JP6175843B2 - コンテンツ制御システム、コンテンツ制御方法、及びコンテンツ制御プログラム - Google Patents

コンテンツ制御システム、コンテンツ制御方法、及びコンテンツ制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ制御システム、コンテンツ制御方法、及びコンテンツ制御プログラムに関する。
ウェブコンテンツにおいては、画像がブラウザの枠(ウィンドウ)内に、適切に表示されることが重要である。ポータルサイト画面に他システムを統合する方法として、Webクリッピングがあげられる。Webクリッピングは、他システムの画面の一部を抽出してポータルの画面に統合する。Webクリッピングで表示する範囲は、サーバ側で切り取る方法と、クライアント側で切り取る方法がある。一般的には複雑な加工処理が有利であるため、サーバ側で決定する方法がとられる(特許文献2)。
サーバ側で切り取る場合、切り取りを行うことにより、HTML(HyperText Markup Language)の構造が元の画面と異なり、スタイルが正常に適用されない、スクリプトの操作対象が存在しないといった問題が発生する。
一方クライアント側で実施する場合はいくつかの実現方法が考えられる(特許文献3)。不要部分を非表示にする方法、不要部分を背後に隠す方法などがあげられる。これらはサーバ側で実施する際の切り取りによるスタイル崩れやスクリプトエラーの発生を防ぐが、すべてクライアント側で解釈することにより負荷が高くなる問題が発生する。
しかし、どちらの方法を採用しても、ポータルサイトの画面に直接Webクリッピング対象の画面を統合する方法では、スクリプトやスタイル定義などで使用している名前空間の衝突を防ぐことはできない。サーバ側でスクリプトやスタイル定義を書き換えて名前空間を分ける方法が考えられるが、名前変更による影響範囲を把握することが困難である。したがって衝突を回避するには、ポータル画面とは独立の空間、たとえばIFrame(インラインフレーム)要素に埋め込むことが望ましい。
IFrameは大きさが固定のため、切り取ったコンテンツとIFrameの大きさにずれがあると、コンテンツの見たい部分がスクロールしないと見られなかったり、無駄な空きスペースができてしまったりする。したがってユーザにIFrameと意識させずにクリッピングを行うには、IFrameのサイズをコンテンツにあわせる必要がある。
たとえば、図13のコンテンツの例を挙げる。このコンテンツはIFrameに埋め込まれている。図13の枠線がIFrameの枠である。「画像を表示」ボタンを押すと、下に画像が表示されるものとする。この状態で、「画像を表示」ボタンを押すと、図14のようになる。画像が枠線内に収まらないので、スクロールをしなければ選択可能な色を確認することができない。しかし、IFrameを利用しない場合は、枠がないためスクロールしなくても全体を見ることができる。したがって、IFrameを利用しない場合と同様の利便性を提供するためには、図15のように画像が表示された(コンテンツが枠内に収まらなくなった)タイミングで枠を大きくする必要がある。
しかし、図13のコンテンツのように、コンテンツのサイズはページを表示した後にボタンのクリックなどにより動的に変化する可能性がある。どのタイミングで変化するのかをコンテンツの統合先の画面、例えばJavaScript(登録商標)など、だけで検知することは困難である。そこで、定期的にコンテンツのサイズを監視する方法が考えられる。
このような背景の中、特許文献1には、Webブラウザに表示した監視画面の表示領域の情報を予めサーバ装置に記憶し、サーバ装置からクライアント端末に受信した監視画面の表示領域の情報に基づいてクライアント端末側で監視画面の表示領域を決定し、監視画面表示領域の描画を行う技術が開示されている。
特許文献2には、Webページ上の画面を切り取って、指定された他のWebページに貼付するマッシュアップ装置において、切り取り元のWebページの切り取り範囲から最低限必要な情報を切り取って保持することで、貼り付け先のWebページにおいて正しい機能が実行されるようにする技術が開示されている。
特許文献3には、当該Webアプリケーションを含む全画面をそのままクライアントのブラウザに送信し、切り出す代わりに、不必要な表示部分を非表示とする技術が開示されている。
特許文献4には、複数の機器から出力された画像を合成して1の画面に表示させる際に、複数の画像のそれぞれにおいて表示させたい部分が互いに重ならないように配置させて表示させ、画面の空き領域に配置する画像に対して該画像が配置される領域を変更する技術が開示されている。
特許文献5には、複数のコンテンツソースからのグラフィック情報の表示要求を受け同一画面上に同時に表示する技術が開示されている。
特許文献6には、自動レイアウト処理が実行され、流し込まれたデータに応じてレイアウトが制御されたコンテナを表示するプレビュー表示画面において、データを流し込む前後のレイアウトの変化を明示する技術が開示されている。
特許文献7
特許文献7には、テキスト表示エリアへの表示データのデータ量に基づき、該データ量に基づく必要行数が既に表示されている当該テキスト表示エリアのサイズよりも大きいときは、該テキスト表示エリアの再確保を実行して縦幅を拡張し、テキスト表示エリアへの表示データのデータ量に基づき、該データ量に基づく必要行数が既に表示されている当該テキスト表示エリアのサイズよりも小さく、空白行を生ずることとなる場合には、当該テキスト表示エリアを再設定し、該空白行を削除して、該テキスト表示エリアの縦幅を縮小する技術が開示されている。
非特許文献1には、ユーザがWebコンテンツにテキストなどを書き加えた場合に、自動で画面領域を拡大させる技術が記載されている。
特開2011−48789号公報 特開2011−48764号公報 特開2009−223555号公報 特開2008−146495号公報 特開2007−57980号公報 特開2006−72518号公報 特開2000−194464号公報
『指定要素が内包する要素郡の外周に対するリサイズイベントの割り当て』http://bit.ly/UXpHim
しかし、上述の特許文献1〜7と非特許文献1では、画像が表示された(コンテンツが枠内に収まらなくなった)タイミングで枠を大きくするに当たり、定期的にコンテンツのサイズを監視する場合、監視間隔とコンテンツのサイズ変更の間に微妙な時間のずれが発生するため、画面の一部が枠外にはみ出してスクロールが必要な状態になった後に枠が広がり全体が表示される形になることで、画面のちらつきが発生するという課題がある。
そこで、本発明の目的の一例は、上述した課題を解決するコンテンツ制御装置、制御システム、制御方法、及びプログラムを提供することにある。
かかる目的を達成するため、本発明の一形態にかかるコンテンツ制御システムは、画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶手段に格納する取得手段と、前記コンテンツ記憶手段と、前記コンテンツ記憶手段に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施する変換手段と、前記変更後のコンテンツを端末装置に送信する送信手段と、を備えるサーバ装置と、変更された前記コンテンツを受信して、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行する表示手段と、前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更する調整手段と、を備える前記端末装置と、を包含する。
また、かかる目的を達成するため、本発明の一形態にかかるコンテンツ制御方法は、画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶手段に格納し、前記コンテンツ記憶手段に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施し、変更された前記コンテンツ、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行し、前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更する。
さらに、かかる目的を達成するため、本発明の一形態にかかるコンテンツ制御プログラムは、画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶手段に格納する取得処理と、前記コンテンツ記憶処理に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施する変換処理と、前記変更後のコンテンツを端末装置に送信する送信処理と、を第1のコンピュータに実行させるサーバプログラムと、変更された前記コンテンツを受信して、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行する表示処理と、前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更する調整処理と、を第2のコンピュータに実行させる端末プログラムと、を包含する。
以上のように、本発明におけるコンテンツ制御装置、制御方法、及びプログラムによれば、画面がちらつくことが無く、画像が表示された(コンテンツが枠内に収まらなくなった)タイミングで枠を大きくすることができる。
図1は、本発明を実施するための第1の形態のコンテンツ制御システムの構成を示すブロック図である。 図2は、変換部310が受け取ったコンテンツ600にサイズ変更通知部608を埋め込む動作を示す図である。 図3は、変換部310が受け取ったコンテンツ600にサイズ変更通知部608を挿入したHTML316の具体例(Sample1.html)を示す図である。 図4は、本発明を実施するための第1の形態のコンテンツ制御システムの動作を示す流れ図である。 図5は、本発明を実施するための第2の形態のコンテンツ制御システムの構成を示すブロック図である。 図6は、変換部310が、受け取ったコンテンツ600に、ログ出力処理とサイズ変更通知部608とを挿入したHTML316の具体例(Sample2.html)を示す図である。 図7は、監視対象リスト306の具体例を示す図である。 図8は、サイズ変更監視対象リスト308の具体例を示す図である。 図9は、本発明を実施するための第2の形態のコンテンツ制御システムの動作を示す流れ図である。 図10は、本発明を実施するための第2の形態のコンテンツ制御システムのS206の詳細の動作を示す流れ図である。 図11は、ログ解析部304が処理する動作の流れ図である。 図12は、ログ出力処理と調整部204から出力されたログの具体例を示す図である。 図13は、HTML316のフレーム内に表示内容変更前のコンテンツを表示した具体例を示す図である。 図14は、HTML316のフレーム内に表示内容変更後のコンテンツを表示した具体例を示す図である。 図15は、HTML316のフレーム内の表示内容変更後のコンテンツにフレームのサイズを合わせた具体例を示す図である。 図16は、本発明を実施するための第3の形態の構成を示すブロック図である。 図17は、本発明を実施するための第4の形態の構成を示すブロック図である。
発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。
なお、本発明を実施するための形態におけるコンテンツ制御システム10等を構成する各部は、制御部、メモリ、メモリにロードされたプログラム、プログラムを記憶するハードディスク等の記憶ユニット、ネットワーク接続用インターフェースなどからなる。また、その各部は、ハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、特に断りのない限り、その実現方法、装置は限定されない。
また、制御部はCPU(Central Processing Unit)などからなる。その制御部は、オペレーティングシステムを動作させてコンテンツ制御システム10等の全体を制御する。それとともに、制御部は、例えばドライブ装置などに装着された記録媒体からメモリにプログラムやデータを読み出し、これに従って各種の処理を実行する。
記録ユニットは、例えば光ディスク、フレキシブルディスク、磁気光ディスク、外付けハードディスク、半導体メモリ等である。記憶ユニットは、コンピュータプログラムをコンピュータが読み取り可能に記録する。また、コンピュータプログラムは、通信網に接続されていて、かつ、図示しない外部コンピュータからダウンロードされても良い。ここで、特に断りの無い限り、通信網とは、インターネット、LAN(Local Area Network)、公衆回線網、無線通信網、または、これらの組み合わせ等によって構成されるネットワーク等であっても良い。
また、発明を実施するための形態の説明において利用するブロック図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。これらの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、これらの図において、各実施形態の構成部は、物理的に結合した一つの装置により実現されるよう記載されている場合もある。しかし、その構成部の実現手段は、これに限定されない。すなわち、コンテンツ制御システム10は、二つ以上の物理的に分離した装置を、有線または無線で接続した複数の装置により実現されても良い。また、各構成部が物理的に分離した2つ以上の装置等として記載されている場合もある。しかし、その構成部の実現手段は、これに限定されない。すなわち、コンテンツ制御システム10は、ハードウェア、ソフトウェアを任意に組み合わせて物理的に結合した一つの装置により実現されても良い。
<第1の実施形態>
図1を用いて、本発明を実施するための第1の形態のコンテンツ制御システム10の構成について説明する。図1は、本発明を実施するための第1の形態の構成を示すブロック図である。
図1が示すように、本発明を実施するための第1の形態におけるコンテンツ制御システム10は、コンテンツ制御装置(サーバ)300と、コンテンツ制御装置(クライアント)200で構成されている。
コンテンツ制御装置(サーバ)300は、取得部302、変換部310、コンテンツ記憶部312、送信部314、HTML(ポータルサイト)316、即ちHTML316、を備える。
取得部302は、コンテンツ600をクリッピング対象コンテンツサーバ500からインターネット400経由で取得する。
変換部310は、受け取ったコンテンツ600を解析し、スクリプト604内にサイズ変更通知部608を埋め込む。
コンテンツ記憶部312は、コンテンツ取得部302が取得したコンテンツ600を記憶する。
送信部314は、コンテンツ変換部310が変換されたコンテンツ606、即ち変換したコンテンツをコンテンツ制御装置(クライアント)200の表示部202に送信する。
HTML316は、HTMLで記述され、IFrameを含む構造化文書である。HTML316は、例えば、ポータルサイトのトップページである。
コンテンツ制御装置(クライアント)200は、ブラウザ206を実行する。さらに、ブラウザ206は、調整部204をスクリプトとして実行する。ブラウザ206は、HTML等で記述された構造化文書の表示などをする、表示部202を含む。表示部202は、スクリプトの実行機能を含む。
表示部202は、HTML316を表示装置100に表示したり、変換部310が変換したコンテンツを表示装置100のIFrame102内に表示する。さらに、表示部202は、JavaScript(登録商標)等で書かれたスクリプトを実行する。
調整部204は、現在のコンテンツのサイズを取得し、IFrame102の枠サイズをコンテンツと同じサイズに調整する。
図1が示すように、表示装置100はHTML316を表示する。表示されたHTML316は、IFrame102を含んでいる。表示装置100は、IFrame102内に、クリッピングされたコンテンツの表示104を行う。
次に、図2、図3のデータ構造について説明する。図2は、変換部310が受け取ったコンテンツ600にサイズ変更通知部608を埋め込む動作を示す図である。図2の左図は、コンテンツ600である。このコンテンツ600には、コンテンツの表示内容602と、スクリプト604を有する。これは、変換する前のコンテンツ600である。図2の右図は、変換されたコンテンツ606である。これは、変換部310が、変換されたコンテンツ606のスクリプト604内に、サイズ変更通知部608を挿入したことを示す。
図3は、変換部310が受け取ったコンテンツ600にサイズ変更通知部608を挿入したHTML316の具体例(Sample1.html)を示す図である。Sample1.htmlは、JavaScript(登録商標)のスクリプトを含むHTMLのWebコンテンツである。Sample1.htmlのスクリプト内には、”add-button”というid属性を持つボタンを押すたびに、テキストが一行追加されるというスクリプトがある(以下、add-buttonスクリプト)。add-buttonスクリプトは、具体的には、図3の8行目と9行目の部分である。つまり、ユーザがこのボタンを押すことによってコンテンツのサイズが変わる。また、Sample1.htmlのスクリプト内には、”count-up-button”というid属性を持つボタンを押すたびに、追加される行に表示される数字がインクリメントされる(以下、count-up-buttonスクリプト)。count-up-buttonスクリプトは、具体的には、図3の13行目の部分である。つまり、ユーザがこのボタンを押しても、コンテンツのサイズは変わらない。変換部310は、add-buttonスクリプトの後(スクリプト604内)とcount-up-buttonスクリプトの後(スクリプト604内)とにサイズ変更通知部608を挿入する。サイズ変更通知部608は、具体的には、図3の四角で囲われた部分(parent.onContentResize();)である。
次に、図4を用いて、本発明を実施するための第1の形態のコンテンツ制御システム10の動作を説明する。
送信部314がポータルサイトのHTML316をクライアントに送信する。クライアントでは、表示部202がIFrame102を含んだHTML316を表示装置100に表示する(S102)。このとき、表示部202は、取得部302に、IFrame102のコンテンツを要求する。その要求を受けて取得部302がコンテンツ600をクリッピング対象コンテンツサーバ500からインターネット400経由で取得する(S104)。変換部310が受け取ったコンテンツを解析し、スクリプト604内にサイズ変更通知部608を埋め込んで、送信部314が埋め込んだコンテンツを表示部202に送信する(S106)。変換部310が行う解析は、例えば、静的解析や文字列解析等である。表示部202が変換したコンテンツを表示装置100のIFrame102内に表示する。そのとき、調整部204が現在のコンテンツのサイズを取得し、IFrame102の枠サイズをコンテンツと同じサイズに調整する(S108)。
ユーザがIFrame102の表示内容変更の操作をするとスクリプトが実行され、スクリプト604内に埋め込んだサイズ変更通知部608が調整部204に通知を発行する(S110)。ここで、ユーザの操作とは、例えば、表示装置100によって表示されたコンテンツがボタンを含んでいた場合、ユーザが端末でそのボタンをクリックすることである。この操作により、スクリプトが実行される。例えば、ユーザがボタンをクリックすると、コンテンツ(テキスト)が一行追加される等である。
調整部204がサイズ変更通知を受け取る(S112)。このとき、調整部204は、例えば、サイズ変更通知が持つ、変更したコンテンツのサイズ情報を取得する。ここで、ユーザ操作によってコンテンツのサイズが変更した場合、サイズ変更通知がサイズ情報を取得する方法は、例えば、コンテンツの変分をスクリプト等で得る。また、ユーザ操作によって新たなコンテンツ(ファイル)が読み込まれる場合、サイズ変更通知がサイズ情報を取得する方法は、例えば、ファイルからデータサイズを得る。サイズ情報は、具体的には、例えば、コンテンツのデータサイズやコンテンツの高さ、幅の数値等である。調整部204がコンテンツと枠の大きさが同じかを判定する(S114)。ここで、調整部204の判定方法としては、例えば、S108で取得した現在のコンテンツのサイズと、S112で取得した、変更したコンテンツのサイズ情報とを比較する等である。コンテンツと枠の大きさが異なる場合(S114で“異なる”)、調整部204がIFrame102の枠サイズを内容変更されたコンテンツのサイズに調整する(S116)。
ここで、コンテンツと枠の大きさが同じ場合(S114で“同じ”)、フローを終了する。
以上で、本発明を実施するための第1の形態のコンテンツ制御システム10の動作が終了する。
本発明を実施するための第1の形態におけるコンテンツ制御システム10は、変換部310がコンテンツ600のスクリプト604内にサイズ変更通知部608を埋め込むことで、コンテンツの大きさの変更を検知し、枠の大きさを自動で調整する。そのため、コンテンツ制御システム10は、画面がちらつくことが無く、画像が表示された(コンテンツが枠内に収まらなくなった)タイミングで枠を大きくすることができる。
なお、本実施形態においては、変換部310が、サイズ変更通知部608を埋め込んだ場所をファイルに記憶しておき、同一コンテンツを再度読み込んだ場所は、当該ファイルに基づいてサイズ変更通知部608を埋め込んでも良い。
<第2の実施形態>
次に、本発明を実施するための第2の形態について説明する。本発明を実施するための第2の形態では、コンテンツ600にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込み、出力されたログの種類から、サイズ変更監視対象を選別するコンテンツ制御システム10について説明する。
図5を用いて、本発明を実施するための第2の形態における構成を説明する。本発明を実施するための第2の形態におけるコンテンツ制御システム10は、本発明を実施するための第1の形態のコンテンツ制御装置(サーバ)300の構成に加え、ログ解析部304、監視対象リスト306、サイズ変更監視対象リスト308、ログ記憶部318、を有する。
ログ解析部304は、出力されたログを解析し、サイズ変更監視対象リスト308に記憶する監視対象を決定する。
監視対象リスト306は、監視対象を記録する。ここで、監視対象とは、画面を表示した後に起動される可能性がある、スクリプト604内での処理のことである。例えば、DOM(Document Object Model)のイベント処理や、非同期処理、非同期通信等である。これらは、コンテンツ600の内容変更を行い、その結果、コンテンツ600のサイズ変更を行う可能性がある。
サイズ変更監視対象リスト308は、監視対象リスト306からサイズ変更が起こる可能性が高いもの(サイズ変更監視対象)を記録する。ログ解析部304は、この可能性をログから判断する。ログ記憶部318は、出力されたログを記憶する。
まず、図6、図7、図8、図12のデータ構造について説明する。図6は、変換部310が、受け取ったコンテンツ600に、ログ出力処理とサイズ変更通知部608とを挿入したHTML316の具体例(Sample2.html)を示す図である。Sample2.htmlはSample1.htmlに加えて、ログ出力処理(parent.LogManager.addLog)がスクリプト604内に挿入されている。
図7は、監視対象リスト306の具体例を示す図である。図7が示すように、監視対象リスト306は、監視対象の「id、ファイル名、開始行番号、開始桁数、終了行番号、終了桁数、関数名」を記憶している。具体的には、図6のSample2.htmlのcount-up-buttonスクリプトの場合は、idが0、ファイル名がSample2.html、開始行番号が8、開始桁数が52、終了行番号が9、終了桁数が16、関数がinitである。
図8は、サイズ変更監視対象リスト308の具体例を示す図である。図8が示すように、サイズ変更監視対象リスト308は、監視対象リスト306に加えて、監視対象の最終呼び出し時刻を記憶している。具体的には、図6のSample2.htmlのcount-up-buttonスクリプトの場合は、idが0、ファイル名がSample2.html、開始行番号が8、開始桁数が52、終了行番号が9、終了桁数が16、関数がinit、最終呼び出し時刻が2012/10/20である。
図12は、ログ出力処理と調整部204から出力されたログの具体例を示す図である。図12が示すログは、ログ出力処理によって出力されたログと、サイズ変更通知を受け取った調整部204がコンテンツの大きさに枠を調整した後に出力するログの具体例である。具体的には、図12の1行目「SIZE_CHANGING_TARGET:0:2012/11/11 11:10:11」は、”add-button”をid属性にもつボタンAをクリックすると、サイズ変更監視対象起動ログ出力処理によって出力されたログである。図12の2行目「SIZE_CHANGED」は、ボタンAをクリックした後に、サイズ変更通知を受け取った調整部204がコンテンツのサイズを調整した後に出力したログである。図12の3行目「SIZE_CHANGING_TARGET:1:2012/11/11 11:10:11」は、”count-up-button”をid属性にもつボタンCをクリックすると、監視対象起動ログ出力処理によって出力されたログである。
次に、図9、図10、図11を用いて、本発明を実施するための第2の形態のコンテンツ制御システム10の動作を説明する。
まず、図9を用いて、本発明を実施するための第2の形態の動作における、変換部310がコンテンツ600のスクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込み、スクリプトの種類によってログを出力し、コンテンツ600のサイズを変更する動作を説明する。
送信部314がポータルサイトのHTML316をクライアントに送信する。クライアントでは、表示部202がIFrame102を含んだHTML316を表示装置100に表示する(S202)。このとき、表示部202は、取得部302に、IFrame102のコンテンツを要求する。その要求を受けて取得部302がコンテンツ600をクリッピング対象コンテンツサーバ500からインターネット400経由で取得する(S204)。変換部310が受け取ったコンテンツ600を解析し、スクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込んで、送信部314が埋め込んだコンテンツを表示部202に送信する(S206))。この処理の詳細は図10に記載する。表示部202が、変換したコンテンツを表示装置100のIFrame102内に表示する。そのとき、調整部204が現在のコンテンツのサイズを取得し、IFrame102の枠サイズをコンテンツと同じサイズに調整する(S208)。
ユーザがIFrame102の表示内容変更の操作をするとスクリプトが実行される。サイズ変更監視対象スクリプトが実行された場合、スクリプト604内に埋め込んだ、サイズ変更監視対象起動ログ出力処理がログ解析部304にサイズ変更監視対象起動ログを出力し、サイズ変更通知部608が調整部204に通知を発行する(S210A)。調整部204がサイズ変更通知を受け取る(S212)。調整部204がコンテンツと枠の大きさが同じかを判定する(S214)。コンテンツと枠の大きさが異なる場合(S214で“異なる”)、調整部204がIFrame102の枠サイズを内容変更されたコンテンツのサイズに調整し、サイズ調整実施ログをログ解析部304に送信する(S216)。ここで、コンテンツと枠の大きさが同じ場合(S214で“同じ”)、フローを終了する。
監視対象スクリプトが実行された場合、スクリプト604内に埋め込んだ監視対象起動ログ出力処理が実行され、ログ解析部304に監視対象起動ログが出力される(S210B)。調整部204がユーザ操作によってIFrame102の枠サイズが手動変更されたかを判定する(S218)。ここで、手動変更とは、例えば、コンテンツがIFrame102のサイズよりも大きい場合に、ユーザが手動で、コンテンツのサイズまでIFrame102の枠を拡大することである。枠サイズが手動変更された場合(S218で“手動変更された”)、調整部204が手動変更ログを出力し、ログ解析部304に送信する(S220)。
また、枠サイズが手動変更されていない場合(S218で“手動変更されていない”)、フローを終了する。
なお、ログ解析部304は、出力されたログをログ記憶部318に格納する。
以上で、本発明を実施するための第2の形態の動作における、変換部310がコンテンツ600のスクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込み、スクリプトの種類によってログを出力し、コンテンツ600のサイズを変更する動作が終了する。
次に、図10を用いて、本発明を実施するための第2の形態の動作における、変換部310が受け取ったコンテンツ600を解析し、スクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込んで、送信部314が埋め込んだコンテンツを表示部202に送信する動作の詳細(第2の実施形態のS206の詳細)を説明する。
変換部310が、今回読み込んだコンテンツ600の読み込みが初回かどうかを判定する(S302)。即ち、変換部310は、例えば、コンテンツ600のURL、更新日時が同一か否かを判別する。変換部310が、コンテンツ600に対して行う処理が初回であった場合(S302でYes)、変換部310が受け取ったコンテンツ600から監視対象を抽出する(S304)。変換部310が、抽出した監視対象を監視対象リスト306に記録する(S306)。変換部310はサイズ変更監視対象リスト308に、監視対象リスト306に記録された全ての監視対象を追加する(S308)。変換部310は監視対象リスト306とサイズ変更監視対象リスト308を参照し、サイズ変更監視対象でない監視対象のスクリプト604内に監視対象起動ログ出力処理を埋め込む(S310)。変換部310はサイズ変更監視対象リスト308を参照し、サイズ変更監視対象のスクリプト604内にサイズ変更監視対象起動ログ出力処理と、サイズ変更通知部608とを埋め込んで、送信部314が埋め込んだコンテンツを表示部202に送信する(S312)。
ここで、変換部310が、コンテンツ600に対して行う処理が初回でない場合(S302でNo)、S310のフローへ進む。
ここで、S310において、変換部310が監視対象起動ログ出力処理を埋め込む場所は、スクリプト604内のサイズ変更監視対象でない監視対象の直下(監視対象の処理の最後)でも良い。また、S312において、変換部310がサイズ変更監視対象起動ログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込む場所は、スクリプト604内のサイズ変更監視対象の直下(サイズ変更監視対象の処理の最後)でも良い。
以上で、本発明を実施するための第2の形態の動作における、変換部310が受け取ったコンテンツ600を解析し、スクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込んで、送信部314が埋め込んだコンテンツを表示部202に送信する動作の詳細(第2の実施形態のS206の詳細)を終了する。
次に、図11を用いて、本発明を実施するための第2の形態の動作における、ログ解析部304の処理についての動作を説明する。
ログ解析部304がログ記憶部318からログを一件取得する(S402)。ログ解析部304が、一件取得したログがサイズ変更監視対象起動ログかどうかを判定する(S404)。一件取得したログがサイズ変更監視対象起動ログであった場合(S404でYes)、ログ解析部304が一件後のログがサイズ調整実施ログかどうかを判定する(S406)。一件後のログがサイズ調整実施ログであった場合(S406でYes)、ログ解析部304がサイズ変更監視対象リスト308の該当するサイズ変更監視対象の最終呼び出し時刻を更新する(S408)。
ログ解析部304が、処理していないログが残っているかを判定する(S416)。処理していないログが残っていない場合(S416でNo)、ログ解析部304がサイズ変更監視対象リスト308から一件取得する(S418)。ログ解析部304が最終起動日時から一定期間経過しているかを判定する(S420)。最終起動日時から一定期間経過している場合(S420でYes)、ログ解析部304がサイズ変更監視対象リスト308から該当するサイズ変更監視対象を削除する(S422)。ログ解析部304が、処理していないサイズ変更監視対象が残っているかを判定する(S424)。処理していないサイズ変更監視対象が残っていない場合(S424でNo)、フローを終了する。
ここで、処理していないサイズ変更監視対象が残っている場合(S424でYes)、S418へ戻る。また、最終起動日時から一定期間経過していない場合(S420でNo)、S424のフローへ進む。また、処理していないログが残っている場合(S416でYes)、S402のフローへ進む。
ここで、一件後のログがサイズ調整実施ログでない場合(S406でNo)、ログ解析部304がサイズ変更監視対象リスト308から該当するサイズ変更監視対象を削除し(S410)、S416のフローへ進む。
ここで、一件取得したログがサイズ変更監視対象起動ログでない場合(S404でNo)、ログ解析部304が一件取得したログがサイズ手動変更ログかどうかを判定する(S412)。一件取得したログがサイズ手動変更ログである場合(S412でYes)、ログ解析部304が直前のログからサイズ変更監視対象でない監視対象を抽出し、サイズ変更監視対象リスト308に追加し(S414)、S416のフローへ進む。
以上で、本発明を実施するための第2の形態の動作におけるログ解析部304の処理についての動作が終了する。
そして、図9、図10、図11の説明から、本発明を実施するための第2の形態のコンテンツ制御システム10の動作が終了する。
本発明を実施するための第2の形態におけるコンテンツ制御システム10は、変換部310がコンテンツ600のスクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込み、出力されたログの種類から、サイズ変更監視対象を選別する。そのため、コンテンツ制御システム10は、サイズ変更監視対象リスト308の精度を上げることができ、サイズ変更監視対象とすべき箇所(スクリプト)を学習して枠サイズの自動調整を行う処理を必要最低限に抑えることができ、調整部204の負荷が軽減できる。
ここで、コンテンツ制御システム10は、短い間隔でコンテンツのサイズを監視することなく、コンテンツの大きさの変更を検知し、枠の大きさを自動調整できる。その理由は、変換部310が、コンテンツの適切な場所、例えば、監視対象やサイズ変更監視対象(スクリプト)の処理の最後にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込み、出力されたログの種類から、サイズ変更監視対象を選別するからである。
ここで、コンテンツ制御システム10は、監視対象の一つであるDOMのイベント処理のみを監視対象として実行してもよい。つまり、コンテンツ制御システム10は、非同期処理や非同期通信に関しても、DOMの操作がない場合は、監視対象からはずしてもよい。その理由としては、DOMのイベント処理はコンテンツのサイズに変化を及ぼすからである。DOMのイベント処理とは、たとえば、JavaScript(登録商標)ならばdocument.appendChild関数の利用や<要素>.innerHTML=“xxx”といった式の実行などである。変換部310は、例えば、取得したコンテンツ600の中に、図6に記載のadd-buttonスクリプトが無い場合、取得したコンテンツ600にログ出力処理やサイズ変更通知部608を挿入しない、などが考えられる。取得したコンテンツ600内にクリッピング対象領域のDOMがあるかの判定については、クリッピング対象領域に含まれる画面要素のid属性があるかないかでもよいし、その他の属性やその他の特徴でもよい。これによって、コンテンツ制御システム10は、監視対象の数自体を削減し、負荷を軽減することができる。
<第3の実施形態>
図16を用いて、本発明を実施するための第3の形態におけるコンテンツ制御システム10の構成について説明する。図16は、本発明を実施するための第3の形態の構成を示すブロック図である。
図16が示すように、本発明を実施するための第3の形態におけるコンテンツ制御システム10の構成について説明する。
本発明を実施するための第3の形態におけるコンテンツ制御システム10は、図5に記載の、第2の形態におけるコンテンツ制御システム10の構成に加えて、キャッシュ記憶部320を備える。
キャッシュ記憶部320は、取得部302が取得したコンテンツ600と、変換部310が変換したコンテンツと、その時の日時を記憶する。
次に、本発明を実施するための第3の形態におけるコンテンツ制御システム10の動作について説明する。ここで、下記で説明する以外の動作については本発明を実施するための第2の形態におけるコンテンツ制御システム10の動作と同様であり、既に動作の説明を行っているため、説明を省略する。
まず、取得部302がコンテンツ600をクリッピング対象コンテンツサーバ500からインターネット400経由で取得する。次に変換部310は、受け取ったコンテンツ600がキャッシュ記憶部320に存在するかを判定する。コンテンツ600がキャッシュ記憶部320に存在した場合、変換部310は、受け取ったコンテンツ600の更新日時と、キャッシュ記憶部320が記憶している、前回取得した時のコンテンツの更新日時を比較する。コンテンツの更新日時が同一であった場合、送信部314はキャッシュ記憶部320に保存していた前回変換されたコンテンツ606を表示部202に送信する。
コンテンツがキャッシュ記憶部320に存在しない、または、コンテンツの更新日時が同一でない場合は、変換部310が、受け取ったコンテンツ600を解析し、スクリプト604内にログ出力処理とサイズ変更通知部608を埋め込んで、変換されたコンテンツ606をキャッシュ記憶部320に保存する。送信部314が変換されたコンテンツ606を表示部202に送信する。
以上で、本発明を実施するための第3の形態のコンテンツ制御システム10の動作が終了する。
本発明を実施するための第3の形態におけるコンテンツ制御システム10は、第2の形態におけるコンテンツ制御システム10にキャッシュ記憶部320追加し、コンテンツに変化がない場合、前回コンテンツ変換部310にて変換したコンテンツをそのまま流用するようにする。そのため、コンテンツ制御システム10は、コンテンツを変換するときの負荷を軽減することができる。
<第4の実施形態>
図17を用いて、本発明を実施するための第4の形態におけるコンテンツ制御システム10の構成について説明する。図17は、本発明を実施するための第4の形態の構成を示すブロック図である。
図17が示すように、本発明を実施するための第4の形態におけるコンテンツ制御システム10は、サーバ装置、即ちコンテンツ制御装置(サーバ)300と、端末装置、即ちコンテンツ制御装置(クライアント)200を備える。
コンテンツ制御装置(サーバ)300は、取得部302、変換部310、コンテンツ記憶部312、送信部314、を備える。コンテンツ制御装置(クライアント)200は表示部202、調整部204、を備える。
取得部302は、画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶部312に格納する。コンテンツ記憶部312は、前記コンテンツを記憶する。変換部310は、前記コンテンツ記憶部312に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施する。送信部314は、前記変更後のコンテンツを端末装置に送信する。表示部202は、変更された前記コンテンツを受信して、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行する。調整部204は、前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更する。
ここで、コンテンツ制御システム10は、コンテンツ制御システム10は、画面がちらつくことが無く、画像が表示された(コンテンツが枠内に収まらなくなった)タイミングで枠を大きくすることができる。その理由は、変換部310がコンテンツのスクリプト604内にサイズ変更通知部608を埋め込むことで、コンテンツの大きさの変更を検知し、枠の大きさを自動で調整するからである。
以上、実施形態を用いて本願発明を説明したが、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。
10 コンテンツ制御システム
100 表示装置
102 IFrame
104 クリッピングされたコンテンツの表示
200 コンテンツ制御装置(クライアント)
202 表示部(スクリプト実行機能を含む)
204 調整部
206 ブラウザ
300 コンテンツ制御装置(サーバ)
302 取得部
304 ログ解析部
306 監視対象リスト
308 サイズ変更監視対象リスト
310 変換部
312 コンテンツ記憶部
314 送信部
316 HTML
318 ログ記憶部
320 キャッシュ記憶部
400 インターネット
500 クリッピング対象コンテンツサーバ
600 コンテンツ
602 コンテンツの表示内容
604 スクリプト
606 変換されたコンテンツ
608 サイズ変更通知部

Claims (9)

  1. 画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶手段に格納する取得手段と、
    前記コンテンツ記憶手段と、
    前記コンテンツ記憶手段に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施する変換手段と、
    前記変更後のコンテンツを端末装置に送信する送信手段と、を備えるサーバ装置と、
    変更された前記コンテンツを受信して、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行する表示手段と、
    前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更する調整手段と、を備える前記端末装置と、を包含するコンテンツ制御システム。
  2. 前記サーバ装置は、監視対象リスト記憶手段を更に備え、
    前記変換手段は、前記コンテンツに対応付けて前記処理の記述の箇所を前記監視対象リストに記録しておき、前記取得手段が、再度、同一のコンテンツを読み込んだことを検出したときは、前記監視対象リスト記憶手段に格納されている前記箇所に基づいて、前記処理の記述を検出して変更する、請求項1のコンテンツ制御システム。
  3. 前記端末装置の前記調整手段は、前記通知により起動されて、前記新たな内容の表示に伴い前記フレームのサイズ変更が必要な第一の場合と不要な第二の場合を切り分け、前記第一の場合にログを前記サーバ装置に送信し、さらに、ユーザの指示に従って前記フレーム内の前記表示内容を変更した場合もログを前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置の前記変換手段は、前記処理の記述を検出して、前記処理の記述が起動された場合に、ログを出力するように前記処理を変更し、
    前記取得手段が、再度、同一のコンテンツを読み込んだことを検出したときに、
    前記ログに基づいて、前記第二の場合であった前記処理を検出すると前記通知挿入を実施せず、さらに、当該通知挿入を実施せず、その後、当該処理の実行後にユーザ操作に従って前記フレームのサイズを変更した前記処理を検出すると当該通知挿入を実施する、請求項2のコンテンツ制御システム。
  4. 前記処理は、前記フレーム内にすでに表示されている前記表示内容を更新し、変更後の前記フレームのサイズの変分は、更新内容に基づいて計算される、請求項1乃至3の何れかのコンテンツ制御システム
  5. 前記処理は、新たなファイルを、前記コンテンツサーバまたは他のコンテンツサーバから受信して、前記フレームに表示し、変更後の前記フレームのサイズは前記新たなファイルの表示サイズに基づいて計算される、請求項1乃至3の何れかのコンテンツ制御システム
  6. 画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶手段に格納し、
    前記コンテンツ記憶手段に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施し、
    変更された前記コンテンツ、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行し、
    前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更するコンテンツ制御方法。
  7. 前記コンテンツに対応付けて前記処理の記述の箇所を監視対象リストに記録しておき、再度、同一のコンテンツを読み込んだことを検出したときは、前記監視対象リストに格納されている前記箇所に基づいて、前記処理の記述を検出して変更する、請求項に記載のコンテンツ制御方法。
  8. 画面の表示内容と、前記表示内容の表示後に起動されて前記画面の表示を新たな内容に変更する処理の記述と、を含むコンテンツをコンテンツサーバから取得して、コンテンツ記憶手段に格納する取得処理と、
    前記コンテンツ記憶手段に格納された前記コンテンツから、前記処理の記述を検出して、前記処理が起動されると通知を送信するように変更する通知挿入を実施する変換処理と、
    前記変更後のコンテンツを端末装置に送信する送信処理と、を第1のコンピュータに実行させるサーバプログラムと、
    変更された前記コンテンツを受信して、前記表示内容を構造化ドキュメントの一部領域であるフレームに表示するとともに、前記処理毎に決められたタイミングで前記処理を実行する表示処理と、
    前記通知を受信すると、前記フレームのサイズを前記新たな内容の表示のサイズに変更する調整処理と、を第2のコンピュータに実行させる端末プログラムと、
    を包含するコンテンツ制御プログラム。
  9. 前記サーバプログラムは、前記コンテンツに対応付けて前記処理の記述の箇所を監視対象リスト記憶手段に記録しておき、再度、同一のコンテンツを読み込んだことを検出したときは、前記監視対象リスト記憶手段に格納されている前記箇所に基づいて、前記処理の記述を検出して変更する前記変換処理を前記第1のコンピュータに実行させる、請求項に記載のコンテンツ制御プログラム。
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