JP6188046B1 - スピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法 - Google Patents

スピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ボイスコイル作動時に発生する渦電流の発生を抑え、音質を向上させることができるスピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法を提供することを目的とする。【解決手段】スピーカー装置101は、少なくともボイスコイル119、振動板106、フレーム102からなる振動体を構成する振動体構成部品と、少なくともプレート103、ヨーク104、磁石105、センターポール112からなる磁気回路を構成する磁気回路構成部品から構成されている。磁気回路構成部品の何れかの部品の外周に、絶縁被膜導線120を巻装し、その一端と他端を接続することにより、絶縁被膜導線120内に電流が流れ、磁気回路構成部品の表面に混在する、渦電流の発生原因となる(+)電位、及び(−)電位が瞬時に同電位となり、渦電流の発生を抑えることができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイル119の応答性を高め、スピーカー装置101の音質を高めることができる

Description

本発明は、スピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法に関する。詳しくは、ボイスコイル作動時に発生する渦電流の発生を抑え、音質を向上させることができるスピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法に係るものである。
スピーカー装置は、家庭用音響機器、車載用音響機器等において普及するとともに、パーソナルコンピュータ、携帯電話等のモバイル端末にも広く採用されている。また、近年では、人間の耳に聞こえない可聴域外の周波数帯の音情報を入れたハイレゾリューション音源が注目されており、これらハイレゾリューション音源に対応したスピーカー装置の開発も盛んに行われている。
このようなスピーカー装置は、一般的にヨーク、磁石、プレート及びセンターポール等の磁気回路と、ボイスコイル、振動板、及びフレーム等の振動体から構成されている。そして、スピーカー装置の動作時には、磁石により作られた磁界の中のボイスコイルに流れる電流の変化によりボイスコイルが振動し、更に、このボイスコイルにつながっている振動板が振動することで、音波を外部に放射するものとなっている。
ところで、スピーカー装置を構成する磁気回路は、主に高透磁性を有する鉄などの導電性材料が使用されている。そのため、ボイスコイルに電流が流されるとボイスコイルから発生する磁界により、磁気回路に交流磁界が横切り、その変化を妨げる方向に渦電流が発生することが知られている。
この渦電流は、ボイスコイルに流れる電流に歪みを生じさせるため、ボイスコイルの応答性の妨げとなるとともに、音質劣化を引き起こす原因となることが懸念されている。
このような、スピーカー装置の音質劣化を引き起こす渦電流を低減するために、例えば特許文献1には、磁気回路を構成するヨークの少なくとも磁石と近接する部分を鉄粉ボンドで構成し、渦電流の発生を低減する技術が提案されている。
具体的には、図7に示すように、磁石305の内周面と、ヨーク304の外周面とで磁気ギャップ313を形成し、この磁気ギャップ313にボイスコイル319を挿入し、ヨーク304の磁気ギャップ313に面する部分を、鉄粉ボンド321で構成する。
鉄粉ボンド321は、通常の鉄に比べて体積抵抗率が高く、電気抵抗が大きくなるため、ボイスコイル319周辺部の電気抵抗を他の部位に比べて相対的に大きくすることが可能となる。そのため、ボイスコイル319の周辺部に発生する渦電流を極力抑えることができ、電気信号に対するボイスコイル319の応答性が改善され、スピーカー装置の音質が改善されるものとなっている。
また、特許文献2には、渦電流の発生要因と考えられる、ボイスコイルが巻回されるボビンの内周側に配置されるセンターポールを配置しないことにより、渦電流の発生を抑制する技術が開示されている。
