JP6173674B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発光素子が直線状管体に収められた照明装置に関する。
直線状管体を供えた照明装置としては、従来から直管形蛍光ランプが知られているが、長寿命化、省エネルギ化の観点から、LED(Light Emitting Diode)や有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)等の発光素子が直線状管体に収められた照明装置が提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特許第4897840号公報
特許文献1に記載の照明装置では、LEDの放熱のための金属製の支持手段を透光性を有する筐体に密着可能となるように形成するため、作業性が悪くなる恐れがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、放熱効率に優れるとともに、作業性が向上する照明装置を提供することである。
ランプカバーとヒートシンクとを有する直線状管体と発光素子と、前記発光素子を搭載した複数の基板と、その基板を支持している前記ヒートシンクと、前記発光素子と前記複数の基板と前記ヒートシンクと、を覆う管形状の前記ランプカバーとを有している直管形照明装置において、前記ヒートシンクが、前記基板の裏側面に接する接触板と、発光素子で発生した熱を放出する放熱板と、接触板と放熱板に接し、発光素子で発生した熱を接触板から放熱板へ伝える複数の伝熱板とを有し、前記複数の伝熱板は互いに略平行で、それぞれ接触板と略直角に接続しており、前記放熱板は円弧状に湾曲した面を有しており、前記複数の伝熱板と、前記接触板とで、略箱型の断面形状をなしており、前記ランプカバーは、該ランプカバーの内部壁面に該ランプカバーと一体に形成されると共に、該ランプカバーの長手方向に沿い、かつ前記発
光素子の発光方向に対する両側面に設けられる当接部と、前記発光素子の非発光方向側の面に設けられる凸部と、を有し、前記ヒートシンクは、前記放熱板における前記湾曲した面が前記凸部に接触可能に形成され、前記当接部と前記凸部との間に配置され、前記接触板の両端部が折れ曲がり、前記基板の両端部を支持し、前記当接部の下端の高さを前記接触板の上端の高さより高くすることで、前記接触板の両端部の折れ曲がりと前記ランプカバーとの間にスペースを形成し、前記接触板の上端の高さは前記直線状管体の外径の1/3以上、2/3以下であることを特徴としている。
本発明によれば、放熱効率に優れるとともに、作業性が向上する照明装置を提供できる。
(a)は本発明の実施形態に係る照明装置の底面図であり、(b)は配線カバーを外した照明装置の底面図であり、(c)はランプカバーを透視した照明装置の底面図である。 (a)は、本発明の実施形態に係る照明装置の一部を拡大しランプカバーを透視した底面図であり、(b)は照明装置の基板上に設けられる基板上コネクタと、基板間配線の両端に接続される配線側コネクタとの接続方法を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る照明装置の給電側のダミー口金(配線カバーを外した状態)の周辺を拡大して透視した拡大図である。 図3のA−A方向の矢視断面図である。 図3のB−B方向の矢視断面図である。 ランプカバーとヒートシンクそれぞれの断面図である。 ランプカバーがヒートシンクに挿入する前の状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る照明装置が、既設器具に設けられた兼用ソケットに係止され、給電ケーブルが給電側のダミー口金に設けられた溝内に収められ、照明装置(の装置側コネクタ)に電源側コネクタが接続されていない状態を示す模式図である。 図7Aに示した状態から、さらに照明装置(の装置側コネクタ)に電源側コネクタが接続した状態を示す模式図である。 図7Bに示した状態から、さらに配線カバーを取り付けた状態を示す模式図である。 図7Cの配線カバーの位置で照明装置を切断した断面図である。 本発明の実施形態に係る照明装置を2灯搭載する既設器具の模式図(その1)である。 本発明の実施形態に係る照明装置を2灯搭載する既設器具の模式図(その2)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図1(a)に、本発明の実施形態に係る照明装置1の底面図を示す。通常、照明装置1は、建物の天井等の人間の目の高さよりも高い位置に設置され、人間からは照明装置1の底面が見えていることになる。