JP6180822B2 - 医薬組成物 - Google Patents
医薬組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6180822B2 JP6180822B2 JP2013136618A JP2013136618A JP6180822B2 JP 6180822 B2 JP6180822 B2 JP 6180822B2 JP 2013136618 A JP2013136618 A JP 2013136618A JP 2013136618 A JP2013136618 A JP 2013136618A JP 6180822 B2 JP6180822 B2 JP 6180822B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- pharmaceutical composition
- component
- weight
- inflammatory agent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
[医薬組成物]
本発明の医薬組成物は、(A)成分及び(B)抗炎症剤を含有し、pH8.0以下である。当該医薬組成物は、上記特定のpH条件下で、抗炎症剤である(A)成分に加えて、(A)成分以外の抗炎症剤である(B)抗炎症剤を含有すること、即ち、上記特定の抗炎症剤を組み合わせることで、優れた抗菌作用を発揮することができる。また、当該医薬組成物は、(B)抗炎症剤を併用することで、(A)成分の製剤中の安定性を向上させることもできる。当該医薬組成物は、本発明の各効果が高められると共に、ニキビに対してより有効な治療及び/又は予防効果を発揮させ得るという観点から、(C)成分を含有してもよく、さらに本発明の効果を損なわない限り、その他の成分等を含有してもよい。以下、当該医薬組成物の必須成分である(A)成分及び(B)抗炎症剤、必要に応じて添加する(C)成分、並びにその他の成分等について詳述する。
(A)成分は、イブプロフェンピコノール及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種である。(A)成分は、単独では、抗菌作用を殆ど示さないが、当該医薬組成物において(B)抗炎症剤と併用することにより、特定のpH条件下、相乗的に作用して優れた抗菌作用を示す。
(B)抗炎症剤は、(A)成分以外の抗炎症剤、即ちイブプロフェンピコノール及びその塩以外の抗炎症剤である。(B)抗炎症剤は、単独では、抗菌作用を殆ど示さないが、本発明の医薬組成物において(A)成分と併用することにより、特定のpH条件下、相乗的に作用して優れた抗菌作用を示す。さらに、当該医薬組成物において(B)抗炎症剤は、(A)成分の安定性を向上させる効果も奏する。
なお、ここで「誘導体」とは、記載の化合物のエステル、エーテル、アルキル化物、配糖体等をいう。またここで「塩」とは、例えば、硫酸、塩酸又はリン酸等の鉱酸の塩、マレイン酸又はメタンスルホン酸等の有機酸の塩、ナトリウム又はカリウム等のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等をいう。また、本発明において、(B)抗炎症剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用してもよい。
(C)成分は、清涼化剤、殺菌剤、ビタミン類、及び有機酸からなる群より選択される少なくとも1種である。本発明の医薬組成物に清涼化剤を配合した場合には、皮膚の引き締め効果による使用感向上や殺菌力向上が期待される。殺菌剤を配合した場合には、ニキビ等を悪化させる菌の異常増殖をさらに高度に抑制できることが期待される。ビタミン類を配合した場合には、皮脂腺の機能亢進を抑制する作用が期待される。そして、有機酸を配合した場合には、肌へのピーリング効果でターンオーバーを促進し、角質肥厚を改善して皮脂の排出促進に繋がることが期待される。従って、このような(C)成分を配合することによって、抗菌作用や(A)成分の製剤中の安定性が高められるだけでなく、使用感改善の他、ニキビに対する治療及び/又は予防効果も高められた医薬組成物とすることができる。
本発明の医薬組成物は、以上説明した(A)成分及び(B)抗炎症剤を含有し、必要に応じて(C)成分を含有し、さらにその他、種々の目的に応じて、保湿成分、多価アルコール、スクラブ剤、紫外線吸収成分、紫外線散乱成分、収斂成分、ペプチド又はその誘導体、アミノ酸又はその誘導体、洗浄成分、角質柔軟成分、細胞賦活化成分、老化防止成分、血行促進作用成分、美白成分等のその他の成分を、本発明の効果を損なわない範囲で含んでいてもよい。中でも、多価アルコールを含有することが好ましい。なお、これらのその他の成分は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。また、その他の成分であって上記(C)成分としても挙げられているものは、本発明において(C)成分としての機能も果たす。
