JP6175892B2 - 車両用前照灯 - Google Patents
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Description
以下、この実施形態にかかる車両用前照灯の構成について説明する。図1中、符号1は、この実施形態にかかる車両用前照灯(たとえば、ヘッドランプなど)である。前記車両用前照灯1は、車両Cの前部の左右両端部に搭載されている。
前記車両用前照灯1は、図1〜図3に示すように、ランプハウジング(図示せず)と、ランプレンズ(図示せず)と、半導体型光源2と、固定レンズとしてのレンズ3と、可動レンズとしての光制御部材4と、駆動部材5と、レンズカバー部材6と、軸受部材7と、ベース部材8と、冷却部材9と、を備えるものである。
前記半導体型光源2は、図1、図4、図5に示すように、この例では、たとえば、LED、OELまたはOLED(有機EL)などの自発光半導体型光源である。前記半導体型光源2は、発光チップ(LEDチップ)20と、前記発光チップ20を封止樹脂部材で封止したパッケージ(LEDパッケージ)と、前記パッケージを実装した基板21と、前記基板21に取り付けられていて前記発光チップ20に電源(バッテリー)からの電流を供給するコネクタ22と、から構成されている。なお、図4、図5においては、前記コネクタ22の図示を省略してある。
前記レンズ3は、光透過性部材、この例では、PMMA(ポリメタクリル樹脂)から構成されている。前記レンズ3は、図1〜図5に示すように、主レンズ部30と、補助レンズ部(付加レンズ部)31と、取付部32と、から構成されている。前記取付部32は、前記主レンズ部30の左右両端部に一体に設けられている。前記取付部32は、前記レンズカバー部材6を介して位置決め孔および位置決めピンなどにより前記ベース部材8のレンズ取付部81に位置決めされ、かつ、スクリューなどにより、前記ベース部材8の前記レンズ取付部81に取り付けられている。この結果、前記レンズ3は、前記レンズカバー部材6を介して前記ベース部材8に取り付けられている。前記取付部32は、この例では、前記レンズ3と一体構造であるが、前記レンズ3と別体構造であっても良い。
前記主レンズ部30は、図4、図5に示すように、前記基準光軸Zおよび前記基準焦点Fを有する。前記主レンズ部30は、前記半導体型光源2から放射される光のうち、中央光L1および周辺光の一部を利用するものである。前記中央光L1は、前記半導体型光源2の半球放射範囲のX軸もしくはY軸から所定の角度(この例では、約60°)以上の範囲の光であって、前記主レンズ部30の中央部に入射する光である。また、前記周辺光は、前記半導体型光源2の半球放射範囲のX軸もしくはY軸から所定の角度(この例では、約60°)以下の範囲の光である。前記周辺光の一部は、前記周辺光のうち前記主レンズ部30の周辺部に入射する光である。前記主レンズ部30は、この例では、前記半導体型光源2からの光を透過させる透過タイプのレンズ部である。
前記補助レンズ部31は、図4、図5に示すように、前記主レンズ部30の周辺この実施形態においては下辺(下側)に設けられている。この結果、前記半導体型光源2と、前記レンズ3の上部との間には、開口部(上部開口部)が形成されている。
前記光制御部材4は、図7、図8に示すように、可変焦点レンズ部40と、取付部41と、ストッパ44とを、備える。前記光制御部材4の前記可変焦点レンズ部40および前記取付部41および前記ストッパ44は、一体構造をなす。前記光制御部材4は、前記レンズ3よりも前記半導体型光源2の近くに配置されている。
前記可変焦点レンズ部40は、前記第1位置に位置するときには、図4に示すように、前記周辺光の他の一部L2を透過させて前記補助レンズ部31中に入射させる。この結果、前記ロービーム用配光パターンLPの補助配光パターンが前記補助レンズ部31の前記出射面312から車両Cの前方に照射される。
前記駆動部材5は、図1、図2に示すように、前記光制御部材4を前記第1位置と前記第2位置とに移動(回転、回動)切替可能に位置させるものである。前記駆動部材5は、ソレノイド50と、連結ピン51と、スプリング52と、から構成されている。
前記レンズカバー部材6は、図1〜図3に示すように、前記レンズ3を覆う形状をなす。前記レンズカバー部材6は、たとえば、光不透過性の部材から構成されている。前記レンズカバー部材6の中央部には、前記半導体型光源2からの光を前記レンズ3の前記主レンズ部30および前記補助レンズ部31に通す開口部60が設けられている。前記レンズカバー部材6の左右両端部には、取付部61が一体に設けられている。前記取付部61は、前記レンズ3の前記取付部32と共に、位置決め孔および位置決めピンなどにより前記ベース部材8の前記レンズ取付部81に位置決めされ、かつ、スクリューなどにより、前記ベース部材8の前記レンズ取付部81に取り付けられている。この結果、前記レンズカバー部材6は、前記レンズ3と共に前記ベース部材8に取り付けられている。
前記軸受部材7は、図1、図2に示すように、前記半導体型光源2および前記ベース部材8の前記光源取付部80を覆う形状をなす。前記軸受部材7は、たとえば、光不透過性の部材から構成されている。前記軸受部材7の中央部には、前記半導体型光源2からの光を前記レンズ3の前記主レンズ部30および前記補助レンズ部31、前記光制御部材4の前記可変焦点レンズ部40に通す開口部70が設けられている。前記軸受部材7の4角部には、取付部71が一体に設けられている。前記取付部71は、位置決め孔および位置決めピンなどにより前記ベース部材8の前記ベース取付部82の正面側に位置決めされ、かつ、スクリューなどにより、前記ベース部材8の前記ベース取付部82の正面側に取り付けられている。この結果、前記軸受部材7は、前記ベース部材8に取り付けられている。
前記ベース部材8は、図1〜図3に示すように、前記ベース取付部82と、前記ベース取付部82の正面側の中央部の前記光源取付部80と、前記ベース取付部82の正面側の左右両端部の前記レンズ取付部81と、から構成されている。前記光源取付部80には、前記半導体型光源2が取り付けられている。前記レンズ取付部81には、前記レンズ3が前記レンズカバー部材6を介して取り付けられている。前記ベース取付部82の正面側には、前記光制御部材4が前記第1位置と前記第2位置との間を回転可能に軸受されている前記軸受部材7が取り付けられている。前記ベース取付部82の背面側には、前記駆動部材5および前記冷却部材9がそれぞれ取り付けられている。
前記冷却部材9は、図1、図2に示すように、冷却ファンを有する。前記冷却部材9は、前記ベース部材8の前記ベース取付部82の背面側に位置決めされ、かつ、スクリューなどにより、前記ベース部材8の前記ベース取付部82の背面側に取り付けられている。この結果、前記冷却部材9は、前記ベース部材8に取り付けられている。
この実施形態にかかる車両用前照灯1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
この実施形態にかかる車両用前照灯1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
材料から構成するものである。このために、光制御部材4の左右両側の取付部41の回転孔43を、軸受部材7の左右両側の軸部72に、弾性嵌合(スナップフィット)により、回転可能に取り付けることができる。しかも、ストッパ44と取付部41とを一体構造とすることができるので、さらに、小型化・軽量化を図ることができる。
この実施形態においては、車両Cが左側通行の場合の車両用前照灯1について説明するものである。ところが、この発明においては、車両Cが右側通行の場合の車両用前照灯にも適用することができる。
2 半導体型光源
20 発光チップ
21 基板
22 コネクタ
23 発光面
3 レンズ
30 主レンズ部
300 主レンズ部の入射面
301 主レンズ部の出射面
31 補助レンズ部
310 補助レンズ部の入射面
311 補助レンズ部の反射面
312 補助レンズ部の出射面
32 取付部
4 光制御部材
40 可変焦点レンズ部
400 入射面
401 出射面
41 取付部
42 長孔
43 回転孔
44 ストッパ
5 駆動部材
50 ソレノイド
51 連結ピン
52 スプリング
53 取付部
54 進退ロッド
6 レンズカバー部材
60 開口部
61 取付部
7 軸受部材
70 開口部
71 取付部
72 軸部
73 ストッパ
8 ベース部材
80 光源取付部
81 レンズ取付部
82 ベース取付部
9 冷却部材
C 車両
F レンズの基準焦点
F1 疑似焦点
HP ハイビーム用配光パターン
L1 中央光
L2 周辺光の他の一部
LP ロービーム用配光パターン
O 発光面の中心
O1 回転中心
X X軸
Y Y軸
Z レンズの基準光軸(Z軸)
Claims (5)
- 半導体型光源と、可動レンズと、固定レンズと、を備え、
前記可動レンズには、前記可動レンズを所定の位置に位置させるために、固定側のストッパに当接するストッパが設けられていて、
前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、衝撃強さが大きい材料から構成されており、
前記可動レンズは、軸受部材に回転可能に取り付けられていて、
前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、弾性が大きい材料から構成されている、
ことを特徴とする車両用前照灯。 - 前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、前記半導体型光源の近くに配置されていて、
前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、耐熱性が高い材料から構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。 - 前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、前記半導体型光源の近くに配置されていて、
前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、屈折率が高い材料から構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。 - 前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、前記半導体型光源の近くに配置されていて、
前記可動レンズは、前記固定レンズよりも、耐候性が低い材料から構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。 - 前記可動レンズは、レンズ部と、取付部と、を備え、
前記レンズ部と前記取付部とは、一体構造をなし、
少なくとも前記レンズ部は、光透過部材から構成されている、
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用前照灯。
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