JP6199350B2 - 米飯食品成形具 - Google Patents

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Description

本発明は、寿司やお握りを成形する米飯食品成形具に関する。
従来、この種のものとして、飯しゃもじのヘラの部分に、おにぎりや握り寿司などの押し型を設け、使用するときは、飯しゃもじの柄を持ち、先端の押し型の部分へ適量のご飯を入れる。そして、おひつの周辺などを利用し、ご飯を押し型に押し込んで固めていく。もしくは、押し型用ふたで押し固める。もしくは,もう一方の手で従来のしゃもじを使い、押し固め、ご飯を取り出す押し型式飯しゃもじ(例えば特許文献1)が提案されている。
また、スプリングまたはバネを利用した挟み取り具の先端の一方をLの字型にし、内角に丸みをつけて形成したシャリ玉容器底部を取り付け、挟み取り具のもう一方の先端をコの字型にし、挟み取り具を閉じた場合、先端に天井面のない長方形のシャリ玉容器を形成するシャリ玉握り具(例えば特許文献2)が提案されている。
特開平10−33390号公報 特開2001−186849号公報
上記押し型式飯しゃもじでは、押し型用ふたなどを用いてご飯を押し固めるため、ご飯を好みの固さに仕上げることが難しく、おにぎりや握り寿司の大きさも押し型の大きさにより決まってしまう。
また、上記シャリ玉握り具でも、挟み取り具の柄を軽く握って形成した長方形のシャリ玉容器で寿司米を必要量すくい取り、または、シャモジ等で適当な量のシャリをシャリ玉容器に入れ、左右のシャリ玉容器で軽く挟みシャリ玉を形成することができるが、寿司米をすくうものであるから、握ったものとは異なり、成形するにはシャモジ等で適当な量のシャリをシャリ玉容器に入れ、シャモジ等で上部から軽く押さえる必要があり、使い勝手が悪い。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、簡単に寿司やお握りなどの米飯食品を成形することができる米飯食品成形具を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、固定型と、この固定型内にスライド可能に設けた可動型とを備えた成形部により米飯食品を成形する米飯食品成形具であって、前記可動型をスライド操作する操作部と、前記固定型と前記操作部とを連結する連結部材と、前記連結部材にスライド可能に設けられ前記可動型をスライドするスライド部材とを備え、前記操作部は前記スライド部材をスライドして前記可動型をスライド操作するものであることを特徴とする。
また、請求項に係る発明は、前記スライド部材を前記可動型に連結し、前記操作部は、前記連結部材に一端を回動可能に連結すると共に相互に間隔を置いて配置した一対の握り部材と、前記一対の握り部材の他端に一端が回動可能に連結された一対のリンク部材と、前記一対のリンク部材の他端同士を回動可能に連結する中央連結部とを備え、前記中央連結部に前記スライド部材を連結したことを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記一対の握り部材の間隔を開くように付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記固定型に前記可動型を取り外し可能に設けたことを特徴とする。
請求項1の構成によれば、成形部に米飯を入れ、操作部を操作して可動型スライドすることにより成形部の形状に成形した米飯が得られる。
また、請求項の構成によれば、一対の握り部材を握ることにより、一対の握り部材の他端の間隔が狭まると、一対のリンク部材を連結する中央連結ピンが一側に移動し、この移動によりスライド部材に連結した可動型が固定型2内で一側に移動する。
請求項の構成によれば、握る力を緩めると、トーションスプリングの付勢力により一対の握り部材の間隔が開き、間隔が開くと、中央連結ピンが他側に移動し、この移動によりスライド部材に連結した可動型が固定型内で他側に移動する。
請求項の構成によれば、固定型に可動型を取り外し可能に設けたから、固定型と可動型を分解して洗浄することができる。
