JP6204272B2 - 距離計測装置 - Google Patents

距離計測装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6204272B2
JP6204272B2 JP2014116964A JP2014116964A JP6204272B2 JP 6204272 B2 JP6204272 B2 JP 6204272B2 JP 2014116964 A JP2014116964 A JP 2014116964A JP 2014116964 A JP2014116964 A JP 2014116964A JP 6204272 B2 JP6204272 B2 JP 6204272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
waveguide
optical
output
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014116964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015230259A (ja
Inventor
鈴木 賢哉
賢哉 鈴木
雄一郎 伊熊
雄一郎 伊熊
和則 妹尾
和則 妹尾
高橋 哲夫
哲夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2014116964A priority Critical patent/JP6204272B2/ja
Publication of JP2015230259A publication Critical patent/JP2015230259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6204272B2 publication Critical patent/JP6204272B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、距離計測装置に関し、より詳細には、レーザ光を使用した精密な距離計測を実現する距離計測装置に関する。
近年の自動化技術の進展により、産業用工作機械やロボットなどに対してレーザ光の利用がなされてきている。特に、ミクロンからサブミクロンオーダの精密な位置計測には干渉計を用いた光学計測は魅力的であり、位置計測方法は、工作機械又は自動ステージの駆動機構に生じる誤差、軸のたわみ、及び熱による膨張収縮等を精密に計測することを可能としている。さらに、このレーザ光を利用した位置計測は半導体製造に不可欠なステッパ露光機の精密な位置合わせ制御等に不可欠である。
レーザ光を利用した位置計測を実現する装置として、白色干渉計を用いる方法、光源の周波数変調(FMCW:Frequency Modulated Continuous Wave)方式を用いる方法、及びヘテロダイン計測を用いる方法(非特許文献1)が提案されている。
非特許文献1に開示されたヘテロダイン計測を用いる位置計測方法では、異なる2つの周波数の光波を干渉計に導入し、そのビート周波数のRF信号成分が、被測定対象物の移動によってドップラ効果をうけ変化する現象を計測することで、被測定対象物の移動速度および方向を計測する。この方法では、2つの異なる周波数の光波は位相同期されているのが好ましく、その生成には、単一の光源の光波を音響光学周波数シフタなどで変調して生成する必要がある。
Topcu, Suat., Chassagne, Luc., Alayli, Yasser., Juncar, Patrick, "Improving the accuracy of homodyne Michelson interferometers using polarisation state measurement techniques", Optics Communications, vol. 247, no.1-3, pp.137-139, 2005
非特許文献1に開示されるヘテロダイン法では、位相同期された異なる周波数成分の光波を干渉計に導入する必要があり、その実現には高周波のエレクトロニクスが必要となり、装置の小型化、簡易化に課題を有する。また、非特許文献1では干渉計をバルク部品の組み合わせで形成しており、同様に小型化、簡易化、さらには安定性の点で課題を有する。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、距離計測装置であって、光源と、前記光源から出力された光波が入射される導波路部と、前記導波路部の第1の出力導波路から出射される光波を平行ビームとする少なくとも一つの光学素子と、前記光学素子を経由した光波を反射し、前記光学素子に戻す光学反射素子と、前記導波路部の複数の第2の出力導波路からの出射光を受光して、前記光学反射素子の位置を計測する計測部とを備え前記導波路部は、光カプラと、位相ハイブリッド回路により構成された位相分離干渉回路とを備え、前記位相ハイブリッド回路は、90度ハイブリッド回路であり、前記位相分離干渉回路は、前記光源から出力され前記光カプラにより分岐された参照光と、前記光学反射素子からの反射光とが入射され、前記参照光と前記反射光とを干渉させ、複数の異なる位相をもつ干渉光を生成し、前記複数の異なる位相をもつ干渉光を前記第2の出力導波路により出射し、前記計測部は、前記第2の出力導波路からの出射光をそれぞれ受光する複数のフォトダイオードを備え、前記フォトダイオードのそれぞれの出力のうちの位相が180度ずれている2つの出力の差動出力をそれぞれ算出することによって、前記差動出力から検出した複数の出射光の強度により参照光と反射光の間の位相差を検出することを特徴とする。
