JP6175211B1 - 回転機械 - Google Patents

回転機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6175211B1
JP6175211B1 JP2017527832A JP2017527832A JP6175211B1 JP 6175211 B1 JP6175211 B1 JP 6175211B1 JP 2017527832 A JP2017527832 A JP 2017527832A JP 2017527832 A JP2017527832 A JP 2017527832A JP 6175211 B1 JP6175211 B1 JP 6175211B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
working fluid
impeller
casing
rotating shaft
supply line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017527832A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2018154674A1 (ja
Inventor
英樹 永尾
英樹 永尾
小林 雅博
雅博 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6175211B1 publication Critical patent/JP6175211B1/ja
Publication of JPWO2018154674A1 publication Critical patent/JPWO2018154674A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/056Bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/04Shafts or bearings, or assemblies thereof
    • F04D29/046Bearings
    • F04D29/048Bearings magnetic; electromagnetic
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/08Sealings
    • F04D29/10Shaft sealings
    • F04D29/102Shaft sealings especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/28Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/284Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/40Casings; Connections of working fluid
    • F04D29/42Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/4206Casings; Connections of working fluid for radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/58Cooling; Heating; Diminishing heat transfer
    • F04D29/5806Cooling the drive system
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/08Sealings
    • F04D29/16Sealings between pressure and suction sides
    • F04D29/161Sealings between pressure and suction sides especially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/162Sealings between pressure and suction sides especially adapted for elastic fluid pumps of a centrifugal flow wheel

Abstract

回転軸(12)を回転可能に支持するスラスト軸受(18)及びラジアル軸受(19,20)と、回転軸(12)を回転させる回転駆動部(15)と、回転軸(12)の軸線(O1)を中心に回転する1段目インペラ(26)と、ケーシング(11)と、1段目インペラ(26)の途中から圧縮途中の作動流体をケーシング(11)の外部に抽気する作動流体抽気部(34)と、作動流体抽気部(34)が抽気する圧縮途中の作動流体を回転駆動部(15)に供給する作動流体供給ライン(L4)と、を備える。

Description

本発明は、回転機械に関する。
回転機械のうちの1つとして、遠心圧縮機がある。遠心圧縮機は、回転軸と、インペラと、回転軸を回転させる回転駆動部と、回転軸、回インペラ、及び回転駆動部を収容するケーシングと、を有する。インペラは、回転軸に設けられており、回転軸とともに回転する。インペラは、流入口に導入された流体を圧縮し、圧縮した流体を流出口から吐出する。
特許文献1には、インペラにより圧縮が完了した作動流体を冷却用作動流体として用いることで、電気モータ(回転駆動部)を冷却する遠心圧縮機が開示されている。
特表2004−527693号公報
ところで、インペラにより圧縮が完了した作動流体(インペラの流出口から吐出された作動流体)は、圧縮されることで圧力が高くなるとともに、温度が高くなる。このため、インペラにより圧縮が完了した作動流体(以下、「圧縮完了作動流体」という)を冷却用作動流体として用いると、電気モータを冷却するために多くの量の圧縮完了作動流体が必要となる。したがって、電気モータ(回転駆動部)を効率良く冷却することが困難となる可能性があった。
そこで、本発明は、回転駆動部を効率良く冷却することの可能な回転機械を提供する。
本発明の第1の態様に係る回転機械は、回転軸を回転可能に支持する軸受と、前記回転軸を回転させる回転駆動部と、前記回転軸に設けられ、該回転軸の軸線を中心に回転し、内部を流通する作動流体を圧縮するインペラと、前記回転軸、前記軸受、前記回転駆動部、及び前記インペラを収容するケーシングと、前記インペラの途中から圧縮途中の前記作動流体を前記ケーシングの外部に抽気する作動流体抽気部と、前記作動流体抽気部が抽気した前記圧縮途中の作動流体を前記回転駆動部に供給する作動流体供給ラインと、を備え、前記インペラは、前記回転軸に固定されたディスク部と、該ディスク部の周方向に配置され、該ディスク部に対して立設された複数のブレード部と、該複数のブレード部を覆い、かつ前記ケーシングの内面と対向するシュラウド部と、を備えており、前記シュラウド部と前記ケーシングの内面との間には、前記インペラの流入口から流出口に向う方向に対して離間して配置された複数のシール部が設けられており、前記作動流体抽気部は、前記シュラウド部を貫通し、かつ互いに隣り合う2つの前記シール部の間に形成された隙間に到達する第1の貫通部と、前記ケーシングを貫通し、前記隙間に到達するとともに、前記作動流体供給ラインと接続された第2の貫通部と、を含む
このように、インペラの途中から圧縮途中の作動流体をケーシングの外部に抽気する作動流体抽気部と、抽気した圧縮途中の作動流体を回転駆動部に供給する作動流体供給ラインと、を有することで、インペラを通過した圧縮作動流体を用いる場合と比較して、作動流体の温度を低くすることが可能となる。これにより、回転駆動部の冷却に必要な作動流体の量を少なくして、効率良く回転駆動部を冷却することができる。
また、シュラウド部を貫通し、かつ互いに隣り合う2つのシール部間に形成された隙間に到達する第1の貫通部を有することで、圧縮途中の作動流体を隙間に抽気することが可能となる。また、ケーシングを貫通し、隙間に到達するとともに、作動流体供給ラインと接続された第2の貫通部を有することで、第1の貫通部が抽気した圧縮途中の作動流体をケーシングの外部に導出させることが可能となる。これにより、圧縮途中の作動流体を作動流体供給ライン内に導くことができる。
また、本発明の第2の態様に係る回転機械において、前記隙間の形状は、前記回転軸を囲むリング形状とされており、前記複数のブレード部は、前記シュラウド部と前記ディスク部との間の空間を前記回転軸の周方向に区画して複数の流路を形成し、前記第1の貫通部は、前記複数の流路に対してそれぞれ設けられていてもよい。
このように、隙間の形状をリング形状とし、複数の流路に対してそれぞれ1つの第1の貫通部を設けることで、各流路から圧縮途中の作動流体を均等に抽気することができ、インペラ内部での各流路での流れのばらつきを防止し性能の低下を抑制することができる。
また、本発明の第3の態様に係る回転機械において、回転軸を回転可能に支持する軸受と、前記回転軸を回転させる回転駆動部と、前記回転軸に設けられ、該回転軸の軸線を中心に回転し、内部を流通する作動流体を圧縮するインペラと、前記回転軸、前記軸受、前記回転駆動部、及び前記インペラを収容するケーシングと、前記インペラの途中から圧縮途中の前記作動流体を前記ケーシングの外部に抽気する作動流体抽気部と、前記作動流体抽気部が抽気した前記圧縮途中の作動流体を前記回転駆動部に供給する作動流体供給ラインと、を備え、前記インペラは、前記回転軸に固定されたディスク部と、該ディスク部の周方向に配置され、該ディスク部の第1の面に対して立設された複数のブレード部と、該複数のブレード部を覆い、かつ前記ケーシングの内面と対向するシュラウド部と、を備えており、前記インペラに対して、前記回転軸の軸線方向のディスク側に配置され、前記回転軸と前記ケーシングとの間に設けられた軸シール部材と、前記ディスク部と前記ケーシングとの間に設けられ、前記軸シール部材との間に空間を形成するシール部と、を有し、前記作動流体抽気部は、前記ディスク部を貫通し、かつ前記空間に到達する第1の貫通部と、前記ケーシングを貫通し、前記空間に到達するとともに、前記作動流体供給ラインと接続された第2の貫通部と、を含んでもよい。
このように、インペラの途中から圧縮途中の作動流体をケーシングの外部に抽気する作動流体抽気部と、抽気した圧縮途中の作動流体を回転駆動部に供給する作動流体供給ラインと、を有することで、インペラを通過した圧縮作動流体を用いる場合と比較して、作動流体の温度を低くすることが可能となる。これにより、回転駆動部の冷却に必要な作動流体の量を少なくして、効率良く回転駆動部を冷却することができる。
このように、ディスク部を貫通し、かつ軸シール部材とシール部との間に形成された空間に到達する第1の貫通部を有することで、圧縮途中の作動流体を隙間に抽気することが可能となる。また、ケーシングを貫通し、空間に到達するとともに、作動流体供給ラインと接続された第2の貫通部を有することで、第1の貫通部が抽気した圧縮途中の作動流体をケーシングの外部に導出させることが可能となる。これにより、圧縮途中の作動流体を作動流体供給ライン内に導くことができる。
また、本発明の第4の態様に係る回転機械において、前記空間の形状は、前記回転軸を囲むリング形状とされており、前記複数のブレード部は、前記回転軸の周方向に配置された複数の流路を区画しており、前記第1の貫通部は、前記複数の流路に対してそれぞれ設けられていてもよい。
このように、空間の形状をリング形状とし、複数の流路に対してそれぞれ1つの第1の貫通部を設けることで、各流路から圧縮途中の作動流体を均等に抽気することができ、インペラ内部での各流路での流れのばらつきを防止し性能の低下を抑制することができる。
また、本発明の第5の態様に係る回転機械において、前記インペラの流入口に前記作動流体を供給するインペラ用作動流体供給ラインと、前記インペラ用作動流体供給ラインと接続され、前記作動流体供給ラインが供給した前記圧縮途中の作動流体を回収し、前記インペラ用作動流体供給ラインを通じて、前記回転駆動部に供給された前記圧縮途中の作動流体を前記インペラの流入口に供給する作動流体回収ラインと、を有してもよい。
インペラの途中から抽気した圧縮途中の作動流体は、インペラにより圧縮が完了した圧縮作動流体と比較して、作動流体の温度が低くなるため、回転駆動部の冷却に必要な作動流体の量を少なくすることが可能となる。これにより、作動流体回収ラインが回収すべき作動流体の量は少なくなる。したがって、インペラが圧縮する作動流体の量を少なくすることが可能となるため、インペラの動力を小さくすることができる。
