JP6179184B2 - 毛髪洗浄剤組成物及びその製造方法 - Google Patents
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Description
なお、本発明に関連する先行技術文献としては、上記文献に加え、下記のものが挙げられる。
[1]
(A)アニオン性界面活性剤、
(B)両性界面活性剤、
(C)平均分子量190〜420のポリエチレングリコール:40〜78質量%、
(D)グリセリン、及び
(E)カチオン化セルロース
を含有し、(A)/(B)で示される(A),(B)成分の配合質量比が1〜10であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物。
[2]
(A)成分の含有量が3〜20質量%、(B)成分の含有量が1〜7質量%、(C)成分の含有量が45〜65質量%である[1]記載の毛髪洗浄剤組成物。
[3]
(A)成分が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(2E.O.)及びポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)から選ばれる[1]又は[2]記載の毛髪洗浄剤組成物。
[4]
(D)成分の含有量が10〜30質量%である[1]〜[3]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物。
[5]
(D)/(C)で示される(C),(D)成分の配合質量比が0.1〜0.55である[1]〜[4]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物。
[6]
(E)カチオン化セルロースのカチオン化度が0.4〜1.3meq/gである[1]〜[5]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物。
[7]
組成物全量に対する水の含有量が27質量%以下である[1]〜[6]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物。
[8]
温感型シャンプーである[1]〜[7]のいずれかに記載の毛髪洗浄剤組成物。
[9]
(A)アニオン性界面活性剤、
(B)両性界面活性剤、
(C)平均分子量190〜420のポリエチレングリコール:40〜78質量%、
(D)グリセリン、及び
(E)カチオン化セルロース
を含有し、(A)/(B)で示される(A),(B)成分の配合質量比が1〜10である毛髪洗浄剤組成物の製造方法であって、下記工程1〜5を含むことを特徴とする毛髪洗浄剤組成物の製造方法。
工程1:(E)成分と、(E)成分に対し5〜15倍量の(D)成分を混合して混合物1を得る工程。
工程2:混合物1に(D)成分の残量を加え、85℃以上まで昇温し、(E)成分の未膨潤物がなくなるまで混合して混合物2を得る工程。
工程3:(B)成分と、(B)成分に対し2〜4倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解して混合物3を得る工程。
工程4:混合物3及び(C)成分の残量を混合物2に加え、混合溶解する工程。
工程5:工程4で得られた混合物を25℃まで冷却する工程。
(A)アニオン性界面活性剤、
(B)両性界面活性剤、
(C)ポリエチレングリコール、
(D)グリセリン、
(E)カチオン化セルロース
を含有するものである。
本発明で用いられるアニオン性界面活性剤は、頭皮や毛髪の洗浄用として毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。アニオン性界面活性剤としては、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。これらの中でも、アルキルスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩(AES)が好ましく、塩としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性アミノ酸が例示され、好ましくは、泡量、低温安定性の点から、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属であり、特に、ナトリウムがより好ましい。好適には、ポリオキシエチレン(E.O.)の平均付加モル数が1〜5、更に好ましくは1〜3のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましく、具体的には、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(2E.O.)、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)が好ましい。
本発明において、両性界面活性剤は、頭皮や毛髪の洗浄力、起泡性を有し、毛髪洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に限定されず、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアルキルベタイン系活性剤、アルキルアミドプロピルベタイン等のアミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤等が挙げられる。これらの中でも、泡量、泡質及び低温安定性の点から、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアルキルアミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアルキルジメチルアミノ酢酸ベタインが好ましい。これらの中でも、低温安定性、すすぎ時のきしみのなさの点からラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン等のアルキルアミドプロピルベタインが特に好ましい。