本発明の医薬組成物のpHは、(A)成分と(B)抗炎症剤とが相乗的に作用して抗菌作用を効果的に発揮できるような条件に調整する必要があり、具体的にはpH8.0以下である。上記抗菌作用の観点から好ましくはpH3.0〜8.0であり、より好ましくはpH3.5〜7.5である。なお、このpHは、例えば後述するpH調整剤の使用により調整することができる。
本発明の医薬組成物の製造方法は特に制限されず、必須成分である(A)成分及び(B)抗炎症剤、必要に応じて配合される(C)成分の他、通常の、医薬組成物を製造するのに必要な各種成分(上記その他の成分、後述する基剤又は担体、添加剤等)を適宜選択、配合して、常法により製造することができる。なお、本発明の医薬組成物は乳化を行った組成物であってもよいし、可溶化させた組成物であってもよい。その場合水中油型でも油中水型のいずれでもよいが、本発明の効果発現の観点及び使用感(べたつき、のび、しっとり感等)の観点から水中油型の組成物であることが好ましい。
本発明の医薬組成物は、以上説明したとおり、特定のpH条件下で(A)成分及び(B)抗炎症剤を含有することにより優れた抗菌作用を備えるため、各種の真菌や細菌が感染することにより引き起こされる疾患の治療や予防に使用することができる。当該医薬組成物は、細菌に対する抗菌作用、特にグラム陽性細菌に対する抗菌作用に優れ、中でもニキビの原因菌である黄色ブドウ球菌及びアクネ桿菌に対する抗菌作用に優れる。そのため当該医薬組成物は、ニキビの治療や予防のための皮膚外用剤として好適に使用することができる。特に特許文献1等に示される従来のイブプロフェンピコノール含有ニキビ治療薬では、イブプロフェンピコノールが抗菌作用を殆ど有していないが、本発明ではこれと(B)抗炎症剤とを特定のpH条件下に組み合わせることで抗菌作用をも発揮するので、より高い治療・予防効果が期待される。なお、本発明の医薬組成物の用法・用量等は特に制限されず、例えば皮膚外用剤として外皮へ用いられる。その適用量や用法は特に制限されず、また、使用対象の年齢や症状の程度等によって異なるが、通常、一日数回(例えば、朝と晩の一日2回程度)、適量(例えば、約0.01〜1g程度)を皮膚等の外皮(特に、症状の気になる患部、例えばニキビの発生する部位)に適用(例えば、塗布、噴霧、貼付)する等して用いることができる。
本発明の医薬組成物は、その必須成分及び上記で説明したその他の成分等を、医薬品に通常使用される基剤又は担体、及び必要に応じて、後述する添加剤と共に常法に従い混合して、必要に応じて乳化又は可溶化を行い、各種の製剤形態の医薬組成物とすることができる。
本発明の医薬組成物の製剤形態は特に限定されず、例えば、軟膏剤、液剤、懸濁剤、乳化剤(乳液及びクリーム)、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、パップ剤、エアゾール剤、固形剤等が挙げられる。これらのうち、液状〜半固体状の製剤形態が好ましく、特に、液剤、ローション剤、軟膏剤、ゲル剤、乳化剤に適用すると有用である。これらの製剤は、常法、例えば第16改正日本薬局方製剤総則に記載の方法等に従い製造することができる。
本発明の医薬組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、医薬品に添加される公知の添加剤、例えば、界面活性剤、安定化剤、酸化防止剤、着色剤、パール光沢付与剤、分散剤、キレート剤、pH調整剤、保存剤、増粘剤、刺激低減剤等を添加することができる。中でも、界面活性剤、pH調整剤、増粘剤を添加することが好ましい。これらの添加剤は、1種単独で用いてもよいし、2種以上を併用することもできる。
<組成物の調製>
下記の表1〜4に記載の処方に従い、常法にて、各実施例及び比較例の水中油型乳化組成物を調製した。具体的には、先ず、油溶性成分と水溶性成分をそれぞれ別々に70〜80℃で混合溶解し、油相及び水相を調製した。次いで、用意した水相をディスパー(ロボミックス、プライミクス(株)製)で十分に攪拌しながら、そこに予め調製した油相を徐々に添加し、均一になるように十分に混合させながら、室温まで冷却した。トリエタノールアミンを適量添加することによりpHの調整を行い、各実施例及び比較例の組成物を得た。
調製した各実施例及び比較例の組成物について、第十六改正日本薬局方参考情報における保存効力試験方法に従って防腐作用を検討することにより抗菌作用を評価した。具体的には、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus;グラム陽性細菌)を用い、菌液を調製した。予め調製した各実施例及び比較例の組成物に、菌液を105〜106CFU/mLになるように接種し(最終接種菌数:約120000CFU/mL)、それを試験液として25℃で保管した。接種から8時間後の試験液50μLをサンプリングし、適宜希釈後、寒天平板表面塗抹法にて試験液中の菌数を測定し、生存菌数(log値)を求めた。結果を下記表1〜4に示す。なお、下記表1〜4において、「残量」とは組成物全体の量を100重量%とする量である。
