JP6183046B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6183046B2 JP6183046B2 JP2013167107A JP2013167107A JP6183046B2 JP 6183046 B2 JP6183046 B2 JP 6183046B2 JP 2013167107 A JP2013167107 A JP 2013167107A JP 2013167107 A JP2013167107 A JP 2013167107A JP 6183046 B2 JP6183046 B2 JP 6183046B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- fixing
- condition
- paper
- fixing belt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
請求項2に記載の発明は、前記定着手段が、前記定着部材に予め定められた電力が供給された第1の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度が予め定められた温度未満となる場合に、当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が当該予め定められた温度以上となるように、当該定着部材に供給される電力を前記第1の条件に比べて増加した第2の条件に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載の発明は、前記定着手段が、前記定着部材に予め定められた電力が供給された第1の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度が予め定められた温度未満となる場合に、当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が当該予め定められた温度以上となるように、当該記録媒体が前記定着手段を通過する時間が前記第1の条件より長い第3の条件に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、前記定着手段が、前記定着部材に予め定められた電力が供給された第1の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度が予め定められた温度未満となる場合に、当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が当該予め定められた温度以上となるように、当該記録媒体が前記定着手段に投入されるまでの時間が前記第1の条件より長い第4の条件に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項5に記載の発明は、ユーザによる用紙収納部の抜き差し又は用紙設定の変更を検知する検知手段をさらに備え、前記定着手段が前記第1の条件と異なる条件にある場合において、前記変更手段は、前記検知手段がユーザによる用紙収納部の抜き差し又は用紙設定の変更を検知した場合に、当該第1の条件に変更することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置である。
請求項6に記載の発明は、前記定着手段が、前記第2の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度に基づいて、前記第1の条件に変更しても当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が前記予め定められた温度以上となると判断する場合に、当該第1の条件に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置である。
請求項2の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、電力の供給が少ない状態を画像形成装置のデフォルトにできる。
請求項3の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、画像形成装置への電力の供給が増加することを抑制できる。
請求項4の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、画像形成装置への電力の供給が増加することを抑制できる。
請求項5の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、電力の供給が少ない状態への復帰が容易にできる。
請求項6の発明によれば、本構成を備えない場合に比べ、電力の供給が少ない状態への復帰が容易にできる。
[第1の実施の形態]
(画像形成装置)
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置100の一例を示す図である。ここでは、タンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置100を例に挙げ説明する。図1に示す画像形成装置100は、電子写真方式により各色成分のトナー像を形成する複数の画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kを備えている。次に、各画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kが形成する各色成分トナー像を中間転写ベルト15に順次転写(一次転写)する転写手段の一例としての一次転写部10と、中間転写ベルト15上に転写された重畳トナー像を記録媒体の一例としての用紙Pに一括転写(二次転写)する転写手段の他の一例としての二次転写部20とを備えている。さらに、二次転写された画像を用紙P上に定着する定着手段の一例としての定着部60を備えている。また、各装置(各部)の動作を制御する変更手段、判断手段及び抽出手段の一例としての制御部40を備えている。
