JP6194147B2 - 半導体装置 - Google Patents
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全般をいい、電気光学装置、半導体回路及び電子機器は全て半導体装置である。
いう)を構成する技術が注目されている。該トランジスタは、集積回路(IC)や画像表
示装置(表示装置)のような電子デバイスに広く応用されている。トランジスタに適用可
能な半導体薄膜としてシリコン系半導体材料が広く知られているが、その他の材料として
酸化物半導体が注目されている。
(Zn)を含む非晶質酸化物を用いたトランジスタが開示されている(特許文献1参照。
)。
かし、半導体装置の微細加工が進むと、チャネル長は短く、ゲート絶縁層などに代表され
る各種の絶縁層は薄くなる。そのため、半導体装置におけるリーク電流は増えつつあり、
動的な待機電力は増加の傾向にある。
、が重畳することによって形成される寄生容量の影響が大きくなるため、好ましくない。
またゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、が重畳する箇所はリーク電流増加の
原因となることがある。そのため、ゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、が重
畳しない半導体装置が検討されている(特許文献2参照。)。しかし、特許文献2に記載
の方法は、シリサイドを形成させることが必要であり、酸化物半導体を用いた半導体装置
には適用することができない。
移動度)を有する半導体装置及びその作製方法を提供することを課題の一とする。
提供することを課題の一とする。
、ゲート電極の側面に形成される導電膜の膜厚が、ゲート電極上及び酸化物半導体膜上に
形成される導電膜の膜厚より小さくなることを特徴とする。これにより、導電膜を等方性
エッチングして、少なくともゲート電極の側面を露出させ、且つ酸化物半導体膜上の導電
膜を残存させることで、ソース電極及びドレイン電極を形成させることを技術思想とする
。
膜上のゲート電極と、ゲート電極上の導電膜と、酸化物半導体膜及びゲート絶縁膜の側面
に接するソース電極及びドレイン電極と、を有し、ソース電極及びドレイン電極の上面の
高さは、ゲート電極の上面の高さより低く、導電膜、ソース電極及びドレイン電極は、同
一の金属元素を有する半導体装置である。
該側壁絶縁膜はゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、のスペーサーとして機能
する。そのため、該半導体装置においてゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、
が接触するのを防ぐことができる。さらに、ゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極
と、のオフセット領域を形成することができるため、半導体装置のオフ電流を低減させる
ことができる。
加工時にハードマスクとして機能することができる。
畳しない、微細な半導体装置を形成することができる。そのため、寄生容量の形成を抑制
し、高い電気特性を有する半導体装置を形成できる。
形成し、ゲート絶縁膜上に酸化物半導体膜と重畳するゲート電極を形成し、酸化物半導体
膜、ゲート絶縁膜及びゲート電極を覆う導電膜を形成し、導電膜を等方性エッチングして
、少なくともゲート電極の側面を露出させることによって、ソース電極及びドレイン電極
を形成する半導体装置の作製方法である。
側壁絶縁膜はゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、のスペーサーとして機能す
る。そのため、該半導体装置においてゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と、が
接触するのを防ぐことができる。さらに、ゲート電極と、ソース電極及びドレイン電極と
、のオフセット領域を形成することができるため、半導体装置のオフ電流を低減させるこ
とができる。
膜を露出させることによって、ソース電極及びドレイン電極を形成することができる。
工時にハードマスクとして機能することができる。
を、マスクを用いての加工を用いずに行うことができる。そのため、マスクの形成におけ
るパターニング工程におけるバラツキによる歩留まりの低下を抑制することができる。さ
らに、ソース電極及びドレイン電極の分離に研磨処理(例えば化学的機械研磨法(CMP
:Chemical Mechanical Polishing))を用いる方法も考
えられるが、本発明の一態様に示すウェットエッチングと比べ、バラツキによる歩留まり
の低下が懸念される。
効果移動度)を有する半導体装置及びその作製方法を提供することができる。
まりよく作製することができる。
明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様
々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実
施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下に説明する本発明の
構成において、同一部分または同様な機能を有する部分には、同一の符号を異なる図面間
で共通して用い、その繰り返しの説明は省略する。
瞭化のために誇張されている場合がある。よって、必ずしもそのスケールに限定されない
。
に付したものであり、数的に限定するものではない。そのため、例えば、「第1の」を「
第2の」または「第3の」などと適宜置き換えて説明することができる。
本実施の形態では、本発明の一態様に係る半導体装置であるトランジスタ及びその作製方
法について図1乃至図3を用いて説明する。
。図1(A)に示すトランジスタの上面図に示す一点鎖線A−Bに対応するA−B断面を
図1(B)に示す。なお、図1(A)は、煩雑になるのを防ぐため、層間絶縁膜112及
びゲート絶縁膜108などを省略して示す。
102と、下地絶縁膜102上に設けられたチャネル形成領域106a、ソース領域及び
ドレイン領域106bを有する酸化物半導体膜106と、酸化物半導体膜106における
チャネル形成領域106a上のゲート絶縁膜108と、ゲート絶縁膜108上のゲート電
極110と、ゲート絶縁膜108の側面、ソース領域及びドレイン領域106bに接する
ソース電極及びドレイン電極104と、ゲート電極110上の導電膜105と、ソース電
極及びドレイン電極104、ゲート絶縁膜108、ゲート電極110及び導電膜105上
の層間絶縁膜112と、を有する。なお、下地絶縁膜102を設けない構造としても構わ
ない。
びドレイン電極104の一部を露出させ、該ソース電極及びドレイン電極104と接続す
る配線を設けてもよい。
ル形成領域106aより低抵抗であるソース領域及びドレイン領域106bを有する。こ
のようにソース領域及びドレイン領域106bを設けることによって、ソース電極及びド
レイン電極104との接触抵抗を低減することができ、それにより半導体装置のオン特性
を向上させることができる。ただし、このようにソース領域及びドレイン領域106bが
形成された酸化物半導体膜106に限定されるものではなく、酸化物半導体膜の抵抗を下
げるためのドーパントを添加しない構成としてもよい。
ばれた一種以上の元素を含んでいる。以上の元素を酸化物半導体膜に添加させることによ
って、酸化物半導体膜の抵抗値を低下させることができる。
している必要がある。例えば、ガラス基板、セラミック基板、石英基板、サファイア基板