各組成物のpHを4.5に揃えて試験した場合の結果(表1)を見ると、基剤のみの場合(比較例5)と、それに(B)抗炎症剤としてのアラントイン、グリチルリチン酸二カリウム又はグリチルレチン酸のみを添加した比較例1〜3、及び(A)成分としてのイブプロフェンピコノールのみを添加した比較例4では、生存菌数に大きな差は認められなかった。つまり、イブプロフェンピコノール又は上記抗炎症剤単独ではS.aureusに対する抗菌作用を殆んど有さないことが分かる。一方、全く予想外のことに、イブプロフェンピコノールと上記抗炎症剤とを組み合わせて配合した実施例1〜3の組成物では、生存菌数が大幅に減少した。なお、本実験条件下では、例えば抗菌作用を示すものを使用しない場合(本実験では比較例5)と比較してlog値で0.5以上の減少がある場合、顕著な抗菌作用を有していると判断できる。この結果から、pH4.5という条件のもと、イブプロフェンピコノールと上記抗炎症剤とが相乗的に作用して、顕著な抗菌作用を発揮し得ることが明らかとなった。また、各組成物のpHを5.5に揃えて試験した場合(表2)、及び各組成物のpHを7.5に揃えて試験した場合(表3)でも同様の傾向が認められた。
<組成物の調製>
下記の表5に記載の処方に従い、常法にて、各実施例及び比較例の水中油型組成物(透明の可溶化ゲル)を調製した。具体的には、上記試験1の組成物の調製方法と同様の方法にて調製した。
各実施例及び比較例の組成物5gをそれぞれガラス製の容量10mLのねじ口ビンに充填し、60℃遮光下にて保存した。1週間後、各組成物を半日25℃にて室温まで冷ましてから、イブプロフェンピコノールの含量を下記定量条件下でHPLCにて定量した。下記表5には、上記保存前のイブプロフェンピコノールの初期含量を100%としたときの、イブプロフェンピコノールの残存率(%)を示した。
・検出器:紫外吸光光度計(測定波長:254nm)
・カラム:内径4.6mm、長さ15cmのステンレス管に、粒子径5μmの液体クロマトグラフ用オクタデシルシリル化シリカゲルを充てんしたカラム(Inertsil ODS2、GLサイエンス社製)を使用した。
・カラム温度:40℃付近の一定温度
・移動相:メタノール/pH4.0の酢酸・酢酸ナトリウム緩衝液混液(4:1)
上記表5に示される通り、イブプロフェンピコノールと抗炎症剤(アラントイン又はグリチルレチン酸)とを組み合わせて配合することにより、イブプロフェンピコノールの残存率の低下が抑制され、製剤的な安定性に優れた医薬組成物とすることができることが分かった。
Claims (10)
- (A)イブプロフェンピコノール及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種、及び
(B)アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸ステアリル、グリチルリチン酸二カリウム、及びグリチルリチン酸モノアンモニウムからなる群より選択される少なくとも1種の抗炎症剤
を含有し、(A)成分1重量部に対する(B)成分の配合割合が、0.01〜0.7重量部であり、pH8.0以下である、医薬組成物。 - (A)成分の含有量が、医薬組成物100重量%中、0.1〜10.0重量%である、請求項1に記載の医薬組成物。
- (B)抗炎症剤の含有量が、医薬組成物100重量%中、0.01〜5.0重量%である、請求項1又は2に記載の医薬組成物。
- 液剤、ローション剤、軟膏剤、ゲル剤、乳化剤である、請求項1〜3のいずれかに記載の医薬組成物。
- さらにpH調整剤を含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の医薬組成物。
- 水中油型組成物である、請求項1〜5のいずれかに記載の医薬組成物。
- 抗菌作用を有する、請求項1〜6のいずれかに記載の医薬組成物。
- グラム陽性細菌に対する抗菌作用を有する、請求項7に記載の医薬組成物。
- ニキビの治療及び/又は予防のために使用され得る、請求項1〜8のいずれかに記載の医薬組成物。
- 外用組成物である、請求項1〜9のいずれかに記載の医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013136618A JP6180822B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 医薬組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013136618A JP6180822B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 医薬組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015010061A JP2015010061A (ja) | 2015-01-19 |
JP6180822B2 true JP6180822B2 (ja) | 2017-08-16 |
Family
ID=52303529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013136618A Active JP6180822B2 (ja) | 2013-06-28 | 2013-06-28 | 医薬組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6180822B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110731991A (zh) * | 2019-07-30 | 2020-01-31 | 浙江养生堂天然药物研究所有限公司 | 具有祛痘功效的皮肤外用组合物 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002332237A (ja) * | 2001-05-11 | 2002-11-22 | Ss Pharmaceut Co Ltd | 皮膚外用剤 |
JP5194383B2 (ja) * | 2006-05-19 | 2013-05-08 | ゼリア新薬工業株式会社 | ニキビ治療剤 |
-
2013
- 2013-06-28 JP JP2013136618A patent/JP6180822B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015010061A (ja) | 2015-01-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6430109B2 (ja) | 外用組成物 | |
EP3210613A1 (en) | Composition for external application | |
JP2022141907A (ja) | 外用組成物、化粧料、経皮吸収促進用組成物、外用組成物における有効成分の経皮吸収性を高める方法、経皮投与型医薬及び点眼用組成物 | |
JPWO2020111067A1 (ja) | 脂肪族アルコールとグリセリンとのエーテルを含む組成物 | |
JP2014198721A (ja) | 外用組成物 | |
JP2015218147A (ja) | リラナフタート含有外用医薬組成物 | |
JP2006342098A (ja) | 皮膚外用剤 | |
JP6545933B2 (ja) | 外用組成物 | |
JP6437148B2 (ja) | 外用組成物 | |
JP7166397B2 (ja) | アクネ菌バイオフィルム破壊組成物 | |
JP2017001993A (ja) | アクネ菌バイオフィルム破壊組成物 | |
JP6185773B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JP6180822B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JPWO2019240290A1 (ja) | 外用組成物 | |
JP6377423B2 (ja) | 外用組成物 | |
JP6163030B2 (ja) | 医薬組成物 | |
JPWO2014069566A1 (ja) | 皮膚外用組成物 | |
JP2017190346A (ja) | 医薬組成物 | |
JP6907348B2 (ja) | アクネ菌バイオフィルム破壊組成物 | |
JPWO2014065303A1 (ja) | 皮膚外用組成物 | |
JP5734686B2 (ja) | 皮膚外用組成物 | |
JP2023107940A (ja) | アクネ菌バイオフィルム破壊組成物 | |
JP2022186873A (ja) | アクネ菌バイオフィルム破壊組成物 | |
JP2021038217A (ja) | 皮膚外用組成物、抗炎症成分又は抗菌成分の皮膚浸透性をコントロールする方法、及び抗炎症成分又は抗菌成分による皮膚刺激を低減する方法 | |
WO2022004843A1 (ja) | 外用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20150317 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160222 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170328 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170704 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6180822 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |