JP6179453B2 - モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法 - Google Patents

モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6179453B2
JP6179453B2 JP2014095188A JP2014095188A JP6179453B2 JP 6179453 B2 JP6179453 B2 JP 6179453B2 JP 2014095188 A JP2014095188 A JP 2014095188A JP 2014095188 A JP2014095188 A JP 2014095188A JP 6179453 B2 JP6179453 B2 JP 6179453B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
sheath
molded body
resin
mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014095188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015213396A (ja
Inventor
池田 幸雄
幸雄 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Metals Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2014095188A priority Critical patent/JP6179453B2/ja
Publication of JP2015213396A publication Critical patent/JP2015213396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6179453B2 publication Critical patent/JP6179453B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)

Description

本発明は、モールド成形体付きケーブル、及びそのモールド成形体付きケーブルの製造方法に関する。
従来、モールド成形体付きケーブルとして、多芯ケーブルの端末部をモールド樹脂で覆ったケーブル端末部樹脂モールド構造を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載のケーブル端末部樹脂モールド構造では、複数の芯線からなる導体及び導体を被覆する絶縁層を有する複数の絶縁電線と、複数の絶縁電線を一括してまとめる抑え巻きテープと、抑え巻きテープの外周を被覆するシースとから構成される多芯ケーブルが用いられている。この多芯ケーブルの端末部において、シースの端部を折り返してシースの内面側を露出させた折り返し部が形成され、この折り返し部ごとモールド樹脂で覆われている。
特開2012−157159号公報
特許文献1に記載のケーブル端末部樹脂モールド構造では、モールド樹脂を射出成形する際、シースの外周を流動する溶融樹脂が、複数の絶縁電線と抑え巻きテープとの間に形成された空間にも流れ込むため、空間内に流れ込んだ溶融樹脂、及びシースの外周を流れる溶融樹脂の双方の熱によりシースが溶けやすくなる。この場合、シースの厚さによってはシースが破れてしまう可能性があり、シースの破れを抑制するためにはシースを厚くする必要があった。
そこで、本発明は、シースの内側部分への溶融樹脂の流れ込みによるシースの破れを抑制することが可能なモールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決することを目的として、導線と、端部に開口が形成され前記導線を収容するシースと、を有し、前記シースの開口から前記導線が突出したケーブル部と、前記シースの前記開口の少なくとも一部を塞ぐ閉塞部材と、前記シースから突出した前記導線を含む前記ケーブル部の端末及び前記閉塞部材を覆うモールド成形体とを備えたモールド成形体付きケーブルを提供する。
また、本発明は、上記課題を解決することを目的として、前記モールド成形体付きケーブルの製造方法であって、前記シースの前記開口の少なくとも一部を塞ぐように前記閉塞部材を装着する装着工程と、前記ケーブル部の前記端末を金型内に配置する配置工程と、前記金型に設けられた射出口から前記金型内に溶融樹脂を射出する射出工程と、前記溶融樹脂を固化させる固化工程とを有するモールド成形体付きケーブルの製造方法を提供する。
本発明に係るモールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法によれば、シースの内側部分への溶融樹脂の流れ込みによるシースの破れを抑制することが可能である。
