JP6194757B2 - 内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法 - Google Patents

内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓄圧容器に蓄圧した混合気で過給補助する内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法に関し、より詳細には、寒冷地においても、混合気中の水分の凍結による作動不良を防止して確実に過給補助でき、加速を要求する追い越し時等で十分に加速できない状態を回避できる内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法に関する。
ターボ式過給機を備えた内燃機関を搭載した車両では、内燃機関の負荷が急激に増加する過渡運転状態では、過給圧が定常運転時に設定した圧力まで上がるのが遅れるターボラグのために、過給量が不足し、この対策としてEGR量を減少するので、定常運転条件で設定した目標のEGR量を確保する事ができず、また、空気不足による煤が発生するので1サイクル当たりの燃料噴射量が抑えられるというスモークリミットの問題がある。
このターボ式過給システムの問題により、EGR量の制限によりNOxが増加し、供給燃料量の抑制により発進や追い越し時に必要な加速性能が得られなくなるため、この問題の解決が近年の内燃機関のダウンサイジングの動向に関連して最も重要な課題となっている。
このターボラグの問題を回避するために、内燃機関のクランク軸の動力でコンプレッサを駆動する機械式過給機が用いられる場合もあるが、エンジン回転速度が決まると、1サイクル当たりの要求燃料噴射量にかかわらず一定量の空気が過給されることになるため、燃料噴射量が少ない時にはコンプレッサ−が無駄な駆動仕事をすることになる。また、機械式過給機に容積型過給装置が使用されるために駆動仕事が大きい。そのため、一般に、この機械式過給システムでは燃費が悪化する。
そこで、ターボ式過給機におけるターボラグによる空気量とEGRガス量の不足によるNOx増加と加速性能の低下や、機械式過給機による燃費悪化の対策として、車両の発進時や加速時等の内燃機関の過渡運転状態に、蓄圧容器内に加圧された空気と排気ガスの混合気を内燃機関の吸気通路内に放出する蓄圧式の過給補助システムが採用される場合がある。このシステムでは、過給圧を上げることができると共に吸入空気量とEGR量の両方を確保できるので、空気量の増加により燃料噴射量も増やす事ができて加速性能を向上することができ、また、NOxや煤の排出も抑える事ができる。
この蓄圧式の過給補助システムとしては、例えば、蓄ガス容器に溜め込んだガスを過給補助に用いる内燃機関において、吸気マニフォ−ルド内の圧力やコンプレッサ−出口の圧力等を検出して、蓄圧されたガスを過給に用いる過給補助の制御をスモークリミットにかかる直前に開始することで、過給補助に用いる蓄ガス容器内のガスの消費量を少なくする内燃機関の過給補助方法及び内燃機関が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この蓄圧式の過給補助システムでは、蓄圧した混合気を急速に内燃機関の吸気通路に送り込むため、蓄圧容器内の混合気は断熱膨張するため、蓄圧容器内の混合気の温度は低下する。コンプレッサ等から蓄圧容器への混合気の蓄圧と、蓄圧容器からエンジンへの混合気の放出を煩雑に繰り返す場合には、コンプレッサ等から出た混合気の温度は高いために、混合気の断熱膨張による温度低下は問題にならない。
しかしながら、寒冷地において、蓄圧容器内に蓄圧した混合気が外気によって冷やされて温度低下していると、車両の発進時等、この蓄圧システムの初回の使用時等に、蓄圧容器からの混合気の放出で、混合気が断熱膨張する時に、温度低下により凝縮した水分が氷結したり、弁機構や配管が凍結したりして、この蓄圧式の過給補助システムが作動しない恐れがある。
また、ターボ過給システムと蓄圧式の過給補助システムを併用する内燃機関で、蓄圧容器から内燃機関の吸気通路への混合気供給用の配管を、ターボ式過給機のサージングを防止するために、ターボ過給システムのコンプレッサより上流側に接続した場合には、内燃機関の始動後、機関が暖まるまでの間に、蓄圧容器から圧送される混合気中の水分で生じる氷粒が、コンプレッサ翼に高速で衝突したり、翼表面を削ったりする等の損傷を与える可能性がある。