図1に示す画像形成装置100では、画像読取装置(図示せず)等から出力される画像データに画像処理が施された後、画像データをY、M、C、Kの4色の色材階調データに変換され、レーザ露光器13に出力される。
レーザ露光器13は、入力される色材階調データに応じ、例えば、半導体レーザから出射される露光ビームBmを画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kにおいて矢印A方向に回転する各感光体ドラム11に照射する。各感光体ドラム11の表面は、帯電器12によって帯電された後、レーザ露光器13によって表面が走査露光される。これにより、各感光体ドラム11の表面に、静電潜像が形成される。各感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kにおいて、現像器14によって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
二次転写部20では、中間転写ベルト15上に保持された未定着のトナー像(未定着トナー像)が、中間転写ベルト15と二次転写ロール22との間に挟み込まれた用紙P上に静電転写される。その後、搬送ベルト55により、トナー像が静電転写された用紙Pは定着部60まで搬送される。定着部60により、用紙P上の未定着トナー像が熱及び圧力で処理され用紙P上に画像として定着される。そして、画像が定着された用紙Pは、画像形成装置100から排出される。
次に、本実施の形態における定着部60について説明する。
図2は、定着部60の構成の一例を示す図である。この定着部60は、電磁誘導加熱(IH:Induction Heating)方式を採用する。
図2に示すように、定着部60は、定着ベルト61、交流電流により生じる磁界によって定着部材の一例としての定着ベルト61を発熱させる磁場発生ユニット85、定着ベルト61に対向するように配置される加圧ロール62、定着ベルト61を介して加圧ロール62から押圧される圧力パッド64を有する。
定着ベルト61は、圧力パッド64とベルトガイド部材63、定着ベルト61の両側側端部に配置されるエッジガイド部材(図示せず)によって回転駆動が可能なように支持されている。そして、ニップ部N(押圧部)において加圧ロール62に圧接され、加圧ロール62の矢印C方向の回転に従動して矢印D方向に周回駆動される。
ホルダ65は、定着部60の長手方向に亘って潤滑剤塗布部材67を備える。潤滑剤塗布部材67は、定着ベルト61内周面に接触し、定着ベルト61と低摩擦シート68との摺動部に潤滑剤を供給する。なお、潤滑剤としては、例えば、シリコーンオイル、フッ素オイル等の液体状オイル;固形物質と液体とを混合させたグリース等、さらにこれらを組み合わせたものが挙げられる。
加圧ロール62は、定着ベルト61に対向するように配置され、矢印C方向に、例えば140mm/sのプロセススピードで回転し、定着ベルト61を矢印D方向に従動させる。そして、加圧ロール62と圧力パッド64とが定着ベルト61を挟持してニップ部Nを形成する。このニップ部Nに未定着トナー像を保持した用紙Pを通過させることで、熱及び圧力を加えて未定着トナー像を用紙Pに定着する。
温度測定部80は、ニップ部Nの下流側に配置されているので、後述する定着処理が終了した直後における定着ベルト61の表面温度が測定できる。これにより、定着部60における定着処理により低下した定着ベルト61の表面温度が測定できる。
なお、温度測定部80は、定着部60に含まれていてもよいが、含まれていなくてもよい。ここでは、温度測定部80は、定着部60に含まれていないとする。
抵抗加熱方式では、定着部60における磁場発生ユニット85の代わりに、圧力パッド64と低摩擦シート68との間に、抵抗発熱体を設ける。抵抗発熱体は、例えばセラミック基板に鉄−クロム−アルミ合金やカーボンなどの厚膜抵抗(抵抗)を印刷して焼成されている。抵抗発熱体に設けられた抵抗に電流を流すことにより、ジュール熱を発生させ、低摩擦シート68を介して定着ベルト61を加熱する。この場合も、定着ベルト61に加え、抵抗発熱体や抵抗発熱体に接する部分が加熱される。
次に、用紙Pが定着部60に投入されて、定着処理が行なわれた場合において、温度測定部80により測定された定着ベルト61表面の温度T(定着ベルト温度T)の変化について説明する。ここでは、紙質の異なる用紙Paと用紙Pbとがあるとして説明する。用紙Pbは、用紙Paに比べて、熱容量が大きいとする。なお、用紙Paと用紙Pbとを区別しない場合は、用紙Pと表記する。
用紙Pの熱容量は、紙質、例えば、厚さ、密度などによって異なる。用紙Pの厚さが厚いほど、又密度が高いほど、熱容量が大きくなる。
そして、用紙Pの定着部60に最初に投入される部分を先端Ps、定着部60に最後に投入される部分を後端Peと表記する。
そして、温度測定部80は、用紙Pの定着において、予め定められた時間間隔で定着ベルト61の温度(定着ベルト温度T)を測定する。よって、それぞれの測定点は用紙Pの複数の箇所に対応する。
定着が可能な定着ベルト温度Tを定着可能温度Tcとする。
図3においては、時間がアルファベット(a、b、c、…)に進むとする。なお、図3(a)と図3(b)とで、同じ記号を使用するので、図3(a)と図3(b)とで、説明に必要のない時刻が存在する。
また、図3において、用紙Pが移動する方向を矢印Eで示している。