本発明の実施の形態に係るセンサモジュールの外観を示す斜視図である。 センサモジュールの一構成例を示し、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(a)のA矢視方向から見た図である。 樹脂部材の一構成例を示し、(a)は第1樹脂部側から見た斜視図、(b)は第2樹脂部側から見た斜視図である。 センサモジュールの製造工程を示す説明図であり、(a)はケーブル部の端末を金型内に配置した状態、(b)は金型の射出口から溶融樹脂を射出し始めた状態、(c)は金型内に溶融樹脂が射出された状態を示している。
[実施の形態]
本発明の実施の形態に係るセンサモジュールは、例えば車両に搭載されて、車輪の回転数やハンドルの回転角等を測定する車載センサとして用いられる。このセンサモジュールは、本発明のモールド成形体付きケーブルの一態様である。
(センサモジュール1の構成)
センサモジュール1の構成について、図1及び図2を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るセンサモジュール1の外観を示す斜視図である。図2は、センサモジュール1の一構成例を示し、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は図2(a)のA矢視方向から見た図である。図2では、モールド成形体4を二点鎖線で示し、モールド成形体4を外した場合において、外側から見えない部分を破線で示している。
センサモジュール1は、物理量を測定するセンサ2(図2(a)及び図2(b)に示す)と、センサ2に電気的に接続されたケーブル部3と、ケーブル部3の端末を覆うモールド成形体4とを備えている。
図2(a)及び図2(b)に示すように、センサ2は、例えば磁気を検出するホール素子等が搭載された測定部20と、測定部20の一端部に設けられた複数(本実施の形態では2つ)のリード端子21,22とを備えたホールスイッチである。
なお、センサ2は、ホールスイッチやホールIC等の磁気を測定するものに限らず、モールド成形体4に覆われた状態で物理量を測定できればよく、例えば温度の測定や振動の測定を目的とするものであってもよい。
ケーブル部3は、導線31a、及び導線31aを被覆する絶縁体31bを有する第1の電線31と、導線32a及び導線32aを被覆する絶縁体32bを有する第2の電線32と、第1及び第2の電線31,32を一括して収容するシース33とを有するツイストケーブルである。
本実施の形態では、シース33は、例えばウレタン等の樹脂材料が用いられている。ここで、本実施の形態に係るセンサモジュール1を車両の省スペースな箇所に用いる際における配索性を考慮すると、ケーブル部3は十分な可撓性を有していることが好ましいので、シース33の厚さは、0.3mm〜2.0mm程度であることが好ましい。図2(a)及び図2(b)に示すように、ケーブル部3は、その端末においてシース33の開口330から第1及び第2の電線31,32が突出している。
第1の電線31は、シース33から突出した先端部において、絶縁体31bから露出した導線31aがセンサ2の一方のリード端子21に例えば半田付け等により接続されている。同様にして、第2の電線32は、シース33から突出した先端部において、絶縁体32bから露出した導線32aがセンサ2の他方のリード端子22に接続されている。
図2(c)に示すように、第1及び第2の電線31,32とシース33との間には空間34が形成されている。なお、空間34には、例えば第1及び第2の電線31,32を一括してまとめるための押え巻きや、緩衝材としてのケブラー(登録商標)等が介在していてもよい。
本実施の形態では、ケーブル部3として2本の電線(第1及び第2の電線31,32)を備えたツイストケーブルが用いられているが、これに限らず、多芯ケーブルやツイストペアケーブル等を用いることも可能である。例えば6本の電線を備えた多芯ケーブルの場合、6本の電線を環状に配置することにより、配置された6本の電線の内側に空間が形成される。すなわち、ケーブル部3は、シースの内側に空間が形成されたケーブルであればその種類に特に制限はない。
また、本実施の形態では、第1及び第2の電線31,32として導線31a,32aが絶縁体31b,32bで被覆された絶縁電線を用いているが、これに限らず、例えば絶縁体31b,32bを有していない電線でもよく、電線の種類についても特に制限はない。
モールド成形体4は、例えばナイロンやポリブチレンテレフタレート(PBT)等の樹脂材料が用いられている。なお、これに限らず、モールド成形体4は、シース33と同一の樹脂材料を用いてもよく、用途に応じて適宜選択することが可能である。
モールド成形体4は、円柱状の胴部41と、ケーブル3を指向し、ケーブル3の軸方向に対して傾斜した傾斜面42bを有する傾斜部42と、傾斜部42の一端部からケーブル3の導出方向(センサ2とは反対側)に突出する筒部43とを一体に有している。
胴部41は、径方向の寸法が筒部43の径方向よりも大きく形成され、傾斜部42は、筒部43の外周面から胴部41の外周面に向かって径方向に広がるように形成されている。図2(c)に示すように、傾斜部42の傾斜面42bには、後述するセンサモジュール1の製造過程において生じる射出口跡42aが形成されている。
センサモジュール1は、図2(a)及び図2(b)に示すように、モールド成形体4の内側に、シース33の開口330の少なくとも一部を塞ぐ閉塞部材としての樹脂部材5を備えている。なお、閉塞部材は樹脂からなるものに限らず、その材質は用途に応じて適宜選択が可能である。
樹脂部材5は、シース33から突出した導線31a,32aの外周側を挟む一対の部材を組み合わせてなり、シース33から突出した導線31a,32aの外周側を覆うと共に、シース33の外周を覆っている。本実施の形態では、シース33から突出した第1及び第2の電線31,32を挟む一対の部材を組み合わせてなり、シース33から突出した第1及び第2の電線31,32を絶縁体31b,32bの外周から覆っている。
(樹脂部材5の構成)
次に、樹脂部材5の構成について、図3を参照して具体的に説明する。
図3は、樹脂部材5の一構成例を示し、図3(a)は第1樹脂部51側から見た斜視図、図3(b)は第2樹脂部52側から見た斜視図である。
樹脂部材5は、シース33から突出した第1及び第2の電線31,32の外周に配置された第1樹脂部51と、シース33の外周に配置された第2樹脂部52とを一体に有している。本実施の形態では、第1樹脂部51は、円柱形状を有しており、第2樹脂部52は、円筒形状を有している。なお、樹脂部材5の形状については、特に制限はなく、シース33の開口330の少なくとも一部を塞ぐ形状であればよい。
また、第2樹脂部52は、径方向の寸法が第1樹脂部51よりも大きく形成され、ケーブル部3の軸方向に沿った方向の寸法が第1樹脂部51よりも長く形成されているが、これに限らず、第1及び第2樹脂部51,52が同一寸法であってもよい。
図3(a)に示すように、第1樹脂部51には、第1の電線31を挿通させるための第1の挿通孔511、及び第2の電線32を挿通させるための第2の挿通孔512が形成されている。図3(b)に示すように、第2樹脂部52には、ケーブル部3を挿通させるための第3の挿通孔520が形成されている。第1及び第2の挿通孔511,512と第3の挿通孔520とは連通している。
本実施の形態では、図3(a)及び図3(b)に示すように、樹脂部材5は、第1部材5aと第2部材5bとを組み合わせてなる。第1乃至第3の挿通孔511,512,520は、第1部材5aと第2部材5bとを組み合わせることにより、それぞれ形成される。
第1部材5aと第2部材5bとは、例えば接着剤で接着されていてもよいし、係止機構によって固定されていてもよい。なお、樹脂部材5は、1つの部材からなっていてもよい。つまり、第1部材5a及び第2部材5bが一体の部材として形成されていてもよい。また、樹脂部材5は、3つ以上の部材を組み合わせてなるものであってもよい。
(センサモジュール1の製造方法)
次に、センサモジュール1の製造方法について、図4(a)乃至図4(c)を参照して説明する。
図4は、センサモジュール1の製造工程を示す説明図であり、図4(a)はケーブル部3の端末を金型6内に配置した状態、図4(b)は金型6の射出口600から溶融樹脂400を射出し始めた状態、図4(c)は金型6内に溶融樹脂400が射出された状態を示している。図4(a)乃至図4(c)では、ケーブル部3における樹脂部材5の内部に位置する部分、及び溶融樹脂400によって隠れた部分を破線で示している。
センサモジュール1の製造工程は、シース33の開口330の少なくとも一部を塞ぐように樹脂部材5を装着する装着工程と、ケーブル部3の端末を金型6内に配置する配置工程と、金型6に設けられた射出口600から金型6内に溶融樹脂400を射出する射出工程と、溶融樹脂400を固化させる固化工程とを有している。
金型6は、上側金型61と下側金型62とを組み合わせることにより構成されている。本実施の形態では、溶融樹脂400が射出される射出口600が下側金型62側に設けられている。なお、射出口600は、上側金型61側に設けられていてもよいし、上側金型61と下側金型62とを組み合わせることにより形成されるものであってもよい。
装着工程と配置工程とは、その順番に制約はない。本実施の形態では、樹脂部材5が一対の部材(第1部材5a及び第2部材5b)を組み合わせてなるため、例えば配置工程にてケーブル部3の端末を金型6内に配置した後に、装着工程にて樹脂部材5をシース33の開口330側の端部に装着することも可能である。これに限らず、装着工程にて樹脂部材5をシース33の開口330側の端部に装着した後、配置工程にて樹脂部材5が装着されたケーブル部3の端末を金型6内に配置してもよい。
図4(a)及び図4(b)に示すように、金型6内に配置された樹脂部材5は、上側金型61に設けられた複数(図4(a)及び図4(b)では2つ)のピン611、及び下側金型62に設けられた複数(図4(a)及び図4(b)では2つ)のピン621によって支持される。複数のピン611,621は、固化工程において樹脂部材5の周囲における溶融樹脂400が固まり始めた頃に、上側金型61及び下側金型62にそれぞれ設けられた収容空間(図略)内に引っ込む。
射出工程では、図4(b)に示すように、射出口600から射出された溶融樹脂400は、上側金型61の内面610及び下側金型62の内面620を伝って流動し始める。そして、金型6内に射出された溶融樹脂400は、固化工程において自然冷却により固化し、モールド成形体4が成形される。