頻繁にこのシステムを作動させる場合には、コンプレッサ等により圧縮及び加圧された混合気の温度は比較的高くなるため、長時間かけて冷却されない限り、弁機構や配管の凍結の問題は少ないと思われるが、このシステムの使用頻度が少なく、蓄圧容器内に蓄圧した混合気が冷却されてしまう場合や、蓄圧システムの作動開始後の数サイクル目あたりでは、連続的な断熱膨張に伴う温度低下で弁機構や配管の凍結の可能性が懸念される。
特開2012−251489号公報
本発明は、上記のことを鑑みてなされたものであり、その目的は、蓄圧容器に蓄圧した混合気で過給補助する過給補助システムを使用する内燃機関において、寒冷地においても、混合気中の水分の凍結による作動不良を防止して確実に過給補助でき、加速を要求する追い越し時等で十分に加速できない状態を回避できる内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の過給補助システムは、内燃機関の排気ガスの一部と空気の混合気を加圧して蓄圧容器に蓄圧し、前記内燃機関の過渡運転状態のときに、前記蓄圧容器に蓄圧した前記混合気を前記内燃機関の吸気通路に放出して過給補助する内燃機関の過給補助システムにおいて、前記蓄圧容器に、前記混合気の温度を検出する温度検出装置と、容器内圧力を検出する圧力検出装置と、前記混合気を温める加熱装置とを設けると共に、過給補助を制御する制御装置を設け、該制御装置が、前記温度検出装置で検出した測定温度と、前記圧力検出装置で検出した測定容器内圧力を基に、前記蓄圧容器内の圧力が予め設定した放出下限圧力まで低下したときにおける、混合気の放出後温度を算出して、この算出された放出後温度が予め設定された加熱開始閾値以下の場合は、前記加熱装置を作動させて、過給補助する前記混合気を加熱する制御を行うように構成される。
この構成によれば、蓄圧容器に蓄圧された混合気を蓄圧容器内又は配管内で加熱開始閾値以上に維持することで、寒冷地においても、蓄圧容器内及び蓄圧容器の下流側に設けた制御弁等の弁機構や配管内における混合気中の水分の凍結を防止することができるため、確実に過給補助することができる。従って、追い越し時等で加速が要求されたときに、過給補助できずに適正な加速ができなくなることを回避できる。
また、蓄圧容器から圧送される混合気をターボ式過給機のコンプレッサ手前に送り込む配管を採用した場合でも、内燃機関の始動後、機関が暖まるまでの間に、蓄圧容器から圧送される混合気中の水分で生じる氷粒によるコンプレッサ翼等の損傷を防止できる。なお、この放出下限圧力は、実験などによって予め設定されるが、例えば、大気圧に設定される。
上記の内燃機関の過給補助システムにおいて、前記制御装置が、前記測定温度をTim、前記測定容器内圧力をPim、前記放出下限圧力をPout、混合気の比熱比をγとしたときに、前記放出後温度Toutを、下記の(1)式で算出する制御を行うように構成される。
Figure 0006194757
この構成によれば、断熱膨張の場合の温度変化の式により、容易に放出後温度Tを算定でき、放出後温度と予め設定された加熱開始閾値との比較を容易に行うことができる。
また、上記の内燃機関の過給補助システムにおいて、前記温度検出装置、前記圧力検出装置、前記加熱装置を備えた前記蓄圧容器を複数設けると共に、前記制御装置が、前記放出後温度を前記蓄圧容器毎に算出し、前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器があるか否かを判定し、前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がある場合には、この蓄圧容器から順に使用し、前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がない場合には、蓄圧容器に設けた前記加熱装置を作動させて、蓄圧された前記混合気を昇温する制御を行うと共に、前記放出後温度が高い蓄圧容器から順に使用する制御を行うように構成されると、蓄圧容器内及び蓄圧容器の下流側に設けた制御弁等の弁機構や配管内における混合気中の水分の凍結を防止しながら、過給補助が可能な範囲をより拡大してより確実に過給補助することができる。
