JP6178525B1 - ファン付上着 - Google Patents

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【課題】作業現場以外の場所でも使用に違和感のないファッショナブルなファン付上着を提供する。【解決手段】ファン付上着1は、下部に空気取り込み口6が開口した後身頃3と、内側から襟5の左右の間隔を短縮して襟5を弛ませる首当帯7とを有し、空気取り込み口6に取り付けられたファン15を用いて空気を取り込み、襟5と首当帯7の間を排出させる。首当帯7の端部は、夫々両肩に固着されている。首当帯7の長さ方向に間隔を開けて雌雄の関係で係合可能な係合部10が設けられており、係合部10を係合することにより首当帯7の長さを短縮する。【選択図】 図1

Description

本発明は、外部からファンにより衣服内に空気を取り込み、身体を冷却するファン付上着に関するものである。
夏場の暑い作業現場であっても、ケガや虫刺され、日焼けの予防の為に長袖の作業服が着用されている。長袖の作業服は熱が籠もりやすく、作業員を保護する熱中症対策の一つとして最近はファン付上着が利用されている。ファン付上着は、バッテリにより駆動されるファンを利用して能動的に外気を上着内に取り込み、上半身を冷却する。ファンは、上着の後身頃の腰付近に設けられた開口、若しくは、背中の裾部の位置に脱着自在に取付けられており、取り込まれた外気は首回りの襟口、若しくは袖口から排出され、身体を冷却する。例えば、特許文献1によれば、首回りの襟口に大きな排出口を設ける機構として、襟近辺に首当帯を設けている。首当帯は、一方の端部は服地に取り付けられ、他方の端部には留め具を有しており、後ろ身頃の内側から襟近くの左右の間隔を短縮して襟を弛ませる。その結果、襟と首当帯の間隔が開く。この開いた間隔により排出口が形成される。首当帯により襟を短縮させた状態で、首当帯が着用者の首に接すると、襟と首当帯との間に排出口が確保され、この排出口を利用して背中から上に向かって流れた空気を排出する。
特許文献1の首当帯は排出口の大きさ調整の機能を有しており、排出される空気の量を調整することができる。開度を小さくすれば排出空気の量が減りファン付上着が膨らみ、開度を広くすれば排出空気の量は増えるが襟の外観を損ねる。その兼ね合いを適当に調整可能としているのである。しかしながら、特許文献1における首当帯は、その一端は服地に縫い付けられており、使用していない場合には、首の裏側に紐がぶら下がっているというような不自然な違和感があるパーツになっている。
また、バッテリについては、容量が大きなものが小型化され、また出力も制御できるようになってきており、長時間対応やファンの送風強度が変更可能なようになってきている。特許文献2によれば、ファンを装着するチョッキの内側下部に電池ポケットを設け、バッテリを収容する。また、同文献には、衣服にバッテリを装着するよりもバッテリの重さを感じにくくするための工夫として、ベルトにバッテリを収容する案も提案されている。また、特許文献3には、服の内ポケットにバッテリを収容する例を示している。
バッテリをファン付上着の内側のポケットに収容する例においては、バッテリの出力を制御しようとすると、ファン付上着の胸を開いてバッテリに対して操作を加えなければならない。また、バッテリの交換についても、ファン付上着を着用したままであっては、片手で一方の前見頃を把持しておかなければならず、片手だけで接続作業を行わなければならない。よって、通常は、ファン付上着のファンにバッテリを接続して、ファン付上着の所定の収容場所にバッテリを収容した後に、ファン付上着を着用する。
バッテリをファン付上着とは別体のベルト等に収容した場合、ファン付上着をまくり上げれば、バッテリへの操作は一応には可能である。しかし、脱衣時にはバッテリとファンとの接続に注意が向かず、接続線が引き延ばされたり接栓に無理な力が加わったりすることが発生する。バッテリとファンとの接続する接続線及びコネクタ等の接栓にダメージが加わり、破損する可能性が増加する。
