JP6185641B2 - プリンターのカバーロック機構 - Google Patents
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Description
この開閉カバーなどの開放および閉鎖ロックのためにカバーロックを設けることが提案されている。
さらに、上記印字ヘッドまわりの機構とともに、上記カバーロックまわりの機構についても、より簡略化した構成が要請されている。
図1は、上記プリンターたとえば携帯式プリンター1の斜視図であって、携帯式プリンター1は、サーマルプリンターとしてこれを構成してあり、プリンターハウジング2および開閉カバー3を有する。
図2は、携帯式プリンター1の開閉カバー3をプリンターハウジング2に対して開放した状態の斜視図であって、携帯式プリンター1はさらに、ロール状としたラベル連続体4(印字用紙)の供給部5と、印字部6と、入力部7と、表示部8と、電源スイッチ9と、カバーロック機構10と、を有する。
さらにプリンターハウジング2には、図1中、下方隅部に位置したカバー軸12のまわりに開閉カバー3を開閉可能に設けて、供給部5へのラベル連続体4の収納および携帯式プリンター1への装填を可能としている。
供給部5は、上記ラベル連続体4をロール状に巻いてその内部に収納し、印字部6方向に帯状に繰り出し可能としている。
プラテンローラー14のプラテンローラー軸17の一方側端部にはプラテンローラーギア18を設けるとともに、プリンターハウジング2側には駆動モーター16の回転を伝達するための連結ギア19を設け、開閉カバー3のプリンターハウジング2への閉鎖によってプラテンローラーギア18と連結ギア19とを係合させ、駆動モーター16によりプラテンローラー14を回転駆動可能としている。
表示部8は、入力部7により入力された情報およびその他必要な情報を表示可能とする。
図3は、カバーロック機構10(開放用押しボタン20)部分の要部断面図である。
開放用押しボタン20は、ボタン本体21と、ボタン本体21の周縁部の全周をめぐってこれに形成した防水用密着面22と、ボタン本体21に一体に形成したそのボタン軸23および弾性体としてのボタン付勢スプリング24と、ボタン本体21の裏面側に突出形成した押込み用突出部25と、を有する。
とくに図1に仮想線で示すように、防水用密着面22は、サーマルヘッド13の長さ方向(ラベル連続体4の幅方向)に沿ってより長く庇のように延びており、サーマルヘッド13の発熱素子13A(図2)のすべてを覆うことができるようにしている。
とくに図3に示すように、それぞれの当接軸部26がプリンターハウジング2の内壁面2Aに当接して、左右一対のボタン付勢スプリング24が撓むことにより、その付勢力を発揮して開放用押しボタン20の防水用密着面22をプリンターハウジング2の内壁面2Aに密着可能とする。
換言すれば、開放用押しボタン20のボタン軸23は、ボタン付勢スプリング24と防水用密着面22との間に位置してこれを設けて、防水用密着面22がプリンターハウジング2の内壁面2Aに密着させるように、ボタン付勢スプリング24が開放用押しボタン20を付勢可能としている。
なおボタン付勢スプリング24を蛇行して形成することにより、所定の付勢力を得るための必要な長さを狭い空間内で得ることが可能となり、かつ、ボタン本体21と一体形成することにより、とくに小型軽量に製造する必要があるこの種携帯式プリンター1に有利である。
図4は、カバーロック27の斜視図、図5は、カバーロック27およびサーマルヘッド13の一体構造を示す斜視図である。
図4および図5に示すように、カバーロック27には、接着剤によりサーマルヘッド13を取り付け固定している。
なお、カバーロック27の当接傾斜プレート29は、開放用押しボタン20の裏面側に対して接近する方向に傾斜しており、換言すれば、開放用押しボタン20のプリンターハウジング2に対する当初の押込み方向(プリンターハウジング2の内方に向かって直交する方向)に対して傾斜している。
したがって、開放用押しボタン20(押込み用突出部25)からカバーロック27の当接傾斜プレート29に作用してヘッド軸28まわりのカバーロック27の回動操作に働く分力を比較的大きくすることができ、開放用押しボタン20への操作力自体を比較的少ないものとすることができる。
したがって、プラテンローラー14のロックピン31がカバーロック27のプラテンローラーロック係合部30から離脱した状態となり、サーマルヘッド13およびプラテンローラー14とを互いに離反させ、その間にラベル連続体4を装填可能となる。
かくして、開放用押しボタン20の回動により、当接傾斜プレート29を介してカバーロック27をプラテンローラー14から離反可能としている。
すなわち、カバーロック27の材料は、表面に亜鉛やクロムなどのメッキ処理を施した鉄材であり、サーマルヘッド13の熱を放熱可能であるとともに、プラテンローラー14のロックピン31の係脱を可能とする剛性ないし機械的強度を確保している。また、屋外で使用する可能性がある携帯式プリンター1が湿気や雨水などに起因するさびの発生を、鉄材へのメッキ処理により防止可能としている。
もちろん、開放用押しボタン20を操作して開閉カバー3(プラテンローラー14)をサーマルヘッド13から開放離反させるたびに、カバーロック27のプラテンローラーロック係合部30およびテーパー面32を形成している部分がサーマルヘッド13とともに外部に露出することになるので、同じく放熱作用を上げることができる。
したがって、スプリング取付け突出部34の部分において表面積を増やすことができ、放熱効果を高めることができる。