具体的には、図8に示すように、非磁性材から構成されるボビン418に巻装されたボイスコイル419の外周側に微小な空隙を介して磁性材からなるリング状のプレート403a、403bが配置され、このプレート403a、403b間には、同じくリング形状の磁石405が配置されている。この磁石405は、その内径がプレート403a、403bと同等である一方で、外径はプレート403a、403bよりも大きく構成されている。これにより、磁石405の軸線方向両端面を通過する磁束がプレート403a、403bの内周面を通過し易くなる。そのため、空隙を横切る磁束量を高めることができるので、センターポールが存在しなくとも、ボイスコイル419に充分な磁束を通過させることができるとともに、センターポールが存在することにより発生する渦電流を抑制することが可能となっている。
特開平9−51597号公報 特開平11−122694号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、鉄粉ボンドは、鉄粉にエポキシ樹脂、硬化剤、残部有機溶媒と混合し、真空乾燥炉にて有機溶媒を除去した後、所定の形に圧縮成形し、その後、エポキシ樹脂を加熱硬化させたものを電着塗装するという工程を経てヨークに加工される。
そのため、鉄粉ボンドを製造するに際して多大の製造工数を要するとともに、材料コストも高く、実現性が低いものとなっている。また、例えセンターポールのボイスコイルに近接する部分を鉄粉ボンドにより加工したとしても、交流磁界がセンターポールを横切る際に発生する渦電流を完全に消滅させることはできず、スピーカー装置の音質改善に対する効果は限定されてしまう。
一方、特許文献2に記載の技術においては、センターポールが存在しないことにより、磁場が相対的に弱くなるとともに、例えセンターポールを配置しないようにしたとしても、新たに設置した磁性材からなるリングプレートが渦電流の発生源となるため、音質が著しく低下する虞がある。また、特許文献2では、渦電流の低減効果に関する客観的な計測データが開示されておらず、その効果も明らかなものとはなっていない。
ところで、渦電流はスピーカー装置の磁気回路を構成する部材の各部位に(+)電位、又は(−)電位を生起するものであることが知見としてわかっている。即ち、渦電流を解消するには、磁気回路を構成する各部位に発生する(+)電位、又は(−)電位を瞬時に同電位とすることが求められるが、前記した特許文献1、及び特許文献2を含め、従来の技術においては、(+)電位、又は(−)電位を同電位として渦電流を解消するという観点での解決策については何ら開示されていない。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、ボイスコイル作動時に発生する渦電流の発生を抑え、音質を向上させることができるスピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のスピーカー装置は、中央部に略円形の開口部が形成され、一面側に向けて拡開するフレームと、外周縁が前記フレームに取り付けられるとともに、中央部に略円形の開口部が形成され、一面側に向けて拡開する略円錐台状の振動板と、軸方向の一端側が前記振動板に取り付けられた略円筒状のボイスコイルボビンと、該ボイスコイルボビンの外周面に巻装されるボイスコイルと、中央部に略円形の開口部が形成され、前記フレームの前記開口部の周縁に取り付けられたリング状のプレートと、
略円盤状のヨークと、該ヨークの略中央部の一面側に突出した略円筒状のセンターポールと、前記プレートと前記ヨークに挟持されるとともに、中央部に前記センターポールが挿通する略円形の開口部が形成され、軸方向の両端面に磁極面を有する磁石と、前記磁石の外周面の一部に巻装されるとともに、一端と他端が接続された絶縁被覆導線とを備えている。
ここで、磁石の外周面の一部に巻装された絶縁被膜導線を備えていることにより、磁石表面に混在する(+)電位と(−)電位を、絶縁被膜導線内に閉じ込めることができる。
また、絶縁被膜導線の一端と他端を接続することにより、絶縁被膜導線内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイルの応答性を高め、スピーカー装置の音質を高めることができる。
また、絶縁被覆導線がヨークの外周面の一部に巻装されている場合には、ヨーク表面上に混在する(+)電位と(−)電位を、絶縁被膜導線内に閉じ込めることができる。
また、絶縁被膜導線の一端と他端を接続することにより、絶縁被膜導線内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイルの応答性を高め、スピーカー装置の音質を高めることができる。
また、絶縁被覆導線がセンターポールの軸方向における外周面の一部に巻装されている場合には、センターポール上に混在する(+)電位と(−)電位を、絶縁被膜導内に閉じ込めることができる。