ところで、インペラの途中から圧縮途中の作動流体をケーシングの外部に抽気することで、使用された後の圧縮途中の作動流体の圧力が低下する。しかし、圧力が低下した状態の圧縮途中の作動流体の圧力は、インペラ用作動流体供給ラインにより供給される圧縮されていない作動流体の圧力よりも高い。よって、別途、昇圧装置を用いることなく、インペラ用作動流体供給ラインを介して、回収した圧縮途中の作動流体をインペラの流入口に供給することができる。
なお、圧縮途中の作動流体に替えて、圧縮されていない作動流体を用いることも考えられるが、この場合、使用後の圧縮されていない作動流体の圧力は、インペラ用作動流体供給ラインを流れる圧縮されていない作動流体の圧力よりも小さくなるため、別途、昇圧装置を設ける必要があり、コストが増加するため好ましくない。
また、本発明の第6の態様に係る回転機械において、前記インペラは、前記回転軸の軸線方向に複数設けられており、前記作動流体抽気部は、複数の前記インペラのうち、最初に作動流体を圧縮する1段目のインペラから圧縮途中の作動流体を抽気してもよい。
このように、回転軸の軸線方向に複数設けられたインペラのうち、最初に作動流体を圧縮する1段目のインペラから圧縮途中の作動流体を抽気することで、1段目以外のインペラから圧縮途中の作動流体を抽気する場合よりも作動流体の温度を低くすることが可能となる。これにより、回転駆動部の冷却に必要な作動流体の量を少なくして、効率良く回転駆動部を冷却することができる。
また、本発明の第7の態様に係る回転機械において、前記軸受は、作動流体軸受であり、前記作動流体供給ラインは、前記作動流体軸受に前記圧縮途中の作動流体を供給してもよい。
このように、作動流体軸受に圧縮途中の作動流体を供給する作動流体供給ラインを有することで、圧縮途中の作動流体を作動流体軸受の作動流体として利用することができる。
また、本発明の第8の態様に係る回転機械において、前記軸受は、磁気軸受であり、
前記作動流体供給ラインは、前記磁気軸受に前記圧縮途中の作動流体を供給してもよい。
このように、磁気軸受に圧縮途中の作動流体を供給する作動流体供給ラインを有することで、磁気軸受を冷却することができる。
本発明によれば、回転駆動部を効率良く冷却することの可能な回転機械を提供する。
本発明の第1の実施形態に係る回転機械の概略構成を模式的に示す断面図である。 図1に示す回転機械のうち、領域Aで囲んだ部分を拡大した断面図である。 図1に示す1段目インペラをディスク部側から平面視した図である。 本発明の第2の実施形態に係る回転機械の主要部を拡大した断面図である。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係る回転機械の概略構成を模式的に示す断面図である。図1において、Xは1段目インペラ26から2段目インペラ32に向かう方向、Xは2段目インペラ32から1段目インペラ26に向かう方向、X方向はスラスト方向(回転軸本体13の延在方向)、OはX方向に延在する回転軸12の軸線(以下、「軸線O」という)、G1は圧縮されていない作動流体、G2は2段圧縮作動流体をそれぞれ示している。
図2は、図1に示す回転機械のうち、領域Aで囲んだ部分を拡大した断面図である。図2において、図1に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。図3は、図1に示す1段目インペラをディスク部側から平面視した図である。図3において、図2に示す構造体と同一構成部分には同一符号を付す。
図1〜図3を参照して、第1の実施形態の回転機械10について説明する。回転機械10は、ケーシング11と、回転軸12と、回転駆動部15と、軸受支持部材16,17と、スラスト軸受18と、ラジアル軸受19,21と、軸シール部材23,24と、1段目インペラ26と、シール部27,28と、位置規制部材31,33と、2段目インペラ32と、作動流体抽気部34と、インペラ用作動流体供給ラインL1と、1段圧縮作動流体供給ラインL2と、2段圧縮作動流体供給ラインL3と、作動流体供給ラインL4と、作動流体回収ラインL5と、を有する。
ケーシング11は、回転軸12、回転駆動部15、軸受支持部材16,17、スラスト軸受18、ラジアル軸受19,21、軸シール部材23,24、1段目インペラ26、シール部27,28、位置規制部材31,33、及び2段目インペラ32を収容している。
ケーシング11は、第1のケーシング部36と、第2のケーシング部37,38と、第3のケーシング部41,42と、流路43,44と、を有する。
第1のケーシング部36は、両端が開放端とされた筒状の部材である。第1のケーシング部36は、X方向に延在している。第1のケーシング部36の一方の端には、第1のフランジ部36Aが設けられている。第1のケーシング部36の他方の端には、第2のフランジ部36Bが設けられている。
第2のケーシング部37は、第1のフランジ部36Aに固定されている。第2のケーシング部37の中央部には、回転軸本体13の一方の端部13A側が挿入される開口部37Aが設けられている。第2のケーシング部38は、第2のフランジ部36Bに固定されている。第2のケーシング部38の中央部には、回転軸本体13の他方の端部13B側が挿入される開口部38Aが設けられている。
第3のケーシング部41は、第1の作動流体導入部45と、支持部46と、を有する。第1の作動流体導入部45は、筒状とされた部材であり、X方向に延在している。第1の作動流体導入部45は、その内側に円柱形状とされた空間45Aを有する。
空間45Aには、インペラ用作動流体供給ラインL1を介して、圧縮されていない作動流体、作動流体回収ラインL5により回収された圧縮途中の作動流体、及びこれらの混合作動流体が供給される。第3のケーシング部41は、回転軸本体13の一方の端部13Aを第1の作動流体導入部45が収容可能な位置に設けられている。
支持部46は、第1の作動流体導入部45の他端に設けられている。支持部46の形状は、第1の作動流体導入部45の外側に広がるような形状とされている。支持部46の一部は、第2のケーシング部37と接触している。支持部46は、ボルト等により第2のケーシング部37に固定されている。
第3のケーシング部42は、第2の作動流体導入部48と、支持部49と、を有する。第2の作動流体導入部48は、筒状とされた部材であり、X方向に延在している。第2の作動流体導入部48は、その内側に円柱形状とされた空間48Aを有する。空間48Aには、1段目インペラ26で圧縮が完了した圧縮作動流体(以下「1段圧縮作動流体」という)が導入される。第3のケーシング部42は、回転軸本体13の他方の端部13Bを第2の作動流体導入部48が収容可能な位置に設けられている。
支持部49は、第2の作動流体導入部48の他端に設けられている。支持部49の形状は、第2の作動流体導入部48の外側に広がるような形状とされている。支持部49の一部は、第2のケーシング部38と接触している。支持部49は、ボルト等により第2のケーシング部38に固定されている。
流路43は、第2のケーシング部37と第3のケーシング部41との間に形成されている。流路43には、1段目インペラ26により圧縮が完了した1段圧縮作動流体が吐出される。流路43に吐出された1段圧縮作動流体は、1段圧縮作動流体供給ラインL2を介することで、空間48Aに供給される。
回転軸12は、回転軸本体13と、スラストカラー14と、を備える。回転軸本体13は、X方向に延在した状態でケーシング11内に収容されている。回転軸本体13の形状は、例えば、円柱形状とすることが可能である。回転軸本体13は、ラジアル軸受19,21により回転可能な状態で支持されている。回転軸本体13は、一方の端部13Aと、他方の端部13Bと、を有する。
