JP6204229B2 - ループアンテナ - Google Patents

ループアンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP6204229B2
JP6204229B2 JP2014040913A JP2014040913A JP6204229B2 JP 6204229 B2 JP6204229 B2 JP 6204229B2 JP 2014040913 A JP2014040913 A JP 2014040913A JP 2014040913 A JP2014040913 A JP 2014040913A JP 6204229 B2 JP6204229 B2 JP 6204229B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop antenna
radiating element
parasitic element
circularly polarized
bent portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014040913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015167292A (ja
Inventor
佳紘 新原
佳紘 新原
吉島 康隆
康隆 吉島
佑一郎 山口
佑一郎 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2014040913A priority Critical patent/JP6204229B2/ja
Publication of JP2015167292A publication Critical patent/JP2015167292A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6204229B2 publication Critical patent/JP6204229B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、ループアンテナに関する。特に、放射素子と無給電素子とを備えたループアンテナに関する。
各種通信に利用される電磁波は、電界の方向が回転しない直線偏波と、電界の方向が回転する円偏波とに分類される。円偏波は、更に、電界の回転の向きによって右旋円偏波と左旋円偏波とに分類される。GPS(Global Positioning System)やETC(Electronic Toll Collection System)では、右旋円偏波が利用されており、衛星ラジオでは、左旋円偏波も利用されている。
円偏波を受信するためには、従来、クロスダイポールアンテナを用いることが一般的であった。クロスダイポールアンテナは、(1)互いに直交する2つのダイポールアンテナと、(2)第1のダイポールアンテナにより得られた第1の信号の位相を90°シフトすると共に、位相が90°シフトされた第1の信号を第2のダイポールアンテナにより得られた第2の信号に合成する移相合成回路とにより構成される。
しかしながら、クロスダイポールアンテナは、2つのダイポールアンテナにより得られた信号を合成するために移相合成回路を要するので、低コスト化が困難であるという問題を抱えていた。また、クロスダイポールアンテナは、2つのダイポールアンテナ(全長λ/2)を配置するために対角線の長さがλ/2となる正方形状の領域(面積λ/8)を要するので、小型化が困難であるという問題を抱えていた。
これらの問題の解決に資するアンテナとしては、特許文献1に記載のループアンテナが知られている。特許文献1に記載のループアンテナは、移相合成回路を用いることなく円偏波を受信することができるので、低コスト化が容易である。また、特許文献1に記載のループアンテナの放射素子(全長λ)は、1辺がλ/4となる正方形状の領域(面積λ/16)に配置することができる。
特開2009−118268号公報(2009年5月28日公開)
しかしながら、従来のループアンテナにおいては、配置に要する面積を拡大することなく、円偏波に対する送受信性能を向上させることが困難であるという問題、換言すれば、円偏波に対する送受信性能を低下させることなく、配置に要する面積を縮小することが困難であるという問題を抱えていた。
例えば、特許文献1に記載のループアンテナにおいては、円偏波に対する送受信性能を高めるために、無給電素子と環状導体とを要する。この無給電素子は、送信または受信する円偏波の軸比を良好にするための構成であり、鈍角的に交わる2つの直線部からなるV字状の線状導体からなる。また、環状導体は、円偏波に対する利得を高めるための構成であり、放射素子及び無給電素子を取り囲む環状の線状導体からなる。このため、放射素子、無給電素子、及び環状導体を含むアンテナ全体の配置に要する領域の面積は、放射素子の配置に要する領域の面積よりも著しく大きくなる。