まず、図3(a)における場合αを説明する。場合αでは、熱容量が小さい用紙Paが投入されるとする。用紙Paが投入される時刻aにおいて、定着ベルト温度Tは温度Tsαになっているとする。温度Tsαは、定着可能温度Tcより高い。
なお、時刻aの温度Tsαが最高温度Tmaxαであって、時刻fの温度Teαが最低温度Tminαである。
すると、用紙Pbが投入される時刻aにおいて、定着ベルト温度Tは場合αと同じ温度Tsβ(=Tsα)である。そして、定着ベルト温度Tは、用紙Pbの定着処理が進むにつれて単調に低下する。
時刻eにおいて、定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tcに低下する。そして、時刻e以降においても、定着ベルト温度Tは低下していく。
場合βでは、時刻eから時刻fにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満であるので、用紙Pbにおいて定着不良が生じる。
この場合βにおいても、時刻aの温度Tsβが最高温度Tmaxβであって、時刻fの温度Teβが最低温度Tminβである。
これを防ぐには、図3(a)の場合γで示すように、定着ベルト61を加熱する条件を変えて、時刻aにおける定着ベルト温度Tを温度Tsα(Tsβ)より高い温度Tsγに上げるようにし、用紙Pbが投入された場合でも、時刻fでの定着ベルト温度T(温度Teγ)が定着可能温度Tc以上となるようにすればよい。
しかし、用紙Pbが投入される場合に備えて、定着ベルト61を加熱する条件を場合γとすると、定着部60に投入する電力が高くなってしまう。
まず、図3(b)における場合αを説明する。場合αでは、熱容量が小さい用紙Paが投入されるとする。用紙Paが投入される時刻aにおいて、定着ベルト温度Tは定着可能温度Tcより高い温度Tsαになっているとする。
時刻aにおいて、用紙Paが定着部60に投入されると、定着ベルト温度Tは、用紙Pの定着処理が進むにつれて急激に低下する。
そして、時刻cにおいて、定着ベルト温度Tは最低温度Tminαになる。ここでは、最低温度Tminαは、定着可能温度Tc以上であるとする。その後、定着ベルト温度Tは上昇する。
時刻fにおいて、用紙Paが定着部60から排出される。このとき、定着ベルト温度Tは、温度Tsαより低い温度Teαにまで上昇している。よって、時刻aから時刻fまでの間において、定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上であって、定着が正常に行われる。
この場合αにおいて、時刻aで最高温度Tmaxαであり、時刻cで最低温度Tminαである。
すると、用紙Pbが投入される時刻aにおいて、定着ベルト温度Tは場合αと同じ温度Tsβ(=Tsα)である。そして、定着ベルト温度Tは、用紙Pbの定着処理が進むにつれて急激に低下する。そして、時刻bにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tcに低下する。そして、時刻b以降においても、定着ベルト温度Tは低下していく。
そして、時刻cにおいて、定着ベルト温度Tは定着可能温度Tcより低い最低温度Tminβになる。
場合βでは、時刻bから時刻dまでの期間において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満であるので、用紙Pbにおいて定着不良が生じる。
この場合βにおいても、時刻aで最高温度Tmaxβであり、時刻cで最低温度Tminβである。
これを防ぐには、図3(b)の場合γで示すように、定着ベルト61を加熱する条件を変えて、時刻aにおける定着ベルト温度Tを温度Tsα(Tsβ)より高い温度Tsγに上げるようにし、用紙Pbが投入された場合でも、最低温度Tminγが定着可能温度Tc以上となるようにすればよい。
しかし、用紙Pbが投入される場合に備えて、定着ベルト61を加熱する条件を場合γとすると、定着部60に投入する電力が高くなってしまう。
一方、図3(b)の場合には、用紙Pの投入に伴って熱が定着ベルト61から用紙Pに急速に奪われることを見越して、用紙Pの投入のタイミングに合わせて定着ベルト61を加熱する電力を増加させるように制御されている場合などが対応する。用紙Pが投入されると、熱が奪われて、一旦定着ベルト温度Tが下がるが、加熱する電力が増加しているので、定着ベルト温度Tが上昇する。
まず、一枚目である用紙P1の定着の過程において、定着部60の定着ベルト61表面の定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc未満である場合、定着ベルト61への電力の供給を条件Iより大きい条件II(第2の条件)(図3(a)、(b)における場合γに相当)に変更する場合を説明する。
なお、条件Iを省エネルギモードとし、条件IIを通常モードとすれば、画像形成装置100は、デフォルト(初期設定)を省エネルギモードとし、最低温度Tminが定着可能温度Tc未満になった場合に、通常モードに移行させるように動作させることができる。これにより、画像形成装置100に供給される電力が抑制される。
定着部60は、時刻aにおいて、条件Iで制御されているとする。そして、用紙Paより熱容量が大きい用紙Pbが連続して定着部60に投入されるとする。ここでは、一枚目を用紙Pb1、二枚目を用紙Pb2とする。
なお、用紙Pb1の先端Psが温度Ts1、後端Peが温度Te1、最高温度Tmax1、最低温度Tmin1とし、用紙Pb2の先端Psが温度Ts2、後端Peが温度Te2、最高温度Tmax2、最低温度Tmin2とする。
時刻aにおける定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上の温度Ts1(図3(a)の温度Tsα)である。
