JP6191993B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置に関し、特に、基材の入力領域形成された複数の電極と、電極から引き出される引出配線とを有する入力装置に関する。
下記特許文献1には、複数の電極同士がブリッジ部で接続された静電容量式の入力装置について開示されている。図15は、特許文献1に記載されている第1の従来例の入力装置の平面図である。
図15に示すように、第1の従来例の入力装置101は、基材102と、基材102の入力領域111に形成された第1の電極104及び第2の電極105を有する。第1の電極104はY1−Y2方向において間隔を設けて配列されており、Y1−Y2方向に隣り合う第1の電極104同士は、連結部124によって接続されている。また、第2の電極105は、X1−X2方向において間隔を設けて配列されており、X1−X2方向に隣り合う第2の電極105同士は、ブリッジ部123により接続されている。なお、連結部124とブリッジ部123とは、平面視において交差して形成されており、図示しない絶縁層を介して絶縁されている。第1の電極104及び第2の電極105には引出配線106が接続されており、引出配線106は非入力領域112を引き回されて端子部127に接続される。
操作者が指等を入力領域111に近づけた際に、指と第1の電極104との間、及び指と第2の電極105との間で静電容量が生じる。このときの静電容量変化に基づいて、指による入力位置を算出することが可能である。
特開2013−164827号公報 再公表特許WO2011/142333号
しかしながら、図15に示すように、第1の電極104及び第2の電極105から引き出される引出配線106は、基材102の縁部に形成された端子部127まで延びているため、引出配線106の長さは、各電極104、105の位置により異なる。引出配線106の抵抗値は引出配線106の長さに比例するため、各電極104、105と端子部127との間の抵抗値は、各電極104、105において異なる値となる。
また、連結部124により接続された複数の第1の電極104、及びブリッジ部123により接続された複数の第2の電極105においても、各電極104、105と端子部127との間の抵抗値が異なる。引出配線106と接続される各電極(例えば図15の第1の電極104a、第2の電極105a)は、端子部127との間の抵抗値が比較的小さい。これに対し、反対側に位置する各電極(例えば第1の電極104b、第2の電極105b)は、引出配線106の抵抗値に、各電極104、105及び連結部124等の抵抗値が加えられるため、端子部127との間の抵抗値が増大する。
このように、図15に示す端子部127と反対側(Y1側)に位置する電極104、105ほど、また、各引出配線106と接続された電極104、105に対して反対側に位置する電極104、105ほど、端子部127との間の抵抗値が大きくなる傾向となる。このように各電極104、105と端子部127との間の抵抗値が異なると、各電極104、105の検出感度のばらつきが生じやすくなる。
特許文献2には、湾曲する表面パネルを有する入力装置について開示されている。図16は、特許文献2に記載されている第2の従来例の入力装置を示す。図16(a)は、第2の従来例の入力装置201の断面図であり、図16(b)は、入力装置201の平面図である。
図16(a)に示すように、第2の従来例の入力装置201は、凸に湾曲する表面パネル220と、表面パネル220の下面側に平坦に貼り合わされた第1の基材221及び第2の基材222を有する。第1の基材221には第1の電極240が形成され、第2の基材222には、第2の電極242が形成されている。第2の従来例の入力装置201では、表面パネル220の表面と各電極240、242との距離が、入力位置によって異なる。この距離の違いは、検出感度の差として現れ、表面パネル220の面内において、入力操作したときに検出感度が良い領域と悪い領域が生じる。
そこで、図16(b)に示すように、第2の従来例の入力装置201において、各電極240、242の形状は異ならせて形成されており、中央部に位置する電極(240b、240c、242c)は、周縁部に位置する電極(240a、240d、242a、242e)に比べて大きい面積で形成されている。これにより、検出感度の均一性を向上させることができる。
しかしながら、平坦な表面パネルの場合や、表面パネルの表面と各電極との距離が一定に形成されている場合等に、各電極の検出感度のばらつきを低減する目的で、図16(b)に示すように各電極の大きさを変えて検出感度の均一化を図ると、各電極の外形が異なり検出範囲がばらつくため、表面パネルの面内での位置検出精度のばらつきが発生してしまう。