特許文献1に記載のループアンテナにおいて、環状導体の全長をアンテナ導体の全長の3倍(すなわち3λ)とし、環状導体の形状を隣り合う2辺の比が1:2となる長方形とした場合、アンテナ全体の配置に要する面積は、λ×λ/2=λ/2となり、クロスダイポールアンテナの配置に要する面積(λ/8)よりも大きくなる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、配置に要する面積を徒に拡大することなく、円偏波に対する送受信性能を向上させたループアンテナを実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るループアンテナは、少なくとも一つの屈曲部を有する環状の放射素子と、内周が前記放射素子の外周に沿うように配置された無給電素子と、を備え、前記屈曲部の近傍における前記放射素子と前記無給電素子との間隔は、前記屈曲部の近傍以外における前記放射素子と前記無給電素子との間隔よりも狭い、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、前記屈曲部の近傍において前記放射素子が前記無給電素子に近接するので、前記屈曲部の近傍において前記放射素子と前記無給電素子との間に電磁結合を生じさせ、前記無給電素子に誘導電流を励起することができる。このため、前記無給電素子は、その内周が前記放射素子の外周に沿うように配置されているにも関わらず、特許文献1に記載のループアンテナが備えるV字状の無給電素子と同様、送信または受信する円偏波の軸比を良好にするための構成として機能する。したがって、上記の構成によれば、配置に要する面積を徒に拡大することなく、円偏波の送受信特性を向上させたループアンテナを実現することができる。
また、本発明に係るループアンテナにおいて、前記放射素子は、当該放射素子の前記屈曲部から前記無給電素子に向かって延伸する分枝を有しており、前記屈曲部の近傍における前記放射素子と前記無給電素子との間隔は、前記放射素子の分枝の先端と前記無給電素子との間隔である、ことが好ましい。
上記の構成によれば、前記放射素子の分枝の先端が前記無給電素子に近接するので、前記屈曲部において前記放射素子と前記無給電素子との間により強い電磁結合を生じさせ、前記無給電素子により大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性をより向上させたループアンテナを実現することができる。
また、本発明に係るループアンテナにおいて、前記放射素子は、第1の方向に延伸する第1の直線部と、前記第1の直線部の中間部から前記第1の方向とは異なる第2の方向に延伸する第2の直線部とを含み、前記屈曲部は、前記第1の直線部と前記第2の直線部との交点であり、前記放射素子の分枝は、前記第1の直線部の前記交点から前記先端までの部分である、ことが好ましい。
上記構成において、前記放射素子の分枝は、前記第1の直線部の一部である。導体上を流れる電流は直進性を有しているので、上記の構成によれば、前記放射素子を流れる電流が前記分枝に流入し易くなる。このため、前記屈曲部において前記放射素子と前記無給電素子との間に更に強い電磁結合を生じさせ、前記無給電素子に更に大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性を更に向上させたループアンテナを実現することができる。
なお、「前記第1の直線部の中間部」における「中間」とは、前記第1の直線部の一方の端部と他方の端部との間にあることを意味するものであり、前記第1の直線部の一方の端部と他方の端部との中点のみを意味するものではない。
また、本発明に係るループアンテナにおいて、前記放射素子は、前記屈曲部を一方の端部とする前記第2の直線部上の区間であって、当該区間内における幅が当該区間外における幅よりも狭い区間であるくびれ部を有している、ことが好ましい。
上記構成によれば、前記くびれ部における前記放射素子のインピーダンスを、前記くびれ部以外の部分における前記放射素子のインピーダンスよりも高くすることができる。したがって、前記第1の直線部を流れる電流が前記第2の直線部に流入し難くなり、その分、前記第1の直線部を流れる電流が前記分枝に流入し易くなる。このため、前記屈曲部において前記放射素子と前記無給電素子との間により一層強い電磁結合を生じさせ、前記無給電素子により一層大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性をより一層向上させたループアンテナを実現することができる。
また、本発明に係るループアンテナにおいて、前記無給電素子は、当該無給電素子から前記放射素子の前記屈曲部に向かって延伸する分枝を有しており、前記屈曲部の近傍における前記放射素子と前記無給電素子との間隔は、前記無給電素子の分枝の先端と前記放射素子との間隔である、ことが好ましい。
上記構成によれば、前記放射素子が前記無給電素子の分枝の先端に近接するので、前記屈曲部において前記放射素子と前記無給電素子との間により強い電磁結合を生じさせ、前記無給電素子により大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性をより向上させたループアンテナを実現することができる。
また、本発明に係るループアンテナにおいて、前記放射素子の一端から前記屈曲部までの長さは、前記放射素子の全長の1/4である、ことが好ましい。
上記構成によれば、前記放射素子を流れる電流と前記無給電素子に励起される誘導電流との位相差を90°とすることができる。このため、送信または受信する円偏波の軸比を更に良好にすることができる。
また、本発明に係るループアンテナにおいて、前記放射素子と、前記無給電素子とは、同一の平面上に形成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、例えば、前記放射素子と前記無給電素子とを誘電体フィルムの表面上に形成することにより、前記ループアンテナをフィルムアンテナとして実現することができる。