本発明においては、ポリエチレングリコールの水和熱を利用して頭皮に温感を与え、頭皮を柔軟にするために主溶剤としてこれを配合する。ポリエチレングリコールの平均分子量は、温感効果の点から190〜420である。具体的には、平均分子量190〜210のポリエチレングリコール200、平均分子量280〜320のポリエチレングリコール300、及び平均分子量380〜420のポリエチレングリコール400が好ましく、より具体的には、平均分子量が190〜210のポリエチレングリコール200に相当するPEG#200,平均分子量が280〜320のポリエチレングリコール300に相当するPEG#300K,ポリエチレングリコール400に相当するPEG#400(以上、ライオン(株)製)等が挙げられる。これらの中で、特に、温感効果、低温安定性の点から、平均分子量が280〜320のポリエチレングリコール300(PEG#300、ライオン(株))がより好ましい。平均分子量が190未満では、温感効果が不十分であり、更に皮膚に刺激があり、420を超えると溶液の低温安定性、すすぎ時のきしみのなさが悪くなる。
平均分子量={試料の量(g)×4000}/(a−b)
ただし、a:空試験における0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)
b:試料の試験における0.5mol/L水酸化ナトリウム溶液の消費量(mL)
なお、平均分子量が280〜420のポリエチレングリコールの場合は、秤取量が約1.5gとなり、それ以外はポリエチレングリコール200の試験法と同じである。
溶剤としてポリエチレングリコールと共に水を多量(20質量%超)に使用すると、アニオン性界面活性剤や、後述するカチオン化セルロースが可溶化し、洗浄性、泡立ちは良好となるが、ポリエチレングリコールが40質量%より少なくなると十分な温感効果が得られなくなる。そこで、本発明者らは、水の代わりにグリセリンを配合したところ、アニオン性界面活性剤、カチオン化セルロース共に可溶化し、十分な洗浄効果、泡立ちが得られ、低温安定性も改善され、なおかつ温感効果もより良好となり、しかも製剤の安定性も改善されることを見出した。
本発明において、カチオン化セルロースは、ポリエチレングリコールを主溶剤とした毛髪化粧料のすすぎ性能(すすぎ時のきしみ)を改善するために配合する。本発明者らの検討によれば、カチオン性ポリマーを配合することですすぎ時のきしみを低減できるが、ポリエチレングリコールへの溶解性が悪いものは、液剤型としたときに保存安定性が低下することがわかった。本発明者らは、これを改善するために更に検討した結果、カチオン性ポリマーのなかでもカチオン化セルロースの溶解性が比較的高く、特にカチオン化度の低いカチオン化セルロースの溶解性が最も高いことがわかった。
=(高分子化合物1g中のカチオン化ヒドロキシエチルセルロースのモル数)×1000
高分子化合物1g中のカチオン化ヒドロキシエチルセルロースのモル数
=(高分子化合物中の窒素含量)/(Nの原子量)
なお、本発明において、重量平均分子量の測定は、静的光散乱測定による。すなわち、希釈した高分子水溶液の示唆屈折率計を用いた濃度−示唆屈折率曲線と、散乱強度測定装置を用いて散乱強度の濃度−角度依存性を測定し、Zimmプロットの濃度0、角度0に外挿することにより重量平均分子量を測定することができる。
本発明の毛髪洗浄剤組成物には、前記必須成分の他、本発明の効果を損なわない範囲で、通常の毛髪洗浄剤組成物に用いられる成分、例えば可溶化剤として、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール等の(C)成分を除く多価アルコール類、カチオン性界面活性剤、ポリオキシエチレン(24E.O.)ポリオキシプロピレン(24E.O.)グリセリルエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル等の非イオン性界面活性剤、油分、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等の増粘剤、クエン酸、EDTA等のキレート剤、ジイソステアリン酸エチレングリコールや魚鱗、雲母片等の乳白化剤、色素、防腐・防黴剤、l−メントール等の清涼剤、香料・香料組成物等を、必要に応じて適宜配合することができる。
工程2:混合物1に(D)成分の残部を加えて85℃以上まで昇温し、(E)成分を膨潤させ、(E)成分の未膨潤物がなくなるまで混合して混合物2を得る工程。
工程3:(B)両性界面活性剤と、(B)成分に対し2〜4倍量の(C)平均分子量190〜420のポリエチレングリコールを混合溶解した後、(A)アニオン性界面活性剤を混合溶解して混合物3を得る工程。
工程4:混合物3及び(C)成分の残部を混合物2に加え、混合溶解する工程。
工程5:得られた混合物を25℃まで冷却する工程。
下記表に示す毛髪洗浄剤組成物(シャンプー)を以下の製造方法により、全量で1kg配合して調製した。
まず、(D)、(E)成分を1L真空乳化釜のベッセルに秤取した。次に、減圧状態で、80℃に加温してこれらを溶解した。溶解後、パドルを攪拌しながら、(B)成分、精製水、(C)成分、(A)成分、L−メントール、及びその他の成分の順に加え、十分に溶解した後、減圧状態で25℃まで冷却した。得られた組成物について下記方法に従って評価した。結果を表中に併記する。
<温感効果>
被験者10名により、試料6gを頭髪に塗布後、下記の評価基準により評価した。
[評価基準]
4点:非常にある
3点:ある
2点:ややある
1点:ない
更に、温感効果は被験者の官能評価の平均点から下記の判断基準で評価した。
[判断基準]
◎:3点以上4点以下
○:2点以上3点未満
△:1.5点以上2点未満
×:1点以上1.5点未満
泡量は、被験者10名により、試料6gを頭髪に塗布して、泡立て後の泡量を下記の評価基準により評価した。
[評価基準]
5点:非常に多い
4点:多い
3点:やや多い
2点:少ない
1点:ほとんど泡立たない
泡量は上記評価結果の平均点から下記の判断基準で評価した。
[判断基準]
◎:4点以上5点以下
○:3点以上4点未満
△:2点以上3点未満
×:1点以上2点未満
泡質は、被験者10名により、試料6gを頭髪に塗布し、洗髪後の泡質を下記の評価基準により評価した。
[評価基準]
5点:非常にきめ細かな泡である
4点:きめ細かな泡である
3点:きめ細かいが一部大きな泡がある
2点:大きい泡がある
1点:大きい泡がかなり多くある
更に、泡質は評価結果の平均点から下記の判断基準により評価した。
[判断基準]
◎:4点以上5点以下
○:3点以上4点未満
△:2点以上3点未満
×:1点以上2点未満
被験者10名により、試料6gを頭髪に塗布し、洗髪後、すすぎ時のきしみのなさを下記の評価基準により評価した。
[評価基準]
5点:全くきしまない
4点:きしまない
3点:ややきしまない
2点:きしむ
1点:非常にきしむ
更に、すすぎ時のきしみのなさは評価結果の平均点から下記の判断基準により評価した。
[判断基準]
◎:4点以上5点以下
○:3点以上4点未満
△:2点以上3点未満
×:1点以上2点未満
50mLの透明ガラスバイアルに40mLの試料を充填して、−5℃の恒温槽に1ヵ月保存した後の外観安定性を目視評価した。
[評価基準]
◎:無色透明
○:ほとんど無色透明
△:わずかに白濁
×:白濁
50mLの透明ガラスバイアル瓶に40mLの試料を充填して、50℃の恒温槽に1ヵ月保存した後の外観安定性を目視評価した。
[評価基準]
◎:無色透明
○:ほとんど無色透明
△:わずかに白濁
×:白濁
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し5倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し15倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し等倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し4倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し16倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し30倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、95℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、60℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、80℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し3倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し2倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し4倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し当倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(E)成分と(E)成分に対し10倍量の(D)成分を室温で均一になるまで混合分散した(混合物1)。
工程2:主配合槽に混合物1と(D)成分の残部を投入し、85℃に昇温し、60分間混合溶解した(混合物2)。
工程3:(B)成分と(B)成分に対し5倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解した(混合物3)。
工程4:混合物3、精製水を主配合槽(混合物2)に加え、(C)成分の残部と混合溶解した。
工程5:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
工程1:(D)成分に(E)成分を加え、85℃に昇温して混合溶解した。
工程2:主配合槽に(B)成分、精製水、(C)成分、(A)成分の順に加え、混合溶解した。
工程3:25℃まで冷却後、その他の成分を混合溶解した。
Claims (9)
- (A)アニオン性界面活性剤、
(B)両性界面活性剤、
(C)平均分子量190〜420のポリエチレングリコール:40〜78質量%、
(D)グリセリン、及び
(E)カチオン化セルロース
を含有し、(A)/(B)で示される(A),(B)成分の配合質量比が1〜10であることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物。 - (A)成分の含有量が3〜20質量%、(B)成分の含有量が1〜7質量%、(C)成分の含有量が45〜65質量%である請求項1記載の毛髪洗浄剤組成物。
- (A)成分が、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(2E.O.)及びポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)から選ばれる請求項1又は2記載の毛髪洗浄剤組成物。
- (D)成分の含有量が10〜30質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の毛髪洗浄剤組成物。
- (D)/(C)で示される(C),(D)成分の配合質量比が0.1〜0.55である請求項1〜4のいずれか1項記載の毛髪洗浄剤組成物。
- (E)カチオン化セルロースのカチオン化度が0.4〜1.3meq/gである請求項1〜5のいずれか1項記載の毛髪洗浄剤組成物。
- 組成物全量に対する水の含有量が27質量%以下である請求項1〜6のいずれか1項記載の毛髪洗浄剤組成物。
- 温感型シャンプーである請求項1〜7のいずれか1項記載の毛髪洗浄剤組成物。
- (A)アニオン性界面活性剤、
(B)両性界面活性剤、
(C)平均分子量190〜420のポリエチレングリコール:40〜78質量%、
(D)グリセリン、及び
(E)カチオン化セルロース
を含有し、(A)/(B)で示される(A),(B)成分の配合質量比が1〜10である毛髪洗浄剤組成物の製造方法であって、下記工程1〜5を含むことを特徴とする毛髪洗浄剤組成物の製造方法。
工程1:(E)成分と、(E)成分に対し5〜15倍量の(D)成分を混合して混合物1を得る工程。
工程2:混合物1に(D)成分の残量を加え、85℃以上まで昇温し、(E)成分の未膨潤物がなくなるまで混合して混合物2を得る工程。
工程3:(B)成分と、(B)成分に対し2〜4倍量の(C)成分を混合溶解した後、(A)成分を混合溶解して混合物3を得る工程。
工程4:混合物3及び(C)成分の残量を混合物2に加え、混合溶解する工程。
工程5:工程4で得られた混合物を25℃まで冷却する工程。
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