本発明は、上記課題を解決して、入力領域における位置検出精度及び検出感度のばらつきを抑制することが可能な入力装置を提供することを目的とする。
本発明の入力装置は、基材と、前記基材の入力領域に配列された複数の電極と、前記入力領域の外側の非入力領域に形成された端子部と、前記電極と前記端子部との間を電気的に接続する引出配線とを有し、前記複数の電極は、互いに略等しい外形を有し、前記外形の内方に感度調整部が形成されており、前記感度調整部は、前記電極と前記端子部との間の抵抗値が小さいほど、面積が大きく形成されていることを特徴とする。
これによれば、複数の電極は互いに略等しい外形を有しているため、複数の電極の配置の均一性を向上させることができ、入力領域における位置検出精度のばらつきを抑制することができる。また、電極の外形の内方に感度調整部を形成し、電極と端子部との間の抵抗値に応じて感度調整部の面積を変えることにより、抵抗値の違いに起因する各電極の検出感度のばらつきが小さく抑制される。したがって、本発明の入力装置によれば、入力領域における位置検出精度及び検出感度のばらつきを抑制することが可能である。
前記感度調整部は、前記電極に形成された開口部であることが好ましい。これによれば、開口部は入力位置の検出に寄与しないため、電極と前記端子部との間の抵抗値が小さい電極ほど開口部の面積を大きく形成することで、検出感度が低く抑制される。したがって、端子部との間の抵抗値が大きい電極に対して、検出感度のばらつきが小さくなるように開口部が形成され、入力領域の全体における検出感度のばらつきを抑制することができる。
前記開口部の内側に、前記電極と離間する浮遊電極が形成されていることが好ましい。これによれば、浮遊電極を形成することにより、電極と、電極が設けられていない開口部と間のコントラスト差が小さくなり、電極の不可視性を向上させることができる。また、浮遊電極は、電極と離間しているため入力位置を検出せず、または、電極と浮遊電極とが静電容量結合した場合でも、浮遊電極による電極の静電容量変化は小さく抑えられる。よって、浮遊電極を設けた場合であっても検出感度のばらつきを抑制することができる。
前記感度調整部は、前記電極の外周に形成されたスリットであることが好ましい。これによれば、スリットの面積を大きくすることにより検出感度を抑制することができ、入力領域における各電極の検出感度のばらつきを抑制することができる。また、スリットを設けた場合であっても、各電極の外形は略同一に形成されるため、位置検出精度のばらつきを抑制できる。
前記感度調整部が形成されている前記電極において、前記感度調整部は複数形成されていることが好ましい。これによれば、それぞれの電極に対して感度調整部を1つ形成する場合に比べて、1つの電極内において感度調整部を分散して形成することができるため、1つの電極内における検出感度のばらつきを抑制して位置検出精度を向上させることができる。
前記感度調整部は、前記電極の中心に対して対称に形成されていることが好ましい。これによれば、1つの電極内における検出感度の分布を均一化して、位置検出精度を向上させることができる。
複数の前記電極は、前記基板の前記入力領域内の第1の方向において間隔を設けて配列され、前記第1の方向において隣り合う前記電極同士は電気的に接続されるとともに、接続された複数の前記電極からなる電極列のうち最も外側に位置する前記電極から前記引出配線が引き出されており、前記感度調整部は、前記電極列のうち前記引出配線が引き出される電極と近い位置に配置される電極ほど、面積が大きく形成されていることが好ましい。これによれば、引出配線が引き出される電極と近い位置に配置される電極ほど、感度調整部の面積を大きく形成することにより、検出感度が低く抑制される。したがって、電極列の各電極と端子部との間の抵抗値の違いによる検出感度ばらつきを小さく抑制して、入力領域における検出感度のばらつきを抑制することができる。
複数の前記電極のそれぞれから前記引出配線が引き出されて、前記引出配線は前記入力領域から前記非入力領域に向かい延出しており、前記引出配線の長さが短いほど、前記複数の電極のそれぞれに形成された前記感度調整部の面積が大きく形成されることが好ましい。これによれば、前記引出配線の長さが短いほど、すなわち各電極と端子部との抵抗値が小さいほど検出感度が低く抑制される。したがって、各電極に接続された引出配線の抵抗値に起因する検出感度のばらつきを抑制することができる。
本発明の入力装置によれば、入力領域における位置検出精度及び検出感度のばらつきを抑制することが可能である。
本発明の第1の実施形態における入力装置の平面図である。 図1のII−II線で切断して矢印方向から見たときの断面図である。 第1の電極の部分拡大平面図である。 第2の電極の部分拡大平面図である。 第1の実施形態における第1の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第2の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第3の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第4の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第5の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第6の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第2の実施形態における入力装置の平面図である。 第2の実施形態における第1の変形例を示し、第1の電極の部分拡大断面図である。 第2の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。 第3の実施形態の入力装置の分解斜視図である。 第1の従来例における入力装置の平面図である。 (a)第2の従来例における入力装置の断面図、及び(b)第2の従来例における入力装置の平面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の具体的な実施形態の入力装置について説明する。なお、各図面の寸法は適宜変更して示している。
<第1の実施形態>
図1は第1の実施形態における入力装置の平面図である。図2は、図1のII−II線で切断して矢印方向から見たときの入力装置の断面図である。図1に示すように、本実施形態の入力装置10は、基材20と、基材20に形成された複数の第1の電極21a〜21f及び第2の電極22a〜22gを有する。第1の電極21a〜21f及び第2の電極22a〜22gはそれぞれ菱形形状に形成されて、基材20の入力領域16に配列されている。
第1の電極21a〜21fは、X1−X2方向に間隔を設けて配置されており、X1−X2方向に隣り合う第1の電極21a〜21f同士はブリッジ部23によって接続される。接続された複数の第1の電極21a〜21fからなる第1の電極列18は、X1−X2方向に延在するとともに、Y1−Y2方向に間隔を設けて複数本配列されている。また、第2の電極22a〜22gは、Y1−Y2方向に間隔を設けて配列されており、Y1−Y2方向に隣り合う第2の電極22a〜22g同士は、幅細の連結部24によって接続されている。接続された複数の第2の電極22a〜22gからなる第2の電極列19は、Y1−Y2方向に延在するとともに、X1−X2方向に間隔を設けて複数本配列されている。
図1に示すように、第1の電極21a〜21fと第2の電極22a〜22gとは同一の基材20に形成され、ブリッジ部23と連結部24とは、互いに交差して形成されている。また、図2に示すように、連結部24とブリッジ部23とが交差する部分において、連結部24を覆うように絶縁層26が設けられており、連結部24とブリッジ部23とは、絶縁層26を介して電気的に絶縁されている。
本実施形態において、基材20として、透明樹脂材料であるPET(ポリエチレンテレフタレート)やCOP(環状ポリオレフィン)を用いることができ、フィルム状に形成されている。また、複数の第1の電極21a〜21f及び第2の電極22a〜22gは、ITO(Indium Tin Oxide)、SnO2、ZnO等の透明導電材料を用いて、スパッタや蒸着等の薄膜法により形成することができる。また、複数の第1の電極21a〜21f及び第2の電極22a〜22gとして、Agナノワイヤ、カーボンナノチューブ、PEDOT、グラフェンのいずれかを有するインクを用いて、スクリーン印刷やインクジェット印刷等の印刷法により形成することも可能である。
図1に示すように、第1の電極列18のうち、最も外側(X1側またはX2側)に配置された第1の電極21aから引出配線27が引き出されている。また、第2の電極列19のうち、最もY2側に配置された第2の電極22aから引出配線27が引き出されている。引出配線27は入力領域16の外側の非入力領域17を引き回されて、端子部29に接続されている。端子部29には、図示しないフレキシブルプリント基板が接続され、IC等の外部回路と接続される。
引出配線27及び端子部29は、良好な導電率を有する金属材料、合金材料、またはこれらを積層したものを用いることができ、例えば、Ag、Cu、CuNi、Cu/CuNi、CuNi/Cu/CuNi、Ti/Au等を選択できる。また、ITO等の透明導電材料の上に、Cu等の金属材料を積層した構成とすることもできる。
図2に示すように、基材20には、光学粘着層40を介して表面パネル13が貼り合わされている。表面パネル13は透光性の樹脂材料やガラス材料を用いて平板状に形成されており、また、表面パネル13の裏面側に着色された加飾層14が形成されている。加飾層14は、表面パネル13の非入力領域17に形成され、引出配線27が外部から視認されことを防止している。
本実施形態において、操作者は、表面パネル13の表面に指等を接触させ、若しくは表面パネル13に接触させずに近づけた状態で入力操作を行うことができる。このとき、指等と第1の電極21a〜21fとの間、または指等と第2の電極22a〜22gとの間に静電容量が発生する。このときの静電容量変化に基づいて入力位置情報を検出することができる。検出方式は、自己容量方式または相互容量方式のいずれも可能である。例えば、第2の電極列19との間の静電容量変化に基づいてX座標を検出し、第1の電極列18との間の静電容量変化に基づいてY座標を検出することができる(自己容量方式)。また、第1の電極列18または第2の電極列19の一方の電極に駆動電圧を印加し、他方の電極により指等との間の静電容量変化を検出して入力座標を検出することができる(相互容量方式)。
図3は、第1の電極の部分拡大平面図である。また、図4は第2の電極の部分拡大平面図である。図3及び図4は、見やすくするために第1の電極21a〜21fと第2の電極22a〜22gをそれぞれ個別に示しているが、上述のように、本実施形態において第1の電極21a〜21fと第2の電極22a〜22gとは互いに同じ基材20上に形成される。
図3及び図4に示すように、本実施形態の入力装置10において、複数の第1の電極21a〜21f及び第2の電極22a〜22gは、互いに略等しい菱形の外形形状を有して形成され、外形の内方に感度調整部として開口部31が設けられている。本実施形態において、開口部31は円形であり、開口部31の中心と、第1の電極21a〜21fまたは第2の電極22a〜22gの中心とが一致して形成されている。
図3に示すように、第1の電極列18の第1の電極21a〜21dにおいて、開口部31は異なる面積を有して形成されている。また、引出配線27が接続された第1の電極21aに対して反対側に位置する第1の電極21e、21fには、開口部31は形成されていない。図3に示すように、第1の電極21cに形成された開口部31cよりも、第1の電極21bの開口部31bは大きい面積を有し、開口部31bよりも第1の電極21aの開口部31aは大きい面積で形成されている。このように、第1の電極21a〜21fに形成された開口部31は、引出配線27が引き出される第1の電極21aと近い位置に配置される第1の電極21a〜21fほど、面積が大きく形成されている。
図3に示すように、第1の電極列18のうち、第1の電極21aと端子部29との間の抵抗値は引出配線27の抵抗値のみに依存する。これに対し、第1の電極列18において、引出配線27が引き出される第1の電極21aから離れるにしたがって、第1の電極21a〜21fと引出配線27との間に位置する各第1の電極21a〜21f及びブリッジ部23の抵抗値が付加され、抵抗値が増大する。すなわち、本実施形態において、第1の電極21a〜21fと端子部29との間の抵抗値が小さい電極ほど、感度調整部としての開口部31の面積が大きく形成されている。
図4に示すように、第2の電極列19の第2の電極22a〜22eについても、第1の電極21a〜21fと同様に、開口部32a〜32dが形成されている。第2の電極22a〜22eにおいて、開口部32a〜32dは、引出配線27が引き出される第2の電極22aと近い位置(図4のY2側)に配置される第2の電極22a〜22eほど、面積が大きく形成されている。つまり、第2の電極22a〜22eと端子部29との間の抵抗値が小さい電極ほど、感度調整部としての開口部32の面積が大きく形成されている。
本実施形態の入力装置10によれば、複数の第1の電極21a〜21f及び第2の電極22a〜22gは互いに略等しい外形を有しているため、複数の第1の電極21a〜21f、及び第2の電極22a〜22gの検出範囲を均一にすることができ、入力領域16における位置検出精度のばらつきを抑制することができる。
また、図3及び図4に示すように、第1の電極21及び第2の電極22の外形の内方に感度調整部として開口部31、32を設けて、各電極21、22と端子部29との間の抵抗値に応じて開口部31、32の面積を異ならせている。開口部31、32は、電極21、22が形成されておらず、入力操作の際に静電容量を形成しないため、入力位置の検出に寄与しない。そのため、電極21、22と端子部29との間の抵抗値が小さい電極21a、22aに近い電極ほど開口部31、32の面積を大きく形成することで、検出感度が低くなっている。したがって、端子部29との間の抵抗値が大きい電極21f、22gに対して、検出感度の差が小さくなるように、電極21a、22aに近い電極ほど開口部31、32の面積が大きく形成され、入力領域16の全体における検出感度のばらつきを抑制することができる。
したがって、本実施形態の入力装置10によれば、入力領域16における位置検出精度及び検出感度のばらつきを抑制することが可能である。
なお、本実施形態において、第1の電極21及び第2の電極22の両方に開口部31、32が形成されているが、これに限定されない。第1の電極21または第2の電極22のいずれか一方に開口部31または開口部32を形成する構成であってもよい。
図5は、第1の実施形態における第1の変形例を示す、第1の電極21の部分拡大平面図である。第1の変形例において、第1の電極21a〜21cのそれぞれに、感度調整部として複数の開口部31a〜31cが形成されている。また、本変形例の開口部31a〜31cは、第1の電極21a〜21cと相似する菱形に形成されている。
本変形例においても、引出配線27が接続された第1の電極21aと近い位置に配置されるほど、複数の開口部31a〜31cのそれぞれの面積が大きく形成されている。これにより、電極21において、端子部29との間の抵抗値が小さい電極21ほど開口部31が大きく形成され、入力領域16の全体における検出感度のばらつきを抑制することができる。
また、それぞれの電極21に対して開口部31を1つ形成する場合に比べて、本変形例では開口部31を電極21内に分散して形成することができる。さらに、図5に示すように、開口部31は、電極21の中心に対して対称に形成されている。したがって、1つの電極内における検出感度の分布を均一化して、位置検出精度を向上させることができる。
また、1つの電極21内において開口部31を対称に配置する場合に限定されず、例えば、入力領域16面内における検出感度の勾配が大きい場合には、1つの電極21内における開口部31の配置を偏在させることにより、1つの電極21内における検出感度の分布を均一化することも可能である。
図6は、第1の実施形態における第2の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。本変形例は、第1の変形例と同様に、各第1の電極21a〜21cに複数の開口部31a〜31cが設けられている。本変形例では、各電極における開口部31a〜31cの個数を互いに異ならせることにより開口部31a〜31cの互いの合計面積を変えて検出感度を調整している。図6に示すように、引出配線27が接続された第1の電極21aに近づくにしたがって、開口部31a〜31cが多く形成されている。これにより、端子部29との間の抵抗値が大きい電極21に対して、検出感度のばらつきを小さくするように開口部31の面積を変えることにより、入力領域16における検出感度のばらつきを抑制することができる。
また、図6に示すように、比較的小さい面積の開口部31a〜31cを多数形成することにより、第1の電極21a〜21cが存在する部分と、開口部31a〜31cとのコントラスト差が視認されにくくなり、良好な外観を実現することができる。
図7は、第1の実施形態における第3の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。図7に示すように、第3の変形例は、開口部31a〜31cの内側に、電極21a〜21cと離間する浮遊電極36a〜36cが形成されている。浮遊電極36a〜36cは、電極21a〜21cと同じ材料により形成されており、例えばITO等の透明導電材料が用いられる。
浮遊電極36a〜36cを形成することにより、電極21と、電極21が設けられていない開口部31との間のコントラストの差が小さくなり、視認性を向上させることができる。また、浮遊電極36は、電極21と離間しているため入力位置を検出せず、または、電極21と浮遊電極36とが静電容量結合した場合でも、浮遊電極36による電極21の静電容量変化は小さく抑えられる。よって、浮遊電極36を設けた場合であっても入力領域16における検出感度のばらつきを抑制することができる。
図8は、第1の実施形態における第4の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。第4の変形例では、各電極21a〜21cのそれぞれに複数の開口部31a〜31cが形成されており、複数の開口部31a〜31cのそれぞれに浮遊電極36a〜36cが形成されている。
これによれば、1つの第1の電極21a〜21c内における検出感度の分布を均一化して位置検出精度を向上させるとともに、1つの電極21a〜21cのコントラストの差が均一化され、電極の不可視性を向上させることができる。
また、図9は、第1の実施形態における第5の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。図9に示すように、第5の変形例は、図6に示す第2の変形例と同様に、複数の開口部31a〜31cを互いに等しい形状で形成し、開口部31a〜31cの数を変えることで感度を調整している。そして、それぞれの開口部31a〜31c内に浮遊電極36a〜36cが形成されている。
図9に示すように、各開口部31a〜31cの形状を等しく形成し、また、浮遊電極36a〜36cの形状を等しく形成することにより、第1の電極21a〜21c内におけるコントラストの差が均一化され、電極の不可視性を向上させることができる。また、浮遊電極36a〜36cの面積を異ならせる場合に比べて、浮遊電極36a〜36cの面積を一定に形成することにより、第1の電極21a〜21cと浮遊電極36a〜36cとの静電容量結合を所定の値に制御し、または静電容量結合しないように制御することが容易である。
図10は、第1の実施形態における第6の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。第6の変形例において、感度調整部は、第1の電極21a〜21cの外周に形成されたスリット38a〜38cである点が異なっている。図10に示すように、スリット38a〜38cは、第1の電極21a〜21cの外周から中央部に向かって延出して形成されており、第1の電極21c、第1の電極21b、第1の電極21aの順に、スリット38c、38b、38aの本数が増加している。
本変形例において、第1の電極21a〜21cと端子部29(図10では省略して示す)との間の抵抗値が小さいほどスリット38a〜38cの合計の面積が大きく形成される。このため、第1の電極21と端子部29との間の抵抗値が大きい電極21に対して検出感度を一致させるように、第1の電極21の検出感度が抑制される。したがって、スリット38a〜38cの面積を変えることにより、入力領域16における検出感度のばらつきを抑制することができる。なお、スリット38a〜38cの形状は、直線に限られず、例えば曲折、円弧状等であっても良い。
また、スリット38a〜38cを形成した場合であっても、第1の電極21a〜21cの入力操作を検出する実質的な外形は、スリット38a〜38cを形成しないときの第1の電極21a〜21cの外形とほぼ同じである。したがって、第1の電極21a〜21cの位置検出精度のばらつきを抑制することができる。
なお、図5〜図10に示す各変形例では、いずれも第1の電極21を示しているが、第2の電極22についても同様に複数の開口部、浮遊電極、またはスリットを形成することができる。また、図5〜図10に示す各変形例では、開口部31、浮遊電極36、スリット38は、いずれも第1の電極21の中心に対して対称に形成されているがこれに限定されない。例えば、入力領域16における感度勾配が急な場合には、第1の電極21内の感度調整部(開口部31、浮遊電極36、スリット38)を偏らせて、感度を均一化することができる。
<第2の実施形態>
図11は、第2の実施形態の入力装置の平面図である。本実施形態の入力装置11は、基材50と、基材50の入力領域16に形成された複数の第1の電極列48及び第2の電極列49を有する。第1の電極列48は、Y1−Y2方向において一定の間隔を有して配列された複数の第1の電極51a〜51fにより構成される。また、第2の電極列49は、Y1−Y2方向に延出して形成され、第1の電極列48(第1の電極51a〜51f)と間隔を設けて隣り合って配置されている。隣り合う第1の電極列48と第2の電極列49を1組の電極としたときに、この1組の電極が、X1−X2方向において間隔を設けて複数配置されている。
第1の電極列48の第1の電極51a〜51f及び第2の電極列49からそれぞれ第1の引出配線56が引き出されており、第1の引出配線56は、入力領域16から非入力領域17に延出している。そして、第1の引出配線56は、非入力領域17に形成された第2の引出配線57を介して端子部59と電気的に接続されている。
本実施形態において、第1の電極列48及び第2の電極列49は、基材50の同一面に形成されており、隣り合う第1の電極列48と第2の電極列49との間に静電容量が形成されている。相互容量検出方式では、第1の電極51a〜51fが駆動電極として使用され、第1の電極51a〜51fに対してY1方向またはY2方向に順番に駆動電圧が一定周期で印加され、第2の電極列49が検出電極として使用される。あるいは、第2の電極列49が駆動電極として使用され、第2の電極列49に対して、X1方向またはX2方向に順番に駆動電圧が一定周期で印加され、第1の電極51a〜51fが検出電極として使用される。
図11に示すように、本実施形態においても、第1の電極51a〜51dに感度調整部として開口部33a〜33dが設けられている。開口部33a〜33dは、Y1側に位置する第1の電極51a〜51dほど面積が大きくなるように形成されている。すなわち、第1の電極51a〜51dにそれぞれ接続される第1の引出配線56の長さが短いほど、開口部33a〜33dの面積が大きくなっている。なお、Y2側に配置され、接続される第1の引出配線56の長さが長い第1の電極51e、51fには、開口部33は形成されていない。
本実施形態においても、開口部33a〜33dを形成することにより、端子部59との間の抵抗値が大きい第1の電極51e、51fに対して検出感度のばらつきを小さく抑制するように、端子部29との間の抵抗値が小さい(第1の引出配線56の長さが短い)第1の電極51a〜51dの検出感度が抑制される。したがって、入力領域16における検出感度のばらつきを抑制することができる。
図12は、第2の実施形態における第1の変形例を示す、第1の電極51の部分拡大平面図である。図12に示すように、第1の電極51a〜51cのそれぞれに複数の開口部33a〜33cが形成されており、第1の引出配線56の長さが短いほど複数の開口部33a〜33cの合計面積が大きくなっている。これにより、入力領域16における検出感度のばらつきを抑制するとともに、1つの第1の電極51a〜51cそれぞれにおける検出感度の分布を均一化して位置検出精度を向上させることができる。
また、図13は、第2の実施形態における第2の変形例を示す、第1の電極の部分拡大平面図である。図13に示すように、各開口部33a〜33c内に、第1の電極51a〜51cと離間して浮遊電極37a〜37cが形成されている。これにより、電極51と、電極51が設けられていない開口部33と間のコントラストの差が小さくなり、電極の不可視性を向上させることができる。また、浮遊電極37は、電極と離間しているため入力位置を検出せず、浮遊電極37を設けた場合であっても検出感度を均一化することができる。
なお本実施形態においても、第1、第2の変形例に限定されず、例えば図6と同様に、各第1の電極51a〜51cに同じ面積の開口部33a〜33cを複数形成して、開口部33a〜33cの数を異ならせてもよい。あるいは図10と同様に、開口部33a〜33cの替わりに第1の電極51a〜51cにスリットを形成する等、適宜変更することができる。
<第3の実施形態>
図14は、第3の実施形態の入力装置の分解斜視図である。第1の実施形態の入力装置10及び第2の実施形態の入力装置11は、1枚の基材に第1の電極及び第2の電極を形成して入力位置を検出するが、これに限定されない。図14に示すように、第3の実施形態の入力装置12は、第1の基材63と第2の基材64とを有し、第1の基材63と第2の基材64とが光学粘着層41を介して貼り合わされる。
第1の基材63の入力領域16には、X1−X2方向に延出する複数の第1の電極列18が形成されている。第1の電極列18は、複数の第1の電極21a〜21dが連結部25により接続されて構成される。また、第2の基材64の入力領域16には、Y1−Y2方向に延出する複数の第2の電極列19が形成されている。第2の電極列19は、複数の第2の電極22a〜22eが連結部24により接続されて構成される。第1の基材63と第2の基材64とを貼り合わせることにより、第1の電極21a〜21dと第2の電極22a〜22eとの間に静電容量が形成され、上述の第1の実施形態と同様の方法により入力位置情報を検出することができる。
図14に示すように、第1の電極21a〜21cにはそれぞれ感度調整部として開口部31a〜31cが形成され、開口部31a〜31cは、第1の電極21a〜21cと端子部29との間の抵抗値が小さいほど、面積が大きく形成されている。すなわち、引出配線27が接続される電極(図14に示すX1側またはX1側に位置する第1の電極21a)に近い位置に配置される電極ほど、開口部31a〜31cの面積が大きく形成されている。これにより、第1の電極21a〜21cと端子部29との間の抵抗値の違いに起因する検出感度のばらつきが小さく抑制される。したがって、第1の基材63の入力領域16における検出感度のばらつきが抑制される。
同様に、第2の基材64においても、第2の電極22a〜22cに開口部32a〜32cが形成されている。開口部32a〜32cは、第2の電極22a〜22cと端子部29との間の抵抗値が小さいほど、面積が大きく形成されている。すなわち、引出配線27が接続される電極(図14に示すY2側に位置する第2の電極22a)に近い位置に配置される電極ほど、開口部31a〜31cの面積が大きく形成されている。これにより、第2の基材64の入力領域16における検出感度のばらつきが抑制される。
また、図14に示すように、第1の電極21a〜21d及び第2の電極22a〜22eは等しい外形で形成されているため、複数の第1の電極21及び第2の電極22の配置の均一性を向上させることができ、入力領域16における位置検出精度のばらつきを抑制することができる。したがって、本実施形態の入力装置12においても、入力領域16における位置検出精度及び検出感度のばらつきを抑制することが可能である。
10、11、12 入力装置
13 表面パネル
16 入力領域
17 非入力領域
18、48 第1の電極列
19、49 第2の電極列
20、50 基材
21、21a〜21e、51、51a〜51f 第1の電極
22、22a〜22f、52 第2の電極
23 ブリッジ部
24、25 連結部
27 引出配線
29、59 端子部
31、32、33 開口部
36、37 浮遊電極
38 スリット
56 第1の引出配線
57 第2の引出配線
63 第1の基材
64 第2の基材

Claims (8)

  1. 基材と、前記基材の入力領域に配列された複数の電極と、前記入力領域の外側の非入力領域に形成された端子部と、前記電極と前記端子部との間を電気的に接続する引出配線とを有し、
    前記複数の電極は、互いに略等しい外形を有し、前記外形の内方に感度調整部が形成されており、
    前記感度調整部は、前記電極と前記端子部との間の抵抗値が小さい電極ほど、面積が大きく形成されていることを特徴とする入力装置。
  2. 前記感度調整部は、前記電極に形成された開口部であることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記開口部の内側に、前記電極と離間する浮遊電極が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記感度調整部は、前記電極の外周に形成されたスリットであることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  5. 前記感度調整部が形成されている前記電極において、前記感度調整部は複数形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記感度調整部は、前記電極の中心に対して対称に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
  7. 複数の前記電極は、前記基板の前記入力領域内の第1の方向において間隔を設けて配列され、前記第1の方向において隣り合う前記電極同士は電気的に接続されるとともに、接続された複数の前記電極からなる電極列のうち最も外側に位置する前記電極から前記引出配線が引き出されており、
    前記感度調整部は、前記電極列のうち前記引出配線が引き出される電極と近い位置に配置される電極ほど、面積が大きく形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の入力装置。
  8. 複数の前記電極のそれぞれから前記引出配線が引き出されて、前記引出配線は前記入力領域から前記非入力領域に向かい延出しており、
    前記引出配線の長さが短いほど、前記複数の電極のそれぞれに形成された前記感度調整部の面積が大きく形成されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の入力装置。
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