JP6188949B2 - 電気機器制御装置、電気機器制御システム、電気機器制御方法、及び、プログラム - Google Patents

電気機器制御装置、電気機器制御システム、電気機器制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電気機器を制御する電気機器制御装置、電気機器制御システム、電気機器制御方法、及び、プログラムに関する。
現在、防犯のため、留守中に、電気機器が自動で動作するように電気機器を制御する技術が知られている。例えば、特許文献1には、モード設定手段と、記録手段と、制御パターン生成手段と、制御手段と、を備える機器制御システムが開示されている。このモード設定手段は、在宅モードと留守モードとを切替可能に設定する。また、この記録手段は、在宅モードが設定された場合に各宅内機器の制御状況を記録する。そして、この制御パターン生成手段は、記録手段の記録結果に基づいて各宅内機器の制御パターンを生成する。また、この制御手段は、留守モードが設定された場合に制御パターン生成手段が生成した制御パターンで各宅内機器の動作を制御する。
特許文献1に開示された制御パターン生成手段は、在宅モード中における各宅内機器の制御状況に基づいて、留守モード中における各宅内機器の制御内容を示す制御パターンを生成する。つまり、特許文献1に開示された機器制御システムは、在宅を装うような制御パターンを生成する。
特開2007−265050号公報
しかしながら、特許文献1に開示された機器制御システムでは、消費電力が考慮されずに制御パターンが生成される。このため、特許文献1に開示された機器制御システムでは、防犯のために多くの電力が消費されていた。このため、なるべく少ない消費電力で防犯する技術が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、なるべく少ない消費電力で防犯する電気機器制御装置、電気機器制御システム、電気機器制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る電気機器制御装置は、
防犯モードを設定するモード設定部と、
なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と、
防犯のレベルを示す情報を取得するレベル取得部と、
前記レベル取得部により取得された防犯のレベルを示す情報に基づいて、前記閾値を設定する閾値設定部と、を備える。
本発明では、防犯モードが設定されている間、少なくとも1つの電気機器の消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンに基づいて、少なくとも1つの電気機器が制御される。従って、本発明によれば、なるべく少ない消費電力で防犯することができる。
本発明の実施形態1に係る電気機器制御システムの構成図である。 本発明の実施形態1に係る電気機器制御装置の構成図である。 本発明の実施形態1に係る電気機器制御装置の機能を説明するための図である。 照明装置の防犯効果の予測値を示す図である。 テレビの防犯効果の予測値を示す図である。 空調機器の防犯効果の予測値を示す図である。 補正前の制御パターンを示す図である。 制御パターンの補正により消費電力の予測値が減少する様子を示す図である。 4回目の補正後の制御パターンを示す図である。 本発明の実施形態1に係る電気機器制御装置が実行する電気機器制御処理を示すフローチャートである。 図10に示す動作モード切替処理を示すフローチャートである。 電力消費システムの消費電力が変動する様子を示す図である。 図11に示す制御パターン生成処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る電気機器制御装置の機能を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(実施形態1)
まず、本発明の実施形態1に係る電気機器制御システム1000について説明する。電気機器制御システム1000は、電気機器制御装置100が電気機器を制御するシステムである。ここで、電気機器制御装置100は、防犯のため、ユーザが留守の間、ユーザの在宅を装うように、電気機器を自動で制御する。従って、電気機器制御システム1000は、防犯システムと考えることもできるし、留守番システムと考えることもできる。なお、本実施形態における防犯とは、典型的には、泥棒が宅内に侵入して家財を盗難することを防止することである。
図1に示すように、電気機器制御システム1000は、電気機器制御装置100と、照明装置201と、テレビ202と、空調機器203と、センサ300と、電力計測装置400と、タブレット端末500と、商用電源600と、宅内ネットワーク710と、宅外ネットワーク720と、モバイル機器800と、クラウドサーバ900と、を備える。
電気機器制御装置100は、電力消費システムが備える電気機器を、制御したり監視したりするホームコントローラである。電力消費システムが備える電気機器は、それぞれ、宅内ネットワーク710に接続される。本実施形態では、電力消費システムは、照明装置201と、テレビ202と、空調機器203と、を備える。電力消費システムが備える電気機器は、宅内に配置された電気機器であってもよいし、宅外に配置された電気機器であってもよい。電気機器制御装置100は、電力消費システムが備える電気機器、センサ300、電力計測装置400、タブレット端末500、モバイル機器800、クラウドサーバ900などと通信する。以下、図2を参照して、電気機器制御装置100の構成について説明する。
図2に示すように、電気機器制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、RTC(Real Time Clock)15、タッチスクリーン16、宅内インターフェース17、宅外インターフェース18を備える。電気機器制御装置100が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU11は、電気機器制御装置100の全体の動作を制御する。なお、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに従って動作し、RAM13をワークエリアとして使用する。ROM12には、電気機器制御装置100の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、RAM13にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ14は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。RTC15は、計時用のデバイスである。RTC15は、例えば、電池を内蔵し、電気機器制御装置100の電源がオフの間も計時を継続する。RTC15は、例えば、水晶発振子を備える発振回路を備える。
タッチスクリーン16は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU11に供給する。また、タッチスクリーン16は、CPU11などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン16は、電気機器制御装置100のユーザインターフェースとして機能する。
宅内インターフェース17は、電気機器制御装置100を、宅内ネットワーク710に接続するためのインターフェースである。電気機器制御装置100は、宅内ネットワーク710を介して、電力消費システムが備える電気機器、センサ300、電力計測装置400、タブレット端末500などと通信する。宅内インターフェース17は、NIC(Network Interface Card)などのLAN(Local Area Network)インターフェースを備える。
宅外インターフェース18は、電気機器制御装置100を、宅外ネットワーク720に接続するためのインターフェースである。電気機器制御装置100は、宅外ネットワーク720を介して、モバイル機器800、クラウドサーバ900などと通信する。宅外インターフェース18は、NICなどのLANインターフェースを備える。
照明装置201は、照明する電気機器である。テレビ202は、受信した電波に応じた映像及び音声を出力する電気機器である。空調機器203は、宅内の空気を調和する電気機器である。空調機器203は、宅内に配置される室内機と宅外に配置される室外機とを備える。これらの電気機器は、いずれも、商用電源600から供給された電力を動力源として動作する。また、これらの電気機器は、いずれも、宅内インターフェース17と同様の構成を備え、宅内ネットワーク710に接続する機能を有する。さらに、これらの電気機器は、いずれも、電気機器制御装置100により制御され、電気機器制御装置100により監視される。
