JP6196011B1 - 歩数を利用した通信サービスに用いられるサーバ装置及び端末装置 - Google Patents

歩数を利用した通信サービスに用いられるサーバ装置及び端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 歩数を利用した通信サービスにおいて用いられる向上した性能を有するサーバ装置及び端末装置を提供すること。【解決手段】 一実施形態に係るサーバ装置は、歩数を利用した通信サービスを提供するサーバ装置であって、通信網を介して端末装置と通信する通信手段と、前記端末装置により測定された該端末装置のユーザの測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段と、を具備する。【選択図】 図1

Description

本件出願において開示された技術は、歩数を利用した通信サービスに用いられるサーバ装置及び端末装置に関する。
歩数を利用した通信サービスとしては、特開2009−205546号公報(特許文献1)に開示されものが知られている。この文献に記載されたサービスによれば、携帯電話等の端末装置により測定された歩数が所定の条件を満たす場合に、この端末装置のユーザは様々なサービスの提供を受けられるものとされている。
特開2009−205546号公報
現在、歩数を利用した通信サービスにあっては、各ユーザの歩数をどのようにしてより高い精度で測定するかが重要となっているが、この問題に対する教示は、上記特許文献においては何ら見受けられない。
さらに、現在、歩数を利用した通信サービスにあっては、各ユーザが他のユーザとどのように関わりあいながら当該通信サービスを受けることができるかについて様々な手法が検討されている。しかしながら、この点に対する言及についても、上記特許文献においてはなされていない。
したがって、本発明の様々な実施形態により、歩数を利用した通信サービスにおいて用いられる向上した性能を有するサーバ装置及び端末装置を提供する。
本発明の一態様に係るサーバ装置は、歩数を利用した通信サービスを提供するサーバ装置であって、通信網を介して端末装置と通信する通信手段と、前記端末装置により測定された該端末装置のユーザの測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段と、を具備するものである。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、通信網を介して端末装置と通信する通信手段、並びに、前記端末装置により測定された該端末装置のユーザの測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段、として機能させるものである。
本発明の一態様に係る方法は、歩数を利用した通信サービスを提供する方法であって、端末装置が、該端末装置のユーザの歩数を測定して測定歩数として取得するステップと、前記端末装置又は該端末装置と通信網を介して通信するサーバ装置が、前記測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得するステップと、を含むものである。
本発明の一態様に係る端末装置は、歩数を利用した通信サービスの提供を受ける端末装置であって、当該端末装置のユーザの歩数を測定して測定歩数として取得する測定手段と、前記測定歩数に対して、所定の時間区間における当該端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における当該端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段と、を具備するものである。
本発明の別の態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、端末装置のユーザの歩数を測定して測定歩数として取得する測定手段、並びに、前記測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段、として機能させるものである。
本発明のさらに別の態様に係るサーバ装置は、歩数を利用した通信サービスを提供するサーバ装置であって、通信網を介して各ユーザの端末装置から該ユーザの歩数に関する歩数情報を受信する通信手段と、対象ユーザの端末装置から受信した前記歩数情報に基づいて該対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記対象ユーザと該対象ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから選択された少なくとも1つの選択ユーザに対して、商品又は役務の提供を受けることを許可する許可情報を付与する付与手段と、を具備するものである。
本発明のさらに別の態様に係る方法は、サーバ装置が歩数を利用した通信サービスを提供する方法であって、通信網を介して各ユーザの端末装置から該ユーザの歩数に関する歩数情報を受信するステップと、対象ユーザの端末装置から受信した前記歩数情報に基づいて該対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記対象ユーザと該対象ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから選択された少なくとも1つの選択ユーザに対して、商品又は役務の提供を受けることを許可する許可情報を付与するステップと、を含むものである。
本発明のさらに別の態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、通信網を介して各ユーザの端末装置から該ユーザの歩数に関する歩数情報を受信する通信手段、及び、対象ユーザの端末装置から受信した前記歩数情報に基づいて該対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記対象ユーザと該対象ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから選択された少なくとも1つの選択ユーザに対して、商品又は役務の提供を受けることを許可する許可情報を付与する付与手段、として機能させるものである。
本発明のさらに別の態様に係る端末装置は、歩数を利用した通信サービスの提供を受ける端末装置であって、通信網を介して当該端末装置の自ユーザの歩数に関する歩数情報をサーバ装置に送信する通信手段と、前記歩数情報に基づいて前記自ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記自ユーザと該自ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから、商品又は役務の提供を受ける少なくとも1つの選択ユーザを、前記自ユーザから入力した情報に基づいて選択する選択手段と、
を具備するものである。
本発明のさらに別の態様に係る方法は、端末装置が歩数を利用した通信サービスの提供を受ける方法であって、通信網を介して当該端末装置の自ユーザの歩数に関する歩数情報をサーバ装置に送信するステップと、前記歩数情報に基づいて前記自ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記自ユーザと該自ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから、商品又は役務の提供を受ける少なくとも1つの選択ユーザを、前記自ユーザから入力した情報に基づいて選択するステップと、を含むものである。
本発明のさらに別の態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、通信網を介して自ユーザの歩数に関する歩数情報をサーバ装置に送信する通信手段、及び、前記歩数情報に基づいて前記自ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記自ユーザと該自ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから、商品又は役務の提供を受ける少なくとも1つの選択ユーザを、前記自ユーザから入力した情報に基づいて選択する選択手段、として機能させるものである。
本発明の様々な実施形態によれば、歩数を利用した通信サービスにおいて用いられる向上した性能を有するサーバ装置及び端末装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る歩数を利用した通信サービス(プレゼント提供サービス)を実現するために用いられる通信システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施形態に係る端末装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、図1に示した構成を有するサーバ装置により実現される機能の一例を示すブロック図である。 図4は、図2に示された端末装置により実現される機能の一例を示すブロック図である。 図5は、図1に示した通信システムにおいてプレゼント提供サービスが提供される動作を示すフロー図である。 図6は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、端末装置30においてログイン時に表示される画面の一例を示す図である。 図7は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、端末装置30においてチャレンジのクラスを選択する際に表示される画面の一例を示す図である。 図8は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、端末装置30においてチャレンジを選択する際に表示される画面の一例を示す図である。 図9は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、端末装置30においてチャレンジ進行中に表示される画面の一例を示す図である。 図10は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、端末装置30において他のユーザ(関連ユーザ)を招待する際に表示される画面の一例を示す図である。 図11は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、サーバ装置10が各ユーザに対応付けて記憶する情報の一例を示す図である。 図12は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、サーバ装置10が各チャレンジに対応付けて記憶する情報の一例を示す図である。 図13は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、チャレンジを達成したときに、対象ユーザの端末装置において表示される画面の一例を示す図である。 図14は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、プレゼントの提供を受けるユーザを選択するときに、対象ユーザの端末装置において表示される画面の一例を示す図である。 図15は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、サーバ装置10が各プレゼントに対応付けて記憶する情報の一例を示す図である。 図16は、図11に示した情報が更新された様子を示す図である。 図17は、図1に示した通信サービス(プレゼント提供サービス)の提供に際して、クーポンを利用するときに、ユーザの端末装置において表示される画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、添付図面において共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