特開2015−74852公報 実用新案登録第3118697号公報 実公平3−51295号公報
発明者らは、夏場の暑い炎天下の作業現場のみではなく、あらゆるシーン、例えば、近年の省エネ対応の冷房化の作業環境にあってもファン付上着の需要があると予想している。現状のファン付上着は、ファンが作動すると、風船のように大きく膨れる。空気が行き渡るように排出口を首回りの襟口、袖口に限定し、かつ途中で空気が漏れないようにポリエステル等の素材を用いても襟口、袖口に到る空気の経路を確保している。ファンによる冷却機能を効率良く機能させるには、空間を開けて上着内に取り込んだ空気が、抵抗少なく大量の空気を流すのである。逆に大きくふくれて、上半身だけが太って見えてしまうため、専らファッションよりも、熱中症対策というそもそもの機能が重視されているのが現状である。
本発明は、風船のように大きく膨れかっこよくないと言われるファン付上着の概念を変え、夏場の暑い作業現場だけではなく、若者があらゆる場所で着ても違和感のないデザイン性の高いファン付上着を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のファン付上着は、下部に空気取り込み口が開口した後身頃と、内側から左右の間隔を短縮して襟を弛ませる首当帯とを有し、前記空気取り込み口に取り付けられたファンを用いて空気を取り込み、前記襟と首当帯の間を利用して排出させるファン付上着において、前記首当帯の端部は、夫々両肩に固着され、前記首当帯の長さ方向に間隔を開けて雌雄の関係で係合可能な係合部が設けられており、前記係合部を係合することにより当該首当帯の長さを短縮することを特徴とする。
この発明によれば、ファン付上着をハンガーに掛けた際、また、折り畳んだ際に、前襟からのぞける位置に設けられる首当帯は服の形態の一部として取り込まれ、襟に排出口を形成させる使用していないシーンでも、ファン付上着のデザイン性を損なうことが無い。
また、ヘリンボーン柄を用いることにより、高級感のあるファン付上着と仕上げた。ヘリンボーン柄は山型の各模様を有しており、その山型模様の頂上が上に向かうように上下方向に配置した。この配置により、上昇する空気の流れが促進される。さらに、ヘリンボーン柄の織物地は、平織りの生地よりも厚みのある生地であり、ファン付上着が膨らむのが抑制することが可能となる。ヘリンボーン柄によりファッション性にこだわったファン付上着として、空調及び膨大化抑制を両立させることができる。
実施例1のファン付上着を示した図であり、図1Aは胸側、図1Bは背中側を示している。 実施例1のファン付上着の内側を示した図であり、図2Aは展示状態の首当帯、図2Bはファン動作状態の首当帯の状態を示している。 実施例2のファン付上着を示した図であり、図3Aは首当帯の長さ関係、図3Bはファン動作状態の首当帯の状態を示している。 実施例2のファン付上着の首当帯の使い方の説明図であり、図4Aはロゴダグとしての態様、図4Bは吊り下げ態様を示している。 実施例3のファン付上着への接続線の状態を示した図であり、図5Aは胸側の状態、図5Bは内側の状態を示している。 実施例3のファン付上着の内側を示した図であり、図6Aは各ポケット袋の説明図であり、図6Bは各ポケット袋が重ねられた状態を示す図である。 実施例3のファン付上着へ各ポケット袋の取付け状態を示す図である。
本発明の形態においては、大きく膨れるファン付上着よりも、ファン付上着が本来有する清涼性を維持したままファッション性にこだわることにした。清涼性をもたらす背中から襟口にかけての空気の流れは、これを維持したまま、上着全体のファッション性を向上させるようにした。
襟に排出口を形成させる首当帯は、服の形態の一部として取り込むようにして、ファンを使用していないシーンでも、存在を意識させないようにした。首当帯が取り付けられる位置は、ファン付上着をハンガーに掛けた際、また、折り畳んだ際に、襟元から見える位置にある。この位置は、ブランドネームが取り付けられる位置であり、非着用時には、特に目立つ位置である。