センサ300は、ユーザが在宅中であるのか留守中であるのかの判別の際に参照される物理量を検出するセンサである。センサ300は、例えば、水道水の流量を検出する流量センサ、人の存在を検出する人感センサ、付近の明るさを検出する照度センサである。センサ300は、宅内インターフェース17と同様の構成を備え、宅内ネットワーク710に接続する機能を有する。さらに、センサ300は、電気機器制御装置100により制御され、電気機器制御装置100により監視される。
電力計測装置400は、電力消費システムにより消費される電力を計測する。なお、電力消費システムにより消費される電力は、照明装置201により消費される電力と、テレビ202により消費される電力と、空調機器203により消費される電力とを合計した電力である。例えば、電力計測装置400は、照明装置201とテレビ202と空調機器203とに電力を供給する主幹系統に組み込まれた主幹ブレーカ部分において、電力消費システムにより消費される電力を計測する。電力計測装置400は、宅内インターフェース17と同様の構成を備え、宅内ネットワーク710に接続する機能を有する。さらに、電力計測装置400は、電気機器制御装置100により制御され、電気機器制御装置100により監視される。
タブレット端末500は、情報処理機能や通信機能などを有する端末装置である。タブレット端末500は、制御部501と、宅内インターフェース502と、タッチスクリーン503と、を備える。制御部501は、CPU、ROM、RAMなどを備え、タブレット端末500の全体の動作を制御する。宅内インターフェース502は、制御部501による制御に従って、タブレット端末500を宅内ネットワーク710に接続する。タッチスクリーン503は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知したり、制御部501から供給された画像信号に基づく画像を表示したりする。このように、タッチスクリーン503は、タブレット端末500のユーザインターフェースとして機能する。
タブレット端末500は、宅内ネットワーク710を介して電気機器制御装置100と接続され、電気機器制御装置100のユーザインターフェースとして機能する。つまり、ユーザは、タブレット端末500を介して、電気機器制御装置100を操作したり、電気機器制御装置100が有する情報を参照したりすることができる。例えば、タブレット端末500は、電気機器制御装置100が制御する電気機器の状態を示す画面をユーザに提示し、また、このような電気機器に対する操作をユーザから受け付ける。また、例えば、タブレット端末500は、外出予定を示す情報をユーザから受け付ける。また、例えば、タブレット端末500は、防犯モードに設定されているか否かをユーザに提示する。
商用電源600は、電力会社などが電力消費システムに電力を供給する電源である。商用電源600により供給される電力は、交流電力である。商用電源600は、照明装置201とテレビ202と空調機器203とのそれぞれに交流電力を供給する。なお、本実施形態では、需要家は、電力会社から電力を買うことができるが、電力会社に電力を売ることができないものとする。
宅内ネットワーク710は、宅内に構築されるネットワークである。宅内ネットワーク710は、例えば、電気機器制御装置100と電気機器とセンサ300と電力計測装置400とタブレット端末500とが相互に通信するためのホームネットワークである。宅内ネットワーク710は、例えば、無線LANなどのネットワークである。
宅外ネットワーク720は、宅外に構築されるネットワークである。宅外ネットワーク720は、例えば、電気機器制御装置100とモバイル機器800とクラウドサーバ900とが相互に通信するためのネットワークである。宅外ネットワーク720は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
モバイル機器800は、情報処理機能や通信機能などを有する端末装置である。モバイル機器800は、制御部801と、宅外インターフェース802と、タッチスクリーン803と、を備える。制御部801は、CPU、ROM、RAMなどを備え、モバイル機器800の全体の動作を制御する。宅外インターフェース802は、制御部801による制御に従って、モバイル機器800を宅外ネットワーク720に接続する。タッチスクリーン803は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知したり、制御部801から供給された画像信号に基づく画像を表示したりする。このように、タッチスクリーン803は、モバイル機器800のユーザインターフェースとして機能する。
例えば、モバイル機器800は、外出先のユーザから、防犯設定の変更指示を受け付ける。また、例えば、モバイル機器800は、外出先のユーザに、防犯モードが設定された旨を通知する。モバイル機器800は、宅外ネットワーク720を介して電気機器制御装置100と接続され、電気機器制御装置100のユーザインターフェースとして機能する。つまり、ユーザは、モバイル機器800を介して、電気機器制御装置100を操作したり、電気機器制御装置100が有する情報を取得したりすることができる。
クラウドサーバ900は、クラウドコンピューティングにおけるリソースを提供するサーバである。クラウドサーバ900は、制御部901と、宅外インターフェース902と、記憶部903と、を備える。制御部901は、CPU、ROM、RAMなどを備え、クラウドサーバ900の全体の動作を制御する。宅外インターフェース902は、制御部901による制御に従って、クラウドサーバ900を宅外ネットワーク720に接続する。記憶部903は、電気機器制御装置100に提供される情報を記憶する。記憶部903に記憶される情報は、電気機器制御装置100から供給された情報であってもよいし、他の装置から供給された情報であってもよい。クラウドサーバ900は、電気機器制御装置100からの要求に応答して、記憶部903に記憶されている情報を電気機器制御装置100に供給する。また、クラウドサーバ900は、電気機器制御装置100からの要求に応答して、要求された処理を実行し、処理結果を示す情報を電気機器制御装置100に送信する。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る電気機器制御装置100の機能について説明する。図3に示すように、電気機器制御装置100は、機能的には、モード設定部101と、生成部102と、制御部103と、レベル取得部104と、閾値設定部105と、位置記憶部106と、稼働履歴記憶部107と、判別部108と、消費電力取得部109と、電力履歴記憶部110と、を備える。
モード設定部101は、防犯モードを設定する。防犯モードは、在宅を装うように電気機器が制御される動作モードである。防犯モードは、留守番モードもしくは警戒モードと考えることができる。一方、通常モードは、防犯モード以外のモードであり、予め定められたプログラム、又は、ユーザによる指示に従って、電気機器が制御される動作モードである。モード設定部101は、防犯モードと通常モードとのうちのいずれか一方を、電気機器制御装置100の動作モードとして設定する。モード設定部101は、例えば、CPU11を備える。
生成部102は、電力消費システムの消費電力の予測値が所定の閾値以下となる制御パターンを生成する。電力消費システムの消費電力の予測値は、電力消費システムが備える少なくとも1つの電気機器が制御パターンに従って制御された場合に、電力消費システムにより消費されることが予測される電力の値である。また、上述した閾値は、電力消費システムにより消費されることを許容する電力の最大値である。なお、本実施形態では、特に明示がない場合、閾値は、消費電力の予測値の閾値である。制御パターンは、電力消費システムが備える少なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含む。制御内容は、例えば、出力モードや、動作モードである。
生成部102は、なるべく少ない消費電力でなるべく高い防犯効果が得られるように、制御パターンを生成する。例えば、生成部102は、電気機器を省エネモードで動作させる制御を優先的に制御パターンに含める。電気機器を省エネモードで動作させる制御は、例えば、空調機器203に送風のみさせる制御、空調機器203に室外機のファンのみを駆動させる制御、通りに面した部屋に配置された照明機器201のみに照明させる制御、照明機器201に照度を落として照明させる制御、テレビ202に音声のみを出力させる制御などである。生成部102は、例えば、CPU11を備える。
制御部103は、モード設定部101により防犯モードが設定されている間、生成部102により生成された制御パターンに基づいて、少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する。制御部103は、例えば、CPU11と宅内インターフェース17とを備える。
レベル取得部104は、防犯のレベルを示す情報(以下、「防犯レベル情報」という。)を取得する。防犯レベル情報は、防犯のレベルがどの程度であるかを示す情報である。防犯レベル情報は、例えば、予め定められた期間(例えば、1日、1週間、1ヶ月間、1年間)において、防犯のために消費することが許容される電力量を示す情報である。もしくは、防犯レベル情報は、例えば、所望する防犯の程度(高い、中程度、低い)を示す情報であってもよい。レベル取得部104は、例えば、タッチスクリーン16を備える。
