングしない参照信号はリソースマッピング部308−1〜308−Tに出力する。リソースマッピング部308−1〜308−Tは、プレコーディング部307の出力や参照信号などを割り当てられたリソースにマッピングする。
リソースマッピング部308−1〜308−Tの出力は、OFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号生成部310−1〜310−Tで、IFFT(逆高速フーリエ変換:Inverse Fast Fourier Transform)、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)の挿入が行われ、送信部310−1〜310−Tでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、周波数変換等が行われ、送信アンテナ311−1〜311−Tから送信される。
主基地局100−1は、信号を受信する機能も有する。主基地局100−1が端末101から受信する場合を説明する。受信アンテナ312−1〜312−Rでは、端末101からの信号を受信し、受信部313−1〜313−Rで、周波数変換、フィルタリング、アナログ・デジタル変換等を行う。報告情報検出部314は、端末からフィードバックされたCQI、PMIなどスケジューリングやランク数、MCS決定に必要な情報を求める。
図4は、本実施形態に係る小電力基地局100−2の構成を示す概略ブロック図である。小電力基地局100−2は、上位レイヤ401、符号化部402−1〜402−S、スクランブル部403−1〜403−S、変調部404−1〜404−S、レイヤマッピング部405、重み生成部406、プレコーディング部407、参照信号生成部408、リソースマッピング部409−1〜409−T、OFDM信号生成部410−1〜410−T、送信部411−1〜411−T、送信アンテナ412−1〜412−T、受信アンテナ413−1〜413−R、受信部414−1〜414−R、チャネル推定部415を備える。また、小電力基地局100−2の一部あるいは全部がチップ化して集積回路となる場合、各機能ブロックに対して制御を行うチップ制御回路(図示せず)を有する。
上位レイヤ401は、チャネル推定部415から得られる下りリンク信号のチャネル推定値を用いてスケジューリング、ランク数やMCSの設定等を行う。またユーザが割り当てられたリソースのうち少なくとも1つにおけるチャネル推定値を重み生成部406に通知する。リソースとは時間と周波数で定義されたものであり、3GPP(3rd Generation Partnership Project)におけるLTE(Long Term Evolution)では割り当て単位は、14OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)シンボルと12サブキャリアで定義されるリソースブロック(RB)となる。なお、上位レイヤ401は、小電力基地局100−2を構成する各部位が、機能を発揮するために必要なその他のパラメータも通知する。
符号化部402−1〜402−Sは、上位レイヤ401から入力された情報データに対して、誤り訂正符号化を行ない、コードワードを生成する。
なお、符号化部402−1〜402−Sは、誤り訂正符号化したデータ系列の符号化率をデータ伝送率に対応する符号化率に合わせるために、符号化ビット系列に対してレートマッチング処理を行ってもよい。また、符号化部402−1〜402−Sは、誤り訂正符号化したデータ系列を並び替えてインターリーブする機能を有してもよい。
スクランブル部403−1〜403−Sは、符号化部402−1〜402−Sから入力されるコードワードに対して、それぞれセルIDに基づいたスクランブルを行う。
スクランブルされたコードワードは、変調部404−1〜404−Sにおいて、変調シンボルにマッピングされる。なお、変調部404−1〜404−Sは、生成した変調シンボルを並び替えてインターリーブする機能を有してもよい。変調シンボルは、レイヤマッピング部405において、空間多重のためにレイヤマッピングされる。
重み生成部406は、チャネル推定値を用いて、プレコーディング部407で用いるプレコーディング重みを生成する。プレコーディング重みは、複数の送信ポイントで協調して生成された重みであってもよいし、MIMO分離しやすくなる重みであっても良いし、受信SNR(信号対雑音電力比:Signal to Noise power Ratio)を向上させる重みであってもよい。このように小電力基地局100−2がチャネル推定値から求めた重みを用いてプレコーディングを行うため、伝送性能が向上する。
レイヤマッピング部405の出力は、重み生成部406で生成された重みを用いてプレコーディング部407でプレコーディングされ、各送信アンテナポートの信号が生成される。なお、一部の参照信号、例えばDM−RSには、DM−RSを用いて復調するデータ信号と同じプレコーディングがかかる。
