JP6200616B1 - 耳かけ型補聴器及びロックピン取付ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロックピンを用いて補聴器本体とレシーバユニットを着脱自在に固定する際の作業性を高めることが可能な耳かけ型補聴器等を提供する。【解決手段】耳かけ型補聴器は、伝導ユニットのユニット取付部30と補聴器本体のユニット受容部22との連結部分に形成されたロックピン挿入孔21と、ロックピン挿入孔21に挿入可能なロックピン20を備える。ロックピン20には凸部20cと凹部20dが形成され、ユニット取付部30には切欠部30aが形成される。ロックピン20を挿入方向に沿って移動させると、第1の挿入位置で凸部20cが補聴器本体のストッパ部S1に突き当たり、凹部20dを介して伝導ユニットと補聴器本体とを着脱自在に固定できる。伝導ユニットを補聴器本体に取り付けた状態でロックピン20を挿入方向と逆方向に移動させると、切欠部30aがロックピン20と部分的に係合し、伝導ユニットが補聴器本体から取り外せなくなる。【選択図】図6

Description

本発明は、補聴器本体と、補聴器本体と着脱可能に接続される音導ユニット又はレシーバユニットとを備える耳かけ型補聴器に関する。
一般に、補聴器本体にレシーバを内蔵するタイプの耳かけ型補聴器は、例えば、補聴器本体と音導ユニットの一例としてのフックとを備えて構成され、フックが補聴器本体と着脱可能に構成されている。また、レシーバを具備する耳せん部を外耳道内に装着するタイプの耳かけ型補聴器は、例えば、補聴器本体とレシーバユニットとを備えて構成され、レシーバユニットが補聴器本体と着脱可能に構成されている。このような構成の耳かけ型補聴器においては、音導ユニット又はレシーバユニットが補聴器本体から外れる事態を防止するため、音導ユニット又はレシーバユニットを補聴器本体に確実に固定する構造が必要となる。例えば、特許文献1には、ロックピンを補聴器本体の挿入孔に挿入することにより、レシーバユニットを補聴器本体に固定する構造が提案されている。すなわち、特許文献1の図3に示されるように、略円柱状で中央の全周に凹部30aを有するロックピン30を補聴器本体のロックピン挿入孔23に挿入し、凹部30aをコネクタ部22の凸部23cに係合させることで、レシーバユニットと補聴器本体を一体的に固定することができる。
特許第5395300号公報
しかしながら、特許文献1の構造によれば、レシーバユニットを補聴器本体に取り付けた後にロックピンをロックピン挿入孔に挿入する手順とし、レシーバユニットを補聴器本体に着脱する度にロックピンの抜き差しを行う必要があるため、作業が煩雑になるとともに、抜き出したロックピンを紛失する恐れがある。また、円筒の基本形状を有するロックピンは軸対称に形成されるので、全周にわたって形成される凹部の部分が細くなり、この位置でロックピンが折れやすくなるなど耐久性が低下する恐れがある。
本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、ロックピンを用いて補聴器本体に音導ユニット又はレシーバユニットを着脱する際、ロックピンの耐久性を高めつつ、着脱時の作業性を向上させた耳かけ型補聴器と、ロックピンの取り付け作業に用いるロックピン取付ユニットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の耳かけ型補聴器(1)は、補聴器本体(2)と、当該補聴器本体を耳せん部に連結する伝導ユニットとを備え、前記伝導ユニットが前記補聴器本体と着脱可能に接続される耳かけ型補聴器であって、前記伝導ユニットの一端のユニット取付部(30)と前記補聴器本体のユニット受容部(22)との連結部分に形成されるロックピン挿入孔(21)と、前記ロックピン挿入孔に挿入可能な棒状部材からなり、前記棒状部材の互いに異なる側面に凸部(20c)及び凹部(20d)がそれぞれ形成されたロックピン(20)とを備え、前記ユニット取付部には、前記連結部分において前記ロックピン挿入孔の一部となる切欠部(30a)が形成され、前記ロックピンを前記ロックピン挿入孔に挿入して移動させたとき、第1の挿入位置(図10)において前記凸部が前記補聴器本体に形成された第1ストッパ部(S1)に当接し、挿入方向への前記ロックピンの更なる移動が妨げられるとともに、前記連結部分における前記凹部を介して前記伝導ユニットが前記補聴器本体と着脱自在となり、前記伝導ユニットを前記補聴器本体に取り付けた状態で、前記ロックピンを前記第1の挿入位置から前記挿入方向と逆方向に移動させたとき、前記切欠部の側面が前記ロックピンと部分的に係合することで前記伝導ユニットが前記補聴器本体から取り外せなくなることを特徴としている。