本発明によれば、配置に要する面積を徒に拡大することなく、円偏波の送受信性能を向上させたループアンテナを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るループアンテナの構成を示す上面図である。 図1に示すループアンテナの周波数特性を示すグラフである。(a)は、右旋円偏波(RHCP)利得及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示し、(b)は、軸比の周波数特性を示し、(c)は、電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示している。 本発明の第2の実施形態に係るループアンテナの構成を示す上面図である。 図3に示すループアンテナの周波数特性を示すグラフであって、(a)は、右旋円偏波(RHCP)利得及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示し、(b)は、軸比の周波数特性を示し、(c)は、電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示している。 本発明の第3の実施形態に係るループアンテナの構成を示す上面図である。 図5に示すループアンテナの周波数特性を示すグラフであって、(a)は、右旋円偏波(RHCP)利得及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示し、(b)は、軸比の周波数特性を示し、(c)は、電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示している。 本発明の第4の実施形態に係るループアンテナの構成を示す上面図である。 図7に示すループアンテナの周波数特性を示すグラフであって、(a)は、右旋円偏波(RHCP)利得及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示し、(b)は、軸比の周波数特性を示し、(c)は、電圧定在波比(VSWR)の周波数特性を示している。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係るループアンテナについて、図面に基づいて説明すれば以下のとおりである。なお、本実施形態に係るループアンテナは、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)波の受信を目的とする車載用アンテナである。ただし、本発明は、円偏波(右旋円偏波であっても左旋円偏波であってもよい)の受信を目的とするループアンテナ、円偏波の送信を目的とするループアンテナ、及び、円偏波の送信及び受信の両方を目的とするループアンテナの何れにも適用することが可能であり、その用途も車載用に限定されない。
〔ループアンテナ1の構成〕
本実施形態に係るループアンテナ1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るループアンテナ1の上面図である。
ループアンテナ1は、図1に示すように、放射素子11及び無給電素子12を備えている。放射素子11及び無給電素子12は、同一の平面(以下、「アンテナ形成面」とも記載する)、例えば、誘電体基板の表面上に形成される。また、放射素子11及び無給電素子12は、例えば、厚さ0.035mmの金属薄膜である。
放射素子11は、開ループを形成する帯状導体、すなわち、一方の端部(給電点Pが設けられている側の端部)と他方の端部(給電点Qが設けられている側の端部)とが互いに近接した帯状導体であり、少なくとも1つの屈曲部11aを有している。
本実施形態においては、図1に示すように、屈曲部11aを含む4つの屈曲部を有する帯状導体を放射素子11として用いている。より具体的には、(1)一方の端部を始点とし、第1の方向(図1におけるy軸負方向)に延伸する第1の直線部11p1と、(2)第1の直線部11p1の中間部を始点とし、第1の方向に直交する方向(図1におけるx軸正方向)に延伸する第2の直線部11p2と、(3)第2の直線部11p2の終点を始点とし、第1の方向と反対方向(図1におけるy軸正方向)に延伸する第3の直線部11p3と、(4)第3の直線部11p3の終点を始点とし、第2の方向と反対方向(図1におけるx軸負方向)に延伸する第4の直線部11p4と、により構成された帯状導体を放射素子11として用いている。なお、「第1の直線部11p1の中間部」における「中間」とは、第1の直線部11p1の一方の端部と他方の端部との間にあることを意味するものであり、第1の直線部11p1の一方の端部と他方の端部との中点のみを意味するものではない。
図1に示す放射素子11においては、第1の直線部11p1と第2の直線部11p2との交点が上述した屈曲部11aに該当する。また、第1の直線部11p1のうち、屈曲部11aから先端までの部分は、無給電素子12に向かって延伸する分枝11bと見做すことができる。なお、屈曲部11aにおいて、第1の直線部11p1と第2の直線部11p2とが直交していることが好ましいが、必ずしも直交している必要はなく、第1の直線部11p1と第2の直線部11p2とが互いに交わっていればよい。
放射素子11から分枝11bを除いた部分は、一辺の長さL1が42mmとなる正方形の周上に配置され、放射素子11の幅w1は、いずれの辺においても1mmである。
