JP6188160B2 - リセット装置および関連方法を有するパイロット作動式流体調整装置 - Google Patents

リセット装置および関連方法を有するパイロット作動式流体調整装置 Download PDF

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Description

本開示は、概して、流体調整装置に関し、より具体的には、リセット装置および関連方法を有するパイロット作動式流体調整システムに関する。
流体弁および流体調整装置は、ふつう、プロセス制御システムの至る所に設置されて、様々な流体(例えば、液体、ガスなど)の流量および流圧の両方、またはいずれか一方を制御する。詳細には、流体調整装置は、一般的に、流体の圧力を低下させ、圧力を実質的に一定の値に調整するために使用される。特に、流体調整装置は、入口を有し、これは通常、比較的高い圧力で流体を受け、比較的低い圧力を出口に提供する。入口圧力は、オリフィスを通る流れを制限することによって、より低い出口圧力に低下されて、変動する下流の需要に対応する。例えば、ある機器(例えば、ボイラ)で使われるガス調整装置は、ガス分配源から、比較的高く、いくらか変動する圧力を有するガスを受けることもあり、さらに、その機器において安全で効率的に使用するのに適切なより低い、実質的に一定の圧力にガスを調整することもある。
一例では、流体調整システムとともに使用するためのリセット装置例は、負荷流体を受ける入口、および流体調整装置の負荷室に流体連通する出口を有する第1の弁と、流体調整装置の負荷室に流体連通する入口、および排出口に流体連通する出口を有する第2の弁とを含む。
別の例では、流体調整システムとともに使用するためのリセット装置は、負荷流体をパイロット調整装置から受ける負荷入口と、負荷入口に流体連通する負荷出口とを含む。負荷出口は、負荷入口を流体調整装置の負荷室に流体的に連結する。排出口は、流体調整装置の負荷室を供給源に流体的に連結する。
本明細書に説明されるリセット装置を有する流体調整アセンブリ例である。 図1のリセット装置例の正面図である。 図1および図2Aのリセット装置例の略図である。 図1、図2Aおよび図2Bのリセット装置例の導流器(flow director)例のブロック図である。 図1、図2A、図2Bおよび図3のリセット装置例において実施され得る方法例の流れ図表現である。 本明細書に説明される方法および装置の例を実施するのに用いられ得るプロセッサシステム例のブロック図である。 流体調整システムとともに用いられ得る本明細書に説明される別のリセット装置例である。 図6Aのリセット装置例の略図である。 本明細書に説明されるリセット装置を有する別の流体調整システム例である。 本明細書に説明される別のリセット装置を有する別の流体調整システム例である。 図8Aの流体調整システム例およびリセット装置の一部分の拡大図である。 第1のモードにおける図8Aおよび図8Bのリセット装置である。 第2のモードにおける図8Aおよび図8Bのリセット装置である。
概して、本明細書に説明される流体調整システム例は、リセット装置および方法を用いて、始動またはリセット動作の間、流体調整システムを平衡させる、またはリセットする。詳細には、スプリング開放式のパイロット作動式流体調整システムを平衡させるため、負荷流体は、一般に、流体調整システムのパイロットシステムを起動する前に、流体調整装置の負荷室から排出される。既知の流体調整システムでは、一般に、オペレータが、現場において手動で流体調整装置の負荷室の排出を行う必要がある。このような既知のプロセスは、維持管理コストおよび運転停止期間を増加させる。
既知の流体調整システムと対照的に、本明細書に説明されるリセット装置および方法の例は、自動リセットまたは平衡動作を提供する。リセット動作を自動化するには、本明細書に説明されるリセット装置例は、電子的に制御された流れ制御装置および機械的流れ制御装置の両方、またはいずれか一方を用いてもよい。一部の例では、本明細書に説明されるリセット装置および方法は、リセット動作が流体調整システムに対して遠隔的に行われるのを可能にする。あるいは、一部の例では、本明細書に説明されるリセット装置および方法は、流体調整システムの手動リセット動作を著しく簡素化し、それによって、既知の流体調整システムに比べて、流体調整システムをリセットするのに要する時間を著しく短縮する。
概して、本明細書に説明される流体調整システム例は、パイロットシステムを用いて、流体調整装置に負荷をかける。本明細書に説明されるパイロットシステム例は、供給流体を流体調整装置の供給室に提供する第1または供給調整装置と、負荷流体を流体調整装置の負荷室に提供する第2またはパイロット調整装置とを含んで、負荷室内の流体が、感知要素を介して、供給室内の供給流体に対抗するようにする。詳細には、供給パイロットは、上流の圧力(例えば、作動媒体)を用い、下流の流体(例えば、制御流体)の圧力および供給調整装置の供給負荷要素に基づいて、供給流体への上流の圧力を低下させることにより、一定の設定圧力値を有する供給流体を提供する。パイロット調整装置はまた、供給流体を受け、下流の流体の圧力およびパイロット調整装置のパイロット負荷要素によって提供される設定圧力に基づく圧力を有する負荷流体を提供する。
例えば、流体調整装置の入口圧力が流体調整装置の設定値を下回ること、または構成要素の不具合(例えば、メインアクチュエータダイアフラムの破断)に起因する故障状態の間、本明細書に説明される流体調整システム例は、開位置に移動する(例えば、スプリング開放式の調整装置)。故障状態の後、流体調整装置の負荷室内の負荷流体は、排出されて、流体調整装置を閉位置に移動する。次いで、パイロットシステムは、入口圧力が、出口圧力に流体調整システムの最小の設定圧力を加えたものよりも大きい(例えば、流体調整装置の負荷要素によって提供される)場合、始動状態の間、新たに起動される。
本明細書に説明されるリセット装置例は、流れ制御装置またはアセンブリを用いて、始動またはリセット動作の間、流体調整システムを平衡またはリセットする。本明細書に説明される流体流れ制御装置例は、流体調整システムが、第1の状態または通常の動作モードの場合、第1の流体流れ状態と、流体調整システムが、第2の状態または故障モードの場合、第2の流れ状態とを提供してもよい。例えば、流体流れ制御装置は、流体調整システムが第1の状態にある場合、負荷流体をパイロット調整装置から流体調整装置の負荷室に流体的に連結する第1の流体流れ制御装置と、流体調整システムが第2の状態にある場合、流体調整装置の負荷室を二次的な供給源または排出口(例えば、大気、タンク、下流の供給源など)に流体的に連結する第2の流体流れ制御装置とを含んでいてもよい。
例えば、通常の動作モードの間、流体流れ制御装置によって提供される第1の流れ状態は、負荷流体がパイロット調整装置から流体調整装置の負荷室内に流れるのを可能にし、また、負荷室内の負荷流体が排出口を通って流れるのを阻止する。例えば、故障状態の間、流れ制御装置によって提供される第2の流れ状態は、負荷流体がパイロット調整装置と流体調整装置の負荷室との間に流れるのを阻止して、流体調整装置の負荷室内の負荷流体を遮断または捕捉する。
次いで、流体制御装置は、捕捉した負荷室内の負荷流体を排出してもよい。流体調整システムの動作状態またはパラメータが、パイロットシステムの起動を可能にする許容可能な範囲または動作値に戻ったならば、流れ制御装置は、負荷流体がパイロット調整装置と負荷室との間を流れるのを可能にし、負荷流体が排出口を通って流れるのを阻止し、それによって、流体調整システムを平衡させる。
一部の例では、流体調整システム例のリセット動作は、自動化されてもよい。リセット動作を自動化するには、本明細書に説明されるリセット装置例は、上流の流体および下流の流体によって提供される圧力差ならびに負荷流体および供給流体によって提供される圧力差の両方、またはいずれか一方に基づいて、流体制御装置を操作するコントローラを含んでいてもよい。例えば、コントローラは、上流および下流の圧力によって提供される圧力差を閾値と比較して、流れ制御装置が、第1の流れ状態を提供するのか、第2の流れ状態を提供するのかを判定してもよい。
一部の例では、自動リセット動作は、機械的な流体制御装置またはアセンブリによって提供されてもよい。例えば、流れ制御装置は、パイロット調整装置と流体調整システムの負荷室との間の負荷流体流れを制御する常時開遮断弁と、流体調整装置の負荷室と排出口との間の負荷流体流れを制御する常時閉安全弁とを含んでいてもよい。例えば、弁を開位置と閉位置との間で移動するには、弁は、負荷流体および供給流体のそれぞれの圧力を感知して、上述の様々な流体流れ状態を提供してもよい。