また、本発明の第の態様は、 光源と、前記光源から出力された光波が入射される導波路部と、前記導波路部の第1の出力導波路から出射される光波を平行ビームとする少なくとも一つの光学素子と、前記光学素子を経由した光波を反射し、前記光学素子に戻す光学反射素子と、前記導波路部の複数の第2の出力導波路からの出射光を受光して、前記光学反射素子の位置を計測する計測部とを備え、前記導波路部は、光カプラと、位相ハイブリッド回路により構成された位相分離干渉回路とを備え、前記位相ハイブリッド回路は、120度ハイブリッド回路であり、前記位相分離干渉回路は、前記光源から出力され前記光カプラにより分岐された参照光と、前記光学反射素子からの反射光とが入射され、前記参照光と前記反射光とを干渉させ、複数の異なる位相をもつ干渉光を生成し、前記複数の異なる位相をもつ干渉光を前記第2の出力導波路により出射し、前記計測部は、前記第2の出力導波路からの出射光をそれぞれ受光する複数のフォトダイオードを備え、前記フォトダイオードの出力から検出した複数の出射光の強度により参照光と反射光の間の位相差を検出することを特徴とする。
また、本発明の第の態様は、第1または第2の態様の距離計測装置であって、前記位相分離干渉回路は導波路基板上に形成されることを特徴とする。
また、本発明の第の態様は、第の態様の距離計測装置であって、前記導波路基板上には複数の前記位相分離干渉回路が形成され、前記距離計測装置における複数の前記位相分離干渉回路からの光波は、前記導波路基板の平面方向の直交する2つの方向と、前記導波路基板の垂直の方向との、3次元の方向に出射されることを特徴とする。
また、本発明の第の態様は、第の態様の距離計測装置において、前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を測定する方法であって、前記光源から、前記導波路部を介して前記参照光を前記光学反射素子に出射するステップと、前記導波路部において、前記光学反射素子からの反射光が入射されるステップと、前記位相分離干渉回路において、前記反射光の一部の光の位相を変化させ、前記反射光と前記参照光とを干渉してそれぞれ90度の位相のずれを有する4つの干渉光を生成するステップと
、前記4つの干渉光を、それぞれ4つの前記フォトダイオードにより受光するステップと、前記計測部に備えられ、2つの前記フォトダイオードの出力の差動出力を算出する計装アンプにより、前記フォトダイオードのそれぞれの出力のうちの位相が180度ずれている2つの出力の差動出力をそれぞれ算出するステップと、前記計測部により、それぞれの前記差動出力に基づいて算出した前記光学反射素子の位置に対する光強度を表わす2つの曲線の増減から、前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を算出するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第の態様は、第の態様の距離計測装置において、前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を測定する方法であって、前記光源から、前記導波路部を介して前記参照光を前記光学反射素子に出射するステップと、前記導波路部において、前記光学反射素子からの反射光が入射されるステップと、前記位相分離干渉回路において、前記反射光と前記参照光との干渉光を生成し、前記干渉光からそれぞれ120度の位相のずれを有する3つの干渉光を生成するステップと、前記位相を変化させた3つの干渉光を、3つの前記フォトダイオードによりそれぞれ受光するステップと、前記計測部により、前記フォトダイオードの出力から検出した、前記光学反射素子の位置に対する光強度を表わす3つの曲線の増減から前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を算出するステップとを含むことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、干渉計を光導波路基板に集積化することにより、距離計測装置を小型化することが可能になる。また、複数の距離計測装置を光導波路基板に集積することで、複数方向に対して被測定対象物の位置移動の検出を同時に行うことが可能になる。すなわち、単一の装置にて複数方向の位置移動を検出することとなり、装置の小型化に寄与する。
本発明の第1の実施形態にかかる距離計測装置を示す構成図である。 それぞれのフォトダイオードにおいて受光される光強度と、ミラーの相対位置との関係を示すグラフである。 それぞれの計装アンプにおける出力電圧と、ミラーの相対位置との関係を示すグラフである。 、それぞれの計装アンプからの出力電圧の平均値からの差分を複素平面上にプロットしたものである。 本発明の第2の実施形態に係る距離計測装置の導波路部を示す構成図である。 それぞれの計測用導波路から出射された光カプラからの出力光の光強度を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかる距離計測装置を示す構成図であり、図7(a)は距離計測装置の上面図であり、図7(b)は距離計測装置の則面図である。 第3の実施形態の距離計測装置を実環境で使用する例を示す斜視図である。
本発明の距離計測装置は、非特許文献1に記載の距離計測装置のようなヘテロダイン法を用いず、単一の周波数の光波で干渉計において位相変化を計測するホモダイン法により被測定対象物の位置およびその移動方向を検出するものである。ホモダイン計測では、非特許文献1に開示されたマイケルソン干渉計をそのまま用いる場合、被測定対象物の移動方向を検出することはできない。マイケルソン干渉計における位相変化は、被測定対象物の移動量に対して正弦波状の変化となるため、被測定対象物体の移動による位相の変化が正弦波の山および谷をまたぐときに、被測定対象物の位置およびその移動方向を検出することが困難であるからである。これを解決するために、干渉計として位相ハイブリッド回路を導入することで、位相変化の検出により被測定対象物の移動方向の検出を可能にする。
位相ハイブリッド回路の実現にあたっては、位相ハイブリッド回路を構成する回路の精密な光路長合わせが不可欠であるが、光導波路を用いて位相ハイブリッド回路を実現することで、精密な光路長合わせが容易になる。加えて、光導波路を形成する基板に干渉計を集積することで、距離計測装置の小型化、安定性、及びユーザビリティの向上を図ることができる。
さらに、光導波路を用いることで、小型化に加えて集積化も可能になる。本発明では、複数の距離計測装置を光導波路に集積することで、複数方向に対して被測定対象物の位置移動の検出を同時に行うことが可能になる。すなわち、単一の距離計測装置において複数方向の位置移動を検出することとなり、装置の小型化に寄与する。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる距離計測装置100を示す構成図である。図1の距離計測装置100は、光源101と、光源101からの出力光が入射される導波路部110と、光源101からの出力光を導波路部110に伝搬させる伝搬素子102と、導波路部110からの出射光を平行光にするコリメートレンズ103と、コリメートレンズ103を介した平行光を反射するミラー104と、距離計測装置100の移動距離を計測する計測部140とを備える。
導波路部110は、導波路基板111と、光源101からの出力光が入射される入力導波路112と、入力導波路112が一方の入力に接続され、入力導波路112からの入射光を2分岐する2入力2出力光カプラ113と、光カプラ113の一方の出力に接続された出力導波路114と、光カプラ113の他方の出力に接続された参照光導波路115と、光カプラ113の他方の入力に接続されたプローブ光導波路116と、参照光導波路115及びプローブ光導波路116双方に接続された位相分離干渉回路120とを備える。
ここで、参照光導波路115を伝搬する光を参照光、プローブ光導波路116を伝搬する光をプローブ光とする。
位相分離干渉回路120は、参照光導波路115からの参照光を2分岐する2入力2出力光カプラ121と、プローブ光導波路116からのプローブ光を2分岐する2入力2出力光カプラ122とを備える。
また、位相分離干渉回路120は、光カプラ121の一方の出力に接続され、光カプラ121から分岐された参照光の一方を導波する第1の接続導波路125と、光カプラ121の他方の出力に接続され、光カプラ121から分岐された参照光の他方を導波する第2の接続導波路126と、光カプラ122の一方の出力に接続され、光カプラ122から分岐された一方のプローブ光を導波する第3の接続導波路127と、光カプラ122の他方の出力に接続され、光カプラ122から分岐されたプローブ光の他方を導波する第4の接続導波路128とを備える。ここで第4の接続導波路128の長さは、第1の接続導波路125〜第3の接続導波路127の長さに対して、光源の波長の1/4だけ長さを違えている。
また、位相分離干渉回路120は、光カプラ121から分岐され、第1の接続導波路125を導波する参照光の一方及び光カプラ122から分岐され、第3の接続導波路127を導波するプローブ光の一方を合波してさらに2分岐する2入力2出力光カプラ123と、光カプラ121から分岐され、第2の接続導波路126を導波する参照光の他方及び光カプラ122から分岐され、第4の接続導波路128を導波するプローブ光の他方を合波してさらに2分岐する2入力2出力光カプラ124とを備える。光カプラ121及び122において分岐された参照光及びプローブ光は、光カプラ123及び124において合波により干渉される。
また、位相分離干渉回路120は、光カプラ123により分岐された光波を出射する第1の出射導波路129及び第2の出射導波路130と、光カプラ124により分岐された光波を出射する第3の出射導波路131及び第4の出射導波路132とを備える。
計測部140は、第1の出射導波路129からの出射光を受光するフォトダイオード144と、第2の出射導波路130からの出射光を受光するフォトダイオード143と、第3の出射導波路131からの出射光を受光するフォトダイオード142と、第4の出射導波路132からの出射光を受光するフォトダイオード144と、フォトダイオード141、142の出力電流が入力される計装アンプ145と、フォトダイオード143、144の出力電流が入力される計装アンプ146と、計装アンプ145、146に接続されたデジタルアナログコンバータ147と、デジタルアナログコンバータ147に接続されたデジタルシグナルプロセッサ148とを備える。
光源101は、距離計測装置100の所望の測定レンジにより要求されるコヒーレンス長を実現するほど十分狭いスペクトル線幅を有し、光源101からの出力光は光ファイバ等の伝搬素子102を介して、導波路基板111上に形成された光導波路112へ入射される。光導波路112を伝搬する光波は、次いで光カプラ113により2分岐され、一方は出力導波路114へ、他方は参照光導波路115へ分岐される。光カプラ113の分岐比はプローブ光導波路116へ光波が戻ってきたときに、プローブ光の光強度が参照光導波路115の強度と同じ強度となるように設定されるのが好ましい。
出力導波路114を伝搬した光波は、導波路基板101の端面117から空間に出射され拡散する。拡散した出射光は、光学素子であるコリメートレンズ103により平行光に変換され更に空間を伝搬する。空間を伝搬した光波は、光学反射素子であるミラー104により反射され、反射光として、コリメートレンズ103を介して出力導波路114へ再び入射される。入射された反射光は、出力導波路114を逆方向に伝搬して光カプラ113を経由して、プローブ光導波路116へと入力される。
ここで、ミラー104が図のx軸方向に移動すると、反射光の位相が変化する。したがって、参照光導波路115を伝搬する参照光とプローブ光導波路116を伝搬するプローブ光との間の位相差を検出することにより、ミラー104の相対位置移動量を検出することができる。
図1において点線で囲んだ回路領域、すなわち位相分離干渉回路120は、90°ハイブリッド回路の構成となっており、参照光とプローブ光の間の位相差を複素電界上で検出分離することが可能である。位相分離干渉回路120における動作は以下のとおりである。
プローブ光導波路116を導波するプローブ光は、光カプラ122により2分岐され、光カプラ123および124へと伝搬する。同様に、参照光導波路115を導波する参照光は、光カプラ121により2分岐され、光カプラ123および124へと伝搬する。光カプラ123および124はその出力がそれぞれ2台のフォトダイオード141、142及び143、144へと接続されるが、光カプラ123および124では、それぞれに入射される光信号が干渉し、その位相関係に応じてフォトダイオード141、142(カプラ124に対して)、フォトダイオード143、144(カプラ123に対して)への分配強度が変化する。
図2は、フォトダイオード141〜144それぞれにおいて受光される光強度を電流値に変換した値と、ミラー104の相対位置との関係を示すグラフである。図2に示すように、ミラー104の相対位置に応じて、フォトダイオード141及び142の受光強度の電流値I141及びI142の位相は、180°ずれ、フォトダイオード143及び144の受光強度の電流値I143とI144の位相も、180°ずれる。さらに、フォトダイオード141と143の受光強度の電流値I131およびI143の位相は90°ずれる。このずれは、第1〜第3の接続導波路125〜127と第4の接続導波路128との位相差に対応する。
次に、フォトダイオード141〜144の電流出力はトランスインピーダンスアンプを含む計装アンプ145および146へと入力される。計装アンプ145においては、フォトダイオード141および142の作動出力を演算して電圧値に変換し、計装アンプ146では、フォトダイオード143および144の作動出力を演算して電圧値に変換する。
図3は、計装アンプ145および146それぞれにおける出力電圧と、ミラー104の相対位置との関係を示すグラフである。計装アンプ145および146の出力電圧V145およびV146は図3に示すとおり単極性の出力となり、それぞれの間の位相は90°ずれる。計装アンプ145および146の出力電圧は、アナログデジタルコンバータ147によりデジタル情報へ変換され、デジタルシグナルプロセッサ148により演算処理がなされる。
上述のように、90°ハイブリッド回路である位相分離干渉回路120を位相検出に用いることでミラー104の移動方向の検出が可能になる。
以下、ミラー104の移動方向の検出の例について、図3を参照して説明する。
1.V145>V146である場合は、ミラー104は、P1乃至P2の位置に存在することがわかり、ミラー104を移動させたときに、ミラー104の検出前の位置に対して、
(1)V145、V146がともに減少すればP1の位置から+側(距離測定装置100から離れる方向)に、
(2)V145、V146がともに増加すればP1の位置から−側(距離測定装置100に離近づく方向)に、
(3)V145が増加、V146が減少すれば、P2の位置から+側に、
(4)V145が減少、V146が増加すれば、P2の位置から−側に、
ミラー104が移動していることが検出できる。
2.V145<V146である場合は、ミラー104は、P3乃至P4の位置に存在することがわかり、ミラー104を移動させたときに、ミラー104の検出前の位置に対して、
(1)V145、V146がともに増加すればP3の位置から+側に、
(2)V145、V146がともに減少すればP3の位置から−側に、
(3)V145が減少、V146が増加すればP4の位置から+側に、
(4)V145が増加、V146が減少すればP4の位置から−側に
ミラー104が移動していることが検出できる。
移動量の同定にあたっては、上述したV145とV146との大小による場合分けを行う以外にも、以下の方法を用いることでも可能である。すなわち、計装アンプ145および146の出力電圧の平均値および振幅が既知の場合は、V145およびV146から出力電圧の平均値を差し引いて、差し引いた値をV145については複素平面の実軸に、V146については複素平面の虚軸にプロットする。V145又はV146の出力電圧の平均値からの差分を複素平面にプロットすることによりミラー104の移動方向の判別が可能となる。
図4は、V145又はV146の出力電圧の平均値からの差分を複素平面上にプロットしたものである。計測にあたっては、逐一(実軸値、虚軸値)=(V145、V146)を同複素平面にプロットすることでそのミラー104の位置および方向検出が可能になる。V145およびV146の振幅が一定である場合は、(V145、V146)はV145およびV146の振幅を動径とする円周上に存在し、円を反時計回りに(V145、V146)が移動する場合は、ミラーが+方向に移動し、時計回りに移動する場合は、ミラーが−方向に移動する。さらに、円周の長さは光源の波長の長さに相当するので、その移動距離を光源の波長以下の精度で確定することができる。
実施形態では、位相干渉回路として光導波路上に形成した90°ハイブリッド回路である位相分離干渉回路を用いる例を示したが、ハーフミラーやミラーなどのバルクの回路部品を使って形成しても構わないことは明らかである。しかしながら、たとえば石英系光導波路などの導波路によって形成する場合は、(1)接続導波路128をフォトリソグラフィにより精密に設定できる、(2)環境温度等の変動に対して計測数値が安定している、(3)製造が容易で小型化が可能であるといった利点がある。このような特徴は、本発明の距離計測装置を実環境で使う際に大きな利点となる。
[第2実施形態]
第1の実施の形態では、位相分離干渉回路120として90°ハイブリッド回路を適用した例を示したが、位相分離干渉回路は、90°ハイブリッド回路に限らず複素平面上で参照光、プローブ光の位相関係を同定できる光回路であればよい。
図5は本発明の第2の実施形態に係る距離計測装置の導波路部510を示す構成図である。図5の導波路部510は、導波路基板511と、光源からの光波が入射される入力導波路512と、入力導波路512が一方の入力に接続され、入力導波路512からの入力光を2分岐する2入力2出力光カプラ513と、光カプラ513の一方の出力に接続された出力導波路514と、光カプラ513の他方の出力に接続された参照光導波路515と、光カプラ513の他方の入力に接続されたプローブ光導波路516と、参照光導波路515及びプローブ光導波路516に接続された位相分離干渉回路520とを備える。
位相分離干渉回路520は、120°ハイブリッド回路であり、参照光導波路515からの参照光とプローブ光導波路516からのプローブ光とを合波し、合波した光波を、第1の分岐光と、第2の分岐光と、第3の分岐光とに3分岐する3入力3出力光カプラ521とを備える。
また、位相分離干渉回路520は、光カプラ521の第1の出力に接続され、第1の分岐光を導波する第1の接続導波路523と、光カプラ521の第2の出力に接続され、第2の分岐光を導波する第2の接続導波路524と、光カプラ521の第3の出力に接続され、第3の分岐光を導波する接続導波路525とを備える。ここで、第2の接続用導波路524と、第1の接続用導波路523及び第3の接続用導波路525との導波路の相対長差は、光源の波長をλとして、それぞれ2λ/3、4λ/3に設定される。
また、位相分離干渉回路520は、第1〜第3の接続導波路523〜525に接続され、第1〜第3の分岐光を再び合波し、合波した光波を再び3分岐する3入力3出力光カプラ522と、3分岐された光カプラ522からの光波を出射する第1の出射導波路526、第2の出射導波路527、及び第3の出射導波路528とを備える。
第2の実施形態においては、位相分離干渉回路520として120°ハイブリッド回路を使った位相分離干渉回路の例を示すが、ハイブリッド回路は、90°又は120°に限らないことは言うまでもない。
位相分離干渉回路520において、参照光導波路515を伝搬する参照光、プローブ光導波路516を伝搬するプローブ光は、光カプラ521へと入射する。光カプラ521により3分岐された参照光及びプローブ光の干渉光の第1〜第3の分岐光は、接続導波路523、524、及び525を介して光カプラ522により合波される。合波された光波は光カプラ522により3分岐され、第1〜第3の出射導波路526〜528に伝搬され、それぞれフォトダイオード(図示せず)により受光され電流値に変換される。
図6は、第1〜第3の出射導波路526〜528から出射された光カプラ525からの出射光の光強度を示す図である。図6の通り、第1〜第3の出射導波路526〜528からの出射光の電流値I526〜I528は、それぞれ位相が120°ずれている。
第1〜第3の出射導波路526〜528から出射され多電流値を第1の実施形態1と類似の手段により判定する(すなわち3つの出力電圧の大小関係を場合分けし、それぞれの出力電圧の増減状態によりミラーの位置を判定する)ことで、ミラーの移動方向および位置の検出が可能になる。
[第3の実施形態]
本発明の第1の実施形態では、ある一つの軸(x軸)方向へのミラー104の相対移動量と移動方向を検出する方法を開示したが、第3の実施形態3においてはデカルト座標系の3軸について同時に検出する方法を開示する。
図7は、本発明の第3の実施形態にかかる距離計測装置700を示す構成図であり、図7(a)は距離計測装置700の上面図であり、図7(b)は距離計測装置700の側面図である。本発明の第3の実施形態にかかる距離計測装置700は、第1の実施形態にかかる距離計測装置100と同一の測定原理を有する距離計測装置を3つ集積させた形態の距離計測装置である。ここで、1軸方向の距離の測定の方法については、第1の実施形態において詳細に述べたので、本実施形態においては、1軸方向の距離の測定の方法については、その詳細は省略する。
図7の距離計測装置700は、光源701と、光源701からの出力光が入射される導波路部710と、光源701からの出力光を導波路部710に伝搬させる伝搬素子702と、導波路部710からの出射光を平行光にするコリメートレンズ703〜705と、コリメートレンズ703〜705を介した平行光を反射するミラー706〜708と、距離計測装置100の移動距離を計測する計測部730とを備える。
導波路部710は、導波路基板711と、入力導波路712と、入力導波路712からの光波を3分岐する光カプラ713と、3分岐された光カプラ713からの光波をそれぞれ導波する第1の出力導波路714、第2の出力導波路715及び第3の出力導波路716とを備える。第3の出力導波路716の端部には、45°跳ね上げミラー720が配置される。また、導波路部710は、第1の位相分離干渉回路717、第2の位相分離干渉回路718及び第3の位相分離干渉回路719と、第1〜第3の出力導波路714〜716を導波するそれぞれの入力光及び反射光の一部を第1〜第3の位相分離干渉回路717〜719に分岐する2入力2出力光カプラ721〜723とを備える。