無給電素子12は、閉ループ(本実施形態においては正方形の閉ループ)を形成する帯状導体であり、その内周が放射素子11の外周に沿うように配置されている。ここで、「無給電素子12の内周が放射素子11の外周に沿う」とは、無給電素子12の内周と放射素子11の外周との間隔g1が、各屈曲部の近傍を除いて一定に保たれていることを指す。なお、無給電素子12は、放射素子11から孤立しており、無給電素子12の内周が放射素子11の外周に接触することはない。無給電素子12は、一辺の長さL2が47mmの正方形の周上に配置され、無給電素子12の幅w2は、いずれの辺においても1mmである。また、屈曲部11aの近傍以外における放射素子11と無給電素子12との間隔g1は、1.5mmである。
ループアンテナ1において、屈曲部11aの近傍における放射素子11と無給電素子12との間隔は、屈曲部11aの近傍以外における放射素子11と無給電素子12との間隔g1よりも狭くなっている。図1に示す構成においては、放射素子11が屈曲部11aから無給電素子12に向かって延伸する分枝11bを有しているため、屈曲部11aの近傍における放射素子11と無給電素子12との間隔は、すなわち、分枝11bの先端と無給電素子12との間隔である。具体的には、ループアンテナ1において、屈曲部11aから分枝11bの先端までのy軸方向の長さy1は、1.4mmであり、分枝11bの先端と無給電素子12との間隔は、0.1mmである。
このように、屈曲部11aの近傍において放射素子11を無給電素子12に近接させることによって、屈曲部11aの近傍において放射素子11と無給電素子12との間に電磁結合を生じさせ、無給電素子12に誘導電流を励起することができる。特に、図1に示すように、第1の直線部11p1の先端の分枝11bとして、その先端を無給電素子12に近接させた場合には、第1の直線部11p1をy軸負方向に流れる電流が分枝11bに流入し易くなるため、屈曲部11aの近傍において放射素子11と無給電素子12との間により強い電磁結合させ、無給電素子12により大きな誘導電流を励起することができる。これにより、無給電素子12は、その内周が放射素子12の外周に沿うように配置されているにも関わらず、特許文献1に記載のループアンテナが備える無給電素子と同様、送信または受信する円偏波の軸比を良好にするための構成として機能する。
なお、特許文献1に記載のループアンテナにおいては、送信または受信する円偏波の軸比を良好にするために、鈍角的に交わる2つの直線部からなるV字状の無給電素子を用いている。また、特許文献1に記載のループアンテナにおいては、円偏波に対する利得を高めるために、放射素子及び無給電素子を取り囲む環状導体を用いている。このため、特許文献1に記載のループアンテナにおいては、アンテナ全体の配置に要する領域の面積が、放射素子の配置に要する領域の面積と比べて著しく大きくなるという問題を生じる。
一方、ループアンテナ1においては、無給電素子12をV字状に形成する必要もないし、放射素子11及び無給電素子12を取り囲む環状導体を設ける必要もない。このため、ループアンテナ1においては、アンテナ全体の配置に要する領域の面積が、放射素子11の配置に要する領域の面積と比べて著しく大きくなるという問題を生じない。
なお、図1に示すループアンテナ1においては、放射素子11の一方の端部から屈曲部11aまでの長さ、すなわち、第1の直線部11p1のy軸正方向側の端部から、第1の直線部11p1と第2の直線部11p2との交点までの長さが、放射素子11の全長の1/4となっている。これにより、放射素子11による放射の主偏波と無給電素子12による放射の主偏波を直交させることができる。このため、送信または受信する円偏波の軸比を更に良好にすることができる。また、放射素子11の屈曲部11aにおける、放射素子11と無給電素子12との間の距離を調整することによって、放射素子11による放射の主偏波と無給電素子12による放射の主偏波との位相差を調整している。
また、放射素子11をメアンダ化することにより、放射素子11の全長と無給電素子12の全長とが等しくなるように構成してもよい。上記のように構成することにより、ループアンテナ1の円偏波に対する送受信性能をさらに向上させることができる。
〔ループアンテナ1の特性〕
続いて、ループアンテナ1の周波数特性のシミュレーション結果について図2を参照して説明する。図2は、ループアンテナ1の周波数特性を示すグラフである。
図2(a)は、天頂方向(図1におけるz軸正方向)における右旋円偏波(RHCP)利得及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示している。図2(a)においては、右旋円偏波利得を実線で示し、左旋円偏波利得を破線で示す。図2(a)において「m1」にて示すように、右旋円偏波の利得のピーク値は、7.0311dBcであり、その際の周波数は、1.6640GHzである。また、図2(a)において「m2」にて示すように、1.6640GHzにおける左旋円偏波の利得は、4.1112dBcである。図2(a)に示すように、ループアンテナ1においては、周波数1.6640GHzにおいて、左旋円偏波の利得が右旋円偏波の利得と比べて著しく小さくなっており、例えば、天頂方向における右旋円偏波の利得と左旋円偏波の利得の差は、2.92dBcを超えている。
また、図2(b)は、軸比の周波数特性を示している。図2(b)において「m3」にて示すように、1.6640GHzにおける円偏波の軸比は、15.5708dBである。図2(c)は、VSWR(電圧定在波比)の周波数特性を示している。図2(c)に示すように、1.6640GHzにおいて、VSWRの大幅な低下が認められる。
以上のことから、ループアンテナ1は、送信または受信する円偏波の軸比が良いループアンテナであると言える。すなわち、円偏波の送受信性能に優れたループアンテナであると言える。