本発明の伝導ユニットとしては、例えば、前記補聴器本体に内蔵されるレシーバからの音を耳せん部に伝達する音導ユニット(3)、又は、前記補聴器本体からの電気信号を耳せん部に内蔵されるレシーバに伝達するレシーバユニット(4)を挙げることができる。音導ユニットとレシーバユニットは、いずれも補聴器本体と着脱自在に接続される共通の構造を具備するため、本発明を同様に適用することができる。
本発明の耳かけ型補聴器によれば、伝導ユニットと補聴器本体との連結部分に形成されるロックピン挿入孔にロックピンを挿入することにより、耳かけ型補聴器の補聴器本体と伝導ユニットとの着脱及び固定を行うことができる。このとき、伝導ユニットを取り付ける前に、ロックピンを挿入方向に沿って移動させ、凸部が補聴器本体の第1ストッパ部に突き当たる第1の挿入位置に達すると(図10参照)、凹部の形状とユニット取付部の形状が合致するため、伝導ユニットを補聴器本体に着脱自在に取り付けることができる。この状態でロックピンを挿入方向と逆方向(取出方向)に移動させると、ユニット取付部に形成された切欠部がロックピンと部分的に係合するので(図11参照)、伝導ユニットを補聴器本体から取り外せない状態となる。よって、伝導ユニットを補聴器本体に着脱する際、単にロックピンの位置を変えつつ作業を行えばよく、ロックピンを完全に抜いて作業を行う必要がなくなるとともに、ロックピンの全周に凹部を形成する必要性もないためロックピンの耐久性が向上する。
本発明において、ユニット取付部に、切欠部の一端がロックピン挿入孔に突出する第2ストッパ部を形成し、伝導ユニットを補聴器本体に取り付けた状態で、ロックピンを第1の挿入位置から前記挿入方向と逆方向に移動させた第2の挿入位置において、凹部の一部が第2ストッパ部に当接し、挿入方向と逆方向へのロックピンの更なる移動が妨げられる構造を採用することができる(図7参照)。このような構造により、ロックピンが第1の挿入位置にある状態で伝導ユニットを補聴器本体に取り付けた後、ロックピンを取り出そうとしても第2の挿入位置から先には動かないので、使用者が誤ってロックピンを抜いてしまう事態を防止することができる。
本発明のロックピンは、例えば、平板状の角棒部材を用い、角棒部材の長手方向及び伝導ユニットの着脱方向に対して垂直な方向で角棒部材の対向する側面に凸部及び凹部をそれぞれ形成することができる。これにより、角棒部材からなるロックピンは、円柱部材に比べて転がりにくいため、紛失の可能性が低減する。また、本発明において、ユニット取付部及びユニット受容部を円筒形状に形成し、この円筒形状を部分的に取り囲む円弧状の断面形状でロックピンの凹部を形成してもよい。これにより、ユニット取付部及びユニット受容部の円形断面の一部に凹部の円弧を一致させることで、第1の挿入位置からずれた位置では、ロックピンが確実にユニット取付部の切欠部に係合するので、容易に伝導ユニットを補聴器本体から取り外せない状態にできる。
また、上記課題を解決するために、本発明のロックピン取付ユニットは、前記ロックピンと、第1の分離部を介して前記ロックピンが取り付けられた板状のロックピン把持部と、第2の分離部を介して前記ロックピン把持部に取り付けられ、前記ロックピンの周囲を取り囲む形状を有する板状のロックピン保護部とを備え、前記ロックピン、前記ロックピン把持部、前記ロックピン保護部、前記第1及び第2の分離部は、共通の樹脂材料により形成され、前記第2の分離部により前記ロックピン保護部を前記ロックピン把持部から分離した状態で、前記耳かけ型補聴器のロックピン挿入孔に前記ロックピンを挿入方向に沿って挿入した後、前記第1の分離部により前記ロックピンを前記ロックピン把持部から分離可能であることを特徴としている。
本発明のロックピン取付ユニットにおいては、ロックピン保護部の一端に、ロックピン挿入孔に挿入されているロックピンを押し出すための突出部を設けることができる。この突出部を用いることにより、耳かけ型補聴器の部品交換時において、ロックピン挿入時に挿入されている以前のロックピンを容易に取り出すことができる。