1.歩数を利用した通信サービスの概要
一実施形態に係る歩数を利用した通信サービスは、各ユーザが、その端末装置を用いて歩数に関する所定のチャレンジ(タスク、ミッション、イベント等とも称される)を達成した場合に、このユーザとこのユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループの中から選択したユーザに対して、このチャレンジに関連する商品又は役務の提供を受ける権利をプレゼントすることを可能にするサービスである。以下、便宜上、このような通信サービスを「プレゼント提供サービス」と称することがある。
2.通信システムの概要
図1は、本発明の一実施形態に係る歩数を利用した通信サービス(プレゼント提供サービス)を実現するために用いられる通信システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本発明の一実施形態に係るサーバ装置10(以下単に「サーバ装置10」ということがある。)は、インターネット等の通信網20を介して、通信機能を備える複数の端末装置30−1、30−2、・・・、30−N(以下「端末装置30」と総称することがある。)と通信可能に接続されている。サーバ装置10は、本発明の一実施形態に係る通信システムの一部又は全部を実装する装置の一例である。
2−1.サーバ装置の構成
サーバ装置10は、図示のとおり、CPU11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、外部メモリ15と、ディスクドライブ16と、を含み、これらの各構成要素がバス17を介して互いに電気的に接続されている。CPU11は、外部メモリ15からオペレーティングシステムやプレゼント提供サービスの進行を制御する様々なプログラムをメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ12は、CPU11が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F13は、例えば、オペレータの入力を受け付けるキーボードやマウス等の情報入力装置と、CPU11の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置と、を含む。通信I/F14は、ハードウェア、ファームウェア、TCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア、又は、これらの組み合わせとして実装され、通信網20を介して端末装置30と通信可能に構成される。
外部メモリ15は、例えば磁気ディスクドライブで構成され、プレゼント提供サービスの進行を制御するための制御用プログラム等の様々なプログラムが記憶される。また、外部メモリ15には、プレゼント提供サービスにおいて用いられる各種データも記憶され得る。
ディスクドライブ16は、CD−ROM、DVD−ROM、DVD−R等の各種の記憶メディアに格納されたデータを読み込み、又は、これらの記憶メディアにデータを書き込む。
一実施形態において、サーバ装置10は、端末装置30によりインストールされ実行された所定のアプリケーションを介して、プレゼント提供サービスの提供に際して必要とされる様々な情報を端末装置30との間で送受信することができるものである。
別の実施形態では、サーバ装置10は、階層構造を有する複数のウェブページから成るウェブサイトを管理するウェブサーバであり、端末装置30に対してプレゼント提供サービスを含む各種サービスを提供することができる。端末装置30に備えられたブラウザソフトウェアは、ウェブページを表示するためのHTMLデータをサーバ装置10から取得し、取得したHTMLデータを解析して、当該ウェブページを端末装置30のユーザに提示することができる。このウェブページを表示するためのHTMLデータも外部メモリ15に記憶され得る。HTMLデータは、HTML等のマークアップ言語で記述されたHTML文書から成り、このHTML文書には、タグを利用して様々な画像が関連付けることができる。また、HTML文書には、Action ScriptやJavaScript(登録商標)等のスクリプト言語等で記述されたプログラムを埋め込むことができる。
このように、サーバ装置10は、プレゼント提供サービスに固有のアプリケーションを実行する端末装置30からの要求に応じて様々な情報を送受信することにより、プレゼント提供サービスを進行させることができる。或いはまた、サーバ装置10は、プレゼント提供サービスを提供するウェブサイトを管理し、当該ウェブサイトを構成するウェブページを端末装置30からの要求に応じて配信することにより、プレゼント提供サービスを進行させることができる。サーバ装置10は、各ユーザを識別する識別情報ごとにプレゼント提供サービスの進行に必要なデータを記憶することができる。
端末装置30は、一実施形態において、サーバ装置10からダウンロードしたプレゼント提供サービスに固有のアプリケーションをインストールして実行することにより、サーバ装置10との間において通信網20を介してプレゼント提供サービスに関連した様々な情報の送受信を実行可能な任意の情報処理装置である。別の実施形態において、端末装置30は、通信網20を介してサーバ装置10から取得したプレゼント提供サービス用ウェブサイトのウェブページをウェブブラウザ上で表示することができる任意の情報処理装置である。このような情報処理装置は、例えば、タブレット、携帯電話機、スマートフォン、携帯情報端末、パーソナルコンピュータ、タッチパッド、電子書籍リーダー、及び、テレビ等を含むが、これらには限られない。
2−2.端末装置の構成
端末装置30の構成の一例について図2を参照して説明する。図2は、本発明の一実施形態に係る端末装置30の構成の一例を示すブロック図である。端末装置30は、図示のとおり、CPU31と、メインメモリ32と、ユーザI/F33と、通信I/F34と、外部メモリ35と、を含み、これらの各構成要素がバス36を介して互いに電気的に接続されている。
CPU31は、外部メモリ35からオペレーティングシステム等の様々なプログラムをメインメモリ32にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ32は、CPU31が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F33は、例えば、ユーザの入力を受け付けるタッチパネル、キーボード、ボタンやマウス等の情報入力装置と、CPU31の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置と、を含む。通信I/F34は、ハードウェア、ファームウェア、又は、TCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装され、通信網20を介してサーバ装置10と通信可能に構成される。
外部メモリ35は、例えば磁気ディスクドライブやフラッシュメモリ等により構成され、オペレーティングシステム等の様々なプログラムを記憶する。
このようなアーキテクチャを有する端末装置30は、一実施形態では、プレゼント提供サービスに固有のアプリケーションをインストールして実行することにより、サーバ装置10との間において様々な情報の送受信を行い、プレゼント提供サービスの提供に必要な画面等を表示することができる。
別の実施形態では、端末装置30は、例えば、HTML形式のファイル(HTMLデータ)を解釈して画面表示するためのブラウザソフトウェアを備えており、このブラウザソフトウェアの機能によりサーバ装置10から取得したHTMLデータを解釈して、受信したHTMLデータに対応するウェブページを表示することができる。また、端末装置30は、ブラウザソフトウェアに組み込まれるプラグインソフト(例えば、アドビシステムズ社から提供されているFLASH Player)(FLASHは商標)を備えており、HTMLデータに埋め込まれたSWF形式のファイルをサーバ装置10から取得し、当該SWF形式のファイルをブラウザソフトウェア及びプラグインソフトを用いて実行することができる。
端末装置30においてプレゼント提供サービスの提供を受けると、例えば、プログラムにより指示されたアニメーションや操作用アイコンが端末装置30の画面に表示される。ユーザは、端末装置30の入力インターフェイス(例えば、タッチスクリーンやボタン)を用いてプレゼント提供サービスを進行させるための指示を入力することができる。ユーザから入力された指示は、端末装置30のブラウザやNgCore(商標)等のプラットフォームの機能を通じてサーバ装置10に伝達される。
2−3.サーバ装置の機能
図3は、図1に示した構成を有するサーバ装置10により実現される機能の一例を示すブロック図である。図3に示すように、サーバ装置10は、主に、通信部110と、記憶部120と、許可情報付与部130と、歩数取得部140と、制御部150と、オプションとしての歩数調整部160及び有効歩数取得部170と、を含む。
通信部110は、各ユーザ(そのユーザにより用いられる端末装置30)との間において、プレゼント提供サービスの実行に必要とされる様々な情報を送受信する。
なお、通信部110は、例えば、主に上述したサーバ装置10のCPU11、メインメモリ12及び通信I/F14により実現され得るものである。
記憶部120は、プレゼント提供サービスの実行に必要とされる様々な情報を記憶する。例えば、記憶部120は、各ユーザについて、そのユーザの氏名、そのユーザが属するグループを識別する情報、そのユーザが参加している(参加した)チャレンジを識別する情報、及び、そのユーザに提供されたプレゼントを識別する情報等を含む様々な情報(例えば、図11、図12、図15及び図16等に例示された情報)を記憶することができる。
なお、記憶部120は、例えば、主に上述したメインメモリ12、外部メモリ15及びディスクドライブ16により実現され得るものである。