〔第2の実施形態〕
続いて、本発明の第2の実施形態に係るループアンテナ2について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るループアンテナ2の構成を示す上面図である。
〔ループアンテナ2の構成〕
ループアンテナ2は、第2の直線部21p2において、くびれ部21cが設けられている点を除き、第1の実施形態に係るループアンテナ1と同様の構成である。
くびれ部21cは、屈曲部21aを一方の端部とする第2の直線部21p2上の区間であって、x軸正方向にx1の長さを有する区間である。くびれ部21cの幅は、第2の直線部21p2のくびれ部21c以外における幅(すなわち、w1=1mm)よりも狭い。ループアンテナ2において、第2の直線部21p2のくびれ部21c以外における幅と、くびれ部21cの幅との差y2は、0.4mmである。また、くびれ部21cの長さx1は、10mmである。
ループアンテナ2を上記のように構成することにより、くびれ部21cにおける放射素子21のインピーダンスを、くびれ部21c以外の部分における放射素子21のインピーダンスよりも高くすることができる。したがって、第1の直線部21p1を流れる電流が第2の直線部21p2に流入し難くなり、その分、第1の直線部21p1を流れる電流が分枝21bに流入し易くなる。このため、屈曲部21aにおいて放射素子21と無給電素子22との間により一層強い電磁結合を生じさせ、無給電素子22により一層大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性をより一層向上させたループアンテナを実現することができる。
また、ループアンテナ2においても、無給電素子22をV字状に形成する必要もないし、放射素子21及び無給電素子22を取り囲む環状導体を設ける必要もないので、アンテナ全体の配置に要する領域の面積が、放射素子21の配置に要する領域の面積と比べて著しく大きくなるという問題を生じない。
〔ループアンテナ2の特性〕
続いて、ループアンテナ2の周波数特性のシミュレーション結果について図4を参照して説明する。図4は、ループアンテナ2の周波数特性を示すグラフである。
図4(a)は、天頂方向(図1におけるz軸正方向)における右旋円偏波(RHCP)利得、及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示している。図4(a)において、右旋円偏波利得を実線で示し、左旋円偏波利得を破線で示す。図4(a)において「m4」にて示すように、右旋円偏波の利得のピーク値は、6.3540dBcであり、その際の周波数は、1.6630GHzである。また、図4(a)において「m5」にて示すように、1.6630GHzにおける左旋円偏波の利得は、5.3674dBcである。図4(a)に示すように、ループアンテナ2においては、周波数1.6630GHzにおいて、左旋円偏波の利得が右旋円偏波の利得と比べて著しく小さくなっており、例えば、天頂方向における右旋円偏波の利得と左旋円偏波の利得の差は、0.98dBcを超えている。
また、図4(b)は、軸比の周波数特性を示している。図4(b)において「m6」にて示すように、1.6630GHzにおける円偏波の軸比は、24.9231dBである。また、図4(c)は、VSWR(電圧定在波比)の周波数特性を示している。図4(c)に示すように、1.6630GHzにおいて、VSWRの大幅な低下が認められる。
以上のことから、ループアンテナ2は、送信または受信する円偏波の軸比が良いループアンテナであると言える。すなわち、円偏波の送受信性能に優れたループアンテナであると言える。
〔第3の実施形態〕
続いて、本発明の第3の実施形態に係るループアンテナ3について、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係るループアンテナ3の構成を示す上面図である。
〔ループアンテナ3の構成〕
ループアンテナ3は、(1)放射素子31が分枝を有していない、(2)第2の直線部31p2においてくびれ部31cが設けられている、(3)無給電素子32が分枝32aを有している、という3点を除き、第1の実施形態に係るループアンテナ1と同様の構成である。
ループアンテナ3において、くびれ部31cの第2の直線部31p2のくびれ部31c以外における幅と、くびれ部31cの幅との差y2は、0.6mmである。また、くびれ部31cの長さx1は、10mmである。
分枝32aは、くびれ部31cに対向する(第2の直線部31p2におけるy軸負方向側の端辺に対向する)ように設けられており、無給電素子32から放射素子31の屈曲部31aに向かって(y軸正方向に向かって)延伸している。分枝32aのx軸方向の長さx2は、3mmであり、放射素子31のx軸負方向側の端辺からの長さx3が3.6mmになる位置に設けられている。
ループアンテナ3において、屈曲部31aの近傍における放射素子31と無給電素子32との間隔は、屈曲部31aの近傍以外における放射素子31と無給電素子32との間隔g1よりも狭くなっている。ループアンテナ3において、無給電素子32が放射素子31の屈曲部31aに向かって延伸する分枝32aを有しているため、屈曲部31aの近傍における放射素子31と無給電素子32との間隔は、すなわち、分枝32aの先端と放射素子31との間隔である。具体的には、ループアンテナ3において、無給電素子32から分枝32aの先端までのy軸方向の長さy3は、1.4mmであり、分枝32aの先端と放射素子31との間隔は、0.1mmである。