あるいは、一部の例では、流体制御装置は、パイロット調整装置の抽気ポート、下流の戻りラインおよび排出口に流体的に連結される三方弁を含んでいてもよい。流体調整システムの通常動作の間、三方弁は、第1の位置に移動されて、抽気ポートと下流の戻りラインとの間の流体の流れを可能にし、また、抽気ポートと排出口との間の流体の流れを阻止してもよい。故障状態の間、三方弁は、第2の位置に移動されて、抽気ポートと下流の戻りラインとの間の流体の流れを阻止し、また、抽気ポートと排出口との間の流体の流れを可能にしてもよく、これは、流体調整装置の負荷室内の負荷流体が、例えば、大気中または下流の供給源に排出するのを可能にする。三方弁は、手動で(例えば、レバーを介して)第1の位置と第2の位置との間を移動させてもよく、あるいは、三方弁は、第1および第2の位置の間を電子的に移動させてもよい。
一部の例では、本明細書に説明される流体調整システム例は、手動でリセットされる。手動リセット動作を容易にするために、本明細書に説明されるリセット装置例は、複数の視覚的指示器を含んで、流体システムパラメータの示度を提供してもよい。例えば、リセット装置は、圧力ゲージを含んで、例えば、上流の流体もしくは下流の流体の圧力、または、供給流体もしく負荷流体の圧力などの流体の圧力の示度を提供してもよい。リセット装置はまた、1つまたは2つ以上の位置指示器を含んで、流体制御装置の位置(例えば、閉位置、開位置など)の示度を提供してもよい。
図1は、本明細書に説明されるパイロット作動式流体調整アセンブリまたはシステム102を有するプロセス制御システム100を示している。流体調整システム102は、流体調整装置104を含み、これは、上流の供給源106から提供されるプロセス流体の圧力を低下させ、下流の構成要素108のために圧力を実質的に一定の値に調整する。詳細には、流体調整装置104は、比較的高圧のプロセス流体が提供される上流の供給源106に(例えば、パイプラインを介して)流体連通する入口110と、流体調整装置104がより低い、または一定、あるいはこれらの両方である調整された下流の圧力でプロセス流体を提供する下流の構成要素108に(例えば、パイプラインを介して)流体連通する出口112とを有する。流体調整装置104は、流体流路114のオリフィス118を画定する座面またはシートリング116を有する流体流路114を画定して、入口110と出口112との間の連通を確立する。
入口110と出口112との間で流体流れおよび圧力の両方、またはいずれか一方を制御する、または絞るために、流体調整装置104は、流れ制御部材または絞り要素120を用いる。流れ制御部材120は、流体調整装置104の流体流路114内に配置され、ステムまたはチューブ124を介して感知要素またはダイアフラム122に動作可能に連結される。ダイアフラム板126aおよび126bは、チューブ124に動作可能に係合して、ダイアフラム122を連結または保持する。後述するように、ダイアフラム122は、流体調整装置104の供給室128と負荷室130とを画定する。
ダイアフラム122へ設定荷重または力を提供するために、流体調整装置例104は、荷重アセンブリ132を用いる。この例では、荷重アセンブリ132は、付勢要素134(例えば、ばね)を含む。付勢要素134によって提供される荷重は、流体調整装置104の設定された一定の出口圧力または下流の圧力(例えば、所望または目標出口圧力)に対応する。
さらに、流体調整システム102は、上流の供給源106によって提供される上流の流体138を作動媒体または圧力として用いるパイロットシステム136を用いて、流体調整装置104に負荷をかける。図示の例では、パイロットシステム136は、供給調整装置140およびパイロット調整装置142を含む。
詳細には、供給調整装置140は、入口流体ライン144を介して上流の流体138を受け、実質的に一定の供給流体146を供給流体ライン148を介して流体調整装置104の供給室128に提供する。供給流体146の圧力は、下流の流体150の圧力と、供給調整装置140の供給パイロット荷重要素152(例えば、付勢要素)によって提供される圧力または力とに基づいている。換言すると、供給調整装置140は、下流の圧力および供給パイロット荷重要素152に基づいて、入口圧力を一定の供給圧力に低下させる。図示のように、供給調整装置140は、下流の流体ライン154を介して下流の流体150の圧力を感知する。
供給調整装置140はまた、負荷流体156を負荷流体ライン158を介して流体調整装置104の負荷室130に提供するパイロット調整装置142に、供給流体146を提供する。パイロット調整装置142は、下流の流体ライン154を介して下流の流体150の圧力を感知するが、これは、パイロット感知要素162を介してパイロット負荷要素160(例えば、付勢要素)に対抗している。パイロット負荷要素160によって提供される荷重または力は、調節(例えば、増加または減少)されて、負荷室130に提供されるべき所望の負荷流体156の圧力に対応する設定圧力または荷重を提供してもよい。
パイロット作動では、上流の圧力が、下流の圧力に最小の圧力差を加えたもの、または荷重アセンブリ132によって提供される流体調整装置104の設定圧力よりも大きい場合に、供給調整装置140は、供給流体146を流体調整装置104の供給室128に提供する。同様に、パイロット調整装置142は、パイロット感知要素162によって感知される下流の圧力が、パイロット負荷要素160によって提供される設定された力または圧力設定よりも小さい場合に、負荷流体156を負荷室130に提供する。
例えば、下流の需要が増すと、下流の圧力は低下する。下流の圧力がパイロット負荷要素160によって提供される設定された圧力設定よりも低下した場合、パイロット弁プラグ164は、パイロット弁座166から離れる方向へ移動して、負荷流体156を流体調整装置104の負荷室130に提供する。
流体調整装置104の供給室128内の供給流体146は、流体調整装置104の負荷室130内の負荷流体156に対抗する。詳細には、流体調整装置104のダイアフラム122の両側に供給流体146および負荷流体156によって提供される圧力差は、流れ制御部材120をシートリング116に対して移動(例えば、後退または前進)させて、オリフィス118を通る流体の流れを可能にする(例えば、開位置)、または、オリフィス118を通る流体の流れを制限する(例えば、閉位置)。例えば、負荷流体156および付勢要素134によってダイアフラム122にもたらされる力であって、供給流体146によってダイアフラム122にもたらされる力よりも大きい力は、流れ制御部材120をシートリング116から後退させて、入口110と出口112との間の流体の流れを可能にする(例えば、開位置)。加えて、付勢要素134は、供給室128内の供給流体146に対抗する。
同様に、下流の需要が減ると、下流の圧力は上昇する。パイロット調整装置142のパイロット負荷要素160によって提供される所望の設定された圧力設定よりも大きい下流の圧力は、パイロット弁プラグ164をパイロット弁座166に係合させて、負荷流体156がパイロット調整装置142の出口168と負荷室130との間に流れるのを制限する、または減少させる。同じく、負荷流体156および付勢要素134の圧力よりも大きい圧力を有する供給室128内の供給流体146は、ダイアフラム122に流れ制御部材120をシートリング116へ向けて移動させて、入口110と出口112との間の流体の流れを制限する(例えば、閉位置)。
通常動作では、上流の圧力は、下流の圧力よりも比較的大きい(例えば、上流の圧力が荷重アセンブリ132によって提供される設定値よりも大きい場合)。このように、入口110における圧力が、出口112における下流の圧力に、付勢要素134によって提供される流体調整システム102の最小の圧力差を加えたものよりも大きい場合、供給調整装置140は、開位置に移動し、供給流体146をパイロット調整装置142および流体調整装置104の供給室128に提供する。しかしながら、上流の圧力が、下流の圧力以下(例えば、上流の圧力は荷重アセンブリ132の設定値を下回る)の場合、故障または非作動状態にあり、供給調整装置140を、供給流体が供給室128またはパイロット調整装置142に提供されない閉位置に移動させる。
故障状態の間、流体調整装置104は、開位置(例えば、全開位置)に移動するが、これは、供給流体146が、負荷流体156(または下流の流体150)よりも著しく小さい圧力を提供し、ひいては付勢要素134および負荷流体156の両方、またはいずれか一方に対抗しないためである。今度は、付勢要素134は、流れ制御部材120を開位置に付勢する。このように、図示の例の流体調整システム102は、パイロット作動式スプリング開放構成を提供する。