なお、許可情報付与部130は、対象ユーザの端末装置から受信した歩数を示す情報(歩数情報、有効歩数情報)等に基づいてこの対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを認識した場合に、この対象ユーザとこの対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループから選択された選択ユーザに対して、商品又は役務に関するプレゼントの提供を受けることを許可する許可情報を付与する。
許可情報付与部130は、例えば、主に上述したCPU11及びメインメモリ12により実現され得るものである。
歩数取得部140は、各ユーザの端末装置30から受信した歩数を示す情報(歩数情報)に基づいて、各ユーザに対応する歩数を取得する。
なお、歩数取得部140は、例えば、主に上述したCPU11、メインメモリ12及び通信I/F14により実現され得るものである。
オプションとしての歩数調整部160は、所定の行為を実行したユーザの累積歩数を所定値だけ増加させるものである。
なお、歩数調整部160は、例えば、主に上述したCPU11及びメインメモリ12により実現され得るものである。
オプションとしての有効歩数取得部170は、ユーザの端末装置30により測定された歩数に対して第1補正及び第2補正がなされた有効歩数を示す情報(有効歩数情報)を端末装置30から取得する。或いはまた、有効歩数取得部170は、ユーザの端末装置30により測定された測定歩数を受信し、この測定歩数に対して第1補正及び第2補正がなされた有効歩数を算出することができる。
なお、有効歩数取得部170は、例えば、主に上述したCPU11及びメインメモリ12により実現され得るものである。
制御部150は、上述した各部を制御する。また、制御部150は、各ユーザについてプレゼント提供サービスの進行を制御することができる。
なお、制御部150は、例えば、主に上述したCPU11及びメインメモリ12により実現され得るものである。
2−4.端末装置の機能
図4は、図2に示された端末装置30により実現される機能の一例を示すブロック図である。図4に示すように、端末装置30は、主に、通信部210と、記憶部220と、入力部230と、表示部240と、選択部250と、測定部260と、制御部270と、オプションとしての有効歩数取得部280と、を含む。
通信部210は、サーバ装置10との間において、プレゼント提供サービスの実行に必要とされる様々な情報を送受信する。
なお、通信部210は、例えば、主に上述した端末装置30のCPU31、メインメモリ32及び通信I/F34により実現され得るものである。
記憶部220は、プレゼント提供サービスの実行に必要とされる様々な情報を記憶する。
なお、記憶部220は、例えば、主に上述したメインメモリ32及び外部メモリ35により実現され得るものである。
入力部230は、端末装置30のユーザからユーザI/F33を介して様々な情報を入力することができる。
なお、入力部230は、例えば、主に上述したCPU31、メインメモリ32及びユーザI/F33により実現され得るものである。
表示部240は、プレゼント提供サービスの進行に伴って様々な情報を表示することができる。
なお、表示部240は、例えば、主に上述したCPU31、メインメモリ32及びユーザI/F33により実現され得るものである。
選択部250は、ユーザの歩数を示す情報(歩数情報)に基づいてこのユーザに関連する歩数が所定の条件を満たす場合に、このユーザとこのユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループから、ユーザから上記入力部230を介して入力した情報に基づいて、商品又は役務に関するプレゼントの提供を受けるユーザを選択する。
なお、選択部250は、例えば、主に上述したCPU31及びメインメモリ32により実現され得るものである。
測定部260は、ユーザの歩数を測定して測定歩数として取得するものである。例えば、測定部260は、加速度センサ、重力センサ及び/又はジャイロスコープを用いて周知の技術により、当該端末装置30を携帯するユーザの歩数を測定することができる。
オプションとしての有効歩数取得部280は、測定部260により取得された測定歩数に対して第1補正及び第2補正がなされた有効歩数を測定することができる。
なお、有効歩数取得部280は、例えば、主に上述したCPU31及びメインメモリ32により実現され得るものである。
制御部270は、上述した各部を制御する。また、制御部270は、プレゼント提供サービスの進行を制御することができる。
3.プレゼント提供サービスの提供に際して行われる動作の例
本実施形態では、歩数に関するチャレンジとして、対象ユーザとこの対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループが、所定の期間内に所定の歩数に到達した場合に、この自グループに含まれるユーザのうちの1又は複数のユーザが所定の商品又は役務の提供を受ける権利を無料でプレゼントされるチャレンジ(以下便宜上「SILVERチャレンジ」という。)が、プレゼント提供サービスにおいて提供される場合について説明する。
図5は、図1に示した通信システムにおいてプレゼント提供サービスが提供される動作を示すフロー図である。
まず、ステップ(以下「ST」という。)50において、既にプレゼント提供サービスへの登録を完了させた状態にあって新たなチャレンジを開始しようとする対象ユーザ(ここでは「ユーザA」)が、端末装置30にインストールされた所定のアプリケーションを実行してサーバ装置10との通信を開始する。別の実施形態では、ユーザAは、端末装置30を用いてサーバ装置10により提供される所定のウェブサイトにアクセスしてもよい。端末装置30が、サーバ装置10に提供される所定のアプリケーションを介してプレゼント提供サービスの提供を受けるか、サーバ装置10に提供される所定のウェブサイトを介してプレゼント提供サービスの提供を受けるかは、本発明の実施形態において重要な点ではないため、それらの具体的な実現方法についてはその詳細な説明を省略する。
端末装置30を用いてサーバ装置10にアクセスしたユーザAは、図6に示す画面300において、電子メールアドレス及び暗証番号をそれぞれフィールド301及び302に入力することによって、プレゼント提供サービスにログインすることができる。
図5に戻り、ST51において、ユーザAは、実行しようとするチャレンジを選択する。一実施形態では、ユーザAは、例えば、図7に示すように、まず、「SILVER」、「GOLD」及び「DIAMOND」という3つのクラスの中からいずれかのクラスを選択し、そのように選択したクラスに属するチャレンジを選択することができる。なお、ユーザAは、画面310に表示されたオブジェクト311〜313をタッチすることによりそれぞれ「SILVER」、「GOLD」及び「DIAMOND」を選択することができる。
ここで、「SILVER」というクラスに属するチャレンジは、上述したように、対象ユーザとこの対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループが、所定の期間内に所定の歩数に到達した場合に、この自グループに含まれるユーザのうちの1又は複数のユーザが所定の商品又はサービスの提供を受ける権利を「無料で」プレゼントされるチャレンジである。「GOLD」というクラスに属するチャレンジは、対象ユーザとこの対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループが、所定の期間内に所定の歩数に到達した場合に、この自グループに含まれるユーザのうちの1又は複数のユーザが所定の商品又は役務の提供を受ける権利を「割引価格(例えば最大50%の割引価格)で」プレゼントされるチャレンジである。「DIAMOND」というクラスに属するチャレンジは、対象ユーザとこと対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループが、所定の期間内に全グループの中において所定の順位(例えば1位、2位及び3位のいずれかの順位)にランクされた場合に、この自グループに含まれるユーザのうちの1又は複数のユーザが所定の商品又は役務の提供を受ける権利を「順位に応じた割引価格で」プレゼントされるチャレンジである。
ここでは、一例としてユーザAはオブジェクト311をタッチして「SILIVER」を選択する。そうすると、端末装置30の画面には、図8に示すように「SILVER」に属する複数のチャレンジが表示される。この画面320には、例えば、チャレンジの名称又は店舗の名称(チャレンジ1については「ABCカラオケ」)、その店舗で提供を受けることができる商品又は役務の内容(チャレンジ1については「1時間利用券」)、目標歩数(チャレンジ1については「5000歩」)及び期限(チャレンジ1については「2017年5月31日」)等を含む様々な情報が表示され得る。
なお、ここで表示されるチャレンジは、端末装置30の現在地とは関係のない店舗に関連したチャレンジであってもよいし、端末装置30の現在地と所定の距離内にある店舗に関連したチャレンジであってもよい。
また、別の実施形態では、ユーザAの端末装置30の画面には、利用可能なチャレンジがクラスに関係なくすべて表示され、ユーザAに入力された検索条件(例えば、クラスが「SILVER」であるチャレンジのみ、「カラオケ」という文言を含むチャレンジのみ、目標歩数が5000歩数未満であるチャレンジのみ等といったような様々な検索条件)に該当するチャレンジのみが端末装置30の画面に表示されるようにしてもよい。
ここでは、一例としてユーザAは、オブジェクト321をタッチしてチャレンジ1を選択する。これにより、チャレンジ1が開始され、端末装置30の画面には、例えば、図9に示すような画面330が表示される。
図9に示すように、端末装置30の画面には、フィールド321及び322において、それぞれ、現在進行中のチャレンジの名称及び目標歩数が表示される。また、フィールド333及び334において、それぞれ、ユーザAの現在の歩数、及び、ユーザAが属するグループ全体の歩数が表示される。さらに、フィールド335において、このチャレンジの実行のために残された日数が表示される。
さらにまた、一実施形態では、所定の期限内に所定の歩数に到達した「すべての」グループが、このチャレンジに関連した商品又は役務の提供を受けることができる。別の実施形態では、所定の期限内において限定された数のグループのみが、先着順に、このチャレンジに関連した商品又は役務の提供を受けることができるようにしてもよい。この場合には、図9に示すように、フィールド336において、残り数量が表示され得る(ここでは、残り先着100グループのみがABCカラオケ店の1時間利用券を取得することができる)。
次に、図5に戻り、ST52において、ユーザAは、選択したチャレンジ(チャレンジ1:ABCカラオケ)にユーザAと一緒に参加する関連ユーザを招待することができる。このような関連ユーザの招待は、例えば、図9に示した画面において、「友達を招待する」というオブジェクト337をタッチすることにより開始することができる。