この条件Iでは、図3(a)の場合αで示したように、用紙Paであれば、定着ベルト温度Tは時刻aから時刻fにおいて、定着可能温度Tc以上となるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
そして、用紙Pb1が定着部60から排出される時刻fでは、定着ベルト温度Tが、温度Te1にまで低下する。
条件Iでは、時刻eから時刻fまでの期間において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満となるので、用紙Pb1において定着不良が生じる。
すると、用紙Pb2が定着部60から排出される時刻iでは、定着ベルト温度Tは定着可能温度Tc以上である温度Te2となる。よって、図3(a)の場合γに示したように、用紙Pb2において、時刻gから時刻iにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以上であるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
時刻aにおける定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上の温度Ts1(図3(b)の温度Tsα)である。
この条件Iでは、図3(b)の場合αで示したように、用紙Paであれば、定着ベルト温度Tは時刻aから時刻fにおいて、定着可能温度Tc以上であって、定着が正常に行なわれる。
時刻aにおいて、用紙Pb1が投入される。すると、図3(b)の場合βで示したように、時刻bにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tcになり、時刻b以降においても、定着ベルト温度Tは低下していく。時刻cにおいて、定着ベルト温度Tは定着可能温度Tcより低い最低温度Tmin1になる。時刻cの後、定着ベルト温度Tは上昇し、時刻dにおいて、定着可能温度Tcになる。そして、用紙Pb1が定着部60から排出される時刻fでは、定着ベルト温度Tは、温度Ts1より低いが、温度Te1にまで上昇する。
条件Iでは、時刻bから時刻dまでの期間において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満となるので、用紙Pb1に対して定着不良が生じる。
すると、時刻hにおいて、定着ベルト温度Tの最低温度Tmin2は、定着可能温度Tc以上になる。よって、図3(b)の場合γに示したように、用紙Pb2において、時刻gから時刻iにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以上であるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
ここでも、定着部60の定着ベルト61を加熱する条件は、条件I(省エネルギモード)と、条件Iに比べて定着ベルト61に供給される電力が大きい条件II(通常モード)とを有しているとする。そして、条件Iをデフォルトとする。
なお、以下では、制御部40が、定着処理、温度測定部80による定着ベルト温度Tの測定及び定着ベルト61へ供給する電力を制御するとする。
条件Iで定着処理が実行され(ステップ11。図5では、S11と表記する。以下同様とする。)、ステップ11と並行して、定着ベルト温度Tの測定が実行される(ステップ12)。
そして、定着ベルト温度Tの測定結果から、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc以上であるか否かが判断される(ステップ13)。ステップ13において、肯定(Yes)の判断がされる場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc以上である場合には、条件Iでの定着が継続される(ステップ14)。
一方、ステップ17において、肯定(Yes)の判断がされる場合、すなわち、条件Iへの変更(復帰)が可能と判断される場合には、条件Iへ変更(復帰)する(ステップ18)。そして、ステップ14に移行して、条件Iで定着処理を実行する。
このようにして、定着不良の発生を抑制するともに、条件IIから条件Iに変更(復帰)させることで、定着部60に供給される電力が小さい条件I(省エネルギモード)に戻すことができる。
しかし、条件IIにおいて、定着処理毎に定着ベルト温度Tを測定し、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tcより十分高ければ、条件Iに変更(復帰)してもよい。なお、条件IIの最低温度Tminが、定着可能温度Tcから温度差Tg以上高い場合に、条件IIから条件Iに変更(復帰)してもよいとする。
定着部60は、条件IIで制御されているとする。そして、熱容量が小さい用紙Paが連続して定着部60に投入されるとする。ここでは、一枚目を用紙Pa1、二枚目をPa2とする。
なお、定着処理において、用紙Pa1の先端Psが温度Ts1、後端Peが温度Te1、最高温度Tmax1、最低温度Tmin1とし、用紙Pa2の先端Psが温度Ts2、後端Peが温度Te2、最高温度Tmax2、最低温度Tmin2とする。
時刻aにおける定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上の温度Ts1(図3(a)の温度Tsγ)である。
条件IIであるので、図3(a)の場合γで示したように、用紙Pbであれば、定着ベルト温度Tは時刻aから時刻fにおいて、定着可能温度Tc以上であって、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
