JP6192969B2 - 蛍光ガラス線量計測定装置、蛍光ガラス線量計の測定方法 - Google Patents

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本発明は、蛍光ガラス線量計測定装置及び蛍光ガラス線量計の測定方法に関する。
放射線の被ばく線量を測定する方法として蛍光ガラス線量計測定装置が知られている。蛍光ガラス線量計測定装置は、銀イオンを含有させたリン酸塩ガラス(銀活性リン酸塩ガラス)を用いて、放射線被ばく線量を測定する。リン酸塩ガラス(以下、蛍光ガラス線量計)に励起用の紫外線(例えば、355nm)を照射するとオレンジ色(600nm〜700nmにピーク波長を有する光)のラジオフォトルミネッセンス(RPL:Radio Photo Luminescence)を発生する性質を有している。蛍光ガラス線量計で発生する蛍光強度は、放射線の被ばく線量に比例している。このため、蛍光ガラス線量計で発生する蛍光強度から蛍光ガラス線量計の被ばく線量を測定することができる。
従来の蛍光ガラス線量計測定装置では、作業員が手動で蛍光ガラス線量計をセットし、測定を行っていた。しかしながら、近年では、放射線被ばく線量を測定するニーズが増加している。このため、蛍光ガラス線量計の読取を自動化した大量処理が可能な蛍光ガラス線量計測定装置が求められるようになっている。そこで、蛍光ガラス線量計測定装置には、蛍光ガラス線量計を保持するカプセルを複数個装填したマガジンが複数段、着脱可能に収容されたマガジン容器を載置して所定方向に搬送するとともに、所定位置で当該マガジン容器を昇降させながら所要とするマガジンをマガジン交換位置に設定するマガジン交換位置設定装置と、マガジン交換位置に設定されたマガジンを引き出して線量読取装置の所定位置まで搬送し、かつ、この線量読取装置による全部の線量読取が終了すると、前記マガジンを返送して前記マガジン容器の対応する段に挿入するマガジン搬送装置とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、複数個の蛍光ガラス線量計を装填したマガジンを収容できる暗箱を備え、マガジンから取り出さずに、蛍光ガラス線量計をマガジンから取り出さず、蛍光ガラス線量計をマガジンに装填したままで線量読取処理を行うことができるように構成した蛍光ガラス線量計測定装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−294645号公報 特開2003−75535号公報
しかしながら、近年では、線量読取処理のさらなる高速化が求められている。特許文献1に開示される発明では、蛍光ガラス線量計を保持するカプセルを、マガジンと線量読取装置の所定位置との間で搬送する際に時間のロスがある。また、特許文献2に開示される発明では、複数個の蛍光ガラス線量計を装填したマガジンを収容できる暗箱を備えるために、大きなスペースが必要となり、装置が大型化してしまう。
本発明は、上記問題点を解消するためになされたものであり、蛍光ガラス線量計の搬送に必要な時間を短縮して放射線被ばく線量の測定処理(スループット)を向上できる蛍光ガラス線量計測定装置及び蛍光ガラス線量計の測定方法を提供することを目的とする。
本発明に係る蛍光ガラス線量計測定装置は、暗箱内で蛍光ガラス線量計に励起用紫外線を照射し、前記蛍光ガラス線量計で発生する蛍光を測定する蛍光ガラス線量計測定装置であって、複数の蛍光ガラス線量計が装填されたマガジンから蛍光ガラス線量計を取り出して供給側待機位置まで搬送する第1の搬送手段と、前記供給側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記暗箱手前の位置を介して、前記暗箱内の測定位置に搬送し、測定後の前記蛍光ガラス線量計を前記測定位置から前記暗箱手前の位置を介して、前記マガジンへ再収納するための収納側待機位置に搬送する第2の搬送手段と、前記測定位置に搬送された蛍光ガラス線量計の放射線被ばく線量を測定する測定手段と、前記収納側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記マガジンへ搬送する第3の搬送手段と、前記マガジンを所定位置に