以上説明したように、本発明によれば、耳かけ型補聴器において、耐久性が高いロックピンを用いて伝導ユニット(音導ユニット又はレシーバユニット)を補聴器本体と着脱する際に、ロックピンを抜き出すことなく、ロックピン挿入孔に挿入したロックピンの位置に応じて、伝導ユニットが補聴器本体に着脱可能な状態と固定された状態(取り外せない状態)とを適宜に切り替えることができる。よって、伝導ユニットを着脱する際の作業性が向上し、ロックピン自体の紛失の防止に大きな効果がある。また、ロックピンの挿入時にロックピン取付ユニットを用いることにより、作業者がロックピンを取り扱う作業を効果的に支援することができる。
第1実施形態の耳かけ型補聴器の外観を示す図である。 第1実施形態の耳かけ型補聴器のうち補聴器本体及びフックを分離した状態を示す側面図である。 第1実施形態の耳かけ型補聴器のうち補聴器本体及びフックを分離した状態を示す上面図である。 第1実施形態の耳かけ型補聴器の分解斜視図である。 ロックピンの構造を示す断面図である 第1実施形態の耳かけ型補聴器において、フック及びロックピンを挿入した状態で、図2のA方向から見たC−C断面図であって、ロックピンが第1の挿入位置にある状態を示す図である。 第1実施形態の耳かけ型補聴器において、フック及びロックピンを挿入した状態で、図2のA方向から見たC−C断面図であって、ロックピンが第2の挿入位置にある状態を示す図である。 第2実施形態の耳かけ型補聴器のうち補聴器本体及びフックを分離した状態を示す側面図である。 第2実施形態の耳かけ型補聴器のうち補聴器本体及びフックを分離した状態を示す上面図である。 第2実施形態の耳かけ型補聴器において、フック及びロックピンを挿入した状態で、図2のA方向から見たD−D断面図であって、ロックピンが第1の挿入位置にある状態を示す図である。 第2実施形態の耳かけ型補聴器において、フック及びロックピンを挿入した状態で、図2のA方向から見たD−D断面図であって、ロックピンが第2の挿入位置にある状態を示す図である。 第3実施形態の耳かけ型補聴器の外観を示す図である。 第4実施形態のロックピン取付ユニットの構造を示す図である。 図13のロックピン取付ユニットからロックピン保護部を切り離した状態を示す図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図7を参照しながら説明する。第1実施形態では、音導ユニットを備える耳かけ型補聴器に対して本発明を適用した構造例を説明する。図1は、第1実施形態の耳かけ型補聴器1の外観を示す図である。図1に示す耳かけ型補聴器1は、補聴器本体2と、この補聴器本体2に接続して用いるフック3とにより構成される。一方、図1の耳かけ型補聴器1のうち補聴器本体2とフック3とを分離した状態に関し、図2は、補聴器本体2及びフック3の側面図を示すとともに、図3は、補聴器本体2及びフック3の上面図を示している。
図1〜図3に示すように、補聴器本体2は、上部のケース部材10a及び下部のケース部材10bを組み合わせて構成されるケース10と、ケース10の上部に取り付けられるマイクカバー11と、ボタン電池を内蔵する電池ホルダ12と、補聴器本体2及びフック3の間に介装されるノズルロック13とを備えるとともに、ケース10の内部に収納された後述の各種構成部材を備えて構成される。また、ケース10及びマイクカバー11を貫いて開口されたロックピン挿入孔21に、ロックピン20を挿入した状態で、補聴器本体2とフック3とを一体的に固定することができる。なお、ロックピン20及びロックピン挿入孔21の構造の詳細については後述する。
ケース10の後方側の端部には、ボタン型電池(不図示)を着脱自在に収納可能な電池ホルダ12が取り付けられる。ケース10及び電池ホルダ12は、1対の保持ピン14(図4)を介して一体的に取り付けられる。ケース10の前方側の端部には、ノズルロック13、次いでフック3の順に取り付けられる。第1実施形態において、ロックピン挿入孔21にロックピン20を挿入して所定位置に配置することで、補聴器本体2からフック3が外れることなく安定に固定することができるが、具体的な構造については後述する。
フック3は、本発明の音導ユニットとして機能し、その内部にはユニット取付部30から先端部31に至る音導路が形成されている。図2及び図3に示すように、フック3のユニット取付部30は、円筒形状に形成され、その上面においてロックピン挿入孔21に対向する位置に溝状の切欠部30aが形成され、この切欠部30aが途切れる一端の壁面が第2ストッパ部S2として機能する。この第2ストッパ部S2の役割については後述する。フック3の先端部31は、例えば、使用者の外耳道に挿入される耳せんと連結可能な音導チューブが挿入される構造となっている。フック3の全体は、使用者の耳の形状に適合する湾曲形状を有するとともに、ユニット取付部30の先端部30bと後述の機能ユニット15(図4)内に設置されたレシーバ17とがチューブを介して接続されて、レシーバ17から出力される音がフック3の前述の音導路を経由して伝達される構造となっている。