そして、上記の目的を達成するための本発明の内燃機関の過給補助方法は、内燃機関の排気ガスの一部と空気の混合気を加圧して蓄圧容器に蓄圧し、前記内燃機関の過渡運転状態のときに、前記蓄圧容器に蓄圧した前記混合気を前記内燃機関の吸気通路に放出して過給補助する内燃機関の過給補助方法において、前記蓄圧容器に設けた温度検出装置で検出した測定温度と、前記蓄圧容器に設けた圧力検出装置で検出した測定容器内圧力を基に、前記蓄圧容器内の圧力が予め設定した放出下限圧力まで低下したときにおける、混合気の放出後温度を算出して、この算出された放出後温度が予め設定された加熱開始閾値以下の場合は、過給補助する前記混合気を加熱することを特徴とする方法である。
また、上記の内燃機関の過給補助方法において、前記測定温度をTim、前記測定容器内圧力をPim、前記放出下限圧力をPout、混合気の比熱比をγとしたときに、断熱膨張と仮定すれば前記放出後温度Toutを、下記の(1)式で算出する。
Figure 0006194757
更に、上記の内燃機関の過給補助方法において、前記温度検出装置、前記圧力検出装置、加熱装置を備えた前記蓄圧容器を複数設けると共に、前記放出後温度を前記蓄圧容器毎に算出し、前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器があるか否かを判定し、前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がある場合には、この蓄圧容器から順に使用し、前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がない場合には、蓄圧容器に設けた前記加熱装置を作動させて、蓄圧された前記混合気を昇温する制御を行うと共に、前記放出後温度が高い蓄圧容器から順に使用する。
これらの方法によれば、上記の内燃機関の過給補助システムと同様の効果をそれぞれ奏することができる。
本発明の内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法によれば、蓄圧容器に蓄圧された混合気を蓄圧容器内又は配管内で加熱開始閾値以上に維持することで、寒冷地においても、蓄圧容器内及び蓄圧容器の下流側に設けた制御弁等の弁機構や配管内における混合気中の水分の凍結を防止することができるため、確実に過給補助することができる。従って、追い越し時等で加速が要求されたときに、過給補助できずに適正な加速ができなくなることを回避できる。また、下流側にターボ式過給機を設けた場合であってもコンプレッサの損傷も防止することができる。
本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システムの構成を示す図である。 本発明に係る第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システムの構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態の内燃機関の過給補助方法の制御フローの一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施の形態の内燃機関の過給補助システム及び内燃機関の過給補助方法について、図面を参照しながら説明する。なお、図1は、蓄圧容器21を1つ設けた場合の第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システムの構成を示し、図2は、蓄圧容器21a、21b、21cを複数(図では3つ)設けた場合の第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1Aの構成を示す。
また、図1及び図2では、ターボ式過給機13を備えている蓄圧式の過給補助システムとターボ式過給システムを併用して両方を装備したエンジンを示しているが、本発明の適用対象は、ターボ式過給システムを備えていない蓄圧式の過給補助システムのみを装備したエンジンであってもよい。
図1に示すように、本発明に係る第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1は、エンジン(内燃機関)10の排気ガスGの一部と空気Aの混合気Mを加圧して蓄圧容器21に蓄圧し、エンジン10の過渡運転状態のときに、蓄圧容器21に蓄圧した混合気Mをエンジン10の吸気通路11に放出して過給補助するシステムであり、エンジン(内燃機関)10に備えられる。図1の構成では、このエンジン10には、ターボ式過給機13が設けられ、コンプレッサ13aが吸気通路11に、タービン13bが排気通路12にそれぞれ設けられている。