一実施形態では、図10に示すように、端末装置30は、この端末装置30が保持する電話帳に登録されたユーザを画面340に表示し、これらのユーザの中から招待したユーザをユーザAに選択させるものとすることができる。これに代えて又はこれに加えて、端末装置30は、ユーザAが利用しているSNSにおいて友達として設定されているユーザを画面340に表示してもよい。
ユーザAは、例えばBさん(ユーザB)を招待したい場合には、画面340においてオブジェクト341をタッチすると、サーバ装置10は、ユーザAがチャレンジ1に招待する旨を示す招待メッセージ(例えばSMS又は電子メール)を、ユーザBに対応する電話番号又は電子メールアドレスに送信する。この招待メッセージの本文には、例えば、プレゼント提供サービスに固有の所定のアプリケーションをダウンロードするためのウェブサイトを特定する情報(URL)が記載されている。よって、この招待メッセージを受信したユーザBは、その端末装置30に上記所定のアプリケーションをインストールして実行して、サーバ装置10にアクセスしてプレゼント提供サービスに登録することができる(ユーザBがプレゼント提供サービスに既に登録されている場合には、登録手続きは省略され、直ちにプレゼント提供サービスに参加することができる)。
別の実施形態では、この招待メッセージには、例えば、プレゼント提供サービスの提供を受けるためのウェブサイトを特定する情報(URL)が記載されている。よって、この招待メッセージを受信したユーザBは、端末装置30を用いて、そのURLに基づいてサーバ装置10にアクセスしてプレゼント提供サービスの提供を受けることができる。
以上のようにして、ユーザBは、ユーザAと協力してチャレンジ1に参加することができる。
チャレンジ1に参加したユーザBの端末装置30の画面においても、図9に示したものと同様の情報が表示されるものとすることができる。但し、図9におけるフィールド333には、「ユーザBの現在の歩数」が表示され得るし、フィールド334には、ユーザAの歩数とユーザBの歩数と(他のユーザが招待されている場合には当該他のユーザの歩数と)を合計した歩数が表示され得る。
一実施形態では、チャレンジ1を開始したユーザAのみが友達を招待でき、ユーザB及び他のユーザは友達を招待できないものとされる。この場合、ユーザBの端末装置30の画面330には、フィールド337が表示されない。
別の実施形態では、チャレンジ1を開始したユーザAだけでなく、ユーザAに招待された他のユーザ(ユーザB等)もまた友達を招待することができる。この場合、ユーザB等の端末装置30の画面にも、図9に示したフィールド337が表示される。友達の招待は、上述したとおりに実行され得る。
図5に戻ると、ST53において、チャレンジ1に参加している各ユーザ(ユーザA及びユーザB等)は、上記所定のアプリケーションを実行させた状態でその端末装置30を持ち歩くことによって、各ユーザの端末装置30は測定部260を用いてそのユーザの歩数を計測する。
各ユーザの端末装置30は、そのユーザの累積歩数を歩数情報として所定の時間区間(例えば、1時間、6時間、12時間、24時間等といった任意の時間区間)ごとにサーバ装置10に通知することにより、サーバ装置10は、各ユーザの累積歩数を認識して記憶することができる。端末装置30がサーバ装置10に累積歩数を通知する頻度を少なくして端末装置30により消費される電力を抑えるために、一実施形態では、そのユーザの累積歩数を歩数情報として例えば12時間又は24時間に1回の頻度でサーバ装置10に通知してもよい。
ST53において、一実施形態では、各ユーザの端末装置30は、測定部260により計測した歩数(計測歩数)をそのまま累積させたものを累積歩数として(歩数情報により)サーバ装置10(の歩数取得部140及び/又は有効歩数取得部170)に通知することができる。別の実施形態では、各ユーザの端末装置30は、測定部260により測定した測定歩数に対して、後述する有効歩数取得部280により第1補正及び第2補正を順次施すことによって有効歩数を算出し、このように算出した有効歩数を累積させたものを累積歩数として(歩数情報により)サーバ装置10(の有効歩数取得部170)に通知してもよい。
このようなサーバ装置10への通知に先行して若しくは並行して、又は、このようなサーバ装置10への通知の後に、各ユーザの端末装置30は、現在の累積歩数(測定歩数を累積させた累積歩数、又は、有効歩数を累積させた累積歩数)を、ユーザに示すべく画面に表示することができる。このような現在の累積歩数は、図9に例示した画面330におけるフィールド333に表示されるものとすることができる。
次に、ST54において、サーバ装置10は、各ユーザの端末装置30から歩数情報により受信した累積歩数に基づいて、各ユーザの歩数が所定の条件を満たすかに関する判定を実行する。
ここでは、上述したチャレンジ1(ABCカラオケ)に参加しているユーザが、対象ユーザであるユーザAと、関連ユーザであるユーザB及びユーザCと、を含むものとする。
サーバ装置10は、例えば図11に示すように、各ユーザに対応付けて、そのユーザを一意に識別する識別情報(ユーザID)、そのユーザの氏名を示す情報、そのユーザが属しているグループを一意に識別する識別情報(グループID)、そのユーザが実行しているチャレンジを一意に識別する識別情報(チャレンジID)及びそのユーザに付与されたプレゼントを一意に識別する識別情報(プレゼントID)等を、記憶部120に記憶することができる。例えば、サーバ装置10は、対象ユーザであるユーザAについては、ユーザIDとして「U00101」を、氏名として「A」を、グループIDとして「G00001」及び「G05531」を、チャレンジIDとして「C00010」を、それぞれ記憶部120に記憶している。
図11に例示した情報に基づいて、サーバ装置10は、図12に示すように、各チャレンジ(チャレンジID)に対応付けて、そのチャレンジに参加しているグループを一意に識別する識別情報(グループID)、そのグループに属している各ユーザを識別する識別情報(ユーザID)、そのグループに属している各ユーザの累積歩数を示す情報、及び、そのグループに属している全ユーザの累積歩数を合計したグループ累積歩数を示す情報等を、記憶部120に記憶することができる。
図11に例示した情報によれば、サーバ装置10は、チャレンジID(「C00010」)が割り当てられたチャレンジ1(ABCカラオケ)には、3つのグループ(「G00001」、「G02345」及び「G03429」)が参加しており、グループ(「G0001」)には、ユーザA(「U00101」)、ユーザB(「U02533」)及びユーザC(「U03212」)が含まれている、ということを認識することができる。さらに、図11に例示した情報によれば、サーバ装置10は、チャレンジ1(「C00010」)に参加しているグループ(「G00001」)に含まれるユーザA〜Cのそれぞれの累積歩数を認識し、さらに、そのグループに含まれるユーザA〜Cの全ユーザの累積歩数を合計したグループ累積歩数を認識することができる。
なお、記憶部120に記憶された各ユーザの累積歩数は、一実施形態では、サーバ装置10の歩数取得部140が、対応するユーザの端末装置30から所定の時間区間ごとに歩数情報として受信した歩数(測定歩数)である。別の実施形態では、記憶部120に記憶された各ユーザの累積歩数は、サーバ装置10の有効歩数取得部170が、対応するユーザの端末装置30(の有効歩数取得部280)から所定の時間区間ごとに有効歩数情報として受信した歩数(有効歩数)である。さらに別の実施形態では、記憶部120に記憶された各ユーザの累積歩数は、サーバ装置10の有効歩数取得部170が、(歩数取得部140を介して)対応するユーザの端末装置30から所定の時間区間ごとに歩数情報として受信した測定歩数に対して第1補正及び第2補正を施すことにより得られた有効歩数である。
記憶部120に記憶されたグループ(「G00001」)に含まれる全ユーザA〜Cの累積歩数を合計したグループ累積歩数は、例えば、サーバ装置10の制御部150、有効歩数取得部170及び歩数取得部140のいずれかにより実行され得るものである。
また、図5には示されていないが、このようにサーバ装置10により算出されたグループ累積歩数は、対応するグループに属する各ユーザの端末装置30に通知され表示されるようにしてもよい。グループ累積歩数は、例えば、図9に例示した画面330においてフィールド334に表示されるものとすることができる。
図5に戻り、ST54において、このような情報に基づいて、サーバ装置10(の制御部150)は、チャレンジ1(「C00010」)に参加する各グループ(ここでは、ユーザA〜Cが属するグループ「G00001」)のグループ累積歩数が、所定の期間内に、チャレンジ1に対応する所定の歩数(ここでは図9に示したように「60000」)に到達したか否か(さらには、プレゼントの提供を受けることが可能なグループの数、すなわち、残り数量が1以上であるか)を判定する。このような判定を行うために、図示していないが、サーバ装置10は、各チャレンジに対応付けて、「目標歩数」を識別する情報、「所定の期間」を識別する情報、及び、「残り数量」を識別する情報等を、記憶部120に記憶することができる。
ST54において、ユーザA〜Cが属するグループ「G00001」のグループ累積歩数が「60000」に満たない場合には、処理はST53に戻る(或いはまた、当該グループの人数が上限数に満たない場合には、対象ユーザであるユーザAが他のユーザを招待することができるようにするために、処理はST52に戻るようにしてもよい)。
一方、ST54において、ユーザA〜Cが属するグループ「G00001」のグループ累積歩数が「60000」に到達した場合(さらには残り数量が1以上である場合)には、処理はST55に移行する。なお、ST54において、当該チャレンジ(ここではチャレンジ1)に設けられた期限(例えば図8に例示した「2017年5月31日」)が経過した場合には、図15には示していないが、サーバ装置10(の制御部150)は、当該チャレンジを中止して、各ユーザ(ここではユーザA〜C)の端末装置30の画面において、チャレンジが失敗した旨の表示(例えば図13に示すフィールド351における「チャレンジ達成!」に代えて「チャレンジ失敗!」という表示)をすることができる。
ST55において、対象ユーザであるユーザAの端末装置30には、例えば図13に示すような画面350が表示され得る。画面350において、フィールド351には、ユーザAの属するグループがチャレンジ(ABCカラオケ)を達成させた旨の表示がなされている。ユーザAが「無料クーポンを取得する」と表示されたオブジェクト352をタッチすると、ユーザAの端末装置30には、例えば図14に示すような画面360が表示され得る(なお、ユーザB及びCの端末装置30には、図13に例示したフィールド352を除く画面350が表示されるようにしてもよい。)。