次に、第1実施形態の耳かけ型補聴器1の内部を含む特徴的な構造について、図4〜図7を用いて説明する。図4は、図1の耳かけ型補聴器1の分解斜視図である。ケース部材10aとケース部材10bからなるケース10の内部には、機能ユニット15が収納されている。機能ユニット15には、補聴器本体2の補聴機能を実現するためのDSP(Digital Signal Processor)やアンプ等の電気部品や各種機構部材などが搭載されている。機能ユニット15の上部には、1対のマイクロホンMや補聴機能を切り替えるスイッチ18が実装されたマイクロホンユニット16が配設されている。そして、マイクカバー11がケース部材10aの一部を挟んでマイクロホンユニット16を覆う構造となっている。なお、マイクカバー11は、耳かけ型補聴器1の機能を制御するためのスイッチ手段として用いることができる。
下部のケース部材10bのうちノズルロック13の近傍においては、フック3のユニット取付部30と係合する円筒形状を有するユニット受容部22が形成されている。このユニット受容部22にフック3のユニット取付部30が挿入されることになる。そして、上部のケース部材10aと下部のケース部材10bとマイクカバー11を組み付けることにより、ロックピン挿入孔21が形成され、下部のケース部材10bに設けた突出部23の一端が第1ストッパ部S1(図6)として機能する。なお、第1ストッパ部S1を上部のケース部材10aに設けることもできる。この第1ストッパ部S1の役割については後述する。ロックピン挿入孔21及び突出部23の上方には、上部のケース部材10aとマイクカバー11が配置される構造となっている。
以下、第1実施形態におけるロックピン20及びロックピン挿入孔21の部分的な構造について、図5〜図7を参照しつつ説明する。図5は、ロックピン20の構造を示す断面図である。また、図6及び図7は、耳かけ型補聴器1において、フック3及びロックピン20を挿入した状態で、図2のA方向から見たC−C断面図である。図6及び図7においては、ロックピン20をロックピン挿入孔21の2つの異なる挿入位置に挿入した場合のそれぞれの状態を対比して示している。
ロックピン20は、図5に示すように、先端部20aから後端部20bに至る棒状部材(平板状の角棒部材)であって、略矩形の断面形状を有する。ロックピン挿入孔21にロックピン20を挿入する際には、先端部20aを先頭にして後端部20bを押し込むことで、長手方向の一方である挿入方向Bにロックピン20が順次挿入される。また、ロックピン20には、後端部20bの上面に凸部20cが形成されるとともに、後端部20b寄りの下面に円弧状の凹部20dが形成されている。なお、ロックピン20の断面形状と、凸部20c及び凹部20dの位置及び形状については、後述の動作を実現できる限り、特に限定されない。これらの凹部20dと凸部20cの役割については後述する。ロックピン20は、例えば、適度な硬度を有するポリカーボネート等の樹脂材料を用いて形成される。
次に、図6及び図7の各断面図に示すように、下部のケース部材10bと上部のケース部材10aとが対向する領域の中央近傍には、フック3の円形断面を有するユニット取付部30がユニット受容部22に連結されているとともに、ユニット受容部22の上部に形成されたロックピン挿入孔21にロックピン20が挿入されている。なお、ロックピン挿入孔21の上方には、上部のケース部材10aとマイクカバー11が配置され、マイクカバー11のうち図2のA方向に垂直な断面11aが示される。まず、図6に示す第1の挿入位置は、ロックピン20が前述の挿入方向B(図6の右から左に向かう方向)に押し込まれ、凸部20cが下部のケース部材10bに形成された第1ストッパ部S1(突出部23)に当接する状態にある。また、図7に示す第2の挿入位置は、耳かけ型補聴器1を使用する際の位置であり、ロックピン20が、第1の挿入位置から挿入方向Bと逆方向(取出方向)に移動して、切欠部30aの一端が上方に突出した第2ストッパ部S2に当接する状態にあり、ロックピン20及びロックピン挿入孔21が長手方向の中央でほぼ合致する位置である。