この第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1では、エンジン10の排気通路12を通過する排気ガスGの一部と空気(新気)Aの混合である混合気Mを、コンプレッサ(圧縮装置)20で加圧して蓄圧容器21に蓄圧する。このコンプレッサ20の機能をターボ式過給機13のコンプレッサ13a(蓄圧容器の内圧が低い場合のみ、初期の急速蓄圧用として低圧用のコンプレッサ−として使用可能)や容積型の機械式のコンプレッサ(図示しない)や電動式のコンプレッサ(図示しない)等で行ってもよい。
この蓄圧容器21には、混合気Mの酸素濃度を検出する酸素濃度センサ31と、混合気Mの温度を検出する温度センサ(温度検出装置)32と、混合気Mの蓄圧容器21内の圧力である容器内圧力Piを検出する容器内圧センサ(圧力検出装置)33を設け、更に、この蓄圧容器21に蓄圧された混合気Mを加熱するヒータ(加熱装置)26を設けて構成する。このヒータ26は混合気供給用通路22に設けてもよく、蓄圧容器21と混合気供給用通路22の両方に設けてもよい。
そして、混合気供給用通路22には、蓄圧容器21から吸気通路11に放出する混合気Mの放出圧力Potを調整する圧力調整装置23と、混合気Mの放出の有無の制御を行う制御弁24を設ける。また、逆止弁25をコンプレッサ20と蓄圧容器21との間の混合気供給用通路22に設けて、蓄圧容器21から混合気Mが逆流するのを防止する。
なお、圧力調整装置23を、二次側設定圧力である出口側の圧力を変更できる圧力調整弁(レギュレータ)、あるいは、混合気の通過面積を変化させることができる通過面積変更装置(ガス通過面積可変弁)で構成すると、簡単な装置で圧力調整できるようになる。また、制御弁24は、放出のオンオフを行う開閉弁でもよいが、混合気Mの流量も制御できる弁で構成するとよりきめ細かい過給制御を行うことができるようになるのでより好ましい。
また、蓄圧容器21への混合気Mの蓄圧に際しては、蓄圧容器21に設けた酸素濃度センサ31の検出値等を用いて、EGR時に適正なEGR率でEGRができるように、混合気Mの酸素濃度を把握しておくことと、混合気Mの酸素濃度がEGR制御に適した濃度になるように、蓄圧容器21内の混合気Mにおける排気ガスGの分量と空気Aの分量を予め設定した適切な割合になるように蓄圧しておく。また、容器内圧センサ33で検出される測定容器内圧力Pimに応じて、過給補助が可能な蓄圧下限圧力Pinc以下にならないように適宜混合気Mを蓄圧する。なお、この蓄圧下限圧力Pincは実験などにより予め設定されるが、例えば、大気圧に設定される。
この蓄圧容器21に蓄圧した混合気Mは、車両の発進時や加速時等のエンジン10の過渡運転状態のときに、蓄圧容器21より混合気供給用通路22を経由してエンジン10の吸気通路11に放出して過給補助するのに用いられる。
また、それと共に、過給補助時に、エンジン10の運転状態に応じて混合気Mの放出圧力Potを圧力調整装置23で調整する制御と、制御弁24の制御とヒータ26の制御を行う制御装置41を備えて構成される。この制御装置41は、通常は、エンジン10の全般の制御やエンジン10を搭載した車両の全般の制御を行う全体システム制御装置40に組み込まれて構成される。
そして、この内燃機関の過給補助システム1では、蓄圧容器21内に加圧された空気Aと排気ガスGの混合気Mを、車両の発進時や追い越しの加速時に、エンジン10の吸気通路11内に放出することで加速性能の向上と、NOxや煤の排出の抑制を図ることができるが、初期の蓄圧容器21内の混合気Mの温度Ti1、蓄圧容器21内の混合気Mの質量Gmとして、この蓄圧式の過給補助システム1が作動して、混合気MがΔGmだけ蓄圧容器21から放出された場合には、蓄圧容器21の容積は一定であるので、この時に蓄圧容器21内の混合気Mの温度は断熱変化と仮定すれば次の式(2)で示すように、ΔTだけ下がる。
Figure 0006194757
従って、初期の温度Ti1が低い状態から作動させると、最悪の場合には、弁機構23、24や混合気供給用配管22が凍結し、作動不良を起こすことになり、過給補助ができない状態になる可能性が生じる。また、図1に示すように、蓄圧容器21からの混合気供給用配管22をターボ式過給機13のコンプレッサ13aの手前に接続する場合には、氷結した水分がコンプレッサ翼に高速で衝突したり、翼表面を削る等の損傷を与えたりする可能性が考えられる。
頻繁に、この内燃機関の過給補助システム1を作動させる場合には、コンプレッサ20により圧縮された混合気Mの温度Tiは比較的高いため、長時間かけて冷却されない限り、弁機構23、24や混合気供給用配管22の凍結の問題は少ないと思われるが、内燃機関の過給補助システム1の使用頻度が少なく、蓄圧容器21内に蓄圧した混合気Mが冷却される場合や、内燃機関の過給補助システム1の作動開始の数サイクル目あたりでは、弁機構23、24や混合気供給用配管22の凍結の可能性が懸念される。
そこで、本発明においては、制御装置41は、温度センサ32で検出した測定温度Timと、容器内圧センサ33で検出した測定容器内圧力Pimを基に、容器内圧力Piが予め設定した放出下限圧力Poutまで低下したときにおける、混合気Mの放出後温度Toutを算出して、この算出された放出後温度Toutが予め設定された加熱開始閾値Toc以下の場合は、ヒータ26を作動させて、蓄圧容器21に蓄圧された混合気Mを加熱する制御を行うように構成される。この放出後温度Toutは、混合気Mの比熱比をγとして、下記の(1)式で算出する。この放出下限圧力Poutは、実験などによって予め設定されるが、例えば、大気圧に設定される。
Figure 0006194757
この断熱膨張の場合の温度変化の式により、容易に放出後温度Toutを算定でき、放出後温度Toutと予め設定された加熱開始閾値Tocとの比較を容易に行うことができる。
なお、この放出下限圧力Poutは、予め一定の圧力値に設定しておいてもよいが、大気温度や加速時のアクセル開度に応じて要求される要求トルクQとその時のエンジン10の運転状態、例えば、エンジン回転速度Neと燃料噴射量q等に基づいて予め実験などによって設定された放出下限圧力用マップMpを用いて、その都度算出して設定するようにしてもよい。
次に、この第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1における内燃機関の過給補助方法について図3の制御フローを参照しながら説明する。この図3の制御フローは、エンジン10が始動され、大気温度が予め設定した温度以下で寒冷地であることを確認し、更に、蓄圧容器21に設けた温度センサ32で検出した測定温度Timが予め設定した温度以下の場合であると判断されると、内燃機関の過給補助システム1における過給補助が必要なときに備えて、上級の制御フローから呼ばれて、スタートする。
スタートすると、ステップS11で、蓄圧容器21に設けた温度センサ32で検出した測定温度Timと、蓄圧容器21に設けた容器内圧力センサ33で検出した測定容器内圧力Pimを入力する。次のステップS12で、この測定温度Timと、測定容器内圧力Pimを基に、蓄圧容器21内の圧力Piが予め設定した放出下限圧力Poutまで低下したときにおける、混合気Mの放出後温度Toutを(1)式を用いて算出する。
次のステップS13で、算出された放出後温度Toutが予め設定された加熱開始閾値Toc以下であるか否かを判定する。この判定で放出後温度Toutが加熱開始閾値Toc以下である場合は(YES)、ステップS14に行き、ヒータ26を作動して蓄圧容器21内の混合気Mを加熱し昇温する。この加熱制御を予め設定された制御時間の間行ってからステップS11に戻る。
一方、このステップS13で、算出された放出後温度Toutが予め設定された加熱開始閾値Tocより高い場合には(NO)、混合気Mを加熱して昇温する必要はないとして、ステップS15に行き、ヒータ26を非作動にして、リターンに行き、上級の制御フローに戻る。なお、制御フローの途中でエンジン10の運転が停止された時には、割り込みが発生し、リターンして上級の制御フローに戻り、図3の制御フローは上級の制御フローの終了と共に終了する。
この制御によれば、蓄圧容器21に設けた温度センサ32で検出した測定温度Timと、蓄圧容器21に設けた容器内圧力センサ33で検出した測定容器内圧力Pimを基に、蓄圧容器21内の圧力Piが予め設定した放出下限圧力Poutまで低下したときにおける、混合気Mの放出後温度Toutを算出して、この算出された放出後温度Toutが予め設定された加熱開始閾値Toc以下の場合は、蓄圧容器21に蓄圧された混合気Mを加熱することができる。
上記の構成の第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1及び第1の実施の形態の内燃機関の過給補助方法によれば、蓄圧容器21に蓄圧された混合気Mを加熱開始閾値Toc以上に維持することで、寒冷地においても、蓄圧容器21内及び蓄圧容器21の下流側に設けた制御弁等の弁機構23,24や混合気供給用配管22内における混合気M中の水分の凍結を防止することができるため、確実に過給補助することができる。従って、追い越し時等で加速が要求されたときに、過給補助できずに適正な加速ができなくなることを回避できる。