また、絶縁被膜導線の一端と他端を接続することにより、絶縁被膜導線内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイルの応答性を高め、スピーカー装置の音質を高めることができる。
また、絶縁被覆導線がプレートの外周面の一部に巻装されている場合には、プレート上に混在する(+)電位と(−)電位を、絶縁被膜導内に閉じ込めることができる。
また、絶縁被膜導線の一端と他端を接続することにより、絶縁被膜導線内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイルの応答性を高め、スピーカー装置の音質を高めることができる。
上記の目的を達成するために、本発明のスピーカー装置は、少なくともボイスコイル、振動板、フレームからなる振動体を構成する振動体構成部品と、少なくともヨーク、磁石、センターポール、プレートからなる磁気回路を構成する磁気回路構成部品と、該磁気回路構成部品の少なくとも1つの部品の外周面に巻装されるとともに、一端と他端が接続された絶縁被覆導線とを備えている。
ここで、ヨーク、磁石、センターポール、プレートからなる磁気回路構成部品の少なくとも1つの部品の外周面に巻装された絶縁被膜導線を備えていることにより、ヨーク、磁石、センターポール、プレートの何れかの部品の表面上に混在する(+)電位と(−)電位を、絶縁被膜導線内に閉じ込めることができる。
また、絶縁被膜導線の一端と他端を接続することにより、ヨーク、磁石、センターポール、プレートからなる磁気構成部品の何れかの部品に巻装された絶縁被膜導線内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイルの応答性を高め、スピーカー装置の音質を高めることができる。
上記の目的を達成するために、本発明のスピーカー装置の音質改善方法は、少なくともヨーク、磁石、センターポール、プレートからなる磁気回路を構成する磁気回路構成部品の少なくとも1つの部品の外周面に、絶縁被覆導線を巻装する工程と、前記絶縁被覆導線の一端と他端を接続する工程とを備えている。
ここで、ヨーク、磁石、センターポール、プレートからなる磁気回路を構成する磁気回路構成部品の少なくとも1つの部品の外周面に、絶縁被覆導線を巻装する工程を有することにより、ヨーク、磁石、センターポールの何れかの部品の表面上に混在する(+)電位と(−)電位を、絶縁被膜導線内に閉じ込めることができる。
また、絶縁被覆導線の一端と他端を接続する工程を有することにより、ヨーク、磁石、センターポール、プレートからなる磁気回路構成部品の何れかの部品に巻装された絶縁被膜導線内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができる。従って、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイルの応答性を高め、スピーカー装置の音質を高めることができる。
本発明に係るスピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法はボイスコイル作動時に発生する渦電流の発生を抑え、音質を向上させることができる。
本発明の実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。 本発明の実施形態にスピーカー装置の外観斜視図である。 電圧測定に際して入力した電気信号(電圧)を示すグラフである。 絶縁被膜導線を磁石の外周に巻装した場合の電気信号の計測結果を示すグラフである。 絶縁被膜導線を磁石の外周、及びヨークに巻装した場合の電気信号の計測結果を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。 従来技術を示す図である。 従来技術を示す図である。
以下、スピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法に関する本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
まず、本発明を適用した実施形態に係るスピーカー装置101の全体構成について、図1を用いて説明する。スピーカー装置101は、図示しない再生装置からの音声データを発音により出力するものであり、主に、フレーム102、プレート103、ヨーク104、磁石105、振動板106、ボイスコイルボビン117から構成された外磁型のダイナミックスピーカーである。