フック3を補聴器本体2に取り付ける際、ロックピン20を予めロックピン挿入孔21の第1の挿入位置まで挿入する。この場合、ロックピン20を挿入する前に、フック3を補聴器本体2に取り付けた状態にあると、ロックピン20の先端部20aが、切欠部30aの突出する一端の部分により妨げられるため、それ以上ロックピン20を挿入できない。そのため、最初にロックピン20を第1の挿入位置まで挿入した後に、フック3を補聴器本体2に取り付ける手順が必要となる。
図6に示す第1の挿入位置においては、ロックピン20が、前述したように凸部20cに当接する第1ストッパ部S1によって妨げられるので、この位置からロックピン20を更に挿入方向Bに移動させることはできない。すなわち、第1の挿入位置は、作業者がロックピン20の後端部20bを押したとき、凸部20cが第1ストッパ部S1に突き当たってロックピン20が停止する位置である。このとき、図6に示すように、円弧断面の凹部20dがユニット取付部30の外径となる円形断面の部分を取り囲む形状となっているので、ユニット取付部30をユニット受容部22に対して挿入できる状態となり、フック3を補聴器本体2から着脱自在となる。
次いで、フック3を補聴器本体2に取り付けた後は、第1の挿入位置にあるロックピン20を取出方向に押し込んで移動させることで、図7の第2の挿入位置の状態にする。このとき、ロックピン20の凹部20dが、前述のように切欠部30aの一端が上方に突出した第2ストッパ部S2に当接する状態となっている。すなわち、ロックピン挿入孔21からロックピン20を取り出そうとしても、その直下にある第2ストッパ部S2により妨げられるため、この位置からロックピン20を取出方向に移動させることができなくなる。同時に、第2の挿入位置では、凹部20dの円弧状の断面がユニット取付部30の円形断面とずれた位置にあり、ユニット取付部30の切欠部30aの側面がロックピン20と部分的に係合している。そのため、ユニット取付部30をユニット受容部22に対して軸方向には動かすことができず、フック3が補聴器本体2から抜けなくなって固定される。第1実施形態の耳かけ型補聴器1を使用者が装用する場合、図7に示す状態に保たれる。
一方、図7の状態にある補聴器本体2からフック3を取り外す場合には、再びロックピン20をロックピン挿入孔21の奥まで押し込んで第1の挿入位置にする。そして、図6の状態で、前述の作用により、フック3を補聴器本体2から引き抜くことができる。これ以降、フック3を補聴器本体2から着脱する場合には、上述の手順を繰り返すことになる。
なお、第1実施形態においては、音導ユニットとしてのフック3を補聴器本体2に取り付ける構造を説明したが、本発明に適用可能な音導ユニットはフック3には限られない。例えば、内部に音導路が形成された細径のチューブ(Thin-tube)の先端に耳せん部を取り付けて音導ユニットを構成し、この音導ユニットを、前述のフック3と同様の構造により補聴器本体2に着脱自在とした耳かけ型補聴器1に対して本発明を適用することができる。
第1実施形態の耳かけ型補聴器1によれば、作業者がフック3を補聴器本体2に着脱する際、ロックピン20がロックピン挿入孔21の第1の挿入位置(図6)にある状態で作業を行うことができるとともに、作業が完了した後にはロックピン20を第2の挿入位置(図7)にずらせばよい。また、第1の挿入位置は、ロックピン20を押し込んで凸部20cが第1ストッパ部S1に突き当たる位置であるため、位置決めが容易である。そして、フック3と補聴器本体2との着脱を繰り返す場合であっても、ロックピン20を補聴器本体2から取り出す必要がなく、良好な作業性を実現することができる。この場合、ロックピン20を取り出さないので、ロックピン20の紛失を防止できる。また、ロックピン20の径は凹部20dの部分である程度細くなるが、全周にわたる凹部を形成した特許文献1の構造に比べて、ロックピン20の十分な強度を確保して耐久性を高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、図8〜図11を参照しながら説明する。第2実施形態は、第1実施形態におけるロックピン20及びロックピン挿入孔21の部分的な構造を変形したものである。第2実施形態の補聴器本体2及びフック3に関し、図8は、図2に対応する側面図を示すとともに、図9は、図3に対応する上面図を示している。なお、第2実施形態のうち、第1実施形態の図1、図4、図5に対応する図面については省略する。図8及び図9に示すように、第2実施形態の補聴器本体2及びロックピン20の構造については、第1実施形態から変更されないが、フック3のユニット取付部30には前述の第2ストッパ部S2が形成されない点が異なっている。すなわち、第2実施形態のフック3は、ユニット取付部30の切欠部30aが一端で途切れず、第1実施形態のようなロックピン挿入孔21に突出する領域がないため、ロックピン20の移動を妨げない構造となっている。