加えて、パイロット調整装置142のパイロット負荷要素160によって提供される設定圧力よりも大きい下流の圧力は、パイロット弁プラグ164をパイロット弁座166に封止状態で係合するように移動させて(例えば、閉位置)、そこを通る流体の流れを制限または阻止し、それによって、パイロット調整装置142と流体調整装置104の負荷室130との間の負荷流体ライン158内の負荷流体156を捉える。
流体調整システム102が平衡システムに基づいていることから、故障状態の後、流体調整システム102はリセットされる。例えば、故障状態の後、流体調整システム102をリセットするのに失敗することは、流体調整装置104が開位置に留められる原因となり得る。換言すると、流体調整装置102は平衡しておらず、流体調整装置104が開位置にあり続けることになるのは、供給流体の圧力が、流れ制御部材120を閉位置に移動するための負荷流体の圧力レベルまたは値および付勢要素132によって提供される力よりも大きい圧力レベルまたは値に到達しないためである。
故障状態の後、または始動状態の間、流体調整システム102を平衡させるために、流体調整装置104の負荷室130内の負荷流体156が排出される。例えば、上流の圧力が、流体調整システム102の下流の圧力に最小の圧力差を加えたもの(例えば、流体調整装置104の荷重アセンブリ132によって提供される設定値に関連する圧力)よりも大きい圧力に戻る場合、始動状態にある。
既知のシステムでは、負荷室130内の負荷流体156は、現場でオペレータにより手動で排出される。このような既知の方法は、維持管理コストおよびシステム運転停止期間を著しく増加させる。既知の流体調整システムとは対照的に、図1の流体調整システム102は、自動化された始動またはリセットプロセスを提供して、始動中の流体調整システム102を平衡させ、それによって、運転停止期間および維持管理コストの両方、またはいずれか一方を著しく削減する。
自動化された始動またはリセットプロセスを提供するために、図示の例の流体調整システム例102は、始動またはリセットシステム170を含む。特に、リセットシステム170は、流体調整装置104の負荷室130から手動で抽気または排出するためのオペレータを必要としない。図示の例のリセットシステム170は、パイロット調整装置142と流体調整装置104との間に配置される。詳細には、リセットシステム170は、パイロット調整装置142の出口168と、流体調整装置104の負荷室130との間に配置される。より具体的には、リセットシステム170は、故障状態の間、負荷流体ライン158を遮断し、始動動作の間、負荷室130から排出する。
図2Aは、図1のリセットシステム例170を示している。図2Bは、図1および図2Aのリセットシステム例170の略図である。図2Aおよび図2Bに示されるように、リセットシステム170は、流れ制御アセンブリ202を有するハウジング200を含む。ハウジング200は、負荷圧力入口ポート204および負荷圧力出口ポート206を含んで、負荷流体156を、負荷圧力流路208を介して、パイロット調整装置142から流体調整装置104の負荷室130に流体的に連結する。より具体的には、負荷圧力入口ポート204は、パイロット調整装置142の出口168に流体的に連結され、また、負荷圧力出口ポート206は、流体調整装置104の負荷室130に流体的に連結される。あるいは、負荷圧力入口ポート204は、供給流体146または供給室128に流体的に連結されてもよい。
リセットシステム170は、流れ制御システム210を含んで、様々な流体流れ状態を提供する。この例では、流れ制御システム210は、第1の流体制御装置212(例えば、ソレノイド弁)と、第2の流体制御装置214(例えば、ソレノイド弁)とを含む。第1の流体制御装置212は、負荷圧力入口および出口ポート204および206の間の流路208に配置される。詳細には、流路208の第1の部分216は、第1の流体制御装置212の入口218に流体的に連結され、流路208の第2の部分220は、第1の流体制御装置212の出口222に流体的に連結される。流路208の第1の部分216は、負荷圧力入口ポート204と第1の流体制御装置212の入口218とを流体的に連結し、また、流路208の第2の部分220は、第1の流体制御装置212の出口222と流体調整装置104の負荷室130とを流体的に連結する。第1の流体制御装置212は、負荷流体156が負荷圧力入口および出口ポート204および206の間に流れるのを可能にする開位置と、負荷流体156が負荷圧力入口および出口ポート204および206の間に流れるのを阻止する閉位置との間を移動する。このように、第1の流体制御装置212が開位置にある場合、負荷流体156は、パイロット調整装置142と流体調整装置104との間を流れることができ、また、閉位置にある場合、負荷流体156は、パイロット調整装置142と流体調整装置104との間で流れるのを阻止される。
加えて、リセットシステム170のハウジング200は、抽気または排出ポート224を含む。排出ポート224は、負荷圧力出口ポート206を、例えば、大気、タンク、下流の構成要素108などの二次的な供給源に流体的に連結する。図示のように、排出ポート224は、排出経路226を介して二次的な供給源に連結される。第2の流体流れ制御装置214は、負荷圧力出口ポート206と排出ポート224との間に配置される。詳細には、流路208の第2の部分220は、第2の流体流れ制御装置214の入口228に流体連通し、また、第2の流体制御装置214の出口230は、排出ポート224に流体連通する。第2の流体制御装置214は、負荷圧力出口ポート206と排出ポート224との間の流体の流れを可能にする開位置と、負荷圧力出口ポート206と排出ポート224との間の流体の流れを阻止する閉位置との間を移動する。上述したように、負荷圧力出口ポート206は、流体調整装置104の負荷室130に流体的に連結される。第2の流体制御装置214は、流体調整装置104の負荷室130内の負荷流体156を排出経路226を介して排出する開位置と、負荷室130内の負荷流体156が排出経路226を介して排出ポート224に流れるのを阻止する閉位置との間を移動する。
ハウジング200はまた、上流の流体138をリセットシステム170の圧力センサ234に入口圧力流体ライン236aを介して流体的に連結する入口ポート232と、下流の圧力を圧力センサ234に出口圧力流体ライン236bを介して流体的に連結する出口ポート238とを含む。例えば、出口圧力流体ライン236bは、下流の流体ライン154に流体的に連結されてもよい。圧力センサ234は、上流の流体138および下流の流体150の圧力を測定し、または感知し、あるいはその両方を行い、信号240を、上流の流体138および下流の流体150の両方、またはいずれか一方の圧力を監視するコントローラまたは論理回路242に提供する。圧力センサ234は、1つのセンサまたは複数のセンサであってもよい。
図示の例のコントローラ242は、入出力能力を有し、通信装置244、または電源246(例えば、電池、太陽電池パネル、交流電流など)、または遠隔端末装置248(RTU)、またはその他のハードウェア構成要素、あるいはこれらの組み合わせと通信できる。通信装置244は、アンテナ250を含んで、例えば、制御室、および、始動またはリセットが要求された場合にリセットプロセス(例えば、図4のリセットプロセス例400)を開始するその他の遠隔のコンピュータまたは装置の両方、またはいずれか一方に対して信号を送受信する。通信装置244は、コントローラ242に電子的に連結される。遠隔端末装置248(RTU)は、コントローラ242に通信可能に接続されて、例えば、コントローラ242が制御動作を(例えば、HARTプロトコルを介して)送信し、もしくは受信し、またはその両方を行う、またはデータ収集、またはプロトコル相互参照、または遠隔制御センターとのデータ交換など、あるいはこれらの組み合わせを可能にする。加えて、図示の例のリセットシステム170は、スイッチまたはリセットボタン252を含んで、オペレータが手動で始動またはリセット動作を開始するのを可能にする。
負荷流体156の流路を決定するために、コントローラ242は、導流器254を用いる。詳細には、導流器254は、第1および第2の流体制御装置212および214に、開位置および閉位置の間を移動するように命令する。例えば、非故障状態または動作(例えば、通常動作)の間、コントローラ242および導流器254の両方、またはいずれか一方は、第1の流体制御装置212を開位置に移動させて、負荷流体156が、負荷入口圧力ポート204と負荷圧力出口ポート206との間の流路208の部分216および220を通って流れるようにする。また、コントローラ242および導流器254の両方、またはいずれか一方は、第2の流体制御装置214を閉位置に移動させて、負荷圧力出口ポート206と排出ポート224との間の排出経路226を通る流体の流れを阻止する。換言すると、図1の流体調整システム102が非故障状態の場合、負荷流体156は、パイロット調整装置142と負荷室130との間を流れ得る。