搬送するマガジン搬送手段と、前記第1〜第3の搬送手段および前記マガジン搬送手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記第2の搬送手段が前記蛍光ガラス線量計を前記供給側待機位置から前記測定位置へ搬送中、前記測定手段が前記蛍光ガラス線量計の放射線被ばく線量を測定中、又は、前記第2の搬送手段が前記蛍光ガラス線量計を前記測定位置から前記収納側待機位置へ搬送中に、前記第1の搬送手段に前記マガジンから次の測定対象である蛍光ガラス線量計を取り出して供給側待機位置まで搬送させ、さらに、前記制御手段は、前記第3の搬送手段が前記収納側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記マガジンへ搬送中に、前記第2の搬送手段に前記供給側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記暗箱手前の位置に搬送させることを特徴とする。
本発明によれば、蛍光ガラス線量計を測定位置へ搬送中、蛍光ガラス線量計の放射線被ばく線量を測定中、又は、蛍光ガラス線量計を測定位置から収納側待機位置へ搬送中に、マガジンから次の測定対象である蛍光ガラス線量計を取り出して供給側待機位置まで搬送させている。このため、蛍光ガラス線量計の搬送に必要な時間を短縮して放射線被ばく線量の測定処理(スループット)を向上することができる。
実施形態に係る蛍光ガラス線量計測定装置の平面図である。 実施形態に係る蛍光ガラス線量計測定装置で使用するマガジン容器及びマガジンの構成図である。 実施形態に係る蛍光ガラス線量計測定装置の動作を示すガンチャート(工程表)である。 実施形態の変形例に係る蛍光ガラス線量計測定装置の構成図である。
以下、図面を参照して、実施形態に係る蛍光ガラス線量計測定方法及び蛍光ガラス線量計測定装置の校正方法について説明する。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る蛍光ガラス線量計測定装置100の平面図である。図2は、蛍光ガラス線量計測定装置100で使用するマガジン容器CとマガジンMの構成図である。以下、図1,図2を参照して蛍光ガラス線量計測定装置100の構成について説明する。
蛍光ガラス線量計測定装置100は、マガジン容器搬送装置110と、マガジン搬送装置120と、第1の搬送装置130(第1の搬送手段)と、第2の搬送装置140(第2の搬送手段)と、第3の搬送装置150(第3の搬送手段)と、蛍光読取装置160と、制御装置170と、入出力装置180とを備える。
マガジン容器搬送装置110は、1以上のマガジン容器Cを載置できる載置台111と、搬送装置112とを備える。図2に示すように、マガジン容器Cには、1以上の蛍光ガラス線量計Gが装填されたマガジンMを複数枚収容可能に構成されている。搬送装置112は、例えば、リニアモータ等であり、載置台111を前後方向(図1の矢印α)に搬送する。
マガジン搬送装置120は、マガジン容器Cに収容されているマガジンMを取り出して、蛍光読取装置160の前まで搬送する。マガジン搬送装置120は、マガジンMに装填されている蛍光ガラス線量計Gの蛍光読取が終了すると、マガジンMをマガジン容器C内の取り出した位置に戻す。
第1の搬送装置130は、取り出し位置S1にある蛍光ガラス線量計GをマガジンMから取り出して、蛍光読取装置160の暗箱163外の供給側待機位置P1まで搬送する。第1の搬送装置130は、バキュームチャック(真空吸着)により、蛍光ガラス線量計Gを搬送する。
第2の搬送装置140は、供給側待機位置P1に載置されている蛍光ガラス線量計Gを、蛍光読取装置160の暗箱163手前の位置P2及び蛍光読取装置160内の測定位置P3へ搬送する。また、第2の搬送装置140は、測定終了後の蛍光ガラス線量計Gを、蛍光読取装置160の暗箱163内の測定位置P3から暗箱163外の収納側待機位置P4へ搬送する。第2の搬送装置140は、バキュームチャック(真空吸着)により、蛍光ガラス線量計Gを搬送する。
第3の搬送装置150は、収納側待機位置P4にある蛍光ガラス線量計GをマガジンMの戻し位置S2へ搬送する。第3の搬送装置150は、バキュームチャック(真空吸着)により、蛍光ガラス線量計Gを搬送する。