図10及び図11は、第2実施形態に関し、第1実施形態の図6及び図7に対応する部分的な構造を示す断面図である。まず、図10に示す第1の挿入位置では、第1ストッパ部S1の形状が図6と共通であるため、この位置から挿入方向Bに更に移動させることができず、かつフック3が補聴器本体2から着脱自在である点は、前述した通りである。一方、図11に示す第2の挿入位置では、第1実施形態とは異なり、図7のストッパ部S2は存在せず、ロックピン20を自在に移動させることができる。つまり、フック3を補聴器本体2に取り付けた状態であっても、ロックピン20をロックピン挿入孔21から取り出すことができる。ただし、ロックピン20が第2の挿入位置にある状態で、フック3を補聴器本体2から取り外すことができない点は前述した通りである。
第2実施形態の耳かけ型補聴器1によれば、図10及び図11の構造から理解できるように、第1実施形態と同様にロックピン20を取り出すことなくフック3を取り外すことができる。また、補聴器本体2に第1ストッパ部S1を設け、フック3には第2ストッパ部S2を設けない構成としているので、フック3を補聴器本体2に取り付けた状態でロックピン20を取り出すことができる。例えば、フック3を補聴器本体2に取り付けたままマイクカバー11を取り外す等の作業を行う場合、単にロックピン20を取り出せばよいので、例えば、作業上でのスイッチ18による補聴機能の確認などを簡便に行える。第1実施形態及び第2実施形態のいずれを採用するかは、作業性と安全性の兼ね合いから適切に判断すればよい。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、図12を参照しながら説明する。第3実施形態では、着脱自在のレシーバユニットを備える耳かけ型補聴器に対して本発明を適用した構造例を説明する。図12は、第3実施形態の耳かけ型補聴器1の外観を示す図であり、第1実施形態の図1に対応する。第3実施形態において、補聴器本体2の外観については第1実施形態と同様であるが、図1のフック3を、レシーバユニット4に置き換えた点が相違する。
レシーバユニット4は、補聴器本体2に取り付けられるコネクタ部(不図示)と、レシーバを内蔵する耳せん部(不図示)と、それらの間を連結して電気的に接続するための導通部4aを備えている。一方、図示は省略するが、導通部4aのコネクタ側には、外部形状が図2〜図4のユニット取付部30と概ね同様の形状のユニット取付部が設けられている。この場合、図2〜図4のユニット取付部30の内部の音導路を電気配線で置き換えた構造を想定することができる。以上のように、ロックピン20及びロックピン挿入孔21の構造に関しては、第1実施形態の図6及び図7と、第2実施形態の図10及び図11とを、第3実施形態に対しても同様に適用することが可能であり、その場合に得られる効果についても前述した通りである。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態について、図13及び図14を参照しながら説明する。第4実施形態では、第1〜第3実施形態におけるロックピン20の着脱作業に用いるロックピン取付ユニット40について説明する。図13に示すように、ロックピン取付ユニット40は、板状のロックピン把持部41と、板状のロックピン保護部42と、上述のロックピン20と、ロックピン把持部41とロックピン保護部42との間の切り離し部43とを備えて構成される。これらの構成部材は、ロックピン20と同様、例えば、ポリカーボネート等の共通の樹脂材料を用いて形成され、いずれの部材も平面視で同一の平面内に配置されている。
ロックピン把持部41は、ロックピン20を取り付けようとする作業者が手で持つための部材である。ロックピン保護部42は、ロックピン把持部41と対称的に配置された板状部材の一端に開口を形成したものであり、両側の切り離し部43を介してロックピン把持部41と連結している。この切り離し部43は、板厚が薄くなっているため、ロックピン把持部41をロックピン保護部42から折り曲げるなどにより力を加えることで容易に切り離すことができる。
また、ロックピン20は、一端が切り離し部44を介してロックピン把持部41と連結している。この切り離し部44も、ロックピン20より板厚が薄くて径が細くなっているため、折り曲げなどにより、ロックピン20をロックピン把持部41から容易に切り離すことができる。ロックピン20は、平面視で上述のロックピン保護部42の開口内に位置し、周囲をロックピン保護部42に囲まれている。これにより、ロックピン取付ユニット40の取扱い時に、誤ってロックピン20に物をぶつけるなどの事態を防止することができる。さらに、ロックピン保護部42には、ロックピン20と対向する端部において短い円筒状に突出した突出部42aが設けられている。この突出部42aはロックピン20をロックピン挿入孔21からの取り出しや移動する作業に用いるが、詳しくは後述する。
次に、図13に示すロックピン取付ユニット40を用いてロックピン20を抜き差しする際の作業の流れについて第1実施形態の場合で説明する。まず、耳かけ型補聴器1のロックピン挿入孔21に挿入されているロックピン20を抜き出す場合には、作業者がロックピン把持部41を持ち、突出部42aをロックピン20の後端部20bに押し当てることで、ロックピン20を第1ストッパ部S1に突き当たる第1の挿入位置に移動する。この状態で、フック3(音導ユニット)やレシーバユニット4を補聴器本体2から取り外す。次に、ロックピン20の先端部20a側から取出方向に押し込むことにより、ロックピン20をロックピン挿入孔21から押し出して、ピンセットなどで取り外すことができる。その後、修理や交換等の必要な作業を行った後、以下の流れに従って、ロックピン取付ユニット40に設けられたロックピン20を新たに取り付ける。
まず、ロックピン把持部41を固定した状態でロックピン保護部42を厚み方向に折り曲げるなどにより切り離し部43を切断し、ロックピン保護部42を切り離す。図14は、このときのロックピン取付ユニット40の状態を示している。すなわち、ロックピン保護部42が切り離されたため、平面視で板状のロックピン把持部41の一端にロックピン20が全体的に露出した状態となる。この状態で、ロックピン把持部41を持ったまま、ロックピン20を図14の矢印B方向(図5の挿入方向Bと同じ方向)に沿ってロックピン挿入孔21に挿入して、ロックピン把持部41を厚み方向に折り曲げるなどにより切り離し部44を切断する。これにより、ロックピン20のみがロックピン挿入孔21に残った状態になる。そして、ロックピン20の後端部20bから第1の挿入位置(図6又は図10)まで押し込む。前述したように、この時点でフック3(音導ユニット)やレシーバユニット4を補聴器本体2に取り付けることができる。
次に、ロックピン把持部41を持ったまま、ロックピン20の先端部20aを取出方向に押し込むことで、ロックピン20を第2の挿入位置(図7又は図11)まで戻す。このとき、ロックピン20が第2ストッパ部S2に突き当たる状態にある。これにより、フック3(音導ユニット)やレシーバユニット4が補聴器本体2から抜けなくなる。以上のように、ロックピン20を取り付けるためのロックピン取付ユニット40を用いて作業を行うことにより、作業者による一連のロックピン取り付け作業を迅速かつ効率的に行うことができる。なお、第2実施形態の場合については、フック3(音導ユニット)やレシーバユニット4に設けた第2ストッパ部S2がないものであり、容易に理解され得るので、省略する。
なお、第4実施形態では、図13の構造のロックピン取付ユニット40として、耳かけ型補聴器1におけるロックピン取り付け作業に用いる場合を説明したが、同様のロックピン構造を具備する他の機器に対し、図13の構造のロックピン取付ユニット40を用いることも可能である。これにより、第4実施形態と同様、ロックピン構造を具備する機器におけるロックピン取付作業の作業性を向上させる効果を得ることができる。
1…耳かけ型補聴器
2…補聴器本体
3…フック(音導ユニット)
4…レシーバユニット
4a…導通部
10…ケース
10a、10b…ケース部材
11…マイクカバー
12…電池ホルダ
13…ノズルロック
14…保持ピン
15…機能ユニット
16…マイクロホンユニット
17…レシーバ
18…スイッチ
20…ロックピン
20a…先端部
20b…後端部
20c…凸部
20d…凹部
21…ロックピン挿入孔
22…ユニット受容部
23…突出部
30…(フックの)ユニット取付部
30a…切欠部
30b…先端部
31…(フックの)先端部
40…ロックピン取付ユニット
41…ロックピン把持部
42…ロックピン保護部
42a…突出部
43、44…切り離し部
S1…第1ストッパ部
S2…第2ストッパ部

Claims (8)

  1. 補聴器本体と、当該補聴器本体を耳せん部に連結する伝導ユニットとを備え、前記伝導ユニットが前記補聴器本体と着脱可能に接続される耳かけ型補聴器であって、
    前記伝導ユニットの一端のユニット取付部と前記補聴器本体のユニット受容部との連結部分に形成されるロックピン挿入孔と、
    前記ロックピン挿入孔に挿入可能な棒状部材からなり、前記棒状部材の互いに異なる側面に凸部及び凹部がそれぞれ形成されたロックピンと、
    を備え、
    前記ユニット取付部には、前記連結部分において前記ロックピン挿入孔の一部となる切欠部が形成され、
    前記ロックピンを前記ロックピン挿入孔に挿入して移動させたとき、第1の挿入位置において前記凸部が前記補聴器本体に形成された第1ストッパ部に当接し、挿入方向への前記ロックピンの更なる移動が妨げられるとともに、前記連結部分における前記凹部を介して前記伝導ユニットが前記補聴器本体と着脱自在となり、
    前記伝導ユニットを前記補聴器本体に取り付けた状態で、前記ロックピンを前記第1の挿入位置から前記挿入方向と逆方向に移動させたとき、前記切欠部の側面が前記ロックピンと部分的に係合することで前記伝導ユニットが前記補聴器本体から取り外せなくなる、
    ことを特徴とする耳かけ型補聴器。
  2. 前記ユニット取付部には、前記連結部分において前記切欠部の一端が前記ロックピン挿入孔に突出する第2ストッパ部が形成され、
    前記伝導ユニットを前記補聴器本体に取り付けた状態で、前記ロックピンを前記第1の挿入位置から前記挿入方向と逆方向に移動させた第2の挿入位置において、前記凹部の一部が前記第2ストッパ部に当接し、前記挿入方向と逆方向への前記ロックピンの更なる移動が妨げられることを特徴とする請求項1に記載の耳かけ型補聴器。
  3. 前記ロックピンは、平板状の角棒部材からなり、前記角棒部材の長手方向及び前記伝導ユニットの着脱方向に対して垂直な方向で前記角棒部材の対向する側面に前記凸部及び前記凹部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の耳かけ型補聴器。
  4. 前記ユニット取付部及び前記ユニット受容部は、前記レシーバに音を伝達する音導路を取り囲む円筒形状に形成され、
    前記凹部は、前記円筒形状を部分的に取り囲む円弧状の断面形状を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の耳かけ型補聴器。
  5. 前記伝導ユニットは、前記補聴器本体に内蔵されるレシーバからの音を耳せん部に伝達する音導ユニットであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の耳かけ型補聴器。
  6. 前記伝導ユニットは、前記補聴器本体からの電気信号を前記耳せん部に内蔵されるレシーバに伝達するレシーバユニットであることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の耳かけ型補聴器。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の耳かけ型補聴器への前記ロックピンの取り付けに用いるロックピン取付ユニットであって、
    前記ロックピンと、
    第1の分離部を介して前記ロックピンが取り付けられた板状のロックピン把持部と、
    第2の分離部を介して前記ロックピン把持部に取り付けられ、前記ロックピンの周囲を取り囲む形状を有する板状のロックピン保護部と、
    を備え、
    前記ロックピン、前記ロックピン把持部、前記ロックピン保護部、前記第1及び第2の分離部は、共通の樹脂材料により形成され、
    前記第2の分離部により前記ロックピン保護部を前記ロックピン把持部から分離した状態で、前記耳かけ型補聴器のロックピン挿入孔に前記ロックピンを前記挿入方向に沿って挿入した後、前記第1の分離部により前記ロックピンを前記ロックピン把持部から分離可能であることを特徴とするロックピン取付ユニット。
  8. 前記ロックピン保護部の一端に、前記ロックピン挿入孔に挿入されている前記ロックピンを押し出すための突出部を設けたことを特徴とする請求項7に記載のロックピン取付ユニット。
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