始動またはリセットプロセスの間(例えば、故障状態の後)、リセットシステム170は、流体調整装置104の負荷室130から排出して、流体調整システム102をリセットする。コントローラ242および導流器254の両方、またはいずれか一方は、第1の流体制御装置212を閉位置に移動させて、負荷圧力入口および出口ポート204および206の間の流体の流れを阻止する。第1の流体制御装置212を閉位置に移動することにより、第1の流体制御装置212の出口222と、流体調整装置104の負荷室130との間の流路208が遮断されて、負荷流体156がパイロット調整装置142と負荷室130との間に流れるのを阻止する。負荷室130が遮断されたならば、コントローラ242および導流器254の両方、またはいずれか一方は、第2の流体制御装置214を開位置に移動させて、第2の部分220内の負荷流体156を排出経路226を介して抽気または排出する。換言すると、負荷室130内の負荷流体156は、例えば、第2の部分220を介して第2の流体制御装置214を通って大気中に、また、排出ポート224に排出する。負荷室130から排出された状態で、流体調整装置104は、供給室128内の供給流体146が、付勢要素134によって提供される設定された圧力設定よりも大きい圧力を提供する場合、閉位置に移動する。
負荷室130から排出した後、圧力センサ234は、上流の流体138および下流の流体150の圧力を検出して、信号をコントローラ242に送信する。上流の圧力および下流の圧力の差が、最小の閾値または範囲(例えば、付勢要素134の設定圧力、55psiなど)よりも大きい場合、コントローラ242は、信号を処理し、第1の流れ制御装置212を開位置に移動させ、また、第2の流体制御装置214を閉位置に移動させる。第1の流体制御装置212が開位置にあり、かつ、第2の流体制御装置214が閉位置にある状態で、負荷流体156は、パイロット調整装置142から、第1の流体制御装置212を通って、流体調整装置104の負荷室130に、流路208の部分216および220を経由して流れる。
あるいは、その他の例では、流れ制御アセンブリ202は、三方流体弁または三方スプリングリターン式ソレノイド弁であってもよい。例えば、三方弁は、負荷流体156に流体連通する第1のポートと、負荷室130に流体的に連結される第2のポートと、排出ポート224に流体的に連結される第3のポートとを有していてもよい。動作中、三方ソレノイド弁は、第1および第2のポートに流体的に連結し、第3のポートを通る流体の流れを阻止する第1の位置と、第2のポートおよび排出口に流体的に連結し、第1のポートを通る流体の流れを阻止する第2の位置との間に配置される。
図3は、図2Bの導流器例254のブロック図である。導流器254は、圧力検出器302、流路切換器304、弁連絡機構306、比較器308および記憶インターフェース310を含み、これらのすべては、図示のように、または任意のその他の適切な方法で通信可能に接続される。導流器254は、通信装置244、または圧力センサ302、またはスイッチ256、またはRTU248、または第1の流体制御装置212、または第2の流体制御装置214、または任意のその他の通信装置、もしくはプロトコル、もしくはシステム、もしくはこれらの組み合わせ、あるいはこれらの組み合わせと通信する(例えば、信号をやり取りする)ように構成されてもよい。
圧力検出器302は、上流の流体138の圧力値および下流の流体150の圧力値の両方、またはいずれか一方を検出するように構成されてもよい。例えば、圧力検出器302は、圧力センサ234によって測定された圧力値を受信するように構成されてもよい。次いで、圧力検出器302は、測定された圧力値を、比較器308、またはコントローラ242、または記憶インターフェース310、あるいはこれらの組み合わせに伝達し得る。
比較器308は、圧力センサ234によって提供される測定された上流の圧力および下流の圧力の値を比較して、上流の流体138の圧力と下流の流体150の圧力との間の測定された圧力差を判定するように構成されてもよい。比較器308およびコントローラ242の両方、またはいずれか一方はまた、測定された圧力差が、第1または排出口圧力差閾値(例えば、記憶インターフェース310またはルックアップテーブルから取得される)よりも大きいかどうかを判定してもよい。第1の圧力差閾値は、例えば、下流の流体150に荷重アセンブリ132によって提供される圧力を加えたものよりも大きい上流の流体138の圧力であってもよい。追加的または代替的に、比較器308およびコントローラ242の両方、またはいずれか一方は、上流の流体138と下流の流体150との間の圧力差値が、第2または動作閾値(例えば、付勢要素132によって提供される荷重よりも大きい圧力差または55psi)よりも大きいかどうかを判定し得る。コントローラ242および比較器308の両方、またはいずれか一方は、圧力差値を、流路切換器304および弁連絡機構306の両方、またはいずれか一方に伝達し得る。
流路切換器304は、比較器308およびコントローラ242の両方、またはいずれか一方によって提供される圧力差値を受信して、流路208または排出経路226のいずれかが開放または閉鎖されるべきか判定するように構成されてもよい。例えば、流路切換器304は、比較器308およびコントローラ242の両方、またはいずれか一方から圧力差値を受信してもよく、また、圧力差値に基づいて、流路切換器304は、流路208が開放されるべきか閉鎖されるべきか、または排出経路226が開放されるべきか閉鎖されるべきか、またはこれらの両方を判定する。流路切換器304は、信号を弁連絡機構306およびコントローラ242の両方、またはいずれか一方に伝達または送信する。
弁連絡機構306は、流路切換器304から信号を受信するように構成される。あるいは、弁連絡機構306は、比較器308およびコントローラ242の両方、またはいずれか一方から信号を受信してもよい。弁連絡機構306は、第1および第2の流体制御装置212および214を、流路切換器304によって提供される信号に基づいて、それぞれの開位置および閉位置の間で移動させる。
圧力差値が第1の閾値よりも大きいと流路切換器304が判定する場合、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信する。今度は、弁連絡機構306は、第1の流体制御装置212を開位置に移動させて、流路208(例えば、部分216および220)を通る流体の流れを可能にしてもよく、また、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第2の流体制御装置214を閉位置に移動させて、排出経路226を通る流体の流れを阻止してもよい。例えば、圧力差値が第1の閾値未満の場合、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第1の流体制御装置212を閉位置に移動させ、また、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第2の流体制御装置214を閉位置に移動させ、それによって、流体調整装置104の負荷室130および第2の部分220内の負荷流体156を捕捉する。
リセット動作の間(例えば、リセットボタン256を介してリセットが開始される、または信号が通信装置244によって受信される場合)、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第1の流体制御装置212を閉位置に移動させ、また、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第2の流体制御装置214を開位置に移動させて、流体調整装置104の負荷室130から排出経路226および排出ポート224を介して排出する。
負荷室130から排出した後、圧力検出器302は、上流の流体138および下流の流体150の間の圧力差を監視して、圧力差値が動作閾値よりも大きいかどうかを判定する。例えば、圧力検出器302は、上流の圧力および下流の圧力の値を測定し、測定された値を比較器308に送信する。比較器308は、値を比較して、上流の圧力および下流の圧力の差が最小の動作閾値(例えば、少なくとも55psiの圧力差)よりも大きいかどうかを判定する。圧力差値が動作閾値内の場合、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第1の流体制御装置212を開位置に移動させ、また、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第2の流体制御装置214を閉位置に移動させる。
追加的または代替的に、リセットシステム170の圧力センサ234は、負荷流体138の圧力を監視し、故障状態前の負荷流体138の圧力に基づいて、自動的に流体調整システム102を開始してもよい。例えば、記憶インターフェース310は、通常動作中の負荷流体138の圧力値を記憶してもよい。故障状態の後、比較器308は、負荷流体138の測定された圧力値を比較し、測定された圧力値が、測定された故障前の圧力値よりも大きいまたは等しい場合、コントローラ242は、流体調整システム102を開始する。
図1、図2A、図2Bおよび図3のリセットシステム170の実装方法例を図3に図解したが、図3に示される要素、またはプロセス、または装置、あるいはこれらの組み合わせのうちの1つまたは2つ以上は、任意のその他の方法で組み合わされ、または分割され、または再構成され、または省略され、または排除され、または実装され、あるいはこれらの組み合わせを行われてもよい。さらに、リセットシステム例170、または圧力検出器例302、または流路切換器304、または弁連絡機構306、または比較器308、または記憶インターフェース310、または、さらに一般には、図1、図2A、図2Bおよび図3のリセットシステム例170、あるいはこれらの組み合わせは、ハードウェア、またはソフトウェア、またはファームウェア、あるいはこれらの組み合わせによって実装されてもよい。このように、例えば、システム例300のうちのいずれか、すなわち、圧力検出器例302、または流路切換器304、または弁連絡機構306、または比較器308、または記憶インターフェース310、または、さらに一般には、図1、図2A、図2Bおよび図3のリセットシステム例170、あるいはこれらの組み合わせは、1つまたは2つ以上の回路(複数可)、またはプログラマブルプロセッサ(複数可)、または特定用途向け集積回路(複数可)(ASIC(s))、またはプログラマブル論理回路(複数可)(PLD(s))、またはフィールドプログラマブル論理回路(複数可)(FPLD(s))など、あるいはこれらの組み合わせによって実装されてもよい。リセットシステム例170は、図3に示されるものに加えて、またはそれに替えて、1つまたは2つ以上の要素、またはプロセス、または装置、あるいはこれらの組み合わせを含んでいてもよいし、図示された要素、プロセスおよび装置のうちのいずれかまたはすべてのうちの2つ以上を含んでいてもよいし、これらの両方であってもよい。
図4は、図1、図2A、図2Bおよび図3のリセットシステム例170ならびに図3の導流器254の両方、またはいずれか一方を実装するための方法例の流れ図表現を示している。この例では、方法は、図5とともに後述される処理システム例500に示されるプロセッサ512などのプロセッサによる実行のためのプログラムを備える。プログラムは、CD−ROM、フロッピーディスク(登録商標)、ハードドライブ、デジタル多用途ディスク(DVD)、またはプロセッサ512に使われるメモリなどの有形のコンピュータ可読媒体上に記憶されるソフトウェアにおいて具現化されてもよいが、プログラム全体およびその一部分の両方、またはいずれか一方は、代替的に、プロセッサ512以外の装置によって実行され、またはファームウェアまたは専用ハードウェアに具現化され、あるいはこれらの両方が行われ得る。さらに、プログラム例は、図4に示される流れ図を参照しながら説明されるが、リセットシステム例170および導流器254の両方、またはいずれか一方を実装する多くのその他の方法が、代替的に用いられてもよい。例えば、ブロックの実行の順番は変更されてもよいし、説明されるブロックの一部は変更、排除、または組み合わされてもよいし、あるいはこれらの両方がなされてもよい。
上述のように、図4のプロセス例は、ハードディスクドライブ、またはフラッシュメモリ、または読み出し専用メモリ(ROM)、またはコンパクトディスク(CD)、またはデジタル多用途ディスク(DVD)、またはキャッシュ、またはランダムアクセスメモリ(RAM)、または情報が任意の期間記憶される(例えば、長時間、または恒久的に、または短時間、または一時的なバッファリング、または情報のキャッシング、あるいはこれらの組み合わせ)任意のその他の記憶媒体、あるいはこれらの組み合わせなどの有形のコンピュータ可読媒体に記憶されるコード化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を用いて実装されてもよい。本明細書において使用されるとき、有形のコンピュータ可読媒体の語は、任意のタイプのコンピュータ可読記憶装置を含み、伝播している信号は排除されるように明確に規定される。追加的または代替的に、図4のプロセス例は、ハードディスクドライブ、またはフラッシュメモリ、または読み出し専用メモリ、またはコンパクトディスク、またはデジタル多用途ディスク、またはキャッシュ、またはランダムアクセスメモリ、または情報が任意の期間記憶される(例えば、長時間、または恒久的に、または短時間、または一時的なバッファリング、または情報のキャッシング、あるいはこれらの組み合わせ)任意のその他の記憶媒体、あるいはこれらの組み合わせなどの非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶されるコード化された命令(例えば、コンピュータ可読命令)を用いて実装されてもよい。本明細書において使用されるとき、非一時的なコンピュータ可読媒体の語は、任意のタイプのコンピュータ可読媒体を含み、伝播している信号は排除されるように明確に規定される。
説明の目的のために、図4のプロセス例400は、リセットシステム例170および導流器例254とともに説明される。このように、図4のプロセス例400の動作例のそれぞれは、図3の導流器例254のブロックのうちの1つまたは2つ以上により実行される対応する1つまたは2つ以上の動作の実装方法例である。
図4を詳細にみると、リセットシステム170の圧力検出器302は、リセット状態であるかを検出または判定する(ブロック402)。例えば、圧力検出器302は、測定された上流および下流の圧力値を圧力センサ234から受信することによって、上流の圧力値および下流の圧力値を監視する。圧力検出器302は、測定された上流の圧力値および測定された下流の圧力の値を比較器308に送信する。具体的には、リセット状態であるかを判定するために、コントローラ242は、上流の流体138の測定された圧力値が第1の閾値以下であるかを判定してもよい。例えば、第1の圧力差閾値は、例えば、下流の圧力値以下である上流の圧力値であってもよい。代替的に、その他の例では、コントローラ242は、リセット状態であるという信号を受信し得る。例えば、コントローラ242は、リセットボタン252から信号を受信する、または、通信装置244から信号を受信し得る。
上流の圧力が、第1の閾値よりも大きい場合、コントローラ242は、ブロック402においてリセット状態ではないと判定し(すなわち、測定された上流の圧力値が、下流の圧力値に付勢要素134によって提供される圧力を加えたものよりも大きい)、プロセス400は、ブロック402に留まる。
上流の圧力が、第1の閾値以下である場合、コントローラ242は、リセット状態であると判定する(ブロック402)。ブロック402においてリセット状態である場合、流路切換器304は、第1の流体制御装置212を閉位置に移動させる(ブロック404)。例えば、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第1の流体制御装置212を閉位置に移動させる。
第1の流体制御装置212が閉位置に移動された後(ブロック404)、流路切換器304は、第2の流体制御装置214を開位置に移動させる(ブロック406)。例えば、流路切換器304は、信号を弁連絡機構306に送信して、第2の流体制御装置214を開位置に移動させて、流体調整装置104の負荷室130から排出ポート224を介して排出する。
第2の流体制御装置214が開位置にある状態で、圧力検出器302は、上流の圧力および下流の圧力の間の測定された圧力差を監視し続けて、始動状態であるかを判定する(ブロック408)。例えば、圧力センサ234は、上流の圧力値および下流の圧力値を測定し、測定された値をコントローラ242および比較器308の両方、またはいずれか一方に送信する。
圧力検出器302、またはコントローラ242、または比較器308、あるいはこれらの組み合わせは、測定された上流の圧力値および圧力検出器によって提供される下流の圧力の間の圧力差が動作閾値内であるかを判定する(ブロック410)。例えば、動作閾値は、例えば、下流の圧力値に流体調整システム102の最小の圧力差(例えば、流体調整装置104の付勢要素134によって提供される圧力)を加えたもの以上の上流の圧力値であってもよい。
測定された圧力差が動作閾値よりも大きくなければ、プロセス400はブロック410に戻る(ブロック410)。
測定された圧力差が動作閾値内であれば、第1の流れ制御装置212は、開位置に移動し、第2の流体制御装置214は、閉位置に移動する(ブロック412)。例えば、流路切換器304は、第1の流体制御装置212が開位置に移動することを判定し、第2の流体制御装置214が閉位置に移動することを判定した後、信号を弁連絡機構306に送信して、第1の流体装置212を開位置に移動させ、第2の流体制御装置214を閉位置に移動させる。
図5は、図4の方法を実行するのに用いられて、本明細書に説明される流体調整システム例102、またはコントローラ242、または導流器254、あるいはこれらの組み合わせを実装してもよいプロセッサシステム例510のブロック図である。
図5のプロセッサシステム510は、相互接続バス514に連結されるプロセッサ512を含む。プロセッサ512は、任意の適切なプロセッサ、処理装置、またはマイクロプロセッサであってもよい(例えば、Pentium(登録商標)ファミリ、Itanium(登録商標)ファミリ、もしくはXScale(登録商標)ファミリからのIntel(登録商標)マイクロプロセッサ、および、その他のファミリからのその他のプロセッサの両方、またはいずれか一方)。システム510は、マルチプロセッサシステムであってもよく、ひいては、プロセッサ512と同じまたは類似であり、相互接続バス514に通信可能に接続される1つまたは2つ以上の追加のプロセッサを含んでいてもよい。
図5のプロセッサ512は、メモリコントローラ520および入出力(I/O)コントローラ522を含むチップセット518に連結される。チップセットは、入出力およびメモリの管理機能、ならびに、チップセット518に連結される1つまたは2つ以上のプロセッサによってアクセス可能または使用可能な複数の汎用および特殊用途用の両方、またはいずれか一方のレジスタ、タイマなどを提供する。メモリコントローラ520は、プロセッサ512がシステムメモリ524、または大容量メモリ525、またはデジタル多用途ディスク(DVD)540、あるいはこれらの組み合わせにアクセスするのを可能にする機能を実行する。
概して、システムメモリ524は、例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ(ROM)などの任意の所望のタイプの揮発性メモリおよび不揮発性メモリの両方、またはいずれか一方を含んでいてもよい。大容量メモリ525は、ハードディスクドライブ、光学式ドライブ、テープ記憶装置などを含む、任意の所望のタイプの大量記憶装置を含んでいてもよい。図4の機械可読命令は、システムメモリ524、または大容量メモリ525、またはDVD540、あるいはこれらの組み合わせに記憶されてもよい。
入出力コントローラ522は、プロセッサ512が、周辺の入出力(I/O)装置526および528と、また、入出力バス532を介してネットワークインターフェース530と通信するのを可能にする機能を実行する。入出力装置526および528は、例えば、キーボード、ビデオディスプレイまたはモニタ、マウスなどの任意の所望のタイプの入出力装置であってもよい。ネットワークインターフェース530は、プロセッサシステム510が別のプロセッサシステムと通信するのを可能にする例えば、Ethernet(登録商標)装置、非同期転送モード(ATM)装置、802.11装置、DSLモデム、ケーブルモデム、セルラモデムなどであってもよい。図5のネットワークインターフェース例530はまた、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、ワイドエリアネットワーク、インターネットなどのネットワーク534に通信可能に接続される。
図5において、メモリコントローラ520および入出力コントローラ522は、チップセット518内の別々の機能ブロックとして示されているが、これらのブロックによって実行される機能は、単一の半導体回路内に一体化されてもよいし、2つまたは3つ以上の個別の集積回路を用いて実装されてもよい。
図6Aは、図1の流体調整システム102などの流体調整システムとともに用いられ得る本明細書に説明される別のリセットシステム例600を示している。図6Bは、図6Aのリセットシステム例600の略図である。図1、図2A、図2Bおよび図3から図5の流体調整システム102およびリセットシステム170のこれらの構成要素に類似または同じであるリセットシステム600の構成要素は、同じ参照番号を付されている。
図1、図2A、図2Bおよび図3から図5の自動リセットシステム170とは異なり、リセットシステム例600は、手動リセットシステムを提供する。リセットシステム600は、負荷圧力入口ポート604と、負荷圧力出口ポート606と、排出または抽気ポート608と、入口ポート610と、出口ポート612とを有するハウジング602を含む。加えて、ハウジング例602は、複数の視覚的指示器614を含む。例えば、図示のように、ハウジング例602は、上流の流体138の圧力の示度を提供する第1または入口圧力ゲージ616と、下流の流体150の圧力の示度を提供する第2または出口圧力ゲージ618と、第1の流れ制御装置622の位置(例えば、開位置、閉位置)の視覚的示度を提供する第1の位置指示器620と、第2の流れ制御装置626の位置(例えば、開位置、閉位置)の視覚的示度を提供する第2の位置指示器624とを含む。
負荷圧力入口ポート604は、例えば、図1のパイロット調整装置142の出口168から負荷流体を受ける。流体ライン628は、負荷圧力入口ポート604を第1の流れ制御装置622(例えば、ロータリ弁など)の入口630に流体的に連結し、流体ライン632は、第1の流れ制御装置622の出口634と、流体調整装置104の負荷室130に図1の負荷流体ライン158を介して流体的に連結される負荷圧力出口ポート606とを流体的に連結する。流体ライン636は、負荷圧力出口ポート606を第2の流れ制御装置626の入口638に流体的に連結する。排出ライン640は、第2の流れ制御装置626の出口642を排出ポート608に流体的に連結する。流れ制御装置622および626は、ハウジング602内に配置または収容されてもよいし、ハウジング602に隣接して配置されてもよいし、ハウジング602から離れて配置されてもよいし、これらの組み合わせであってもよい。
動作中、オペレータは、視覚的指示器614を用いて、流体調整システム102の動作パラメータを判定してもよい。例えば、故障状態の間、オペレータは、上流および下流の圧力ゲージ616および618を用いて、上流の圧力が第1の閾値未満かを判定できる。例えば、第1の閾値は、出口圧力以下である上流の圧力であってもよい。上流の圧力が第1の閾値未満であると第1の圧力ゲージ616が示す場合、オペレータは、第1の流れ制御装置622を閉位置に手動で移動し、第2の流れ制御装置626を開位置に手動で移動し得る。
位置指示器620および624のそれぞれは、それぞれの流れ制御装置622および626の位置を示す。第1の流れ制御装置622が閉位置にあり、第2の流れ制御装置626が開位置にある場合、流体調整装置104の負荷室130の負荷流体156は、例えば、大気中に排出ポート608ならびにライン632、636および640を介して排出される。
負荷室130から排出した後、オペレータは、圧力ゲージ616および618を用いて、上流の流体138圧力が動作閾値内にある場合に、検出する。動作閾値は、例えば、下流の圧力に流体調整システム102の最小の圧力差(例えば、55psi)を加えたものよりも大きい上流の圧力であってもよい。換言すると、オペレータが、圧力ゲージ616および618を介して、上流の流体138と下流の流体150との間の圧力差が少なくとも、例えば、55psiよりも大きいことを検出した場合、オペレータは、第2の流れ制御装置626を閉位置に移動し、第1の流れ制御装置622を開位置に移動して、負荷流体156がパイロット調整装置142から負荷室130に流れるようにし、それによって、流体調整システム102をリセットする、または再度平衡させる、あるいはその両方を行う。
図示されていないが、一部の例では、リセットシステム600は、起動スイッチを含んで、流れ制御装置622および626の両方、またはいずれか一方をそれぞれの開位置および閉位置の間で移動してもよい。例えば、流れ制御装置622および626の両方、またはいずれか一方は、ソレノイド弁であってもよく、起動スイッチは、信号(例えば、電気信号)を送信して、ソレノイド弁をそれぞれの開位置および閉位置の間で移動する。あるいは、オペレータは、流れ制御装置622および626(例えば、ボール弁)の両方、またはいずれか一方をそれぞれの開位置および閉位置の間で、レバーを介して手動で移動してもよい。さらにその他の例では、流れ制御装置622および626の両方、またはいずれか一方は、ハウジング602から離れて配置されてもよい。オペレータは、それぞれの流れ制御装置622および626の両方、またはいずれか一方で使われるスイッチまたはボタンを起動して、流れ制御装置622および626の両方、またはいずれか一方をそれぞれの開位置および閉位置の間で移動してもよい。例えば、ハウジング602上のスイッチまたはボタンを起動することにより、信号をハウジング602に対して離れて配置される空気圧弁の弁コントローラまたはポジショナに送信して、流れ制御装置622および626の両方、またはいずれか一方をそれぞれの開位置および閉位置の間で移動させてもよい。
図7は、自動リセットシステム704に連結される流体調整装置702(例えば、図1の流体調整装置104)を有する、本明細書に説明される別の流体調整システム例700を示している。この例では、リセットシステム704は、自動化された機械式リセットシステムである。リセットシステム704は、第1の流れ制御装置706および第2の流れ制御装置708を含む流れ制御装置またはアセンブリ705を含む。図示の例では、第1の流れ制御装置706は、常時閉(例えば、スプリング閉鎖式)遮断弁であり、第2の流体流れ制御装置708は、常時閉(例えば、スプリング開放式)圧力安全弁である。
第1の流れ制御装置706は、例えば、パイロット調整装置(例えば、図1のパイロット調整装置142の出口168)に連結される上流の流体ライン714を介して負荷流体712を受けるための入口710を含む。第1の流れ制御装置706は、流体ライン720を介して流体調整装置702の負荷室718に流体的に連結される出口716を含む。第1の流れ制御装置706は、供給室726と負荷室728とを画定する感知要素724(例えば、ダイアフラムまたはピストン)を有するアクチュエータ722を含む。アクチュエータ722は、流れ制御部材730(例えば、弁プラグ)を弁座732に対して移動して、感知要素724の両側にかかる圧力の差に基づいて、入口710と出口716との間の流体の流れを可能にしたり、制限したりする。負荷室728は、上流の流体ライン714に流体的に連結される第1の感知ライン734から負荷流体712を受け、供給室726は、(例えば、図1の供給調整装置140からの)供給圧力ライン740に流体的に連結される第2の感知ライン738から供給流体736を受ける。図示の例では、第1の流れ制御装置706は、付勢要素742を含んで、流れ制御部材730を弁座732に向けて付勢する(例えば、閉位置)。図示のように、付勢要素742は、負荷室728内に配置されて、感知要素724を図7の向きにおいて弁座732から離れる方へ付勢する。
第2の流れ制御装置708は、流体調整装置702の負荷室718に流体ライン746を介して流体的に連結される入口744と、排出ライン750を介して、例えば、大気中に流体的に連結される出口748とを有する。第2の流れ制御装置708は、供給室756と負荷室758とを画定する感知要素754(例えば、ダイアフラム、ピストンなど)を有するアクチュエータ752を含む。アクチュエータ752は、流れ制御部材760を弁座762に対して移動して、感知要素754の両側にかかる圧力の差に基づいて、入口744と出口748との間の流体の流れを可能にしたり、制限したりする。供給室756は、流体調整装置702の供給室764の供給流体736の圧力を受ける、または感知し、負荷室718は、負荷室718の流体の圧力を受ける、または感知する。この例では、第2の流れ装置708の負荷室758は、第1の感知ライン766を介して流体調整装置702の負荷室718に流体連通し、第2の流れ装置708の供給室756は、第2の感知ライン768を介して流体調整装置702の供給室764に流体連通する。付勢要素770(例えば、ばね)は、第2の流れ装置708の流れ制御部材760を弁座762から離れる方へ開位置に付勢する。図示のように、付勢要素770は、負荷室758内に配置されて、感知要素754を図7の向きにおいて弁座762に向かう方へ付勢する。
通常動作(例えば、非故障状態)では、第1の流れ制御装置706は、開位置にあり、第2の流れ制御装置708は、閉位置にある。例えば、第1の流れ制御装置706は、供給室726の供給流体736の圧力が負荷流体712の圧力および負荷室728の付勢要素742によって提供される力または圧力よりも大きい場合、開位置に移動する。開位置では、第1の流れ制御装置706は、負荷流体712が、第1の流れ制御装置706の入口710と出口716との間に、また、流体調整装置702の負荷室718内に流れるのを可能にする。同様に、第2の流れ制御装置708は、第2の流れ制御装置708の供給室756の供給流体の圧力が負荷流体712の圧力および第2の流れ制御装置708の負荷室758の付勢要素770によって提供される力または圧力よりも大きい場合、閉位置に移動する。閉位置では、第2の流れ制御装置708は、流体調整装置702の負荷室718と、第2の流れ制御装置708の(例えば、大気中への)出口748との間の流体の流れを阻止する、または実質的に制限する。
例えば、故障状態の間、第1の流れ制御装置706は、閉位置に移動して、流体調整装置702の負荷室718を遮断する。例えば、第1の流れ制御装置706は、供給室726の供給流体736の圧力が負荷流体712の圧力および負荷室728の付勢要素742によって提供される力または圧力未満の場合、閉位置に移動して、入口710と出口716との間の流体の流れを阻止する。閉位置に移動されると、第1の流体流れ装置706は、流体調整装置702の負荷室718の負荷流体を遮断または捕捉する。同様に、第2の流れ制御装置708は、第2の流れ制御装置708の供給室756の供給流体736の圧力が負荷流体712の圧力および負荷室758の付勢要素770によって提供される力または圧力未満の場合、開位置に移動して、第2の流れ制御装置708の入口744と出口748との間の流体の流れを可能にする。開位置では、第2の流れ制御装置708は、第1の流れ制御装置706を閉位置にしたまま、負荷室718の負荷流体712を流体ライン746および排出ライン750を介して、第2の流れ制御装置708の出口748を通って排出するのを可能にする。
供給流体736の圧力が負荷圧力712および付勢要素742の圧力よりも大きくなったならば、第1の制御装置706は、開位置に移動して、負荷流体712が流体調整装置702の負荷室718に流れるのを可能にする。さらに、第2の流れ制御部材772は、供給室756の供給流体736によって提供される圧力が、負荷流体712によって提供される圧力および負荷室758の付勢要素770によって提供される力または圧力よりも大きい場合、閉位置に移動して、負荷室718と第2の流れ制御装置708の出口748との間の流体の流れを阻止して、それによって、流体調整システム700をリセットする。
図8Aは、リセットシステム802を有する、本明細書に説明されるさらに別のパイロット作動式流体調整システム例800を示している。流体調整システム例800は、流体調整装置804、供給調整装置806およびパイロット調整装置808を含む。より具体的には、供給調整装置806は、上流の加圧流体810を受け、下流の流体ライン818を介して供給調整装置806に提供される下流の圧力816に基づいて、供給流体812を流体調整装置804の供給室814に提供する。さらに、供給調整装置806は、供給流体812をパイロット調整装置808に提供する。これは、供給流体812の圧力をさらに低下させて、負荷流体820を流体調整装置804の負荷室822に提供する。負荷室822およびパイロット調整装置808の室826の両方、またはいずれか一方の過剰な負荷流体824は、パイロット調整装置808の抽気絞り部またはポート828を介して抽気または排出される。この例では、パイロット調整装置808は、調節器830を含んで、過剰な負荷流体824が抽気ポート828を通って抽気される速度を調節する。図示のように、過剰な負荷流体824は、戻り流体ライン832を介して流体調整装置804の下流に抽気される。
図8Bは、図8Aのパイロット調整装置例808の拡大された部分を示している。図8Bに示されるように、流れ制御装置834は、下流の戻り流体ライン832に流体的に連結される。この例では、流れ制御装置834は、抽気ポート828の出口836、下流の戻りライン832および排出口838(例えば、大気中、タンクなど)に流体的に連結される三方弁である。図示されていないが、流れ制御装置834は、パイロット調整装置808の抽気ポート828に流体連通する第1のポートと、下流の戻りライン832に流体連通する第2のポートと、排出口838に流体連通する第3のポートとを含む。
図8Cは、第1またはランモード位置840における流れ制御装置834を示している。通常動作(例えば、非故障状態)では、流れ制御装置834は、第1の位置840に移動されて、下流の戻りライン832と抽気ポート828とを流体的に連結して、パイロット調整装置808の室826および負荷室822の両方、またはいずれか一方の過剰な負荷流体824を下流の戻りライン832を介して下流に排出させる。第1の位置840では、流れ制御装置834は、下流の戻りライン832と排出口838との間の流体の流れを阻止する。したがって、流れ制御装置834が第1の位置840にある場合、排出口838は閉位置にあって、排出口838を通る流体の流れを阻止する。
図8Dは、第2または抽気位置842における流れ制御装置を示している。故障状態では、流れ制御装置834は、第2の位置842に移動される。第2の位置842では、流れ制御装置834は、抽気ポート828と排出口838との間の流体の流れを可能にし、抽気ポート828と下流の戻りライン832との間の流体の流れを阻止する。換言すると、第2の位置842では、流体調整装置804の負荷室822の負荷流体820は、例えば、大気中に排出口838を介して排出される。
図示の例では、オペレータは、ハンドルまたはレバー844によって手動で流れ制御装置834を第1および第2の位置840および842の間で移動してもよい。あるいは、その他の例では、流れ制御装置834は、例えば、図1、図2A、図2Bおよび図3から図5に説明されたものと類似のシステムを介して、第1および第2の位置840および842の間で自動で移動させてもよい。例えば、システム(例えば、図4のプロセス400)は、ランモードまたは抽気モードを検出し、流れ制御装置834を第1の位置840に移動して、戻りライン832を通る流体の流れを可能にしてもよい。システムは、リセットモードまたは故障モードを検出してもよく、流れ制御装置834を第1および第2の位置840および842の間で移動して、負荷室822から排出してもよい。システムは、上流の圧力が、動作閾値よりも大きい(例えば、上流および下流の圧力の間の圧力差が、少なくとも55psiよりも大きい)場合、流れ制御装置834を第1の位置840に移動してもよい。
一部の例では、オペレータは、制御室から流れ制御装置834に信号を送信してもよい。信号は、流れ制御装置834(例えば、スプリングリターン式三方ソレノイド弁)を第1および第2の位置840および842の間で移動させてもよい。さらにその他の例では、流体調整システム800は、視覚的指示器および圧力ゲージの両方、またはいずれかとともに実装されて、上流の圧力810、下流の圧力816および流れ制御装置834の位置の示度を提供してもよい。
本明細書において特定の装置、方法および製品について説明してきたが、本特許の包含する範囲はこれに限定されない。むしろ、本特許は、文言上または均等論のもとで添付の特許請求の範囲内に適正に該当するすべての装置、方法および製造物を包含する。

Claims (13)

  1. 流体調整システムとともに使用するためのリセット装置であって、前記リセット装置は、
    負荷流体に流体連通する入口と、流体調整装置の負荷室に流体連通する出口とを有する第1の弁と、
    前記流体調整装置の前記負荷室に流体連通する入口と、排出口に流体連通する出口とを有する第2の弁と
    上流の流体の圧力を測定するように構成されたセンサと、
    コントローラとを備え、
    通常動作では、前記第1の弁は、前記負荷流体が前記流体調整装置の前記負荷室に流れるのを可能にする開位置に、前記第2の弁は、前記負荷流体が前記負荷室と前記排出口との間に流れるのを阻止する閉位置にあり
    障状態では、前記第1の弁は、前記負荷流体が前記流体調整装置の前記負荷室に流れるのを阻止する閉位置に、前記第2の弁は、前記負荷室の前記負荷流体が前記排出口に流れるのを可能にする開位置にあり
    前記コントローラは、前記上流の流体の圧力が第1の閾値よりも高いとき、前記第1の弁を前記開位置に移動させるとともに前記第2の弁を前記閉位置に移動させるように構成されている、流体調整システムとともに使用するためのリセット装置。
  2. 前記流体調整システムが供給調整装置と負荷調整装置とを備え、
    前記供給調整装置が前記上流の流体を受け、供給流体を前記流体調整装置の供給室に提供し、
    前記負荷調整装置が前記負荷流体を前記流体調整装置の前記負荷室に前記第1の弁を介して提供する、請求項1に記載のリセット装置。
  3. 前記第1および第2の弁のそれぞれが、ソレノイド弁を備える、請求項1〜2のいずれか1項に記載のリセット装置。
  4. 前記第1の弁が遮断弁を備え、前記第2の弁が圧力安全弁を備える、請求項に記載のリセット装置。
  5. 前記第1および第2の弁のそれぞれが、供給流体の圧力および前記負荷流体の圧力を感知して、それぞれの開位置閉位置との間で移動する、請求項に記載のリセット装置。
  6. 流体調整システムとともに使用するためのリセット装置であって、前記リセット装置が、
    負荷流体をパイロット調整装置から受ける負荷入口および前記負荷入口に流体連通する負荷出口であって、流体調整システムの通常動作の間、前記負荷入口を前記流体調整装置の負荷室に流体的に連結する負荷出口を規定する第1の流体制御装置と、
    前記流体調整システムの故障状態の間、前記流体調整装置の前記負荷室を大気中へと流体的に連結するために、前記負荷室および排出口に連結される第2の流体制御装置
    上流の流体の圧力が第1の閾値よりも高いとき、前記負荷入口と前記負荷出口との間での流体の流れを制御するために開位置と閉位置との間で前記第1の流体制御装置を作動させ、前記負荷出口と前記排出口との間での流体の流れを制御するために閉位置と開位置との間で前記第2の流体制御装置を作動させるように構成されたコントローラと
    を備える、流体調整システムとともに使用するためのリセット装置。
  7. 前記第1および第2の流体制御装置を保持するハウジングをさらに備える、請求項に記載のリセット装置。
  8. 前記第1および第2の流体制御装置のそれぞれが、ソレノイド弁を備える、請求項に記載のリセット装置。
  9. 前記リセット装置の前記ハウジング上に配置されて、前記第1および第2の流体制御装置をそれぞれの開位置と閉位置の間で移動させる機械的スイッチをさらに備える、請求項に記載のリセット装置。
  10. 前記リセット装置の前記ハウジングが、前記上流の流体の圧力に対応する第1の視覚的指示器と、下流の流体の圧力に対応する第2の視覚的指示器と、前記第1の流体制御装置の位置に対応する第3の視覚的指示器と、前記第2の流体制御装置の位置に対応する第4の視覚的指示器とを備える、請求項に記載のリセット装置。
  11. 前記第1の流体制御装置が遮断弁を備え、前記第2の流体制御装置が圧力安全弁を備える、請求項に記載のリセット装置。
  12. 前記第1の流体制御装置および前記第2の流体制御装置が、供給流体の圧力および前記負荷流体の圧力によって提供される圧力差に基づいて、それぞれの開位置と閉位置との間で移動される、請求項11に記載のリセット装置。
  13. 流体調整システムとともに使用するためのリセット装置であって、前記リセット装置が、
    流体調整システムの第1の状態の間、パイロット調整装置と流体調整装置の負荷室との間の負荷流体の流れを制御するための第1の手段と、
    前記流体調整システムの前記第1の状態とは異なる第2の状態の間、前記流体調整装置の前記負荷室と排出口との間の流体流れを制御するための第2の手段と、
    前記流体調整装置の前記負荷室に前記負荷流体が流れるのを許容する開位置と前記流体調整装置の前記負荷室に前記負荷流体が流れるのを阻止する閉位置との間で前記第1の手段を作動させる第3の手段と、
    前記負荷室の前記負荷流体が前記排出口を通じて流れるのを阻止する閉位置と前記負荷室の前記負荷流体が前記排出口を通じて流れるのを許容する開位置との間で前記第2の手段を作動させる第4の手段と、
    前記上流の流体の圧力が第1の閾値よりも高いとき、前記第1の手段を前記開位置に移動させ、前記第2の手段を前記閉位置に移動させるように構成されたコントローラとを備える、流体調整システムとともに使用するためのリセット装置。
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