本発明の実施例1を示す斜視図である。 同上、平面図である。 同上、一部を断面にした可動型が初期位置の平面図である。 同上、固定型と可動型の分解斜視図であり、可動型の一部を拡大している。 同上、固定型を示し図5(A)は平面図、図5(B)は側面図である。 同上、可動型を示し図6(A)は平面図、図6(B)は側面図である。 同上、固定部の斜視図である。 同上、握り部材の斜視図である。 同上、リンク部材の斜視図である。 同上、一部を拡大したスライド部材他側部の平面図である。 本発明の実施例2を示す回転連結機構の断面図である。 本発明の実施例3を示す平面図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる米飯食品成形具を採用することにより、従来にないが米飯食品成形具が得られ、その米飯食品成形具を夫々記述する。
以下、本発明の米飯食品成形具を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図10は、本発明の実施例1を示し、この例は寿司の成形に本発明を適用したものである。同図に示すように、米飯食品成形具1は、上部が開口した長穴形状の固定型2と、この固定型2内にスライド可能に設けられる可動型3と、この可動型3のスライド操作を行う操作部4と、前記固定型2と前記操作部4とを連結する連結部材5と、この連結部材5にスライド可能に設けられ前記可動型3をスライドする円柱状のスライド部材6とを備え、前記スライド部材6は前記操作部4の操作により固定型2の長さ方向で往復方向にスライドする。
米飯食品成形具1は、SUS304などの金属製であり、前記連結部材5はパイプからなり、連結部材5内にスライド部材6がスライド自在に挿入される。また、固定型2と可動型3により成形部7を構成している。また、操作部4は手動により操作を行う手動操作部である。尚、米飯食品成形具1において、成形部7は長手方向一側に位置し、操作部4は長手方向他側に位置する。
前記固定型2は、有底箱型の容器であって、平面視で長穴形状をなす底板部11と、この底板部11の幅方向両側即ち左右に立設した長手方向側板部12,12と、前記底板部11の長さ方向両側に立設した幅方向側板部13,13と、長穴形状の上開口部14とを有し、前記底板部11と側板部12,12,13,13との間には湾曲部15が設けられている。また、両側の前記長手方向側板部12,12同士は平行に形成され、幅方向側板部13は平面視で略半円状に形成されている。
前記可動型3は、前記固定型2内に収納される大きさであり、平面視で平面視略U字状の底板部21と、この底板部21の幅方向両側に立設した長手方向側板部22,22と、前記底板部21の長さ方向他側に立設した幅方向側板部23と、平面視略U字状の上開口部24とを有し、長手方向一側が開口しており、前記底板部21と側板部22,22,23との間には湾曲部25が設けられている。そして、前記可動型3の前記底板部21は、前記固定型2の底板部11より短い。また、両側の前記長手方向側板部22,22同士は平行に形成され、前記幅方向側板部23は平面視で略半円状に形成されている。尚、幅方向側板部13,23の曲率は略同一である。
前記固定型2には、他側の前記幅方向側板部13の左右方向中央に貫通孔16を穿設し、この貫通孔16に連通する取付け筒部17を幅方向側板部13から外側に突設している。また、前記連結部材5の一端を前記取付け筒部17に挿入した状態で溶接などにより固定型2に固定する。
前記可動型3には、他側の前記幅方向側板部23に、前記スライド部材6を分割したスライド部材一側部6Aを固定し、このスライド部材一側部6Aは前記連結部材5に挿通される。また、スライド部材一側部6Aを固定した可動型3は、上開口部14から前記固定型2に収納及び取り外し可能な大きさになっている。尚、スライド部材6は、スライド部材一側部6Aとスライド部材他側部6Bに分割され、中実な円柱状をなす。
前記操作部4は、前記連結部材5の他側に固定する固定部たる固定枠部31を備える。この固定枠部31は、前記連結部材5を挿通する一側の挿通部32と、この挿通部の上下両側に設けられた側板部33,33とを備え、前記挿通部32に挿通した状態で連結部材5の他側途中を固定枠部31に固定している。また、前記固定枠部31の左右で両側板部33,33には、握り部材41を連結するための連結孔34,34が穿設されている。
前記握り部材41は、断面略コ字型をなし、上下一対の湾曲した板状腕部42,42と、これら一対の腕部42,42の湾曲方向外側縁を連結する湾曲外板部43とを一体に備え、左右一対の腕部42,42の一端側及び他端側には一側連結孔44,44及び他側連結孔45,45が穿設されている。尚、前記腕部42は、一端が他端より幅広に形成されている。そして、前記固定枠部31の左右の連結孔34,34に左右の一側連結孔44,44を合わせ、それら連結孔34,34,44,44に一側連結ピン44Aを挿入することにより、固定枠部31の左右に、左右の握り部材41,41の一側を回動可能に連結している。