図4(c)に示すように、金型6内にて成形されたモールド成形体4には、溶融樹脂400が射出口600内にて固化した部分が突起400aとして残っている。製品とする際には、この突起400aを取り除く。図1及び図2(c)に示す射出口跡42aは、突起400aを取り除いた際に形成された跡である。
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した実施の形態によれば、以下のような作用及び効果が得られる。
(1)センサモジュール1は、シース33に、開口330の少なくとも一部を塞ぐ樹脂部材5が装着されているため、射出工程において溶融樹脂400がシース33の内側に形成された空間34内へ流れ込むことを抑制することができ、溶融樹脂400の熱によるシース33の破れを抑制することにつながる。
(2)樹脂部材5には、第1及び第2の電線31,32(導線31a,32a)を挿通させるための第1及び第2の挿通孔511,512が形成されており、シース33の開口330側の端部は、開口330から突出した第1及び第2の電線31,32以外の部分が樹脂部材5によって覆われているため、射出工程におけるシース33の空間34内への溶融樹脂400の流れ込みをより確実に抑制することが可能である。
(3)樹脂部材5は、シース33から突出した導線31a,32aの外周側(第1及び第2の電線31,32の外周)を覆うと共に、シース33の外周を覆っているため、ケーブル部3の導出側(センサ2とは反対側)からの溶融樹脂400流れ込みを抑制することができる。
(4)樹脂部材5は、シース33から突出した導線31a,32aの外周側(第1及び第2の電線31,32の外周)を挟む一対の部材(第1部材5a及び第2部材5b)を組み合わせてなるため、シース33の開口330側の端部に装着し易い。
(実施の形態のまとめ)
次に、以上説明した実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]導線(31a,32a)と、端部に開口(330)が形成され導線(31a,32a)を収容するシース(33)と、を有し、シース(33)の開口(330)から導線(31a,32a)が突出したケーブル部(3)と、シース(33)の開口(330)の少なくとも一部を塞ぐ閉塞部材(樹脂部材5)と、シース(33)から突出した導線(31a,32a)を含むケーブル部(3)の端末及び樹脂部材(5)を覆うモールド成形体(4)とを備えたモールド成形体付きケーブル(センサモジュール1)。
[2]樹脂部材(5)には、導線(31a,32a)を挿通させるための挿通孔(第1及び第2の挿通孔511,512)が形成されている、[1]に記載のセンサモジュール(1)。
[3]樹脂部材(5)は、シース(33)から突出した導線(31a,32a)の外周側を覆うと共に、シース(33)の外周を覆っている、[1]又は[2]に記載のセンサモジュール(1)。
[4]樹脂部材(5)は、シース(33)から突出した導線(31a,32a)の外周側を挟む一対の部材(第1部材5a及び第2部材5b)を組み合わせてなる、[1]乃至[3]の何れか1項に記載のセンサモジュール(1)。
[5][1]乃至[4]の何れか1項に記載のセンサモジュール(1)の製造方法であって、シース(33)の開口(330)の少なくとも一部を塞ぐように樹脂部材(5)を装着する装着工程と、ケーブル部(3)の端末を金型(6)内に配置する配置工程と、金型(6)に設けられた射出口(600)から金型(6)内に溶融樹脂(400)を射出する射出工程と、溶融樹脂(400)を固化させる固化工程とを有するセンサモジュール(1)の製造方法。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、モールド成形体付きケーブルの一態様としてセンサモジュール1について説明したが、これに限らず、例えばコネクタ等にもモールド成形体付きケーブルを適用することが可能である。
また、上記実施の形態では、図4(a)乃至図4(c)において、金型6の射出口600は1つのみ示されていたが、これに限らず、射出口600は複数設けられていてもよい。
また、上記実施の形態では、モールド成形体4は、傾斜部42を有していたが、これに限らず、例えば傾斜部42を有さず胴部41のみで構成されていてもよい。
また、樹脂部材5において、予め第1及び第2部材5a,5bに係止機構が設けられており、第1部材5aと第2部材5bとを組み合わせることで樹脂部材5がシース33の開口330側の端部に固定されてもよい。なお、この場合においても、樹脂部材5を金型6内の適切な位置に配置させるため、樹脂部材5は複数のピン611,621によって支持されることが望ましい。
1…センサモジュール(モールド成形体付きケーブル)
3…ケーブル部
4…モールド成形体
5…樹脂部材(閉塞部材)
5a,5b…第1及び第2部材(一対の部材)
6…金型
31a,32a…導線
33…シース
330…開口
400…溶融樹脂
511,512,520…第1乃至第3の挿通孔
600…射出口

