JPH0756637A - 異常時遮断機能付減圧弁 - Google Patents

異常時遮断機能付減圧弁

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JPH0756637A
JPH0756637A JP22220293A JP22220293A JPH0756637A JP H0756637 A JPH0756637 A JP H0756637A JP 22220293 A JP22220293 A JP 22220293A JP 22220293 A JP22220293 A JP 22220293A JP H0756637 A JPH0756637 A JP H0756637A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重要度の高い装置への流体供給を、圧力の変
化を伴わずに行い、装置の機能を維持すること。 【構成】 入口11と弁口14と出口12を弁ケ―シン
グで形成する。入口11と弁口14の間に入口圧連通路
27を設ける。入口圧連通路27とパイロット弁室23
の間に入口圧力応動部材15を配置する。入口圧力応動
部材15には、副弁50とプラグ55を溶接で取り付け
る。入口圧力応動部材15内に、設定バネ56と設定ね
じ58を雌ねじ部材57を介して配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蒸気や圧縮空気や液体等
の配管系に取り付けて、出口側すなわち弁の二次側の流
体圧力を一定の設定圧力に保つ減圧弁に関する。通常減
圧弁は、蒸気や圧縮空気等の流体を使用する装置類の直
前に取り付けて、装置に最適な流体圧力まで減圧して供
給することにより、装置の運転効率の向上や生産性の向
上を果たすものである。
【0002】
【従来の技術】従来減圧弁は例えば図2に示すような使
用がなされてきた。図2において、ボイラ―1で発生し
た高圧蒸気はヘッダ―2と蒸気配管3及び9を介して各
種蒸気使用装置4,5へ供給される。蒸気使用装置4,
5の直前に減圧弁6,7が取り付けられて、蒸気使用装
置4,5への供給蒸気圧力をそれぞれの装置に適した圧
力まで減圧して供給する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
一部の蒸気使用装置での蒸気使用量が急激に増大した
り、あるいは、全部の装置が同時に駆動する場合等にお
いて、ボイラ―からの蒸気供給量が不足して各装置の蒸
気圧力が低下してしまう問題があった。圧力が低下する
と、蒸気の場合は温度低下をきたしたり、圧縮空気の場
合は駆動力の低下等を生じてしまうこととなり、特に重
要度の高い装置においては圧力の低下は極力防止しなけ
ればならないものとなっていた。
【0004】従って本発明の技術的課題は、配管系の圧
力が低下しても、重要度の高い装置においては圧力の低
下を防止して、装置本来の機能を維持することである。
【0005】
【課題を解決するための技術的手段】上記課題を解決す
る為に講じた本発明の技術的手段は、入口と出口の間に
弁口を設け、出口側圧力が設定圧力よりも低下したこと
を受圧応動部が検出し、弁口を介して入口側圧力を出口
側に供給して、出口側圧力を設定圧力に維持する減圧弁
において、入口から弁口の間に入口側の圧力に応動する
入口圧力応動部材を配置し、該入口圧力応動部材に副弁
を連結して、該副弁により入口側圧力が所望値まで低下
すると入口と弁口の間を遮断するものである。
【0006】
【作用】流体の供給量が不足して減圧弁の入口側圧力が
低下すると、入口圧力応動部材が応動して入口と弁口の
間が遮断される。弁口が遮断されると減圧弁から出口側
への流体の供給は停止する。そして、この入口側の流体
圧力の低下により流体の供給が停止される減圧弁を重要
度の低い装置の直前に配置して、最も重要度が高くて流
体圧力の低下を防止しなければならない装置には、従来
周知の減圧弁を配置することにより、重要度の低い装置
への流体の供給は停止され、従って、全体の流体の供給
量は変化せず同じであっても、重要度の高い装置へは圧
力が低下することなく一定圧力の流体が供給される。
【0007】
【実施例】上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説
明する。図1に示すように、弁ケ―シング10に入口1
1と出口12を形成し、弁ケ―シング10に取り付けた
弁座部材13に弁口14を設け、入口11と弁口14の
間に入口圧力応動部材15を配置して異常時遮断機能付
減圧弁を構成する。
【0008】弁口14に対向して平板状の弁体16を、
弁体ガイド部材17を介してコイルバネ18で閉弁方向
に付勢して配置し、その上部でピストン19の接続棒2
0と接合する。ピストン19と接続棒20の間は半球状
部21を形成する。
【0009】ピストン19の上部を連通路22を介して
パイロット弁室23と接続する。パイロット弁室23の
端部にパイロット弁体25を、コイルバネ26で閉弁方
向に付勢して配置する。パイロット弁体25部は入口圧
連通路27と入口圧力応動部材15部とにより入口と連
通している。パイロット弁体25は上部にパイロット弁
棒28を連接して受圧応動部としてのダイヤフラム29
と接合する。ダイヤフラム29の下面室30は出口圧連
通路31により出口側の圧力が作用している。ダイヤフ
ラム29の上面にはダイヤフラム押え32を介して圧力
設定用のコイルバネ33を配置する。コイルバネ33の
上端には鋼球35を介して圧力調節ねじ36を取り付け
る。
【0010】入口圧連通路27とパイロット弁体25の
間に入口圧力応動部材15を配置する。入口圧力応動部
材15は円筒状のベロ―ズで形成して、端部に略円筒状
の副弁50を溶接で取り付ける。副弁50の先端を副弁
口51に対向して配置する。副弁50につば52を形成
し、このつば52と弁ケ―シング10の間にコイルバネ
53を配置して副弁50を開口方向に付勢する。入口圧
力応動部材15の他端は、プラグ55に溶接して取り付
ける。入口圧力応動部材15の内部に設定バネ56を配
置する。設定バネ56の一端は副弁50に接して、副弁
50を閉口方向に付勢する。設定バネ56の他端は、変
位可能なバネ受け雌ねじ部材57と接する。雌ねじ部材
57はプラグ55を貫通して回転可能な設定ねじ58と
ねじ結合する。設定ねじ58を回転することにより、雌
ねじ部材57は左右に変位して、設定バネ56のバネ荷
重が変化することにより、副弁50の副弁口51への付
勢力が調節される。設定ねじ58の不用な回転はナット
59を固定することにより防止することができる。
【0011】作用は以下の通りである。設定ねじ58を
ゆるめて副弁口51がコイルバネ53のバネ力で開口し
ている場合、出口12側の圧力がコイルバネ33で設定
した圧力よりも低下すると、コイルバネ33のバネ力に
よりパイロット弁棒28を介してパイロット弁体25が
開弁され、入口11側の高圧流体が連通路27,22を
通ってピストン19の上面に作用してピストン19が下
方へ変位する。ピストン19の変位により弁体16が開
弁して出口12側に入口11側の高圧流体を補給するこ
とにより、出口11側の圧力が設定圧力まで上昇する。
設定圧力に達するとダイヤフラム29を上方へ押し上げ
る荷重と、コイルバネ33による押し下げる荷重がバラ
ンスしてパイロット弁体25が閉弁し、弁体16も閉弁
する。
【0012】入口11側の圧力が低下した異常時に、弁
口14を閉口するように設定する場合は、入口圧連通路
27を介して入口側圧力が入口圧力応動部材15に作用
している状態で、設定ねじ58を回転して設定バネ56
のバネ力を調節することにより、所望の圧力まで低下し
た場合に副弁50が副弁口51方向へ変位してパイロッ
ト弁室23への流体の供給を停止することができ、弁体
16が入口11側の流体圧力とコイルバネ18のバネ力
により弁座部材13側に変位して弁口14を閉口するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】流体圧力が低下すると、重要度の低い装
置への流体の供給を停止し、重要度の高い装置への流体
の供給を優先することにより、重要度の高い装置の供給
流体圧力の低下を防止して装置本来の機能を維持するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の異常時遮断機能付減圧弁の実施例の断
面図である。
【図2】従来の蒸気配管系における減圧弁の使用例を示
す構成図である。
【符号の説明】
6,7 減圧弁 11 入口 12 出口 14 弁口 15 入口圧力応動部材 19 ピストン 23 パイロット弁室 27 入口圧連通路 29 ダイヤフラム 50 副弁 51 副弁口 56 設定バネ 58 設定ねじ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入口と出口の間に弁口を設け、出口側圧
    力が設定圧力よりも低下したことを受圧応動部が検出
    し、弁口を介して入口側圧力を出口側に供給して、出口
    側圧力を設定圧力に維持する減圧弁において、入口から
    弁口の間に入口側の圧力に応動する入口圧力応動部材を
    配置し、該入口圧力応動部材に副弁を連結して、該副弁
    により入口側圧力が所望値まで低下すると入口と弁口の
    間を遮断することを特徴とする異常時遮断機能付減圧
    弁。
JP22220293A 1993-08-12 1993-08-12 異常時遮断機能付減圧弁 Expired - Fee Related JP2858199B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098599A (ja) * 2018-12-13 2020-06-25 ロールス‐ロイス、パブリック、リミテッド、カンパニーRolls−Royce Public Limited Company 減圧弁

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