図14に例示するように、ユーザA〜Cのうち所定のユーザ(ここでは、チャレンジ1を開始した対象ユーザであるユーザA)が、その端末装置30を用いて、当該グループ(「G00001」)を構成する全ユーザ(ユーザA〜C)のうちのいずれのユーザがプレゼントの提供を受けるべきユーザであるかを選択することができる。これにより、端末装置30(の選択部250)は、ユーザAから入力された情報に基づいて、ユーザA〜Cのうちプレゼントの提供を受けるべきユーザを選択することができる。例えば、ユーザAは、画面360において、オブジェクト361、362、363のいずれかをタッチすることにより、それぞれ、自分(ユーザA)、ユーザB、ユーザCを、無料クーポンを取得すべきユーザ(商品又は役務に関するプレゼントの提供を受けるべきユーザ)を選択することができる。一実施形態では、ユーザAは、ユーザA〜Cのうちいずれか1つのユーザのみを選択することができる。別の実施形態では、ユーザAは、ユーザA〜Cのうち複数のユーザを選択してもよい。
なお、図14に関連した例では、ユーザAが、プレゼントの提供を受けるべきユーザとして当該グループ(「G00001」)を構成するユーザA〜Cのうちの少なくとも1つのユーザを選択するものとしたが、別の実施形態では、当該グループには属していない「他のユーザ」が図14に例示された選択肢に加えられるようにしてもよい。ここでいう「他のユーザ」には、ユーザAにより電子メール又は電話番号等により指定されたユーザ、及び、ユーザAの端末装置30に記憶された電話帳に含まれた複数のユーザのうちユーザAに指定されたユーザ等を含むものとすることができる。ここでは、一例として、ユーザAが、プレゼントの提供を受けるべきユーザとして、自分及びユーザBを選択したものとする。
このようにして、端末装置30(の選択部250)は、ユーザAから入力された情報に基づいて、ユーザA〜Cのうちプレゼントの提供を受けるべきユーザを選択することができる。これに伴い、サーバ装置10(の制御部150)は、端末装置30(の選択部250)から受信する所定の情報に基づいて、ユーザA〜Cのうちプレゼントの提供を受けるべきユーザを選択ないし識別することができる。
図5に戻り、次に、ST56において、サーバ装置10(の許可情報付与部130)は、ユーザA及びユーザBに対して、商品又は役務に関するプレゼントの提供を受けることを許可する許可情報を付与することができる。具体的には、例えば、サーバ装置10(の許可情報付与部130)は、図15に示すように、各プレゼント(プレゼントID)に対応付けて、そのプレゼントに関連する商品又は役務を一意に識別する識別情報(商品・役務ID)、そのプレゼントの提供を受けることができる1又は複数のユーザを一意に識別する識別情報(ユーザID)を、記憶部120において記憶することができる。ここでは、サーバ装置10は、プレゼント(「P10002」)の提供を受けることができるユーザとして、ユーザA(「U00101」)及びユーザB(「U02533」)を記憶部120において記憶している。これに伴い、サーバ装置10は、図11に例示した情報においても、ユーザA(「U00101」)及びユーザB(「U02533」)のそれぞれに対応付けて、プレゼントID(「P10002」)を記憶することができる。このようにして、サーバ装置10は、ユーザA及びユーザBに対して、商品又は役務に関するプレゼントの提供を受けることを許可する許可情報(「P10002」)を付与することができる。
このようにしてサーバ装置10から許可情報を付与されたユーザ(ここでは、ユーザA及びユーザB)の端末装置30は、ユーザが画面上の所定のオブジェクト(例えば図13に例示したオブジェクト352であってもよい)をタッチすることにより、画面に無料クーポンを表示させることができる。そのような無料クーポンの一例が、図17に例示されている。ユーザA及びユーザBは、その端末装置30の画面370(図17)に表示されたバーコード371(QRコード(登録商標)であってもよい)を、ABCカラオケという店舗に提示することにより、「カラオケ1時間無料」という役務の提供を受けることができる。
以上、歩数に関するチャレンジとして「SILVERチャレンジ」が提供される場合について説明したが、「GOLD」というクラスに属するチャレンジ(以下便宜上「GOLDチャレンジ」)が提供される場合においても、同様の処理が行われる。GOLDチャレンジとは、上述したように、対象ユーザとこの対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループが、所定の期間内に所定の歩数に到達した場合に、この自グループに含まれるユーザのうちの1又は複数のユーザが所定の商品又は役務の提供を受ける権利を「割引価格(例えば最大50%の割引価格)で」プレゼントされるチャレンジである。よって、GOLDチャレンジが提供される場合には、SILVERチャレンジの「無料クーポン」ではなく、「割引クーポン」がユーザに提供され得る(図13及び図14に例示した画面においては、「無料クーポン」という表示に代えて「割引クーポンを取得する」という表示がなされ得る。)。
「DIAMOND」というクラスに属するチャレンジ(以下便宜上「DIAMONDチャレンジ」という。)が提供される場合においても、基本的に同様の処理が行われる。DIAMONDチャレンジとは、上述したように、対象ユーザとこと対象ユーザに関連する関連ユーザとを含む自グループが、所定の期間内に全グループの中において所定の順位(例えば1位、2位及び3位のいずれかの順位)にランクされた場合に、この自グループに含まれるユーザのうちの1又は複数のユーザが所定の商品又は役務の提供を受ける権利を「順位に応じた割引価格で」プレゼントされるチャレンジである。
DIAMONDチャレンジでは、図5に示したST54において、サーバ装置10は、対象とされているグループのグループ累積歩数が、当該チャレンジに参加しているすべてのグループの中において、何位であるかを判定する必要がある。これを実現するために、サーバ装置10は、例えば、図12に例示した情報を用いることができる。具体的には、図12を参照すると、当該DIAMONDチャレンジを一意に識別する識別情報が「C00010」であり、このチャレンジには、例えば3つのグループ(「G00001」、「G02345」及び「G03429」)が参加しているものとする。この場合、サーバ装置10は、これら3つのグループのグループ累積歩数の大小関係を識別することにより、各グループのグループ累積歩数がこれら3つのグループにおいて何位であるのかを容易に識別することができる。
なお、SILVERチャレンジ、GOLDチャレンジ及びDIAMONDチャレンジのいずれが提供される場合においても、当該チャレンジに参加するグループを構成するメンバーの数は、所定最小数(1人であってもよい)〜所定最大数の範囲であってもよい。
また、オプションとして、いずれのチャレンジが提供される場合においても、サーバ装置10(の歩数調整部160)、所定の行為を実行したユーザの累積歩数を所定値だけ増加させることができる。所定の行為には、所定の動画を視聴する行為(第1行為)、当該プレゼント提供サービスに他のユーザを登録させる行為(第2行為)、及び、当該プレゼント提供サービスに関する情報を所定のウェブサイトに書き込む行為(第3行為)のうちの少なくとも1つが含まれる。
これを実現するために、例えば、サーバ装置10は、各ユーザの端末装置30において、図9に例示するように、「ボーナス歩数を取得する」というオブジェクト338を表示させることができる。ユーザがこのオブジェクト338をタッチすると、第1行為に関しては、端末装置30は、所定の動画サイトにジャンプして、プレゼント提供サービスに関わっている企業等のコマーシャルメッセージやプロモーションビデオ等をダウンロードして画面に表示することができる。これにより、プレゼント提供サービスに関わっている企業等は、プレゼント提供サービスを介して、より多くのユーザにその企業等自体又はその企業が提供している商品・役務を知らしめることができる。
第2行為に関しては、ユーザは、図9に例示された「友達を招待する」というオブジェクト337をタッチすることにより上述のとおり新たなユーザをプレゼント提供サービスに登録させることができる。これにより、プレゼント提供サービスに参加するユーザの数を増加させ(ひいては、プレゼント提供サービスに関わる企業等をより多くのユーザに知らしめ)ることができる。
第3行為に関しては、端末装置30は、ユーザにプレゼント提供サービスに関する感想、意見及び要望等を書き込むための画面を表示し、又は、ユーザにプレゼント提供サービスに関する感想、意見及び要望等を書き込むためのウェブサイトに誘導され得る。これにより、プレゼント提供サービスを提供している企業等は、当該サービスを多くのユーザの意向に沿ったサービスに近づけることができる。
このような所定の行為を実行したユーザについては、サーバ装置10(の歩数調整部160)は、例えば、図12に例示した情報のうちの対応するユーザの累積歩数に所定値を増加して記憶部120に記憶することができる(これに伴い、そのユーザが属しているグループのグループ累積歩数も所定値だけ増加することになる)。
なお、各ユーザが図9に例示した「ボーナス歩数を取得する」というオブジェクト338をタッチして、所定の行為を実行できる回数には、所定の制限が設けられ得る。例えば、各ユーザは、1日に1回だけ、第1行為〜第3行為のいずれか1つの行為(又は少なくとも1つの行為)について、所定数の歩数を取得することができる(この場合、各ユーザは、第1行為〜第3行為のいずれかの行為を実行すること自体には何らの制限も設けられないようにしてもよい)。
4.有効歩数の算出方法
次に、上述したとおり、ST53においては、一実施形態として、端末装置30により取得された測定歩数に対して、端末装置30の有効歩数取得部280又はサーバ装置10の有効歩数取得部170により第1補正及び第2補正が順次(又は第2補正及び第1補正が順次)施されることにより、有効歩数が取得される。このような有効歩数の取得方法について、以下、詳細に説明する。
ここでは、加速度センサ、重量センサ及びジャイロスコープ等の技術を利用してユーザの歩数を測定可能な機能を有する端末装置30(例えばポータブルデバイス)の測定部260により取得された測定歩数と、ユーザの実際の歩数(ユーザの実際の歩行に対応する歩数)と、の間の誤差(以下「測定誤差」という。)が、端末装置30のGPS位置把握機能を利用して補正される。測定歩数に対してこのような補正が施されることにより算出された歩数は、ユーザが実際に歩いた歩数に近似した歩数に相当し、以下「有効歩数」と称される。
上述した測定誤差は、ユーザの使用パターンによって発生する誤差を意味するものであって、端末装置30に搭載された各種センサ及びジャイロスコープ等の誤作動ないし歩数誤認識等の技術的なエラーに起因する誤差を含まない。このような測定誤差は、主に、次の2つの要因により発生する誤差を含むものと考えられる。
(異常速度誤差)
ユーザが、自転車、自動車及び電車等を含む、一般的な歩行速度より大きい速度で移動する交通手段を利用して移動するときに、端末装置30が揺れて各種センサが作動することにより、誤って歩数がカウントされる、という要因に起因する誤差(以下「異常速度誤差」という。)
(異常カウント誤差)
ユーザが、静止している(一般的な歩行速度で移動していない)ときに、端末装置30が揺れて各種センサが作動することにより、誤って歩数がカウントされる、という要因に起因する誤差(以下「異常カウント誤差」という。)
このような測定誤差を補正して有効歩数を算出するために、例えば、以下の3つの方式が考えられる。
(1)移動区間平均速度基準方式(第1方式)
一定時間(例えば24時間)においてユーザが移動した移動距離を用いて平均速度を算出し、この平均速度に基づいて、測定歩数の異常速度誤差及び異常カウント誤差を補正する方式
(2)単位区間平均速度基準方式(第2方式)
GPSが「ON」で端末装置30の位置の把握が可能な状態において移動した単位時間(例えば1時間)について平均速度を算出し、この平均速度に基づいて、測定歩数の異常速度誤差及び異常カウント誤差を補正する方式
(3)単位区間移動距離基準方式(第3方式)
単位時間(例えば30秒)においてユーザが移動した移動距離に基づいて、測定歩数の異常速度誤差及び異常カウント誤差を補正する方式
本実施形態では、測定歩数における異常速度誤差を補正するためには、ユーザの歩行時の平均速度を推定する必要がある。ここでは、一例としてユーザの歩行時の平均速度として、以下の表1に示す平均速度(これらに限定されない)を用いる。
Figure 0006196011
また、本実施形態では、測定歩数における異常カウント誤差を補正するためには、ユーザの歩幅を推定する必要がある。ここでは、一例として、以下の歩幅(これに限定されない)を用いる。
歩幅=ユーザの身長×30%
4−1.第1方式(移動区間平均速度基準方式)
(1)概要
まず、一定時間(例えば24時間)においてユーザの端末装置30が移動した移動距離を用いて平均速度を算出し、この平均速度がユーザの一般的な足取りで認められる速度であるのか否かに基づいて、測定歩数における異常速度誤差を補正することにより、「速度補正歩数」を算出する。
次に、本方式において以下のとおり測定される移動距離を上記歩幅で割った歩数を「使用者標準歩数」として算出する。
最後に、速度補正歩数と使用者標準歩数との相関関係に基づいて、速度補正歩数(測定歩数)における異常カウント誤差を補正して「有効歩数」を算出する。
(2)仮定
ユーザは、位置を測定可能なGPS機能、及び、歩数を測定可能な機能の両方が備わった端末装置30を所持したまま移動する。
ユーザが歩く間において、端末装置30の歩数測定機能が作動して歩数をカウントする。端末装置30の測定部260は、このようにカウントされる歩数のうち、端末装置30のGPSが「ON」であり位置を把握できる状態においてカウントされた歩数を「測定歩数」として算出する。
ユーザの移動環境によって端末装置30のGPSは「ON」と「OFF」とを繰り返さす場合がある。端末装置30の測定部260は、この端末装置30のGPSが「ON」の状態で歩数がカウントされながら端末装置30が移動した距離(以下「測定距離」という。)を把握することができる。
端末装置30の測定部260は、測定距離を追跡し始めた時点から終わるまでの時間を「測定時間」として算出することができる。
(3)有効歩数の算出方法
まず、第1ステップとして、一定時間(例えば24時間)累積された測定距離と累積された測定時間とを利用して、ユーザの平均速度を「平均測定速度」として算出する。
次に、第2ステップとして、例えば以下の表2を用いて、ステップ1で算出された平均測定速度に対応する係数を決定し、このように決定された係数を測定歩数に対して乗ずることにより速度補正歩数を算出する。
Figure 0006196011
このような補正(第1補正)によれば、例えば、平均測定速度が通常の歩行に相当する速度と判断された場合には、測定歩数がそのまま速度補正歩数として利用される。一方、平均測定速度が、通常の歩行に相当する速度よりも速いと判断された場合には、その速度に応じて測定歩数を減少させた歩数が速度補正歩数として利用される。これにより、測定歩数に含まれる異常速度誤差が補正される。
次に、第3ステップとして、使用者標準歩数(測定距離/歩幅)に対する第2ステップで算出された速度補正歩数の偏差を算出し、例えば以下の表3を用いて、算出された偏差に対応する係数を決定し、このように決定された係数を速度補正歩数に対して乗ずることにより有効歩数を算出する。
Figure 0006196011
このような補正(第2補正)によれば、例えば、速度補正歩数(又は測定歩数)とユーザの使用者標準歩数との相違が所定の範囲内にあると判断された場合には、速度補正歩数(又は測定歩数)がそのまま有効歩数として利用される。一方、速度補正歩数とユーザの使用者標準歩数との相違が著しい場合には、ユーザが実際に歩行していない(又は歩行している)のにも関わらず、例えばユーザが端末装置30を意図的に振動させる(又は振動させない)こと等の不正行為により、測定歩数がカウントされてしまった(又はカウントされなかった)との推定のもと、その相違の大きさに応じて速度補正歩数(測定歩数)を減少させた歩数が有効歩数として利用される。これにより、測定歩数に含まれる異常カウント誤差が補正される。
なお、このような有効歩数の算出は、例えば、1日1回以上実施されるものとすることができる。
4−2.第2方式(単位区間平均速度基準方式)
(1)概要
まず、端末装置30のGPSが「ON」であって位置の把握が可能な状態で端末装置30が移動した単位時間(例えば1時間)において、端末装置30の平均速度を算出し、そのように算出した平均速度がユーザの一般的な足取りで認められる速度であるのか否かに基づいて、測定歩数における異常速度誤差を補正することにより、「単位速度補正歩数」を算出する。
次に、本方式において以下のとおり測定される移動距離移動距離を上記歩幅で割った歩数を「使用者標準歩数」として算出する。
さらに、単位速度補正歩数と使用者標準歩数との相関関係に基づいて、単位速度補正歩数(測定歩数)における異常カウント誤差を補正して単位時間ごとの「有効歩数」を算出する。
最後に、このように算出した単位時間ごとの有効歩数を合算したものを有効歩数とする。
(2)仮定
ユーザは、位置を測定可能なGPS機能、及び、歩数を測定可能な機能の両方が備わった端末装置30を所持したまま移動する。
ユーザが歩く間において、端末装置30の歩数測定機能が作動して歩数をカウントする。端末装置30の測定部260は、このようにカウントされる歩数のうち、端末装置30のGPSが「ON」であり位置を把握できる状態においてカウントされた歩数を「測定歩数」として算出する。
ユーザの移動環境によって端末装置30のGPSは「ON」と「OFF」とを繰り返さす場合がある。端末装置30の測定部260は、この端末装置30のGPSが「ON」の状態で歩数がカウントされながら端末装置30が移動した距離(以下「測定距離」という。)を把握することができる。
端末装置30の測定部260は、測定距離を追跡し始めた時点から終わるまでの時間を「測定時間」として算出することができる。
(3)有効歩数の算出方法
まず、第1ステップとして、単位時間(例えば1時間)の間において累積された測定距離及び測定時間とを利用して、ユーザの平均速度を「単位平均測定速度」として算出する。
次に、第2ステップとして、例えば以下の表4を用いて、ステップ1で算出された単位平均測定速度に対する係数を決定し、このように決定された係数を測定歩数に対して乗ずることにより単位速度補正歩数を算出する。
Figure 0006196011
このような補正(第1補正)によれば、例えば、単位平均測定速度が通常の歩行に相当する速度と判断された場合には、測定歩数がそのまま単位速度補正歩数として利用される。一方、単位平均測定速度が、通常の歩行に相当する速度よりも速いと判断された場合には、その速度に応じて測定歩数を減少させた歩数が単位速度補正歩数として利用される。これにより、測定歩数に含まれる異常速度誤差が補正される。
次に、第3ステップとして、使用者標準歩数(測定距離/歩幅)に対する第2ステップで算出された単位速度補正歩数の偏差を算出し、例えば以下の表5を用いて、算出された偏差に対応する係数を決定し、このように決定された係数を単位速度補正歩数に対して乗ずることにより有効歩数を算出する。
Figure 0006196011
このような補正(第2補正)によれば、例えば、単位速度補正歩数(又は測定歩数)とユーザの使用者標準歩数との相違が所定の範囲内にあると判断された場合には、単位速度補正歩数(又は測定歩数)がそのまま有効歩数として利用される。一方、単位速度補正歩数とユーザの使用者標準歩数との相違が著しい場合には、ユーザが実際に歩行していない(又は歩行している)のにも関わらず、例えばユーザが端末装置30を意図的に振動させる(又は振動させない)こと等の不正行為により、測定歩数がカウントされてしまった(又はカウントされなかった)との推定のもと、その相違の大きさに応じて単位速度補正歩数(測定歩数)を減少させた歩数が有効歩数として利用される。これにより、測定歩数に含まれる異常カウント誤差が補正される。
なお、このような有効歩数の算出は、例えば、1日1回以上実施されるものとすることができる。また、このような単位時間(例えば1時間)ごとの有効歩数を合算したものが、一定時間(例えば24時間)の有効歩数とされるものとすることができる。
なお、上述した第1方式及び第2方式の少なくとも一方においては、一実施形態では、第1ステップ〜第3ステップが、端末装置30において実行されるものとすることができる。具体的には、第1ステップが端末装置30の測定部260により実行され、第2ステップ及び第3ステップが端末装置30の有効歩数取得部270により実行されるものとすることができる。
別の実施形態では、第1ステップ〜第3ステップが、サーバ装置10において実行されるものとすることができる(但し、測定歩数、測定距離及び測定時間の算出は、端末装置30の測定部260により実行される。)。具体的には、第1ステップがサーバ装置10の歩数取得部140により実行され、第2ステップ及び第3ステップがサーバ装置10の有効歩数取得部170により実行されるものとすることができる。
さらに別の実施形態では、第1ステップ〜第3ステップが、端末装置30及びサーバ装置10により分担して実行されるものとすることができる。例えば、第1ステップが端末装置30の測定部260により実行され、第2ステップ及び第3ステップがサーバ装置10の有効歩数取得部170により実行されるものとすることができる。
4−3.第3方式(単位区間移動距離基準方式)
(1)概要
まず、端末装置30のGPSが「ON」であって位置の把握が可能な状態で単位時間(例えば30秒)において端末装置30が移動した距離(移動距離)を算出し、そのように算出した移動距離がユーザの一般的な足取りで認められる距離であるのか否かに基づいて、測定歩数における異常速度誤差を補正することにより、「単位距離補正歩数」を算出する。
次に、本方式において以下のとおり測定される移動距離を上記歩幅で割った歩数を「使用者標準歩数」として算出する。
さらに、単位距離補正歩数と使用者標準歩数との相関関係に基づいて、単位距離補正歩数(測定歩数)における異常カウント誤差を補正して「有効歩数」を算出する。
最後に、このように算出した単位時間ごとの有効歩数を合算したものを有効歩数とする。
(2)仮定
ユーザは、位置を測定可能なGPS機能、及び、歩数を測定可能な機能の両方が備わった端末装置30を所持したまま移動する。
ユーザが歩く間において、端末装置30の歩数測定機能が作動して歩数をカウントする。
ユーザの移動環境とは関係なく、端末装置30のGPSは常に「ON」状態にある。端末装置30の測定部260は、この端末装置30のGPSが「ON」の状態で歩数がカウントされながら端末装置30が移動した距離を把握することができる。
端末装置30の測定部260は、単位時間(例えば30秒)ごとに、サーバ装置10からGPS信号を受信した時点から単位時間(例えば30秒)が経過するまでに端末装置30が移動した距離(以下「単位距離」という。)を算出することができる。
単位時間を例えば30秒に設定した場合におけるユーザの移動速度と単位距離との間の相関関係は以下の表6に示すとおりである(これに限定されない)。
Figure 0006196011
(3)有効歩数の算出方法
まず、第1ステップとして、サーバ装置10と端末装置30との間においてGPS信号が送受信され、ユーザの位置を把握する動作のための単位時間が定められる。
次に、第2ステップとして、例えば以下の表7を用いて、単位距離に対する係数を決定し、このように決定された係数を測定歩数に対して乗ずることにより単位距離補正歩数を算出する。
Figure 0006196011
このような補正(第1補正)によれば、例えば、単位距離が通常の歩行に相当する距離と判断された場合には、測定歩数がそのまま単位距離補正歩数として利用される。一方、単位距離が、通常の歩行に相当する距離よりも大きいと判断された場合には、その距離に応じて測定歩数を減少させた歩数が単位距離補正歩数として利用される。これにより、測定歩数に含まれる異常速度誤差が補正される。
次に、第3ステップとして、使用者標準歩数(測定距離/歩幅)に対する第2ステップで算出された単位距離補正歩数の偏差を算出し、例えば以下の表8を用いて、算出された偏差に対応する係数を決定し、このように決定された係数を単位距離補正歩数に対して乗ずることにより有効歩数を算出する。
Figure 0006196011
このような補正(第2補正)によれば、例えば、単位距離補正歩数(又は測定歩数)とユーザの使用者標準歩数との相違が所定の範囲内にあると判断された場合には、単位距離補正歩数(又は測定歩数)がそのまま有効歩数として利用される。一方、単位距離補正歩数とユーザの使用者標準歩数との相違が著しい場合には、ユーザが実際に歩行していない(又は歩行している)のにも関わらず、例えばユーザが端末装置30を意図的に振動させる(又は振動させない)こと等の不正行為により、測定歩数がカウントされてしまった(又はカウントされなかった)との推定のもと、その相違の大きさに応じて単位距離補正歩数(測定歩数)を減少させた歩数が有効歩数として利用される。これにより、測定歩数に含まれる異常カウント誤差が補正される。
なお、このような有効歩数の算出は、例えば、1日1回以上実施されるものとすることができる。また、このような単位時間(例えば30秒)ごとの有効歩数を合算したものが、一定時間(例えば24時間)の有効歩数とされるものとすることができる。
なお、上述した第3方式においては、一実施形態では、第2ステップ及び第3ステップが、端末装置30の有効歩数取得部270において実行されるものとすることができる。別の実施形態では、第2ステップ及び第3ステップが、サーバ装置10の有効歩数取得部170により実行されるものとすることができる。
なお、上述した第1方式〜第3方式では、測定歩数に対して「第1補正」がなされた後、この第1補正がなされた測定歩数(速度補正歩数、単位速度補正歩数、単位距離補正歩数)に対して「第2補正」がなされることによって、有効歩数が算出される。別の実施形態では、測定歩数に対して「第2補正」がなされた後、この第2補正がなされた測定歩数に対して「第1補正」がなされることによって、有効歩数が算出されるものとすることができる。すなわち、測定歩数そのものに対して第2補正を行うことによっても、測定歩数における異常カウント誤差を補正することができるし、第2補正がなされた測定歩数に対して第1補正を行うことによっても、測定歩数(第2補正がなされた測定歩数)における異常速度誤差を補正することができる。なお、測定歩数に対して第2補正及び第1補正を順次行う場合には、測定歩数に対して第1補正及び第2補正を順次行う場合に対して、第2補正に用いる係数及び/又は第1補正に用いる係数を適宜変更することができる。
本明細書で説明される処理及び手順は、実施形態において明示的に説明されたものによってのみならず、ソフトウェア、ハードウェア又はこれらの組み合わせによっても実現可能なものである。具体的には、本明細書で説明された処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージ等の媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理・手順をコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明される処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理又は手順は、複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は、複数のモジュールによって実行されるものとすることができる。また、本明細書中で説明されるデータ、テーブル又はデータベースが単一のメモリに格納される旨説明されたとしても、そのようなデータ、テーブル又はデータベースは、単一の装置に備えられた複数のメモリ又は複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されるものとすることができる。さらに、本明細書において説明されるソフトウェア及びハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、又は、より多い構成要素に分解することによって実現されるものとすることができる。
5.本発明の様々な態様
本発明の第10の態様に係るサーバ装置は、歩数を利用した通信サービスを提供するサーバ装置であって、通信網を介して各ユーザの端末装置から該ユーザの歩数に関する歩数情報を受信する通信手段と、対象ユーザの端末装置から受信した前記歩数情報に基づいて該対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記対象ユーザと該対象ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから選択された少なくとも1つの選択ユーザに対して、商品又は役務の提供を受けることを許可する許可情報を付与する付与手段と、を具備するものである。
本発明の第11の態様に係るサーバ装置は、上記第10の態様において、前記付与手段が、前記対象ユーザの累積歩数が目標値に到達するという条件を満たすことを検出した場合、又は、前記対象ユーザの累積歩数が全ユーザにおいてN番目(但しNは自然数)に大きいという条件を満たすことを検出した場合に、前記選択ユーザに対して前記許可情報を付与するものである。
本発明の第12の態様に係るサーバ装置は、上記第10の態様又は上記第11の態様において、前記付与手段は、前記自グループに含まれる全ユーザについての累積歩数の総和が目標値に到達するという条件を満たすことを検出した場合、又は、前記自グループに含まれる全ユーザについての累積歩数の総和が全グループにおいてN番目(但しNは自然数)に大きいという条件を満たすことを検出した場合に、前記選択ユーザに対して前記許可情報を付与するものである。
本発明の第13の態様に係るサーバ装置は、上記第10の態様から上記第12の態様のいずれかにおいて、前記付与手段が、前記自グループに含まれた全ユーザのうち、少なくとも1つの関連ユーザを選択するものである。
本発明の第14の態様に係るサーバ装置は、上記第10の態様から上記第12の態様のいずれかにおいて、前記付与手段は、前記自グループに含まれた全ユーザのうち、少なくとも1つの関連ユーザと前記対象ユーザとを選択するものである。
本発明の第15の態様に係るサーバ装置は、上記第10の態様から上記第14の態様のいずれかにおいて、前記許可情報が、商品又は役務の提供を無料で受けることを許可する情報、商品又は役務の提供を割引価格で受けることを許可する情報、及び、商品又は役務の提供を前記対象ユーザに関連する歩数に応じた割引価格で受けることを許可する情報のうちの少なくとも1つの情報を含むものである。
本発明の第16の態様に係るサーバ装置は、上記第10の態様から上記第15の態様のいずれかにおいて、所定の行為を実行したユーザの累積歩数を所定値だけ増加させる歩数調整手段をさらに具備するものである。
本発明の第17の態様に係るサーバ装置は、上記第16の態様において、前記所定の行為が、所定の動画を視聴する行為、前記通信サービスに他のユーザを登録させる行為、及び、前記通信サービスに関する情報を所定のウェブサイトに書き込む行為のうちの少なくとも1つの行為を含むものである。
本発明の第18の態様に係る方法は、サーバ装置が歩数を利用した通信サービスを提供する方法であって、通信網を介して各ユーザの端末装置から該ユーザの歩数に関する歩数情報を受信するステップと、対象ユーザの端末装置から受信した前記歩数情報に基づいて該対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記対象ユーザと該対象ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから選択された少なくとも1つの選択ユーザに対して、商品又は役務の提供を受けることを許可する許可情報を付与するステップと、を含むものである。
本発明の第19の態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、通信網を介して各ユーザの端末装置から該ユーザの歩数に関する歩数情報を受信する通信手段、及び、対象ユーザの端末装置から受信した前記歩数情報に基づいて該対象ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記対象ユーザと該対象ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから選択された少なくとも1つの選択ユーザに対して、商品又は役務の提供を受けることを許可する許可情報を付与する付与手段、として機能させるものである。