したがって、印字済みのラベル連続体4の発行口33とカバーロック27との間で空気が滞留しにくく、カバーロックによる放熱作用を円滑に行うことができる。
開放用押しボタン20の押込み操作により、既述のように、プラテンローラーロック係合部30とロックピン31との係合を解除してプラテンローラー14を開閉カバー3とともに図2の開放状態とし、サーマルヘッド13およびプラテンローラー14の間にラベル連続体4を挿通装填可能とする。
この開放状態で供給部5内にロール状のラベル連続体4を収納し、開閉カバー3をプリンターハウジング2方向に閉鎖すればプラテンローラー14のロックピン31がカバーロック27のテーパー面32に当接する。ヘッド付勢スプリング15の付勢力に抗して開閉カバー3(プラテンローラー14)をさらに閉鎖方向に押し込めば、ロックピン31がプラテンローラーロック係合部30に係合するに至り、開閉カバー3を閉鎖し、またサーマルヘッド13およびプラテンローラー14の間にラベル連続体4を挟持して、これを押圧した状態とすることができる。
たとえば、印字ヘッド(サーマルヘッド13)は、これを開閉カバー3に取り付け、プラテンローラー14は、これをプリンターハウジング2に取り付けることができる。
また、開放用押しボタン20は、開閉カバー3に対してこれを回動可能とすることもできる。
2 プリンターハウジング
3 開閉カバー
4 ラベル連続体(印字用紙)
5 供給部
6 印字部
7 入力部
8 表示部
9 電源スイッチ
10 携帯式プリンター1のカバーロック機構(実施例、図3)
11 ベルト掛け部
12 開閉カバー3のカバー軸
13 サーマルヘッド(印字ヘッド)
13A サーマルヘッド13の発熱素子
14 プラテンローラー
15 ヘッド付勢スプリング
16 駆動モーター
17 プラテンローラー14のプラテンローラー軸
18 プラテンローラー14のプラテンローラーギア
19 連結ギア
20 開放用押しボタン
21 開放用押しボタン20のボタン本体
22 開放用押しボタン20の防水用密着面
23 開放用押しボタン20のボタン軸
24 開放用押しボタン20のボタン付勢スプリング
25 開放用押しボタン20の押込み用突出部
26 ボタン付勢スプリング24の当接軸部
27 カバーロック
28 サーマルヘッド13のヘッド軸
29 カバーロック27の当接傾斜プレート
30 カバーロック27のプラテンローラーロック係合部
31 プラテンローラー14のロックピン
32 カバーロック27のテーパー面
33 発行口
34 カバーロック27のスプリング取付け突出部
35 スプリング取付け突出部34の凹部
36 用紙切断用端部
D 開放用押しボタン20の用紙切断用端部36と開閉カバー3の先端部の外表面との
間の間隔(図3)
Claims (7)
- プリンターハウジングと、
前記プリンターハウジングに対して開閉する開閉カバーと、
前記プリンターハウジングあるいは前記開閉カバーのいずれか一方に取り付けるとともに、前記プリンターハウジングに装填される印字用紙に印字可能な印字ヘッドと、
前記開閉カバーあるいは前記プリンターハウジングのいずれか他方に取り付けるとともに、前記印字ヘッドとの間に前記印字用紙を挟持して回転することにより前記印字用紙を移送可能なプラテンローラーと、
前記プラテンローラーと係脱することにより、前記印字ヘッドおよび前記プラテンローラーを互いに接離させるカバーロックと、
前記プラテンローラーおよび前記印字ヘッドを互いに離反させるように操作する開放用押しボタンと、を備え、
前記カバーロックは、前記開放用押しボタンに当接するプレートを一体形成していることを特徴とするプリンターのカバーロック機構。 - 前記プレートは、前記開放用押しボタンを押したときに、前記プレートの先端側が前記開放用押しボタンの裏面側に先に当接するように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のプリンターのカバーロック機構。
- 前記プレートは、前記開放用押しボタンの裏面側に対して接近する方向に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載のプリンターのカバーロック機構。
- 前記カバーロックは、回動可能に軸支され、前記開放用押しボタンを押すことにより前記開放用押しボタンが前記プレートを押圧し、前記印字ヘッドと前記プラテンローラーとを離間させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のプリンターのカバーロック機構。
- 前記開放用押しボタンは、ボタン本体と、前記ボタン本体より相対的にプリンターハウジングの内方側に凹んだ状態で形成されプリンターハウジングの内壁面に密着可能な平面領域である密着面を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のプリンターのカバーロック機構。
- 前記印字ヘッドは、前記カバーロックに直接取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載のプリンターのカバーロック機構。
- 前記印字ヘッドの裏面のほぼ全面が前記カバーロックに当接していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載のプリンターのカバーロック機構。
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