蛍光読取装置160は、内部に光源161や蛍光検出装置162及び暗箱163等を備える。光源161は、励起用の紫外線L1(例えば、中心波長355nm)をパルス状に照射する。光源161は、例えば、固体レーザ210(ダイオード励起固体レーザ:Diode-Pump Solid-State Laser)、窒素ガスレーザ、フラッシュランプ、LED、レーザーダイオード等である。
蛍光検出装置162は、蛍光ガラス線量計Gで発生する蛍光L2を検出する。蛍光検出装置162は、例えば、フォトダイオードや光電子増倍管であり、検出した蛍光L2を電気信号に変換し、制御装置170へ出力する。
暗箱163は、蛍光読取装置160内に外光が入らないようにするための筐体(箱)である。暗箱163内で、蛍光ガラス線量計Gで発生する蛍光L2を検出することで、外光による蛍光L2の検出不具合を防止することができる。暗箱163には、暗箱163内への出入り口163aが設けられている。暗箱163手前の位置P2は。この出入り口163aの前に位置する。
制御装置170は、例えば、マイコン(マイクロコンピュータ)である。制御装置170は、入出力装置180からの指示に基づいて、蛍光ガラス線量計測定装置100の動作を制御する。また、制御装置170は、蛍光検出装置162から出力される電気信号から蛍光ガラス線量計Gの放射線被ばく線量を算出する。
入出力装置180は、例えば、PC(コンピュータ)であり、キーボードやマウス、モニタ等を備える。制御装置170は、蛍光ガラス線量計測定装置100の動作を制御する。また、制御装置170は、蛍光検出装置162から出力される電気信号から蛍光ガラス線量計Gの放射線被ばく線量を算出する。
(蛍光ガラス線量計測定装置100の動作)
図3は、蛍光ガラス線量計測定装置100の動作を時系列に示すガンチャート(工程表)である。以下、図1〜図3を参照して蛍光ガラス線量計測定装置100の動作について説明する。
(プレートセット要求)
ユーザにより、蛍光ガラス線量計Gを装填したマガジンMを収納したマガジン容器Cを載置台111上に載置された後、入出力装置180が操作されると入出力装置180からプレートセット要求が出力される。
(プレート供給準備動作)
制御装置170は、プレートセット要求を受信すると、プレート供給準備動作を実施する。プレート供給準備動作では、制御装置170は、搬送装置112を制御して、マガジン容器C(No.1)をマガジンMの搬入出位置(不図示)に移動させる。次に、制御装置170は、マガジン搬送装置120を制御して、マガジン容器CからマガジンM(No.1)を取り出して、蛍光読取装置160の前まで搬送させる。次に、制御装置170は、第1の搬送装置130を制御して、蛍光ガラス線量計G(No.1)をマガジンMから取り出して、供給側待機位置P1まで搬送させる。
(プレートセット動作)
次に、制御装置170は、プレートセット動作を実施する。プレートセット動作では、制御装置170は、第2の搬送装置140を制御して、蛍光ガラス線量計G(No.1)を供給側待機位置P1から蛍光読取装置160の暗箱163手前の位置P2まで搬送させる。
(測定動作)
次に、制御装置170は、測定動作を実施する。測定動作では、制御装置170は、第2の搬送装置140を制御して、蛍光ガラス線量計G(No.1)を、暗箱163手前の位置P2から蛍光読取装置160の暗箱163内の測定位置P3へ搬送させる。
次に、制御装置170は、光源161を制御して励起用の紫外線L1を蛍光ガラス線量計G(No.1)に照射させる。蛍光検出装置162は、励起により蛍光ガラス線量計G(No.1)で発生した蛍光L2を検出して電気信号に変換する。蛍光検出装置162は、電気信号を制御装置170に出力する。
制御装置170は、蛍光検出装置162から出力される電気信号から蛍光ガラス線量計G(No.1)の放射線被ばく線量を算出し、算出結果を入出力装置180に出力する。入出力装置180は、蛍光ガラス線量計G(No.1)の放射線被ばく線量をディスプレイに表示する。
次に、制御装置170は、第2の搬送装置140を制御して、蛍光ガラス線量計G(No.1)を、暗箱163内の測定位置P3から暗箱163手前の位置P2へ搬送させる。