ループアンテナ3を上記のように構成することにより、放射素子31が無給電素子32の分枝32aの先端に近接するので、屈曲部31aにおいて放射素子31と無給電素子32との間により強い電磁結合を生じさせ、無給電素子32により大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性をより向上させたループアンテナを実現することができる。
また、ループアンテナ3においても、無給電素子32をV字状に形成する必要もないし、放射素子31及び無給電素子32を取り囲む環状導体を設ける必要もないので、アンテナ全体の配置に要する領域の面積が、放射素子31の配置に要する領域の面積と比べて著しく大きくなるという問題を生じない。
〔ループアンテナ3の特性〕
続いて、ループアンテナ3の周波数特性のシミュレーション結果について図6を参照して説明する。図6は、ループアンテナ3の周波数特性を示すグラフである。
図6(a)は、天頂方向(図1におけるz軸正方向)における右旋円偏波(RHCP)利得、及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示している。図6(a)において、右旋円偏波利得を実線で示し、左旋円偏波利得を破線で示す。図6(a)において「m7」にて示すように、右旋円偏波の利得のピーク値は、5.9732dBcであり、その際の周波数は、1.6710GHzである。また、図6(a)において「m8」にて示すように、1.6710GHzにおける左旋円偏波の利得は、−4.5086Bcである。図6(a)に示すように、ループアンテナ3においては、周波数1.6710GHzにおいて、左旋円偏波の利得が右旋円偏波の利得と比べて著しく小さくなっており、例えば、天頂方向における右旋円偏波の利得と左旋円偏波の利得の差は、10.4dBcを超えている。
また、図6(b)は、軸比の周波数特性を示している。図6(b)において「m9」にて示すように、1.6710GHzにおける円偏波の軸比は、5.3610dBである。また、図6(c)は、VSWR(電圧定在波比)の周波数特性を示している。図6(c)に示すように、1.640GHzにおいて、VSWRの大幅な低下が認められる。
以上のことから、ループアンテナ3は、送信または受信する円偏波の軸比が良いループアンテナであると言える。すなわち、円偏波の送受信性能に優れたループアンテナであると言える。
〔第4の実施形態〕
続いて、本発明の第4の実施形態に係るループアンテナ4について、図7を参照して説明する。図7は、本実施形態に係るループアンテナ4の構成を示す上面図である。
〔ループアンテナ4の構成〕
ループアンテナ4は、(1)第2の直線部41p2においてくびれ部41cが設けられている、(2)無給電素子42が分枝42aを有している、という2点を除き、第1の実施形態に係るループアンテナ1と同様の構成である。
ループアンテナ4において、くびれ部41cの第2の直線部41p2のくびれ部41c以外における幅と、くびれ部41cの幅との差y2は、0.6mmである。また、くびれ部41cの長さx1は、10mmである。
分枝42aは、くびれ部41cに対向する(第2の直線部41p2におけるy軸負方向側の端辺に対向する)ように設けられており、無給電素子42から放射素子41の屈曲部41aに向かって(y軸正方向に向かって)延伸している。分枝42aのx軸方向の長さx2は、3mmであり、放射素子41のx軸負方向側の端辺からの長さx3が3.6mmになる位置に設けられている。
ループアンテナ4において、屈曲部41aの近傍における放射素子41と無給電素子42との間隔は、屈曲部41aの近傍以外における放射素子41と無給電素子42との間隔g1よりも狭くなっている。ループアンテナ4において、放射素子41が分枝41bを有し、無給電素子42が分枝42aを有しているため、屈曲部41aの近傍における放射素子41と無給電素子42との間隔は、分枝41bの先端と無給電素子42との間隔、及び、分枝42aの先端と放射素子41との間隔である。
具体的には、ループアンテナ4において、屈曲部41aから分枝41bの先端までのy軸方向の長さy1は、1.4mmであり、分枝41bの先端と無給電素子42との間隔は、0.1mmである。また、無給電素子42から分枝42aの先端までのy軸方向の長さy3は、1.4mmであり、分枝42aの先端と放射素子41との間隔は、0.1mmである。さらに、分枝41bのx軸正方向側の端辺と分枝42aのx軸負方向側の端辺との間隔は、0.1mmである。
このように、屈曲部41aの近傍において放射素子41を無給電素子42に近接させることによって、屈曲部41aの近傍において放射素子41と無給電素子42との間に電磁結合を生じさせ、無給電素子42に誘導電流を励起することができる。特に、図7に示すように、第1の直線部41p1の先端の分枝41bとして、その先端を無給電素子42に近接させた場合には、第1の直線部41p1をy軸負方向に流れる電流が分枝41bに流入し易くなるため、屈曲部41aの近傍において放射素子41と無給電素子42との間により強い電磁結合させ、無給電素子12により大きな誘導電流を励起することができる。
また、ループアンテナ4がくびれ部41cを有していることにより、くびれ部41cにおける放射素子41のインピーダンスを、くびれ部41c以外の部分における放射素子41のインピーダンスよりも高くすることができる。したがって、第1の直線部41p1を流れる電流が第2の直線部41p2に流入し難くなり、その分、第1の直線部41p1を流れる電流が分枝41bに流入し易くなる。このため、屈曲部41aにおいて放射素子41と無給電素子42との間により強い電磁結合を生じさせ、無給電素子42により大きな誘導電流を励起することができる。
さらに、ループアンテナ4が分枝42aを有していることにより、放射素子41が無給電素子42の分枝42aの先端に近接するので、屈曲部41aにおいて放射素子41と無給電素子42との間により一層強い電磁結合を生じさせ、無給電素子42により一層大きな誘導電流を励起することができる。したがって、円偏波の送受信特性をより向上させたループアンテナを実現することができる。
また、ループアンテナ4においても、無給電素子42をV字状に形成する必要もないし、放射素子41及び無給電素子42を取り囲む環状導体を設ける必要もないので、アンテナ全体の配置に要する領域の面積が、放射素子41の配置に要する領域の面積と比べて著しく大きくなるという問題を生じない。
〔ループアンテナ4の特性〕
続いて、図7に示すループアンテナ4の周波数特性のシミュレーション結果について図8を参照して説明する。図8は、図7に示すループアンテナ1の周波数特性を示すグラフである。
図8(a)は、天頂方向(図1におけるz軸正方向)における右旋円偏波(RHCP)利得、及び左旋円偏波(LHCP)利得の各々の周波数特性を示している。図8(a)において、右旋円偏波利得を実線で示し、左旋円偏波利得を破線で示す。図8(a)において「m10」にて示すように、右旋円偏波の利得のピーク値は、3.9394dBcであり、その際の周波数は、1.6830GHzである。また、図8(a)において「m11」にて示すように、1.6830GHzにおける左旋円偏波の利得は、−12.1658dBcである。図8(a)に示すように、ループアンテナ4においては、周波数1.6830GHzにおいて、左旋円偏波の利得が右旋円偏波の利得と比べて著しく小さくなっており、例えば、天頂方向における右旋円偏波の利得と左旋円偏波の利得の差は、16.1dBcを超えている。
また、図8(b)は、軸比の周波数特性を示している。図8(b)において「m12」にて示すように、1.6830GHzにおける円偏波の軸比は、2.7427dBである。また、図8(c)は、VSWR(電圧定在波比)の周波数特性を示している。図8(c)に示すように、1.6830GHzにおいて、VSWRは、極小値を示しており、VSWRの低下が認められる。
以上のことから、ループアンテナ4は、送信または受信する円偏波の軸比が良いループアンテナであると言える。すなわち、円偏波の送受信性能に優れたループアンテナであると言える。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、円偏波を受信するループアンテナに広く適用することができる。例えば、GPS波を受信するループアンテナに好適である。
1 ループアンテナ
11 放射素子
11p1 直線部(第1の直線部)
11p2 直線部(第2の直線部)
11a 屈曲部
11b 分枝
11c くびれ部
12 無給電素子
12a 分枝

Claims (7)

  1. 少なくとも一つの屈曲部を有する環状の放射素子と、
    内周が前記放射素子の外周に沿うように配置された無給電素子と、を備え、
    前記屈曲部の近傍における前記放射素子と前記無給電素子との間隔は、前記屈曲部の近傍以外における前記放射素子と前記無給電素子との間隔よりも狭い、
    ことを特徴とするループアンテナ。
  2. 前記放射素子は、当該放射素子の前記屈曲部から前記無給電素子に向かって延伸する分枝を有しており、
    前記屈曲部の近傍における前記放射素子と前記無給電素子との間隔は、前記放射素子の分枝の先端と前記無給電素子との間隔である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のループアンテナ。
  3. 前記放射素子は、第1の方向に延伸する第1の直線部と、前記第1の直線部の中間部から前記第1の方向とは異なる第2の方向に延伸する第2の直線部とを含み、
    前記屈曲部は、前記第1の直線部と前記第2の直線部との交点であり、前記放射素子の分枝は、前記第1の直線部の前記交点から前記先端までの部分である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のループアンテナ。
  4. 前記放射素子は、前記屈曲部を一方の端部とする前記第2の直線部上の区間であって、当該区間内における幅が当該区間外における幅よりも狭い区間であるくびれ部を有している、
    ことを特徴とする請求項3に記載のループアンテナ。
  5. 前記無給電素子は、当該無給電素子から前記放射素子の前記屈曲部に向かって延伸する分枝を有しており、
    前記屈曲部の近傍における前記放射素子と前記無給電素子との間隔は、前記無給電素子の分枝の先端と前記放射素子との間隔である、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のループアンテナ。
  6. 前記放射素子の一端から前記屈曲部までの長さは、前記放射素子の全長の1/4である、
    ことを特徴とする請求項1から5までの何れか1項に記載のループアンテナ。
  7. 前記放射素子と、前記無給電素子とは、同一の平面上に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6までの何れか1項に記載のループアンテナ。