フレーム102は、底面の略中央部に円形の開口部107が形成され、一面側に向けて開口する円筒形状をしたフレーム底部108を有している。このフレーム底部108の外周縁には、放射状に架橋部109が先端側で互いに拡開する状態に設けられている。また、フレーム102には電気信号としての音声データが入力される入力端子110が取り付けられている。
また、フレーム102には磁気回路を構成するプレート103、及びヨーク104が一体的に設けられている。プレート103は、例えば磁性材料にて略リング状に形成され、接着材等の公知の取付手段によりフレーム102の底面に取り付けられている。
ヨーク104は、例えばプレート103と同じく磁性材料からなり、略円板上のヨーク底部111と、このヨーク底部111の略中央部には一面側に略円筒状のセンターポール112が一体的に構成されている。そして、センターポール112の外周とプレート103の内周との間には、所定の隙間である磁気ギャップ113が形成されている。
ここで、必ずしも、センターポール112はヨーク底部111に一体的に構成されている必要はない。例えば、ヨーク底部111とセンターポール112をそれぞれ別体で構成し、ヨーク底部111の略中央部に接着材等の公知の取付手段により取り付けられていてもよい。
磁石105は、略リング状で、軸方向の両端面にN極、及びS極の磁性極が形成されたフェライト磁石である。この磁石105は、プレート103とヨーク底部111とで挟持され、センターポール112を貫通する状態で、例えば接着材等の公知の取付手段により取り付けられている。これにより、センターポール112の外周面と、プレート103の内周面とが異なる磁極で対向する状態となり、磁石105とともに磁気回路が構成されることになる。
ここで、必ずしも、磁石105はフェライト磁石である必要はない。例えば、フェライト磁石に代えて、アルニコ磁石、ネオジウム磁石等を採用することもできる。
振動板106は、紙製で一面側に向けて拡開するコーン形状の振動部114を有している。この振動部114の外周縁には、エッジ部115が設けられており、このエッジ部115の外周縁が取付部材116を介してフレーム102に取り付けられている。
ここで、必ずしも、振動板106はコーン形状である必要はない。例えば、その用途に応じてドーム型、平面型等の各種の形状を採用することができる。
また、必ずしも、振動板106は紙製である必要はない。例えば、その用途に応じて金属製、樹脂製等の各種の材料を採用することができる。
振動板106には、ボイスコイルボビン117が一体的に設けられている。このボイスコイルボビン117は、略円筒形状のボビン118と、このボビン118の軸方向の一端側の外周面に銅線の表面に絶縁層が被膜形成されたボイスコイル119が巻装されている。
以上のようなスピーカー装置においては、ボイスコイル119に電流が入力されると、フレミングの左手の法則に基づき、磁気ギャップ113内でボイスコイル119に駆動力(ローレンツ力)が作用し、振動板116をスピーカー装置101の軸方向に振動させ音波が放射される。また、磁気回路を構成するプレート103、磁石105、ヨーク104、センターポール112には、絶えず(+)電位、或いは(−)電位が混在することになる。そして、このボイスコイル119の振動により、磁気の変動が起き、磁気回路上に存在する(+)電位、あるいは(−)電位が渦電流として磁気回路を流れる。このとき、フレミングの法則に基づき、振動板116の振動方向を阻害する方向、即ち、スピーカー装置101の軸方向と垂直な方向に力が作用することになる。
そこで、本実施形態においては、磁気回路を構成する磁石105の軸方向の外周に、絶縁性物質で被膜されたマグネットワイヤである絶縁被膜導線120が巻装されている。この絶縁被膜導線120は、例えば、直径が0.8cmであり、巻数Nを70回とした。
ここで、必ずしも、絶縁被膜導線120は磁石105の軸方向の外周に巻装されている必要はない。磁気回路を構成する何れかの部品、例えば、センターポール112、ヨーク104、プレート103のうちの何れか1つ、又は全ての部品に巻装されていてもよい。但し、磁性が最も強い磁石105上には、より多くの(+)電位、及び(−)電位が混在するため、磁石105の外周に絶縁被膜導線120を巻装することで、より多くの(+)電位と(−)電位を絶縁被膜導線120内に閉じ込めることができるため、渦電流の消滅効果も高まる。