なお、この測定動作の時、制御装置170は、第1の搬送装置130を制御して、次の蛍光ガラス線量計G(No.2)をマガジンMから取り出して、供給側待機位置P1まで搬送させる。
つまり、制御装置170は、蛍光ガラス線量計G(No.1)の測定動作と、次の測定対象である蛍光ガラス線量計G(No.2)のプレート供給準備動作とを同時に実施する。
(プレート取り出し要求)
蛍光ガラス線量計G(No.1)の測定動作が終了すると、入出力装置180は、プレート取り出し要求を出力する。
(プレート取り出し動作)
制御装置170は、入出力装置180からのプレート取り出し要求を受信すると、プレート取り出し動作を実施する。プレート取り出し動作では、制御装置170は、第2の搬送装置140を制御して、測定後の蛍光ガラス線量計G(No.1)を暗箱163手前の位置P2から収納側待機位置P4へ搬送させる。
(プレート収納動作)
次に、制御装置170は、プレート収納動作を実施する。このプレート収納動作では、制御装置170は、第3の搬送装置150を制御して、収納側待機位置P4にある蛍光ガラス線量計G(No.1)を搬送してマガジンMへ再収納(再装填)させる。
また、このプレート収納動作の際、プレートセット要求が出力される。制御装置170は、第2の搬送装置140を制御して、次の蛍光ガラス線量計G(No.2)を供給側待機位置P1から蛍光読取装置160の暗箱163手前の位置P2まで搬送させる。
つまり、制御装置170は、測定が終了した蛍光ガラス線量計G(No.1)のプレート収納動作と、次の測定対象である蛍光ガラス線量計G(No.2)のプレートセット動作とを同時に実施する。
同様にして、制御装置170は、マガジン容器Cに収納されているマガジンMに装填されている蛍光ガラス線量計Gの測定を実施する。なお、最初の蛍光ガラス線量計G(No.1)に対してプレートセット要求の信号が出力されるタイミングが、他の蛍光ガラス線量計G(No.2〜)より早い理由は、マガジン容器CからマガジンMを取り出す動作及びマガジンMから蛍光ガラス線量計G(No.1)を供給側待機位置P1まで搬送する動作が一連の動作(1つの信号で処理)として行われるためである。
以上のように、本発明によれば、蛍光ガラス線量計Gを測定位置P3へ搬送中、蛍光ガラス線量計Gの放射線被ばく線量を測定中、又は、蛍光ガラス線量計Gを測定位置P3から収納側待機位置P4へ搬送中に、マガジンMから次の測定対象である蛍光ガラス線量計Gを取り出して供給側待機位置P1まで搬送させている。このため、蛍光ガラス線量計Gの搬送に必要な時間を短縮して放射線被ばく線量の測定処理(スループット)を向上することができる。
また、収納側待機位置P4に搬送された蛍光ガラス線量計GをマガジンMへ搬送中に、供給側待機位置P1に搬送された蛍光ガラス線量計Gを暗箱163手前の位置P2に搬送させている。このため、蛍光ガラス線量計Gの搬送に必要な時間をさらに短縮して放射線被ばく線量の測定処理(スループット)をさらに向上することができる。
なお、上記実施形態の蛍光ガラス線量計測定装置100では、第1〜第3の搬送装置130〜150は、バキュームチャック(真空吸着)により、蛍光ガラス線量計Gを搬送しているが、他の搬送装置、例えば、蛍光ガラス線量計Gを把持する機構、により蛍光ガラス線量計Gを搬送してもよい。他の搬送装置を用いる場合は、蛍光ガラス線量計Gに破損、汚れ、汚染等が生じないように留意する。
(実施形態の変形例)
図4は、実施形態の変形例に係る蛍光ガラス線量計測定装置200の構成図である。図4(a)は、蛍光ガラス線量計測定装置200の平面図、図4(b)は、蛍光ガラス線量計測定装置200の側面図である。なお、図4(a)及び図(b)では、図1で説明した蛍光ガラス線量計測定装置100の構成と同一の構成には、同一の符号を付している。また、図4(a)及び図(b)では、蛍光ガラス線量計測定装置100の構成との違いを説明するために必要な構成のみを図示しており、マガジン容器搬送装置110、制御装置170、入出力装置180等の図示を省略している。
図1を参照して説明した蛍光ガラス線量計測定装置100では、マガジンMの配置位置と、供給側待機位置P1、暗箱手前の位置P2及び収納側待機位置P4の高さを略同じにしている。このため、蛍光ガラス線量計測定装置100の第1〜第3の搬送装置130〜150は、蛍光ガラス線量計Gを略水平に移動させて、マガジンM、供給側待機位置P1、暗箱手前の位置P2及び収納側待機位置P4間を搬送している。
しかしながら、図4(a)及び図4(b)に示す蛍光ガラス線量計測定装置200のように、マガジンMを供給側待機位置P1、暗箱手前の位置P2及び収納側待機位置P4の略直下に配置するように構成してもよい。この場合、蛍光ガラス線量計測定装置200の第1の搬送装置130は、蛍光ガラス線量計Gを突き上げるようにしてマガジンMから垂直方向に持ち上げ、供給側待機位置P1まで搬送する。
また、蛍光ガラス線量計測定装置200の第2の搬送装置140は、供給側待機位置P1から暗箱手前の位置P2及び暗箱手前の位置P2から収納側待機位置P4へ水平方向にスライドさせるようにして蛍光ガラス線量計Gを搬送する。さらに、蛍光ガラス線量計測定装置200の第3の搬送装置150は、収納側待機位置P4からマガジンMまで垂直方向に蛍光ガラス線量計Gを下降させて搬送し、マガジンMに蛍光ガラス線量計Gを収容する。
本発明は、蛍光ガラス線量計Gの放射線被ばく線量の測定処理(スループット)を向上することができる。このため、蛍光ガラス線量計の読取を自動化した大量処理が可能な蛍光ガラス線量計測定装置に好適である。
100…蛍光ガラス線量計測定装置、110…マガジン容器搬送装置、111…載置台、112…搬送装置、120…マガジン搬送装置、130…第1の搬送装置(第1の搬送手段)、140…第2の搬送装置(第2の搬送手段)、150…第3の搬送装置(第3の搬送手段)、160…蛍光読取装置、161…光源、162…蛍光検出装置、163…暗箱、170…制御装置、180…入出力装置、C…マガジン容器、G…蛍光ガラス線量計、L1…紫外線、L2…蛍光、M…マガジン、P1…供給側待機位置、P2…暗箱手前の位置、P3…測定位置、P4…収納側待機位置。

Claims (2)

  1. 暗箱内で蛍光ガラス線量計に励起用紫外線を照射し、前記蛍光ガラス線量計で発生する蛍光を測定する蛍光ガラス線量計測定装置であって、
    複数の蛍光ガラス線量計が装填されたマガジンから蛍光ガラス線量計を取り出して供給側待機位置まで搬送する第1の搬送手段と、
    前記供給側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記暗箱手前の位置を介して、前記暗箱内の測定位置に搬送し、測定後の前記蛍光ガラス線量計を前記測定位置から前記暗箱手前の位置を介して、前記マガジンへ再収納するための収納側待機位置に搬送する第2の搬送手段と、
    前記測定位置に搬送された蛍光ガラス線量計の放射線被ばく線量を測定する測定手段と、
    前記収納側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記マガジンへ搬送する第3の搬送手段と、
    前記マガジンを所定位置に搬送するマガジン搬送手段と、
    前記第1〜第3の搬送手段および前記マガジン搬送手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記第2の搬送手段が前記蛍光ガラス線量計を前記供給側待機位置から前記測定位置へ搬送中、前記測定手段が前記蛍光ガラス線量計の放射線被ばく線量を測定中、又は、前記第2の搬送手段が前記蛍光ガラス線量計を前記測定位置から前記収納側待機位置へ搬送中に、前記第1の搬送手段に前記マガジンから次の測定対象である蛍光ガラス線量計を取り出して供給側待機位置まで搬送させ、
    さらに、前記制御手段は、前記第3の搬送手段が前記収納側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記マガジンへ搬送中に、前記第2の搬送手段に前記供給側待機位置に搬送された蛍光ガラス線量計を前記暗箱手前の位置に搬送させることを特徴とする蛍光ガラス線量計測定装置。
  2. 前記第1〜第3の搬送手段は、真空吸着により前記蛍光ガラス線量計を搬送することを特徴とする請求項1に記載の蛍光ガラス線量計測定装置。
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