計測部730は、第1〜第3の位相分離干渉回路717〜719からの出射光を受光するフォトダイオード731〜742と、フォトダイオード731〜742の出力電流が入力される計装アンプ751〜756と、計装アンプ751〜756に接続されたデジタルアナログコンバータ761と、デジタルアナログコンバータ761に接続されたデジタルシグナルプロセッサ771とを備える。
導波路部710において、光源701から出力された光波は、光ファイバ等の伝搬素子702及び基板端面724を介して入力導波路712へ入射される。光波は続いて、光カプラ713により第1〜第3の出力導波路714〜716へと3分岐される。第1の出力導波路714へ分岐された光波は、カプラ721を介して基板端面725と直交する方向(x軸方向とする)に出射され、レンズ703を介してミラー706に入射される。ミラー707により反射された反射光は、再び第1の出力導波路714へ入射し、光カプラ721を介してプローブ光として第1の位相分離干渉回路717に入射され、位置計測装置700のx軸方向の相対位置検出に寄与する。第2の出力導波路715へ分岐された光波は、カプラ722を介して基板端面726と直交する方向(y軸方向とする)に出射され、レンズ704を介してミラー707に入射される。ミラー707により反射された反射光は、再び第2の出力導波路715へ入射し、光カプラ722を介してプローブ光として位相分離干渉回路718に入射され、y軸方向の相対位置検出に寄与する。ここで、基板端面726は基板端面725と直交する。
さらに、出力導波路716へ分岐された光波は、カプラ723および45°跳ね上げミラー720を経由して導波路基板711から基板と垂直方向(z軸方向とする)に基板上面に出射され、レンズ705を介してミラー708に入射される。ミラー708により反射された反射光は、跳ね上げミラー720を経由して再び出力導波路716へ入射し、プローブ光として光カプラ723を介して位相分離干渉回路719に入射され、z軸方向の相対位置検出に寄与する。図7(b)に記載の通り、45°跳ね上げミラー720は、導波路基板711に形成されており、基板垂直方向に光波を出射する。ここでは、z軸方向の距離計測に45°跳ね上げミラー720を用いる例を示すが、基板端面725又は基板端面726から出射された光波を導波路基板711の外部に設置したミラーやプリズム等によって光路変換することも可能である。
本実施形態に示すように、3軸それぞれの計測に位相分離干渉回路を用い、第1〜第3の位相分離干渉回路717〜719を導波路基板711上に集積することで、従来は各軸ごとに用意する必要のあった距離計測装置をコンパクトに実現することが可能になる。
図8は、第3の実施形態の距離計測装置700を実環境で使用する例を示す斜視図である。距離計測装置700はx、y、z軸方向に移動するステージ801上に設置される。このステージ801の移動量を精密に測定する。距離計測装置700からは各軸の方向にプローブ光811、812、及び813が出射され、各軸方向に法線を持つ平面ミラー706、707、及び708により距離計測装置700へと戻される。図8に記載の距離計測装置700の配置により、第3の実施形態に係る距離計測装置700において3軸の移動量の精密な計測が実現される。
100、500、700 距離計測装置
101、701 光源
102、702 伝搬素子
103、703〜705 コリメートレンズ
104、706〜708 ミラー
110、510、710 導波路部
111、511、711 導波路基板
112、512、712 入力導波路
113、112〜114、513、521、522、703、721〜724 光カプラ
114、514、714〜716 出力導波路
115 参照光導波路
116 プローブ光導波路
120、520、717〜719 位相分離干渉回路
125〜128、523〜525 接続導波路
129〜131、526〜528 出射導波路
140、730 計測部
141〜144、713〜742 フォトダイオード
145、146、751〜756 計装アンプ
146、761 デジタルアナログコンバータ
147、771 デジタルシグナルプロセッサ
720 45°跳ね上げミラー
810 ステージ

Claims (6)

  1. 光源と、
    前記光源から出力された光波が入射される導波路部と、
    前記導波路部の第1の出力導波路から出射される光波を平行ビームとする少なくとも一つの光学素子と、
    前記光学素子を経由した光波を反射し、前記光学素子に戻す光学反射素子と、
    前記導波路部の複数の第2の出力導波路からの出射光を受光して、前記光学反射素子の位置を計測する計測部と
    を備え、
    前記導波路部は、光カプラと、位相ハイブリッド回路により構成された位相分離干渉回路とを備え、
    前記位相ハイブリッド回路は、90度ハイブリッド回路であり、
    前記位相分離干渉回路は、前記光源から出力され前記光カプラにより分岐された参照光と、前記光学反射素子からの反射光とが入射され、前記参照光と前記反射光とを干渉させ、複数の異なる位相をもつ干渉光を生成し、前記複数の異なる位相をもつ干渉光を前記第2の出力導波路により出射し、
    前記計測部は、前記第2の出力導波路からの出射光をそれぞれ受光する複数のフォトダイオードを備え、前記フォトダイオードのそれぞれの出力のうちの位相が180度ずれている2つの出力の差動出力をそれぞれ算出することによって、前記差動出力から検出した複数の出射光の強度により参照光と反射光の間の位相差を検出する
    ことを特徴とする距離計測装置。
  2. 光源と、
    前記光源から出力された光波が入射される導波路部と、
    前記導波路部の第1の出力導波路から出射される光波を平行ビームとする少なくとも一つの光学素子と、
    前記光学素子を経由した光波を反射し、前記光学素子に戻す光学反射素子と、
    前記導波路部の複数の第2の出力導波路からの出射光を受光して、前記光学反射素子の位置を計測する計測部と
    を備え、
    前記導波路部は、光カプラと、位相ハイブリッド回路により構成された位相分離干渉回路とを備え、
    前記位相ハイブリッド回路は、120度ハイブリッド回路であり、
    前記位相分離干渉回路は、前記光源から出力され前記光カプラにより分岐された参照光と、前記光学反射素子からの反射光とが入射され、前記参照光と前記反射光とを干渉させ、複数の異なる位相をもつ干渉光を生成し、前記複数の異なる位相をもつ干渉光を前記第2の出力導波路により出射し、
    前記計測部は、前記第2の出力導波路からの出射光をそれぞれ受光する複数のフォトダイオードを備え、前記フォトダイオードの出力から検出した複数の出射光の強度により参照光と反射光の間の位相差を検出する
    ことを特徴とする距離計測装置。
  3. 前記位相分離干渉回路は導波路基板上に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の距離計測装置。
  4. 前記導波路基板上には複数の前記位相分離干渉回路が形成され、前記距離計測装置における複数の前記位相分離干渉回路からの光波は、前記導波路基板の平面方向の直交する2つの方向と、前記導波路基板の垂直の方向との、3次元の方向に出射されることを特徴とする請求項に記載の距離計測装置。
  5. 請求項に記載の距離計測装置において、前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を測定する方法であって、
    前記光源から、前記導波路部を介して前記参照光を前記光学反射素子に出射するステップと、
    前記導波路部において、前記光学反射素子からの反射光が入射されるステップと、
    前記位相分離干渉回路において、前記反射光の一部の光の位相を変化させ、前記反射光と前記参照光とを干渉してそれぞれ90度の位相のずれを有する4つの干渉光を生成するステップと、
    前記4つの干渉光を、それぞれ4つの前記フォトダイオードにより受光するステップと、
    前記計測部に備えられ、2つの前記フォトダイオードの出力の差動出力を算出する計装アンプにより、前記フォトダイオードのそれぞれの出力のうちの位相が180度ずれている2つの出力の差動出力をそれぞれ算出するステップと、
    前記計測部により、それぞれの前記差動出力に基づいて算出した前記光学反射素子の位置に対する光強度を表わす2つの曲線の増減から、前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を算出するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項に記載の距離計測装置において、前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を測定する方法であって、
    前記光源から、前記導波路部を介して前記参照光を前記光学反射素子に出射するステップと、
    前記導波路部において、前記光学反射素子からの反射光が入射されるステップと、
    前記位相分離干渉回路において、前記反射光と前記参照光との干渉光を生成し、前記干渉光からそれぞれ120度の位相のずれを有する3つの干渉光を生成するステップと、
    前記位相を変化させた3つの干渉光を、3つの前記フォトダイオードによりそれぞれ受光するステップと、
    前記計測部により、前記フォトダイオードの出力から検出した、前記光学反射素子の位置に対する光強度を表わす3つの曲線の増減から前記距離計測装置の移動方向、及び前記光学反射素子と前記距離計測装置との距離を算出するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
JP2014116964A 2014-06-05 2014-06-05 距離計測装置 Active JP6204272B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014116964A JP6204272B2 (ja) 2014-06-05 2014-06-05 距離計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014116964A JP6204272B2 (ja) 2014-06-05 2014-06-05 距離計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015230259A JP2015230259A (ja) 2015-12-21
JP6204272B2 true JP6204272B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=54887093

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014116964A Active JP6204272B2 (ja) 2014-06-05 2014-06-05 距離計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6204272B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6743761B2 (ja) * 2017-05-29 2020-08-19 株式会社デンソー 測距センサ
US10509167B2 (en) 2018-04-23 2019-12-17 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Optical phase difference calculation using analog processing

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6173003A (ja) * 1984-09-18 1986-04-15 Yamazaki Mazak Corp レ−ザ測長器
GB2172766B (en) * 1985-03-21 1988-12-21 Stc Plc Optical receiver
GB2182223A (en) * 1985-10-23 1987-05-07 Stc Plc Optical fibre reflectometer
US4829598A (en) * 1987-01-22 1989-05-09 Siemens Aktiengesellschaft Optical receiver with an optical coupler and an electronic amplifier
AT392537B (de) * 1989-03-21 1991-04-25 Tabarelli Werner Interferometeranordnung, insbesondere zur entfernungs- bzw. verschiebewegbestimmung eines beweglichen bauteiles
JP3448779B2 (ja) * 1992-03-17 2003-09-22 株式会社クリスタルテクノロジー 光ファイバーセンサー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015230259A (ja) 2015-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5752040B2 (ja) 対チャープfmcwコヒーレントレーザレーダー用の小型の光ファイバ配置
KR101566383B1 (ko) 기하학적 두께와 굴절률 측정을 위한 반사형 광섬유 간섭 장치
JPH0579122B2 (ja)
EP3441711B1 (en) Large range, high resolution interferometer for wide range of sensing applications
US8953937B2 (en) Arrangement for generating a signal having an adjustable time position or phase position
US11714194B2 (en) Reduction of sampling rates in lidar systems
JP7363614B2 (ja) 光干渉計測装置
JP2007240287A (ja) 光ファイバ歪測定装置
JP6204272B2 (ja) 距離計測装置
JP5180594B2 (ja) 干渉計
US6897961B2 (en) Heterodyne lateral grating interferometric encoder
US20140300900A1 (en) Optical fiber sensor
JP7315154B2 (ja) 距離及び速度測定装置
WO2021236399A1 (en) Monitoring signal chirp in lidar output signals
TWI794526B (zh) 光距離測量裝置
US11885607B2 (en) Device for interferometric distance measurement
US6064482A (en) Interferometric measuring device for form measurement on rough surfaces
US11624826B2 (en) Use of common chirp periods in generation of LIDAR data
JP2014235154A (ja) 光軸調整装置及びその工程
Kumar et al. Towards the development of a hybrid-integrated chip interferometer for online surface profile measurements
JP5454769B2 (ja) 分光立体形状測定装置及び分光立体形状測定方法
US20230288567A1 (en) Imaging system having reduced adc sampling rates
JP5542255B2 (ja) 光ファイバー長さ伸縮計測・補正方法および装置
JP5188632B2 (ja) ブリルアン散乱測定装置
JP3448779B2 (ja) 光ファイバーセンサー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170829

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6204272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150