本発明の第20の態様に係る端末装置は、歩数を利用した通信サービスの提供を受ける端末装置であって、通信網を介して当該端末装置の自ユーザの歩数に関する歩数情報をサーバ装置に送信する通信手段と、前記歩数情報に基づいて前記自ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記自ユーザと該自ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから、商品又は役務の提供を受ける少なくとも1つの選択ユーザを、前記自ユーザから入力した情報に基づいて選択する選択手段と、を具備するものである。
本発明の第21の態様に係る方法は、端末装置が歩数を利用した通信サービスの提供を受ける方法であって、通信網を介して当該端末装置の自ユーザの歩数に関する歩数情報をサーバ装置に送信するステップと、前記歩数情報に基づいて前記自ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記自ユーザと該自ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから、商品又は役務の提供を受ける少なくとも1つの選択ユーザを、前記自ユーザから入力した情報に基づいて選択するステップと、を含むものである。
本発明の第22の態様に係るコンピュータプログラムは、コンピュータを、通信網を介して自ユーザの歩数に関する歩数情報をサーバ装置に送信する通信手段、及び、前記歩数情報に基づいて前記自ユーザに関連する歩数が所定の条件を満たすことを検出した場合に、前記自ユーザと該自ユーザに関連する少なくとも1つの関連ユーザとを含む自グループから、商品又は役務の提供を受ける少なくとも1つの選択ユーザを、前記自ユーザから入力した情報に基づいて選択する選択手段、として機能させるものである。
10 サーバ装置
20 通信網
30 端末装置
110 通信部
120 記憶部
130 許可情報付与部
140 歩数取得部
150 制御部
160 歩数調整部
170 有効歩数取得部
210 通信部
220 記憶部
230 入力部
240 表示部
250 選択部
260 測定部
270 制御部
280 有効歩数取得部

Claims (9)

  1. 歩数を利用した通信サービスを提供するサーバ装置であって、
    通信網を介して端末装置と通信する通信手段と、
    前記端末装置により測定された該端末装置のユーザの測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段と、
    を具備し、
    前記第1補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記所定の時間区間で除することにより算出される前記端末装置の移動速度に応じた係数、又は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に応じた係数を、前記測定歩数又は前記第2補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものであり、
    前記第2補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記ユーザの歩幅で除することにより算出される前記標準歩数に対する前記測定歩数又は前記第1補正がなされた前記測定歩数の偏差に応じた係数を、前記測定歩数又は第1補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものである、ことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記通信網がインターネットを含む、請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記測定歩数が、加速度センサ、重力センサ及び/又はジャイロスコープを用いて前記端末装置により測定された歩数である、請求項1又は請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記第1補正及び前記第2補正において用いられる各係数が0%〜100%の範囲にある、請求項1から請求項3のいずれかに記載のサーバ装置。
  5. 前記所定の時間区間は、前記端末装置に含まれ該端末装置の位置情報を取得する位置情報取得手段が連続的に作動する1又はそれ以上の一定の時間区間を含む、請求項1から請求項4のいずれかに記載のサーバ装置。
  6. コンピュータを、
    通信網を介して端末装置と通信する通信手段、並びに、
    前記端末装置により測定された該端末装置のユーザの測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段、
    として機能させ
    前記第1補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記所定の時間区間で除することにより算出される前記端末装置の移動速度に応じた係数、又は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に応じた係数を、前記測定歩数又は前記第2補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものであり、
    前記第2補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記ユーザの歩幅で除することにより算出される前記標準歩数に対する前記測定歩数又は前記第1補正がなされた前記測定歩数の偏差に応じた係数を、前記測定歩数又は第1補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものである、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  7. 歩数を利用した通信サービスを提供する方法であって、
    端末装置が、該端末装置のユーザの歩数を測定して測定歩数として取得するステップと、
    前記端末装置又は該端末装置と通信網を介して通信するサーバ装置が、前記測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得するステップと、
    を含み、
    前記第1補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記所定の時間区間で除することにより算出される前記端末装置の移動速度に応じた係数、又は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に応じた係数を、前記測定歩数又は前記第2補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものであり、
    前記第2補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記ユーザの歩幅で除することにより算出される前記標準歩数に対する前記測定歩数又は前記第1補正がなされた前記測定歩数の偏差に応じた係数を、前記測定歩数又は第1補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものである、ことを特徴とする方法。
  8. 歩数を利用した通信サービスの提供を受ける端末装置であって、
    当該端末装置のユーザの歩数を測定して測定歩数として取得する測定手段と、
    前記測定歩数に対して、所定の時間区間における当該端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における当該端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段と、
    を具備し、
    前記第1補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記所定の時間区間で除することにより算出される前記端末装置の移動速度に応じた係数、又は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に応じた係数を、前記測定歩数又は前記第2補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものであり、
    前記第2補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記ユーザの歩幅で除することにより算出される前記標準歩数に対する前記測定歩数又は前記第1補正がなされた前記測定歩数の偏差に応じた係数を、前記測定歩数又は第1補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものである、ことを特徴とする端末装置。
  9. コンピュータを、
    端末装置のユーザの歩数を測定して測定歩数として取得する測定手段、並びに、
    前記測定歩数に対して、所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に基づいた第1補正、及び、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離と前記ユーザの歩幅とから算出された標準歩数に対する偏差に基づいた第2補正、のうちの一方の補正がなされた後に他方の補正がなされることにより算出された有効歩数を取得する取得手段、
    として機能させ
    前記第1補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記所定の時間区間で除することにより算出される前記端末装置の移動速度に応じた係数、又は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離に応じた係数を、前記測定歩数又は前記第2補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものであり、
    前記第2補正は、前記所定の時間区間における前記端末装置の移動距離を前記ユーザの歩幅で除することにより算出される前記標準歩数に対する前記測定歩数又は前記第1補正がなされた前記測定歩数の偏差に応じた係数を、前記測定歩数又は第1補正がなされた前記測定歩数に乗ずるものである、ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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