また、大きく膨れることに対処するため、背中腰部のファンから襟に抜ける空間の空気の流れを改善した。具体的には、後身頃の内側にヘリンボーン柄の織物地を用いた。ヘリンボーン柄はニシンの骨の形に似ていることから「へリンボーン」と呼ばれており、左右に裾が広がった山型模様が積み重なって連続したテクスチャを有している。本発明の別の形態では、ヘリンボーン柄による山型の各模様の頂上が上に向かうように配置したテクスチャTXとした。このようなヘリンボーンのテクスチャTXにより、上昇する空気の流れが促進される。さらに、ヘリンボーン柄の織物地は、平織りの生地よりも厚みのある生地であり、ファン付上着の膨大を抑制することが可能となった。ヘリンボーン柄の織物地は、男性用スーツ等に使用される紳士的な落ち着いた魅力を醸し出してくれる生地であり、作業服には極めてアンマッチである。しかしながら、当初の目的であるファッション性にこだわったファン付上着として、空調及び膨大化抑制を両立させることが可能となった。
さらに、本発明の別の形態では、ファン付上着を着たままで、バッテリの操作、装着/交換を可能にするため、ファン付上着の表側のポケット袋の内部に、バッテリを収容する内ポケット袋の入口を設け、表側のポケットの入口を経由して内ポケット袋の入口にバッテリが到達できるようにした。内ポケット袋に、ファン付上着の裏側に連通するコードホールが設けられ、ファンとバッテリとが接続線により接続される。
ファン付上着1は、前身頃2、後身頃3、袖部4、襟5を有し、前身頃2は前面を開閉できるファスナーが備えられている。後身頃3の下部の左右には、ファン15を取り付ける空気取り込み口6が開口されている(図では2箇所)。ファン付上着1は、ファン15を用いて、衣服内に空気を流通させることにより、身体を冷却する。ファン15より取り込まれた外部の空気は、衣服内側を介して襟口、袖口より排出される。
ファン付上着1の前身頃2、後身頃3或いは生地の全ては、ヘリンボーン柄の織物地を使用する。ファン付上着1の生地の全部で無くとも、少なくとも、後身頃3の内側はヘリンボーン柄の織物地とする。ヘリンボーン柄を構成する各山型模様の頂上は上に向けられたテクスチャTXとなっている。ファン付上着1の下部のファン15から送り出された空気は、ヘリンボーン柄を構成する各山型模様の頂上に向かって上部に流れやすくなっており、ファン付上着1の膨大を抑止できる。前身頃2、後身頃3を両方ともヘリンボーン柄にすれば、ヘリンボーン柄の生地の厚みにより、より膨大しづらくすることができる。ファン付上着1の生地の全部にヘリンボーン柄の織物を用いれば、全体として高級感がある上着にすることができる。
ファン付上着1の背中の内側は、さらに、後身頃3と裏地12により構成されている。一般的に裏地12を設けることで、ファン付上着1に対してフォーマル感、高級感が付与される。また、さらに、裏地12に社名ロゴ(ブランドネームタグT)を縫着することにより、裏地12を背景として襟元に社名ロゴが良く映える。裏地12は、大部分がメッシュ16で構成され、上辺Pに沿って首当帯7が縫着されている。首当帯7の縫着箇所は、上辺Pに近い方が良いが、必ずしも上辺Pに重なっていなくても良いまた、首当帯7は伸縮しにくい帯体である。裏地12は、左右端Q、Q(首当帯7の両端及びメッシュ16の両端から構成される)が左右肩に縫い付けられている。また、首当帯7の両端は襟5の下側近辺の左右において後身頃3に固定されている。裏地12は、後身頃3の全体を覆う必要は無く、正面襟元から見える程度で良い。後述するように、空気が後身頃3と裏地12の間を流れるからである。上辺Pは後身頃3から分離状態にある。首当帯7の長さ方向に間隔を開けて、ボタン8とボタンホール9からなる雌雄の係合部10が設けられている。係合部10は、接合強度が確保されるのであれば、雌雄のスナップボタンでも良い。
首当帯7は、襟5の襟台5aと略並行に配置されている。この状態で、ファン付上着1は商品展示され、若しくはハンガーに吊されて保管される。この状態下で襟元から覗けるのは、主に裏地12である。首当帯7のボタン8とボタンホール9も視認できる状態ではあるが、裏地12の一部としての首当帯7は、襟台5aと略並行に見えるだけであり、裏地12の意匠の中に違和感無く入り込んでいる。結局、裏地12が見えることになり、ファン付上着1に対する高級感を付加している。特許文献1等に見られるような、首の裏側に紐がぶら下がっているというような不自然な違和感がない。
ファン付上着1にファン15を装着して使用する場合には、係合部10を係合して、首当帯7の長さを短縮して、襟5を弛ませ、かつ首当帯7が着用者の首の後ろに当接することにより、襟5と首当帯7との間に排出口を確保する。ファン付上着1の下部のファン15から送り出された空気は、ヘリンボーン柄の山型の凹部に沿って上部に流れ、ファン付上着1内の熱とともに後身頃3と裏地12の間を経て排出口から排出される。
本実施例では、後身頃3にヘリンボーン柄の織物地を使用したが、前見頃2、袖部4にヘリンボーン柄の織物地を採用しても良い。その場合、襟口、袖口へ流れる空気の流れが改善される。
また、本実施例では、裏地12に首当帯7を縫着したが、裏地12に縫着せずに首当帯7のみとして、首当帯7の両端を左右肩に縫い付けても良い。この場合、高級感は低下する。
図3に、実施例2によるファン付上着20を示す。ファン付上着20は、実施例1のファン付上着1と同様に、後見頃23にヘリンボーン柄の織物地を用いて模様の頂上を上に向かって配向させる点については同じであるが、首当帯27の構成が異なる。首当帯27は、帯状で両端に2つのボタンホール31、31を有する。ボタンホール31、31の間隔は、距離L1である。ファン付上着20の後身頃23の内側の上部の肩付近に裏地22が縫い付けられている。裏地22の全体はメッシュの生地で、中心に帯体24が縫い付けられ、補強されている。裏地22には、中心に沿って上下にボタン32a、ボタン32aが設けられている。ボタン32a、32aの位置の距離L3は首当帯27の二つのボタンホール31、31の距離L1と同じである。
ファン付上着20では、襟25の襟台25aには左右に距離L2を開けて二つのボタン32b、32bが設けられている。ボタン32b、32bの距離L2は、ボタンホール31、31の距離L1より長い。ボタンホール31、31とボタン32b、32bは、雌雄の係合部の関係を有しており、首当帯27のボタンホール31、31に襟台25aのボタン32b、32bを係合すると、襟台25aに弛みができ、襟25と首当帯27の間に空気が通る空間ができる。
また、ボタンホール31、31とボタン32a、32aも、雌雄の係合部の関係を有しており、図4Aにおいて、ファン付上着20を商品展示する際若しくはハンガーに吊されて保管される際には、帯体24のボタン32a、32aに首当帯27のボタンホール31、31をかける。裏地22のボタン32a、32aは視認できる状態ではあるが、首当帯27は、帯体24に重なって見えるだけであり、裏地22の意匠の中に違和感無く入り込んでいる。さらに、首当帯27に社名ロゴを縫着すれば、ロゴタグとしてデザイン的に一体化する。
また、図4Bに示すように、上側の裏地のボタン32aのみに首当帯27の二つのボタンホール31、31をかけて、首当帯27をループ状にすると、フックにかけることができる。ファン付上着20の下部の空気取り込み口6からの空気は、後見頃23のヘリンボーン柄の山型の凹部に沿って上部に流れ、ファン付上着20内の熱とともに排出口から排出される。
図5に、実施例3によるファン付上着40を示す。ファン付上着40は、実施例1のファン付上着1と同様に、後見頃23にヘリンボーン柄の織物地を用いて模様の頂上を上に向かって配向させる点については同じであるが、本実施例においては、ファン付上着40を着用したままで、バッテリ51の操作、装着/交換が可能な様にした。すなわち、ファン付上着の表側のポケット袋の内部に、バッテリを収容する内ポケット袋の入口を設け、表側のポケットの入口を経由して内ポケット袋の入口にバッテリ51が到達できるようにした。
図5において、バッテリ51は、ファン15の風量を増大減少の操作をするスイッチボタン51aを有している。また、バッテリ51はファンへの接続線52の端部に設けられた接栓52aと接続される接栓51bを有している。
ファン付上着40のポケット46は脇ポケットである。ポケット46は、前見頃42の裏側に順にポケット袋44と内ポケット袋45が重なっており、内ポケット袋45には、ファン15からの接続線52及びバッテリへの接栓52aが通過可能なコードホール45aが設けられている。
図6は、ファン付上着40の前見頃42の表側に開口が設けられたポケット46の構成を示している。ポケット袋44は、入口44cがポケット46の口になる箇所である。ポケット袋44の内側にはスリット44aが設けられている。内ポケット袋45の入口45cは、スリット44aに対して縫着される。入口45cには、開閉可能なようにファスナ45dが取り付けられている。ファスナ45dは、例えば面ファスナであって、ファン付上着40内側の空気が入口45cを介してファン付上着40外側に漏れないようにするために、ファン付上着40の内と外を塞ぐものである。また、内ポケット袋45には、矢印イのように外部から内部に貫通したコードホール45aが設けられている。
図7において、前見頃42に設けられたスリット46aに対して、ポケット袋44の入口44cを縫着する。接続線52の接栓52aは、前見頃42の裏側に配置されたコードホール45a、内ポケット袋45の入口45cを通して、表側のポケット袋44の入口44cからファン付上着40の表に出しておけば、ファン付上着40を着用した状態で、服の表側の胸の前でバッテリ51の操作/装着をすることができる。そして、そのまま、ポケット46の中の内ポケット袋45の中に収容し、ファスナ45dを封止する。ファスナ45dで封止した後は、ポケット46は、ポケット袋44のみをアクセス可能とする。
上記実施例においては、ポケット46を脇ポケットの位置としたが、今後バッテリ51がさらに小型化すれば、胸ポケットの位置にポケット46を設けても良い。また、ヘリンボーン柄の織物地を用いたが、他の生地を用いても良い。また、入口45cを封止するファスナを設けた場合は、ファスナ45dは敢えて備える必要はない。ポケット46を介して、ファン付上着40内側の空気がファン付上着40外側に漏れないように、ポケット46を封止すれば良いからである。従って、ポケット袋44若しくは内ポケット袋45の少なくともいずれかが封止可能であれば良い。
1、20、40 ファン付上着
2、42 前身頃
3、23 後身頃
4 袖部
5 襟
6 空気取り込み口
7、27 首当帯
8、32a、32b ボタン
9、31 ボタンホール
10 係合部
12、22 裏地
15 ファン
44 ポケット袋
45 内ポケット袋
51 バッテリ
52 接続線

Claims (3)

  1. 下部に空気取り込み口が開口した後身頃と、内側から左右の間隔を短縮して襟を弛ませる首当帯とを有し、前記空気取り込み口に取り付けられたファンを用いて空気を取り込み、前記襟と首当帯の間を利用して排出させるファン付上着において、
    前記首当帯の端部は、夫々両肩に固着され、
    前記首当帯の長さ方向に間隔を開けて雌雄の関係で係合可能な係合部が設けられており、前記係合部を係合することにより当該首当帯の長さを短縮することを特徴とするファン付上着。
  2. 請求項1のファン付上着において、
    ファン付上着の後身頃の内側はヘリンボーン柄の織物地であり、ヘリンボーン柄を構成する各山型模様の頂上は上に向けたテクスチャであることを特徴とするファン付上着。
  3. 請求項1のファン付上着において、
    前見頃の表側に開口が設けられたポケットであって、当該開口に入口が縫着され、内側にはスリットが設けられているポケット袋と、
    前記ポケット袋のスリットに対して入口が縫着され、外部から内部に貫通したコードホールが設けられている内ポケット袋とを有し、前記ポケット袋及び内ポケット袋が順に前記前見頃の裏側に重なっており、かつファスナにより前記ポケット袋若しくは内ポケット袋の少なくともいずれかが封止可能である特徴とするファン付上着。
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