JP2014040913A 2014-03-03 2014-03-03 ループアンテナ Expired - Fee Related JP6204229B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040913A JP6204229B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 ループアンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014040913A JP6204229B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 ループアンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015167292A JP2015167292A (ja) 2015-09-24
JP6204229B2 true JP6204229B2 (ja) 2017-09-27

Family

ID=54257993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014040913A Expired - Fee Related JP6204229B2 (ja) 2014-03-03 2014-03-03 ループアンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6204229B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110556620B (zh) * 2018-06-01 2021-07-09 华为技术有限公司 天线及移动终端
CN109473778A (zh) * 2018-10-23 2019-03-15 航天恒星科技有限公司 一种新型宽带圆极化天线

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2002255430A1 (en) * 2002-04-25 2003-11-11 Cet Technologies Pte Ltd An antenna
JP4679950B2 (ja) * 2005-04-11 2011-05-11 日本アンテナ株式会社 ループアンテナ
JP2008085587A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Dx Antenna Co Ltd 放射器およびそれを備えるアンテナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015167292A (ja) 2015-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Ta et al. Multi-band, wide-beam, circularly polarized, crossed, asymmetrically barbed dipole antennas for GPS applications
US8395561B2 (en) Dual polarization broadband antenna having with single pattern
US8599083B2 (en) Antenna for reception of circularly polarized satellite radio signals
US7589686B2 (en) Small ultra wideband antenna having unidirectional radiation pattern
JP5357274B2 (ja) 平面アンテナ及び関連する方法
JP2008098993A (ja) アンテナ装置
US11196175B2 (en) Antenna device
TWI383540B (zh) Slot antenna
KR102007837B1 (ko) 칩 인덕터가 구비된 이중 대역 원형 편파 안테나
JP2022022348A (ja) スロット付きパッチアンテナ
JP6456506B2 (ja) アンテナ装置
JP2009231927A (ja) アンテナ装置
WO2008088099A1 (en) Balun internal type loop antenna
JP2008160319A (ja) アンテナエレメント
JP6204229B2 (ja) ループアンテナ
EP2416445A1 (en) Wide band antenna
JP2009521885A (ja) アンテナ装置並びにその適用方法
Sung Dual-band circularly polarized stack-ring antenna
JP4930947B2 (ja) 円偏波ラインアンテナ
JP2011066713A (ja) 統合アンテナ
JP2018121202A (ja) アンテナ装置
JP4853401B2 (ja) 円偏波アンテナ
JP2016140046A (ja) 偏波共用アンテナ
JP2007235752A (ja) 広帯域アンテナエレメント
JP2010239495A (ja) アンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170831

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6204229

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees