JP2002073545A - 情報送受信システム、情報送受信方法、及び情報送受信プログラムを記憶したコンピュータプログラム記憶媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閲覧者にとって、常に有益な広告や情報が表
示されるだけでなく、わかりやすい広告を受信できるよ
うにコンピュータ技術を駆使して、音声データ技術を組
み入れた配信情報システムの送受信先を提供し、その機
会をネットワーク上で簡易な形式で提供すること。 【解決手段】 ネットワーク上に接続するための利用者
の端末と、文字情報及び画像情報を格納する情報格納手
段と、文字情報、画像情報及び音声情報を利用者端末に
送信して表示させる情報送信手段とを備える情報配信シ
ステムであって、前記文字情報及び画像情報には、ネッ
トワーク上の所定のアドレスへのリンク情報が付加され
ていると共に、文字情報及び画像情報の中に前記の音声
情報への関連付けがされており、表示された文字情報及
び画像情報の上にマウスを移動する等の利用者の行動に
応じ、前記文字及び画像情報がその利用者の動作を感知
して、文字及び画像情報をクリックしなくても前記音声
情報を利用者の端末に配信可能なことを特徴とする情報
配信システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明はコンピュータネット
ワークにおいて、サーバーシステムを中継して、インタ
ーネットのネットワークを利用している利用者の端末に
対し、インターネットにアクセスする際に表示されるブ
ラウザ内、さらにはユーザーの使用ＯＳのデスクトップ
自体の一部或いは全画面に情報送受信を目的とするスペ
ースを自動生成し、その創出されたスペースを広告や情
報等の送受信先媒体に転換できるシステムおよび方法
と、使用ＯＳのローカル機能および前記ネットワークを
経由して送受信される情報の自動表示機能と選択表示お
よびオペレーションの実行方法に関する。すなわち、広
告や情報等の送受信を行う事を目的として、新しい特定
の情報送受信スペースを既存のブラウザの内部に自動生
成するシステムとユーザーが送受信する前記情報の表
示、選択およびオペレーションの実行システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】インターネットにアクセスする際に情報
送受信の窓口となる従来のブラウザ自体には、事前に閲
覧した形跡のあるウェブサイトへの誘導機能やお気に入
りサイトのブックマーク形式による記憶機能、表示機
能、サイト内情報のコピー或いは切り取り、ペースト機
能、サイト内情報の表示制御機能、サイト情報の更新機
能等があることは知られている。但し、ツールバー等の
前記ブラウザの表示画面自体には、広告やその他情報
等、外部からの情報を受信、表示するスペース及び機能
等は含まれていない。

【０００３】又、前記ブラウザに加えて、使用ＯＳのデ
スクトップ自体の一部或いは全画面には、広告やその他
情報等、外部からの情報を受信、又は表示するスペース
及び機能等は含まれていない。

【０００４】ネットワーク上で実現されている従来の広
告配信などの、情報送受信システムにおいては、ネット
ワーク上に配置されたサーバーに特定の広告や情報を表
示するためのデータを格納し、利用者がインターネット
のＷＥＢページにアクセスした際にデータであるファイ
ルを利用者のコンピュータに送信して表示させている。

【０００５】これらの方法は、通常、利用者のコンピュ
ータにブラウザ・ソフトを介して表示されるＷＥＢペー
ジの一部に、バナー広告に代表される画像が表示される
ようにしたり、テキスト広告を表示したりして、それら
をクリックするとリンク先のＷＥＢページの情報が見ら
れるという方法が多く利用されている。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】いわゆるバナー広告に
代表される既存のインターネット広告において広告掲載
主の商品やサービスの告知を行う際に、アニメーション
や文字、画像形式を媒体とした配信広告には、音声デー
タが含まれず、音声による情報配信がなされていない事
は知られている。

【０００７】前記機能を備えたブラウザ自体やそのツー
ルバー上、又、使用ＯＳのデスクトップ自体の一部ある
いは全画面には広告やその他外部からの情報を送受信す
るスペース及びその為の機能が付与されていない事も知
られている。

【０００８】いわゆるユーザーの使用するＯＳのデスク
トップ画面、インストールされたアプリケーションの表
示画面、ツールバー、タスクバー、或いはブラウザとブ
ラウザ内部のツールバー、さらにはＷＥＢサイトやバナ
ー上に表示されるアイコンやボタン等の表示情報自体
は、ＪＡＶＡ（登録商標）やＤＨＴＭＬといった技術を
用いることで、その表示形式が変わることは知られてい
るが、その表示情報に組み込まれる機能が時間の経過と
共に変わらない事も知られている。

【０００９】前記に記載のあるアイコンやボタン等の表
示情報自体の機能は、ユーザーが自発的にカーソルを移
動したり、キーボードに文字を入力する等の行動を起こ
さない限り、ワンクリック或いはダブルクリックだけで
は複数のオペレーションを実行しない事も知られてい
る。いわゆる幼児や低年齢者、高齢者、或いは身体に障
害をかかえる人達は、インターネットやＯＳのアプリケ
ーションを使用する際に要求されるカーソルの移動や文
字の入力作業に対して、一般成人健常者以上の作業上の
負担を強いられており、そういった人々の作業上の負担
を軽減すべく専用アプリケーション等の研究が行われて
いる事は知られている。

【００１０】既存のブラウザ内のツールバー機能には、
事前に閲覧した形跡のあるウェブサイトへの誘導機能や
お気に入りサイトのブックマーク形式による記憶機能、
表示機能、サイト内情報のコピー或いは切り取り、ペー
スト機能、サイト内情報の表示制御機能、サイト情報の
更新機能等があるが、ブラウザ内のツールバー若しく
は、ブラウザ自体には、広告やその他外部からの情報を
送受信するスペースとその情報を送受信する為の機能が
付与されていない事から、インターネットへの接続と同
時に常時表示されているブラウザ自体が広告やその他外
部からの有益な情報の送受信スペースとして有効に活用
されていないという課題がある。

【００１１】又、既存のブラウザ及びツールバーが表示
される端末を所有したインターネットユーザーに対し
て、既存のブラウザとは全く異なる新しいブラウザおよ
びツールバーを、ユーザーの利用端末上の画面に表示す
るポップアップ技術も存在するが、既存のブラウザ及び
ツールバー機能と新しいブラウザ及びツールバー機能が
別々に生成されている為に既存のブラウザ上のツールバ
ー機能を利用しながら、そのツールバー上で有益な情報
の送受信ができるスペースとしてのブラウザやツールバ
ーが存在しないという課題がある。既存のブラウザ自体
若しくはツールバーの内部に、広告やその他外部からの
情報を送受信できるスペースとその情報を送受信する為
の機能が付与されていない為に、とりわけ、インターネ
ット上で広告を掲載する広告掲載主にとっては、ユーザ
ーの表示画面に常時表示されている広告配信媒体が活用
されていないという課題がある。

【００１２】さらには、ユーザーの使用するＯＳのデス
クトップ自体の一部あるいは全画面を広告やその他外部
からの情報を送受信できるスペースとして、又、その情
報を送受信する為の機能が付与されていない為に、イン
ターネット上で広告を掲載する広告掲載主にとっては、
ユーザー端末の表示画面に常時起動して表示されている
広告配信媒体となるスペースが活用されていないという
課題がある。

【００１３】いわゆるバナー広告をはじめとする既存の
インターネット広告において、広告掲載主の商品やサー
ビスの告知を行う際に、アニメーションや画像形式の情
報を媒体とした配信広告には、音声情報が含まれず、音
声による情報配信がなされていない事は知られている。
それはとりわけ、視力の強くない低年齢者や高齢者、文
字の解読に困難を来しやすいユーザー、或いは身体障害
者および一般ユーザーに対しても、アニメーションや画
像だけでは表現できないコミュニケーション又は伝達情
報配信の普及を停滞させるだけでなく、ユーザー全体に
対しても、興味や関心を効率的に引き出す効果を想定さ
せる広告や配信情報の提供出来ていないという課題があ
る。

【００１４】このような分野に関連する技術としては、
例えば特開平８−８２５３１「音情報を用いた案内装
置」において、ワードプロセッサーやパーソナルコンピ
ュータの操作メニューを選択等する際の案内としてオフ
ラインにおいて用いられる、音情報によるユーザー・イ
ンターフェイス装置が開示されている。本発明の音声案
内装置の構成は、カーソルやポインタを制御する入力手
段と、前記カーソルやポインタの画面上の位置を検出す
る位置検出手段と、前記位置検出手段で検出された位置
に対応する音楽や音声などの音声制御情報記憶手段と、
前記音楽や音声などを生成する音声生成手段と、スピー
カなどの音声出力手段で構成されるものである。しかし
本技術は、インターネットなどのネットワークに接続し
て用いられるものではなく、またあらかじめ器機にイン
ストールされるソフトウェアなどと共に備えられるもの
であって、それらの操作のための音声ガイド以上の機能
を有するものではない。

【００１５】また、インターネットなどのネットワーク
を用いる技術としては、バナー広告をクリックすると音
声が流れるという技術が研究開発されている。これはバ
ナー広告の画像をクリックすると、「ＲｅａｌＡｕｄｉ
ｏ」（商標）で音声を流すというもので、音声データは
「Ｒｅａｌ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ」（商標）などのオーデ
ィオ・サーバーに格納されるオーディオ・ファイルにハ
イパーリンクが張っており、クリックすることによりハ
イパーリンク先の音声ファイルが再生されるというもの
である。しかしながら、この技術によれば、クリックを
することで初めて音声が流れる広告システムとなってお
り、表示されるバナー広告をクリックすれば、広告主の
ＷＥＢサイト等にジャンプしてしまうということは大多
数の利用者は熟知しているため、広告に興味がなく素通
りしてしまう利用者には音声メッセージが伝わらないと
いうデメリットを有する。

【００１６】一方、コンピュータネットワークの特性を
活かして、個々の利用者の特性に応じたコミュニケーシ
ョンやマーケティングの手法が模倣されている。

【００１７】例えば、バナー広告などの広告が表示され
ても、それをクリックしてより詳細な情報を得ようとし
たり、商品やサービスの申込をしようとする率（クリッ
ク・スルー率）が意図するように伸びないことが問題と
なっている。一方、広告や情報を送信したい広告・情報
送信者にとっても、以下のような問題がある。すなわ
ち、広告する商品などが、ある特定の利用者の層をター
ゲットとしている場合に、広告・情報発信者は、利用者
の移住地や勤務地などの地域情報や、年齢・性別などの
属性や、興味の対象などに合わせた広告や情報を配信し
たいものである。また、特定の地域にのみ広告や情報を
提供したい場合や、特定の対象地域等の利用者のみに有
効な情報を送信したい場合には、その対象とならない利
用者にまで同じ広告や情報を配信することは無駄であ
り、ときには利用者に不快感を与えるなど、広告効果を
発揮できないことが考えられる。

【００１８】例えば、利用者に対して、その居住地や勤
務地などの地域情報や、年齢、性別などの属性に応じた
広告や情報を送信する方法として、次のような技術が考
案されている。特開平１１−２８２３９３号「購買履歴
に応じた個人別インターネット広告方法」では、ユーザ
ーごとの購買履歴をデータベースに蓄積し、顧客ごとに
ＩＤ、パスワードを発行する。しかしこの方法によれ
ば、ＩＤ及びパスワードが入力されたことを条件とする
ため、入力がされない状態では広告が表示されない。購
買を決める時点に近づいたＩＤ等の入力の段階まで到達
しなければならないため、利用者は入力をためらう事も
予想され、効果的な広告効果は望めない。また、同様に
特開平１１−９５６９４号「広告装置および広告方法並
びに情報処理プログラムを記憶した記録媒体」において
は、アンケートやクイズ、ゲストブックへの記入、その
他の方法により利用者による入力を促して、広告への関
心度を把握しつつ詳細な広告情報を表示させるという点
で、利用者による入力というプロセスを経なければなら
ない。

【００１９】さらに、特開平１１−９６１６４号や特開
平１１−１３４３５３号のように、サーバーに蓄積され
るログ・ファイルなどにより、利用者のアクセス履歴を
データベースとして蓄積したり、クッキー（Ｃｏｏｋｉ
ｅ）による情報などを通じて、個々の利用者のアクセス
履歴による関心を調らべたり、その他の個々の利用者の
属性を使用して、データベースを作成する方法が考案さ
れ、実現されている。あるいは、アメリカのダブルクリ
ック社のＤＡＲＴ（Ｄｙｎａｍｉｃ Ａｄｖｅｒｔｉｓ
ｉｎｇ Ｒｅｐｏｒｔｉｎｇ ａｎｄＴａｒｇｅｔｉｎ
ｇ）技術のように、利用者の会社、地域、ドメンやイン
ターネットプロバイダーなどの属性によって、配信する
広告を使い分けることが考えられている。

【００２０】このように、広告や情報を配信したい対象
を分析または分類し、ネットワーク上での効果的な広告
や情報の配信を試みる様々な方法が考案されているが、
これらの手法を、ユーザーがインターネットにアクセス
する際に常にディスプレイ上に表示されるブラウザ内に
固定された情報送受信スペース上で展開され、且つ、音
声情報を組み込んだ形で実現できれば、いっそうの効果
が期待される。

【００２１】同様にして、ユーザーが使用ＯＳを起動す
る際に常に端末の表示画面上に表示されているデスクト
ップの一部あるいは全画面で上記に記載のある音声情報
を組み込んだ形での広告や情報の配信が可能になれば、
よりいっそうの普及と効果が期待される。

【００２２】いわゆる幼児や低年齢者、高齢者、或いは
身体に障害をかかえる人達は、インターネットやＯＳの
アプリケーションを使用する際に要求されるカーソルの
移動や文字の入力作業に対して、一般成人健常者以上の
作業上の負担を強いられており、とりわけキーボードを
使った入力操作に困難を来している事が予想されるた
め、そういった人々の作業上の負担を軽減すべく専用ア
プリケーション等の研究が行われている。本発明もその
一環として開発されるプログラムであり、１以上の所定
のアイコンやボタン自体といった表示情報が、時間の経
過と共に自動的に順次変更されて、順次異なる機能を持
つ表示情報に変更される事でユーザーはカーソルを動か
す等の自発的な行動によらずに、前記所定のアイコンお
よびボタンをワンクリック或いはダブルクリックするだ
けで、使用ＯＳのブラウザ画面上に掲載されるネットワ
ーク上の所定アドレスへの誘致やネットワーク上におか
れたプログラムのダウンロード、アプリケーションソフ
ト自体の起動、或いは、記憶媒体への保存プログラムや
その他媒体への印刷プログラム等のアプリケーションソ
フトの各機能におけるオペレーションの実行が可能にな
るので、とりわけ、上記記載の人々がインターネットや
ＯＳアプリケーションを使用する際の作業負担を軽減す
ると同時に利便性を高め、インターネットのさらなる普
及にも効果が期待される。

【００２３】アイコンやボタン自体が時間の経過と共に
順次変更されて複数の機能をもつ表示情報に変更する前
記機能プログラムにおける各表示情報に対して、事前に
音声情報によるガイダンス機能を組み込む事が出来れ
ば、幼児や低年齢者をはじめとする視覚の弱いユーザー
や視覚障害者が、インターネットを使用する際の作業負
担を軽減すると同時に作業上の利便性を高める効果が期
待される。

【００２４】ところで、今日では、携帯電話やＰＨＳな
どの無線通信端末や、これらの機能を内蔵した携帯情報
端末をはじめ、ゲーム機器、インターネットＴＶ、デジ
タルＴＶなどの専用端末、あるいはウェアラブル・コン
ピュータなどのコンピュータが内蔵された電気機器いわ
ゆる情報家電等、各種のコンピュータ端末が開発されつ
つある。携帯電話やゲーム機器の中には、ブラウザ・ソ
フトを搭載し、インターネット等に接続可能なものも開
発され、普及しつつある。さらに今後は、これら携帯情
報端末や情報家電分野等においても、Ｂｌｏｏｔｏｏｔ
ｈ技術などや、家庭内の家電などを結ぶホーム・サーバ
ーなどにより、ネットワーク接続が可能となることが予
想されると共に、これらコンピュータ機能を組み込んだ
様々な情報家電製品等においても、小型の液晶画面など
の表示機能や、簡易ブラウザ・ソフトなどが組み込まれ
る事が予想される。ＷＩＮＤＯＷＳＣＥ（商標）などの
ＯＳや、Ｃ−ＨＴＭＬなどの記述言語が開発されてい
る。こうした機器がネットワーク上に接続され、情報の
送受信がされ、端末に表示される場合に、これらが、端
末機内に情報送受信スペースと音声情報の配信プログラ
ムを組み込んだ形で実現できればいっそうの効果が期待
される。例えば、こうした機器の表示画面では、画面が
小さく文字情報などがメニューその他の情報として表示
されても、文字が小さくて見えにくかったり、画面サイ
ズの制限などから伝達できる情報が少ない事が考えられ
る。こうした場合に表示情報が制限のある画面の中で、
時間の経過と共にその表示情報が異なる機能を組み込ん
だ表示情報に自動的に変更され、さらに、時間の経過と
共に順次変更する表示情報に対して、音声でメニューや
その他の情報を送受信できる等のシステムが開発されれ
ば、これらの問題は解決される。またさらには、文字情
報、画像情報、音声情報の配信を始めとする機能が、端
末機器に用意されたブラウザ画面に表示されるメニュー
バー等により制御される等のユーザーの利便性を高める
方法が開発されれば、前記問題が解決される事に加え
て、さらにそのブラウザ画面内に広告や情報といった、
音声を含んだ文字情報や画像情報を常時配信できるよう
になる。

【００２５】そこで、本発明の目的は、こうした上記の
問題点を解決し、広告やその他の情報を、コンピュータ
ネットワークを利用して送受信する際に、サーバーシス
テムを中継して、インターネットのネットワークを利用
している利用者に対し、インターネットにアクセスする
際に表示されるブラウザ内にスペースを自動生成し、そ
の創出されたスペースを広告や情報等の送受信先媒体に
転換できるシステムを提供することにある。すなわち、
広告や情報等の送受信を行う事を目的として、新しい特
定のブラウザやツールバーを既存のブラウザの内部に自
動生成するシステムおよび使用ＯＳのデスクトップの一
部或いは全画面画面を前記情報の送受信スペースとして
提供することにある。

【００２６】さらに配信される情報を、利用者ごとにカ
スタマイズされた形式で配信されるようにしたり、時間
帯や天候などの条件によって情報を変更させたりするこ
とが可能なシステムを提供することにある。

【００２７】さらには、コンピュータネットワーク上に
おけるハードウェアやソフトウェアが進歩し、またネッ
トワーク上での様々な広告や情報提供の方法が考案され
る中で、これらの新たな技術段階にも適用・応用でき
る、きめ細かな広告や情報送信を行うシステム及び方
法、そしてそのためのプログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。

【００２８】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明に
おいては、上記課題を解決するため、インターネット・
携帯電話等の端末からアクセスが可能なモバイルインタ
ーネットを含むコンピュータネットワークにおいて、ネ
ットワークに接続するための利用者端末と、文字情報や
画像情報、音声情報を利用者端末に配信し表示させるた
めの情報配信手段を備える情報配信システムであって、
情報配信表示プログラムが前記の利用者端末に備えら
れ、前記の情報配信表示プログラムが実行された結果と
して、利用者端末に備えられるブラウザ内の上部、若し
くは下部あるいは左右又は、左右両端、中央などの所定
箇所に、操作機能を備える情報配信スペースが作成され
て端末画面に表示され、前記の情報配信表示プログラム
は、ブラウザ内の情報配信スペースとその情報配信スペ
ース内で展開される配信情報の表示制御機能を有してお
り、前記の情報配信スペースに情報が配信され表示され
ることを特徴とする情報配信表示システムであることを
特徴としている。

【００２９】また、請求項２に記載の発明においては、
上記課題を解決するため、請求項１に記載の発明におい
て、前記の情報配信表示プログラムは、ＷＥＢサイトに
事前に記憶させた情報配信表示プログラムがワンクリッ
ク或いはダブルクリック等の利用者の自発的な行動によ
ってダウンロード配信されて利用者端末に備えられるこ
とを特徴とする、請求項１に記載の情報配信表示システ
ムであることを特徴としている。

【００３０】また、請求項３に記載の発明においては、
上記課題を解決するため、請求項１に記載の発明におい
て、前記の情報配信表示プログラムは、ＣＤ−ＲＯＭそ
の他の情報記憶媒体に格納され、インストールされて前
記の利用者端末に備えられることを特徴とする、請求項
１に記載の情報配信表示システムであることを特徴とし
ている。

【００３１】また、請求項４に記載の発明においては、
上記課題を解決するため、請求項１〜３に記載の発明に
おいて、前記画像情報は、アニメーションを含む動画及
び静止画像情報であることを特徴とする、請求項１〜３
のいずれかに記載の情報配信表示システムであることを
特徴としている。

【００３２】また、請求項５に記載の発明においては、
上記課題を解決するため、請求項１〜４に記載の発明に
おいて、前記文字情報及び画像情報は、あらかじめ複数
のものが用意され、利用者の年齢や性別、地域などの属
性や、利用者の使用するインターネットプロバイダー、
利用者のドメインネーム、ＩＰアドレス、利用者のドメ
イン・タイプ、無線通信又は有線通信の区別、無線通信
の中継局、利用者の入力するＩＤなどの情報や使用ブラ
ウザ・ソフト、使用ＯＳ、電子認証、その他の情報に応
じ、前記文字情報及び画像情報の中からいずれかの情報
が選択されて、利用者の端末に配信可能なことを特徴と
する、請求項１〜４のいずれかに記載の情報配信表示シ
ステムであることを特徴としている。

【００３３】また、請求項６に記載の発明においては、
上記課題を解決するため、請求項１〜５に記載の発明に
おいて、前記音声情報は、一つの文字情報又は画像情報
に関連付けられてあらかじめ複数のものが用意され、利
用者の年齢や性別、地域などの属性や、利用者の使用す
るインターネットプロバイダー、利用者のドメインネー
ム、ＩＰアドレス、利用者のドメイン・タイプ、無線通
信又は有線通信の区別、無線通信の中継局、利用者の入
力するＩＤなどの情報や使用ブラウザ・ソフト、使用Ｏ
Ｓ、電子認証、その他の情報に応じ、前記音声情報の中
からいずれかの音声情報が選択されて、利用者の端末に
配信可能なことを特徴とする、請求項１〜５のいずれか
に記載の情報配信表示システムであることを特徴として
いる。

【００３４】また、上記課題を解決するため、請求項７
に記載の発明においては、請求項１〜６に記載の発明に
おいて、前記情報配信表示プログラムのダウンロードの
際に１以上の複数のブラウザ及びツールバーが用意さ
れ、その各ブラウザ及びツールバー毎に配信される文字
情報、画像情報、音声情報が事前に、利用者の年齢・性
別・居住地域・趣味嗜好等の属性に沿って区別されて構
成され、前記ブラウザ及びツールバー内の情報送受信ス
ペースで受信できる情報内容の選択を、利用者が表示さ
れるブラウザ及びツールバー自体の選択と同時にできる
ことを特徴とする、請求項１〜６のいずれかに記載の情
報受信システムであることを特徴としている。

【００３５】また、請求項８に記載の発明においては、
請求項１〜７に記載の発明において、前記情報配信表示
プログラムのダウンロードの際に１以上の複数のブラウ
ザ及びツールバーが用意され、そのブラウザ及びツール
バー内に配信される最初若しくは配信途中で表示され
る、音声情報が事前に組み込まれた文字および画像情報
自体が、利用者の年齢・性別・居住地域・趣味嗜好等の
属性に沿って事前に区別されて構成されたチャンネル機
能を有することで、前記ブラウザ及びツールバー内の情
報送受信スペースで受信できる情報内容の選択を、利用
者がブラウザ及びツールバー内に表示される文字情報、
画像情報および利用者端末より配信される音声情報自体
の選択と同時にできることを特徴とする、請求項１〜７
のいずれかに記載の情報受信システムであることを特徴
としている。

【００３６】また、請求項９に記載の発明においては、
請求項１又は３〜８に記載の発明において、情報配信表
示プログラムのダウンロードの際に用意される複数のブ
ラウザ及びツールバーにあって、その各ブラウザ及びツ
ールバー毎に配信される文字情報、画像情報、音声情報
を事前に、利用者の年齢・性別・居住地域・趣味嗜好等
の属性に沿って区別して構成し、前記ブラウザ及びツー
ルバー内の情報配信スペースに配信できる情報を、広告
掲載主を始めとする情報の配信者がユーザーの年齢・性
別・居住地域・趣味嗜好等の属性に合わせて、絞り込ん
だ情報として配信することが可能なことを特徴とする、
請求項１〜８のいずれかに記載の情報配信表示システム
であることを特徴としている。

【００３７】また、請求項１０に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜９に記載の発
明において、前記の情報配信表示プログラムにより使用
ＯＳのブラウザ内に情報配信スペースが作成されるアプ
リケーション・プログラムは、電子メール・ソフト、チ
ャット・プログラム、その他のネットワークに接続して
情報の送受信を行うためのプログラムであることを特徴
とする、請求項１〜９のいずれかに記載の情報配信表示
システムであることを特徴としている。

【００３８】また、請求項１１に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１０に記載の
発明において、前記の情報配信スペースに情報が配信さ
れ表示される情報は、利用者がブラウザ等のソフトを用
いてネットワークにアクセスする年月日、又は曜日、時
間帯、天候、気温、湿度、降雨量、降雪量、地震の震
度、あるいはこれらの組み合わせに応じて、配信される
情報がリアルタイム若しくは事前に制御されることを特
徴とする、請求項１〜１０のいずれかに記載の情報配信
表示システムであることを特徴としている。

【００３９】また、請求項１２に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１に記載の
発明においてインターネット・携帯電話等の端末からア
クセスが可能なモバイルインターネットを含むコンピュ
ータネットワークにおいて、ネットワークに接続するた
めの利用者端末と、文字情報や画像情報、音声情報を利
用者端末に配信し表示させるための情報配信手段を備え
る情報配信システムにおいて、利用者端末に備えられる
ブラウザ内の上部、若しくは下部あるいは左右又は、左
右両端、中央などの所定箇所に、操作機能を備える情報
配信スペースが作成されて端末画面に表示される処理
と、ブラウザ内の情報配信スペースとその情報配信スペ
ース内で展開される配信情報の表示制御機能により、前
記の情報配信スペースに情報が配信され表示される処理
を行う情報配信表示プログラムを記憶した、コンピュー
タ読み取り可能な情報記憶媒体であることを特徴として
いる。

【００４０】また、請求項１３に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、インターネット・携帯電
話等の端末からアクセスが可能なモバイルインターネッ
トを含むコンピュータネットワークにおいて、ネットワ
ークに接続するための利用者端末と、文字情報や画像情
報、音声情報を利用者端末に配信し表示させるための情
報配信手段を備える情報配信システムにおいて、情報配
信表示プログラムにより、利用者端末に備えられるブラ
ウザ内の上部、若しくは下部あるいは左右又は、左右両
端、中央などの所定箇所に、操作機能を備える情報配信
スペースが生成されて端末画面に表示され、前記の情報
配信表示プログラムは、ブラウザ内の情報配信スペース
とその情報配信スペース内で展開される配信情報の表示
制御機能を有しており、前記の情報配信スペースに情報
が配信され表示されることを特徴とする情報配信表示方
法であることを特徴としている。

【００４１】また、請求項１４に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１に記載の
発明において、ブラウザ内の所定個所以外に、使用ＯＳ
のデスクトップ自体の一部あるいは全画面に情報配信ス
ペースが、前記１〜１３に記載の発明と同じプロセスを
経て、組込まれ表示され、そのデスクトップ画面自体に
て直接、文字情報や画像情報、音声情報が送受信され
て、表示配信されることを特徴とする、請求項１〜１１
のいずれかに記載の情報配信表示システムであることを
特徴としている。

【００４２】また、請求項１５に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
に記載の発明によるプロセスを経て、ブラウザ内の所定
個所以外に、使用ＯＳのデスクトップ自体の一部あるい
は全画面に情報配信スペースが、組込まれ表示され、そ
のデスクトップ画面自体で直接、文字情報や画像情報、
音声情報が送受信されて、表示配信されることを特徴と
する情報配信表示方法であることを特徴としている。

【００４３】また、請求項１６に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
に記載の発明において、アイコンやボタン等のオペレー
ション機能が組み込まれた１以上の複数の表示文字情報
や表示画像情報を、事前にプログラミングされた自動表
示機能により、ユーザーの自発的な行動によらずに時間
の経過と共に、前記表示文字情報や表示画像情報を順次
異なるものとして表示して、ユーザーの自発的な行動で
はなく時間の経過によって変化し続ける前記表示文字お
よび表示画像に対するユーザーのワンクリック或いはダ
ブルクリック、或いはオンマウス、又はエンターキーの
入力等、少数回の行動に反応して、予め前記表示文字情
報及び画像情報に組み込まれた機能として、使用ＯＳの
ブラウザ上に掲載されるネットワーク上の所定のアドレ
スへの誘致やネットワーク上におかれたプログラムのダ
ウンロード、或いは、アプリケーションソフト自体の起
動、記憶媒体への保存プログラムやその他媒体への印刷
プログラム等、アプリケーションソフトの各機能におけ
るオペレーションを実行することを特徴とする、請求項
１〜１１又は１４のいずれかに記載の自動情報表示シス
テムであることを特徴としている。

【００４４】また、請求項１７に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１３又は１５に記
載の発明において、アイコンやボタン等のオペレーショ
ン機能が組み込まれた１以上の複数の表示文字情報や表
示画像情報を、事前にプログラミングされた自動表示機
能により、ユーザーの自発的な行動によらずに時間の経
過と共に、前記表示文字情報や表示画像情報を順次異な
るものとして表示して、ユーザーの自発的な行動ではな
く時間の経過によって変化し続ける前記表示文字および
表示画像に対するユーザーのワンクリック或いはダブル
クリック、或いはオンマウス、又はエンターキーの入力
等、少数回の行動に反応して、予め前記表示文字情報及
び画像情報に組み込まれた機能として、使用ＯＳのブラ
ウザ上に掲載されるネットワーク上の所定のアドレスへ
の誘致やネットワーク上におかれたプログラムのダウン
ロード、或いは、アプリケーションソフト自体の起動、
記憶媒体への保存プログラムやその他媒体への印刷プロ
グラム等、アプリケーションソフトの各機能におけるオ
ペレーションを実行することを特徴とする、請求項１３
又は１５のいずれかに記載の情報の自動情報表示方法で
あることを特徴としている。

【００４５】また、請求項１８に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
又は１６に記載の発明において、アイコンやボタン等の
オペレーション機能が組み込まれた１以上の複数の表示
文字情報や表示画像情報に対し、事前にプログラミング
された自動表示機能に加えて前記表示文字情報や表示画
像情報に対応する音声情報を組み入れる事により、ユー
ザーの自発的な行動によらずに時間の経過と共に順次異
なるものとして表示される前記表示文字情報や表示画像
情報が音声情報と共に配信され、ユーザーの自発的な行
動ではなく時間の経過によって変化し続ける音声情報を
含んだ前記表示文字および表示画像に対するユーザーの
ワンクリック或いはダブルクリック、或いはオンマウ
ス、又はエンターキーの入力等、少数回の行動に反応し
て、予め前記表示文字情報及び画像情報、音声情報に組
み込まれた機能として、使用ＯＳのブラウザ上に掲載さ
れるネットワーク上の所定のアドレスへの誘致やネット
ワーク上におかれたプログラムのダウンロード、或い
は、アプリケーションソフト自体の起動、記憶媒体への
保存プログラムやその他媒体への印刷プログラム等、ア
プリケーションソフトの各機能におけるオペレーション
を実行することを特徴とする、請求項１〜１１又は１４
又は１６のいずれかに記載の情報の自動情報表示・自動
配信システムであることを特徴としている。

【００４６】また、請求項１９に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１３又は１５又は
１７に記載の発明において、アイコンやボタン等のオペ
レーション機能が組み込まれた１以上の複数の表示文字
情報や表示画像情報に対し、事前にプログラミングされ
た自動表示機能に加えて前記表示文字情報や表示画像情
報に対応する音声情報を組み入れる事により、ユーザー
の自発的な行動によらずに時間の経過と共に順次異なる
ものとして表示される前記表示文字情報や表示画像情報
が音声情報と共に配信され、ユーザーの自発的な行動で
はなく時間の経過によって変化し続ける音声情報を含ん
だ前記表示文字および表示画像に対するユーザーのワン
クリック或いはダブルクリック、或いはオンマウス、又
はエンターキーの入力等、少数回の行動に反応して、予
め前記表示文字情報及び画像情報、音声情報に組み込ま
れた機能として、使用ＯＳのブラウザ上に掲載されるネ
ットワーク上の所定のアドレスへの誘致やネットワーク
上におかれたプログラムのダウンロード、或いは、アプ
リケーションソフト自体の起動、記憶媒体への保存プロ
グラムやその他媒体への印刷プログラム等、アプリケー
ションソフトの各機能におけるオペレーションを実行す
ることを特徴とする、請求項１３又は１５又は１７のい
ずれかに記載の情報の自動情報表示・自動配信方法であ
ることを特徴としている。

【００４７】また、請求項２０に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
又は１６又は１８に記載の発明において、前記システム
にはさらに、利用者が取り出す電子メール内に自動的に
挿入される情報送受信プログラムが備えられ、前記文字
情報、画像情報、又は音声情報は、電子メールに挿入さ
れて送受信されることを特徴とする、請求項１〜１１又
は１４又は１６又は１８のいずれかに記載の情報送受信
システムであることを特徴としている。

【００４８】また、請求項２１に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
又は１６又は１８又は２０に記載の発明において、前記
システムは家庭内ネットワーク、企業内ＬＡＮ、企業間
ネットワーク、公共団体内などの閉じられたネットワー
ク内において実現されることを特徴とする、請求項１〜
１１又は１４又は１６又は１８又は２０のいずれかに記
載の情報送受信システムであることを特徴としている。

【００４９】また、請求項２２に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
又は１６又は１８又は２０〜２１に記載の発明におい
て、前記システムの利用者の端末は情報家電などの電気
・電子機器に組み込まれた装置であることを特徴とす
る、請求項１〜１１又は１４又は１６又は１８又は２０
〜２１のいずれかに記載の情報送受信システムであるこ
とを特徴としている。

【００５０】また、請求項２３に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
又は１６又は１８又は２０〜２２に記載の発明におい
て、前記文字情報、画像情報、又は音声情報は、ブラウ
ザ及びブラウザ内部の表示スペースにおけるアイコンや
ボタン等の表示情報に限定されず、使用ＯＳのデスクト
ップ画面、インストールされたアプリケーションの表示
画面、ツールバー、タスクバー、或いはＷＥＢサイトや
バナー上に表示されるアイコンやボタン等のオペレーシ
ョン機能が事前に組み込まれた表示情報であることを特
徴とする、請求項１〜１１又は１４又は１６又は１８又
は２０〜２２のいずれかに記載の情報表示システムであ
ることを特徴としている。

【００５１】また、請求項２４に記載の発明において
は、上記課題を解決するため、請求項１〜１１又は１４
又は１６又は１８又は２０〜２３に記載の発明におい
て、前記文字情報、画像情報、又は音声情報を１又は複
数表示、送受信するためのファイルは、ネットワーク上
のいずれかの場所に保存され、又は利用者の端末に保存
され、あるいは情報記憶媒体に記録されており、利用者
の端末画面に表示されることを特徴とする、コンピュー
タ、携帯電話を含む携帯情報端末、情報家電、その他の
情報機器のユーザー・インターフェイスであることを特
徴としている。

【００５２】

【発明の実施の形態】１： 全体構成 以下、本発明における一実施形態について図面を参照に
して、説明する。図１は、インターネット上での本発明
の基本的な実施形態の構成の一例を示すシステム構成図
である。この図において、符号００５は当発明に基づく
サービスを提供するための管理サーバーであり、符号０
０６はインターネットが利用可能な携帯電話を使った情
報配信サービスを行っている通信キャリアのゲートウェ
イサーバーである。符号００５は、経路制御装置である
と同時に、通信キャリアのゲートウェイサーバー００６
への接続を可能にするパケット通信網を経由して、イン
ターネットに接続されている。符号００１、００２は利
用者の各種パソコン等の端末であり、符号００３はイン
ターネットに接続が可能な利用者の各種携帯電話などの
端末であり、サーバー００５、００６と同様にしてイン
ターネットに接続される。符号００４は、本発明に基づ
くサービスを運営する者のパソコン端末である。ここで
符号００１〜００４は、キーボード等の入力部を有す
る。

【００５３】本発明の情報配信表示システムは、インタ
ーネット、携帯電話等の端末からアクセスが可能なモバ
イルインターネットを含むコンピュータネットワークに
おいて、ネットワークに接続するための利用者の端末０
０１〜００３を備えている。ここで、ネットワークに接
続するための利用者の端末００１〜００３には、携帯電
話やＰＨＳ等の無線通信端末や、これらの機能を内蔵し
た携帯情報端末をはじめ、ゲーム機器、インターネット
ＴＶ、デジタルＴＶ、カー・ナビゲーション・システム
等の専用端末、あるいはウェアラブル・コンピュータ等
のコンピュータが内蔵された情報機器いわゆる情報家電
等、各種のコンピュータ端末が含まれる。

【００５４】本発明のシステムは、通常は、コンピュー
タや携帯情報端末等が接続されるネットワーク上に、Ｗ
ＥＢサーバーやアプリケーション・サーバー、データベ
ース・サーバー等を有するシステムにおいて実現される
ものである。図１あるいは図２においては、基本的なシ
ステム構成として、これらのサーバー・システムが同一
のシステム内に設置される一例を示したが、仮に、アプ
リケーション・サーバーが別個の場所に存在し、あるい
はデータベース・サーバーが別個の場所に存在していた
としても、これらの場所はＵＲＬ等により特定し、指定
することができるので、このようなシステム構成におい
ても本発明のシステムは実現が可能である。

【００５５】１−１： サーバーの構成 次にサーバー００５の詳細構成について説明する。図２
は、サーバー００５の構成の一例を示すブロック図であ
る。この図において、符号００５は制御手段であり、Ｃ
ＰＵ等から構成され、各部の制御やデータの転送、種々
の演算、データの一時的な格納などを行う。符号００６
はインターネットが利用可能な携帯電話を使った情報配
信サービスを行っている通信キャリアのゲートウェイサ
ーバーであり、独自の経路制御装置を経由して、インタ
ーネットに接続されている。符号００７はウェブ上から
の入力制御手段であり、インターネットを介して、接続
された端末から入力されるデータを制御し、符号００９
はインターネットが利用可能な携帯電話の端末から入力
されるデータを制御する。符号００８はウェブ上への出
力制御手段であり、端末に出力されるデータを制御し、
符号０１０はインターネットが利用可能な携帯電話端末
に出力されるデータを制御する。

【００５６】前記した請求項において、利用者のインタ
ーネット接続端末上に表示されるブラウザのツールバー
内部に対する外部から情報送受信スペースの生成手段に
加えて、利用者端末のその生成スペースに文字情報、画
像情報および音声情報を送受信して表示させる情報送受
信手段は、これらサーバー００５の各機能及び、後述す
るユーザー端末にダウンロードされるプログラムの実行
において実現されるものである。なお、情報配信表示プ
ログラムは、請求項３に記載の発明のように、ＣＤ−Ｒ
ＯＭやＭＯ、フロッピー（登録商標）ディスク、電子メ
ールソフト、その他の情報記憶媒体に格納され、インス
トールされて前記の利用者端末に備えられる形態をとる
こともできる。また前記の情報記憶媒体にはハードディ
スクなどの情報記憶媒体が含まれ、あらかじめパーソナ
ル・コンピュータ等の出荷の時点でプリ・インストール
されて利用者端末に備えられる形態をとることもでき
る。

【００５７】図２に記載があるように、それぞれ以下の
ファイルが格納、記憶されている。 符号００５：メインプログラム処理サーバー 符号００６：通信キャリアのゲートウェイサーバー 符号００７：ウェブサーバー（入力） 符号００８：ウェブサーバー（出力） 符号００９：携帯端末用ウェブサーバー（入力） 符号０１０：携帯端末用ウェブサーバー（出力） 符号０１１：配信ブラウザ情報データベース 符号０１２：配信広告情報データベース 符号０１３：アクセス・ログ解析データベース 符号０１４：バックアップデータベース 符号０１５：Ｔｅｍｐｏｒａｒｙデータベース （配信ブラウザのダウンロード数や広告の表示回数・ブ
ラウザ内のバナー広告等の被クリック回数のカウントお
よび解析等の一時的な処理に用いる）

【００５８】１−２：格納ファイルの種類 まず、記憶手段および制御手段００５には、メインプロ
グラムが記憶されており、後述する利用者端末にダウン
ロードされる情報配信表示プログラムの実行によって、
文字情報、画像情報、音声情報を利用者端末に送信して
表示させる情報手段を構成する。

【００５９】本発明においては、利用者の端末ブラウザ
のツールバー上に生成される情報配信スペースに対して
文字情報、画像情報、音声情報等を含む広告情報を表示
するプログラムや、表示された広告情報に対して、入力
されたデータを自動的にデータベースに転送し、利用者
のディスプレイ画面上で更新させる等のプログラム等か
ら構成される。制御手段００６は上述のとおり、通信キ
ャリアのゲートウェイサーバーとして、インターネット
が利用可能な携帯電話等に対する情報の入出力の窓口と
なる。

【００６０】記憶手段００７は本発明を用いて広告等の
情報を含む文字情報、画像情報、音声情報を配信する者
のＷＥＢ画面上に生成された情報とその情報の配信先と
なるユーザーの表示ブラウザ内の情報送受信スペースか
らの入力情報を管理する機能を持ち、００７で受信処理
した情報をメインプログラムサーバー００５へと転送す
る。表示手段００８は００７経由で００５に転送された
後にプログラム処理された情報を、利用者端末００１〜
００２の表示ブラウザ内の情報送受信スペースに再出力
する機能を有する。記憶手段００９は、本発明を用い
て、広告等の情報を含む、文字情報、画像情報、音声情
報を配信する者の、インターネットが利用できる携帯電
話等の端末向けに構築されたＷＥＢ画面上に生成された
情報と、広告等のその他の情報配信先となるユーザーの
表示ブラウザ内の情報送受信スペースからの入力情報を
管理する機能を持ち、００９で受信処理した情報をメイ
ンプログラムサーバー００５へと転送する。表示手段０
１０は、００９経由で００５に転送された後にプログラ
ム処理された情報を利用者の携帯電話等の端末である０
０３の表示ブラウザ内の情報送受信スペースに再出力す
る機能を有する。

【００６１】記憶手段０１１は、文字情報や画像情報、
音声情報（配信される広告とその他の情報）の送受信ス
ペースとして、利用者端末００１〜００３の表示ブラウ
ザ内に新たに生成されるブラウザ及びツールバーのイン
ストールプログラムに関わるデータベースが格納された
ファイルを有するサーバーである。

【００６２】記憶手段０１２は、文字情報や画像情報、
音声情報（配信される広告とその他の情報）のデータベ
ースが格納されたファイルを有するサーバーであり、受
信手段００７及び００９経由で収集された利用者からの
入力情報に即した広告や情報の配信を管理する機能を有
する。

【００６３】ここで、記憶手段０１２に格納され、利用
者端末に配信されて表示される文字情報や画像情報、音
声情報等の情報の内容としては、例えば、請求項３及び
４に記載の発明のように、広告主から配信されるバナー
広告等の情報等があげられるが、これに限定されるもの
ではなく、ニュースや各種のお知らせ、公共的な情報、
その他のあらゆる情報が含まれる。又、本発明のシステ
ム管理者側が用意した情報などであってもよい。また上
記の情報の形式には、請求項４に記載の発明のように、
静止画および動画形式によるアニメーションを含む画像
情報などであってもよい。一つの例としては、Ｍａｃｒ
ｏｍｅｄｉａ Ｆｌａｓｈ（商標）で使われるファイル
・フォーマットであるＳＷＦ形式のファイルを用いるこ
とにより、インターネットを介してグラフィックス、ア
ニメーション、サウンド等を効率よく配信することがで
きる。ＳＷＦファイルは、ＧＩＦファイルのように幅広
い種類のブラウザでサポートされており、Ｍａｃｒｏｍ
ｅｄｉａ Ｆｌａｓｈ（商標）に読み込み可能で、別の
大きなアニメーションの一部として使うことができる。
また、利用者のブラウザ内部の送受信スペースに対して
表示される文字情報や画像情報、音声情報は、あるＷＥ
Ｂサイトのメニュー画面を構成する情報であったり、あ
るいは情報機器の操作を説明するためのガイダンス的な
インターフェイスである実施形態も可能である。

【００６４】ここで、利用者のブラウザの情報配信スペ
ースに配信する音声情報を含む、文字情報や画像情報の
ファイルの格納場所は、ネットワーク上の場所を問わ
ず、広告や情報を配信する個々の企業や団体等のサーバ
ーに置かれていてもよい。一方、図１及び図２のよう
に、本発明のシステム管理者のサーバーに、これらのフ
ァイルが格納、記憶されている場合には、サーバー管理
者が一括してファイルを管理するような面では便宜とな
る。

【００６５】記憶手段手段０１３は、受信手段００７及
び００９経由で収集された利用者からの入力情報を記録
・保管ならびに蓄積しながら、その情報を本発明のシス
テム管理者が事前に指定した基準数値や単位に基づいて
分析・解析した上で、再度記録・保管ならびに蓄積する
機能を有する。記憶手段０１４は、その他の記憶情報０
１１、０１２、０１３、０１５、に含まれるデータベー
スが破損・消滅した場合にバックアップが行えるよう、
上記記憶手段０１１、０１２、０１３、０１５に記憶さ
れた情報を随時記録・更新しながら保管する機能を有す
る。記憶手段０１５は、配信中の音声情報を含む文字情
報や画像情報に関する、配信ブラウザのダウンロード数
や広告の表示回数・ブラウザ内のバナー広告等の配信情
報に対する被クリック回数のカウントおよび解析等の一
時的な処理に用いる。

【００６６】２：動作説明 次に本発明の基本的な実施形態の動作について説明す
る。ここで端末００１〜００３は、それぞれサーバー０
０５及び００６と接続されて通信を行い、利用者端末と
して機能する。とりわけ、端末００３は通信キャリアの
ゲートウェイサーバーを通じて、サーバー００６と接続
されて通信を行う。図１は、メインプログラムの動作を
示す簡易フローチャートである。

【００６７】２−１−１：利用者の端末におけるブラウ
ザの内部に対する、情報配信スペースの自動生成 まず、図１に示したステップＡ）にあるように、本発明
を用いて広告や情報を配信する者が管理する制御手段０
０５上に、ダウンロードによる配布が可能なプログラム
をＥＸＥファイル等の圧縮型の自動起動形式ファイルと
して記憶させ、その情報及びプログラムをインターネッ
トＷＷＷサーバー上にアップロードして設置する。アッ
プロードされた情報及びプログラムは、ＥＸＥファイル
等の適切な形式にて、ユーザーからのダウンロードを目
的としたアクセスに対応する。

【００６８】２−１−２： ブラウザ内情報配信スペー
スの自動生成プログラムのダウンロード 端末００１〜００２の利用者たるユーザーが、図１のス
テップＢ）に示したように、本発明を用いて広告や情報
を配信する者のサーバー上に設置された前記ファイル若
しくはそのファイルが持つ機能と連動したアイコンをワ
ンクリック又はダブルクリックする事で前記プログラム
のダウンロードが開始され、ダウンロードの結果とし
て、図３及び図４に示すように利用者端末ブラウザ上の
ツールバーに、新たにブラウザを生成するプログラムの
インストーラーが、端末上に自動生成される。端末００
３の利用者については、図１のステップＣ）に示したよ
うに、上記プロセスが通信キャリアのゲートウェイサー
バーである制御手段００６を通じた上でパケット通信網
を経由して、インターネットに接続されて前記ダウンロ
ードが行われる。利用者の各端末００１〜００３にダウ
ンロードされたインストーラーを解凍すると、自動的に
プログラムが起動して、利用者が使用しているブラウザ
の特定スペースに対し、図３に表示されている情報配信
スペースを自動的に生成して表示する。

【００６９】また前記の通り、請求項３に記載の発明の
ような形態をとった場合には、ＣＤ−ＲＯＭやＭＯ、フ
ロッピーディスク、電子メールソフト、ハードディス
ク、その他の情報記憶媒体に格納され、インストールさ
れて前記の利用者端末に備えられているため、インスト
ーラーを解凍すると、自動的にプログラムが起動して、
利用者が使用しているブラウザ内部の特定スペースに対
し、図４に表示されている情報配信スペースを自動的に
生成して表示するか、あるいは既に解凍済のプログラム
が備えられている場合には、ブラウザを起動するだけの
操作により、利用者が使用しているブラウザ内部の特定
スペースに対し、図４に表示されている情報配信スペー
スを自動的に生成して表示することができる。

【００７０】２−２： ブラウザ内情報配信スペースの
自動生成プログラムのインストール 図３および図４に技術詳細を示すように、前述のダウン
ロードの結果として、ブラウザ内部に新たに情報配信ス
ペースを生成するプログラムのインストーラーがＥＸＥ
ファイル形式等にてユーザーの端末上に生成される。そ
こでユーザーは、そのＥＸＥファイルをワンクリック若
しくはダブルクリックする事で、そのＥＸＥファイルに
事前に記憶されたＤＬＬファイル（Ｄｙｎａｍｉｃ Ｌ
ｉｎｋＬｉｂｒａｒｙ）等のオペレーティング機能に関
わるプログラムを起動し、ユーザーのブラウザの通常機
能または機能の集合を特定し、その必要機能だけを読み
取り、ブラウザ内部の特定位置に情報送受信スペースと
なるブラウザを新たに自動生成する。この新たにユーザ
ーのブラウザ内部に生成された制御機能つき情報送受信
スペースは、図３以下に示すように、本発明を用いて広
告や情報の配信を行う者が商標登録する「ココ！クリッ
ク」という名称の情報送受信サービスに該当する。

【００７１】利用者のブラウザ内部に組み込まれて新た
に生成された情報送受信スペースには、前記音声情報を
含めた文字情報、画像情報が広告及びその他の情報を送
受信できる機能に加え、そのスペース内部で送受信され
る配信音声情報等の音量や配信情報の表示を制御する機
能が含まれている。

【００７２】３−１ ：インターネットへの接続が可能
な各種パーソナルコンピュータ及び携帯電話等の端末ブ
ラウザ内部に新たに生成された情報送受信スペースに対
する、音声情報を含む文字情報を含む文字情報や画像情
報の配信過程を説明すべく、端末００１〜００３の操作
者が利用者であるとする。

【００７３】まず、前述したように、図１のステップ
Ａ）に沿って制御手段００５上に、配信される広告又は
情報に関する音声、文字及び画像の情報を予め記憶さ
せ、その情報がインターネットＷＷＷサーバー上にアッ
プロードされているものとする。前記情報には、ネット
ワーク上の所定のアドレスへのリンク情報が付加されて
いると共に、前記の文字情報又は画像情報の中に前記の
音声情報への関連付けがされている。表示された文字情
報又は画像情報の上にマウスを移動する等の利用者の行
動に応じ、前記文字情報又は画像情報がそのユーザーの
動作を感知して、文字情報又は画像情報をクリックしな
くても前期文字情報又は画像情報に関連付けられた音声
情報を、利用者の端末ブラウザの内部に新たに生成され
る情報送受信スペースに向け配信されるように設定され
ている。これは例えば、Ｆｌａｓｈ（商標）等を用い
て、画像やアニメーション画像を作成し、音声ファイル
（ＯＳとしてＷｉｎｄｏｗｓを用いる場合には、例え
ば、ｗａｖファイル、マッキントッシュを用いる場合に
は例えば、ＡＩＦＦファイル等）を別途用意し、オンマ
ウス等のイベントに応じて再生されるように設定する事
で可能である。又、文字情報を用いて上記システムを実
現する場合には、ＪＡＶＡ等を用いて、静止画像や動
画、アニメーションによる画像を作成し、音声ファイル
（ＯＳとしてＷｉｎｄｏｗｓを用いる場合ｗａｖファイ
ル、マッキントッシュを用いる場合には、例えばＡＩＦ
Ｆファイル等）を別途用意し、オンマウス等のイベント
に応じて、再生されるように設定する事で可能である。

【００７４】端末００１〜００３の利用者が、前記プロ
グラムがインストールされた後に、再度ブラウザを立ち
上げる事で、図３に示すようにブラウザ内に音声を含ん
だ文字情報や画像情報が送受信できるスペースが表示生
成され、図４に示すようにユーザーの使用ブラウザの内
部に、情報送受信スペースが形成される。

【００７５】端末００１〜００３に新たに設置された情
報送受信スペースに対しては、図５に示したように、音
声情報を含んだ文字情報及び画像情報による広告及びそ
の他情報がリアルタイムで配信されるよう、情報配信サ
ーバーとなる制御手段００５内に組み込まれている機能
と前記情報送受信スペース内の情報送受信制御機能が連
動されるよう設定している。この情報送受信制御機能と
前記情報送受信スペース機能を連動させることでユーザ
ーに対して配信される情報が常に制御手段００５を経由
してリアルタイムで配信され、本発明のシステム管理者
は、配信情報の内容、配信の順列および配信時間帯をコ
ントロールする事が可能になる。

【００７６】３−２：配信される文字情報、画像情報及
び音声情報の機能 新たに生成された情報配信スペースとなるブラウザから
出力された音声情報を認識したユーザーが、音声情報と
共に出力される、表示文字情報及び画像情報にカーソル
を固定させたまま、クリックおよびユーザーの自主的な
イベントを行うと、その動作を前記情報に組み込まれた
プログラムが感知して、図１のステップＤ）に示すよう
に、ユーザーの入力情報を制御手段００５に転送する。
制御手段００５は、受信手段００７を経由して転送され
たユーザーの入力情報に対して、例えば、配信広告情報
データベース・サーバー０１２に事前に記憶された広告
掲載主が指定するホームページに関わる情報を抽出し、
表示手段００８を経由して、図１のステップＥ）に示す
ように、利用者の各端末機の画面上に、制御手段００５
に事前に記憶させた広告掲載主若しくは情報提供者が指
定するＵＲＬのホームページを表示する。この時、ユー
ザーの自発的な行動に対して、広告掲載主若しくは情報
提供者が事前に指定するＵＲＬのホームページが利用者
のブラウザ内に表示されるが、図６に示すように、ブラ
ウザの内部に生成された情報送受信スペースには、従来
のブラウザに表示された情報とは別に、事前に配信設定
された広告およびその他情報が継続的に配信される。但
し、ユーザーの前記情報配信スペースに配信される表示
文字および表示画像に対するクリック等の自発的なイベ
ントに応じて、従来のブラウザ画面上に事前に指定した
広告掲載主若しくは情報提供者が指定するＵＲＬのホー
ムページを表示する。一方でブラウザ内部に新たに生成
された情報配信スペースに表示される文字情報および画
像情報、音声情報は、前記ユーザーのクリック等の自発
的なイベントに対して反応し、再度オンマウスされるま
での間、情報の配信を自動的に一時停止する機能を有し
ている。

【００７７】３−３：利用者のアクションに対する配信
情報データの更新 図１のステップＦ）に示されるように、制御手段００５
に対して入力された利用者のクリックおよび自主的な入
力動作に関わるイベント情報は、逐一制御手段００５内
で処理されて、記憶手段である、アクセス・ログ解析デ
ータベース・サーバー０１３に転送される。転送された
情報は、クリックの回数および解析等の一時的な情報と
して、記憶手段０１５サーバー内に蓄積され、情報や広
告の配信数に対するクリックの回数を計上していく。計
上されたクリック回数が、本発明を用いて情報の配信を
行う者が事前に設定した一定数に達した時点で制御手段
００５に対してその情報を転送し、情報を感知した制御
手段００５が、該当情報の配信を終了する、若しくは異
なるプログラムによる情報の配信が行われるよう自動処
理する。

【００７８】４：情報送受信スペースに対する配信 図７に示されるように、文字、画像、音声から構成され
る配信情報は、本発明に基づくサービスにおいて使用さ
れるサーバー、すなわち制御手段００５上のデータベー
スファイル内に、規則性のある数字番号が付与されたＳ
ＷＦ形式で保存されており、前記記載のブラウザ内の情
報送受信スペースに事前に組み込まれたプログラムが、
ユーザー使用のブラウザがインターネットに接続されて
いる間、常時前記サーバー上のＳＷＦファイルを読み込
むようプログラムされ制御されている。又、前記記載の
ＳＷＦファイルは、常に付与された規則性のある数字番
号の序列に合わせて随時読み込まれ、前記記載のブラウ
ザ内の情報送受信スペースに事前に組み込まれたプログ
ラムが、継続的に新しいＳＷＦファイルを古いファイル
に置き換えて読み込み、更新する事で、インターフェイ
ス側でのリアルタイム情報配信を可能にする。さらに、
前記数字番号の付与されたＳＷＦファイルのうち、特定
の番号の付与されたＳＷＦファイルの内容のみを一斉に
更新するプログラムを制御手段００５上に組み込む事
で、インターネットに接続されたユーザーのブラウザ内
の情報送受信スペースに同一情報を一斉配信する事も可
能である。

【００７９】５：配信情報の選択表示方法 一方、幼児や低年齢者、高齢者、身体に障害をもたれる
方々にもインターネットの利用をより簡単で、便利なも
のとして提供する為、前各項におけるブラウザ内および
デスクトップ画面自体に生成される情報送受信スペース
のインターフェイスにおける表示情報選択機能として、
図８にプログラムの実施イメージを示すように、音声情
報を事前に組み込んだアイコンやボタン等を始めとする
表示情報が、時間の経過と共に自動的に順次変更される
よう例えば、Ｆｌａｓｈ（商標）、Ｓｈｏｃｋ−ｗａｖ
ｅ Ｆｌａｓｈ（商標）、或いはＪＡＶＡ、ＤＨＴＭＬ
等の言語を用いて、１以上の所定の表示機能情報に対し
て、その所定の表示機能情報内に、音声情報と複数の表
示機能情報を重ねて組み入れる事で、時間帯の経過と共
にそれぞれが順次異なる機能を持つ表示情報として自動
的に更新して表示、配信される。これによりユーザー
は、カーソルを動かす等の自発的な行動によらずに、前
記所定のアイコンおよびボタンにカーソルのみ、所定位
置に常時合わせておけば、時間の経過と共に表示配信さ
れる表示情報と音声情報に応じて、ワンクリック或いは
ダブルクリック、オンマウス、さらにはユーザーの各端
末機に備えられたエンターボタンを押すだけで、使用Ｏ
Ｓのブラウザ画面上に掲載されるネットワーク上の所定
アドレスへの誘致やアプリケーションソフト自体の起
動、或いは、記憶媒体への保存プログラムやその他媒体
への印刷プログラム等のアプリケーションソフトの各機
能におけるオペレーションを実行することができる。

【００８０】６：ブラウザ以外の前記情報送受信スペー
ス インターネット接続環境の向上とパソコン端末や携帯電
話をはじめとする情報処理端末の性能強化等、ユーザー
の使用端末上でリッチメディアの配信環境が十分に整っ
た際には、請求項１４および１５に記載のある発明に基
づき、図９に示されるように、ブラウザ内部への情報送
受信スペースの生成ではなく、各情報処理端末機のデス
クトップ画面自体の一部或いは全画面を情報送受信媒体
として活用する。具体的な動作説明として図９に示され
るように、本発明を用いて広告や情報を配信する者が管
理する制御手段００５上に、ユーザーの使用ＯＳのデス
クトップ画面自体の一部あるいは全画面を外部からの情
報配信スペースとして自動的に生成して表示するプログ
ラムをＥＸＥファイル等の圧縮型の自動起動形式ファイ
ルとして記憶させ、その情報及びプログラムをインター
ネットＷＷＷサーバー上にアップロードして設置し、ア
ップロードされた情報及びプログラムは、ダウンロード
によって配布可能なＥＸＥファイル等の適切な形式に
て、ユーザーからのダウンロードを目的としたアクセス
に対応する。又、図９に示したように、前記記載のプロ
グラムの組み込まれたアイコン等の表示情報をユーザー
がワンクリック又はダブルクリックする事で前記プログ
ラムのダウンロードが開始され、ダウンロードの結果と
して、利用者端末のデスクトップ画面上に、新たに情報
配信スペースを生成するプログラムのインストーラーが
自動生成される。端末００３の利用者については、図１
のステップＣ）に示したように、上記プロセスが通信キ
ャリアのゲートウェイサーバーである制御手段００６を
通じた上でパケット通信網を経由して、インターネット
に接続されて前記と同様のダウンロードが行われる。利
用者の各端末００１〜００３にダウンロードされたイン
ストーラーを解凍すると、自動的にプログラムが起動し
て、利用者が使用しているデスクトップの画面自体の一
部あるいは全画面に対し、図９に表示されている情報配
信スペースを自動的に生成して表示する。又、本プログ
ラムの配布を、請求項３に記載の発明のような形態をと
った場合には、上記インストールプログラムがＣＤ−Ｒ
ＯＭやＭＯ、フロッピーディスク、電子メールソフト、
ハードディスク、その他の情報記憶媒体に格納され、イ
ンストールされて前記の利用者端末に備えられているた
め、インストーラーを解凍すると、自動的にプログラム
が起動して、利用者が使用しているデスクトップの画面
自体の一部あるいは全画面に対し、図９に示されている
情報配信スペースを自動的に生成して表示する。あるい
は既に解凍済のプログラムが備えられている場合には、
ブラウザを起動するだけの操作により、利用者が使用し
ているデスクトップ画面自体の一部あるいは全画面に対
して、情報配信スペースが自動的に生成して表示され
る。

【００８１】

【実施例】次に、本発明の他の実施形態について説明す
る。請求項５に記載の発明においては、前記文字情報及
び画像情報は、あらかじめ複数のものが用意され、利用
者の年齢や性別、地域などの属性や、利用者の使用する
インターネットプロバイダー、利用者のドメインネー
ム、ＩＰアドレス、利用者のドメイン・タイプ、無線通
信又は有線通信の区別、無線通信の中継局、利用者の入
力するＩＤなどの情報や使用ブラウザ・ソフト、使用Ｏ
Ｓ、電子認証、その他の情報に応じ、前記文字情報及び
画像情報の中からいずれかの情報が選択されて、利用者
の端末に配信可能なことを特徴とする。また請求項６に
記載の発明においては、前記音声情報は、一つの文字情
報又は画像情報に関連付けられてあらかじめ複数のもの
が用意され、利用者の年齢や性別、地域などの属性や、
利用者の使用するインターネットプロバイダー、利用者
のドメインネーム、ＩＰアドレス、利用者のドメイン・
タイプ、無線通信又は有線通信の区別、無線通信の中継
局、利用者の入力するＩＤなどの情報や使用ブラウザ・
ソフト、使用ＯＳ、電子認証、その他の情報に応じ、前
記音声情報の中からいずれかの音声情報が選択されて、
利用者の端末に配信可能なことを特徴とする。これは関
係データベース等を用いることにより実現可能であり、
まず、前記の利用者に関する様々な属性や、あるいはド
ネインネーム、ＩＰアドレス、ＩＤその他の情報をデー
タベース化すると共に、これらの属性等に対応する配信
情報設定ファイルを用意する。例えば利用者の地域ごと
に配信される情報を設定するなどの情報をデータベース
化するなどの方法である。次に前記のデータベースを参
照して判断する判断手段を用意する。これらの手段は通
常、ＣＧＩやＳＳＩ、ＪＡＶＡ、Ｐｅｒｌ、ＳＱＬなど
の言語によるプログラムが一般に用いられる。すなわ
ち、利用者からのアクセスがあった際に、これらのプロ
グラムにより前記のデータベースを参照して、配信され
る情報を抽出し、利用者端末に送信することにより、前
記の情報配信スペースに、利用者ごとにカスタマイズさ
れた情報が配信される。

【００８２】請求項７に記載の発明においては、情報配
信表示プログラムのダウンロードの際に複数のブラウザ
及びツールバーが用意され、その各ブラウザ及びツール
バー毎に配信される文字情報、画像情報、音声情報が事
前に、利用者の年齢・性別・居住地域・趣味嗜好等の属
性に沿って区別されて構成され、前記ツールバー内の情
報送受信スペースで受信できる情報内容の選択を、利用
者が表示されるブラウザ及びツールバー自体の選択と同
時にできることを特徴とする。この場合の情報配信のイ
メージを示す図が図６である。利用者が複数の中から選
択等を行いダウンロード等される情報配信表示プログラ
ムにより生成される複数のブラウザ及びツールバーに
は、あらかじめ配信される情報を表示させるためのＵＲ
Ｌが設定されており、利用者がダウンロード等の際に複
数の中から選択等を行うことで、配信される情報の内容
を選択できるようにする。例えば図６のように男性向
け、女性向けなどのような分類をすることができる。さ
らに情報配信表示プログラムをＣＤ−ＲＯＭなどの情報
記憶媒体からインストールする際などに選択することも
できる。請求項８に記載の発明においては、情報配信表
示プログラムのダウンロードの際に用意される複数のブ
ラウザ及びツールバーにあって、その各ブラウザ及びツ
ールバー毎に配信される文字情報、画像情報、音声情報
を事前に、利用者の年齢・性別・居住地域・趣味嗜好等
の属性に沿って区別して構成し、前記ツールバー内の情
報配信スペースに配信できる情報を広告掲載主を始めと
する情報の配信者がユーザーの年齢・性別・居住地域・
趣味嗜好等の属性に合わせて、絞り込んだ情報として配
信することが可能なことを特徴とする。この場合には、
請求項７に記載の発明に加え、さらに請求項５又は６に
記載の発明における、関係データベース等を用いること
により実現可能であり、まず、前記の利用者に関する様
々な属性や、あるいはドネインネーム、ＩＰアドレス、
ＩＤその他の情報をデータベース化すると共に、これら
の属性等に対応する配信情報設定ファイルを用意する。
例えば利用者の地域ごとに配信される情報を設定するな
どの情報をデータベース化するなどの方法である。次に
前記のデータベースを参照して判断する判断手段を用意
する。これらの手段は通常、ＣＧＩやＳＳＩ、ＪＡＶ
Ａ、Ｐｅｒｌ、ＳＱＬなどの言語によるプログラムが一
般に用いられる。すなわち、利用者からのアクセスがあ
った際に、これらのプログラムにより前記のデータベー
スを参照して、配信される情報を抽出し、利用者端末に
送信することにより、前記の情報配信スペースに、利用
者ごとにカスタマイズされた情報が配信される。

【００８３】請求項９に記載の発明においては、前記の
情報配信表示プログラムによりツールバーに情報配信ス
ペースが作成されるアプリケーション・プログラムは、
電子メール・ソフト、チャット・プログラム、その他の
ネットワークに接続して情報の送受信を行うためのプロ
グラムであることを特徴とする。すなわち、ブラウザ以
外のネットワークに接続して情報を送受信するプログラ
ムにおいても実現が可能であるからである。

【００８４】請求項１０に記載の発明においては、前記
の情報配信スペースに情報が配信され表示される情報
は、利用者がブラウザ等のソフトを用いてネットワーク
にアクセスする年月日、又は曜日、又は時間帯、あるい
はこれらの組み合わせに応じて、配信される情報が制御
されることを特徴とする、請求項１〜９のいずれかに記
載の情報配信表示システムであることを特徴とする。こ
れは例えば、図７に見られるように、あらかじめ複数の
配信される情報（ＳＷＦファイルなど）を配信される順
序等をプログラムしておき、設定された時系列に沿って
情報が配信されるようにする方法があげられる。また、
利用者がアクセスした際に、サーバーのクロックにより
年月日、時刻、あるいは曜日を取得して、それらに基づ
く条件分岐により、配信される情報を変えるようにする
方法があげられる。

【００８５】請求項１６に記載の発明においては、イン
ターネット・携帯電話等の端末からアクセスが可能なモ
バイルインターネットを含むコンピュータネットワーク
において、ネットワークに接続するための利用者端末
と、文字情報や画像情報を利用者端末に配信し表示させ
るための情報配信手段を備える情報配信システムにおい
て、アイコンやボタン等のオペレーション機能が組み込
まれた１以上の複数の表示文字情報や表示画像情報を、
事前にプログラミングされた自動表示機能により、ユー
ザーの自発的な行動によらずに時間の経過と共に、前記
表示文字情報や表示画像情報を順次異なるものとして表
示して、ユーザーの自発的な行動ではなく時間の経過に
よって変化し続ける前記表示文字および表示画像に対す
るユーザーのワンクリック或いはダブルクリック、或い
はオンマウス、又はエンターキーの入力等、少数回のユ
ーザーのイベントに反応して、予め前記表示文字情報及
び画像情報に組み込まれた機能として、使用ＯＳのブラ
ウザ上に掲載されるネットワーク上の所定のアドレスへ
の誘致やネットワーク上におかれたプログラムのダウン
ロード、或いは、アプリケーションソフト自体の起動、
記憶媒体への保存プログラムやその他媒体への印刷プロ
グラム等、アプリケーションソフトの各機能におけるオ
ペレーションを実行する事を特徴とする情報の自動情報
表示システムであることを特徴としている。これは例え
ば、図８に見られるように、あらかじめアイコンやボタ
ン等のオペレーション機能が組み込まれた１以上の複数
の表示文字情報や表示画像情報を、事前にプログラミン
グされた自動表示機能により、ユーザーの自発的な行動
によらずに時間の経過と共に、前記表示文字情報や表示
画像情報を順次異なるものとして表示して、ユーザーの
自発的な行動ではなく時間の経過によって変化し続ける
前記表示文字および表示画像に対するユーザーのワンク
リック或いはダブルクリック、或いはオンマウス、又は
エンターキーの入力等、少数回のユーザーのイベントに
反応して、予め前記表示文字情報及び画像情報に組み込
まれた機能として、使用ＯＳのブラウザ上に掲載される
ネットワーク上の所定のアドレスへの誘致やネットワー
ク上におかれたプログラムのダウンロード、或いは、ア
プリケーションソフト自体の起動、記憶媒体への保存プ
ログラムやその他媒体への印刷プログラム等、アプリケ
ーションソフトの各機能におけるオペレーションが実行
可能となる。この発明により、いわゆる幼児や低年齢
者、高齢者、或いは身体に障害をかかえる人達が、一般
成人健常者以上の作業上の負担を強いられているインタ
ーネットやＯＳのアプリケーションを使用する際に要求
されるカーソルの移動や文字の入力作業を、前記所定の
アイコンおよびボタンをワンクリック、ダブルクリッ
ク、オンマウス、或いはエンターキーを押すだけで、使
用ＯＳあるいはウェブサイト、バナー上のプログラム等
のアプリケーションソフトの各機能におけるオペレーシ
ョン等を実行することが可能になる。とりわけ、手に障
害をもつ障害者にとっては、足やその他の人体の部位を
使う事によって機能するマウスを利用する事で、ワンク
リック、ダブルクリック、或いはエンターキーと同じ作
業が可能になるため、インターネットやＯＳのアプリケ
ーションの使用がよりカンタンで便利なものとなる。

【００８６】又、さらには、前記に記載のある１以上の
複数の表示文字情報や表示画像情報を事前にプログラミ
ングされた自動表示機能により、ユーザーの自発的な行
動によらずに時間の経過と共に、前記表示文字情報や表
示画像情報を順次異なるものとして表示する事が可能に
なる事で、携帯電話等の端末からのモバイルインターネ
ットを含むインターネット接続端末、或いは情報家電等
の電気・電子機器自体に常時設置される、限られた情報
の送受信スペース内での、複数の異なる文字情報、画像
情報、音声情報の表示、配信を可能にして、前記各端末
機スペースの有効利用に貢献する。

【００８７】請求項１８に記載の発明においては、アイ
コンやボタン等のオペレーション機能が組み込まれた１
以上の複数の表示文字情報や表示画像情報に対し、事前
にプログラミングされた自動表示機能に加えて前記表示
文字情報や表示画像情報に対応する音声情報を組み入れ
る事により、ユーザーの自発的な行動によらずに時間の
経過と共に順次異なるものとして表示される前記表示文
字情報や表示画像情報が音声情報と共に配信され、ユー
ザーの自発的な行動ではなく時間の経過によって変化し
続ける音声情報を含んだ前記表示文字および表示画像に
対するユーザーのワンクリック或いはダブルクリック、
或いはオンマウス、又はエンターキーの入力等、少数回
の行動に反応して、予め前記表示文字情報及び画像情
報、音声情報に組み込まれた機能として、使用ＯＳのブ
ラウザ上に掲載されるネットワーク上の所定のアドレス
への誘致やネットワーク上におかれたプログラムのダウ
ンロード、或いは、アプリケーションソフト自体の起
動、記憶媒体への保存プログラムやその他媒体への印刷
プログラム等、アプリケーションソフトの各機能におけ
るオペレーションを実行する事を特徴としている。これ
は例えば、前記に記載の表示文字情報及び画像情報に、
各々に対応する音声情報を事前に組み込んで配信する事
により実現され、とりわけ、視力の弱いユーザーや視覚
障害者に対して、さらには、幼児、低年齢者、高齢者に
対しても、音声情報という聴覚に訴える事が可能な機能
を従来の表示文字情報や表示画像銃砲に付随させる事で
インターネットを利用する際の利便性を高めて、提供す
る事が可能になる。

【００８８】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、広告やその他の情報をコンピュータネットワーク
を利用して送受信する際に、ブラウザ上のツールバー等
の常時表示媒体に対して、広範囲に渡り広告や情報の配
信が可能になる。又、広告を主とする配信情報に音声メ
ッセージを出力する機能を持たせる事で、既存のインタ
ーネット広告では具現化できない、聴覚に訴える情報の
告知がユーザーに効果的に送信できる。しかも、既存の
ブラウザ内の新しいブラウザおよびツールバーという、
常時ユーザーの目にとまる表示媒体の上に対して、きめ
細かい広告や情報の配信が可能になる為、高い広告効
果、あるいは効率的な情報提供の効果を得ることが出
来、ひいては幼児、低年齢者、高齢者、或いは身体障害
者に対しても利便性の高いサービスが提供できるように
なる。そして、バナー広告等の広告のクリック率や、広
告等に対する利用者からのレスポンス率等を高めること
もできる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態における基本構成を示す構成
図である。

【図２】本発明の実施形態におけるサーバーの構成を示
すシステム構成図である。

【図３】本発明の実施形態における、音声機能を含む文
字情報や画像情報の配信を目的としたブラウザのメニュ
ーバー上に対する特定のブラウザの生成プロセスを示す
構成図及び端末上の画面である。

【図４】本発明の実施形態における、音声機能を含む文
字情報や画像情報の配信を目的としたブラウザのメニュ
ーバー上に新たに生成されたブラウザに対する情報配信
のプロセスを示す構成図及び端末上の画面イメージ図で
ある。

【図５】本発明のシステムにより、情報配信スペースに
情報を配信する構成を示すシステムイメージ図である。

【図６】本発明の実施形態において、利用者が複数の情
報配信表示プログラムの中から選択等を行いダウンロー
ド等を行いブラウザ及びツールバーに情報配信スペース
が生成される場合のシステム図である。

【図７】本発明の実施形態において、情報配信スペース
に時間帯ごとにプログラムされた情報を配信する場合の
システム図である。

【図８】本発明の実施形態において、情報配信スペース
に時間帯ごとにプログラムされた情報を所定の表示スペ
ース内で表示配信する場合のシステムイメージ図であ
る。

【図９】本発明の実施形態において、使用ＯＳのデスク
トップを情報配信スペースとして、情報を配信する場合
のシステムイメージ図である。

【符号の説明】

００１〜００２ 利用者端末 ００３ 利用者端末（携帯電話端末等） ００４ 本発明のシステム管理者サイドのコンピュータ
端末 ００５ 本発明のシステムに管理運営するサーバー ００６ 携帯電話からのインターネット接続サービスを
行っている通信キャリアのゲートウェイサーバー ００７ ウェブサーバー（入力） ００８ ウェブサーバー（出力） ００９ 携帯端末用ウェブサーバー（入力） ０１０ 携帯端末用ウェブサーバー（出力） ０１１ 配信ブラウザ情報データベース ０１２ 配信広告情報データベース ０１３ アクセス・ログ解析データベース ０１４ バックアップデータベース ０１５ Ｔｅｍｐｏｒａｒｙデータベース

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/60 ３２６ Ｇ０６Ｆ 17/60 ３３６ ３３６ ５０２ ５０２ 9/06 ６４０Ｂ Ｆターム(参考） 5B049 BB49 CC02 DD01 EE01 EE07 EE41 FF03 FF04 FF06 GG03 GG04 GG06 GG07 5B076 BA04 5B085 BE07 BG07 CA04 CE08

Claims (24)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネット・携帯電話等の端末から
   アクセスが可能なモバイルインターネットを含むコンピ
   ュータネットワークにおいて、ネットワークに接続する
   ための利用者端末と、文字情報や画像情報、音声情報を
   利用者端末に配信し表示させるための情報配信手段を備
   える情報配信システムであって、情報配信表示プログラ
   ムが前記の利用者端末に備えられ、前記の情報配信表示
   プログラムが実行された結果として、利用者端末に備え
   られるブラウザ内の上部、若しくは下部あるいは左右又
   は、左右両端、中央などの所定箇所に、操作機能を備え
   る情報配信スペースが作成されて端末画面に表示され、
   前記の情報配信表示プログラムは、ブラウザ内の情報配
   信スペースとその情報配信スペース内で展開される配信
   情報の表示制御機能を有しており、前記の情報配信スペ
   ースに情報が配信され表示されることを特徴とする情報
   配信表示システム。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の発明において、前記の
   情報配信表示プログラムは、ＷＥＢサイトに事前に記憶
   させた情報配信表示プログラムがワンクリック或いはダ
   ブルクリック等の利用者の自発的な行動によってダウン
   ロード配信されて利用者端末に備えられることを特徴と
   する、請求項１に記載の情報配信表示システム。
3. 【請求項３】 請求項１に記載の発明において、前記の
   情報配信表示プログラムは、ＣＤ−ＲＯＭその他の情報
   記憶媒体に格納され、インストールされて前記の利用者
   端末に備えられることを特徴とする、請求項１に記載の
   情報配信表示システム。
4. 【請求項４】 請求項１〜３に記載の発明において、前
   記画像情報は、アニメーションを含む動画及び静止画像
   情報であることを特徴とする、請求項１〜３のいずれか
   に記載の情報配信表示システム。
5. 【請求項５】 請求項１〜４に記載の発明において、前
   記文字情報及び画像情報は、あらかじめ複数のものが用
   意され、利用者の年齢や性別、地域などの属性や、利用
   者の使用するインターネットプロバイダー、利用者のド
   メインネーム、ＩＰアドレス、利用者のドメイン・タイ
   プ、無線通信又は有線通信の区別、無線通信の中継局、
   利用者の入力するＩＤなどの情報や使用ブラウザ・ソフ
   ト、使用ＯＳ、電子認証、その他の情報に応じ、前記文
   字情報及び画像情報の中からいずれかの情報が選択され
   て、利用者の端末に配信可能なことを特徴とする、請求
   項１〜４のいずれかに記載の情報配信表示システム。
6. 【請求項６】 請求項１〜５に記載の発明において、前
   記音声情報は、一つの文字情報又は画像情報に関連付け
   られてあらかじめ複数のものが用意され、利用者の年齢
   や性別、地域などの属性や、利用者の使用するインター
   ネットプロバイダー、利用者のドメインネーム、ＩＰア
   ドレス、利用者のドメイン・タイプ、無線通信又は有線
   通信の区別、無線通信の中継局、利用者の入力するＩＤ
   などの情報や使用ブラウザ・ソフト、使用ＯＳ、電子認
   証、その他の情報に応じ、前記音声情報の中からいずれ
   かの音声情報が選択されて、利用者の端末に配信可能な
   ことを特徴とする、請求項１〜５のいずれかに記載の情
   報配信表示システム。
7. 【請求項７】 請求項１〜６に記載の発明において、前
   記情報配信表示プログラムのダウンロードの際に１以上
   の複数のブラウザ及びツールバーが用意され、その各ブ
   ラウザ及びツールバー毎に配信される文字情報、画像情
   報、音声情報が事前に、利用者の年齢・性別・居住地域
   ・趣味嗜好等の属性に沿って区別されて構成され、前記
   ブラウザ及びツールバー内の情報送受信スペースで受信
   できる情報内容の選択を、利用者が表示されるブラウザ
   及びツールバー自体の選択と同時にできることを特徴と
   する、請求項１〜６のいずれかに記載の情報受信システ
   ム。
8. 【請求項８】 請求項１〜７に記載の発明において、前
   記情報配信表示プログラムのダウンロードの際に１以上
   の複数のブラウザ及びツールバーが用意され、そのブラ
   ウザ及びツールバー内に配信される最初若しくは配信途
   中で表示される、音声情報が事前に組み込まれた文字お
   よび画像情報自体が、利用者の年齢・性別・居住地域・
   趣味嗜好等の属性に沿って事前に区別されて構成された
   チャンネル機能を有することで、前記ブラウザ及びツー
   ルバー内の情報送受信スペースで受信できる情報内容の
   選択を、利用者がブラウザ及びツールバー内に表示され
   る文字情報、画像情報および利用者端末より配信される
   音声情報自体の選択と同時にできることを特徴とする、
   請求項１〜７のいずれかに記載の情報受信システム。
9. 【請求項９】 請求項１〜８に記載の発明において、情
   報配信表示プログラムのダウンロードの際に用意される
   複数のブラウザ及びツールバーにあって、その各ブラウ
   ザ及びツールバー毎に配信される文字情報、画像情報、
   音声情報を事前に、利用者の年齢・性別・居住地域・趣
   味嗜好等の属性に沿って区別して構成し、前記ブラウザ
   及びツールバー内の情報配信スペースに配信できる情報
   を、広告掲載主を始めとする情報の配信者がユーザーの
   年齢・性別・居住地域・趣味嗜好等の属性に合わせて、
   絞り込んだ情報として配信することが可能なことを特徴
   とする、請求項１〜８のいずれかに記載の情報配信表示
   システム。
10. 【請求項１０】 請求項１〜９に記載の発明において、
    前記の情報配信表示プログラムにより使用ＯＳのブラウ
    ザ内に情報配信スペースが作成されるアプリケーション
    ・プログラムは、電子メール・ソフト、チャット・プロ
    グラム、その他のネットワークに接続して情報の送受信
    を行うためのプログラムであることを特徴とする、請求
    項１〜９のいずれかに記載の情報配信表示システム。
11. 【請求項１１】 請求項１〜１０に記載の発明におい
    て、前記の情報配信スペースに情報が配信され表示され
    る情報は、利用者がブラウザ等のソフトを用いてネット
    ワークにアクセスする年月日、又は曜日、時間帯、天
    候、気温、湿度、降雨量、降雪量、地震の震度、あるい
    はこれらの組み合わせに応じて、配信される情報がリア
    ルタイム若しくは事前に制御されることを特徴とする、
    請求項１〜１０のいずれかに記載の情報配信表示システ
    ム。
12. 【請求項１２】 請求項１〜１１に記載の発明において
    インターネット・携帯電話等の端末からアクセスが可能
    なモバイルインターネットを含むコンピュータネットワ
    ークにおいて、ネットワークに接続するための利用者端
    末と、文字情報や画像情報、音声情報を利用者端末に配
    信し表示させるための情報配信手段を備える情報配信シ
    ステムにおいて、利用者端末に備えられるブラウザ内の
    上部、若しくは下部あるいは左右又は、左右両端、中央
    などの所定箇所に、操作機能を備える情報配信スペース
    が作成されて端末画面に表示される処理と、ブラウザ内
    の情報配信スペースとその情報配信スペース内で展開さ
    れる配信情報の表示制御機能により、前記の情報配信ス
    ペースに情報が配信され表示される処理を行う情報配信
    表示プログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能
    な情報記憶媒体。
13. 【請求項１３】 インターネット・携帯電話等の端末か
    らアクセスが可能なモバイルインターネットを含むコン
    ピュータネットワークにおいて、ネットワークに接続す
    るための利用者端末と、文字情報や画像情報、音声情報
    を利用者端末に配信し表示させるための情報配信手段を
    備える情報配信システムにおいて、情報配信表示プログ
    ラムにより、利用者端末に備えられるブラウザ内の上
    部、若しくは下部あるいは左右又は、左右両端、中央な
    どの所定箇所に、操作機能を備える情報配信スペースが
    生成されて端末画面に表示され、前記の情報配信表示プ
    ログラムは、ブラウザ内の情報配信スペースとその情報
    配信スペース内で展開される配信情報の表示制御機能を
    有しており、前記の情報配信スペースに情報が配信され
    表示されることを特徴とする情報配信表示方法。
14. 【請求項１４】 請求項１〜１１に記載の発明におい
    て、ブラウザ内の所定個所以外に、使用ＯＳのデスクト
    ップ自体の一部あるいは全画面に情報配信スペースが、
    前記１〜１３に記載の発明と同じプロセスを経て、組込
    まれ表示され、そのデスクトップ画面自体にて直接、文
    字情報や画像情報、音声情報が送受信されて、表示配信
    されることを特徴とする、請求項１〜１１のいずれかに
    記載の情報配信表示システム。
15. 【請求項１５】 請求項１〜１１又は１４に記載の発明
    によるプロセスを経て、ブラウザ内の所定個所以外に、
    使用ＯＳのデスクトップ自体の一部あるいは全画面に情
    報配信スペースが、組込まれ表示され、そのデスクトッ
    プ画面自体で直接、文字情報や画像情報、音声情報が送
    受信されて、表示配信されることを特徴とする情報配信
    表示方法。
16. 【請求項１６】 請求項１〜１１又は１４に記載の発明
    において、アイコンやボタン等のオペレーション機能が
    組み込まれた１以上の複数の表示文字情報や表示画像情
    報を、事前にプログラミングされた自動表示機能によ
    り、ユーザーの自発的な行動によらずに時間の経過と共
    に、前記表示文字情報や表示画像情報を順次異なるもの
    として表示して、ユーザーの自発的な行動ではなく時間
    の経過によって変化し続ける前記表示文字および表示画
    像に対するユーザーのワンクリック或いはダブルクリッ
    ク、或いはオンマウス、又はエンターキーの入力等、少
    数回の行動に反応して、予め前記表示文字情報及び画像
    情報に組み込まれた機能として、使用ＯＳのブラウザ上
    に掲載されるネットワーク上の所定のアドレスへの誘致
    やネットワーク上におかれたプログラムのダウンロー
    ド、或いは、アプリケーションソフト自体の起動、記憶
    媒体への保存プログラムやその他媒体への印刷プログラ
    ム等、アプリケーションソフトの各機能におけるオペレ
    ーションを実行することを特徴とする、請求項１〜１１
    又は１４のいずれかに記載の自動情報表示システム。
17. 【請求項１７】 請求項１３又は１５に記載の発明にお
    いて、アイコンやボタン等のオペレーション機能が組み
    込まれた１以上の複数の表示文字情報や表示画像情報
    を、事前にプログラミングされた自動表示機能により、
    ユーザーの自発的な行動によらずに時間の経過と共に、
    前記表示文字情報や表示画像情報を順次異なるものとし
    て表示して、ユーザーの自発的な行動ではなく時間の経
    過によって変化し続ける前記表示文字および表示画像に
    対するユーザーのワンクリック或いはダブルクリック、
    或いはオンマウス、又はエンターキーの入力等、少数回
    の行動に反応して、予め前記表示文字情報及び画像情報
    に組み込まれた機能として、使用ＯＳのブラウザ上に掲
    載されるネットワーク上の所定のアドレスへの誘致やネ
    ットワーク上におかれたプログラムのダウンロード、或
    いは、アプリケーションソフト自体の起動、記憶媒体へ
    の保存プログラムやその他媒体への印刷プログラム等、
    アプリケーションソフトの各機能におけるオペレーショ
    ンを実行することを特徴とする、請求項１３又は１５の
    いずれかに記載の情報の自動情報表示方法。
18. 【請求項１８】 請求項１〜１１又は１４又は１６に記
    載の発明において、アイコンやボタン等のオペレーショ
    ン機能が組み込まれた１以上の複数の表示文字情報や表
    示画像情報に対し、事前にプログラミングされた自動表
    示機能に加えて前記表示文字情報や表示画像情報に対応
    する音声情報を組み入れる事により、ユーザーの自発的
    な行動によらずに時間の経過と共に順次異なるものとし
    て表示される前記表示文字情報や表示画像情報が音声情
    報と共に配信され、ユーザーの自発的な行動ではなく時
    間の経過によって変化し続ける音声情報を含んだ前記表
    示文字および表示画像に対するユーザーのワンクリック
    或いはダブルクリック、或いはオンマウス、又はエンタ
    ーキーの入力等、少数回の行動に反応して、予め前記表
    示文字情報及び画像情報、音声情報に組み込まれた機能
    として、使用ＯＳのブラウザ上に掲載されるネットワー
    ク上の所定のアドレスへの誘致やネットワーク上におか
    れたプログラムのダウンロード、或いは、アプリケーシ
    ョンソフト自体の起動、記憶媒体への保存プログラムや
    その他媒体への印刷プログラム等、アプリケーションソ
    フトの各機能におけるオペレーションを実行することを
    特徴とする、請求項１〜１１又は１４又は１６のいずれ
    かに記載の情報の自動情報表示・自動配信システム。
19. 【請求項１９】 請求項１３又は１５又は１７に記載の
    発明において、アイコンやボタン等のオペレーション機
    能が組み込まれた１以上の複数の表示文字情報や表示画
    像情報に対し、事前にプログラミングされた自動表示機
    能に加えて前記表示文字情報や表示画像情報に対応する
    音声情報を組み入れる事により、ユーザーの自発的な行
    動によらずに時間の経過と共に順次異なるものとして表
    示される前記表示文字情報や表示画像情報が音声情報と
    共に配信され、ユーザーの自発的な行動ではなく時間の
    経過によって変化し続ける音声情報を含んだ前記表示文
    字および表示画像に対するユーザーのワンクリック或い
    はタブルクリック、或いはオンマウス、又はエンターキ
    ーの入力等、少数回の行動に反応して、予め前記表示文
    字情報及び画像情報、音声情報に組み込まれた機能とし
    て、使用ＯＳのブラウザ上に掲載されるネットワーク上
    の所定のアドレスへの誘致やネットワーク上におかれた
    プログラムのダウンロード、或いは、アプリケーション
    ソフト自体の起動、記憶媒体への保存プログラムやその
    他媒体への印刷プログラム等、アプリケーションソフト
    の各機能におけるオペレーションを実行することを特徴
    とする、請求項１３又は１５又は１７のいずれかに記載
    の情報の自動情報表示・自動配信方法。
20. 【請求項２０】 請求項１〜１１又は１４又は１６又は
    １８に記載の発明において、前記システムにはさらに、
    利用者が取り出す電子メール内に自動的に挿入される情
    報送受信プログラムが備えられ、前記文字情報、画像情
    報、又は音声情報は、電子メールに挿入されて送受信さ
    れることを特徴とする、請求項１〜１１又は１４又は１
    ６又は１８のいずれかに記載の情報送受信システム。
21. 【請求項２１】 請求項１〜１１又は１４又は１６又は
    １８又は２０に記載の発明において、前記システムは家
    庭内ネットワーク、企業内ＬＡＮ、企業間ネットワー
    ク、公共団体内などの閉じられたネットワーク内におい
    て実現されることを特徴とする、請求項１〜１１又は１
    ４又は１６又は１８又は２０のいずれかに記載の情報送
    受信システム。
22. 【請求項２２】 請求項１〜１１又は１４又は１６又は
    １８又は２０〜２１に記載の発明において、前記システ
    ムの利用者の端末は情報家電などの電気・電子機器に組
    み込まれた装置であることを特徴とする、請求項１〜１
    １又は１４又は１６又は１８又は２０〜２１のいずれか
    に記載の情報送受信システム。
23. 【請求項２３】 請求項１〜１１又は１４又は１６又は
    １８又は２０〜２２に記載の発明において、前記文字情
    報、画像情報、又は音声情報は、ブラウザ及びブラウザ
    内部の表示スペースにおけるアイコンやボタン等の表示
    情報に限定されず、使用ＯＳのデスクトップ画面、イン
    ストールされたアプリケーションの表示画面、ツールバ
    ー、タスクバー、或いはＷＥＢサイトやバナー上に表示
    されるアイコンやボタン等のオペレーション機能が事前
    に組み込まれた表示情報であることを特徴とする、請求
    項１〜１１又は１４又は１６又は１８又は２０〜２２の
    いずれかに記載の情報表示システム。
24. 【請求項２４】 請求項１〜１１又は１４又は１６又は
    １８又は２０〜２３に記載の発明において、前記文字情
    報、画像情報、又は音声情報を１又は複数表示、送受信
    するためのファイルは、ネットワーク上のいずれかの場
    所に保存され、又は利用者の端末に保存され、あるいは
    情報記憶媒体に記録されており、利用者の端末画面に表
    示されることを特徴とする、コンピュータ、携帯電話を
    含む携帯情報端末、情報家電、その他の情報機器のユー
    ザー・インターフェイス。