送信アンテナポート数をTとする。参照信号生成部408は参照信号を生成して、プレコーディングが必要な参照信号はプレコーディング部407に、プレコーディングしない参照信号はリソースマッピング部409−1〜409−Tに出力する。リソースマッピング部409−1〜409−Tは、プレコーディング部407の出力や参照信号などを割り当てられたリソースにマッピングする。
リソースマッピング部409−1〜409−Tの出力は、OFDM信号生成部410−1〜410−Tで、IFFT、サイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)の挿入が行われ、送信部411−1〜411−Tでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、周波数変換等が行われ、送信アンテナ412−1〜412−Tから送信される。
小電力基地局100−2は、信号を受信する機能も有する。小電力基地局100−2は、主基地局100−1または端末101から受信する場合があるが、ここでは端末101から受信する場合を説明する。受信アンテナ413−1〜413−Rでは、端末101からの信号を受信し、受信部414−1〜414−Rで、周波数変換、フィルタリング、アナログ・デジタル変換等を行う。チャネル推定部415は、受信した参照信号を用いて、上りリンクのチャネル推定値、もしくは、受信電力などスケジューリングやランク数、MCS決定に必要な情報を求める。また、上りリンクのチャネル推定値から下りリンクのチャネル推定値を求める。チャネル推定に用いる参照信号は、例えば復調用参照信号や測定用参照信号(SRS:Sounding RS)を用いることができる。
図5は端末101の構成を示す概略ブロック図である。端末101は、受信アンテナ501−1〜501−R、受信部502−1〜502−R、CP除去部503−1〜503−R、FFT(高速フーリエ変換:Fast Fourier Transform)部504−1〜504−R、チャネル推定部505、信号検出部506、復調部507−1〜507−S、デスクランブル部508−1〜508−S、復号部509−1〜509−S、上位レイヤ510、参照信号生成部511、上りリンク信号生成部512、送信部513−1〜513−T、送信アンテナ514−1〜514−Tを備える。また、端末101の一部あるいは全部をチップ化して集積回路となる場合、各機能ブロックに対して制御を行うチップ制御回路(図示せず)を有する。
端末101は、主基地局100−1と小電力基地局100−2とからの信号を受信する可能性があるが、ここでは小電力基地局100−2からの信号を受信するものとして説明する。端末101は、受信アンテナ501−1〜501−Rで小電力基地局100−2からの信号を受信し、受信部502−1〜502−Rで周波数変換、フィルタリング、アナログ・デジタル変換等が行われる。受信部502−1〜502−Rの出力は、CP除去部503−1〜503−Rでサイクリックプレフィックスの除去が行われ、FFT部504−1〜504−Rで時間周波数変換が行われる。チャネル推定部505は、DM−RSを用いてチャネル推定値を求める。信号検出部506は、チャネル推定値を用いて、MIMO分離を行う。信号検出部506の出力は、復調部507−1〜507−Sで復調処理を行なってビット対数尤度比(LLR:Log Likelihood Ratio)を求める。デスクランブル部508−1〜508−Sは小電力基地局100−2が行ったスクランブルを解き、コードワードのビット対数尤度比を求める。復号部509−1〜509−Sはコードワードのビット対数尤度比に対して誤り訂正復号を行い、自己宛に送信された情報データを求め、上位レイヤ510に出力する。上位レイヤ510は、TDDとFDDを区別する機能を有している。
端末101は信号を送信する機能も有する。参照信号生成部511は、上りリンク用の参照信号を生成する。上りリンク信号生成部512は、上位レイヤから得られる情報データや上りリンク信号を生成するためのパラメータ等や、参照信号生成部511から得られる参照信号から上りリンク信号を生成する。上りリンク信号はSC−FDMAシンボルやOFDMAシンボルで構成された信号である。上りリンク信号生成部512の出力は、送信部513−1〜513−Tでデジタル・アナログ変換、フィルタリング、周波数変換等が行われ、送信アンテナ514−1〜514−Tから送信される。なお、端末101が主基地局100−1と接続している場合は、PMIを主基地局100−1に通知する。
このように上記実施形態では、小電力基地局100−2に適した通信方式を用いるようにした。具体的には、小電力基地局100−2ではTDDを用いて端末101と通信を行うようにした。このため、周波数利用効率が向上し、スループットを向上させることができるようになる。
なお、本発明に係る基地局装置及び移動局装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行なわれる。プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送したりすることができる。この場合、サーバコンピュータの記憶装置も本発明に含まれる。また、上述した実施形態における移動局装置および基地局装置の一部、または全部を典型的には集積回路であるLSIとして実現してもよい。受信装置の各機能ブロックは個別にチップ化してもよいし、一部、または全部を集積してチップ化してもよい。各機能ブロックを集積回路化した場合に、それらを制御する集積回路制御部が付加される。
また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。本願発明の端末装置は、移動局装置への適用に限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などに適用出来ることは言うまでもない。
以上、この発明の実施形態を、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
本発明は、通信システムや基地局や端末や通信方法に用いて好適である。
100−1、100−2 基地局
101 端末
301、401 上位レイヤ
302−1、302−S、402−1、402−S 符号化部
303−1、303−S、403−1、403−S スクランブル部
304−1、304−S、404−1、404−S 変調部
305、405 レイヤマッピング部
306、408 参照信号生成部
307、407 プレコーディング部
308−1、308−T、409−1、409−T リソースマッピング部
309−1、309−T、410−1、410−T OFDM信号生成部
310−1、310−T、411−1、411−T 送信部
311−1、311−T、412−1、412−T 送信アンテナ
312−1、312−R、413−1、413−R 受信アンテナ
313−1、313−R、414−1、414−R 受信部
314 報告情報検出部
406 重み生成部
415 チャネル推定部
501−1、501−R 受信アンテナ
502−1、502−R 受信部
503−1、503−R CP除去部
504−1、504−R FFT部
505 チャネル推定部
506 信号検出部
507−1、507−S 復調部
508−1、508−S デスクランブル部
509−1、509−S 復号部
510 上位レイヤ
511 参照信号生成部
512 上りリンク信号生成部
513−1、513−T 送信部
514−1、514−T 送信アンテナ

Claims (8)

  1. 第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムであって、
    前記第1の基地局と前記端末とが周波数分割複信(FDD)を用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末は時間分割複信(TDD)を用いて通信を行うことを特徴とする通信システム。
  2. 第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける第1の基地局であって、
    前記第1の基地局は、前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示を通知し、
    前記接続指示には、接続先がFDDを用いて通信を行うかTDDを用いて通信を行なっているかを示す情報が含まれることを特徴とする基地局。
  3. 前記第1の基地局は、接続先がTDDを用いて通信を行っている場合に、サブフレーム構成を前記端末に通知することを特徴とする請求項2に記載の基地局。
  4. 第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける第2の基地局であって、
    前記端末からの受信信号から上りリンクのチャネル推定値を求め、該上りリンクのチャネル推定値を用いて下りリンクのプレコーディング重みを求めることを特徴とする基地局。
  5. 第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける端末であって、
    前記第1の基地局から他の基地局への接続指示を受信し、該接続指示が前記第2の基地局への接続指示である場合に、前記第2の基地局とTDDにて通信を行うことを特徴とする端末。
  6. セルIDから前記第2の基地局への接続指示と判断することを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. 前記接続指示により接続した基地局から送信される同期信号の配置から、該接続した基地局が前記第2の基地局と判断することを特徴とする請求項5に記載の端末。
  8. 第1の基地局と、該第1の基地局よりも送信電力の小さい少なくとも1つの第2の基地局と、少なくとも1つの端末とを備え、前記第2の基地局の接続可能範囲であるセルの全域或いは一部が、前記第1の基地局のセルと重複するように配置される通信システムにおける通信方法であって、
    前記第1の基地局と前記端末とがFDDを用いて通信を行なっているときに、前記第1の基地局から前記端末に対して前記第2の基地局への接続指示が通知された場合に、前記第2の基地局と前記端末はTDDを用いて通信を行うことを特徴とする通信方法。
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