閾値設定部105は、レベル取得部104により取得された防犯レベル情報に基づいて、上述した閾値を設定する。例えば、防犯レベル情報により、1ヶ月当たりの防犯のために消費することが許容される電力量(以下、「1ヶ月当たりの許容消費電力量」という。)が示されているものとする。この場合、閾値設定部105は、1ヶ月当たりの許容消費電力量から、月初めから現時点までに防犯のために消費された電力量(以下、「消費済電力量」という。)を減じた電力量を、現時点から月末までに防犯のために消費することが可能な電力量(以下、「消費可能電力量」という。)として求める。
そして、閾値設定部105は、例えば、現時点から月末までに防犯モードが設定されることが予測される時間の長さ(以下、「予測設定時間長」という。)と、消費可能電力量と、に基づいて、閾値を設定する。閾値設定部105は、例えば、予測設定時間長が短いほど、また、消費可能電力量が多いほど、閾値が大きくなるように設定する。典型的には、閾値設定部105は、消費可能電力量を予測設定時間長で除算した値を閾値に設定する。なお、閾値設定部105は、防犯モードの設定実績などに基づいて、予測設定時間長を求める。閾値設定部105は、例えば、CPU11を備える。
ここで、生成部102は、消費電力の予測値が閾値を超える制御パターンに含まれる制御を除外又は低出力化する処理を、消費電力の予測値が閾値以下となるまで繰り返してもよい。かかる手法によれば、生成部102は、消費電力の予測値が閾値以下となる制御パターンを生成することができる。なお、消費電力の予測値が閾値を超える制御パターンは、生成部102により生成される制御パターンであってもよいし、予め定められた制御パターンであってもよい。例えば、生成部102は、省エネを考慮せずに在宅を装う理想的な制御パターンを生成することにより、消費電力の予測値が閾値を超える制御パターンを生成することが期待できる。
ここで、除外又は低出力化される制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の予測値の減少量に対する、消費電力の予測値の減少量の割合が最高となる制御であることが好適である。つまり、除外又は低出力化が望まれる制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果があまり低下せず、消費電力が大きく減少する制御である。このように、消費電力が大きい割に防犯効果が低い制御から順に除外又は低出力化されることにより、消費電力の割に防犯効果が高い制御パターンが生成される。なお、防犯効果の予測値は、予測される防犯効果の高さを示す値である。
位置記憶部106は、少なくとも1つの電気機器のそれぞれが配置される位置を示す情報(以下、「位置情報」という。)を記憶する。位置情報は、例えば、宅内のレイアウトを示す情報と、このレイアウト上における各電気機器の座標を示す情報と、を含む。位置情報は、通りに面している部屋、又は、外部から確認しやすい部屋を示す情報などを含んでいてもよい。
ここで、生成部102は、位置記憶部106に記憶された位置情報に基づいて、制御パターンを生成する。なお、生成部102は、防犯効果の予測値が高い制御ほど、優先的に、制御パターンに組み込む。例えば、音が宅外に響きやすい位置に配置された電気機器に対して音を出力させる制御や、動作が宅外から確認しやすい位置に配置された電気機器に対して動作させる制御が、優先的に、制御パターンに組み込まれる。なお、音が宅外に響きやすい位置や、動作が宅外から確認しやすい位置としては、窓際に近い位置が考えられる。特に、照明装置201が外から見える部屋に配置されている場合、この照明装置201を点灯させる制御は、防犯効果の予測値が高い制御であると言える。
なお、防犯効果の予測値は、例えば、電気機器の種類と、制御内容と、電気機器の位置と、を相互に対応付ける情報(以下、「予測値特定用情報」という。)により特定される。予測値特定用情報は、例えば、外から見やすい部屋に配置された照明装置201を点灯させる制御による防犯効果の予測値が100であり、外から見にくい部屋に配置された照明装置201を点灯させる制御による防犯効果の予測値は20である、ということを示す情報である。
稼働履歴記憶部107は、少なくとも1つの電気機器のそれぞれの稼働履歴を記憶する。稼働履歴は、例えば、稼働状態と、この稼働状態が維持された時間と、を対応付ける情報である。なお、稼働状態が維持された時間は、例えば、この稼働状態となった時刻と、この稼働状態でなくなった時刻とにより特定される。稼働履歴記憶部107は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
そして、生成部102は、稼働履歴記憶部107に記憶された稼働履歴に基づいて、制御パターンを生成する。例えば、生成部102は、稼働履歴に基づいて、在宅中の制御パターンを特定し、特定した制御パターンと同様の制御パターンを生成する。典型的には、生成部102は、数ヶ月間分の稼働履歴に対して統計処理を実行する。そして、生成部102は、制御パターンの生成時と同じ曜日及び時間帯において、実現された確率が高い稼働状況を再現する制御パターンを生成する。このような制御パターンに基づく制御によれば、在宅を装うことができる。
判別部108は、留守中であるか否かを判別する。判別部108が、留守中であるか否かを判別する手法は、適宜、調整することができる。判別部108は、例えば、CPU11を備える。ここで、モード設定部101は、判別部108により留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードを設定する。一方、モード設定部101は、判別部108により留守中でないと判別されたことに応答して、通常モードを設定する。
消費電力取得部109は、電力消費システムの消費電力を示す情報(以下、「消費電力情報」という。)を取得する。例えば、消費電力取得部109は、照明装置201とテレビ202と空調機器203とにより消費されている電力の合計値を取得する。消費電力取得部109は、例えば、宅内インターフェース17を備える。
電力履歴記憶部110は、消費電力取得部109により取得された消費電力情報により示される消費電力の履歴を記憶する。消費電力の履歴は、例えば、消費電力を時刻毎に示す情報である。電力履歴記憶部110は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
ここで、判別部108は、電力履歴記憶部110に記憶された消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かを判別する。例えば、判別部108は、消費電力の時間変動の周波数成分に基づいて、留守中であるか否かを判別する。例えば、判別部108は、時間領域で表現された消費電力をフーリエ変換し、周波数領域で表現された強度分布を取得する。そして、判別部108は、特定の周波数帯域の強度が、予め定められた強度以下である場合、留守中であると判別する。特定の周波数帯域は、比較的高い周波数帯域に設定される。本実施形態では、特定の周波数帯域における強度が大きいことは、電気機器が手動で頻繁に制御されたことを意味する。その理由は、在宅中にユーザにより電気機器が手動で頻繁に制御された場合、留守中に電気機器が自動で頻繁に制御された場合よりも、消費電力が激しく変動するためである。
次に、図4を参照して、照明装置201の防犯効果の予測値について説明する。図4は、制御対象を照明装置201とした場合における、制御内容と、消費電力の予測値(W)と、防犯効果の予測値と、指標と、の対応関係を示している。制御内容は、例えば、出力の大きさや動作モードである。消費電力の予測値は、対応付けられた制御が対応付けられた電気機器により実行されたときに、対応付けられた電気機器により消費されることが予測される電力の値である。防犯効果の予測値は、対応付けられた制御が対応付けられた電気機器により実行されている間に得られることが予測される防犯効果の程度を示す値である。
指標は、対応付けられた制御を1段階レベルの低い制御に切り替えるか否かを判別する際に参照される値である。ある制御を1段階レベルの低い制御に切り替えることは、この制御を除外又は低出力化することを意味する。指標は、例えば、対応付けられた制御を1段階レベルの低い制御に切り替えたときにおける、防犯効果の予測値の減少量に対する消費電力の予測値の減少量の割合である。従って、防犯効果をなるべく維持しつつ消費電力をなるべく下げたい場合、大きな指標に対応付けられた制御から順に、除外又は低出力化することが好適である。
