JP6191908B2 - ナノ結晶軟磁性合金及びこれを用いた磁性部品 - Google Patents
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Description
昇温速度条件を緩和させるには、結晶粒成長を抑制するNbやMo 等の置換が有効であり、Fe-Cu-Nb-Si-B系のナノ結晶軟磁性合金が実用化されている。しかし、NbやMo は原子量が大きく非磁性であるため、これらの元素を多量に置換することは飽和磁束密度の低下を招く。結局Fe-Cu-Nb-Si-B系合金の飽和磁束密度は、1.6T以下であり、実用化されているものは1.4T以下がほとんどで、磁性部品の小型化には限界がある。従って、NbやMoを含まない高飽和磁束密度の合金において昇温速度条件が緩和されることは工業的に大きな意味を持つ。
即ち、本発明は、Fe100−x−y−z−dCuxBySizSndここで、x、y、z、dは原子%で、0.6≦x≦1.6、6≦y≦20、0<z≦17、0.005≦d≦0.05、7≦y+z≦24により表され、平均結晶粒径60nm以下の微細結晶粒が非晶質母相中に体積分率で30%以上分散した組織からなる合金である。
また、80A/mでの磁束密度B80と800A/mでの磁束密度B800との比B80/B800が0.92以上とすることができる。前記B80/B800は好ましくは0.95以上である。
本発明のナノ結晶軟磁性合金は、単ロール法等の液体急冷法を用いて製造され得るが、その冷却過程は大きく3段階に分けられる。図1は液体急冷法による時間の経過と冷却過程(相状態の変化)を示している。1次冷却過程では、溶湯は高速で回転するロールに接触し105〜107℃/s と極めて速く短時間で冷却され過冷却状態となる。そのためランダムな原子配列であるアモルファス状態にある。その後、2次冷却過程に入ると、合金が固相と固相の接触により冷却速度は103〜105℃/s程度になる。このときCuはFe-Bのいずれの元素とも非固溶であるため、2次冷却過程においてCuが拡散できるだけの温度と時間があれば、Cuは表面に偏析すると考えられる。その後、3次冷却過程では薄帯温度が100〜300℃程度になったときロールから剥離させるので、固相と気相の接触となり冷却速度は大幅に落ちる。以上によってアモルファス相を主相とする合金薄帯が製造される。
D元素は熱処理後も残留する非晶質相を安定化し、Fe含有量の高い微結晶粒の成長を抑制し、微結晶粒の平均粒径を低下させ、もって飽和磁束密度Bs及び軟磁気特性を改善できる。また、Cr、Ti、Nb、Taには耐食性を改善する効果もある。しかし、原子量の大きいこれらの元素が多すぎると、単位重量当たりのFeの含有量が低下して軟磁気特性が悪化するため好ましくない。
ロールの材質は、高熱伝導率の純銅、又はCu-Be、Cu-Cr、Cu-Zr、Cu-Zr-Cr、Cu-Ni-Si、Cu-Co-BeやCu-Ni-Be等の銅合金が適している。大量生産の場合、又は厚い及び/又は広幅の薄帯を製造する場合、ロールは水冷式が好ましい。ロールの水冷はアモルファス化や製造中に合金中に生成する初期結晶体積分率に影響するので、ロールの冷却能力(冷却速度と言っても良い)を鋳造当初から終了まで維持する必要がある。
また、単ロール法を用いた薄帯の鋳造では、板厚、断面形状、表面起伏などはパドル形状やパドル形状の変動に影響を受ける。パドルの制御には、ノズルとロール間の距離(=ギャップ)を制御したり、出湯圧力を調節する方法が有効である。ギャップ制御はロールとノズル間距離をモニタリングし、常にフィードバックをかけることで行い、合金薄帯の板厚、断面形状、表面起伏等を調整する。ギャップが広すぎると良好な形状の薄帯作製が困難となり、板厚の変動などにより生ずる冷却速度の差によって初期微結晶粒の析出量に差が生じる。好ましいギャップは300μm以下、より好ましくは250μm以下、特に好ましくは200μm以下とすることが有効である。
剥離した薄帯は、量産の場合、広幅薄帯で量も多いため直接リールに巻取る必要がある。このため、薄帯が著しく脆化している場合、薄帯が切れて巻取が困難となるため、合金薄帯の脆化をできる限り抑制する必要がある。
本発明によれば、Sn を含まない状態に比べて、Cuの表面への偏析が熱処理の際も起こりにくくなり、熱処理時の昇温速度条件を緩和できるため、熱処理においても好ましい効果が得られる。
本発明の初期微結晶を含まない合金の熱処理は、通常400℃以上600℃以下の温度まで急加熱し保持あるいは保持なしで冷却して行う。保持時間は好ましくは30分以下、より好ましくは5分以下、特に好ましくは30秒以下である。熱処理の際の平均の昇温速度は200℃/分〜10000℃/分が好ましく、より好ましくは、500〜10000℃/分である。また、熱処理の際の平均冷却速度は、1000〜10000℃/分が好ましく、より好ましくは、2000〜8000℃/分である。
また、本合金では、、張力を印加しながら熱処理することによっても、誘導磁気異方性を付与可能である。
nm以下が好ましく、30 nm以下がより好ましい。特に好ましい微結晶粒の平均粒径は20nm以下である。また、熱処理後の微結晶粒の体積分率は40%以上が好ましく、50%以上がより好ましい。60 nm以下の平均粒径及び30%以上の体積分率で、Fe基非晶質合金より磁歪が低く軟磁性に優れた合金が得られる。同組成のFe基非晶質合金薄帯は比較的大きな磁歪を有するが、bcc-Feを主体とする微結晶粒が分散した本ナノ結晶軟磁性合金は、Fe基アモルファス合金の約1/2以下の低い飽和磁歪定数λsであり、磁気飽和性が良好である。
また、数密度については、各試料のTEM写真(日立製作所製
2万倍)において、目視で確認できるおよそ3〜5nm以上の微結晶粒の数を単位面積(μm2)当たりで求めた。
Optical Emission Spectroscopy)(株式会社堀場製作所製)を用いて測定した。元素濃度は表面をスパッタリングした時の各元素の発光強度を調べることにより深さ方向の濃度分布として測定した。尚、各元素の発光強度は濃度とスパッタリング速度に関係するので、縦軸に発光強度(元素濃度に対応)、横軸にスパッタ時間(深さに対応)をとっている。
B80 、800 A/mにおける磁束密度
B800 、8000 A/m における磁束密度 B8000(ほぼ飽和磁束密度Bsと同じ)及び残留磁束密度Brを測定し、B80/B800、Br/B80を求めた。尚、ここでB800 をとったのは、本発明に係る合金ではこのB800領域の飽和性が悪くなる傾向にある。そこでB80/B800の比が1 に近いほど、この領域の飽和性が良いことを示す指標になるからである。
鉄損については、120mm単板試料を交流磁気特性評価装置(東英工業製)により、1.5 T、50 Hz における鉄損P1.5/50(W/Kg)、皮相電力S(励磁VA)の測定を行った。
FebalCu1.3B12Si4Sn0.1のナノ結晶軟磁性合金薄帯を下記により製造した。また、比較のためSnを添加しないFebalCu1.3B12Si4のナノ結晶軟磁性合金薄帯も同様に製造した。
上記の各組成(原子%)となした合金溶湯(1300℃)を銅合金製の冷却ロール(幅:168mm、周速:27m/s、冷却水の入口温度:約60℃、出口温度:約70℃)を用いて、大気中で超急冷し、250℃の薄帯温度でロールから剥離し、幅25mm、厚さ約22μm、長さ約10000mの非晶質相が主相である初期微結晶合金の薄帯を作製した。
この際、Sn量が0.1原子%の場合でも巻取りは行えて最後まで製造ができた。また、任意箇所で初期微結晶粒の平均粒径と体積分率を測定した結果、両薄帯とも非晶質母相中に平均粒径30nm以下の初期微結晶粒が30体積%未満の割合で分散した組織を有することが確認された。
その後、それぞれの薄帯から採取した120mm単板試料を熱処理炉に投入し、約15分で410℃まで昇温した後、1時間保持する低温低速の熱処理を施し、ナノ結晶軟磁性合金の薄帯を作製した。
次に、GDOESによる各元素の濃度分布について、図3にSnを0.1原子%添加した実施例を、図5にSn添加無しの比較例の場合を示す。
尚、熱処理前の初期微結晶粒の平均粒径及び体積分率と数密度、熱処理後の微細結晶粒の体積分率及び軟磁気特性等については後述する表1、2に示している。
表1に示す組成についてSn量を変えたナノ結晶軟磁性合金薄帯を実施例1と同様の方法と条件で製造した。薄帯の厚みは約17〜30μmの範囲として冷却速度を出来るだけ合わせるようにした。ただし、Sn量が0.5原子%の場合は、薄帯の脆化が激しく巻き取ることは困難であった。一方、Sn量が0.1原子%以下の場合は、出湯直後で巻取り前段階の薄帯は、曲げ半径0.5mmまで或いは密着するまで破断することなく180度曲げが可能であり巻取りが出来た。これらの結果から、Sn量が0.2原子%以下であれば薄帯を巻き取ることは可能であると判断できた。
また、熱処理後のナノ結晶軟磁性合金の単板試料によりB-H曲線を求めた。磁束密度B80とB800、飽和磁束密度B8000及びBrと、保磁力Hc(A/m)及び1.5T、50Hzでの鉄損P1.5/50(W/Kg)、皮相電力S(VA/Kg)を測定した。
以上の測定結果を表1、表2に示す。尚、飽和磁束密度B8000はBsと記し、*を付したものが実施例である(以下同様)。
このB-H曲線をみると、Sn無しの場合のB-H曲線は高磁束密度領域でカーブが膨らんでピン角となり、いわゆるピン止めサイトを形成していることが分かる。このピン止めサイトの領域は異方性が強く磁気的飽和性が悪くなる。組織の磁化過程に起因して現れていると考えられるが、この領域が存在することで減磁過程におけるH=0A/m以下の磁束密度の減少の仕方が異なる。即ち、Sn入りの場合は減磁カーブが緩やかであるのに対し、Sn無しの場合はピン止角sから急峻に減少する。図6では若干分かり難いが、点線の方が角が立っておりピン止めsから急に立下っている。急峻な分だけ磁化過程における磁壁の移動速度が速くなることを意味する。渦電流損Peは、磁束密度Bの変化速度に比例(Pe∝dB/dt)するので磁束密度の変化速度dB/dtが大きくなるほど渦電流損は増加し、これは結果的に鉄損の増大につながる。実際、1.5T、50Hzの鉄損P1.5/50は、Snを0.05原子%入れた実施例(No.2)で0.29 W/kg、実施例(No.3)で0.21W/kgであるが、Sn無しの比較例(No.1)で0.58W/kg、比較例(No.7)で0.52W/kgと増加している。尚、比較例(No.5)は0.31W/Kgと比較的小さいが、これは板厚が比較的厚く、初期微結晶の数密度が高い可能性がある。また、B-H曲線上では角形性に反映され、比較例ではB80/B800は0.90以上と飽和性は高いが、Br/B80も0.9以上となり角形性の増加を抑えることができていない結果となっている。即ち、ピン止角が立ち、ピン止め作用が働いて磁壁の移動を妨げていると言える。
実施例1と同様な方法により、Febal.CuxB12Si4Snd
(0.6≦x≦1.0、0≦d≦0.1)の組成の非晶質合金薄帯を作製した。この組成の合金は非晶質単相であった。但し、非晶質であるが初期微結晶粒の核は存在している。次に、この合金薄帯を切断し、幅25mm、長さ120mmの試料を作製し、アルゴンガス雰囲気中の赤外線集中加熱炉で50 ℃/s の急速昇温熱処理を行った。急速昇温熱処理は、300℃から保持温度までの平均昇温速度(温度上昇の時間に対する傾き) が 50℃/s
になるように設定し、450℃で10秒保持の熱処理を施し、その後冷却して熱処理済みの試料を得た。各試料について微結晶粒の平均粒径と体積分率を測定した結果、各試料とも非晶質母相中に平均結晶粒径60nm以下の微結晶粒が30体積%以上の割合で分散した組織を有することが確認された。表層(最表面から約100nm程度)の平均粒径と、これらの磁束密度B80、B800、B8000、保磁力Hc及び1.5T、50Hzでの鉄損P1.5/50を測定した。
以上の測定結果を表3に示す。
Fe 濃度は減少し、アモルファス相が安定化するため結晶粒成長が抑制される。軟磁気特性はNo.11よりもNo.12が、またNo.14よりもNo.15が、それぞれSn及びCu
の増加とともに、B80、Hc、B80/B800共に向上している。
次に、昇温速度を変えた場合の影響を調べた。
Febal.Cu1.0B12Si4、Febal.Cu1.0B12Si4Sn0.1の組成の合金薄帯を実施例1と同様の条件で作製した。各薄帯とも非晶質母相中に平均結晶粒径30nm以下の初期微結晶粒が30体積%未満の割合で分散した組織を有することが確認された。この合金薄帯に対し 10 ℃/s、50℃/s、100 ℃/sの昇温速度で、450℃まで急速昇温し1分間保持する熱処理を施した。これらの表層の平均粒径と、磁束密度B80、B800、B8000、保磁力Hc及び1.5T、50Hzでの鉄損P1.5/50を測定した。結果を表4に示す。
の熱処理を施した場合には、磁束密度と保磁力の改善が見られる。これに対してSn入りの実施例では、10 ℃/s でも、保磁力減少の効果が見られ、50 ℃/s 以上では極めて高い保磁力の減少効果が現れる。保磁力は組織の微細化に依存するところが大きいが、Sn を添加したことにより、核の数密度が増したことに由来している。昇温速度が遅くて核生成に至るまでのCuの拡散時間が長い場合には、一旦、数密度がピークに達したのち、減少に転じるため、昇温速度が遅すぎると核が減り過ぎてしまい、微細で高数密度のナノ結晶粒組織は得られなくなる。しかしSn を微量で適量含むことで、急冷作製状態のCu
の分布がより均質になるため、昇温速度が遅い場合でも、十分なCuクラスターの数密度が確保され、組織の微細化に寄与する。よって、昇温速度依存性が小さくなり熱処理の際の昇温速度条件を大幅に改善でき、熱処理の難易度が解消されることが見出された。
表5に示す組成で実施例1と同様な方法により厚さ約20〜22μm、幅50mmの合金薄帯を作製した。次に、この合金薄帯を幅5mmにスリットした試料No.6-1〜6-14を作製した。このとき幅50mm薄帯の端部から5mmの位置と、25mmの位置に夫々スリット薄帯の中央がくるような試料C5、C25を作製した。さらに、この試料C5、C25は鋳造開始した薄帯先端から約100mの位置と、約7500mの位置からそれぞれ採取した。比較のためSnを含まないFebalCu1.0Si3B12合金を同様な方法で作製し比較例とした。尚、中央が5mm位置となるようにスリットした試料をC5、同じく25mm位置となるようにスリットした資料をC25と表記する。
これらの試料(熱処理前)についてグロー放電発光分析によりCu偏析部の有無を確認したところ、Sn無しのNo.5-15〜5-18のC5、C25の試料は共にCu偏析が起こっており、C25の方がより顕著であった。これに対しSnを含むNo.5-1〜5-14はC5、C25の試料と共に顕著なCu偏析部は認められなかった。
表6に示す組成で実施例1と同様な方法により厚さ20〜22μm、幅50mmの合金薄帯を作製した。次に、これらの合金薄帯の面粗さを測定した。また、これらの合金薄帯から外径25mm、内径20mmのリング試料を作製し、実施例3と同様な熱処理を行った。熱処理後、平均結晶粒径15nm程度の均一微細なbcc構造のFeを主に含む結晶粒が非晶質母相中に30体積%以上分散した組織となっていることが確認された。その後、飽和磁束密度Bs、磁気飽和性の指標となるB80/B800及び1T、10kHzの高周波における鉄損P1/10kを測定した。得られた結果を表6に示す。
表7に示す組成についてSn量を一定とし、Cu、B、Si等を変えたナノ結晶軟磁性合金薄帯を実施例1と同様の方法と条件で製造した。薄帯の厚みは約17〜30μmの範囲として冷却速度を出来るだけ合わせるようにした。
この合金薄帯に対し 50 ℃/sの昇温速度で、450℃まで急速昇温し1分間保持する熱処理を施した。各試料とも非晶質母相中に平均結晶粒径60nm以下の微結晶粒が30体積%以上の割合で分散した組織を有することが確認された。これら試料の表層の平均粒径と、磁束密度B80、B8000、保磁力Hc、B80/B800及び1.5T、50Hzでの鉄損P1.5/50を測定した。結果を表7に示す。
表7の結果より、Cu、B、Si等を変えた場合でもSn添加の効果があることが分かった。
Claims (7)
- 組成式:Fe100−x−y−z−dCuxBySizSndここで、x、y、z、dは原子%で、0.6≦x≦1.6、6≦y≦20、0<z≦17、0.005≦d≦0.05、7≦y+z≦24により表され、平均結晶粒径60nm以下の微細結晶粒が非晶質母相中に体積分率で30%以上分散した組織からなる合金であることを特徴とするナノ結晶軟磁性合金。
- 飽和磁束密度が1.7T以上、保磁力が8A/m以下、且つ1.5T、50Hzでの鉄損が0.30W/Kg以下であることを特徴とする請求項1に記載のナノ結晶軟磁性合金。
- 1.0T、10kHzでの鉄損が250W/Kg以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のナノ結晶軟磁性合金。
- 残留磁束密度Brと80A/mでの磁束密度B80との比Br/B80が0.9未満であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のナノ結晶軟磁性合金。
- 80A/mでの磁束密度B80と800A/mでの磁束密度B800との比B80/B800が0.92以上であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のナノ結晶軟磁性合金。
- Feを1原子%以下のPで置換したことを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のナノ結晶軟磁性合金。
- 請求項1〜6の何れか1項に記載のナノ結晶軟磁性合金を用いた磁性部品。
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