左右一対の握り部材41,41の他側は、左右一対のリンク部材51,51により連結している。このリンク部材51は、上下一対の湾曲した板状腕部52,52と、これら一対の腕部52,52の湾曲方向外側縁を連結する湾曲外板部53とを一体に備え、一対の腕部52,52の一端及び他端には、外側連結孔54,54及び中央側連結孔55,55が穿設されている。そして、左右一対の前記リンク部材51,51の中央側連結孔55,55,55,55同士を中央連結ピン56により回動可能に連結している。また、リンク部材51,51の外側連結孔54,54と前記握り部材41の他側連結孔45,45とを他側連結ピン45Aにより回動可能に連結している。尚、リンク部材51の長さ方向両側には前記湾曲外板部53は設けられていない。
前記一側連結ピン44Aにはトーションスプリング57が外装され、前記トーションスプリング57は、その一端57Aが前記挿通部32の内面に係止すると共に、その他端57Bが前記握り部材41の前記湾曲外板部43の内面に係止しており、前記トーションスプリング57が左右の握り部材41,41を開く方向に付勢する付勢手段である。
前記スライド部材一側部6Aには前記スライド部材他側部6Bが着脱自在に連結される。このためスライド部材一側部6Aの他側には雄雌型接続部の一方が設けられ、雄雌型接続部の他方が前記スライド部材他側部6Bの一側に設けられている。この例では、スライド部材他側部6Bの一端に挿入部たる径小部61を設け、この径小部61に雄型接続部たる突起部62,62を一対設けている。一方、スライド部材一側部6Aの他端に前記径小部61を挿入する径小受け孔61Aを形成すると共に、それら一対の突起部62,62に対応して、雌型接続部たる切欠き係止溝63,63を設けている。
前記切欠き係止溝63は、スライド部材一側部6Aの他端に形成された縦方向の縦溝部63Aと、この縦溝部63Aの端部から周方向一側に形成された横溝部63Bとを備える。そして、前記突起部62と切欠き係止溝63により、スライド部材一側部6Aとスライド部材他側部6Bとを着脱自在に連結する回転連結機構64を構成している。
従って、突起部62,62を縦溝部63A,63Aに合わせた状態で、スライド部材一側部6Aの径小受け孔61A内に径小部61を挿入し、突起部62が横溝部63Bに当接したら、スライド部材他側部6Bを横溝部63Bの方向に回転し、突起部62が横溝部63Bの端部に当接することにより、スライド部材一側部6Aとスライド部材他側部6Bが連結される。また、この状態で前記中央連結ピン56に着脱可能に連結する連結部71が前記スライド部材他側部6Bの他端に設けられている。
前記スライド部材他側部6Bの他端面6Tに切欠き部72を形成し、この切欠き部72は、前記他端の中央に前記中央連結ピン56に係止可能な直径方向の係止孔73を穿設すると共に、この係止孔73の周方向一側に該係止孔73の直径より小さな切欠き開口部74を設け、この開口部74の一側縁部74Aには半径方向の段部面75を形成し、前記切欠き開口部74の他側縁部74Bには前記他端面6Tに至る傾斜面76を形成し、この傾斜面76は他端面6Tに向かって周方向外側を向いて傾斜しており、前記切欠き開口部74を有する前記係止孔73が前記連結部71である。
前記中央連結ピン56の直径Dは前記係止孔73の直径D1以下であり、前記中央連結ピン56の直径Dは前記開口部74の幅Wより大きく、中央連結ピン56が切欠き開口部74から係止孔73内に段発的に挿入されて、中央連結ピン56が連結部71に連結される。そして、中央連結ピン56に係止孔73を連結すると、スライド部材他側部6Bの回転が規制されるため、前記回転連結機構64による連結が維持される。
そして、連結部71を中央連結ピン56に連結し、図3に示すように、トーションスプリング57の付勢力により握り部材41,41が開き、可動型3が固定型2の他側に最大限移動した状態(初期位置)で、両側の他側連結ピン45A,45Aの中心を結ぶ仮想線より前記中央連結ピン56は一側に位置する。
したがって、左右の握り部材41,41を握ると、左右のリンク部材51,51により中央連結ピン56が一側に移動し、これにより固定型2内の可動型3が一側に移動し、握り部材41,41の握りを弱めると、トーションスプリング57の付勢により固定型2内に可動型3が他側に移動する。尚、各連結ピンの中心が回動中心である。また、可動型3が最大限一側に移動した位置でも、成形部7は長手方向が幅方向より長い。
また、米飯を入れる固定型2及び可動型3の内面には米飯が離れ易くなるように表面処理を施している。この表面処理は例えばフッ素樹脂などのコーティングにより行われる。
次に、米飯食品成形具1の使用方法について説明する。好みの大きさと固さの寿司を作るため、可動型3を初期位置又は握り部材41,41を握って可動型3の位置を調整し、成形部7に米飯を掬うか、成形部7に米飯を盛る。この後、使用者が握り部材41,41を握ることにより、米飯が所定の形状に固められて成形される。成形後、握る力を緩めると、トーションスプリング57の付勢力により可動型3が他側に移動し、米飯と可動型3との間に隙間ができるため、成形部7から米飯を簡単に取り出すことができる。例えば、成形後、成形部7を皿などの上で反転し、握る力を緩めると、米飯と可動型3との間に隙間ができて出し易くなり、成形部7内の米飯を皿に盛ることもできる。このように寿司用の米飯を簡単に握ることができ、且つ固さを好みにより調整することができる。
また、洗浄の際には、中央連結ピン56と係止孔73との連結を解除する。この連結を解除すると、スライド部材他側部6Bを回すことが可能となり、スライド部材他側部6Bを回して回転連結機構64におけるスライド部材一側部6Aとの連結を解除する。回転連結機構64の連結を解除すると、スライド部材他側部6Bを連結部材5から抜き取ることができ、また、固定型2から可動型3を取り外すことができ、このように分解した状態で洗浄を行うことができる。一方、洗浄後は組み立てて再び使用することができる。
このように本実施例では、請求項1に対応して、固定型2と、この固定型2内にスライド可能に設けた可動型3とを備えた成形部7により米飯食品を成形する米飯食品の成形具であって、可動型3をスライド操作する操作部4と、固定型2と操作部4とを連結する連結部材5と、連結部材5にスライド可能に設けられ可動型3をスライドするスライド部材6とを備え、操作部4はスライド部材6をスライドして可動型3をスライド操作するものであるから、成形部7に米飯を入れ、操作部4を操作して可動型3をスライドすることにより成形部7の形状に成形した米飯が得られる。
また、このように本実施例では、請求項に対応して、スライド部材6を可動型3に連結し、操作部4は、連結部材5に一端を回動可能に連結すると共に相互に間隔を置いて配置した一対の握り部材41,41と、一対の握り部材41,41の他端に一端が回動可能に連結された一対のリンク部材51,51と、一対のリンク部材51,51の他端同士を回動可能に連結する中央連結部たる中央連結ピン56とを備え、中央連結ピンに前記スライド部材を連結したから、一対の握り部材41,41を握ることにより、一対の握り部材41,41の他端の間隔が狭まると、一対のリンク部材51,51を連結する中央連結ピン56が一側に移動し、この移動によりスライド部材6に連結した可動型3が固定型2内で一側に移動する。
このように本実施例では、請求項に対応して、一対の握り部材41,41の間隔を開くように付勢する付勢手段たるトーションスプリング57を備えるから、握る力を緩めると、トーションスプリング57の付勢力により一対の握り部材41,41の間隔が開き、間隔が開くと、中央連結ピン56が他側に移動し、この移動によりスライド部材6に連結した可動型3が固定型2内で他側に移動する。
このように本実施例では、請求項に対応して、固定型2に可動型3を取り外し可能に設けたから、固定型2と可動型3を分解して洗浄することができる。
実施例上の効果として、スライド部材一側部6Aとスライド部材他側部6Bとの連結に、回転操作により着脱自在に連結する回転連結機構64を用い、上下方向の中央連結ピン56に連結部71を連結すると、スライド部材他側部6Bの回動が規制されるから、回転連結機構64の連結が解除されることがない。また、連結部71にはスライド部材他側部6Bの半径方向の段部面75を設け、この段部面75が開口部74の一側縁部74Aに連続し、スライド部材他側部6Bの長さ方向と交差方向の傾斜面76が開口部74の他側縁部74Bに連続しているから、組み立ての際、スライド部材6を他側に引き寄せ、中央連結ピン56を傾斜面76に沿わせて段部面75に位置させ(図10)、ここから係止孔73を中央連結ピン56側に移動することにより、係止孔73内に中央連結ピン56を係入して連結することができる。さらに、成形部7は米飯を長さ方向に圧縮するものであるから、長さ方向に略均等に米飯を圧縮することができる。
図11は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述する。同図は回転連結機構64の変形例を示し、スライド部材一側部6Aの他端とスライド部材他側部6Bの一端に雄雌型接続部の一方である雌螺子部65を形成し、他方に雄螺子部66を形成する。具体的には、スライド部材一側部6Aの他端の径小受け孔61Aに雌螺子部65を形成し、スライド部材他側部6Bの径小部61に雄螺子部66を形成し、雌螺子部65に雄螺子部66を螺合することにより、スライド部材一側部6Aとスライド部材他側部6Bとを着脱可能に連結している。
このように本実施例では上記実施例1と同様な作用・効果を奏する。
また、この例では、雌螺子部65に雄螺子部66を螺合が完了した状態で、係止孔73が前後方向に向く。
図12は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その説明を省略して詳述すると、この例では成形部7の変形例を示し、成形部7は略三角形のお握りを成形するものである。
固定型2は一側の幅方向側板部13が平面視で直線状に形成されると共に、一側の幅方向側板部13と両側の長手方向側板部12,12とが湾曲側板部18,18により連結されている。また、可動型3は平面視約120度をなす側板部26,26を湾曲側板部27により連結し、この湾曲側板部27は前記湾曲側板部18と略同一の曲率を有する。
従って、成形部7の所定量に米飯を入れ、握り部材41,41を握ると、可動型3が一側に移動して略三角形のお握りが成形される。
このように本実施例では上記各実施例と同様な作用・効果を奏する。
また、この例では、お握りを簡便に握ることができる。
尚、本発明は、本実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、成形部の形状は、寿司やお握りの形状に対応して適宜選定可能である。また、取付け筒部17を固定部に固定して、取付け筒部により連結部を構成してもよい。さらに、付勢手段たるトーションスプリングの付勢力を調整することにより、大人以外でも子供も使用し易いものとなる。また、寿司の成形において、成形部を左右方向幅寸法を長手方向の長さ寸法より大きくしてもよい。さらに、請求項以外では、スライド部材を一体物にし、固定型から可動型を取り外しできないようにしてもよい。また、中央連結ピンと連結部とを取り外しできないように連結してもよい。
1 米飯食品成形具
2 固定型
3 可動型
4 操作部
5 連結部材
6 スライド部材
7 成形部
31 固定枠部(固定部)
41 握り部材
42 腕部
44A 一側連結ピン
45A 他側連結ピン
51 リンク部材
56 中央連結ピン(中央連結部)
57 トーションスプリング(付勢手段)

Claims (3)

  1. 固定型と、この固定型内にスライド可能に設けた可動型とを備えた成形部により米飯食品を成形する米飯食品成形具であって、
    前記可動型をスライド操作する操作部と、
    前記固定型と前記操作部とを連結する連結部材と、
    前記連結部材にスライド可能に設けられ前記可動型をスライドするスライド部材とを備え、
    前記操作部は前記スライド部材をスライドして前記可動型をスライド操作するものであり、
    前記スライド部材を前記可動型に連結し、前記操作部は、前記連結部材に一端を回動可能に連結すると共に相互に間隔を置いて配置した一対の握り部材と、前記一対の握り部材の他端に一端が回動可能に連結された一対のリンク部材と、前記一対のリンク部材の他端同士を回動可能に連結する中央連結部とを備え、前記中央連結部に前記スライド部材を連結したことを特徴とする米飯食品成形具。
  2. 前記一対の握り部材の間隔を開くように付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項記載の米飯食品成形具。
  3. 前記固定型に前記可動型を取り外し可能に設けたことを特徴とする請求項又は記載の米飯食品成形具。
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