また、蓄圧容器21から圧送される混合気Mをターボ式過給機13のコンプレッサ13a手前に送り込む混合気供給用配管22を採用した場合でも、エンジン10の始動後、機関が暖まるまでの間に、蓄圧容器21から圧送される混合気M中の水分で生じる氷粒によるコンプレッサ翼等の損傷を防止できる。
次に、図2に示す、本発明に係る第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1A及び第2の実施の形態の内燃機関の過給補助方法について説明する。この内燃機関の過給補助システム1Aは、第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1が有する蓄圧容器21が一つであるのに対して、複数(図2では3つ)の蓄圧容器21a、21b、21cを備えて構成される。
この第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1Aでは、各蓄圧容器21a、21b、21cのそれぞれに、混合気Mの酸素濃度を検出する酸素濃度センサ31a、31b、31cと、混合気Mの温度を検出する温度センサ(温度検出装置)32a、32b、32cと、混合気Mの蓄圧容器21a、21b、21c内のそれぞれの圧力である容器内圧力Pia、Pib、Picを検出する容器内圧センサ(圧力検出装置)33a、33b、33cを設け、更に、この蓄圧容器21a、21b、21cのそれぞれに蓄圧された混合気Mを加熱するヒータ(加熱装置)26a、26b、26cを設けて構成する。このヒータ26a、26b、26cの代わりに、ヒータ(図示しない)を混合気供給用通路22又は分岐通路22a、22b、22cに設けてもよく、蓄圧容器21a、21b、21cと分岐通路22a、22b、22cと混合気供給用通路22のいくつか又は全部の組み合わせで設けてもよい。
そして、コンプレッサ20と蓄圧容器21a、21b、21cとの間の混合気供給用通路22の分岐通路22a、22b、22cのそれぞれには、逆止弁の機能と二次側の調圧機能を持つ調圧弁(レギュレータ)23a、23b、23cを設けて、蓄圧容器21a、21b、21cから混合気Mが逆流するのを防止すると共に、蓄圧容器21a、21b、21c内の容器内圧力Pia、Pib、Picを調節しながら蓄圧する。なお、これらの調圧弁23a、23b、23cに関しては、逆止弁を別途設ける場合は、逆止弁の機能を有さないレギュレータを用いてもよい。
さらに、オンオフ機能、好ましくは流量調整機能を有する制御弁(逆止弁付電磁弁)24a、24b、24cを設け、蓄圧容器21a、21b、21cのそれぞれから吸気通路11に放出する混合気Mの放出、好ましくは放出量を制御する。この構成により、蓄圧容器21a、21b、21cのそれぞれに蓄圧された混合気Mは、放出されると、混合気供給用通路22の分岐通路の制御弁24a、24b、24cをそれぞれ経由して、分岐通路22a、22b、22cから混合気供給用通路22に入り、吸気通路11に供給され、エンジン10の各気筒に入る。
この第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1Aでは、制御装置41Aは、制御弁24a、24b、24cの制御とヒータ26a、26b、26cのそれぞれを個別に制御するように構成される。
この第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1Aでは、過給補助時に、エンジン10の運転状態に応じて、複数の蓄圧容器21a、21b、21cのうちから混合気Mを放出する蓄圧容器21aを一つ又は複数選択して混合気Mの過給補助を行うように構成される。
また、過給補助時において、エンジン10の運転状態が低回転速度領域R1にあるときは、複数の蓄圧容器21a、21b、21cのうちから一つの蓄圧容器21aを選択してこの蓄圧容器21aから過給補助し、過給補助時において、エンジン10の運転状態が中・高回転速度領域R2にあるときは、複数の蓄圧容器21a、21b、21cのうちから一つの蓄圧容器21a(または21b)を選択してこの蓄圧容器21a(または21b)から過給補助すると共に、必要とされる混合気Mの放出量に応じて、別の蓄圧容器21b(または21c)からも過給補助するように構成される。