条件IIでは、時刻aから時刻fまでの期間において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以上となるので、用紙Pa1において、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
このようにすることで、定着部60への電力の供給を抑制できる。
時刻aにおける定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上の温度Ts1(図3(b)の温度Tsγ)である。
条件IIであるので、図3(b)の場合γで示したように、用紙Pbであれば、定着ベルト温度Tは時刻aから時刻fにおいて、定着可能温度Tc以上であって、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
条件IIでは、時刻aから時刻fまでの期間において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以上となるので、用紙Pa1において、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
条件IIでは、用紙Paに対して、定着ベルト温度Tが高すぎる。そこで、制御部40は、条件IIから条件Iに変更(復帰)する。しかし、用紙Pa2における時刻hでの最低温度Tmin2は定着可能温度Tc以上であるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
このようにすることで、定着部60への電力の供給を抑制できる。
ここでも、定着部60の定着ベルト61を加熱する条件は、条件I(省エネルギモード)と、条件Iに比べて定着ベルト61に供給される電力が大きい条件II(通常モード)とを有しているとする。そして、条件Iをデフォルトとする。
なお、図6で説明したように、条件IIにおいて最低温度Tminが定着可能温度Tcより温度差Tg以上高ければ、条件Iに変更(復帰)するとしている。
なお、図5と同様なステップは、同じ符号を付す。
条件Iで定着処理が実行され(ステップ11)、ステップ11と並行して、定着ベルト温度Tの測定が実行される(ステップ12)。
そして、定着ベルト温度Tの測定結果から、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc以上であるか否かが判断される(ステップ13)。ステップ13において、肯定(Yes)の判断がされる場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc以上である場合には、ステップ11及びステップ12に戻って、条件Iでの定着及び定着ベルト温度Tの測定が並行して実行される。
一方、ステップ13において、否定(No)の判断がされる場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc未満である場合には、条件IIに変更される(ステップ15)。そして、条件IIでの定着が実行される(ステップ16)。
図4では、条件Iによる用紙Pの定着における定着ベルト温度Tの最低温度Tmin1が定着可能温度Tcより低い場合に、引き続く用紙Pに対して、定着ベルト61への電力の供給を大きい条件IIに変更して、最低温度Tmin2が定着可能温度Tc以上になるようにした。
なお、定着の速度を遅くするので、画像形成装置100による画像形成の速度(効率)が低下する。しかし、定着部60への電力の供給を低く抑えることができる。
定着部60は、時刻aにおいて、条件Iで制御されているとする。そして、用紙Paより熱容量が大きい用紙Pbが連続して定着部60に投入されるとする。ここでは、一枚目を用紙Pb1、二枚目を用紙Pb2とする。
なお、図8において、用紙Pb2が用紙Pb1に比べて、時間軸上で長く記載されているが、用紙Pの長さではなく、定着部60における定着時間が長いことを示している。
時刻aにおいて、用紙Pb1が投入されると、図4(a)で説明したと同様に、時刻eにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tcになり、時刻e以降において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満になる。よって、時刻eから時刻fにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満となるので、用紙Pb1において定着不良が生じる。
時刻aにおいて、用紙Pb1が投入されると、図4(b)で説明したと同様に、時刻cにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以下の最低温度Tmin1になる。その後、定着ベルト温度Tが上昇するが、時刻bから時刻dにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満となるので、用紙Pb1において定着不良が生じる。
なお、定着速度が遅い(定着時間が長い)条件IIIにするには、加圧ロール62の回転速度を変更すればよい。
定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tcより低くなる場合として、用紙P1が定着部60に投入される時点(図4(a)などの時刻a)において、定着ベルト温度Tが十分に回復していない(高くなっていない)場合がある。
このような場合には、用紙Pが定着部60から排出された後、次の用紙P2が投入するまでの期間(用紙間隔)を長く設定すればよい。
定着部60は、時刻aにおいて、条件Iで制御されているとする。そして、用紙Paより熱容量が大きい用紙Pbが連続して定着部60に投入されるとする。ここでは、一枚目を用紙Pb1、二枚目を用紙Pb2とする。
時刻aにおいて、用紙Pb1が投入されると、図4(a)で説明したと同様に、時刻eにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tcになり、時刻e以降において、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満になる。よって、時刻eから時刻fにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満となるので、用紙Pb1において定着不良が生じる。
時刻aにおいて、用紙Pb1が投入されると、図4(b)で説明したと同様に、時刻cにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以下の最低温度Tmin1になる。その後、定着ベルト温度Tが上昇するが、時刻bから時刻dにおいて、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc未満となるので、用紙Pb1において定着不良が生じる。
第1の実施の形態では、条件Iによる用紙Pの定着における定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tcより低い場合に、引き続く用紙Pに対する定着の条件を変更した。
しかし、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc未満となっても、定着可能温度Tc未満である部分が、用紙Pの余白などの画像が形成されない領域(以下では空白領域と表記する。)であれば、定着不良を生じない。
用紙Paより熱容量が大きい用紙Pbが定着部60に投入されるとする。ここでは、用紙Pb0、用紙Pb1、用紙Pb2で説明する。
そして、用紙Pb0が定着部60の投入される時刻aにおける定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上の温度Ts0であるとする。
よって、用紙Pb1の画像が形成される領域Im1(空白領域以外の領域)は、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以上となるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
この場合は、制御部40は、用紙P2に対して、条件IIに変更して定着を実行する。条件IIでは、時刻fにおける最低温度Tmin2は、定着可能温度Tc以上となるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
用紙Paより熱容量が大きい用紙Pbが定着部60に投入されるとする。ここでは、用紙Pb0、用紙Pb1、用紙Pb2で説明する。
そして、用紙Pb0が定着部60の投入される時刻aにおける定着ベルト温度Tは、定着可能温度Tc以上の温度Ts0であるとする。
よって、用紙Pb1の画像が形成される領域Im1(空白領域以外の領域)は、定着ベルト温度Tが定着可能温度Tc以上となるので、定着が正常に行われ、定着不良を生じない。
ここでも、定着部60の定着ベルト61を加熱する条件は、条件I(省エネルギモード)と、条件Iに比べて定着ベルト61に供給される電力が大きい条件II(通常モード)とを有しているとする。そして、条件Iをデフォルトとする。
なお、図7と同様なステップは、同じ符号を付す。
条件Iで定着処理が実行され(ステップ11)、ステップ11と並行して、定着ベルト温度Tの測定が実行される(ステップ12)。
そして、定着ベルト温度Tの測定結果から、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc以上であるか否かが判断される(ステップ13)。ステップ13において、肯定(Yes)の判断がされる場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc以上である場合には、ステップ11及びステップ12に戻って、条件Iでの定着及び定着ベルト温度Tの測定が並行して実行される。
一方、ステップ13において、否定(No)の判断がされる場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc未満である場合には、画像データが参照され空白領域が抽出される(ステップ31)。
そして、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc未満となる領域が空白領域に対応するか否かが判断される(ステップ32)。
ステップ32において否定(No)と判断される場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tc未満となる領域が空白領域に対応しない場合は、条件IIに変更される(ステップ15)。
そして、条件IIにより定着処理が実行され(ステップ16)、それと並行して定着ベルト温度Tが測定される(ステップ21)。
その後、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tcより温度差Tg以上高いか否かが判断される(ステップ22)。ステップ22において、肯定(Yes)の判断がされる場合、すなわち、定着ベルト温度Tの最低温度Tminが定着可能温度Tcより温度差Tg以上高い場合には、条件IIから条件Iに変更される(ステップ22)。そして、ステップ11及びステップ12に戻って、条件Iでの定着及び定着ベルト温度Tの測定が実行される。
また、用紙Pを定着することで、定着ベルト温度Tを測定している。このため、定着ベルト温度Tを測定する用紙Pが定着不良を発生することがありうる。この場合、定着ベルト温度Tが測定されればよく、トナー像が用紙Pに定着されることを要しない。
よって、定着不良が生じることが予測される場合には、定着ベルト温度Tを測定する定着処理は、白紙などダミーの用紙Pで行ってもよい。これにより、定着不良が発生することが抑制される。
Claims (6)
- 像保持体と、
前記像保持体に静電潜像を形成する露光手段と、
前記露光手段により形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像とする現像手段と、
前記トナー像を記録媒体に順に転写する転写手段と、
電力の供給によって加熱される定着部材を有し、当該定着部材の熱により前記トナー像を前記記録媒体に定着する定着手段と、
前記記録媒体が前記定着手段を通過する過程において前記定着部材の温度を測定する温度測定手段と、
受信した画像データに基づいて、前記記録媒体において前記トナー像が形成されない空白領域を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記空白領域が、前記温度測定手段により測定された前記定着部材における予め定められた温度未満となる領域に対応するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段によって前記空白領域が前記予め定められた温度未満の領域に対応すると判断される場合に、定着の条件を変更せず、当該判断手段によって当該空白領域が当該予め定められた温度未満の領域に対応しないと判断される場合に、定着の条件を変更する変更手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記定着手段が、前記定着部材に予め定められた電力が供給された第1の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、
前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度が予め定められた温度未満となる場合に、当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が当該予め定められた温度以上となるように、当該定着部材に供給される電力を前記第1の条件に比べて増加した第2の条件に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着手段が、前記定着部材に予め定められた電力が供給された第1の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、
前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度が予め定められた温度未満となる場合に、当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が当該予め定められた温度以上となるように、当該記録媒体が前記定着手段を通過する時間が前記第1の条件より長い第3の条件に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記定着手段が、前記定着部材に予め定められた電力が供給された第1の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、
前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度が予め定められた温度未満となる場合に、当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が当該予め定められた温度以上となるように、当該記録媒体が前記定着手段に投入されるまでの時間が前記第1の条件より長い第4の条件に変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - ユーザによる用紙収納部の抜き差し又は用紙設定の変更を検知する検知手段をさらに備え、
前記定着手段が前記第1の条件と異なる条件にある場合において、前記変更手段は、前記検知手段がユーザによる用紙収納部の抜き差し又は用紙設定の変更を検知した場合に、当該第1の条件に変更することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記定着手段が、前記第2の条件で複数の記録媒体に対して定着を開始する場合において、
前記変更手段は、前記複数の記録媒体の一つの記録媒体において前記温度測定手段により測定された前記定着部材の最低温度に基づいて、前記第1の条件に変更しても当該複数の記録媒体における引き続く記録媒体に対して当該定着部材の最低温度が前記予め定められた温度以上となると判断する場合に、当該第1の条件に変更することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013167107A JP6183046B2 (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013167107A JP6183046B2 (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015034952A JP2015034952A (ja) | 2015-02-19 |
JP6183046B2 true JP6183046B2 (ja) | 2017-08-23 |
Family