一方の端部13Aは、1段目インペラ26が挿入される部分である。一方の端部13Aは、他方の端部13Bを除く回転軸本体13の他の部分よりも縮径されている。これにより、1段目インペラ26のX方向の位置を規制することが可能となる。
他方の端部13Bは、2段目インペラ32が挿入される部分である。他方の端部13Bは、一方の端部13Aを除く回転軸本体13の他の部分よりも縮径されている。これにより、2段目インペラ32のX方向の位置を規制することが可能となる。
スラストカラー14は、回転軸本体13のうち、一方の端部13A側に位置する部分の外周面13aに設けられている。スラストカラー14は、外周面13aに対して立設したリング形状とされた部材である。スラストカラー14は、回転軸本体13に対して一体に形成されている。
回転駆動部15は、ロータ51と、ステータ52と、を有する。ロータ51は、回転軸本体13の中央部の外周面13aに固定されている。ステータ52は、ロータ51と対向する第1のケーシング部36の内周面36aに設けられている。回転駆動部15は、ロータ51を回転させることで、ロータ51とともに回転軸本体13を回転させる。
軸受支持部材16は、回転軸本体13を囲むリング形状の部材であり、第1のケーシング部36内に収容されている。軸受支持部材16は、1段目インペラ26と回転駆動部15との間に配置されている。軸受支持部材16は、第1のケーシング部36の内側に固定されている。
軸受支持部材16は、リング状収容部16Aと、リング状切欠き部16Bと、を有する。リング状収容部16Aは、回転軸本体13の外周面13a側に設けられている。リング状収容部16Aは、スラストカラー14及びスラスト軸受18を収容している。
リング状切欠き部16Bは、回転軸本体13の外周面13a側に設けられている。リング状切欠き部16Bは、リング状収容部16Aと回転駆動部15との間に配置されている。リング状切欠き部16Bには、ラジアル軸受19が配置されている。
軸受支持部材17は、回転軸本体13を囲むリング状の部材であり、第1のケーシング部36内に収容されている。軸受支持部材17は、2段目インペラ32と回転駆動部15との間に配置されている。軸受支持部材17は、第1のケーシング部36の内側に固定されている。
スラスト軸受18は、スラストカラー14の両面(X方向に配置された2つの面)をX方向から挟み込むように配置されている。スラスト軸受18は、スラストカラー14を支持することで、X方向への回転軸12の位置の変位を抑制する。スラスト軸受18としては、例えば、磁気軸受、オイル軸受、作動流体軸受等を用いることが可能である。
ラジアル軸受19は、リング状切欠き部16Bに配置されている。ラジアル軸受21は、軸受支持部材17の内周面17aに設けられている。ラジアル軸受19は、回転軸本体13を回転可能に支持している。ラジアル軸受19,21としては、例えば、磁気軸受、オイル軸受、作動流体軸受等を用いることが可能である。
軸シール部材23は、第2のケーシング部37のうち、開口部37Aを区画する部分に設けられている。軸シール部材24は、第2のケーシング部38のうち、開口部38Aを区画する部分に設けられている。軸シール部材23,24は、回転軸本体13と第2のケーシング部37,38との間をシールするシャフトシールである。
1段目インペラ26は、ディスク部55と、複数のブレード部58と、シュラウド部57と、流路59と、を有する。
ディスク部55は、中央に貫通穴55Aが形成されている。貫通穴55Aには、回転軸本体13の一方の端部13Aが挿入されている。1段目インペラ26は、回転軸本体13の一方の端部13Aに配置されている。これにより、1段目インペラ26は、回転軸12が回転した際、回転軸12の軸線Oを中心に回転する。
ディスク部55は、湾曲面とされた第1の面55aと、第2の面55bと、を有する。第1の面55aは、複数のブレード部58が形成される面である。第2の面55bは、第1の面55aの反対側に配置された面である。第2の面55bの一部は、軸シール部材23と対向している。
複数のブレード部58は、ディスク部55の周方向に所定の間隔を空けた状態で、ディスク部55の第1の面55aに立設されている。複数のブレード部58は、回転軸12の周方向に配置された複数の流路59を区画している。
シュラウド部57は、ディスク部55との間に複数のブレード部58を挟み込むように、複数のブレード部58に設けられている。これにより、シュラウド部57は、複数のブレード部58を覆っている。X方向において、シュラウド部57と第3のケーシング部41との間には、回転する1段目インペラ26と第3のケーシング部41との接触を抑制するためのリング形状の隙間60が形成されている。
流路59は、ディスク部55、シュラウド部57、及び互いに隣り合う2つのブレード部58により区画されている。流路59は、ディスク部55の周方向に複数形成されている。流路59は、空間45A及び流路43と接続されている。
流路59の流入口には、圧縮されていない作動流体、作動流体回収ラインL5により回収された圧縮途中の作動流体、或いは、これらの混合作動流体が導入される。これらの作動流体は、回転する1段目インペラ26の流路59を通過することで圧縮される。圧縮された1段圧縮作動流体は、流路59の流出口を介して、流路43に吐出される。
シール部27は、シュラウド部57と第3のケーシング部41との間に形成された隙間60のうち、流路59の流入口側に位置する部分をシール可能な位置に設けられている。シール部27は、流路59の流入口側に存在する作動流体よりも圧力の高い1段圧縮作動流体が隙間60を通じて流路59の流入口側に流れることを抑制する。
シール部28は、隙間60のうち、流路59の流出口側に位置する部分をシール可能な位置に設けられている。シール部28は、シール部27との間に、リング形状の隙間62(隙間60の一部を構成する隙間)を区画している。シール部27,28は、1段目インペラ26の流入口から流出口に向う方向に対して離間した状態で設けられている。シール部27,28は、互いに隣り合う2つのシール部である。なお、シール部27,28としては、例えば、ラビリンスシール、ホールパターンシール、リーフシール、アブレイダブルシール等を用いることが可能である。
位置規制部材31は、1段目インペラ26から突出した回転軸本体13の一端に設けられている。位置規制部材31は、1段目インペラ26のX方向への移動を規制する。
2段目インペラ32は、先に説明した1段目インペラ26と同様な構成とされている。つまり、2段目インペラ32は、ディスク部55と、シュラウド部57と、複数のブレード部58と、流路59と、を有する。
2段目インペラ32は、貫通穴55Aに回転軸本体13の他方の端部13Bが挿入された状態で、回転軸本体13の他方の端部13Bに設けられている。これにより、2段目インペラ32は、回転軸12が回転した際、回転軸12の軸線Oを中心に回転する。
2段目インペラ32を構成する流路59の流入口には、ラインL2により1段圧縮作動流体が供給される。2段目インペラ32では、1段圧縮作動流体を圧縮することで、1段圧縮作動流体よりも温度が高く、かつ高圧な2段圧縮作動流体が生成される。2段圧縮作動流体は、2段目インペラ32を構成する流路59の流出口から流路44に吐出される。
位置規制部材33は、2段目インペラ32から突出した回転軸本体13の他端に設けられている。位置規制部材33は、2段目インペラ32のX方向への移動を規制する。