さらに、過給補助時に、エンジン回転速度センサ34で検出される実エンジン回転速度Nemと実燃料噴射量qmから、エンジン10のエンジン回転速度Neと燃料噴射量qとをベースとして予め設定された目標過給圧Pitを示す過給圧算定用マップM1を用いて目標過給圧Pitを算出し、この算出された目標過給圧Pitに、過給圧センサ35で検出される実過給圧である測定過給圧Pimがなるように、蓄圧容器21a、21b、21cを一つ又は複数選択して過給補助するように構成される。
そして、本発明においては、この制御装置41Aは、更に、第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1の制御装置41の制御と同様の制御を行うように構成されると共に、放出後温度Toutを蓄圧容器毎に算出し、放出後温度Toutが加熱開始閾値Tocより高い蓄圧容器21a(21b、21c)があるか否かを判定し、放出後温度Toutが加熱開始閾値Tocより高い蓄圧容器21a(21b、21c)がある場合には、この蓄圧容器21a(21b、21c)から順に使用し、放出後温度Toutが加熱開始閾値Tocより高い蓄圧容器がない場合には、蓄圧容器21a(21b、21c)に設けたヒータ26a(26b、26c)を作動させて、蓄圧された混合気Mを昇温する制御と、放出後温度Toutが高い蓄圧容器21a(21b、21c)から順に使用する制御を行うように構成される。
また、この第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1Aにおける内燃機関の過給補助方法は、放出後温度Toutを蓄圧容器毎に算出し、放出後温度Toutが加熱開始閾値Tocより高い蓄圧容器21a(21b、21c)があるか否かを判定し、放出後温度Toutが加熱開始閾値Tocより高い蓄圧容器21a(21b、21c)がある場合には、この蓄圧容器21a(21b、21c)から順に使用し、放出後温度Toutが加熱開始閾値Tocより高い蓄圧容器がない場合には、蓄圧容器21a(21b、21c)に設けたヒータ26a(26b、26c)を作動させて、蓄圧された混合気Mを昇温する制御と、放出後温度Toutが高い蓄圧容器21a(21b、21c)から順に使用する方法である。
上記の構成の第2の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1A及び第2の実施の形態の内燃機関の過給補助方法によれば、第1の実施の形態の内燃機関の過給補助システム1及び第1の実施の形態の内燃機関の過給補助方法と同様の効果を奏することができ、更に、蓄圧容器21a、21b、21c内及び蓄圧容器21a、21b、21cの下流側に設けた制御弁等の弁機構24a、24b、24cや混合気供給用配管22や分岐配管22a、22b、22c内における混合気中の水分の凍結を防止しながら、過給補助が可能な範囲をより拡大してより確実に過給補助することができる。
1、1A 過給補助システム
10 エンジン(内燃機関)
11 吸気通路
12 排気通路
13 ターボ式過給機
13a コンプレッサ
13b タービン
20 コンプレッサ(圧縮装置)
21、21a、21b、21c 蓄圧容器
22 混合気供給用配管(混合気供給用通路)
22a、22b、22c 分岐通路
23 圧力調整装置
23a、23b、23c 調整圧弁
24、24a、24b、24c 制御弁
26、26a、26b、26c ヒータ(加熱装置)
31、31a、31b、31c 酸素濃度センサ
32、32a、32b、32c 温度センサ(温度検出装置)
33、33a、33b、33c 容器内圧センサ(圧力検出装置)
34 エンジン回転速度センサ
35 過給圧センサ
40 全体システム制御装置
41、41A 制御装置
A 空気(新気)
G 排気ガス
Gm 蓄圧容器内の混合気の質量
Ne エンジン回転速度
Nem 実エンジン回転速度
M 混合気
Mp 放出下限圧力用マップ
M1 過給圧算定用マップ
Pi、Pia、Pib、Pic 容器内圧力
Pinc 蓄圧下限圧力
Pim 測定容器内圧力
Pit 目標過給圧
Pot 放出圧力
Pout 放出下限圧力
q 燃料噴射量
qm 実燃料噴射量
Q 要求トルク
R1 低回転速度領域
R2 中・高回転速度領域
Tim 測定温度
Ti1 初期の蓄圧容器内の混合気の温度
Toc 加熱開始閾値
Tout 放出後温度
γ 混合気の比熱比
ΔGm 蓄圧容器から放出された混合気の質量

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気ガスの一部と空気の混合気を加圧して蓄圧容器に蓄圧し、前記内燃機関の過渡運転状態のときに、前記蓄圧容器に蓄圧した前記混合気を前記内燃機関の吸気通路に放出して過給補助する内燃機関の過給補助システムにおいて、
    前記蓄圧容器に、前記混合気の温度を検出する温度検出装置と、容器内圧力を検出する圧力検出装置と、前記混合気を温める加熱装置とを設けると共に、過給補助を制御する制御装置を設け、
    該制御装置が、
    前記温度検出装置で検出した測定温度と、前記圧力検出装置で検出した測定容器内圧力を基に、前記蓄圧容器内の圧力が予め設定した放出下限圧力まで低下したときにおける、混合気の放出後温度を算出して、この算出された放出後温度が予め設定された加熱開始閾値以下の場合は、前記加熱装置を作動させて、過給補助する前記混合気を加熱する制御を行うように構成されることを特徴とする内燃機関の過給補助システム。
  2. 前記制御装置が、
    前記測定温度をTim、前記測定容器内圧力をPim、前記放出下限圧力をPout、混合気の比熱比をγとしたときに、前記放出後温度Toutを、下記の(1)式で算出する
    Figure 0006194757
    制御を行うように構成されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の過給補助システム。
  3. 前記温度検出装置、前記圧力検出装置、前記加熱装置を備えた前記蓄圧容器を複数設けると共に、
    前記制御装置が、
    前記放出後温度を前記蓄圧容器毎に算出し、
    前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器があるか否かを判定し、
    前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がある場合には、この蓄圧容器から順に使用し、
    前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がない場合には、蓄圧容器に設けた前記加熱装置を作動させて、蓄圧された前記混合気を昇温する制御を行うと共に、前記放出後温度が高い蓄圧容器から順に使用する制御を行うように構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の過給補助システム。
  4. 内燃機関の排気ガスの一部と空気の混合気を加圧して蓄圧容器に蓄圧し、前記内燃機関の過渡運転状態のときに、前記蓄圧容器に蓄圧した前記混合気を前記内燃機関の吸気通路に放出して過給補助する内燃機関の過給補助方法において、
    前記蓄圧容器に設けた温度検出装置で検出した測定温度と、前記蓄圧容器に設けた圧力検出装置で検出した測定容器内圧力を基に、前記蓄圧容器内の圧力が予め設定した放出下限圧力まで低下したときにおける、混合気の放出後温度を算出して、この算出された放出後温度が予め設定された加熱開始閾値以下の場合は、過給補助する前記混合気を加熱することを特徴とする内燃機関の過給補助方法。
  5. 前記測定温度をTim、前記測定容器内圧力をPim、前記放出下限圧力をPout、混合気の比熱比をγとしたときに、前記放出後温度Toutを、下記の(1)式で算出する
    Figure 0006194757
    ことを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の過給補助方法。
  6. 前記温度検出装置、前記圧力検出装置、加熱装置を備えた前記蓄圧容器を複数設けると共に、
    前記放出後温度を前記蓄圧容器毎に算出し、
    前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器があるか否かを判定し、
    前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がある場合には、この蓄圧容器から順に使用し、
    前記放出後温度が前記加熱開始閾値より高い蓄圧容器がない場合には、蓄圧容器に設けた前記加熱装置を作動させて、蓄圧された前記混合気を昇温する制御を行うと共に、前記放出後温度が高い蓄圧容器から順に使用することを特徴とする請求項4又は5に記載の内燃機関の過給補助方法。
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