ID=52543502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013167107A Active JP6183046B2 (ja) | 2013-08-09 | 2013-08-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6183046B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7073217B2 (ja) | 2018-07-18 | 2022-05-23 | キヤノン株式会社 | 像加熱装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638779A (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-14 | Canon Inc | 画像処理装置 |
JP2004029129A (ja) * | 2002-06-21 | 2004-01-29 | Canon Inc | 画像形成装置、画像形成間隔制御方法、コンピュータ読み取り可能なプログラム、及び記憶媒体 |
JP2006221061A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Canon Inc | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2011158809A (ja) * | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 定着装置および画像形成装置 |
-
2013
- 2013-08-09 JP JP2013167107A patent/JP6183046B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015034952A (ja) | 2015-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4635783B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置 | |
US7062188B2 (en) | Image heating device, image forming apparatus, image copying machine, and method for controlling temperature | |
JP4655846B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置および定着方法 | |
JP4356666B2 (ja) | 加熱装置および定着装置 | |
JP4636870B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP2003122152A (ja) | 加熱装置およびそれを備える画像形成装置 | |
JP4115147B2 (ja) | 加熱装置 | |
JP2006119410A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5207775B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2007114524A (ja) | 定着装置および定着ベルトの劣化判定方法 | |
JP2003208055A (ja) | 像加熱装置及びこの装置に用いられる弾性ローラ | |
JP4760688B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US8270888B2 (en) | Image heating apparatus | |
US7532834B2 (en) | Fixing device and fixing method and image forming device | |
JP6183046B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5008120B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5031457B2 (ja) | 像加熱装置および像加熱装置を備えた画像形成装置 | |
JP2014081473A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007187833A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JPH07114294A (ja) | 定着装置 | |
JP2007079224A (ja) | 定着装置および定着方法 | |
JP2006054155A (ja) | 誘導加熱装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2001126856A (ja) | 誘導加熱装置及び画像形成装置 | |
JP4622588B2 (ja) | 画像形成装置および電力接続切替装置の異常検知方法 | |
JP2008123709A (ja) | 加熱体、定着装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160513 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170710 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6183046 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |