JP2006301978A - ウィンドウ枠構成情報を利用したインターネット端末装置、枠サーバ、情報システム及びブラウザの実行方法 - Google Patents

ウィンドウ枠構成情報を利用したインターネット端末装置、枠サーバ、情報システム及びブラウザの実行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
ウィンドウ枠構成情報をインターネット端末装置がブラウザの構成要素として取り込み、当該情報をウィンドウ枠に表示するための仕組みを提供する。
【解決手段】
本発明は、(1)自身を識別するための機器IDを保持する手段と、機器IDに基づいてウィンドウ枠構成情報を取得する手段と、当該情報を利用してインターネットブラウザを構成する手段と、当該手段にて構成されるブラウザを実行する手段とを有するインターネット端末装置、(2)当該インターネット端末装置から機器IDを受信する手段と、機器IDとウィンドウ枠構成情報とを関連付けて保持する手段と、受信した機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報を取得してインターネット端末装置に返信する手段とを有する枠サーバ、(3)これらのインターネット端末装置と枠サーバとからなる情報システム及び(4)これらに係る方法を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成し、当該ブラウザを実行するインターネット端末装置、枠サーバ及びこれらからなる情報システム並びにこれらを利用したブラウザの実行方法に関する。
インターネット端末装置の画面領域(ウィンドウ)は、通例、コンテンツプロバイダ(CP)のサーバから提供される情報(コンテンツ情報)自体を表示するための領域のほかに、ウィンドウ枠という領域を有する。
図1は、コンピュータ端末装置におけるウィンドウ画面の各部の名称の一例を示す概念図である。同図において、タイトルバー、メニューバー、ツールバー、アドレスバー、スクロールバー及びステータスバーがウィンドウ枠に該当する。
図21は、インターネット端末機能付きデジタルTVにおけるウィンドウ画面の一例を示す概念図である。インターネット端末機能付きデジタルTVにおいては、典型的には、電波にて受信するコンテンツの表示領域(典型的には放送番組を表示する領域)がコンテンツ領域に該当し、それ以外の領域がウィンドウ枠に該当する。同図においては、放送番組を表示する領域2101以外の領域がウィンドウ枠2102である例が示されている。
従来、この部分は、ポータルサーバからインターネット端末装置に送付されるプロトコルに従い、インターネット端末装置がWebブラウザを用いてコンテンツ情報を閲覧する際の、当該コンテンツ情報のファイル名を表示したり、ファイルのメニューを表示したりするための領域として用いられていた。従って、この領域はコンテンツの内容自体を示す情報を表示する領域としては用いられてこなかったといえる。例えば、特許文献1は、インターネット端末の画面等にテキスト情報及び/またはグラフィック情報を表示するシステムに係る技術を開示し、その中でウィンドウ枠(スクロールバーを指す)の概念が用いられているところ、当該発明においても、コンテンツの内容自体を示す情報は所与であり、ウィンドウ枠は専らコンテンツ情報の表示範囲を動かすための操作を行うための領域として用いられている。
特表2000−500243号公報
しかしながら、様々なコンテンツ情報をインターネット端末装置の狭隘な画面上に表示するためには、ウィンドウ枠の部分にもコンテンツの内容自体を示す情報を表示できる方が有用である。さらに、インターネット端末装置のユーザの立場から言えば、当該ウィンドウ枠に表示されるコンテンツの内容自体を示す情報の内容や表示のタイミングを自らのイニシアチブでコントロールできる方が利便性がよい。
このようなニーズに対応するためには、ウィンドウ枠に表示される情報(以下「ウィンドウ枠表示情報」という。)を表示するためにウィンドウ枠を構成する情報(ウィンドウ枠構成情報)をインターネット端末装置がブラウザの構成要素として取り込み、当該ウィンドウ枠表示情報をウィンドウ枠に表示することを実現できる仕組みの構築が必要となる。
また、例えば発明外におけるインターネット端末装置のユーザとCPとの間の契約等に基づき、インターネット端末装置のユーザの使用の便宜性の高い態様(例えば、ユーザの好きな時に好きな情報を表示できるなど)でウィンドウ枠表示情報をインターネット端末装置に表示させることを可能にするためには、サーバがインターネット端末装置の識別子に基づいてこれを一意的に識別し、これにより識別された特定のインターネット端末装置がかかる識別能力を付与された特定のサーバからウィンドウ枠構成情報を取得するなどして、ウィンドウ枠表示情報を表示できるための仕組みの構築も必要となる。
以上の課題を解決するため、本発明は、(1)自身を識別するための機器IDを保持する機器ID保持部と、前記機器IDに基づいてウィンドウ枠を構成する情報であるウィンドウ枠構成情報を取得するウィンドウ枠構成情報取得部と、前記ウィンドウ枠構成情報取得部が取得したウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成するブラウザ構成部と、前記ブラウザ構成部にて構成されるブラウザを実行する実行部とを有するインターネット端末装置、(2)前記インターネット端末装置の機器ID送信部から機器IDを受信する機器ID受信部と、機器IDとウィンドウ枠構成情報とを関連付けて保持するウィンドウ枠構成情報保持部と、前記機器ID受信部にて受信した機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報を前記ウィンドウ枠構成情報保持部から取得して前記インターネット端末装置に返信するウィンドウ枠構成情報返信部とを有する枠サーバ、(3)これらのインターネット端末装置と枠サーバとからなる情報システム及び(4)これらに係る方法を提供するものである。
本発明に係るインターネット端末装置、枠サーバ及びこれらからなる情報システム並びにこれらに係る方法により、ウィンドウ枠表示情報を表示するためにウィンドウ枠構成情報をインターネット端末装置がブラウザの構成要素として取り込み、当該ウィンドウ枠表示情報をウィンドウ枠に表示することが実現できる。
インターネット端末装置におけるウィンドウ枠構成情報の取得が自身の機器IDに基づいてなされるため、サーバがインターネット端末装置の識別子に基づいてこれを一意的に識別し、これにより識別された特定のインターネット端末装置がかかる識別能力を付与された特定のサーバからウィンドウ枠構成情報を取得することなどが可能となり、これによりインターネット端末装置のユーザの使用の便宜性の高い態様でウィンドウ枠表示情報を表示することが実現できる。
以下に、本発明の実施例を説明する。実施例と特許請求の範囲の請求項の相互の関係は以下のとおりである。
実施例1:主に請求項1、請求項8などに関する。
実施例2:主に請求項2、請求項9などに関する。
実施例3:主に請求項3、請求項10などに関する。
実施例4:主に請求項4などに関する。
実施例5:主に請求項5などに関する。
実施例6:主に請求項6などに関する。
実施例7:主に請求項7などに関する。
なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<概要>
本実施例のインターネット端末装置は、自身の機器IDに基づいて取得するウィンドウ枠構成情報を利用してブラウザを実行する装置である。
<構成(その1)>
図2は、本実施例のインターネット端末装置の機能ブロックの一例を示す図である。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺機器などから構成されるハードウェアと、これらのハードウェア上にて実行可能なソフトウェアを挙げることができる。
具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。
同図において、本実施例の「インターネット端末装置」0200は、「機器ID保持部」0201と、「ウィンドウ枠構成情報取得部」0202と、「ブラウザ構成部」0203と、「実行部」0204とを有する。
インターネット端末装置は、インターネットを介してWebサイトにアクセス可能であってWebページを閲覧する機能を有するものを広く含み、例えばパソコン等のコンピュータ端末であっても、TV等の家電機器端末であっても、携帯電話等の移動端末であってもよい。
「機器ID保持部」は、自身を識別するための機器IDを保持するように構成されている。例えば、機器ID保持部は、メモリが該当し、メモリに機器IDを格納している。「機器ID」とは、当該機器を他の機器と識別するために機器ごとに独自に付されるIDをいう。機器IDは、例えばインターネット端末装置の機器製造番号であってもよいし、あるいは機器製造番号とは別に付されるものであってもよい。そしていずれの場合においても、機器IDは世界で唯一のものであっても、当該機器を含むネットワークを構成するサーバの範囲内でのみ唯一のものであってもよい。
「ウィンドウ枠構成情報取得部」は、ウィンドウ枠構成情報を取得するように構成されている。例えば、ウィンドウ枠構成情報取得部によるウィンドウ枠構成情報の取得は、メモリに格納された機器IDを取り出し、これを通信インターフェイスを介してサーバに送信し、当該機器IDに基づいてサーバから返信されたウィンドウ枠構成情報を取得してメモリに格納することにより行われる。あるいは、当該返信されたウィンドウ枠構成情報は、HDD、PCカード、SDインターフェイスを有するカード等の外部記憶装置に格納されてもよい。
ここで、「ウィンドウ枠」とは、インターネット端末装置の画面領域(ウィンドウ)の中で、コンテンツの表示領域以外の画面部分をいう。形状は、丸、三角、四角何でも良く、枠線がある場合は、それを含む場合もあれば、含まない場合もある。例えば、インターネット端末装置がコンピュータ端末である場合は、コンテンツ情報そのものを表示する領域以外の領域であって、コンテンツ情報のタイトルを表示したり、表示のレイアウトを変更したりといった具合に情報に対するコントロールを表示するための領域をいう。前出の図1の例では、中央の大きな白い四角形の部分がコンテンツ情報の表示領域(以下「コンテンツ領域」という。)であり、それ以外の領域であるタイトルバー、メニューバー、ツールバー、アドレスバー、スクロールバー及びステータスバーがウィンドウ枠に該当する。ただし、これらはあくまで一例であり、上述のような情報に対するコントロールを表示するための領域であれば、同図に例示したものを含まなくてもよく、逆にこれら以外のものを含んでいてもよい。また、インターネット端末装置がTV等の家電機器端末の場合は、例えばTV等の電波にて受信するコンテンツの表示領域(典型的には放送番組を表示する領域)がコンテンツ領域に該当し、それ以外の領域がウィンドウ枠に該当する。
このウィンドウ枠に表示される情報であるウィンドウ枠表示情報と、コンテンツ領域に表示されるコンテンツ情報(以下単に「コンテンツ情報」という。)とは、その情報を誰がサービスするかというサービス主体が異なる。即ち、コンテンツ情報のサービス主体はCPであり、仮に当該情報がウィンドウ枠構成情報をサービスするサーバを介してインターネット端末に送信される場合であっても、コンテンツ情報自体のサービス主体はあくまでCPである。これに対し、ウィンドウ枠構成情報のサービス主体である「サーバ」はウィンドウ枠構成情報だけをサービスするサーバであって、CPのサーバはウィンドウ枠構成情報のサービス主体とはならない。ただし、ウィンドウ枠構成情報をサービスするサーバが同時にCPのサーバであってもよいが、これはあくまで事実上そうなっているだけであって、機能としては両者は全く別の主体である。従って、このような場合を含めても、CPのサーバは、CPのサーバとしてはウィンドウ枠構成情報のサービス主体とはならないという捉え方ができる。
即ち、本実施例の「サーバ」は、特に断りのない場合、ウィンドウ枠構成情報のサービス主体であるサーバを指し、事実上コンテンツ情報のサービス主体であるか否かを問わない。一方、「CPのサーバ」とは、コンテンツ情報のサービス主体であるサーバを指し、事実上ウィンドウ枠構成情報のサービス主体であるか否かを問わない。他の実施例においても同様である。
「ウィンドウ枠構成情報」とは、当該機器IDに基づいてウィンドウ枠を構成する情報をいう。ここでウィンドウ枠を構成する情報とは、ウィンドウ枠の幅を決定するための情報や、ウィンドウ枠の色を決定するための情報や、ウィンドウ枠のデザインを決定するための情報、例えば、画面の四辺のうちのどの辺に枠を配置するかなど、や、ウィンドウ枠に表示すべき記号、文字、絵、符号などを定めるための情報や、所定の処理がブラウザ上で行なわれた際に、ウィンドウ枠のデザイン、表示する符号など、色、大きさ、幅、配置などを変更するための情報や、ウィンドウ枠を利用してブラウザに持たせるべき機能を定める情報など各種の情報が含まれる。これらの情報は、人間が理解可能な文字情報であってもよいし、インターネット端末装置のみが解釈可能な機械語で記載されているものであってもよいし、または、これらの情報を表象する記号、符号、識別情報などであってもよい。さらに、ウィンドウ枠構成情報は、ウィンドウ枠に動画を表示するため、当該表示すべき動画の内容を決定するための情報であってもよい。ウィンドウ枠に表示される動画の内容を決定するための情報としては、例えば、上述のようなウィンドウ枠の幅、色等を決定するための情報のほか、ウィンドウ枠を構成する動画情報としてその動画を表示するための画像情報の数、順序等の情報が含まれていてもよい。具体例として、このウィンドウ枠構成情報は、ウィンドウ枠の色彩が時間の経過と共に変化するようなもの、ウィンドウ枠に表示される文字、図形、符号などが時間と共に変化するようなもの、ウィンドウ枠自体の大きさや形が時間の経過とともに変化するようなもの、など各種の動画を実現するように構成されていてもよい。この場合、例えば、メモリ等に格納された当該情報は、グラフィックスメモリ等の画面表示用のメモリ(専用のメモリであるかメインメモリの一部を利用するものであるかを問わない)に展開された制御プログラムの指令に従い、CPUによってウィンドウ枠を構成する動画情報としてこれを表示するための処理が実行されることになる。以上のように、ウィンドウ枠に表示される情報は静止画情報であっても動画情報であってもよい。いずれにせよ、ウィンドウ枠構成情報は、ブラウザを構成する機能を有するブラウザ構成部によって解釈、実行可能な情報である。また、この情報は、基本的にはブラウザを構成する情報の一部でしかないが、場合によりブラウザを構成するための情報の全てであってもよい。この情報がブラウザを構成するための情報の一部である場合には、他の部分は予めインターネット端末装置に保持されている。又は、他のサーバ装置や、他の電子機器から取得される。また、このウィンドウ枠構成情報は、典型的には、そのウィンドウによって表示されるコンテンツに依存しない。
<作用>
図3は、インターネット端末装置が機器IDに基づいてウィンドウ枠構成情報を取得し、これを利用してウィンドウ枠表示情報をウィンドウ枠に表示する要領の一例を示す概念図である。同図に示す例において、枠サーバ(ウィンドウ枠構成情報だけをサービスするサーバである「サーバ」のうち、事実上CPのサーバでもある場合を除くものをいう。以下同じ。)は、予め機器IDとウィンドウ枠構成情報を関連付けて登録し、保持している。そして、インターネット端末装置がブラウザの起動命令がなされると機器IDを枠サーバに送信し、枠サーバは当該機器IDと関連付けられたウィンドウ枠構成情報を当該インターネット端末装置に返信する。次に、インターネット端末装置は当該ウィンドウ枠構成情報を利用してブラウザを構成する。この際に構成されるウィンドウ枠には、例えば、自動車会社のロゴや、旅行会社の社名など宣伝広告に利用可能な文字列が含まれる。そして、これら文字列を含むウィンドウ枠を持ったブラウザを利用し、当該ブラウザを実行してCPのサーバにアクセスするとともにウィンドウ枠の内側など囲まれた領域に表示する情報(コンテンツ情報)を当該CPから取得し、当該コンテンツ情報をウィンドウ枠の内側に表示する。この発明の理解のために注意すべき点は、典型的には、コンテンツ情報と、ウィンドウ枠に表示されるロゴや社名などとは全く連動しない点である。つまり、この場合にはコンテンツ情報がどのように変わったとしても、ウィンドウ枠に表示されるロゴや社名そのほかのウィンドウ枠構成情報によって得られる文字列などは全く変更されない。さらにもう一点、この発明の理解のために注意すべき点は、前記ロゴや社名などは、ウィンドウ枠の表示機能を利用して表示するのでなく、ウィンドウ枠自体を構成する情報として、ウィンドウ枠と一体となる情報である点である。つまり、必要とされるこれらロゴや社名の情報がブラウザを構成する際に得られなければ、ウィンドウ枠を構成する情報の一部が欠落していることとなり、ウィンドウ枠の完全な表示が出来ないのである。
なお、以上の例では、サーバからインターネット端末装置へのウィンドウ枠構成情報の返信は、当該インターネット端末装置から送信された機器IDに基づいて当該機器IDと関連付けられたウィンドウ枠構成情報の返信として行われる場合で説明した。しかし、このようなインターネット端末装置からサーバへの機器IDの送信は必須ではない。例えば、サーバが予め機器IDとウィンドウ枠構成情報を関連付けて登録しており、機器IDと関連付けられたウィンドウ枠構成情報をインターネット端末装置に送信し、インターネット端末装置が自身の機器IDに基づいてウィンドウ枠構成情報を取得するものであってもよい。かかる場合の具体例としては、例えば、(1)サーバが予め当該インターネット端末装置の機器IDを含む複数の機器IDを保持しており、当該サーバが当該インターネット端末装置の機器IDに関連付けられたウィンドウ枠構成情報を含むウィンドウ枠構成情報を当該機器IDで特定されるインターネット端末装置に送信する(この場合、当該インターネット端末装置には、他のインターネット端末装置の機器IDに関連付けられたウィンドウ枠構成情報も送付される。他方、他のインターネット端末装置についても同様の状況が生じている)、(2)すると、当該インターネット端末装置が、これら複数のウィンドウ枠構成情報の中から、自身の機器IDに関連付けられた情報を自身の機器IDに基づいてこれを取得する、といったものが考えられる。
なお、以上はウィンドウ枠構成情報の取得が専ら機器IDのみに基づいて行われる場合を念頭において説明した。しかし、かかる取得は機器IDに加えて機器ID以外の識別子をも利用して行われるものであってもよい。このような識別子としては、例えば、ユーザID、地域ID、連携する機器の機器ID等が考えられる。例えば、機器IDに加えてユーザIDにも基づいてウィンドウ枠構成情報を取得する場合としては、同一機器のユーザが複数おり(例えば家族の各構成員)、ユーザIDによって各構成員を識別して、例えば父親向けの情報と子供向けの情報の全部又は一部の内容を変える場合等が考えられる。このように識別子としてユーザIDを追加することで、ユーザごとに取得されるウィンドウ枠構成情報の内容を変えることが可能となり、大人向け、子供向けの情報を区別するといったことが可能となる
<構成(その2)>
「ブラウザ構成部」は当該ウィンドウ枠構成情報取得部が取得したウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成するように構成されている。例えば、ブラウザ構成部によるインターネットブラウザの構成は、メモリ等(外部記憶装置を含む)に格納されているウィンドウ枠構成情報を利用してブラウザを構成するための制御プログラムをメインメモリに展開し、当該メインメモリに展開された制御プログラムの指令に従った処理をCPUが実行することにより行われる。なお、以上に述べたCPU、メインメモリ、メモリ、通信インターフェイス及び外部記憶装置はバス線に接続されている。ここでウィンドウ枠構成情報がインターネットブラウザを構成する情報の一部でしかない場合には、他の残りのインターネットブラウザを構成する情報と、ウィンドウ枠構成情報取得部にて取得したウィンドウ枠構成情報とを一体化して利用する。ここでいう一体化とは、必ずしも一のファイルや、プログラムに結合することを意味するものでなく、複数のファイルや、プログラムの状態であっても、CPUがそれらを連続的に実行可能な状態であればよいとの趣旨である。つまり、インターネットブラウザの起動命令がインターネット端末において発生した場合に、CPUがその後自動的にインターネットブラウザを立ち上げられるようになっていれば足りる。したがって、具体的には、ウィンドウ枠構成情報取得部により取得されるウィンドウ枠構成情報が所定の識別情報で識別され、残りの他のインターネットブラウザを構成する情報によって利用可能な状態とすればよい。もちろん逆に、ウィンドウ枠構成情報取得部にて取得したウィンドウ枠構成情報が残りの他のインターネットブラウザを構成する情報を識別可能であり、かつその識別によって利用可能な状態にあってもよい。また、ウィンドウ枠構成情報取得部が取得するウィンドウ枠構成情報がインターネットブラウザを構成する情報の全部である場合には、インターネット端末装置内にて、起動命令に応じて実行可能な状態に置かれることが、本件発明にいうところの「構成」処理に該当する。
「インターネットブラウザ」とは、本発明においてはWebブラウザ乃至ブラウザと同義である。即ち、インターネット上のWebページを閲覧するためのソフトをいう。
「実行部」は、当該ブラウザ構成部にて構成されるインターネットブラウザを実行するように構成されている。ブラウザの「実行」とは、インターネットブラウザを用いてWebページを閲覧する処理を行うためにブラウザを起動することをいう。ブラウザは、例えば、「Internet Explorer」(登録商標)、「Netscape Navigator」(登録商標)などが該当するが、インターネット上のWebページを閲覧するためのソフトであればその種類はこれを問わない。本機能部分によって、前記ブラウザ構成部にて構成されたインターネットブラウザが実際にディスプレイなどに表示されて、前述の例えばロゴや、社名などがユーザから視認可能な状態になる。
なお、インターネット端末装置は、ブラウジングボタンを押下する度に新たにウィンドウ枠構成情報の取得を行ってもよいし、あるいは一度取得された情報を繰り返し利用してもよい。後者の場合は、ブラウジングボタンを押下する度に、常に同じ情報がウィンドウ枠に表示されることになる。
次に、本実施例の構成を具体例を用いて説明する。ここでは、ウィンドウ枠構成情報を利用してウィンドウ枠に表示される情報が広告情報である場合の例で説明する。
図4は、本例における具体的な機能ブロックの一例を示す図である。以下、同図に基づき説明する。
例えば、あるインターネット端末装置のユーザが、当該端末装置のウィンドウ枠の一つであるタイトルバーに自動車メーカA社の広告情報として同社製の自動車の車名である「abc」を表示したいと考えたとする。この場合、当該ユーザの使用するインターネット端末装置0400は、サーバに対し自身の機器IDである「XYZ001」0410を送信する。サーバは、予め機器IDとウィンドウ枠構成情報0420(広告情報「abc」0422及びこれをウィンドウ枠に表示するための情報0421)を関連付けて登録し、保持している。そして、インターネット端末装置は、ブラウザの起動命令がなされると機器ID「XYZ001」をサーバに送信し、サーバは、インターネット端末装置から送信された当該機器ID「XYZ001」に基づいてそのインターネット端末装置にウィンドウ枠構成情報を返信する。これによりインターネット端末装置によるウィンドウ枠構成情報の取得が実現される。
そして、ウィンドウ枠構成情報取得部0402が取得したウィンドウ枠構成情報(広告情報「abc」及びこれをウィンドウ枠に表示するための情報)を利用してブラウザ構成部0403がインターネットブラウザを構成し、実行部0404が、当該ブラウザ構成部にて構成されるインターネットブラウザを実行する。この結果、広告情報「abc」を当該インターネット端末装置の画面のウィンドウ枠に表示する処理がなされることが可能となる。
なお、上述のように、インターネット端末装置は、ブラウジングボタンを押下する度に新たにウィンドウ枠構成情報の取得を行ってもよいし、あるいは一度取得された情報を繰り返し利用してもよいが、前者の場合には、広告情報が更新される度に新たな広告情報をウィンドウ枠に表示することが可能となる。かかる構成は、ユーザにとって最新の情報に接する機会が確保されるというメリットがある。また、広告の提供主体の側から見れば、ユーザに知らせたいと思う広告を適時に提供することが可能になる。一方、後者の場合は、ブラウジングボタンを押下する度に、常に同じ情報がウィンドウ枠に表示されることになるため、ユーザにとっては、気に入った広告を表示し続けることができるので、より自らのイニシアチブを発揮した形でかかる情報提供を受けられることにつながる。また、広告の提供主体にとっても、その広告をユーザにより強く印象付けることが可能となるというメリットが考えられる。
そして、いずれの場合でも、本実施例のインターネット端末装置により、その広告内容・広告主体をユーザの好みに合わせて選択できるような構成とすることが便宜である(広告内容が定期的に更新されるパターンの場合も、ユーザ自らがかかるパターンを選択したという意味で選択可能といえる)。このため、インターネット端末装置はかかる選択を行う手段を有することが望ましい。これにより、ユーザはその広告をいつ表示させるかを自ら決定できることになる。この点をWebページの一部に掲載されているバナー広告と比較すると、バナー広告はまずその広告主体・広告内容をユーザが決定することはできないのに対し、本例に係る広告の場合には、上述のように広告内容・広告主体を自ら決定できる点が異なる。また、バナー広告は原則としてそのWebページを表示している間しか表示されないのに対し、本例に係る広告の場合には、上述のようにユーザがいつ表示させるか決定できるので、例えば、そのインターネット端末装置の画面を起動している間は常にその広告を表示しておくことも可能となる点が異なる。
図5は、本例にかかる広告情報「abc」が、インターネット端末装置であるコンピュータ端末装置の画面のタイトルバーに表示された状態の一例を示す概念図である。
かかる広告情報の実施例は、ユーザが自ら興味関心のある商品の広告を選んで自身のインターネット端末装置に表示させることを可能ならしめ、また、広告主体たるCPにとっても広告効果の高いユーザに対し効果的に広告を提供することを可能ならしめることを目的とするものである。
図22は、本例における具体的な機能ブロックの別の一例を示す図である。以下、同図に基づき説明する。
本例は、あるインターネット端末装置であるデジタルTVのユーザが、ある放送番組を視聴しつつ、当日実施された地元自治体の市長選挙の開票速報を知りたいというニーズに応えるため、地元自治体の選挙管理委員会が提供する開票速報(具体的には、「午後○時○○分現在、開票率○○%、甲田一郎○○○○票、乙野二郎○○○○票」という情報)を当該デジタルTVのウィンドウ枠に表示する例を示したものである。この場合、当該ユーザの使用するインターネット端末装置2200は、サーバに対し自身の機器IDである「UVW001」2210を送信する。サーバは、予め機器IDとウィンドウ枠構成情報2220(開票速報である「午後○時○○分現在、開票率○○%、甲田一郎○○○○票、乙野二郎○○○○票」という情報2222(同図中では「開票速報」と略記)及びこれをウィンドウ枠に表示するための情報2221)を関連付けて登録し、保持している。そして、インターネット端末装置たるデジタルTVは、ブラウザの起動命令がなされると機器ID「UVW001」をサーバに送信し、サーバは、当該インターネット端末装置から送信された当該機器ID「UVW001」に基づいてそのインターネット端末装置にウィンドウ枠構成情報を返信する。これによりインターネット端末装置によるウィンドウ枠構成情報の取得が実現される。
そして、ウィンドウ枠構成情報取得部2202が取得したウィンドウ枠構成情報(開票速報である「午後○時○○分現在、開票率○○%、甲田一郎○○○○票、乙野二郎○○○○票」という情報(同図中では「開票速報」と略記)及びこれをウィンドウ枠に表示するための情報)を利用してブラウザ構成部2203がインターネットブラウザを構成し、実行部2204が、当該ブラウザ構成部にて構成されるインターネットブラウザを実行する。この結果、当該開票速報を当該インターネット端末装置の画面のウィンドウ枠に表示する処理がなされることが可能となる。
なお、上述のように、インターネット端末装置は、ブラウジングボタンを押下する度に新たにウィンドウ枠構成情報の取得を行ってもよいし、あるいは一度取得された情報を繰り返し利用してもよい点は本例でも同様であるが、本例では、前者の場合には、開票速報が更新される度に新たな開票速報をウィンドウ枠に表示することが可能となるので、開票速報の性質上は、かかる構成が望ましい。
ところで、選挙の開票速報については、TV放送局が自らの放送番組を表示する画面の一部を割いて表示するということが現在既に広く行われている。かかる場合と本例の開票速報を比較した場合、本例のものには以下のようなメリットが認められる。即ち、第一に、本例の開票速報は、TV画面の一部を割くのではなく、あくまでTV画面とは別のウィンドウ枠に表示されるものであるから、TVの放送番組の表示には何ら影響を与えることがない。第二に、TV放送局による開票速報が放送局の一方的なイニシアチブにより表示され、ユーザはいつ表示するかに関して関与できないのと異なり、ユーザはかかる開票速報の表示を望まなければこれを表示しないこともできるし、逆に望む間はいつまでも表示させておくこともできる。また、表示内容についても、例えば特定の候補者に当確が打たれた後は、もはやその後の開票状況は知らなくてもよいという場合には、当確が打たれた時点での開票速報をその後更新することなく表示させ続けるといったことも可能である。従って、本例の場合においても、ユーザはその開票速報をいつ表示させるかを自ら決定できるとともに、その内容についてもユーザが自ら決定できる点がTV放送局による開票速報とは異なる。また、TV放送局による開票速報は、放送を表示している間しか表示されないのに対し、本例に係る開票速報の場合には、上述のようにユーザがいつ表示させるか決定できるので、例えば、そのインターネット端末装置のウィンドウ枠に係る画面を起動している間は常にその情報を表示しておくことも可能となる点が異なる。
図23は、本例にかかる開票速報「「午後○時○○分現在、開票率○○%、甲田一郎○○○○票、乙野二郎○○○○票」」が、インターネット端末装置であるデジタルTVの画面のウィンドウ枠2302に表示された状態の一例を示す概念図である。
<処理の流れ>
図6は、本実施例のインターネット端末装置における処理の流れの一例を示す図である。
まず、ウィンドウ枠構成情報の取得ステップS0601において、インターネット端末装置は、自身を識別するための機器IDに基づいてウィンドウ枠を構成する情報であるウィンドウ枠構成情報を取得する。
次に、ブラウザの構成ステップS0602において、インターネット端末装置は、前記ウィンドウ枠構成情報の取得ステップにて取得したウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成する。
さらに、ブラウザの実行ステップS0603において、インターネット端末装置は、前記ブラウザの構成ステップにて構成されるブラウザを実行する。
<効果>
本実施例に係るインターネット端末装置により、従来コンテンツ情報そのものを表示する領域としては用いられてこなかったウィンドウ枠に、ウィンドウ枠構成情報を利用して閲覧した情報を表示することができ、これにより、ウィンドウ枠を有効に活用することができる。
即ち、インターネット端末装置が、当該コンテンツ情報を表示するためにウィンドウ枠構成情報を取得し、当該情報を利用してブラウザを構成し、これを実行することで所要のコンテンツ情報を閲覧し、当該コンテンツ情報を自身の画面のウィンドウ枠領域に表示することが可能となる。
また、その際にインターネット端末装置を識別するための機器IDを利用することで、インターネット装置が予め自身への情報提供を承諾するCPのサーバのみが、(サーバを介して)当該ウィンドウ枠に表示される情報を提供すべきインターネット端末装置を一意的に識別できるための仕組みの構築も可能となる。
<概要>
本実施例のインターネット端末装置は、実施例1の装置と同様自身の機器IDに基づいて取得するウィンドウ枠構成情報を利用してブラウザを実行する装置であって、さらに機器IDをサーバに送信するとこれに応じて返信されるウィンドウ枠構成情報を受信する手段を有するものである。
<構成>
図7は、本実施例のインターネット端末装置の機能ブロックの一例を示す図である。同図において、本実施例の「インターネット端末装置」0700は、「機器ID保持部」0701と、「機器ID送信部」0702と、「ウィンドウ枠構成情報取得部」0703と、「ブラウザ構成部」0704と、「実行部」0705とを有し、ウィンドウ枠構成情報取得部は「ウィンドウ枠構成情報受信手段」0706を有する。
「機器ID送信部」は、機器ID保持部に保持されている機器IDを送信するように構成されている。送信先は、典型的にはウィンドウ枠構成情報を提供するサーバである。ただし、ウィンドウ枠構成情報を提供するサーバであればどのようなサーバでもよい(例えば事実上コンテンツも提供するか否かを問わない)。
「ウィンドウ枠構成情報受信手段」は、機器ID送信部から送信された機器IDに応じて返信されるウィンドウ枠構成情報を受信するように構成されている。返信元は、典型的にはウィンドウ枠構成情報を提供するサーバであり、この場合もウィンドウ枠構成情報を提供するサーバであればどのようなものでもよい。この場合のサーバは通例は機器ID送信部から送信された機器IDの送信先であるサーバと同一主体である。
以上のような構成は、第一に、インターネット端末装置がウィンドウ枠構成情報の取得を行う場合に、ブラウザ起動信号によりブラウザが起動されたら必ずポータルサーバ識別子で識別されるサーバに機器IDが送信されることにより、これに応じてウィンドウ枠構成情報が返信されるという構成とすることで、予めインターネット端末自身がウィンドウ枠構成情報を保持する必要をなくし、機器の負担を軽減することを可能にすることを目的とする。特に、ウィンドウ枠構成情報取得部が取得するウィンドウ枠構成情報がインターネットブラウザを構成する情報の全部である場合には、この目的に顕著に資することとなる。
また、第二に、サーバ側から見れば、上述のようにインターネット端末装置に対してウィンドウ枠構成情報を返信するタイミングや頻度に関与できる余地が生じることから、いわばインターネット端末装置に対するウィンドウ枠構成情報の送信をコントロールし得る構成とすることを目的とする。
その余の構成は実施例1のインターネット端末装置と同じであるので、説明を省略する。
<処理の流れ>
図8は、本実施例のインターネット端末装置における処理の流れの一例を示す図である。
機器IDの送信ステップS0801において、インターネット端末装置は、自身を識別するための機器IDを送信する。
ウィンドウ枠構成情報の取得ステップS0802において、インターネット端末装置は、前記機器IDの送信ステップにて送信された機器IDに応じて返信されるウィンドウ枠構成情報を受信することによりこれを取得する。
その余の処理の流れは、実施例1のインターネット端末装置の処理の流れと同じであるので、説明を省略する。
<効果>
本実施例に係るインターネット端末装置は、ウィンドウ枠構成情報の取得を、機器IDをサーバに送信することによりこれに応じて返信される情報として受信することにより行うため、予め自身がウィンドウ枠構成情報を保持する必要がなく、機器の負担を軽減することが可能になるとともに、サーバ側にとって、いわばインターネット端末装置に対するウィンドウ枠構成情報の送信をコントロールすることが可能となり、サーバ側にとってより利用の便宜性のよい事業の展開を可能にする。
<概要>
本実施例のインターネット端末装置は、実施例2と同様自身の機器IDに基づいて取得するウィンドウ枠構成情報を利用してブラウザを実行する装置であって、機器IDをサーバに送信するとこれに応じて返信されるウィンドウ枠構成情報を受信する手段を有する装置であるが、さらにブラウザ起動信号を取得するとともに、ブラウザが起動されたら最初にアクセスすべきサーバの識別子に対して機器IDの送信を行う手段を有するものである。
<構成>
図9は、本実施例のインターネット端末装置の機能ブロックの一例を示す図である。同図において、本実施例の「インターネット端末装置」0900は、「機器ID保持部」0901と、「ブラウザ起動信号取得部」0902と、「ポータルサーバ識別子保持部」0903と、「機器ID送信部」0904と、「ウィンドウ枠構成情報取得部」0905と、「ブラウザ構成部」0906と、「実行部」0907とを有し、機器ID送信部は「ポータル送信手段」0908を有し、ウィンドウ枠構成情報取得部は「ウィンドウ枠構成情報受信手段」0909を有する。
「ブラウザ起動信号取得部」はブラウザ起動信号を取得するように構成されている。
「ブラウザ起動信号」とは、ブラウザの実行(起動)を命令するための信号をいう。
「ポータルサーバ識別子保持部」は、ブラウザが起動されたら最初にアクセスすべきサーバの識別子であるポータルサーバ識別子を保持するように構成されている。一般に「ポータルサーバ」はWebページを有するサーバの中で最初にアクセスすべきサーバを指すが、本発明における「ポータルサーバ識別子」は、単に最初にアクセスすべきサーバの識別子であればよく、かかるWebページを有するポータルサーバの識別子である必要はない。Webページを有しないサーバは、枠サーバがその典型である。従って、最初にアクセスすべきサーバがWebページを有しないサーバであれば、当該サーバはポータルサーバではないが、そのサーバの識別子がここでいうポータルサーバ識別子に該当することになる。なお、識別子には、アクセスすべきサーバの所在を指し示す番号列、文字列等が広く含まれる。
「ポータル送信手段」は、ポータルサーバ識別子保持部に保持されている識別子に対して機器IDを送信するように構成されている。
以上のような構成は、第一に、インターネット端末装置が機器IDを送信するポータルサーバ識別子を一意的に特定することでウィンドウ枠構成情報の取得先を常に同じサーバに固定することを可能とし、もって、前述したような、ウィンドウ枠構成情報がインターネットブラウザを構成する情報の一部でしかない場合に、他の残りのインターネットブラウザを構成する情報と、ウィンドウ枠構成情報取得部にて取得したウィンドウ枠構成情報とを一体化して利用する場合の一体化を円滑に行うことを可能にすることを目的とする。
また、第二に、サーバ側から見れば、インターネット端末装置からウィンドウ枠構成情報を取得するために送信される機器IDを常に同じサーバが受信することを担保し得るため、かかるサービスを一元的に行う事業の展開を可能にするための構成を可能にすることを目的とする。
その余の構成は実施例2のインターネット端末装置と同じであるので、説明を省略する。
<処理の流れ>
図10は、本実施例のインターネット端末装置における処理の流れの一例を示す図である。
ブラウザ起動信号の取得ステップS1001において、インターネット端末装置は、ブラウザ起動信号を取得する。
また、機器IDの送信ステップS1002における送信は、ポータルサーバ識別子に対して行われる。
その余の処理の流れは、実施例2のインターネット端末装置の処理の流れと同じであるので、説明を省略する。
<効果>
本実施例に係るインターネット端末装置は、機器IDを送信するポータルサーバ識別子を一意的に特定することでウィンドウ枠構成情報の取得先を常に同じサーバに固定することができるので、ウィンドウ枠構成情報がインターネットブラウザを構成する情報の一部でしかない場合に、取得したウィンドウ枠構成情報と、他の残りのインターネットブラウザを構成する情報とを一体化して利用する場合の一体化を円滑に行うことを可能にすることを目的とする。また、サーバ側にとって、インターネット端末装置に対するウィンドウ枠構成情報のサービスを一元的に行う事業の展開が可能となる。
<概要>
本実施例の枠サーバは、実施例2又は3のインターネット端末装置から送信される機器IDを受信し、これと関連付けて保持するウィンドウ枠構成情報を当該インターネット端末装置に返信する。
<構成>
図11は、本実施例の枠サーバの機能ブロックの一例を示す図である。同図において、本実施例の「枠サーバ」1100は、「機器ID受信部」1101と、「ウィンドウ枠構成情報保持部」1102と、「ウィンドウ枠構成情報返信部」1103とを有する。
「枠サーバ」とは、ウィンドウ枠構成情報だけをサービスするサーバである「サーバ」のうち、事実上CPのサーバでもある場合を除くものをいう。即ち、枠サーバはコンテンツにかかる情報は一切提供しない。そして、前述のように、ウィンドウ枠構成情報は、そのウィンドウによって表示されるコンテンツに依存しないものであるから、枠サーバから提供される情報は、典型的にはそのウィンドウによって表示されるコンテンツには一切依存しないこととなる。
「機器ID受信部」は、前記インターネット端末装置の機器ID送信部から機器IDを受信するように構成されている。
「ウィンドウ枠構成情報保持部」は、機器IDとウィンドウ枠構成情報とを関連付けて保持するように構成されている。
ウィンドウ枠構成情報保持部が保持するウィンドウ枠構成情報は、当該枠サーバが自ら生成し、又は他のサーバ等から取得したことによって保持する情報である。後者の場合は、例えばウィンドウ枠構成情報をサービスしないCPのサーバから取得して保存する。また、機器IDとウィンドウ枠構成情報との関連付けは、例えば、ウィンドウ枠構成情報保持部が機器IDとウィンドウ枠構成情報とを対応させた対応テーブルを保持しており、当該テーブルに基づいて行われる。
「ウィンドウ枠構成情報返信部」は、前記機器ID受信部にて受信した機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報を前記ウィンドウ枠構成情報保持部から取得して前記インターネット端末装置に返信するように構成されている。
例えば、実施例1の広告情報の例に即して言えば、本実施例の枠サーバのウィンドウ枠構成情報保持部が広告情報「abc」を含むウィンドウ枠構成情報をインターネット端末装置の機器ID「XYZ001」と関連付けて保持しており、当該インターネット端末装置から送信された当該機器IDを機器ID受信部が受信すると、ウィンドウ枠構成情報返信部が当該機器IDと関連付けられている広告情報「abc」を含むウィンドウ枠構成情報をウィンドウ枠構成情報保持部から取得してインターネット端末装置に返信する。
ここで、本発明において特徴的なことは、ウィンドウ枠構成情報返信部から返信されるウィンドウ枠構成情報は、ウィンドウ枠そのものを構成する情報であって、ブラウザがインターネット端末装置自身が保持する情報に基づいて構成するウィンドウ枠上に表示される情報ではないということである。上記の例で言えば、広告情報「abc」は、これを含むウィンドウ枠そのものを構成する情報として返信されるのであって、ブラウザがインターネット端末装置自身が保持する情報に基づいて構成するウィンドウ枠上に表示するための「abc」という情報だけを返信するのではないということである。換言すれば、ウィンドウ枠構成情報返信部から返信される「abc」を含むウィンドウ枠構成情報は、文字通りウィンドウ枠構成情報そのものであって、「abc」の部分を利用しなければ枠自体が完成しないということである。
図19、図20は、以上のことを説明するため、従来技術との比較において具体的な一例を図示した概念図である。
図19は、従来技術の場合である。例えば、図19(a)に示すような形で広告情報「abc」をインターネット端末装置画面のタイトルバーに表示したい場合、サーバから広告情報「abc」そのものが送信されてくるので、これをインターネット端末装置自身が保持する情報に基づいて構成されたタイトルバー上に当該情報が表示される。つまり、この場合の「abc」はあくまでタイトルバー上に表示される情報にすぎない。即ち、インターネット端末装置自身が保持する情報のみで構成される部分のみを取り出して示せば図19(b)のようになり、タイトルバー自身には何ら欠落はない。一方、サーバから送信された情報だけを取り出して示せば図19(c)に示すように広告情報「abc」そのものとなる。この場合、この情報をタイトルバーのどの部分に表示するかという情報もサーバから送信される情報として必須ではなく、単に当該広告情報のみが送信され、インターネット端末装置自身がこの情報をタイトルバーのどこに表示するかを自ら決定して表示すれば足りる。このようにして、図19(b)で示す枠の上にいわば図19(c)で示す情報を重ねて表示する形で図19(a)に示すようなタイトルバー上への広告情報「abc」の表示が実現される。
図20は、本実施例の場合である。即ち、同図は、枠サーバのウィンドウ枠構成情報返信部から返信されたウィンドウ枠構成情報がインターネット端末装置においてインターネット端末装置自身が保持する情報とともにブラウザにより実行された場合の、インターネット端末装置画面の一部を示した概念図である。例えば、図20(a)に示すような、図19(a)に示したのと同様の表示をしたい場合、サーバからは広告情報「abc」を含むウィンドウ枠構成情報が、いわばタイトルバーの一部を構成する情報として送信されてくるので、これをインターネット端末装置自身が保持する情報に基づいて構成されたタイトルバーの残余部分と合わせて一体化した形で表示される。つまり、この場合は、インターネット端末装置自身が保持する情報のみで構成される部分のみを取り出して示せば図20(b)のようになり、図19(b)の場合と異なりタイトルバーの一部が欠落していることになる。一方、サーバから送信された情報だけを取り出して示せば図20(c)に示すようになり、図19(c)と異なり、広告情報「abc」そのものではなく、これを含むウィンドウ枠構成情報となる。この場合、この情報をタイトルバーのどの部分に表示するかという情報もサーバから送信される情報として必須である。なぜなら、前述のようにインターネット端末装置自身はタイトルバーの残余部分の情報しか保持していないのであるから、両者の情報それぞれがタイトルバーのどの部分に表示されるべき情報かを特定していなければ、全体として過不足のないタイトルバーを一体として表示することができないからである。即ち、本例にあっては、従来技術の場合と異なり、図20(b)で示す枠の一部と図20(c)で示す枠の一部が一体となって初めて欠落のない枠が構成され、図20(a)に示すようなタイトルバー上への広告情報「abc」の表示が実現される。
以上の構成は、実施例2又は3のインターネット端末装置が機器IDをサーバに送信してウィンドウ枠構成情報の返信を受ける構成を実効あらしめるための枠サーバの機能を担保するための構成である。
なお、以上の構成は、枠サーバの例で説明したが、このことは必ずしも必須ではなく、ウィンドウ枠構成情報を提供するサーバであれば必ずしも枠サーバでなくてもよい。
以上のような構成は、第一に、インターネット端末装置がウィンドウ枠構成情報の取得を行う場合に、ブラウザ起動信号によりブラウザが起動されたら必ずポータルサーバ識別子で識別されるサーバに機器IDが送信されることにより、これに応じてウィンドウ枠構成情報が返信されるという構成をサーバ側から担保することで、予めインターネット端末自身がウィンドウ枠構成情報を保持する必要をなくし、機器の負担を軽減することを可能にすることを目的とする。
また、第二に、サーバ側がインターネット端末装置に対してウィンドウ枠構成情報を返信するタイミングや頻度に関与できる余地が生じることから、いわばインターネット端末装置に対するウィンドウ枠構成情報の送信をコントロールし得る構成とすることを目的とする。しかも、前述のようにウィンドウ枠構成情報は、典型的にはそのウィンドウによって表示されるコンテンツに依存しないものであり、サーバがその情報の一部を決定できることから、サーバとして当該情報を常にインターネット端末装置上に表示させておくことを可能にすることをも目的とする。
<処理の流れ>
図12は、本実施例の枠サーバにおける処理の流れの一例を示す図である。
まず、機器IDの受信ステップS1201において、枠サーバは、インターネット端末装置から送信される機器IDを受信する。
次に、ウィンドウ枠構成情報の取得(サーバ側)ステップS1202において、枠サーバは、前記機器IDの受信ステップにて受信した機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報であって自身が保持するものを枠サーバ内において取得する。
さらに、ウィンドウ枠構成情報の返信ステップS1203において、枠サーバは、前記ウィンドウ枠構成情報の取得(サーバ側)ステップにて取得したウィンドウ枠構成情報をインターネット端末装置に返信する。
<効果>
本実施例に係るサーバにより、ウィンドウ枠構成情報と関連付けられた機器IDで識別されるインターネット端末装置に対し当該情報を送信することで、インターネット端末装置においてウィンドウ枠を有効に活用することができる。さらに、サーバ側が本発明に係る処理の流れをコントロールできる立場を維持することにより、かかる仕組みを利用した事業サービスの提供が可能となる。
<概要>
本実施例の枠サーバは、実施例4の枠サーバと同様実施例2又は3のインターネット端末装置から送信される機器IDを受信し、これと関連付けて保持するウィンドウ枠構成情報を当該インターネット端末装置に返信する枠サーバであって、さらにウィンドウ枠構成情報返信部が返信するウィンドウ枠構成情報を管理するウィンドウ枠構成情報管理部を有するものである。
<構成>
図13は、本実施例の枠サーバの機能ブロックの一例を示す図である。同図において、本実施例の「枠サーバ」1300は、「機器ID受信部」1301と、「ウィンドウ枠構成情報保持部」1302と、「ウィンドウ枠構成情報返信部」1303と、「管理部」1304とを有する。
「管理部」は、ウィンドウ枠構成情報返信部が返信する情報を管理するように構成されている。ここで「管理」とは、ウィンドウ枠構成情報の追加、変更、削除を意味する。特に、これらの処理が機器IDと関連付けられて行なわれる点に特徴を有する。具体的には、例えば前述の広告情報「abc」を含むウィンドウ枠構成情報に新車情報として「def」という広告情報を追加したり、「abc」を「def」に置き換える変更を行ったり、「abc」を削除したりすることが該当する。
このような構成は、ユーザにとって最新の情報に接する機会が確保されるというメリットがある。また、広告の提供主体の側から見れば、ユーザに知らせたいと思う広告を適時に提供することが可能になる。
その余の構成は実施例4の枠サーバと同じであるので、説明を省略する。
<処理の流れ>
図14は、本実施例の枠サーバにおける処理の流れの一例を示す図である。
管理ステップS1404において、本実施例の枠サーバは、ウィンドウ枠構成情報の返信ステップにて返信される情報を管理する。例えば、枠サーバは、ウィンドウ枠構成情報の追加、変更、削除を行う。
その余の処理の流れは、実施例4における処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例に係るサーバにより、ウィンドウ枠構成情報と関連付けられた機器IDで識別されるインターネット端末装置に対し当該情報を送信することで、インターネット端末装置においてウィンドウ枠を有効に活用することができ、さらに、サーバ側が本発明に係る処理の流れをコントロールできる立場を維持することにより、かかる仕組みを利用した事業サービスの提供が可能となるところ、ユーザにとって最新の情報に接する機会が確保されるとともに、広告の提供主体の側がユーザに知らせたいと思う広告を適時に提供することが可能になる。
<概要>
本実施例の情報システムは、実施例2のインターネット端末装置と実施例4の枠サーバからなる。
<構成>
図15は、本実施例の情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。同図において、本実施例の「情報システム」1500は、「インターネット端末装置」1510と「枠サーバ」1520とからなる。
インターネット端末装置は、「機器ID保持部」1511と、「機器ID送信部」1512と、「ウィンドウ枠構成情報取得部」1513と、「ブラウザ構成部」1514と、「実行部」1515とを有し、ウィンドウ枠構成情報取得部は「ウィンドウ枠構成情報受信手段」1516を有する。
枠サーバは、「機器ID受信部」1521と、「ウィンドウ枠構成情報保持部」1522と、「ウィンドウ枠構成情報返信部」1523とを有する。
本実施例では、インターネット端末装置が機器IDを送信する先は枠サーバである。そして、当該機器IDを受信した枠サーバは、当該機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報を取得してインターネット端末装置に返信するように構成されており、これを受けて、ウィンドウ枠構成情報を枠サーバから取得したインターネット端末装置は、当該情報を利用してインターネットブラウザを構成し、当該ブラウザを実行するように構成されている。インターネット端末装置の構成自体は実施例2で説明したとおりであり、また、枠サーバの構成自体は実施例4で説明したとおりであるので、説明を省略する。
<処理の流れ>
図16は、本実施例の情報システムにおける処理の流れの一例を示す図である。
まず、機器IDの送受信ステップS1401において、情報システムは、インターネット端末を識別するための機器IDをインターネット端末から枠サーバに対し送信し、枠サーバで当該機器IDを受信する。
次に、ウィンドウ枠構成情報の取得(サーバ側)ステップS1402において、情報システムは、前記機器IDの送受信ステップにて枠サーバで受信した機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報であって自身が保持するものを枠サーバ内において取得する。
次に、ウィンドウ枠構成情報の返信ステップS1403において、情報システムは、前記ウィンドウ枠構成情報の取得(サーバ側)ステップにて取得したウィンドウ枠構成情報を枠サーバからインターネット端末装置に返信する。
次に、ウィンドウ枠構成情報の取得ステップS1404において、情報システムは、枠サーバから返信されたウィンドウ枠構成情報をインターネット端末装置で受信し、これを取得する。
次に、ブラウザの構成ステップS1405において、情報システムは、前記ウィンドウ枠構成情報の取得ステップにて取得したウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成する。
さらに、ブラウザの実行ステップS1406において、情報システムは、前記ブラウザの構成ステップにて構成されるブラウザを実行する。
<効果>
本実施例に係る情報システムにより、従来コンテンツ情報そのものを表示する領域としては用いられてこなかったウィンドウ枠に、ウィンドウ枠構成情報を利用して閲覧した情報を表示することができ、これにより、ウィンドウ枠を有効に活用することができる。さらに、サーバ側から見れば、本発明に係る処理の流れをコントロールできる立場を維持することにより、かかる仕組みを利用した事業サービスの提供が可能となる。
<概要>
<概要>
本実施例の情報システムは、実施例3のインターネット端末装置と実施例4の枠サーバからなる。
<構成>
図17は、本実施例の情報システムの機能ブロックの一例を示す図である。同図において、本実施例の「情報システム」1700は、「インターネット端末装置」1710と「枠サーバ」1720とからなる。
インターネット端末装置は、「機器ID保持部」1711と、「ブラウザ起動信号取得部」1712と、「ポータルサーバ識別子保持部」1713と、「機器ID送信部」1714と、「ウィンドウ枠構成情報取得部」1715と、「ブラウザ構成部」1716と、「実行部」1717とを有し、機器ID送信部は「ポータル送信手段」1718を有し、ウィンドウ枠構成情報取得部は「ウィンドウ枠構成情報受信手段」1719を有する。
枠サーバは、「機器ID受信部」1721と、「ウィンドウ枠構成情報保持部」1722と、「ウィンドウ枠構成情報返信部」1723とを有する。
本実施例では、インターネット端末装置の構成が実施例2で説明したものではなく、実施例3で説明したものに置き換えられている点が実施例6と異なる点である。即ち、本実施例における情報システムのインターネット端末装置は、実施例6の情報システムのインターネット端末装置と異なり、ブラウザ起動信号取得部及びポータルサーバ識別子保持部を有するとともに、機器ID送信部はポータル送信手段を有する。
ブラウザ起動信号取得部、ポータルサーバ識別子保持部及びポータル送信手段の構成は、実施例3で説明したところと同じであるので、説明を省略する。
その余の点はすべて実施例6で説明したところと同じであるので、説明を省略する。
<処理の流れ>
図18は、本実施例の情報システムにおける処理の流れの一例を示す図である。
ブラウザ起動信号の取得ステップS1801において、情報システムは、ブラウザ起動信号を取得する。
また、機器IDの送信ステップS1802における送受信は、前記ポータルサーバ識別子に対して行うものである。
その余の処理の流れは、実施例6の情報システムにおける処理の流れと同じであるので、説明を省略する。
<効果>
本実施例に係る情報システムにより、従来コンテンツ情報そのものを表示する領域としては用いられてこなかったウィンドウ枠に、ウィンドウ枠構成情報を利用して閲覧した情報を表示することができ、これにより、ウィンドウ枠を有効に活用することができる。さらに、サーバ側から見れば、本発明に係る処理の流れをコントロールできる立場を維持することにより、かかる仕組みを利用した事業サービスの提供が可能となる。
コンピュータ端末装置におけるウィンドウ画面の各部の名称の一例を示す概念図 実施例1のインターネット端末装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例1のインターネット端末装置における表示要領の一例を示す概念図 実施例1のインターネット端末装置の具体的な機能ブロックの一例を示す図 実施例1のインターネット端末装置における表示状態の一例を示す概念図 実施例1のインターネット端末装置における処理の流れの一例を示す図 実施例2のインターネット端末装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例2のインターネット端末装置における処理の流れの一例を示す図 実施例3のインターネット端末装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例3のインターネット端末装置における処理の流れの一例を示す図 実施例4の枠サーバの機能ブロックの一例を示す図 実施例4の枠サーバにおける処理の流れの一例を示す図 実施例5の枠サーバの機能ブロックの一例を示す図 実施例5の枠サーバにおける処理の流れの一例を示す図 実施例6の情報システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例6の情報システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例7の情報システムの機能ブロックの一例を示す図 実施例7の情報システムにおける処理の流れの一例を示す図 実施例4の枠サーバの具体的な構成の一例を説明するための概念図 実施例4の枠サーバの具体的な構成の一例を説明するための概念図 インターネット機能付きデジタルTVにおけるウィンドウ画面の各部の名称の一例を示す概念図 実施例1のインターネット端末装置の具体的な機能ブロックの一例を示す図 実施例1のインターネット端末装置における表示状態の一例を示す概念図
符号の説明
0200 インターネット端末装置
0201 機器ID保持部
0202 ウィンドウ枠構成情報取得部
0203 ブラウザ構成部
0204 実行部
1100 枠サーバ
1101 機器ID受信部
1102 ウィンドウ枠構成情報保持部
1103 ウィンドウ枠構成情報返信部
1500 情報システム
1510 インターネット端末装置
1511 機器ID保持部
1512 機器ID送信部
1513 ウィンドウ枠構成情報取得部
1514 ブラウザ構成部
1515 実行部
1516 ウィンドウ枠構成情報受信手段
1520 枠サーバ
1521 機器ID受信部
1522 ウィンドウ枠構成情報保持部
1523 ウィンドウ枠構成情報返信部

Claims (10)

  1. 自身を識別するための機器IDを保持する機器ID保持部と、
    前記機器IDに基づいてウィンドウ枠を構成する情報であるウィンドウ枠構成情報を取得するウィンドウ枠構成情報取得部と、
    前記ウィンドウ枠構成情報取得部が取得したウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成するブラウザ構成部と、
    前記ブラウザ構成部にて構成されるブラウザを実行する実行部と、
    を有するインターネット端末装置。
  2. 前記機器ID保持部に保持されている機器IDを送信する機器ID送信部を有し、
    前記ウィンドウ枠構成情報取得部は、
    前記機器ID送信部から送信された機器IDに応じて返信されるウィンドウ枠構成情報を受信するウィンドウ枠構成情報受信手段を有する請求項1に記載のインターネット端末装置。
  3. ブラウザ起動信号取得部と、
    前記ブラウザが起動されたら最初にアクセスすべきサーバの識別子であるポータルサーバ識別子を保持するポータルサーバ識別子保持部と、
    を有し、
    前記機器ID送信部は、前記ポータルサーバ識別子保持部に保持されている識別子に対して機器IDを送信するポータル送信手段を有する請求項2に記載のインターネット端末装置。
  4. 前記インターネット端末装置の機器ID送信部から機器IDを受信する機器ID受信部と、
    機器IDとウィンドウ枠構成情報とを関連付けて保持するウィンドウ枠構成情報保持部と、
    前記機器ID受信部にて受信した機器IDと関連付けられているウィンドウ枠構成情報を前記ウィンドウ枠構成情報保持部から取得して前記インターネット端末装置に返信するウィンドウ枠構成情報返信部と、
    を有する枠サーバ。
  5. さらにウィンドウ枠構成情報返信部が返信するウィンドウ枠構成情報を管理するウィンドウ枠構成情報管理部を有する請求項4に記載の枠サーバ。
  6. 請求項2に記載のインターネット端末装置と、請求項4に記載の枠サーバと、からなる情報システム。
  7. 請求項3記載のインターネット端末装置と、請求項4に記載の枠サーバと、からなる情報システム。
  8. 自身を識別するための機器IDに基づいてウィンドウ枠を構成する情報であるウィンドウ枠構成情報を取得するウィンドウ枠構成情報の取得ステップと、
    前記ウィンドウ枠構成情報の取得ステップにて取得したウィンドウ枠構成情報を利用してインターネットブラウザを構成するブラウザの構成ステップと、
    前記ブラウザの構成ステップにて構成されるブラウザを実行するブラウザの実行ステップとを有するブラウザの実行方法。
  9. 自身を識別するための機器IDを送信する機器IDの送信ステップと、
    前記機器IDの送信ステップにて送信された機器IDに応じて返信されるウィンドウ枠構成情報を受信するウィンドウ枠構成情報の受信ステップとをさらに有する請求項8に記載のブラウザの実行方法。
  10. ブラウザ起動信号を取得するブラウザ起動信号の取得ステップをさらに有し、
    前記機器IDの送信ステップにおける送信は、ブラウザが起動されたら最初にアクセスすべきサーバの識別子であるポータルサーバ識別子に対して行うものである請求項9に記載のブラウザの実行方法。
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