作動流体抽気部34は、第1の貫通部65と、第2の貫通部66と、を有する。第1の貫通部65は、互いに隣り合う位置に設けられた2つのブレード部58の間に位置するシュラウド部57を貫通している。第1の貫通部65は、一端が流路59の途中位置に連通し、他端が隙間62に到達している。これにより、第1の貫通部65は、流路59と隙間62とを連通させている。
第1の貫通部65は、1段目インペラ26が圧縮途中の作動流体を1段目インペラ26から抽気し、抽気した圧縮途中の作動流体を隙間62へと導く。これにより、隙間62の圧力(以下、「第3の圧力」という)は、シール部27の外側に形成された空間45Aの圧力(以下、「第1の圧力」という)と、シール部28の外側に形成された流路43の圧力(以下、「第2の圧力」という)と、の間の圧力となる。シール部28の外側に形成された隙間60及び流路43には、1段目インペラ26により圧縮が完了した作動流体が流れる。このため、第2の圧力は、第1の圧力よりも高くなる。
このように、リング形状とされた隙間62を区画する2つのシール部27,28と、1段目インペラ26から圧縮途中の作動流体を隙間62に抽気する第1の貫通部65と、を有することで、第1の圧力(低圧)とされた空間45Aと第2の圧力(高圧)とされた流路43との間に配置された隙間62の第3の圧力を第1の圧力と第2の圧力との間の圧力(中間圧)にすることが可能となる。
これにより、シール部27を挟んで第1の圧力(高圧)の領域と第3の圧力(中間圧)の領域とが配置され、シール部28を挟んで第2の圧力(高圧)の領域と第3の圧力(中間圧)の領域とが配置される。
したがって、シール部27のみで第1の圧力とされた領域と第2の圧力とされた領域との間をシールした場合と比較して、シール部27,28の両側の圧力差を小さくすることが可能となる。よって、シール部27,28のシール性能を高めることができる。
第1の貫通部65は、例えば、作動流体の流れ方向におけるブレード部58の中間位置に対応する部分に配置することが可能である。第1の貫通部65は、例えば、複数の流路59に対してそれぞれ設けるとよい。
このように、リング形状とされた隙間62に連通するように、複数の流路59に対してそれぞれ第1の貫通部65を設けることで、各流路59から圧縮途中の作動流体を抽気することができる。
流路59の流入口に供給された作動流体は、シュラウド部57の内面に近い側に多く流れ、圧縮される傾向がある。したがって、第1の貫通部65をシュラウド部57に設けることで、圧縮途中の作動流体を効率良く抽気することができる。
上述した第1の貫通部65としては、例えば、貫通孔を用いることが可能である。第1の貫通部65として所定方向に延在する貫通孔を用いる場合、貫通孔は、軸線Oに対して平行な方向に延在させてもよいし、軸線O方向に対して傾斜する方向(交差する方向)に延在させてもよい。
第2の貫通部66は、第3のケーシング部41を貫通するように設けられている。第2の貫通部66は、一端が隙間62に到達しており、他端が作動流体供給ラインL4と接続されている。第2の貫通部66は、第1の貫通部65が抽気した圧縮途中の作動流体を作動流体供給ラインL4に導入させる。
第2の貫通部66としては、例えば、貫通孔を用いることが可能である。第2の貫通部66として貫通孔を用いる場合、貫通孔の延在方向は、適宜設定することが可能である。第2の貫通部66の数は、目的に応じて適宜選択することが可能であるが、例えば、1つでもよい。
インペラ用作動流体供給ラインL1は、一端が圧縮されていない作動流体を供給する作動流体供給源(図示せず)と接続されており、他端が第1の作動流体導入部45と接続されている。インペラ用作動流体供給ラインL1は、作動流体供給源(図示せず)から供給された圧縮されていない作動流体(低温低圧の作動流体)を空間45Aに供給する。空間45Aに供給された作動流体は、1段目インペラ26により圧縮される。
1段圧縮作動流体供給ラインL2は、一端が流路43と接続されており、他端が第2の作動流体導入部48と接続されている。1段圧縮作動流体供給ラインL2は、流路43に吐出された1段圧縮作動流体を空間48A内に供給する。空間48Aに供給された1段圧縮作動流体は、2段目インペラ32によりさらに圧縮されて、高温高圧の2段圧縮作動流体となり、流路44に吐出される。
2段圧縮作動流体供給ラインL3は、一端が流路44と接続されており、他端が2段圧縮作動流体の使用先(図示せず)と接続されている。2段圧縮作動流体供給ラインL3は、流路44に吐出された2段圧縮作動流体を使用先に供給する。
作動流体供給ラインL4は、一端が第2の貫通部66と接続されており、他端側が複数に分岐されている。作動流体供給ラインL4は、スラスト軸受18、ラジアル軸受19,21、及び回転駆動部15に圧縮途中の作動流体を供給する。これにより、回転駆動部15は、圧縮途中の作動流体により冷却される。圧縮途中の作動流体は、1段圧縮作動流体よりも低圧で、かつ温度が低い作動流体である。
上述した作動流体抽気部34、及び作動流体供給ラインL4を有することで、1段目インペラ26による圧縮が完了した1段圧縮作動流体よりも低圧で、かつ温度の低い圧縮途中の作動流体を回転駆動部15の冷却用作動流体として利用することが可能となる。これにより、1段圧縮作動流体を用いた場合よりも回転駆動部15の冷却に必要な作動流体(圧縮途中の作動流体)の量を少なくすることが可能となるので、回転駆動部15を効率良く冷却することができる。
スラスト軸受18及びラジアル軸受19,21として、例えば、作動流体軸受を用いる場合、スラスト軸受18及びラジアル軸受19,21に圧縮途中の作動流体を供給することで、圧縮途中の作動流体を作動流体として用いることができる。
一方、スラスト軸受18及びラジアル軸受19,21として、例えば、磁気軸受やオイル軸受を用いる場合、圧縮途中の作動流体を用いて、スラスト軸受18及びラジアル軸受19,21を冷却することができる。
作動流体回収ラインL5は、一端側が複数に分岐されており、スラスト軸受18、ラジアル軸受19,21、及び回転駆動部15から冷却、或いは冷却及び作動流体として使用された圧縮途中の作動流体を回収する。
スラスト軸受18、ラジアル軸受19,21、及び回転駆動部15に供給された圧縮途中の作動流体は、冷却や作動流体として機能することで、僅かに圧力が低下する。しかし、圧力の低下が僅かであるため、圧力が低下した状態での圧縮途中の作動流体の圧力は、作動流体供給源(図示せず)から供給される作動流体(圧縮されていない作動流体)の圧力よりも高い。
作動流体回収ラインL5は、他端がインペラ用作動流体供給ラインL1と接続されている。作動流体回収ラインL5は、インペラ用作動流体供給ラインL1を介して、冷却や作動流体として機能することで、僅かに圧力が低下した圧縮途中の作動流体を空間45Aに供給する。上述したように、圧力が低下した状態での圧縮途中の作動流体の圧力は、作動流体供給源(図示せず)から供給される作動流体(圧縮されていない作動流体)の圧力よりも高くなる。
したがって、回収した圧縮途中の作動流体の圧力を作動流体供給源(図示せず)から供給される圧縮されていない作動流体の圧力よりも高くすることなく、インペラ用作動流体供給ラインL1に作動流体回収ラインL5を接続させだけで、回収した圧縮途中の作動流体を空間45Aに供給することが可能となる。これにより、別途、作動流体回収ラインL5に、回収した作動流体の圧力を高めるための昇圧装置を設ける必要がない。したがって、コストの増加を抑制した上で、回収した圧縮途中の作動流体を再利用することができる。
また、1段目インペラ26の途中から抽気した圧縮途中の作動流体は、1段目インペラ26により圧縮が完了した圧縮作動流体と比較して、作動流体の温度が低くなるため、回転駆動部15の冷却に必要な作動流体の量を少なくすることが可能となる。これにより、作動流体回収ラインL5が回収すべき作動流体の量は少なくなる。したがって、1段目インペラ26及び2段目インペラ32が圧縮する作動流体の量を少なくすることが可能となるため、1段目インペラ26及び2段目インペラ32の動力を小さくすることができる。
なお、圧縮途中の作動流体に替えて、圧縮されていない作動流体を用いて回転駆動部15を冷却することも考えられるが、この場合、回収後の圧縮されていない作動流体の圧力は、1段目インペラ26に供給された圧力よりも低くなる。
このため、作動流体供給ラインL5をインペラ用作動流体供給ラインL1と接続する場合、作動流体供給ラインL5に回収した作動流体の圧力を高める昇圧装置を別途設ける必要がある。したがって、圧縮されていない作動流体を回転駆動部15の冷却に使用することは、コストの増加に繋がるため、好ましくない。
第1の実施形態の回転機械によれば、リング形状の隙間62を区画するシール部27,28、及び作動流体供給ラインL4と、を備えることで、作動流体抽気部34が抽気した圧縮途中の作動流体(1段目インペラ26による圧縮が完了した1段圧縮作動流体よりも低圧で、かつ温度の低い作動流体)を、作動流体供給ラインL4を介して、回転駆動部15に供給して、冷却用作動流体として利用することが可能となる。これにより、1段圧縮作動流体を用いた場合よりも回転駆動部15の冷却に必要な作動流体の量を少なくすることが可能となるので、回転駆動部15を効率良く冷却することができる。
なお、第1の実施形態では、一例として、回転軸12の両端部にインペラを配置させた場合を例に挙げて説明したが、回転軸12の軸線O方向に複数のインペラを配置させた回転機械にも適用可能である。この場合、複数のインペラのうち、最初に作動流体を圧縮する1段目インペラ側に作動流体抽気部34を設ければよい。
また、第1の実施形態では、一例として、隙間60に2つのシール部27,28を配置させて隙間62を区画する場合を例に挙げて説明したが、例えば、隙間60に離間させた状態で、3つ以上のシール部を配置し、互いに隣り合うシール部の間に区画された各隙間から圧縮途中の作動流体を抽気可能なように、第1の貫通部を設けてもよい。
このような構成とすることで、1段圧縮作動流体の圧力よりも低く、かつ圧力の異なる複数の圧縮途中の作動流体を取得することが可能となるので、圧力の異なる複数の圧縮途中の作動流体を使用したい場合に有効である。
〔第2の実施形態〕
図4は、本発明の第2の実施形態に係る回転機械の主要部を拡大した断面図である。図4において、図1〜図3に示す構造体と同一構成部分には、同一符号を付す。
図4を参照して、第2の実施形態の回転機械70について説明する。第2の実施形態の回転機械70は、シール部28を設ける位置を変更し、作動流体抽気部34に替えて、作動流体抽気部74を有すること以外は、第1の実施形態の回転機械10と同様に構成されている。
シール部28は、ディスク部55のうち、第2の面55b側に位置する部分と第2のケーシング部37との間に設けられている。シール部28は、軸シール部材23との間にリング形状とされた空間72を区画している。
作動流体抽気部74は、第1の貫通部75と、第2の貫通部76と、を有する。第1の貫通部75は、ディスク部55のうち、圧縮途中の作動流体を抽気可能な位置を貫通するように設けられている。第1の貫通部75は、一端が流路59に連通しており、他端が空間72に連通している。
第1の貫通部75は、例えば、作動流体の流れ方向におけるブレード部58の中間位置に対応する部分に配置することが可能である。第1の貫通部75は、例えば、複数の流路59に対してそれぞれ設けるとよい。第1の貫通部75は、1段目インペラ26から圧縮途中の作動流体を抽気し、抽気した圧縮途中の作動流体を空間72へと導く。
第1の貫通部75としては、例えば、貫通孔を用いることが可能である。第1の貫通部75として所定方向に延在する貫通孔を用いる場合、貫通孔の延在方向は、軸線Oに対して平行な方向でもよいし、軸線Oに対して傾斜した方向(交差する方向)であってもよい。
第2の貫通部76は、第2のケーシング部37を貫通するように設けられている。第2の貫通部76は、一端が空間72と連通しており、他端が作動流体供給ラインL4と接続されている。第2の貫通部76は、空間72に抽気された圧縮途中の作動流体を作動流体供給ラインL4に供給する。第2の貫通部76としては、例えば、貫通経路(貫通流路)を用いることが可能である。
第2の実施形態の回転機械70によれば、リング形状の空間を区画するシール部28及び軸シール部材23と、第1及び第2の貫通部75,76を有する作動流体抽気部74と、第2の貫通部76と接続された作動流体供給ラインL4と、を備えることで、作動流体抽気部74が抽気した圧縮途中の作動流体(1段目インペラ26による圧縮が完了した1段圧縮作動流体よりも低圧で、かつ温度の低い作動流体)を、作動流体供給ラインL4を介して、回転駆動部15に供給して、冷却用作動流体として利用することが可能となる。これにより、1段圧縮作動流体を用いた場合よりも回転駆動部15の冷却に必要な作動流体の量を少なくすることが可能となるので、回転駆動部15を効率良く冷却することができる。
つまり、圧縮途中の作動流体は、第1の実施形態で説明したように、1段目インペラ26のシュラウド部57側から抽気してもよいし、第2の実施形態で節マイしたように、シュラウド部57の反対側に位置するディスク部55側から抽気してもよい。
なお、図4に示す第1及び第2の貫通部75,76の形状及び形成位置は、一例であって、図4に示す形状及び形成位置に限定されない。
また、第2の実施形態では、一例として、回転軸12の両端部にインペラを配置させた場合を例に挙げて説明したが、回転軸12の軸線O方向に複数のインペラを配置させた回転機械にも適用可能である。この場合、複数のインペラのうち、1段目インペラに作動流体抽気部74を設ければよい。
また、例えば、ディスク部55の第2の面55b側と第2のケーシング部37との間に、複数のシール部28を設け、互いに隣り合うシール部28の間に区画された各隙間に圧縮途中の作動流体を抽気可能なように第1の貫通部を設けてもよい。このような構成とすることで、1段圧縮作動流体の圧力よりも低く、かつ圧力の異なる複数の圧縮途中の作動流体を取得することが可能となるので、異なる複数の圧縮途中の作動流体を使用したい場合に有効である。
本発明の回転機械は、圧縮機やタービン等に適用可能である。
10,70 回転機械
11 ケーシング
12 回転軸
13 回転軸本体
13a 外周面
14 スラストカラー
18 スラスト軸受
13A 一方の端部
13B 他方の端部
15 回転駆動部
16,17 軸受支持部材
16A リング状収容部
16B リング状切欠き部
17a,36a 内周面
18 スラスト軸受
19,21 ラジアル軸受
23,24 軸シール部材
26 1段目インペラ
27,28 シール部
31,33 位置規制部材
32 2段目インペラ
34,74 作動流体抽気部
36 第1のケーシング部
36A 第1のフランジ部
36B 第2のフランジ部
37,38 第2のケーシング部
37A,38A 開口部
41,42 第3のケーシング部
43,44,59 流路
45 第1の作動流体導入部
45A,48A,72 空間
46,49 支持部
48 第2の作動流体導入部
51 ロータ
52 ステータ
55 ディスク部
55a 第1の面
55b 第2の面
55A 貫通穴
57 シュラウド部
58 ブレード部
60,62 隙間
65,75 第1の貫通部
66,76 第2の貫通部
A 領域
L1 インペラ用作動流体供給ライン
L2 1段圧縮作動流体供給ライン
L3 2段圧縮作動流体供給ライン
L4 作動流体供給ライン
L5 作動流体回収ライン
軸線
X,X,X 方向

Claims (8)

  1. 回転軸を回転可能に支持する軸受と、
    前記回転軸を回転させる回転駆動部と、
    前記回転軸に設けられ、該回転軸の軸線を中心に回転し、内部を流通する作動流体を圧縮するインペラと、
    前記回転軸、前記軸受、前記回転駆動部、及び前記インペラを収容するケーシングと、
    前記インペラの途中から圧縮途中の前記作動流体を前記ケーシングの外部に抽気する作動流体抽気部と、
    前記作動流体抽気部が抽気した前記圧縮途中の作動流体を前記回転駆動部に供給する作動流体供給ラインと、
    を備え、
    前記インペラは、前記回転軸に固定されたディスク部と、該ディスク部の周方向に配置され、該ディスク部に対して立設された複数のブレード部と、該複数のブレード部を覆い、かつ前記ケーシングの内面と対向するシュラウド部と、を備えており、
    前記シュラウド部と前記ケーシングの内面との間には、前記インペラの流入口から流出口に向う方向に対して離間して配置された複数のシール部が設けられており、
    前記作動流体抽気部は、前記シュラウド部を貫通し、かつ互いに隣り合う2つの前記シール部の間に形成された隙間に到達する第1の貫通部と、
    前記ケーシングを貫通し、前記隙間に到達するとともに、前記作動流体供給ラインと接続された第2の貫通部と、
    を含む回転機械。
  2. 前記隙間の形状は、前記回転軸を囲むリング形状とされており、
    前記複数のブレード部は、前記シュラウド部と前記ディスク部との間の空間を前記回転軸の周方向に区画して複数の流路を形成し、
    前記第1の貫通部は、前記複数の流路に対してそれぞれ設けられている請求項記載の回転機械。
  3. 回転軸を回転可能に支持する軸受と、
    前記回転軸を回転させる回転駆動部と、
    前記回転軸に設けられ、該回転軸の軸線を中心に回転し、内部を流通する作動流体を圧縮するインペラと、
    前記回転軸、前記軸受、前記回転駆動部、及び前記インペラを収容するケーシングと、
    前記インペラの途中から圧縮途中の前記作動流体を前記ケーシングの外部に抽気する作動流体抽気部と、
    前記作動流体抽気部が抽気した前記圧縮途中の作動流体を前記回転駆動部に供給する作動流体供給ラインと、
    を備え、
    前記インペラは、前記回転軸に固定されたディスク部と、該ディスク部の周方向に配置され、該ディスク部の第1の面に対して立設された複数のブレード部と、該複数のブレード部を覆い、かつ前記ケーシングの内面と対向するシュラウド部と、を備えており、
    前記インペラに対して、前記回転軸の軸線方向のディスク側に配置され、前記回転軸と前記ケーシングとの間に設けられた軸シール部材と、
    前記ディスク部と前記ケーシングとの間に設けられ、前記軸シール部材との間に空間を形成するシール部と、
    を有し、
    前記作動流体抽気部は、前記ディスク部を貫通し、かつ前記空間に到達する第1の貫通部と、
    前記ケーシングを貫通し、前記空間に到達するとともに、前記作動流体供給ラインと接続された第2の貫通部と、
    を含む回転機械。
  4. 前記空間の形状は、前記回転軸を囲むリング形状とされており、
    前記複数のブレード部は、前記回転軸の周方向に配置された複数の流路を区画しており、
    前記第1の貫通部は、前記複数の流路に対してそれぞれ設けられている請求項記載の回転機械。
  5. 前記インペラの流入口に前記作動流体を供給するインペラ用作動流体供給ラインと、
    前記インペラ用作動流体供給ラインと接続され、前記作動流体供給ラインが供給した前記圧縮途中の作動流体を回収し、前記インペラ用作動流体供給ラインを通じて、前記回転駆動部に供給された前記圧縮途中の作動流体を前記インペラの流入口に供給する作動流体回収ラインと、
    を有する請求項1ないし4のいずれか一項記載の回転機械。
  6. 前記インペラは、前記回転軸の軸線方向に複数設けられており、
    前記作動流体抽気部は、複数の前記インペラのうち、最初に作動流体を圧縮する1段目のインペラから圧縮途中の作動流体を抽気する請求項1ないしのいずれか一項記載の回転機械。
  7. 前記軸受は、作動流体軸受であり、
    前記作動流体供給ラインは、前記作動流体軸受に前記圧縮途中の作動流体を供給する請求項1からのいずれか一項記載の回転機械。
  8. 前記軸受は、磁気軸受であり、
    前記作動流体供給ラインは、前記磁気軸受に前記圧縮途中の作動流体を供給する請求項1からのいずれか一項記載の回転機械。
JP2017527832A 2017-02-23 2017-02-23 回転機械 Active JP6175211B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/006790 WO2018154674A1 (ja) 2017-02-23 2017-02-23 回転機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6175211B1 true JP6175211B1 (ja) 2017-08-02
JPWO2018154674A1 JPWO2018154674A1 (ja) 2019-02-28

Family

ID=59505308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017527832A Active JP6175211B1 (ja) 2017-02-23 2017-02-23 回転機械

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10808723B2 (ja)
EP (1) EP3569869B1 (ja)
JP (1) JP6175211B1 (ja)
WO (1) WO2018154674A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111295520A (zh) * 2017-10-30 2020-06-16 大金应用美国股份有限公司 具有密封轴承的离心压缩机
WO2022260208A1 (ko) * 2021-06-09 2022-12-15 엘지전자 주식회사 터보 압축기 및 이를 구비한 냉동사이클장치

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019087869A1 (ja) * 2017-11-01 2019-05-09 株式会社Ihi 遠心圧縮機
WO2019087868A1 (ja) 2017-11-01 2019-05-09 株式会社Ihi 遠心圧縮機
US11668324B2 (en) * 2019-08-02 2023-06-06 Hamilton Sundstrand Corporation Motor and bearing cooling paths and a transfer tube for another cooling channel
US11560900B2 (en) 2020-06-09 2023-01-24 Emerson Climate Technologies, Inc. Compressor driveshaft assembly and compressor including same
CN114135498A (zh) * 2021-12-16 2022-03-04 势加透博洁净动力如皋有限公司 一种具有轴向力平衡和冷却系统的离心式压缩机

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4516282Y1 (ja) * 1967-10-03 1970-07-07
JPH05223090A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Toshiba Corp ターボ圧縮機
JPH1113686A (ja) * 1997-06-26 1999-01-19 Daikin Ind Ltd ターボ機械
US20140371919A1 (en) * 2011-12-21 2014-12-18 Venus Systems Limited Centrifugal refrigerant vapour compressors

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2620123A (en) 1946-05-31 1952-12-02 Continental Aviat & Engineerin Cooling system for combustion gas turbines
FR1344950A (fr) 1962-09-04 1963-12-06 Snecma Pompe centrifuge à admission périphérique
US4981413A (en) 1989-04-27 1991-01-01 Ahlstrom Corporation Pump for and method of separating gas from a fluid to be pumped
US5123660A (en) * 1990-09-20 1992-06-23 Freudenberg-Nok General Partnership Extended life mechanical face seal assembly
NL1018212C2 (nl) 2001-06-05 2002-12-10 Siemens Demag Delaval Turbomac Compressoreenheid omvattende een centrifugaalcompressor en een elektromotor.
US7828511B1 (en) * 2008-03-18 2010-11-09 Florida Turbine Technologies, Inc. Axial tip turbine driven pump
US8834101B2 (en) * 2010-04-20 2014-09-16 Flowserve Management Company Mechanical seal for large pumps
US8935926B2 (en) 2010-10-28 2015-01-20 United Technologies Corporation Centrifugal compressor with bleed flow splitter for a gas turbine engine
JP2013148075A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 遠心式流体機械
JP5999943B2 (ja) 2012-03-22 2016-09-28 三菱重工業株式会社 多段遠心圧縮機及び多段遠心圧縮機の製造方法
ITFI20120124A1 (it) * 2012-06-19 2013-12-20 Nuovo Pignone Srl "centrifugal compressor impeller cooling"
US10330152B2 (en) * 2014-02-27 2019-06-25 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Floating bush bearing device and turbocharger provided with the bearing device
US9771938B2 (en) * 2014-03-11 2017-09-26 Peopleflo Manufacturing, Inc. Rotary device having a radial magnetic coupling
JP6284637B2 (ja) * 2014-07-02 2018-02-28 三菱重工業株式会社 コンプレッサ
JP6589217B2 (ja) * 2015-04-17 2019-10-16 三菱重工コンプレッサ株式会社 回転機械、回転機械の製造方法
BE1023309B1 (nl) * 2015-07-29 2017-01-31 Atlas Copco Airpower Naamloze Vennootschap Centrifugaal schoepenrad, centrifugale machine uitgerust met dergelijk schoepenrad en werkwijze voor het koelen van een centrifugale machine
US10876534B2 (en) * 2017-08-01 2020-12-29 Baker Hughes, A Ge Company, Llc Combined pump and motor with a stator forming a cavity which houses an impeller between upper and lower diffusers with the impeller having a circumferential magnet array extending upward and downward into diffuser annular clearances

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4516282Y1 (ja) * 1967-10-03 1970-07-07
JPH05223090A (ja) * 1992-02-12 1993-08-31 Toshiba Corp ターボ圧縮機
JPH1113686A (ja) * 1997-06-26 1999-01-19 Daikin Ind Ltd ターボ機械
US20140371919A1 (en) * 2011-12-21 2014-12-18 Venus Systems Limited Centrifugal refrigerant vapour compressors

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111295520A (zh) * 2017-10-30 2020-06-16 大金应用美国股份有限公司 具有密封轴承的离心压缩机
WO2022260208A1 (ko) * 2021-06-09 2022-12-15 엘지전자 주식회사 터보 압축기 및 이를 구비한 냉동사이클장치
KR20220166138A (ko) * 2021-06-09 2022-12-16 엘지전자 주식회사 터보 압축기
KR102577092B1 (ko) * 2021-06-09 2023-09-11 엘지전자 주식회사 터보 압축기

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2018154674A1 (ja) 2019-02-28
US10808723B2 (en) 2020-10-20
WO2018154674A1 (ja) 2018-08-30
US20200232479A1 (en) 2020-07-23
EP3569869A4 (en) 2020-01-15
EP3569869B1 (en) 2021-03-17
EP3569869A1 (en) 2019-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6175211B1 (ja) 回転機械
US10030672B2 (en) Method and system for cooling a motor-compressor with a closed-loop cooling circuit
JP5491455B2 (ja) コンプレッサおよびその冷却方法
RU2600195C2 (ru) Осевое уплотнение вала
JP5937268B2 (ja) 圧縮機段におけるガス除去手段を備えた多段ラジアル圧縮機ユニット
CN104948478A (zh) 具有形成扩散器的壁的热屏蔽的电动机驱动的压缩机
CN104520592B (zh) 离心压缩机叶轮冷却
RU2705319C2 (ru) Узел турбины газотурбинного двигателя летательного аппарата
JP2012007592A (ja) シール装置及びこれを備えた流体機械
ITCO20110029A1 (it) Girante centrifuga e turbomacchina
CA2926814A1 (en) Sealing clearance control in turbomachines
EP3329127B1 (en) Motorcompressor, and method to improve the efficency of a motorcompressor
WO2016051835A1 (ja) 遠心圧縮機
WO2016038661A1 (ja) 回転機械
RU2458253C1 (ru) Центробежный компрессорный агрегат
US10808725B2 (en) Turbomachine and method of operating a turbomachine
JP5999943B2 (ja) 多段遠心圧縮機及び多段遠心圧縮機の製造方法
WO2019049398A1 (ja) 多段遠心流体機械
CN111365254A (zh) 用于优化内部空间的压缩机
JP6655712B2 (ja) 回転機械
JP6258733B2 (ja) 軸流機
JP5010518B2 (ja) 軸受箱シール構造
KR102386646B1 (ko) 터보 압축기
EP2680407A1 (en) Electric machine
RU2175408C1 (ru) Моноблочный центробежный электронасос

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170523

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170524

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170523

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170523

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6175211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150