また、必ずしも、絶縁被膜導線120の巻数は70回である必要はない。例えば、50回、100回と、巻装する対象部品の大きさに応じて適宜変更することができる。但し、巻数Nは大きければ大きい程、絶縁被膜導線120の表面積が大きくなり、より多くの(+)電位と(−)電位を絶縁被膜導線120内に閉じ込めることができるため、渦電流の消滅効果も高まる。
絶縁被膜導線120の一端と他端は、絶縁性物質で被膜されておらず導線が露出した状態であり、この一端と他端を、例えば、はんだ付け等により電気的に接続されている。このように、絶縁被膜導線120の一端と他端同士を接続することで、絶縁被膜導線120内に存在する(+)電位、及び(−)電位が瞬時に同電位となり、渦電流を解消することができる。
ここで、本発明の効果を確認するために、前記した実施形態において絶縁被膜導線120の一端と他端を接続した場合と、解放した場合の電流値についてオシロスコープによる計測を行った。なお、測定に用いたスピーカー装置、及び試験条件等は以下の通りである。
(スピーカー装置の仕様)
メーカー名:SIEMENS
型式:C98233−A9803−A1
全体域用:25cm同軸型ユニット
低域用:25cmコーン型
高域用:9cmコーン型
インピーダンス:15Ω
周波数特性:60Hz〜16kHz
能率:98dB/1W
(計測場所)
福岡県工業技術センター機械電子研究所(福岡県北九州市八幡西区則松3−6−1)
(試験条件)
絶縁被膜導線120の巻数(N):70回
絶縁被膜導線120の巻装位置:磁石105の外周
なお、電流値の計測に際しては、絶縁被膜線120の外周に、図示しない計測用絶縁被膜線を巻装し、その計測用絶縁被膜線の一端と他端をオシロスコープの入力端子に接続することで、絶縁被膜線120に流れる電流を計測した。
以上の試験条件の下で、図3に示すような波形を有する測定用交流電圧をボイスコイル119に入力した際の、絶縁被膜導線120の一端と他端同士を開放した場合の測定対象部位(磁石105の外周)を流れる電流波形を図4(a)に示す。また、絶縁被膜導線120の一端と他端同士を接続した場合の測定対象部(磁石105の外周)を流れる電流波形を図4(b)に示す。なお、図4(a)、及び図4(b)はそれぞれ測定用電圧の印加に伴って測定対象部位に流れる電流波形を電圧変換したものであり、掃引時間は2ms/divである。
ここで、絶縁被膜導線120内に存在する(+)電位と(−)電位を足し合わせた合計が全体の電圧となるが、図4(a)に示すように、絶縁被膜導線120の一端と他端を接続した状態では、絶縁被膜導線120内に存在する(+)電位と(−)電位が混在する状態のため、ボイスコイル119の駆動に伴う磁場の変動を受けて、渦電流が発生し、計測される最大電流が大きな値となっている。
また、図5は、絶縁被膜導線120を磁石105の外周、及びヨーク104の外周のそれぞれに巻装した場合に、図3で示す測定用交流電圧をボイスコイル119に入力した際の測定対象部位のオシロスコープによる電流値の計測結果である。
なお、図5(a)は磁石105に巻装した絶縁被膜導線120の一端と、ヨーク104に巻装した絶縁被膜導線120の他端を接続し、磁石105に巻装した絶縁被膜導線120の他端と、ヨーク104に巻装した絶縁被膜導線120の一端を接合した場合の測定対象部位を流れる電流波形を示す。
また、図5(b)は磁石105に巻装した絶縁被膜導線120の一端と他端を接合し、ヨーク104に巻装した絶縁被膜導線120の一端と他端を接合した場合の測定対象部位を流れる電流波形を示す。計測結果は、図4と同様に、測定用電圧の印加に伴って測定対象部位に流れる電流波形を電圧変換したものであり、掃引時間は200μs/divである。
図5に示すように、絶縁被膜導線120を磁石105の外周に加えて、ヨーク104にも巻装することにより、図4(a)に比べて、計測される最大電流がさらに小さな値となり、渦電流の消滅効果が顕著に表れていることが確認できる。
以上のように、磁気回路を構成する部品の1つである磁石105の外周に絶縁被膜導線120を巻装することにより、磁石105の表面上の(+)電位と(−)電位を絶縁被膜導線120内に閉じ込めることができるとともに、巻装した絶縁被膜導線120の一端と他端を接続することで、絶縁被膜導線120内に存在する(+)電位と(−)電位を瞬時に同電位として、渦電流の発生を抑えることが可能となる。
次に、本発明の第2の実施形態について図6を用いて説明する。なお前記した第1の実施形態と共通する部分についてはその詳細な説明を省略する。
図6に示すように、第2の実施形態では、本発明を内磁型のスピーカー装置201に適用したものである。即ち、第2の実施形態におけるスピーカー装置201はヨーク204の底部略中央付近に磁石205が取り付けられ、また、この磁石205のヨーク204の底部との取付面とは反対方向の面に、センターポール212が設置されている。
ヨーク204の端面部にはプレート203がセンターポール212と一定の隙間を空けて設置されている。これら、ヨーク204、センターポール212、プレート203は磁性材料から構成され、磁石205とともに磁気回路を構成するようになっている。
このように構成された内磁型のスピーカー装置201においても、例えば図6に示すように、磁気回路を構成するヨーク204の外周の一部に、絶縁被膜導線220を巻装することで、ヨーク204の表面に混在する(+)電位と(−)電位を絶縁被膜導線220内に閉じ込めることができる。また、絶縁被膜導線220の一端と他端を接続することで、絶縁被膜導線220内に存在する(+)電位から(−)電位に電流が流れて同電位となるため、瞬時に渦電流を解消することができ、渦電流による電流の歪みを是正し、ボイスコイル219の応答性を高め、スピーカー装置201の音質を高めることができる。
ここで、必ずしも、絶縁被膜導線220はヨーク204の外周にのみ巻装されている必要はない。磁気回路を構成する部品であれば、第1の実施形態と同様に、例えば磁石205、センターポール212、プレート203の何れか、又は全てに巻装されていてもよい。
以上のように、本発明を適用したスピーカー装置、及びスピーカー装置の音質改善方法は、ボイスコイル作動時に発生する渦電流の発生を抑え、音質を向上させることができるものとなっている。
101、201 スピーカー装置
102 フレーム
103、203、403a、403b プレート
104、204、304 ヨーク
105、205、305、405 磁石
106 振動板
107 開口部
108 フレーム底部
109 架橋部
110 入力端子
111 ヨーク底部
112、212 センターポール
113、313 磁気ギャップ
114 振動部
115 エッジ部
116 取付部材
117 ボイスコイルボビン
118、418 ボビン
119、219、319、419 ボイスコイル
120、220 絶縁被膜導線
321 鉄粉ボンド

Claims (4)

  1. 中央部に略円形の開口部が形成され、一面側に向けて拡開するフレームと、外周縁が前記フレームに取り付けられるとともに、中央部に略円形の開口部が形成され、一面側に向けて拡開する略円錐台状の振動板と、
    軸方向の一端側が前記振動板に取り付けられた略円筒状のボイスコイルボビンと、
    該ボイスコイルボビンの外周面に巻装されるボイスコイルと、
    中央部に略円形の開口部が形成され、前記フレームの前記開口部の周縁に取り付けられたリング状のプレートと、
    略円盤状のヨークと、
    該ヨークのヨーク底部の略中央部の一面側に突出した略円筒状のセンターポールと、
    前記プレートと前記ヨークに挟持されるとともに、中央部に前記センターポールが挿通する略円形の開口部が形成され、軸方向の両端面に磁極面を有する磁石と、
    少なくとも前記ヨーク、および前記磁石の外周面のそれぞれに巻装されるとともに、前記ヨーク底部の前記一面側とは反対側の面が被覆され、一端と他端が電気的に接続された絶縁被膜導線と、を備える
    スピーカー装置。
  2. 前記絶縁被膜導線は、
    前記センターポールの軸方向における外周面の一部に巻装された
    請求項1に記載のスピーカー装置。
  3. 前記絶縁被膜導線は、
    前記プレートの外周面の一部に巻装された
    請求項1または請求項2に記載のスピーカー装置。
  4. 少なくともリング状のプレート、略円盤状のヨーク、該ヨークのヨーク底部の略中央の一面側に突出したセンターポール、および前記プレートと前記ヨークに挟持され磁石からなる磁気回路を構成する磁気回路構成部品のうち、少なくとも前記ヨーク、および前記磁石の外周面に、絶縁被膜導線をそれぞれ巻装する工程と、
    前記ヨーク底部の前記一面側とは反対側の面に前記絶縁被膜導線を被覆する工程と、
    前記ヨーク、および前記磁石の表面に混在する(+)電位と(−)電位を前記絶縁被膜導線内に閉じ込める工程と、
    前記絶縁被膜導線の一端と他端を電気的に接続し、前記絶縁被膜導線内に閉じ込めた(+)電位と(−)電位を同電位とする工程と、を備える
    スピーカー装置の音質改善方法。
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