図4に示すように、基本的に、レベルの高い制御ほど、消費電力の予測値が大きく、防犯効果の予測値も大きい。図4に示す例では、制御内容が高レベル出力である場合、消費電力の予測値は100Wであり、防犯効果の予測値が100であり、指標が2.5である。また、制御内容が中レベル出力である場合、消費電力の予測値は50Wであり、防犯効果の予測値が80であり、指標が1である。そして、制御内容が低レベル出力である場合、消費電力の予測値は20Wであり、防犯効果の予測値が50であり、指標が0.4である。なお、制御内容が出力オフである場合、消費電力の予測値は0Wであり、防犯効果の予測値が0である。
次に、図5を参照して、テレビ202の防犯効果の予測値について説明する。図5は、制御対象をテレビ202とした場合における、制御内容と、消費電力の予測値(W)と、防犯効果の予測値と、指標と、の対応関係を示している。図5に示すように、基本的に、レベルの高い制御ほど、消費電力の予測値が大きく、防犯効果の予測値も大きい。図5に示す例では、制御内容が映像及び音声出力である場合、消費電力の予測値は250Wであり、防犯効果の予測値が300であり、指標が2である。また、制御内容が音声出力である場合、消費電力の予測値は50Wであり、防犯効果の予測値が200であり、指標が0.25である。なお、制御内容が出力オフである場合、消費電力の予測値は0Wであり、防犯効果の予測値が0である。
次に、図6を参照して、空調機器203の防犯効果の予測値について説明する。図6は、制御対象を空調機器203とした場合における、制御内容と、消費電力の予測値(W)と、防犯効果の予測値と、指標と、の対応関係を示している。図6に示すように、基本的に、レベルの高い制御ほど、消費電力が大きく、防犯効果も大きい。図6に示す例では、制御内容が通常制御である場合、消費電力の予測値は400Wであり、防犯効果の予測値が50であり、指標が20である。なお、通常制御は、例えば、予め設定された温度及び湿度になるように、温度及び湿度を調整する制御である。また、制御内容が省エネ制御である場合、消費電力の予測値は200Wであり、防犯効果の予測値が40であり、指標が5である。なお、省エネ制御は、例えば、送風のみが実行される制御である。なお、制御内容が制御オフである場合、消費電力の予測値は0Wであり、防犯効果の予測値が0である。
図4、図5、図6などに示す対応関係を示す情報(以下、「対応関係情報」という。)は、フラッシュメモリ14に記憶されているものとする。なお、対応関係情報は、制御対象の電気機器と、制御内容と、制御対象の電気機器の位置と、制御対象の電気機器の消費電力の予測値と、制御対象の電気機器の防犯効果の予測値と、の対応関係を示す情報である。そして、生成部102は、これらの対応関係情報を参照して、消費電力の予測値が比較的小さい割に、防犯効果の予測値が比較的大きい制御パターンを生成する。
次に、図7、図8、図9を参照して、消費電力の予測値が閾値を超える制御パターンを、消費電力の予測値が閾値以下である制御パターンに補正する手法について説明する。なお、本実施形態では、15:00に防犯モードが設定され、1時間分の制御パターンが生成され、防犯モードに設定されてから1時間経過した16:00に、防犯モードが解除される例について説明する。
図7は、補正前の制御パターンを示す。補正前の制御パターンは、位置情報や稼動履歴などに基づいて生成され、消費電力が考慮されずに生成される。従って、補正前の制御パターンは、防犯効果は高いことが予測されるが、消費電力が閾値を超えてしまうことが考えられる。
図7に示すように、補正前の制御パターンは、15:00から16:00まで、照明装置201に高レベルで出力させ、テレビ202に映像及び音声を出力させ、空調機器203に通常制御させる制御パターンである。照明装置201は、高レベルで出力するため、消費電力の予測値は100Wである。テレビ202は、映像及び音声を出力するため、消費電力の予測値は250Wである。また、空調機器203は、通常制御するため、消費電力の予測値は400Wである。従って、補正前の制御パターンは、消費電力の予測値が750Wである。
また、照明装置201は、高レベルで出力するため、防犯効果の予測値は100である。テレビ202は、映像及び音声を出力するため、防犯効果の予測値は300である。また、空調機器203は、通常制御するため、防犯効果の予測値は50である。従って、補正前の制御パターンは、防犯効果の予測値が450である。以下、閾値が100Wであり、この補正前の制御パターンを、消費電力の予測値が100W以下になるまで補正する手法について説明する。
まず、補正前の制御パターンに含まれる制御のうち、最も指標が高い制御は、空調機器203の通常制御である。従って、図8に示すように、1回目の補正後の制御パターンは、補正前の制御パターンにおいて、空調機器203の通常制御が省エネ制御に低出力化された制御パターンとなる。1回目の補正後の制御パターンは、消費電力の予測値が閾値である100Wを超える550Wであり、防犯効果の予測値が440である。従って、さらなる制御パターンの補正が実行される。
まず、1回目の補正後の制御パターンに含まれる制御のうち、最も指標が高い制御は、空調機器203の省エネ制御である。従って、図8に示すように、2回目の補正後の制御パターンは、1回目の補正後の制御パターンにおいて、空調機器203の省エネ制御が除外された制御パターンとなる。2回目の補正後の制御パターンは、消費電力の予測値が閾値である100Wを超える350Wであり、防犯効果の予測値が400である。従って、さらなる制御パターンの補正が実行される。
まず、2回目の補正後の制御パターンに含まれる制御のうち、最も指標が高い制御は、照明装置201の高レベル出力である。従って、図8に示すように、3回目の補正後の制御パターンは、2回目の補正後の制御パターンにおいて、照明装置201の高レベル出力が中レベル出力に低レベル化された制御パターンとなる。3回目の補正後の制御パターンは、消費電力の予測値が閾値である100Wを超える300Wであり、防犯効果の予測値が380である。従って、さらなる制御パターンの補正が実行される。
まず、3回目の補正後の制御パターンに含まれる制御のうち、最も指標が高い制御は、テレビ202の映像及び音声出力である。従って、図8に示すように、4回目の補正後の制御パターンは、3回目の補正後の制御パターンにおいて、テレビ202の映像及び音声出力が音声出力に低レベル化された制御パターンとなる。4回目の補正後の制御パターンは、消費電力の予測値が閾値である100W以下である100Wであり、防犯効果の予測値が280である。従って、4回目の補正後の制御パターンが、最終的な制御パターンに決定される。
図9は、4回目の補正後の制御パターンを示す。4回目の補正後の制御パターンは、補正前の制御パターンに比べ、防犯効果の予測値はある程度小さいが、消費電力の予測値は閾値以下である。図9に示すように、4回目の補正後の制御パターンは、15:00から16:00まで、照明装置201に中レベルで出力させ、テレビ202に音声を出力させる制御パターンである。従って、4回目の補正後の制御パターンは、消費電力の予測値が100Wであり、防犯効果の予測値が280である。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、実施形態1に係る電気機器制御装置100が実行する電気機器制御処理について説明する。電気機器制御装置100は、例えば、電源が投入されたことに応答して、図10に示す電気機器制御処理を開始する。
まず、CPU11は、電力消費システムの消費電力を取得する(ステップS101)。例えば、CPU11は、宅内インターフェース17が電力計測装置400から受信した消費電力情報を取得する。消費電力情報は、電力消費システムの消費電力を示す情報である。なお、CPU11は、各種の情報を、フラッシュメモリ14に記憶したり、フラッシュメモリ14から読み出したり、フラッシュメモリ14上において更新したりする。しかしながら、以下の説明では、理解を容易にするため、CPU11が各種の情報を処理する際、フラッシュメモリ14にアクセスする旨を省略する。
CPU11は、ステップS101の処理を完了すると、防犯設定の変更指示があるか否かを判別する(ステップS102)。例えば、CPU11は、タッチスクリーン16から供給される信号に基づいて、防犯設定の変更を指示する操作がタッチスクリーン16により受け付けられたか否かを判別する。
CPU11は、防犯設定の変更指示があると判別した場合(ステップS102:YES)、防犯設定を変更する(ステップS103)。例えば、CPU11は、防犯設定を受け付ける画面をタッチスクリーン16に表示させ、タッチスクリーン16に受け付けられた指示に従って、防犯設定を変更する。防犯設定は、防犯モード許否設定、防犯レベル設定などを含む。防犯モード許否設定は、防犯モードが設定されることを許容するか否かの設定である。防犯レベル設定は、どの程度のレベルで防犯するのかを示す設定である。防犯レベル設定は、典型的には、1ヶ月当たりの許容消費電力量の設定である。防犯設定を示す情報である防犯設定情報は、フラッシュメモリ14に記憶されているものとする。CPU11は、防犯設定が変更された場合、防犯設定情報を更新する。
CPU11は、防犯設定の変更指示がないと判別した場合(ステップS102:NO)、又は、ステップS103の処理を完了した場合、動作モード切替処理を実行する(ステップS104)。以下、図11に示すフローチャートを参照して、動作モード切替処理について詳細に説明する。