Claims (4)

  1. 導線と、端部に開口が形成され前記導線を収容するシースと、を有し、前記開口から前記導線が突出したケーブル部と、
    前記開口の少なくとも一部を塞ぐ閉塞部材と、
    前記シースから突出した前記導線を含む前記ケーブル部の端末及び前記閉塞部材を覆うモールド成形体とを備え
    前記閉塞部材は、前記シースから突出した前記導線の外周側を覆うと共に、前記シースの外周を覆っている、
    モールド成形体付きケーブル。
  2. 前記閉塞部材には、前記導線を挿通させるための挿通孔が形成されている、
    請求項1に記載のモールド成形体付きケーブル。
  3. 前記閉塞部材は、前記シースから突出した前記導線の外周側を挟む一対の部材を組み合わせてなる、
    請求項1又は2に記載のモールド成形体付きケーブル。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のモールド成形体付きケーブルの製造方法であって、
    前記シースの前記開口の少なくとも一部を塞ぐように前記閉塞部材を装着する装着工程と、
    前記ケーブル部の前記端末を金型内に配置する配置工程と、
    前記金型に設けられた射出口から前記金型内に溶融樹脂を射出する射出工程と、
    前記溶融樹脂を固化させる固化工程とを有する
    モールド成形体付きケーブルの製造方法。


JP2014095188A 2014-05-02 2014-05-02 モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法 Active JP6179453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014095188A JP6179453B2 (ja) 2014-05-02 2014-05-02 モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014095188A JP6179453B2 (ja) 2014-05-02 2014-05-02 モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015213396A JP2015213396A (ja) 2015-11-26
JP6179453B2 true JP6179453B2 (ja) 2017-08-16

Family

ID=54697362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014095188A Active JP6179453B2 (ja) 2014-05-02 2014-05-02 モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6179453B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7035897B2 (ja) * 2018-08-08 2022-03-15 日立金属株式会社 ケーブルの止水構造及びワイヤハーネス
JP7247843B2 (ja) * 2019-09-30 2023-03-29 株式会社プロテリアル 接続端部付き多芯ケーブル製造方法及び接続端部付き多芯ケーブル

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142729A (ja) * 2010-01-06 2011-07-21 Hitachi Cable Ltd ケーブル付回路部品のモールド内端末構造及びモールド内端末処理方法
JP2012157159A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Hitachi Cable Ltd ケーブル端末部樹脂モールド構造、及びケーブル端末部樹脂モールド処理方法
JP5621679B2 (ja) * 2011-03-28 2014-11-12 日立金属株式会社 ケーブル端部モールド構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015213396A (ja) 2015-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2771888B1 (en) Waterproofing structure and waterproofing method in core wire
EP2884243B1 (en) Physical quantity measurement sensor, method of manufacturing physical quantity measurement sensor, sealing structure of physical quantity measurement sensor and method of manufacturing cable with resin molded body
US11942240B2 (en) Distribution member and method of manufacturing the same
US9972417B2 (en) Electrically conducting path
US9831590B2 (en) Molded connector, method for manufacturing molded connector, and wire harness
JP2016072073A (ja) 樹脂モールド付きケーブルの製造方法
JP6179453B2 (ja) モールド成形体付きケーブル及びモールド成形体付きケーブルの製造方法
KR101264569B1 (ko) 새로운 결합 구조를 갖는 홀센서 커버 및 이를 이용한 모터
JP6686833B2 (ja) 導電路
JP2018128322A (ja) 回転検出装置及びその製造方法
JP2017007307A (ja) 樹脂成形体付きケーブルの製造方法
US9527231B2 (en) Wire bundle overmold structure
KR101314874B1 (ko) 쇼트방지용 막대식 온도센서
JP6455207B2 (ja) 樹脂成形体付きケーブル及びその製造方法
JP6939583B2 (ja) 樹脂成形体付きケーブルの製造方法
JP7091665B2 (ja) ケーブル端末構造及びその製造方法
CN211785600U (zh) 转速传感器
JP2014213503A (ja) 物理量測定センサの製造方法
JP2019121577A (ja) 樹脂成形体付きケーブル
JP2013149807A (ja) 温度センサおよびその製造方法
JP2019138877A (ja) 回転検出装置およびその製造方法
JP2015116116A (ja) モールド成形体の製造方法、ならびにケーブル樹脂モールド構造、モールド成形体付きケーブル、及びセンサ付きケーブル
JP2017039284A (ja) モールド樹脂付きケーブルの製造方法
CN107956589B (zh) 发动机气缸盖及发动机
US20170288130A1 (en) Semiconductor device including an encapsulation material defining a through-hole

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170620

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170703

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6179453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350