などを、基板100として用いてもよい。また、シリコンや炭化シリコンなどの単結晶半
導体基板、多結晶半導体基板、GaNなどの化合物半導体基板、SOI(Silicon
On Insulator)基板などを適用することも可能であり、これらの基板上に
半導体素子が設けられたものを、基板100として用いると好ましい。
ジスタを設ける方法としては、非可とう性の基板上にトランジスタを作製した後、トラン
ジスタを剥離し、可とう性基板である基板100に転置する方法もある。その場合には、
非可とう性基板とトランジスタとの間に剥離層を設けるとよい。
ン、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化ハフニウム、酸化ジルコニウム、酸化イ
ットリウム、酸化ガリウム、酸化ランタン、酸化セシウム、酸化タンタル及び酸化マグネ
シウムの一種以上を選択して、単層または積層で用いればよい。
さ(Ra)が1nm以下、好ましくは0.3nm以下、さらに好ましくは0.1nm以下
となるように下地となる膜を設ける。上述の数値以下のRaとすることで、酸化物半導体
膜に結晶領域が形成されやすくなる。なお、Raは、JIS B0601で定義されてい
る中心線平均粗さを面に対して適用できるよう三次元に拡張したものであり、「基準面か
ら指定面までの偏差の絶対値を平均した値」と表現でき、数式1にて定義される。
1)(x2,y2)で表される4点によって囲まれる長方形の領域)の面積を指し、Z0
は測定面の平均高さを指す。Raは原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force
Microscope)にて評価可能である。
例えば、酸素が50原子%以上70原子%以下、窒素が0.5原子%以上15原子%以下
、シリコンが25原子%以上35原子%以下、水素が0原子%以上10原子%以下の範囲
で含まれるものをいう。また、窒化酸化シリコンとは、その組成において、酸素よりも窒
素の含有量が多いものを示し、例えば、酸素が5原子%以上30原子%以下、窒素が20
原子%以上55原子%以下、シリコンが25原子%以上35原子%以下、水素が10原子
%以上25原子%以下の範囲で含まれるものをいう。但し、上記範囲は、ラザフォード後
方散乱法(RBS:Rutherford Backscattering Spect
rometry)や、水素前方散乱法(HFS:Hydrogen Forward s
cattering Spectrometry)を用いて測定した場合のものである。
また、構成元素の組成は、その合計が100原子%を超えない値をとる。
n Spectroscopy:昇温脱離ガス分光法)分析にて、酸素原子に換算しての
酸素の放出量が1.0×1018atoms/cm3以上、好ましくは3.0×1020
atoms/cm3以上であることをいう。
に説明する。
したスペクトルの積分値と標準試料の基準値との比により、気体の放出量を計算すること
ができる。標準試料の基準値は、所定の原子を含む試料の、スペクトルの積分値に対する
原子の密度の割合である。
絶縁膜のTDS分析結果から、絶縁膜の酸素分子の放出量(NO2)は、数式2で求める
ことができる。ここで、TDS分析で得られる質量数32で検出されるスペクトルの全て
が酸素分子由来と仮定する。質量数32のものとしてほかにCH3OHがあるが、存在す
る可能性が低いものとしてここでは考慮しない。また、酸素原子の同位体である質量数1
7の酸素原子及び質量数18の酸素原子を含む酸素分子についても、自然界における存在
比率が極微量であるため考慮しない。
料をTDS分析したときのスペクトルの積分値である。ここで、標準試料の基準値を、N
H2/SH2とする。SO2は、絶縁膜をTDS分析したときのスペクトルの積分値であ
る。αは、TDS分析におけるスペクトル強度に影響する係数である。数式2の詳細に関
しては、特開平6−275697公報を参照する。なお、上記絶縁膜の酸素の放出量は、
電子科学株式会社製の昇温脱離分析装置EMD−WA1000S/Wを用い、標準試料と
して1×1016atoms/cm3の水素原子を含むシリコンウェハを用いて測定する
。
子の比率は、酸素分子のイオン化率から算出することができる。なお、上述のαは酸素分
子のイオン化率を含むため、酸素分子の放出量を評価することで、酸素原子の放出量につ
いても見積もることができる。
の放出量の2倍となる。
給されることで、酸化物半導体膜と下地絶縁膜との界面準位密度を低減できる。この結果
、トランジスタの動作などに起因して、酸化物半導体膜と下地絶縁膜との界面にキャリア
が捕獲されることを抑制することができ、信頼性の高いトランジスタを得ることができる
。
導体膜の酸素欠損は、一部がドナーとなりキャリアである電子を放出する。この結果、ト
ランジスタのしきい値電圧がマイナス方向にシフトしてしまう。そこで、下地絶縁膜から
酸化物半導体膜に酸素が十分に供給され、好ましくは酸化物半導体膜に酸素が過剰に含ま
れていることにより、しきい値電圧がマイナス方向へシフトする要因である、酸化物半導
体膜の酸素欠損密度を低減することができる。
鉛(Zn)を含むことが好ましい。特にInとZnを含むことが好ましい。また、該酸化
物半導体膜106を用いたトランジスタの電気特性のばらつきを減らすためのスタビライ
ザーとして、それらに加えてガリウム(Ga)を有することが好ましい。また、スタビラ
イザーとしてスズ(Sn)、ハフニウム(Hf)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti
)またはジルコニウム(Zr)を有することが好ましい。
Ce)、プラセオジム(Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム
(Eu)、ガドリニウム(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホル
ミウム(Ho)、エルビウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ル
テチウム(Lu)のいずれか一種あるいは複数種を有してもよい。
物であるIn−Zn系酸化物、Sn−Zn系酸化物、Al−Zn系酸化物、Zn−Mg系
酸化物、Sn−Mg系酸化物、In−Mg系酸化物、In−Ga系酸化物、三元系金属の
酸化物であるIn−Ga−Zn系酸化物(IGZOとも表記する)、In−Al−Zn系
酸化物、In−Sn−Zn系酸化物、Sn−Ga−Zn系酸化物、Al−Ga−Zn系酸
化物、Sn−Al−Zn系酸化物、In−Hf−Zn系酸化物、In−La−Zn系酸化
物、In−Ce−Zn系酸化物、In−Pr−Zn系酸化物、In−Nd−Zn系酸化物
、In−Sm−Zn系酸化物、In−Eu−Zn系酸化物、In−Gd−Zn系酸化物、
In−Tb−Zn系酸化物、In−Dy−Zn系酸化物、In−Ho−Zn系酸化物、I
n−Er−Zn系酸化物、In−Tm−Zn系酸化物、In−Yb−Zn系酸化物、In
−Lu−Zn系酸化物、四元系金属の酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系酸化物、I
n−Hf−Ga−Zn系酸化物、In−Al−Ga−Zn系酸化物、In−Sn−Al−
Zn系酸化物、In−Sn−Hf−Zn系酸化物、In−Hf−Al−Zn系酸化物を用
いることができる。
どの状態をとる。
Crystalline Oxide Semiconductor)膜とする。
は、非晶質相に結晶部を有する結晶−非晶質混相構造の酸化物半導体膜である。なお、当
該結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさであることが多い。また、
透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Micro
scope)による観察像では、CAAC−OS膜に含まれる非晶質部と結晶部との境界
は明確ではない。また、TEMによってCAAC−OS膜には粒界(グレインバウンダリ
ーともいう。)は確認できない。そのため、CAAC−OS膜は、粒界に起因する電子移
動度の低下が抑制される。
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃い、かつab面に垂直な方向から見て三角
形状または六角形状の原子配列を有し、c軸に垂直な方向から見て金属原子が層状または
金属原子と酸素原子とが層状に配列している。なお、異なる結晶部間で、それぞれa軸及
びb軸の向きが異なっていてもよい。本明細書において、単に垂直と記載する場合、85
°以上95°以下の範囲も含まれることとする。また、単に平行と記載する場合、−5°
以上5°以下の範囲も含まれることとする。
C−OS膜の形成過程において、酸化物半導体膜の表面側から結晶成長させる場合、被形
成面の近傍に対し表面の近傍では結晶部の占める割合が高くなることがある。また、CA
AC−OS膜へ不純物を添加することにより、当該不純物添加領域において結晶部が非晶
質化することもある。
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向に揃うため、CAAC−OS膜の形状(被形成
面の断面形状または表面の断面形状)によっては互いに異なる方向を向くことがある。な
お、結晶部のc軸の方向は、CAAC−OS膜が形成されたときの被形成面の法線ベクト
ルまたは表面の法線ベクトルに平行な方向となる。結晶部は、成膜することにより、また
は成膜後に加熱処理などの結晶化処理を行うことにより形成される。
を低減することが可能である。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
でき、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、酸
化ハフニウム、酸化ガリウム、酸化マグネシウム、酸化タンタル、酸化イットリウム、酸
化ジルコニウム、酸化ランタン及び酸化ネオジムを含む材料から一種以上選択して、単層
または積層して用いればよい。
、クロム、ネオジム、スカンジウム等の金属材料またはこれらを主成分とする合金材料を
用いて形成することができる。また、ゲート電極110としてリン等の不純物元素をドー
ピングした多結晶シリコン膜に代表される半導体膜、ニッケルシリサイドなどのシリサイ
ド膜を用いてもよい。ゲート電極110は、単層構造としてもよいし、積層構造としても
よい。
ム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸化物、酸化チタンを含むインジウム
酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、酸化インジウム酸化亜鉛、酸化ケイ素を
添加したインジウム錫酸化物などの導電性材料を適用することもできる。
物、具体的には、窒素を含むIn−Ga−Zn−O膜や、窒素を含むIn−Sn−O膜や
、窒素を含むIn−Ga−O膜や、窒素を含むIn−Zn−O膜や、窒素を含むSn−O
膜や、窒素を含むIn−O膜や、金属窒化膜(InN、SnNなど)を用いることができ
る。これらの膜は5eV(電子ボルト)、好ましくは5.5eV(電子ボルト)以上の仕
事関数を有し、ゲート電極層として用いた場合、トランジスタの電気特性のしきい値電圧
をプラスにすることができる。
u)、タンタル(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)か
ら選ばれた元素を含む金属膜、または上述した元素を成分とする金属窒化物膜(窒化チタ
ン膜、窒化モリブデン膜、窒化タングステン膜等)を用いることができる。また、Al、
Cuなどの金属膜の下側又は上側の一方または双方にTi、Mo、Wなどの高融点金属膜
またはそれらの金属窒化物膜(窒化チタン膜、窒化モリブデン膜、窒化タングステン膜等
)を積層させた構成としても良い。また、導電性の金属酸化物で形成しても良い。導電性
の金属酸化物としては酸化インジウム(In2O3)、酸化スズ(SnO2)、酸化亜鉛
(ZnO)、酸化インジウム酸化スズ(In2O3―SnO2、ITOと略記する)、酸
化インジウム酸化亜鉛(In2O3―ZnO)またはこれらの金属酸化物材料に酸化シリ
コンを含ませたものを用いることができる。
比誘電率が3.8程度である酸化シリコン膜を用い、300nm以上1000nm以下の
厚さとすればよい。層間絶縁膜112の表面は、大気成分などの影響でわずかに固定電荷
を有し、その影響により、トランジスタのしきい値電圧が変動することがある。そのため
、層間絶縁膜112は、表面に生じる電荷の影響が十分に小さくなるような範囲の比誘電
率及び厚さとすることが好ましい。同様の理由で、層間絶縁膜112上に樹脂膜を形成す
ることで、表面に生じる電荷の影響を低減しても構わない。
次に、図1(B)に示したトランジスタの作製方法について、図2及び図3を用いて説明
する。
(CVD:Chemical Vapor Deposition)法、スパッタリング
法、分子線エピタキシー(MBE:Molecular Beam Epitaxy)法
またはパルスレーザ堆積(PLD:Pulsed Laser Deposition)
法で成膜すればよく、スパッタリング法を用いると好ましい。なお、基板100によって
は、下地絶縁膜102を設けなくても構わない。
D法、スパッタリング法、MBE法またはPLD法で成膜すればよく、スパッタリング法
を用いると好ましい。
うにするために、酸化物半導体膜の成膜前処理として、スパッタリング装置の処理室で基
板を予備加熱し、基板及び下地絶縁膜102に吸着した水素、水分などの不純物を脱離さ
せることが好ましい。
い。平坦化処理としては、特に限定されないが、CMP処理、ドライエッチング処理、プ
ラズマ処理を用いることができる。
例えばアルゴン雰囲気下において、基板側にRF電源を用いて電圧を印加し、基板近傍に
プラズマを形成して被処理面を改質する方法である。なお、アルゴン雰囲気に代えて窒素
、ヘリウム、酸素などを用いてもよい。
%の雰囲気下でスパッタリング法により成膜を行う等)により成膜することが好ましい。
膜の結晶化度が高まる。また、酸化物半導体膜中の不純物(水素及び水分など)の濃度を
低減し、欠陥密度を低減することができる。
は2種以上組み合わせて行えばよい。好ましくは、不活性雰囲気または減圧雰囲気にて加
熱処理を行い、その後酸化性雰囲気または乾燥空気雰囲気にて加熱処理を行う。加熱処理
の温度は、150℃以上650℃以下、好ましくは250℃以上500℃以下、さらに好
ましくは300℃以上450℃以下の温度で行えばよい。加熱処理は、抵抗加熱方式、ラ
ンプヒータ方式、加熱ガス方式などを適用すればよい。
は亜酸化窒素などであって、水、水素などが含まれないことが好ましい。例えば、熱処理
装置に導入する酸素、オゾン、亜酸化窒素の純度を、8N(99.999999%)以上
、好ましくは9N(99.9999999%)以上とする。酸化性雰囲気には、酸化性ガ
スと不活性ガスが混合されていてもよい。その場合、酸化性ガスが少なくとも10ppm
以上含まれる雰囲気とする。酸化性雰囲気で加熱処理を行うことで、酸化物半導体膜の酸
素欠損密度を低減することができる。
には、酸化性ガスなどの反応性ガスが10ppm未満である雰囲気とする。不活性雰囲気
で加熱処理を行うことで、酸化物半導体膜に含まれる不純物濃度を低減することができる
。
行うことで、不活性雰囲気よりもさらに酸化物半導体膜に含まれる不純物濃度を低減する
ことができる。
及び窒素80%程度含まれる雰囲気をいう。酸化性雰囲気の一種であるが、比較的低コス
トであるため量産に適している。
。なお、「加工する」とは、特に断りがない限り、フォトリソグラフィ法によって形成し
たレジストマスクを用い、エッチング処理を行って、所望の形状の膜を得ることをいう。
く、両方を用いてもよい。酸化物半導体膜のウェットエッチングに用いるエッチング液と
しては、燐酸と酢酸と硝酸を混ぜた溶液などを用いることができる。また、ITO−07
N(関東化学社製)を用いてもよい。また、ICP(Inductively Coup
led Plasma:誘導結合型プラズマ)エッチング装置によるドライエッチングを
行ってもよい。
ずれかを含む)を導入して膜中に酸素を供給してもよい。
おける酸素欠損を補償し、真性半導体に近づけることができる。それにより、該酸化物半
導体膜を用いたトランジスタの閾値をプラスシフトさせ、さらに信頼性を向上させること
ができる。
ることができる。
スパッタリング法、MBE法、PLD法で成膜すればよく、特にスパッタリング法を用い
ると好ましい。
工して、ゲート絶縁膜108及びゲート電極110を形成する(図2(B)参照。)。
加する。該ドーパントが添加された酸化物半導体膜103は低抵抗化される。このように
酸化物半導体膜103にドーパントを添加することによって、ドーパントが添加されて低
抵抗化したソース領域及びドレイン領域106bと、ドーパントが添加されていないチャ
ネル形成領域106aと、を有する酸化物半導体膜106が形成される(図2(C)参照
。)。
B)、窒素(N)及びフッ素(F)から選ばれた一種以上の元素を用いることができる。
とができる。また、その際に基板100を加熱しながら行ってもよい。
いてもよい。
上700℃以下、好ましくは300℃以上450℃以下で1時間、酸素雰囲気下で行うこ
とが好ましい。また、窒素雰囲気下、減圧下、大気(超乾燥エア)下で加熱処理を行って
もよい。
成膜し、フォトリソグラフィ工程により該導電膜を選択的にエッチングして加工し、導電
膜107を形成させる(図3(A)参照。)。なお、該エッチングでは、ゲート電極11
0側面の導電膜107の除去は行わない。
膜107の形成は、スパッタリング法を用いて行うことが好ましい。特に、ロングスロー
スパッタリング法又はコリメータスパッタリング法を用いることが好ましい。さらに、導
電膜107の形成時における圧力を極力低い状態で行うことが好ましい。それにより、ス
パッタ粒子の直進性を高めることができ、形成される導電膜の段差被覆性を低くすること
ができる。
極110上面に形成される導電膜107の膜厚より、ゲート電極110の側面に形成され
る導電膜107の膜厚を小さくすることができる。さらに、条件を最適化することによっ
て、ゲート電極110の側面には、導電膜107がほとんど形成されないようにすること
もできる。
より除去する(図3(B)参照。)。ゲート電極110の側面に形成される導電膜107
の膜厚より、酸化物半導体膜106及びゲート電極110上面に形成される導電膜107
の膜厚は大きいため、ゲート電極110の側面を露出させるための等方性エッチング後に
おいて、酸化物半導体膜106上にはソース電極及びドレイン電極104が、ゲート電極
110上面には導電膜105が形成される。
ともに、等方性エッチング後において、ゲート電極110と、ソース電極及びドレイン電
極104と、が接触しないように、等方性エッチングの加減が必要である。
。なお、導電膜107をエッチングできる薬液であればよく、特に限定されるものではな
い。また、ドライエッチングによっても、エッチング条件を適切なものにすること(例え
ば、基板側に電圧を印加しないなど)により、等方性エッチングを行うことができる。
導電膜105上に層間絶縁膜112を形成する(図3(C)参照。)。層間絶縁膜112
は、CVD法、スパッタリング法、MBE法、PLD法またはスピンコート法で成膜すれ
ばよく、下地絶縁膜102と同様の材料によって形成することができる。また特に図示し
ないが、層間絶縁膜112にコンタクトホールを形成し、ソース電極及びドレイン電極1
04の一部を露出させて、ソース電極及びドレイン電極104と接続する配線を設けても
よい。また、層間絶縁膜112上に樹脂膜を設ける構成としても構わない。
電流や電界効果移動度)を有する半導体装置及びその作製方法を提供することができる。
りよく作製することができる。
本実施の形態では、実施の形態1とは異なる構造のトランジスタ及びその作製方法につい
て図4乃至図6を用いて説明する。
。図4(A)に示すトランジスタの上面図に示す一点鎖線A−Bに対応するA−B断面を
図4(B)に示す。なお、図4(A)は、煩雑になるのを防ぐため、層間絶縁膜112及
びゲート絶縁膜108などを省略して示す。
102と、下地絶縁膜102上に設けられたチャネル形成領域106a、ソース領域及び
ドレイン領域106bを有する酸化物半導体膜106と、酸化物半導体膜106における
チャネル形成領域106a上のゲート絶縁膜108と、ゲート絶縁膜108上のゲート電
極109と、ゲート電極109上の絶縁膜111と、ゲート絶縁膜108の側面、ソース
領域及びドレイン領域106bに接するソース電極及びドレイン電極104と、絶縁膜1
11上の導電膜105と、ソース電極及びドレイン電極104、ゲート絶縁膜108、ゲ
ート電極109、絶縁膜111及び導電膜105上の層間絶縁膜112と、を有する。な
お、下地絶縁膜102を設けない構造としても構わない。
びドレイン電極104の一部を露出させ、該ソース電極及びドレイン電極104と接続す
る配線を設けてもよい。
ル形成領域106aより低抵抗であるソース領域及びドレイン領域106bを有する。こ
のようにソース領域及びドレイン領域106bを設けることによって、ソース電極及びド
レイン電極104との接触抵抗を低減することができ、それにより半導体装置のオン特性
を向上させることができる。ただし、このようにソース領域及びドレイン領域106bが
形成された酸化物半導体膜106に限定されるものではなく、酸化物半導体膜の抵抗を下
げるためのドーパントを添加しない構成としてもよい。
ばれた一種以上の元素を含んでいる。以上の元素を酸化物半導体膜に添加させることによ
って、酸化物半導体膜の抵抗値を低下させることができる。
よい。
は、ゲート電極109を加工する際のハードマスクとして機能することができる。
次に、図4(B)に示したトランジスタの作製方法について、図5及び図6を用いて説明
する。
基板100によっては、下地絶縁膜102を設けなくても構わない。
D法、スパッタリング法、MBE法またはPLD法で成膜すればよく、スパッタリング法
を用いると好ましい。酸化物半導体膜は、実施の形態1と同様にして形成すればよい。
。
ずれかを含む)を導入して膜中に酸素を供給してもよい。
おける酸素欠損を補償し、真性半導体に近づけることができる。それにより、該酸化物半
導体膜を用いたトランジスタの閾値をプラスシフトさせ、さらに信頼性を向上させること
ができる。
ることができる。
スパッタリング法、MBE法、PLD法で成膜すればよく、特にスパッタリング法を用い
ると好ましい。
び絶縁膜をエッチングにより加工して、ゲート絶縁膜108、ゲート電極109及び絶縁
膜111を形成する(図5(B)参照。)。
てドーパントを添加する。該ドーパントが添加された酸化物半導体膜103は低抵抗化さ
れる。このように酸化物半導体膜103にドーパントを添加することによって、ドーパン
トが添加されて低抵抗化したソース領域及びドレイン領域106bと、ドーパントが添加
されていないチャネル形成領域106aと、を有する酸化物半導体膜106が形成される
(図5(C)参照。)。
B)、窒素(N)及びフッ素(F)から選ばれた一種以上の元素を用いることができる。
とができる。また、その際に基板100を加熱しながら行ってもよい。
いてもよい。
上700℃以下、好ましくは300℃以上450℃以下で1時間、酸素雰囲気下で行うこ
とが好ましい。また、窒素雰囲気下、減圧下、大気(超乾燥エア)下で加熱処理を行って
もよい。
を覆う導電膜107を成膜し、フォトリソグラフィ工程により該導電膜を選択的にエッチ
ングにより加工することで、導電膜107を形成する(図6(A)参照。)。なお、該エ
ッチングでは、ゲート電極109側面の導電膜107の除去は行わない。
により形成する。導電膜107の形成は、スパッタリング法を用いて行うことが好ましい
。特に、ロングスロースパッタリング法又はコリメータスパッタリング法を用いることが
好ましい。さらに、導電膜107の形成時における圧力を極力低い状態で行うことが好ま
しい。それにより、スパッタ粒子の直進性を高めることができ、形成される導電膜の段差
被覆性を低くすることができる。
11上面に形成される導電膜107の膜厚より、ゲート電極109及び絶縁膜111の側
面に形成される導電膜107の膜厚を小さくすることができる。さらに、条件を最適化す
ることによって、ゲート電極109及び絶縁膜111の側面には、導電膜107がほとん
ど形成されないようにすることもできる。
方性エッチングにより除去する(図6(B)参照。)。ゲート電極109及び絶縁膜11
1の側面に形成される導電膜107の膜厚より、酸化物半導体膜106及び絶縁膜111
上面に形成される導電膜107の膜厚は大きいため、ゲート電極109及び絶縁膜111
の側面を露出させるための等方性エッチング後において、酸化物半導体膜106上にはソ
ース電極及びドレイン電極104が、絶縁膜111上面には導電膜105が形成される。
膜107の除去とともに、等方性エッチング後において、ゲート電極109と、ソース電
極及びドレイン電極104と、が接触しないように、等方性エッチングの加減が必要であ
る。
。なお、導電膜107をエッチングできる薬液であればよく、特に限定されるものではな
い。また、ドライエッチングによっても、エッチング条件を適切なものにすること(例え
ば、基板側に電圧を印加しないなど)により、等方性エッチングを行うことができる。
縁膜111及び導電膜105上に層間絶縁膜112を形成する(図6(C)参照。)。層
間絶縁膜112は、CVD法、スパッタリング法、MBE法、PLD法またはスピンコー
ト法で成膜すればよく、下地絶縁膜102と同様の材料によって形成することができる。
また特に図示しないが、層間絶縁膜112にコンタクトホールを形成し、ソース電極及び
ドレイン電極104の一部を露出させて、ソース電極及びドレイン電極104と接続する
配線を設けてもよい。また、層間絶縁膜112上に樹脂膜を設ける構成としても構わない
。
電流や電界効果移動度)を有する半導体装置及びその作製方法を提供することができる。
りよく作製することができる。
本実施の形態では、実施の形態1及び実施の形態2とは異なる構造のトランジスタ及びそ
の作製方法について図7乃至図9を用いて説明する。
。図7(A)に示すトランジスタの上面図に示す一点鎖線A−Bに対応するA−B断面を
図7(B)に示す。なお、図7(A)は、煩雑になるのを防ぐため、層間絶縁膜212及
びゲート絶縁膜208などを省略して示す。
102と、下地絶縁膜102上に設けられたチャネル形成領域206a、ソース領域及び
ドレイン領域206bを有する酸化物半導体膜206と、酸化物半導体膜206における
チャネル形成領域206a上のゲート絶縁膜208と、ゲート絶縁膜208上のゲート電
極210と、ゲート電極210の側面を覆う側壁絶縁膜213と、ゲート絶縁膜208の
側面、ソース領域及びドレイン領域206bに接するソース電極及びドレイン電極204
と、ゲート電極210及び側壁絶縁膜213上の導電膜205と、ソース電極及びドレイ
ン電極204、ゲート絶縁膜208、側壁絶縁膜213及び導電膜205上の層間絶縁膜
212と、を有する。なお、下地絶縁膜102を設けない構造としても構わない。
びドレイン電極204の一部を露出させ、該ソース電極及びドレイン電極204と接続す
る配線を設けてもよい。
06と同様に形成することができ、チャネル形成領域206aと、該チャネル形成領域2
06aより低抵抗であるソース領域及びドレイン領域206bを有する。このようにソー
ス領域及びドレイン領域206bを設けることによって、ソース電極及びドレイン電極2
04との接触抵抗を低減することができ、それにより半導体装置のオン特性を向上させる
ことができる。ただし、このようにソース領域及びドレイン領域206bが形成された酸
化物半導体膜206に限定されるものではなく、酸化物半導体膜の抵抗を下げるためのド
ーパントを添加しない構成としてもよい。
ばれた一種以上の元素を含んでいる。以上の元素を酸化物半導体膜に添加させることによ
って、酸化物半導体膜の抵抗値を低下させることができる。
成すればよい。
極104と同様の材料により形成すればよい。
よい。
よい。
壁絶縁膜213は、ゲート電極210と、ソース電極及びドレイン電極204と、のスペ
ーサーとして機能する。そのため、本実施の形態に係る半導体装置において、ゲート電極
210と、ソース電極及びドレイン電極204と、が接触するのを防ぐことができる。さ
らに、ゲート電極210と、ソース電極及びドレイン電極204と、のオフセット領域を
形成することができるため、半導体装置のオフ電流を低減させることができる。
次に、図7(B)に示したトランジスタの作製方法について、図8及び図9を用いて説明
する。
基板100によっては、下地絶縁膜102を設けなくても構わない。
D法、スパッタリング法、MBE法またはPLD法で成膜すればよく、スパッタリング法
を用いると好ましい。酸化物半導体膜は、実施の形態1と同様にして形成すればよい。
ずれかを含む)を導入して膜中に酸素を供給してもよい。
おける酸素欠損を補償し、真性半導体に近づけることができる。それにより、酸化物半導
体膜を用いたトランジスタの閾値をプラスシフトさせ、さらに信頼性を向上させることが
できる。
ることができる。
D法、スパッタリング法、MBE法、PLD法で成膜すればよく、特にスパッタリング法
を用いると好ましい。
ゲート電極210を形成する(図8(A)参照。)。
加する。該ドーパントが添加された酸化物半導体膜203は低抵抗化される。このように
酸化物半導体膜203にドーパントを添加することによって、ドーパントが添加されて低
抵抗化したソース領域及びドレイン領域206bと、ドーパントが添加されていないチャ
ネル形成領域206aと、を有する酸化物半導体膜206が形成される(図8(B)参照
。)。
B)、窒素(N)及びフッ素(F)から選ばれた一種以上の元素を用いることができる。
とができる。また、その際に基板100を加熱しながら行ってもよい。
いてもよい。
上700℃以下、好ましくは300℃以上450℃以下で1時間、酸素雰囲気下で行うこ
とが好ましい。また、窒素雰囲気下、減圧下、大気(超乾燥エア)下で加熱処理を行って
もよい。
ゲート絶縁膜201と同様の材料を用いて形成することができ、CVD法、スパッタリン
グ法、塗布法などにより形成すればよい。特に、膜質が良く、段差被覆性に優れるCVD
法を用いることが好ましい。
ート絶縁膜208及び側壁絶縁膜213を形成させる(図8(C)参照。)。異方性エッ
チングは、ICPエッチング装置などを用いたドライエッチングにより行うことができる
。
ペーサーとして機能する。そのため、本実施の形態に係る半導体装置において、ゲート電
極210と、ソース電極及びドレイン電極204と、が接触するのを防ぐことができる。
さらに、ゲート電極210と、ソース電極及びドレイン電極204と、のオフセット領域
を形成することができるため、半導体装置のオフ電流を低減させることができる。
13を覆う導電膜を成膜し、フォトリソグラフィ工程により該導電膜を選択的にエッチン
グにより加工することで、導電膜207を形成する(図9(A)参照。)。なお、該エッ
チングでは、側壁絶縁膜213側面の導電膜207の除去は行わない。
膜207の形成は、スパッタリング法を用いて行うことが好ましい。特に、ロングスロー
スパッタリング法又はコリメータスパッタリング法を用いることが好ましい。さらに、導
電膜207の形成時における圧力を極力低い状態で行うことが好ましい。それにより、ス
パッタ粒子の直進性を高めることができ、形成される導電膜の段差被覆性を低くすること
ができる。
210及び側壁絶縁膜213上面に形成される導電膜207の膜厚より、側壁絶縁膜21
3の側面に形成される導電膜207の膜厚を小さくすることができる。さらに、条件を最
適化することによって、側壁絶縁膜213の側面には、導電膜207がほとんど形成され
ないようにすることもできる。
より除去する(図9(B)参照。)。側壁絶縁膜213の側面に形成される導電膜207
の膜厚より、酸化物半導体膜206、ゲート電極210及び側壁絶縁膜213上面に形成
される導電膜207の膜厚は大きいため、側壁絶縁膜213の側面を露出させるための等
方性エッチング後において、酸化物半導体膜206上にはソース電極及びドレイン電極2
04が、ゲート電極210及び側壁絶縁膜213上面には導電膜205が形成される。
。なお、導電膜207をエッチングできる薬液であればよく、特に限定されるものではな
い。また、ドライエッチングによっても、エッチング条件を適切なものにすること(例え
ば、基板側に電圧を印加しないなど)により、等方性エッチングを行うことができる。
導電膜205上に層間絶縁膜212を形成する(図9(C)参照。)。層間絶縁膜212
は、CVD法、スパッタリング法、MBE法、PLD法またはスピンコート法で成膜すれ
ばよく、下地絶縁膜102と同様の材料によって形成することができる。また特に図示し
ないが、層間絶縁膜212にコンタクトホールを形成し、ソース電極及びドレイン電極2
04の一部を露出させて、ソース電極及びドレイン電極204と接続する配線を設けても
よい。また、層間絶縁膜212上に樹脂膜を設ける構成としても構わない。
電流や電界効果移動度)を有する半導体装置及びその作製方法を提供することができる。
りよく作製することができる。
本実施の形態では、実施の形態1乃至実施の形態3とは異なる構造のトランジスタ及びそ
の作製方法について図10乃至図12を用いて説明する。
る。図10(A)に示すトランジスタの上面図に示す一点鎖線A−Bに対応するA−B断
面を図10(B)に示す。なお、図10(A)は、煩雑になるのを防ぐため、層間絶縁膜
212及びゲート絶縁膜208などを省略して示す。
膜102と、下地絶縁膜102上に設けられたチャネル形成領域206a、ソース領域及
びドレイン領域206bを有する酸化物半導体膜206と、酸化物半導体膜206におけ
るチャネル形成領域206a上のゲート絶縁膜208と、ゲート絶縁膜208上のゲート
電極209と、ゲート電極209上の絶縁膜211と、ゲート電極209及び絶縁膜21
1の側面を覆う側壁絶縁膜213と、ゲート絶縁膜208の側面、ソース領域及びドレイ
ン領域206bに接するソース電極及びドレイン電極204と、絶縁膜211及び側壁絶
縁膜213上の導電膜205と、ソース電極及びドレイン電極204、ゲート絶縁膜20
8、側壁絶縁膜213及び導電膜205上の層間絶縁膜212と、を有する。なお、下地
絶縁膜102を設けない構造としても構わない。
びドレイン電極204の一部を露出させ、該ソース電極及びドレイン電極204と接続す
る配線を設けてもよい。
06と同様に形成することができ、チャネル形成領域206aと、該チャネル形成領域2
06aより低抵抗であるソース領域及びドレイン領域206bを有する。このようにソー
ス領域及びドレイン領域206bを設けることによって、ソース電極及びドレイン電極2
04との接触抵抗を低減することができ、それにより半導体装置のオン特性を向上させる
ことができる。ただし、このようにソース領域及びドレイン領域206bが形成された酸
化物半導体膜206に限定されるものではなく、酸化物半導体膜の抵抗を下げるためのド
ーパントを添加しない構成としてもよい。
ばれた一種以上の元素を含んでいる。以上の元素を酸化物半導体膜に添加させることによ
って、酸化物半導体膜の抵抗値を低下させることができる。
成すればよい。
極104と同様の材料により形成すればよい。
よい。
は、ゲート電極209を加工する際のハードマスクとして機能することができる。
よい。
壁絶縁膜213は、ゲート電極209と、ソース電極及びドレイン電極204と、のスペ
ーサーとして機能する。そのため、本実施の形態に係る半導体装置において、ゲート電極
209と、ソース電極及びドレイン電極204と、が接触するのを防ぐことができる。さ
らに、ゲート電極209と、ソース電極及びドレイン電極204と、のオフセット領域を
形成することができるため、半導体装置のオフ電流を低減させることができる。
次に、図10(B)に示したトランジスタの作製方法について、図11及び図12を用い
て説明する。
基板100によっては、下地絶縁膜102を設けなくても構わない。
D法、スパッタリング法、MBE法またはPLD法で成膜すればよく、スパッタリング法
を用いると好ましい。酸化物半導体膜は、実施の形態1と同様にして形成すればよい。
ンのいずれかを含む)を導入して膜中に酸素を供給してもよい。
おける酸素欠損を補償し、真性半導体に近づけることができる。それにより、酸化物半導
体膜を用いたトランジスタの閾値をプラスシフトさせ、さらに信頼性を向上させることが
できる。
ることができる。
D法、スパッタリング法、MBE法、PLD法で成膜すればよく、特にスパッタリング法
を用いると好ましい。
ングにより加工して、ゲート電極209及び絶縁膜211を形成する(図11(A)参照
。)。
てドーパントを添加する。該ドーパントが添加された酸化物半導体膜203は低抵抗化さ
れる。このように酸化物半導体膜203にドーパントを添加することによって、ドーパン
トが添加されて低抵抗化したソース領域及びドレイン領域206bと、ドーパントが添加
されていないチャネル形成領域206aと、を有する酸化物半導体膜206が形成される
(図11(B)参照。)。
B)、窒素(N)及びフッ素(F)から選ばれた一種以上の元素を用いることができる。
とができる。また、その際に基板100を加熱しながら行ってもよい。
いてもよい。
上700℃以下、好ましくは300℃以上450℃以下で1時間、酸素雰囲気下で行うこ
とが好ましい。また、窒素雰囲気下、減圧下、大気(超乾燥エア)下で加熱処理を行って
もよい。
。該絶縁膜は、ゲート絶縁膜201と同様の材料を用いて形成することができ、CVD法
、スパッタリング法、塗布法などにより形成すればよい。特に、膜質が良く、段差被覆性
に優れるCVD法を用いることが好ましい。
ート絶縁膜208及び側壁絶縁膜213を形成させる(図11(C)参照。)。異方性エ
ッチングは、ICPエッチング装置などを用いたドライエッチングにより行うことができ
る。
されてもよい。
ペーサーとして機能する。そのため、本実施の形態に係る半導体装置において、ゲート電
極209と、ソース電極及びドレイン電極204と、が接触するのを防ぐことができる。
さらに、ゲート電極209と、ソース電極及びドレイン電極204と、のオフセット領域
を形成することができるため、半導体装置のオフ電流を低減させることができる。
を覆う導電膜を成膜し、フォトリソグラフィ工程により該導電膜を選択的にエッチングに
より加工することで、導電膜207を形成する(図12(A)参照。)。なお、該エッチ
ングでは、側壁絶縁膜213側面の導電膜107の除去は行わない。
膜207の形成は、スパッタリング法を用いて行うことが好ましい。特に、ロングスロー
スパッタリング法又はコリメータスパッタリング法を用いることが好ましい。さらに、導
電膜207の形成時における圧力を極力低い状態で行うことが好ましい。それにより、ス
パッタ粒子の直進性を高めることができ、形成される導電膜の段差被覆性を低くすること
ができる。
1及び側壁絶縁膜213上面に形成される導電膜207の膜厚より、側壁絶縁膜213の
側面に形成される導電膜207の膜厚を小さくすることができる。さらに、条件を最適化
することによって、側壁絶縁膜213の側面には、導電膜207がほとんど形成されない
ようにすることもできる。
より除去する(図12(B)参照。)。側壁絶縁膜213の側面に形成される導電膜20
7の膜厚より、酸化物半導体膜206、絶縁膜211及び側壁絶縁膜213上面に形成さ
れる導電膜207の膜厚は大きいため、側壁絶縁膜213の側面を露出させるための等方
性エッチング後において、酸化物半導体膜206上にはソース電極及びドレイン電極20
4が、絶縁膜211及び側壁絶縁膜213上面には導電膜205が形成される。
。なお、導電膜207をエッチングできる薬液であればよく、特に限定されるものではな
い。また、ドライエッチングによっても、エッチング条件を適切なものにすること(例え
ば、基板側に電圧を印加しないなど)により、等方性エッチングを行うことができる。
導電膜205上に層間絶縁膜212を形成する(図12(C)参照。)。層間絶縁膜21
2は、CVD法、スパッタリング法、MBE法、PLD法またはスピンコート法で成膜す
ればよく、下地絶縁膜102と同様の材料によって形成することができる。また特に図示
しないが、層間絶縁膜212にコンタクトホールを形成し、ソース電極及びドレイン電極
204の一部を露出させて、ソース電極及びドレイン電極204と接続する配線を設けて
もよい。また、層間絶縁膜212上に樹脂膜を設ける構成としても構わない。
電流や電界効果移動度)を有する半導体装置及びその作製方法を提供することができる。
りよく作製することができる。
本実施の形態では、実施の形態1乃至実施の形態4で示したトランジスタを用いて、半導
体記憶装置を作製する例について説明する。
てキャパシタに電荷を蓄積することで、情報を記憶するDRAM(Dynamic Ra
ndom Access Memory)、フリップフロップなどの回路を用いて記憶内
容を保持するSRAM(Static Random Access Memory)が
ある。
にノードを有し、当該ノードに電荷を保持することで記憶を行うフラッシュメモリがある
。
で示したトランジスタを適用することができる。
ついて図13を用いて説明する。
タTrと、キャパシタCと、を有する(図13(A)参照。)。
3(B)に示すように徐々に低減していくことが知られている。当初V0からV1まで充
電された電圧は、時間が経過するとdata1を読み出す限界点であるVAまで低減する
。この期間を保持期間T_1とする。即ち、2値のメモリセルの場合、保持期間T_1の
間にリフレッシュをする必要がある。
すると、オフ電流が小さいため、保持期間T_1を長くすることができる。即ち、リフレ
ッシュ期間を長くとることが可能となるため、消費電力を低減することができる。例えば
、オフ電流が1×10−21A以下、好ましくは1×10−24A以下となった酸化物半
導体膜を用いたトランジスタをDRAMに適用すると、電力を供給せずに数日間から数十
年間に渡ってデータを保持することが可能となる。
を得ることができる。
ことで、キャパシタCへの電荷の蓄積が速やかに行われ、高速動作が可能な半導体記憶装
置を得ることができる。
ついて図14を用いて説明する。
_1と、トランジスタTr_1のゲートと接続するワード線WL_1と、トランジスタT
r_1のソースと接続するソース配線SL_1と、トランジスタTr_2と、トランジス
タTr_2のソースと接続するソース配線SL_2と、トランジスタTr_2のドレイン
と接続するドレイン配線DL_2と、キャパシタCと、キャパシタCの一端と接続する容
量配線CLと、キャパシタCの他端、トランジスタTr_1のドレイン及びトランジスタ
Tr_2のゲートと接続するノードNと、を有する。
r_2のしきい値電圧が変動することを利用したものである。例えば、図14(B)は容
量配線CLの電圧VCLと、トランジスタTr_2を流れるドレイン電流Id_2との関
係を説明する図である。
ば、SL_1の電位をVDDとする。このとき、WL_1の電位をTr_1のしきい値電
圧VthにVDDを加えた電位以上とすることで、ノードNの電圧をHIGHにすること
ができる。また、WL_1の電位をTr_1のしきい値電圧Vth以下とすることで、ノ
ードNの電位をLOWにすることができる。
−Id_2カーブのいずれかを得ることができる。即ち、N=LOWでは、VCL=0V
にてId_2が小さいため、データ0となる。また、N=HIGHでは、VCL=0Vに
てId_2が大きいため、データ1となる。このようにして、データを記憶することがで
きる。
適用すると、該トランジスタはオフ電流を極めて小さくすることができるため、ノードN
に蓄積された電荷がトランジスタTr_1のソース及びドレイン間を意図せずにリークす
ることを抑制できる。そのため、長期間に渡ってデータを保持することができる。また、
本発明の一態様を用いることでトランジスタTr_1のしきい値電圧が調整されるため、
書き込みに必要な電圧を低減することが可能となり、フラッシュメモリなどと比較して消
費電力を低減することができる。
適用しても構わない。該トランジスタは、オン特性に優れる。そのため、該トランジスタ
を用いた半導体記憶装置は高速動作が可能となる。
速動作が可能な半導体記憶装置を得ることができる。
実施の形態1乃至実施の形態4で示したトランジスタ、または実施の形態5に示した半導
体記憶装置を少なくとも一部に用いてCPU(Central Processing
Unit)を構成することができる。
PUは、基板1190上に、演算回路(ALU:Arithmetic logic u
nit)1191、ALUコントローラ1192、インストラクションデコーダ1193
、インタラプトコントローラ1194、タイミングコントローラ1195、レジスタ11
96、レジスタコントローラ1197、バスインターフェース(Bus I/F)119
8、書き換え可能なROM1199、及びROMインターフェース(ROM I/F)1
189を有している。基板1190は、半導体基板、SOI基板、ガラス基板などを用い
る。ROM1199及びROMインターフェース1189は、別チップに設けてもよい。
もちろん、図15(A)に示すCPUは、その構成を簡略化して示した一例にすぎず、実
際のCPUはその用途によって多種多様な構成を有している。
デコーダ1193に入力され、デコードされた後、ALUコントローラ1192、インタ
ラプトコントローラ1194、レジスタコントローラ1197、タイミングコントローラ
1195に入力される。
ラ1197、タイミングコントローラ1195は、デコードされた命令に基づき、各種制
御を行なう。具体的にALUコントローラ1192は、ALU1191の動作を制御する
ための信号を生成する。また、インタラプトコントローラ1194は、CPUのプログラ
ム実行中に、外部の入出力装置や、周辺回路からの割り込み要求を、その優先度やマスク
状態から判断し、処理する。レジスタコントローラ1197は、レジスタ1196のアド
レスを生成し、CPUの状態に応じてレジスタ1196の読み出しや書き込みを行なう。
2、インストラクションデコーダ1193、インタラプトコントローラ1194、及びレ
ジスタコントローラ1197の動作のタイミングを制御する信号を生成する。例えばタイ
ミングコントローラ1195は、基準クロック信号CLK1を元に、内部クロック信号C
LK2を生成する内部クロック生成部を備えており、内部クロック信号CLK2を上記各
種回路に供給する。
スタ1196の記憶素子には、実施の形態5に示す半導体記憶装置を用いることができる
。
からの指示に従い、レジスタ1196における保持動作を行う。即ち、レジスタ1196
が有する記憶素子において、位相反転素子によるデータの保持を行うか、キャパシタによ
るデータの保持を行う。位相反転素子によってデータが保持されている場合、レジスタ1
196内の記憶素子への、電源電圧の供給が行われる。キャパシタによってデータが保持
されている場合、キャパシタへのデータの書き換えが行われ、レジスタ1196内の記憶
素子への電源電圧の供給を停止することができる。
源電位VDDまたは電源電位VSSの与えられているノード間に、スイッチング素子を設
けることにより行うことができる。以下に図15(B)及び図15(C)の回路の説明を
行う。
グ素子に実施の形態1乃至実施の形態4に示すトランジスタ用いた構成の一例を示す。
有する記憶素子群1143とを有している。具体的に、それぞれの記憶素子1142には
、実施の形態5に示す記憶素子を用いることができる。記憶素子群1143が有するそれ
ぞれの記憶素子1142には、スイッチング素子1141を介して、ハイレベルの電源電
位VDDが供給されている。さらに、記憶素子群1143が有するそれぞれの記憶素子1
142には、信号INの電位と、ローレベルの電源電位VSSの電位が与えられている。
プの大きい半導体を活性層に有するトランジスタを用いており、該トランジスタは、その
ゲートに与えられる信号SigAによりスイッチングが制御される。
成を示しているが、これに限定されず、トランジスタを複数有していてもよい。スイッチ
ング素子1141が、スイッチング素子として機能するトランジスタを複数有している場
合、上記複数のトランジスタは並列に接続されていてもよいし、直列に接続されていても
よいし、直列と並列が組み合わされて接続されていてもよい。
スイッチング素子1141を介して、ローレベルの電源電位VSSが供給されている、記
憶装置の一例を示す。スイッチング素子1141により、記憶素子群1143が有するそ
れぞれの記憶素子1142への、ローレベルの電源電位VSSの供給を制御することがで
きる。
ッチング素子を設け、一時的にCPUの動作を停止し、電源電圧の供給を停止した場合に
おいてもデータを保持することが可能であり、消費電力の低減を行うことができる。例え
ば、パーソナルコンピュータのユーザーが、キーボードなどの入力装置への情報の入力を
停止している間でも、CPUの動作を停止することができ、それにより消費電力を低減す
ることができる。
rocessor)、カスタムLSI、FPGA(Field Programmabl
e Gate Array)などのLSIにも応用可能である。
本実施の形態では、実施の形態1乃至実施の形態6に示すトランジスタ、半導体記憶装置
及びCPUの一種以上を含む電子機器の例について説明する。
00と、ボタン9301と、マイクロフォン9302と、表示部9303と、スピーカ9
304と、カメラ9305と、を具備し、携帯型電話機としての機能を有する。
0と、表示部9311と、を具備する。
ラは、筐体9320と、ボタン9321と、マイクロフォン9322と、表示部9323
と、を具備する。
携帯情報端末は、筐体9630、表示部9631a、表示部9631b、留め具9633
、操作スイッチ9638、を有する。
ることができ、表示された操作キーに触れることでデータ入力などを行うことができる。
102 下地絶縁膜
103 酸化物半導体膜
104 ソース電極及びドレイン電極
105 導電膜
106 酸化物半導体膜
106a チャネル形成領域
106b ソース領域及びドレイン領域
107 導電膜
108 ゲート絶縁膜
109 ゲート電極
110 ゲート電極
111 絶縁膜
112 層間絶縁膜
201 ゲート絶縁膜
203 酸化物半導体膜
204 ソース電極及びドレイン電極
205 導電膜
206 酸化物半導体膜
206a チャネル形成領域
206b ソース領域及びドレイン領域
207 導電膜
208 ゲート絶縁膜
209 ゲート電極
210 ゲート電極
211 絶縁膜
212 層間絶縁膜
213 側壁絶縁膜
1141 スイッチング素子
1142 記憶素子
1143 記憶素子群
1189 ROMインターフェース
1190 基板
1191 ALU
1192 ALUコントローラ
1193 インストラクションデコーダ
1194 インタラプトコントローラ
1195 タイミングコントローラ
1196 レジスタ
1197 レジスタコントローラ
1198 バスインターフェース
1199 ROM
9300 筐体
9301 ボタン
9302 マイクロフォン
9303 表示部
9304 スピーカ
9305 カメラ
9310 筐体
9311 表示部
9320 筐体
9321 ボタン
9322 マイクロフォン
9323 表示部
9630 筐体
9631a 表示部
9631b 表示部
9633 留め具
9638 操作スイッチ
Claims (3)
- 基板上の酸化物半導体膜と、
前記酸化物半導体膜上のゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜上のゲート電極と、
前記酸化物半導体膜上面に接する領域と、前記ゲート絶縁膜の側面に接する領域とを有する第1の導電層と、
前記酸化物半導体膜上面に接する領域と、前記ゲート絶縁膜の側面に接する領域とを有する第2の導電層と、を有し、
前記酸化物半導体膜は、In、Ga、及びZnを有し、
前記第1の導電層及び前記第2の導電層の各々は、Tiを有し、
前記第1の導電層の前記基板表面からの高さと、前記第2の導電層の前記基板表面からの高さとは、前記ゲート電極上面の前記基板表面からの高さより低いことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1において、
前記酸化物半導体膜において、前記第1の導電層と重なる領域と、前記第2の導電層と重なる領域とは、ドーパントを有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項2において、
前記ドーパントは、リン、ホウ素、窒素、及びフッ素から選ばれた一種以上の元素を含むことを特徴とする半導体装置。
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