まず、CPU11は、現在時刻が深夜時間帯であるか否かを判別する(ステップS201)。例えば、CPU11は、RTC15から供給される時刻情報に基づく現在時刻が、予め定められた深夜時間帯に含まれる時刻であるか否かを判別する。なお、深夜時間帯は、例えば、22:00〜翌07:00の時間帯であり、防犯のために在宅を装う必要がないと考えられる時間帯である。なお、深夜時間帯は、タッチスクリーン16を介して、ユーザにより設定されてもよいし、稼動履歴などに基づいてCPU11により特定されてもよい。
CPU11は、現在時刻が深夜時間帯でないと判別すると(ステップS201:NO)、特定機器が使用中であるか否かを判別する(ステップS202)。特定機器は、自動運転しない機器、つまり、在宅でなければ使用されないことが明らかである電気機器である。特定機器は、例えば、テレビ202、ドライヤー、IH(Induction Heating)クッキングヒーターなどである。CPU11は、例えば、宅内インターフェース17を介して、宅内ネットワーク710に接続された特定機器にアクセスすることにより、特定機器が使用中であるか否かを判別する。
CPU11は、特定機器が使用中でないと判別すると(ステップS202:NO)、消費電力システムの消費電力に変動があるか否かを判別する(ステップS203)。CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶された消費電力履歴に基づいて、消費電力システムの消費電力に変動があるか否かを判別する。以下、図12を参照して、消費電力システムの消費電力に変動があるか否かを判別する手法について説明する。
図12は、消費電力システムの消費電力を時刻毎に示すグラフであり、消費電力システムの消費電力を時間領域において示すグラフである。図12に示す例では、12:00から13:00まで、及び、14:00以降が留守期間であり、13:00から14:00までが在宅期間である。ここで、留守期間では、電気機器は、動作しないか、単純な制御に従って動作する可能性が高い。従って、留守期間における消費電力システムの消費電力は、急激に変化することは稀であり、図12に示すように、変化しないか、もしくは、比較的緩やかに変化する。つまり、留守期間における消費電力システムの消費電力の時間変動の周波数成分は、比較的低い周波数帯域に集中すると予測される。
一方、在宅期間では、電気機器は、ユーザによる制御に従って動作する可能性が高い。従って、在宅期間における消費電力システムの消費電力は、図12に示すように、急激に変化することがある。つまり、在宅期間における消費電力システムの消費電力の時間変動の周波数成分は、比較的高い周波数帯域に集中すると予測される。そこで、まず、CPU11は、予め定められた期間(例えば、10分間)毎に、消費電力システムの消費電力時間変動の周波数成分を求める。そして、CPU11は、求められた周波数成分のうち、予め定められた周波数帯域における成分が基準値以上である場合に、その期間を在宅期間であると判別する。一方、CPU11は、求められた周波数成分のうち、予め定められた周波数帯域における成分が基準値未満である場合に、その期間を留守期間であると判別する。
なお、予め定められた周波数帯域における成分は、例えば、消費電力システムの消費電力を示す時系列のデータをバンドパスフィルタもしくはハイパスフィルタを通すことにより得られる。もしくは、予め定められた周波数帯域における成分は、例えば、消費電力システムの消費電力を示す時系列のデータをフーリエ変換し、フーリエ変換により得られた全周波数帯域の成分から、予め定められた周波数帯域における成分を抽出することにより得られる。
CPU11は、消費電力システムの消費電力に変動がないと判別すると(ステップS203:NO)、防犯モードの設定が許可されているか否かを判別する(ステップS204)。例えば、CPU11は、防犯設定情報に基づいて、防犯モードの設定が許可されているか否かを判別する。なお、防犯モードが設定されているときにも、防犯モードの設定が変更されうる。従って、例えば、防犯モードが設定されているときに、防犯モードの設定が禁止された場合、ステップS209において、防犯モードが解除されて通常モードが設定される。
CPU11は、防犯モードの設定が許可されていると判別すると(ステップS204:YES)、動作モードが通常モードであるか否かを判別する(ステップS205)。例えば、CPU11は、動作モード情報に基づいて、動作モードが通常モードであるか否かを判別する。なお、動作モード情報は、動作モードが、通常モードと防犯モードとのうちのいずれであるのかを示す情報である。
CPU11は、動作モードが通常モードであると判別すると(ステップS205:YES)、動作モードを防犯モードに変更する(ステップS206)。例えば、CPU11は、動作モード情報を、動作モードが防犯モードであることを示すように更新する。CPU11は、ステップS206の処理を完了すると、制御パターン生成処理を実行する(ステップS207)。以下、図13を参照して、制御パターン生成処理について詳細に説明する。
まず、CPU11は、消費済電力量を算出する(ステップS301)。上述したように、消費済電力量は、月初めから現時点までに防犯のために消費された電力量である。例えば、CPU11は、消費電力履歴と防犯モード設定履歴とに基づいて、消費済電力量を算出する。なお、防犯モード設定履歴は、防犯モードが設定された履歴を示す情報であり、例えば、防犯モードが設定されていた期間を示す情報である。
CPU11は、ステップS301の処理を完了すると、閾値を算出する(ステップS302)。例えば、CPU11は、消費済電力量と消費可能電力量と予測設定時間長と、に基づいて、閾値を算出する。典型的には、CPU11は、消費可能電力量から消費済電力量を減算することにより得られる電力量を、予測設定時間長で除算することにより得られる値を、閾値として算出する。
CPU11は、ステップS302の処理を完了すると、制御パターンを生成する(ステップS303)。例えば、CPU11は、位置情報と稼動履歴とに基づいて、消費電力の予測値を考慮せずに、防犯効果が高いと予測される制御パターンを生成する。
CPU11は、ステップS303の処理を完了すると、生成した制御パターンの消費電力の予測値を算出する(ステップS304)。例えば、CPU11は、生成した制御パターンと対応関係情報とに基づいて、生成した制御パターンの消費電力の予測値を算出する。
CPU11は、ステップS304の処理を完了すると、消費電力の予測値が閾値以下であるか否かを判別する(ステップS305)。CPU11は、消費電力の予測値が閾値以下でないと判別すると(ステップS305:NO)、制御パターンを補正する(ステップS306)。例えば、CPU11は、対応関係情報などに基づいて、消費電力の予測値の割に防犯効果の予測値が高い制御が優先的に残るように、制御パターンを補正する。CPU11は、ステップS306の処理を完了すると、ステップS304に処理を戻す。一方、CPU11は、消費電力の予測値が閾値以下であると判別すると(ステップS305:YES)、制御パターン生成処理を完了する。
図11の説明に戻る。CPU11は、動作モードが通常モードでないと判別した場合(ステップS205:NO)、防犯モードが1時間以上継続しているか否かを判別する(ステップS208)。CPU11は、現在時刻が深夜時間帯であると判別した場合(ステップS201:YES)、特定機器が使用中であると判別した場合(ステップS202:YES)、電力消費システムの消費電力に変動があると判別した場合(ステップS203:YES)、防犯モードの設定が許可されていないと判別した場合(ステップS204:NO)、防犯モードが1時間以上継続していると判別した場合(ステップS208:YES)、動作モードを通常モードに変更する(ステップS209)。例えば、CPU11は、動作モード情報を、動作モードが通常モードを示すように更新する。CPU11は、防犯モードが1時間以上継続していないと判別した場合(ステップS208:NO)、ステップS207又はステップS209の処理を完了した場合、動作モード切替処理を完了する。
図10の説明に戻る。CPU11は、ステップS104の処理を完了すると、動作モードが防犯モードであるか否かを判別する(ステップS105)。例えば、CPU11は、動作モード情報に基づいて、動作モードが防犯モードであるか否かを判別する。CPU11は、動作モードが防犯モードであると判別すると(ステップS105:YES)、防犯モード処理を実行する(ステップS106)。防犯モード処理は、CPU11が、制御パターンにより示される制御スケジュールに従って、電気機器を制御する処理である。
一方、CPU11は、動作モードが防犯モードでないと判別すると(ステップS105:NO)、通常モード処理を実行する(ステップS107)。通常モード処理は、CPU11が、制御パターンにより示される制御スケジュールに従わずに、ユーザによる指示などに従って、電気機器を制御する処理である。CPU11は、ステップS106又はステップS107の処理を完了すると、ステップS101に処理を戻す。
本実施形態では、防犯モードが設定されている間、電力消費システムが備える少なくとも1つの電気機器のそれぞれが、電力消費システムの消費電力の予測値が閾値以下となる制御パターンに基づいて制御される。従って、本実施形態によれば、なるべく少ない消費電力で防犯することができる。
また、本実施形態では、防犯のレベルを示す情報に基づいて、消費電力の予測値の閾値が設定される。従って、本実施形態によれば、防犯のレベルに応じて、防犯と省エネとを両立することができる。
また、本実施形態では、消費電力の予測値が閾値を超える制御パターンに含まれる制御を除外又は低出力化する処理が、消費電力の予測値が閾値以下になるまで繰り返される。従って、本実施形態によれば、防犯と省エネとを両立する制御パターンを容易に生成することができる。
また、本実施形態では、除外又は低出力化される制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の減少量に対する、消費電力の予測値の減少量が最高となる制御である。従って、本実施形態によれば、消費電力の割に防犯効果が高い制御を含む制御パターンを容易に生成することができる。
また、本実施形態では、少なくとも1つの電気機器のそれぞれが配置される位置を示す情報に基づいて、制御パターンが生成される。従って、本実施形態によれば、例えば、レイアウトに応じた、防犯効果が高い制御パターンを生成することができる。
また、本実施形態では、少なくとも1つの電気機器のそれぞれの使用履歴に基づいて、制御パターンが生成される。従って、本実施形態によれば、例えば、在宅時における稼働状況に応じた、防犯効果が高い制御パターンを生成することができる。
また、本実施形態では、留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードが設定される。従って、本実施形態によれば、ユーザが防犯モードを設定し忘れることにより、防犯モードに設定されないという事態が防止される。このように、本実施形態によれば、適切なタイミングで防犯モードに自動で移行することができる。
また、本実施形態では、電力消費システムの消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かが判別される。従って、本実施形態によれば、簡単な構成で、防犯モードに移行するタイミングを適切に判別することができる。
また、本実施形態では、電力消費システムの消費電力の時間変動の周波数成分に基づいて、留守中であるか否かが判別される。従って、本実施形態によれば、簡単な構成で、防犯モードに移行するタイミングをさらに適切に判別することができる。
(実施形態2)
実施形態1では、電力消費システムの消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かが判別される例について説明した。本発明において、留守中であるか否かを判別する手法は、この例に限定されない。本実施形態では、外出予定情報に基づいて、留守中であるか否かが判別される例について説明する。なお、実施形態2に係る電気機器制御装置150は、物理的な構成に関しては、基本的に、実施形態1に係る電気機器制御装置100と同様である。
以下、図14を参照して、本実施形態に係る電気機器制御装置150の機能について説明する。図14に示すように、電気機器制御装置150は、機能的には、モード設定部101と、生成部102と、制御部103と、レベル取得部104と、閾値設定部105と、位置記憶部106と、稼働履歴記憶部107と、判別部108と、予定記憶部111と、を備える。以下、電気機器制御装置150が備える構成のうち、電気機器制御装置100が備える構成とは異なる部分について説明する。
予定記憶部111は、ユーザの外出予定を示す情報(以下、「外出予定情報」という。)を記憶する。例えば、外出予定情報は、家族全員のスケジュールを示す情報であり、家族全員が外出することが予定されている時間帯を示す情報である。外出予定情報は、例えば、お父さんが平日の昼間会社に行くこと、お母さんが週3回パートに行くこと、子供が平日の昼間に学校に行くこと、などを示す情報を含んでいてもよい。また、外出予定情報は、電気自動車を使用する時間帯を示す情報を含んでいてもよい。外出予定情報は、例えば、タッチスクリーン16に対するユーザの操作などにより生成される。予定記憶部111は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
ここで、判別部108は、予定記憶部111に記憶された外出予定情報に基づいて、留守中であるか否かを判別する。例えば、判別部108は、現在時刻が、外出予定情報により示される、家族全員が外出することが予定されている時間帯に含まれると判別した場合、留守中であると判別する。
また、閾値設定部105は、防犯モードの設定実績に加え、外出予定情報に基づいて、予測設定時間長を求めることができる。
本実施形態では、ユーザの外出予定を示す情報に基づいて、留守中であるか否かが判別される。従って、本実施形態によれば、防犯モードに移行するタイミングを適切に判別することができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、実施形態1や実施形態2において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、実施形態1や実施形態2において説明した構成、機能、動作は、適宜、組み合わせることができる。
実施形態1では、電気機器制御装置100が、在宅を装うための多くの機能を担う例について説明した。本発明では、電気機器制御システム1000全体としてこれらの機能を担うのであれば、これらの機能をどの構成要素が担っていてもよい。例えば、位置記憶部106、稼働履歴記憶部107、電力履歴記憶部110などの記憶部は、タブレット端末500、モバイル機器800、クラウドサーバ900などが備えていてもよい。同様に、モード設定部101、生成部102、閾値設定部105、判別部108などの処理部は、タブレット端末500、モバイル機器800、クラウドサーバ900などが備えていてもよい。
実施形態1では、判別部108が消費電力の履歴に基づいて留守中であるか否かを判別し、実施形態2では、判別部108が外出予定情報に基づいて留守中であるか否かを判別する例について説明した。本発明において、判別部108が、消費電力の履歴と外出予定情報とに基づいて留守中であるか否かを判別してもよい。
また、判別部108は、センサ300の検出結果を示す検出結果情報に基づいて、留守中であるか否かを判別してもよい。なお、検出結果情報は、例えば、水道水の流量を示す情報、人の存在の有無を示す情報、センサ300の付近の明るさを示す情報などを含む。
実施形態1では、消費電力システムの消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かが判別される例について説明した。本発明において、例えば、各電気機器により消費されている個別の電力の値に基づいて、留守中であるか否かが判別されてもよい。例えば、在宅中には電力を消費する可能性が極めて高い電気機器により電力が消費されていない場合、留守中であると判別されてもよい。また、例えば、留守中には電力を消費する可能性が極めて低い電気機器により電力が消費されている場合、留守中でないと判別されてもよい。
実施形態1では、防犯モードが設定されている間、防犯モードが設定された直後に生成された制御パターンに基づいて、制御が実行される例について説明した。本発明において、例えば、防犯モードが設定されている間、制御パターンを補正し、補正された制御パターンに基づく制御が実行されてもよい。かかる手法によれば、例えば、防犯モードが設定された直後に生成された制御パターンに基づく制御により、想定以上の電力が消費された場合に、さらに省エネを重視した制御パターンに基づく制御に自動的に切り替えられる。
実施形態1では、制御の組み合わせに基づく防犯効果が考慮されず、制御毎に防犯効果が付与される例について説明した。つまり、実施形態1では、制御パターンに含まれる各制御の防犯効果の予測値の和が、制御パターンの防犯効果の予測値として付与される例について説明した。本発明において、制御毎には防犯効果の予測値が付与されず、制御の組み合わせ、つまり、制御パターンに防犯効果の予測値が付与されてもよい。かかる手法においても、除外又は低出力化される制御を、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の予測値の減少量に対する、消費電力の予測値の減少量が最高となる制御とすることができる。これにより、実施形態1と同様に、消費電力の割に防犯効果が高い制御を含む制御パターンを容易に生成することができる。
実施形態1では、照明装置201、テレビ202、空調機器203が、防犯のために制御される例について説明した。本発明において、防犯のために制御される電気機器は、この例に限定されないことは勿論である。なお、防犯のために制御される電気機器としては、音声の出力、可動部の駆動、光の照射など、在宅を装うのに適した動作を実行可能な電気機器が好適である。このような電気機器として、例えば、換気扇、電動カーテン、電動ブラインド、オーディオ機器、エコキュート、ドアフォンなどがある。
実施形態1では、位置情報や稼動履歴に基づいて、制御パターンが選択される例について説明した。本発明において、予め定められた複数の制御パターンの中から、1つの制御パターンが選択されてもよい。なお、選択される制御パターンは、消費電力の予測値が閾値以下である制御パターンのうち、防犯効果の予測値が最も高い制御パターンであることが好適である。なお、1つの制御パターンが選択された後、消費電力の予測値が閾値以下になるまで、選択された制御パターンに含まれる制御が除外又は低出力化されてもよい。
実施形態1では、まず、消費電力の予測値が考慮されずに制御パターンが生成され、その後、消費電力の予測値が減るように、生成した制御パターンが補正される手法について説明した。本発明において、補正が前提とされずに、消費電力の予測値が考慮されて制御パターンが生成されてもよい。この場合、省エネモードによる制御、低出力の制御など、消費電力の低い制御であって、防犯効果が高いと予測される制御が優先的に選択され、制御パターンが生成されることが好適である。
また、消費電力の予測値が考慮されずに制御パターンが生成され、その後、消費電力の予測値が閾値を超えない範囲で、防犯効果が向上するように、生成した制御パターンが補正されてもよい。この場合、消費電力の予測値が低く防犯効果の予測値が高い制御が優先的に制御パターンに追加されることが好適である。
実施形態1では、防犯モードが設定されてから1時間経過すると防犯モードが解除される例について説明した。本発明において、防犯モードが解除される条件は、この例に限定されない。例えば、防犯モードが設定されてから1時間経過しても、防犯モードが解除されずに、制御パターンに基づく制御が継続されてもよい。また、例えば、タブレット端末500やモバイル機器800によりユーザの解除指示が受け付けられた場合や、電子錠が解錠された場合に、防犯モードが解除されてもよい。また、防犯モードへの移行条件が成立した場合に、自動的に防犯モードに設定されなくてもよい。例えば、防犯モードへの移行条件が成立した場合、ユーザによる許可を求め、ユーザによる許可が得られた場合に、防犯モードが設定されてもよい。なお、ユーザによる許可は、例えば、タブレット端末500やモバイル機器800を介して受け付けられる。
実施形態1では、防犯のレベルを示す情報として、1ヶ月当たりの許容消費電力量を示す情報が受け付けられる例について説明した。本発明において、防犯のレベルを示す情報は、この例に限定されない。例えば、防犯のレベルを示す情報は、一日当たりの許容消費電力量、1週間当たりの許容消費電力量、1年当たりの許容消費電力量を示す情報であってもよい。また、例えば、防犯のレベルを示す情報は、在宅時の平均消費電力に対する、防犯モード設定時の許容消費電力の割合を示す情報であってもよい。例えば、防犯のレベルを示す情報が20%を示す情報である場合、許容消費電力は、在宅時の平均消費電力の20%の電力となる。
実施形態1では、防犯モードに設定されている間に実行される制御が不変である例について説明した。本発明において、防犯モードに設定されている間に実行される制御が可変であってもよい。この場合、例えば、時間の経過とともに実行される制御が変更されるように、制御パターンが生成される。この場合、制御パターンは、少なくとも1つの電気機器のそれぞれの制御スケジュールを含む。
本発明に係る電気機器制御装置100の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る電気機器制御装置100として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電気機器を制御する電気機器制御システムに適用可能である。
11 CPU、12 ROM、13 RAM、14 フラッシュメモリ、15 RTC、16、503、803 タッチスクリーン、17、502 宅内インターフェース、18、802、902 宅外インターフェース、100、150 電気機器制御装置、101 モード設定部、102 生成部、103 制御部、104 レベル取得部、105 閾値設定部、106 位置記憶部、107 稼働履歴記憶部、108 判別部、109 消費電力取得部、110 電力履歴記憶部、111 予定記憶部、201 照明装置、202 テレビ、203 空調機器、300 センサ、400 電力計測装置、500 タブレット端末、501、801、901 制御部、600 商用電源、710 宅内ネットワーク、720 宅外ネットワーク、800 モバイル機器、900 クラウドサーバ、903 記憶部、1000 電気機器制御システム

Claims (18)

  1. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と、
    防犯のレベルを示す情報を取得するレベル取得部と、
    前記レベル取得部により取得された防犯のレベルを示す情報に基づいて、前記閾値を設定する閾値設定部と、を備える、
    電気機器制御装置。
  2. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と、を備え
    前記生成部は、前記総消費電力の予測値が前記閾値を超える制御パターンに含まれる制御を除外又は低出力化する処理を、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となるまで繰り返すことにより、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成し、
    前記除外又は低出力化される制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の予測値の減少量に対する、前記総消費電力の予測値の減少量の割合が最高となる制御である、
    電気機器制御装置。
  3. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と
    前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれが配置される位置を示す情報を記憶する位置記憶部と、を備え、
    前記生成部は、前記位置記憶部に記憶された位置を示す情報に基づいて、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成する、
    電気機器制御装置。
  4. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と
    前記総消費電力を示す情報を取得する消費電力取得部と、
    前記消費電力取得部により取得された情報により示される総消費電力の履歴を記憶する電力履歴記憶部と、
    前記電力履歴記憶部に記憶された総消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かを判別する判別部と、を備え、
    前記判別部は、前記総消費電力の時間変動の周波数成分に基づいて、留守中であるか否かを判別し、
    前記モード設定部は、前記判別部により留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードを設定する、
    電気機器制御装置。
  5. 前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれの稼働履歴を記憶する稼働履歴記憶部をさらに備え、
    前記生成部は、前記稼働履歴記憶部に記憶された稼働履歴に基づいて、前記消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成する、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の電気機器制御装置。
  6. ユーザの外出予定を示す情報を記憶する予定記憶部と、
    前記予定記憶部に記憶された外出予定を示す情報に基づいて、留守中であるか否かを判別する第2判別部と、をさらに備え、
    前記モード設定部は、前記第2判別部により留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードを設定する、
    請求項からまでのいずれか1項に記載の電気機器制御装置。
  7. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と、
    防犯のレベルを示す情報を取得するレベル取得部と、
    前記レベル取得部により取得された防犯のレベルを示す情報に基づいて、前記閾値を設定する閾値設定部と、を備える、
    電気機器制御システム。
  8. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と、を備え
    前記生成部は、前記総消費電力の予測値が前記閾値を超える制御パターンに含まれる制御を除外又は低出力化する処理を、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となるまで繰り返すことにより、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成し、
    前記除外又は低出力化される制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の予測値の減少量に対する、前記総消費電力の予測値の減少量の割合が最高となる制御である、
    電気機器制御システム。
  9. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と
    前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれが配置される位置を示す情報を記憶する位置記憶部と、を備え、
    前記生成部は、前記位置記憶部に記憶された位置を示す情報に基づいて、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成する、
    電気機器制御システム。
  10. 防犯モードを設定するモード設定部と、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部と、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部と
    前記総消費電力を示す情報を取得する消費電力取得部と、
    前記消費電力取得部により取得された情報により示される総消費電力の履歴を記憶する電力履歴記憶部と、
    前記電力履歴記憶部に記憶された総消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かを判別する判別部と、を備え、
    前記判別部は、前記総消費電力の時間変動の周波数成分に基づいて、留守中であるか否かを判別し、
    前記モード設定部は、前記判別部により留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードを設定する、
    電気機器制御システム。
  11. なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成ステップと、
    防犯モードが設定されている間、前記生成ステップで生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御ステップと
    防犯のレベルを示す情報を取得するレベル取得ステップと、
    前記レベル取得ステップで取得された防犯のレベルを示す情報に基づいて、前記閾値を設定する閾値設定ステップと、を備える、
    電気機器制御方法。
  12. なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成ステップと、
    防犯モードが設定されている間、前記生成ステップで生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御ステップと、を備え
    前記生成ステップでは、前記総消費電力の予測値が前記閾値を超える制御パターンに含まれる制御を除外又は低出力化する処理を、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となるまで繰り返すことにより、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成し、
    前記除外又は低出力化される制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の予測値の減少量に対する、前記総消費電力の予測値の減少量の割合が最高となる制御である、
    電気機器制御方法。
  13. なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成ステップと、
    防犯モードが設定されている間、前記生成ステップで生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御ステップと、を備え
    前記生成ステップでは、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれが配置される位置を示す情報に基づいて、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成する、
    電気機器制御方法。
  14. 少なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成ステップと、
    防犯モードが設定されている間、前記生成ステップで生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御ステップと
    前記総消費電力を示す情報を取得する消費電力取得ステップと、
    前記消費電力取得ステップで取得された情報により示される総消費電力の履歴を記憶する電力履歴記憶ステップと、
    前記電力履歴記憶ステップで記憶された総消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かを判別する判別ステップと、
    前記判別ステップで留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードを設定するモード設定ステップと、を備え、
    前記判別ステップでは、前記総消費電力の時間変動の周波数成分に基づいて、留守中であるか否かを判別する、
    電気機器制御方法。
  15. コンピュータを、
    防犯モードを設定するモード設定部、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部、
    防犯のレベルを示す情報を取得するレベル取得部、
    前記レベル取得部により取得された防犯のレベルを示す情報に基づいて、前記閾値を設定する閾値設定部、として機能させる、
    プログラム。
  16. コンピュータを、
    防犯モードを設定するモード設定部、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部、として機能させるプログラムであって、
    前記生成部は、前記総消費電力の予測値が前記閾値を超える制御パターンに含まれる制御を除外又は低出力化する処理を、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となるまで繰り返すことにより、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成し、
    前記除外又は低出力化される制御は、除外又は低出力化されたときに、防犯効果の予測値の減少量に対する、前記総消費電力の予測値の減少量の割合が最高となる制御である、
    プログラム。
  17. コンピュータを、
    防犯モードを設定するモード設定部、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部
    前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれが配置される位置を示す情報を記憶する位置記憶部、として機能させるプログラムであって、
    前記生成部は、前記位置記憶部に記憶された位置を示す情報に基づいて、前記総消費電力の予測値が前記閾値以下となる制御パターンを生成する、
    プログラム。
  18. コンピュータを、
    防犯モードを設定するモード設定部、
    なくとも1つの電気機器のそれぞれに対する制御内容を含み、前記少なくとも1つの電気機器消費電力の予測値が予め定められた閾値以下となる制御パターンを生成する生成部、
    前記モード設定部により防犯モードが設定されている間、前記生成部により生成された制御パターンに基づいて、前記少なくとも1つの電気機器のそれぞれを制御する制御部
    前記総消費電力を示す情報を取得する消費電力取得部、
    前記消費電力取得部により取得された情報により示される総消費電力の履歴を記憶する電力履歴記憶部、
    前記電力履歴記憶部に記憶された総消費電力の履歴に基づいて、留守中であるか否かを判別する判別部、として機能させるプログラムであって、
    前記判別部は、前記総消費電力の時間変動の周波数成分に基づいて、留守中であるか否かを判別し、
    前記モード設定部は、前記判別部により留守中であると判別されたことに応答して、防犯モードを設定する、
    プログラム。
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