したがって、図1(a)では、通常、人間から見える面の底面側を記載している。図1(a)に示すように、照明装置1は、照明光が放射される直線状管体4と、直線状管体4の両端を塞ぐ一対の有底円筒部2c、3aとを有している。有底円筒部3aの底面には、係止部3bが設けられ、有底円筒部3aと係止部3bとでダミー口金(非給電側)3が構成されている。有底円筒部2cの底面には、係止部2dが設けられ、有底円筒部2cと係止部2dと配線カバー2aとでダミー口金(給電側)2が構成されている。ダミー口金(給電側)2の係止部2dと、ダミー口金(非給電側)3の係止部3bとによって、従来の直管蛍光ランプを取り付け可能な既設器具に、取り付け可能になっている。
図1(b)に、ダミー口金(給電側)2から配線カバー2a(図1(a)参照)を外した状態の照明装置1の底面図を示す。装置側コネクタ6は、ダミー口金(給電側)2の有底円筒部2cの側部に設けられている。装置側コネクタ6には、給電端子6a、6bが設けられ、外部の電源から電力を供給する電源側コネクタが接続される。詳細は後記するが、電源側コネクタは、装置側コネクタ6に、有底円筒部2cの径方向から差し込んで接続することができる。ダミー口金(給電側)2の有底円筒部2cの側部に周方向に沿って、溝5a、5bが設けられている。溝5a、5bは、装置側コネクタ6の両側に設けられている。
図1(c)に、直線状管体4のランプカバー13を透視した状態の照明装置1の底面図を示す。直線状管体4の底面側には、ランプカバー13が設けられている。ランプカバー13は、照明光を透過させる。その照明光は、LEDや有機エレクトロルミネッセンス等の発光素子8から放射される。なお、本実施形態の例では、発光素子8として、LEDを用いている。発光素子8は、複数(図1(c)の例では4枚)の基板7(71、72、73、74)の表面に設けられている。複数の基板7(71、72、73、74)は、ヒートシンク14に支持され、直線状管体4の長手方向に沿って一列に配列されている。複数の基板7(71、72、73、74)は、下面視(底面図に対応させている)で、直線状管体4の長手方向に沿って長辺を有する長方形をしており、互いに隣接する基板7(71、72、73、74)の長方形の短辺同士が対向している。複数の基板7(71、72、73、74)のそれぞれには、複数の発光素子8と、発光素子8に接続する基板上コネクタ9(91、92、93、94、95、96)とが設けられている。基板上コネクタ9(91、92、93、94、95、96)は、前記短辺の近傍に設けられている。隣り合う基板7(71、72、73、74)の基板上コネクタ9(91、92、93、94)は、基板間配線10a、10bで接続されている。これにより、複数の基板7(71、72、73、74)上の複数の発光素子8全てを、直列又は並列又はそれらを組み合わせた接続形態に接続することができる。基板7(71)の基板上コネクタ9(95、96)は、装置側コネクタ6の給電端子6a、6bと、基板コネクタ間配線11a、11bによって接続されている。これにより、複数の基板7(71)さらには、基板7(72、73、74)上の発光素子8全てを、装置側コネクタ6に接続することができる。
図2(a)に、本発明の実施形態に係る照明装置1の一部を拡大しランプカバー13を透視した底面図を示す。図2(a)と図1(c)に示すように、複数の発光素子8の大半は、基板7(71、72、73、74)の長方形の長手方向に沿った中心軸上に中心がくるように配置されている。ただ、例外的に、基板上コネクタ9(91、92、93、94)の近傍(側方)に設けられた発光素子8(81、82、83、84)は、その中心軸の一直線上からずれている。具体的には、図2(a)に示すように、基板上コネクタ91と93が、基板間配線10aで接続されている。基板上コネクタ91と93は、発光素子81、83に対して同じ側(図2(a)の例では上側)に配置されている。その発光素子81、83の中心は、基板7(71、72)の長方形の長手方向に沿った中心軸の一直線上からずれて、図2(a)の例ではその中心軸の下側に配置されている。一方、基板上コネクタ92と94は、基板間配線10bで接続されている。基板上コネクタ92と94は、発光素子82、84に対して同じ側(図2(a)の例では下側)に配置されている。その発光素子82、84の中心は、基板7(71、72)の長方形の長手方向に沿った中心軸の一直線上からずれて、図2(a)の例ではその中心軸の上側に配置されている。長手方向の中心軸を挟んで対向に配置された一対の基板上コネクタ91と92、及び、93と94は長手方向に配置がずらしてある。さらに、基板7(72、73)の両端近傍部にそれぞれ設けた基板上コネクタ91と93、及び92と94の配置は、それぞれ対になる基板上コネクタ91と92、93と94のずらしている配置が長手方向に対して同じ方向で略同じ位置関係となるように配置している。前記のように配置することで、基板7(71、72、73、74)の短辺を長くすることなく、ヒートシンク14(基板7(71、72、73、74)の端面(長辺))から基板上コネクタ9(91、92、93、94)までの距離を所定値以上に確保でき、かつ、発光素子8(81、82、83、84)から基板上コネクタ9(91、92、93、94)までの距離を所定値以上に確保できる。
図2(b)に、基板上コネクタ9(91、92、93、94)と、基板間配線10b(10a)の接続方法を示す。基板間配線10a、10bの両端には、配線側コネクタ10cが接続されている。この配線側コネクタ10cを、基板上コネクタ9(91、92、93、94)の開口9aに差し込み基板上コネクタ9の長手方向(矢印方向)にスライドさせることで、基板上コネクタ9(91、92、93、94)と、基板間配線10a、10bとは、接続される。これにより、基板7(71、72、73、74)同士の電気的な接続を、簡便かつ迅速に行うことができる。なお、基板上コネクタ9(91、92、93、94)の長手方向は、基板7(71、72、73、74)の長方形の長手方向と平行になっている。
図3に、配線カバー2a(図1(a)参照)を外した状態の給電側のダミー口金2の周辺を、拡大かつ透視して示す。図3と図1(c)に示すように、複数の発光素子8の大半は、基板7(71)の長方形の長手方向に沿った中心軸上に中心がくるように配置されている。ただ、例外的に、基板上コネクタ9(95)の近傍(側方)に設けられた発光素子8(85)は、その中心軸の一直線上からずれている。具体的には、図3に示すように、基板上コネクタ95と、装置側コネクタ6の給電端子6bが、基板コネクタ間配線11bで接続されている。発光素子85の中心は、基板7(71)の長方形の長手方向に沿った中心軸の一直線上からずれて、図3の例ではその中心軸の上側に配置されている。前記のように配置することで、基板7(71)の短辺を長くすることなく、ヒートシンク14(基板7(71)の端面(長辺))から基板上コネクタ9(95)までの距離を所定値以上に確保でき、かつ、発光素子8(85)から基板上コネクタ9(95)までの距離を所定値以上に確保できる。
また、基板上コネクタ96と、装置側コネクタ6の給電端子6aが、基板コネクタ間配線11aで接続されている。基板上コネクタ9(95、96)と、基板コネクタ間配線11b(11a)の接続方法は、図2(b)に示した基板上コネクタ9(91、92、93、94)と、基板間配線10b(10a)の接続方法と同様に、基板コネクタ間配線11b(11a)の一端に接続された配線側コネクタ10cを、基板上コネクタ9(95、96)の開口9aに差し込み基板上コネクタ9(95)の長手方向にスライドさせる。これにより、装置側コネクタ6と基板7(71)の電気的な接続を、簡便かつ迅速に行うことができる。なお、基板上コネクタ9(95)の長手方向は、基板7(71)の長方形の長手方向と平行になっている。一方、基板上コネクタ9(96)の長手方向は、基板7(71)の長方形の長手方向と平行になっておらず傾いている。更には、直角になってもよく、直角を超えて傾いてもよい。より好ましくは、基板コネクタ9(96)の挿入するスライド方向が図3に指名しているように、装置側コネクタ6に対向し、なおかつ、基板の長手方向に対して外向きの方向に傾く方向に設けることで、装置側コネクタ6から接続されたコネクタ間配線11aの挿入がより容易にすることができる。基板上コネクタ9(96)は、基板上コネクタ9(95)や、発光素子8(85)よりも、基板7(71)の長方形の短辺の近くに配置されている。基板7(71、72、73、74)の配置される直線状管体4の内部空間と、装置側コネクタ6の配置される空間とは、隔壁12で仕切られている。このため、基板コネクタ間配線11a、11bは、隔壁12の周辺部に設けられた配線ガイド孔12a、12b内を通されている。基板上コネクタ9(96)の長手方向は、基板7(71)の長方形の長手方向と平行になっておらず傾いているので、基板コネクタ間配線11aを無理に曲げることなく基板上コネクタ9(96)に接続することができる。また、この傾いていることで、発光素子8(85)を基板7(71)の長方形の短辺に近づけて配置でき、発光素子8の基板7(71)上に配置できる範囲を広げることができる。
図4に、図3のA−A方向の矢視断面図を示す。装置側コネクタ6は、天地方向の地面方向を向けて設けられている。装置側コネクタ6は、ダミー口金最外周面2bより内側に配置されている。装置側コネクタ6の両側に、溝5a、5bが設けられている。溝5a、5bの溝底面5cは、径方向の外側方向に凸に湾曲している。溝5a、5bの深さは、装置側コネクタ6から離れるほど浅くなっている。溝5a、5bそれぞれの一端は、装置側コネクタ6の近傍に配置され、溝5a、5bのそれぞれの他端は、ダミー口金最外周面2b(有底円筒部2cの側部)上の天井側に達し、その天井側において互いに対向している。
図5に、図3のB−B方向の矢視断面図を示す。直線状管体4は、天地方向における地面側に設けられるランプカバー13と、天井側に設けられるヒートシンク14とを有している。直線状管体4内には、発光素子8が表面側に設けられた基板7が配置されている。基板7は、表面側を下にした状態で、ヒートシンク14に支持されている。ランプカバー13は、発光素子8が発した照明光を、一部を反射、散乱させながら透過させ、外部に均一に分散させて照射する。ランプカバー13には、地面側に円弧状に湾曲した面を有する円弧部13cと、円弧部13cの両端に設けられヒートシンク14の鉤部14gの先端部に当接する当接部13bと、円弧部13cにおける当接部13bの間に設けられヒートシンク14の伝熱板14cの外側に当接する凸部13aと、が形成されている。
又、ランプカバー13は発光素子8が発した照射光を外部に照射させればよい。ランプカバー13の透明度を上げる(より透明にする)と、ランプとしての光束が上がる。反対に、ランプカバー13の透明度を下げると照射範囲が広がる。本実施例において、凸部13aは、図5における天地方向の天井側に2本設けられている。2本の凸部13aは、ランプカバー13の一方の開口端部から他方の開口端部まで間隔W1を保ちながら設けられている。ヒートシンク14は、ランプカバー13内において、凸部13aと当接部13bと接触し、保持されている。隣り合う接触箇所の間隔が均等であれば保持の状態におけるガタつきの抑制と安定性の向上の効果を奏する。凸部13aは、断面が略半円形状であるがこの限りではなく、ヒートシンク14の円弧部13cの湾曲した面に沿うような形状としても良い。
ヒートシンク14は、基板7の裏面側に設けられている。ヒートシンク14は、基板7の裏面の全面に接する接触板14aと、外気に露出し発光素子8で発生した熱を外気に放出する放熱板14bと、接触板14aと放熱板14bに接し、発光素子8で発生した熱を接触板14aから放熱板14bへ伝える複数の伝熱板14c、14d、14eとを有している。接触板14aの両端部は折れ曲がり、基板7の両端部を支持している。放熱板14bは、天地方向の天井側に円弧状に湾曲した面を有している。この面には、複数の尾根(溝)が周方向に連なったような凹凸が形成され、外気への露出面積を大きくし放熱効率を高めている。複数の伝熱板14c、14d、14eは、互いに平行で、それぞれ、接触板14aと直角に接続している。接触板14aと、放熱板14bと、伝熱板14c、14dとにより、断面が略箱型の筒形状を構成しているので、直線状管体4の軸方向のたわみを抑えることができる。そして、この筒形状の内側に設けられた伝熱板14eは、梁として機能し、直線状管体4の軸方向のたわみをさらに抑えることができる。伝熱板14eには、湾曲した補強部14fが設けられ、直線状管体4の軸方向のたわみをさらに抑えることができる。ただし、複数の伝熱板14c、14d、14eと、接触板14aとは、たわみを抑えるように接続されていれば、直角でなくても良い。
放熱板14bの両端には、前記鉤部14gが設けられている。
また、当接部13bの下端の高さH2は、接触板14aの上端の高さH3より高くなっている(H2>H3)。そして、伝熱板14c、14dの突部14h付近の一部は、円弧部13cの一部と対向している。これらにより、この伝熱板14c、14dの突部14h付近の一部と、円弧部13cの一部とで挟まれたスペース15が生じている。このスペース15によって、照明光は天地方向の天井方向寄りの方向にも照射可能になっている。そして、この照射の傾向は、接触板14aの上端の高さH3を低くする、すなわち、基板7の高さを低くする(地の方に近づける)ことで、強くすることができるが、発光素子8がランプカバー13に近接しすぎると、ランプカバー13で十分な光の拡散効果が得られず、発光素子8の一つ一つの光が強調されるため、従来の蛍光管のように前面が光るのではなく、粒々の光り方になってしまう。したがって、直線状管体4内における基板7の高さを調節することで、照明光の照射強度のプロファイルを所望のプロファイルに変更することができるが、室内を明るく感じさせる天井方向への光と、ランプカバー13の光り方を好適にするためには、接触板14aの上端の高さH3が直管外径の1/3以上、もしくは2/3以下であることが望ましい。接触板14aの上端の高さH3が直管外径の1/3以上、もしくは2/3以下とすると、室内を明るく感じさせる天井方向への光と、ランプカバー13の光り方を好適にすることができるという効果を奏する。
また、伝熱板14c、14dの突部14h付近の一部と、円弧部13cの一部とで挟まれたスペース15も天井方向への光の広がりにおける重要な因子であり、好適な天井方向への光の広がりを得るためのスペース15を構成するためには、伝熱板14c、14dの高さと、接触板14aの幅寸法の比率が、1:3から1:1の間であることが望ましい。伝熱板14c、14dの高さと、接触板14aの幅寸法の比率が、1:3から1:1の間とすると、好適な天井方向への光の広がりを得るためのスペース15を構成することができるという効果を奏する。
図6Aに、ランプカバー13とヒートシンク14それぞれの断面図を示す。図6Bに、ランプカバー13をヒートシンク14に挿入する前の状態を示す。
ランプカバー13をヒートシンク14に挿入する手順は以下の通りである。図6Bに記載のように、凸部13aがある側を下向きとし、凸部13aにヒートシンク14を乗せ、当接部13bが鉤部14gに添うように軸方向にスライドさせる。当接部13bは、挿入時はランプカバー13にヒートシンク14をバランス良く挿入する効果を奏し、挿入後はランプカバー13内におけるヒートシンク14の天地方向を固定する効果を奏する。凸部13aは、ランプカバー13内にヒートシンク14を挿入する際に挿入しやすくし、作業性を向上させる効果を奏する。また、凸部13aを設けることによりランプカバー13とヒートシンク14との接触面積が小さくなるため、ランプカバー13をヒートシンク14を挿入する時などに、ランプカバー13内部の接触する面が削られる形となって生ずる粉末の量を軽減する効果を奏する。また、凸部13aと当接部13bとにより挿入後はランプカバー13とヒートシンク14とのガタつきの抑制と安定性の向上の効果を奏する。なお、本実施例では凸部13は直線状に2本設けるよう記載されているが、作業性が向上すれば良く凸部13の形状、本数はこの限りでない。凸部13aの本数が多くなると、ガタつき防止効果が向上する。なお、本実施例では2本の凸部13aは、ランプカバー13の一方の開口端部から他方の開口端部まで設けられているがこの限りでない。ランプカバー13内にヒートシンク14を挿入する際の作業性工場であれば、少なくともランプカバー13の一方の開口端部近傍にのみ設けられていても効果を奏する。
このように、直線状管体内4に設けられた発光素子8と、前記発光素子8を搭載した複数の基板7と、その基板7を支持しているヒートシンク14と、発光面側に設けられるランプカバー13を有し、ヒートシンク14とランプカバー13の組合せにより直線状管体4を構成している直管形照明装置1において、ヒートシンク14の両端に第1鉤部14gが設けられ、ヒートシンク14に設けられた伝熱板14c、14dと第1鉤部14gとの間に設けられた空間部に、ヒートシンク14とランプカバー13が係止されていることで、放熱効率に優れ、なおかつ、ヒートシンク14と、ランプカバー13との係合組立を容易になすことができ、かつ、前記ランプカバー13の外れを防止するという効果を奏する。
図7Aに、本発明の実施形態に係る照明装置1を、直管形蛍光ランプと兼用の既設器具22(トラフ形)に設けられた兼用ソケット16に係止した状態を示す。兼用ソケット16は、天板17に取り付けられている。天板17の兼用ソケット16の照明装置1側には、天板孔17aが設けられている。天板孔17aには、外部の電源から電力を供給する給電ケーブル18が通されている。天板孔17aは、溝5bの直上の近傍に設けられている。給電ケーブル18は、溝5bを通して、給電端子6a、6b(装置側コネクタ6)の直下に導かれる。給電端子6a、6b(装置側コネクタ6)は、天板17には面しない(対向しない)側に設けられている。給電ケーブル18には電源側コネクタ19が接続されている。電源側コネクタ19を、給電端子6a、6b(装置側コネクタ6)の近傍に導くことができる。
次に、図7Aから図7Bへの推移として示すように、電源側コネクタ19が、給電端子6a、6b(装置側コネクタ6)に接続される。給電端子6a、6b(装置側コネクタ6)が、天板17には面しない(対向しない)側に設けられているので、電源側コネクタ19を容易に接続することができる。
最後に、図7Cに示すように、配線カバー2aがダミー口金(給電側)の本体に取り付けられる。配線カバー2aにより、電源側コネクタ19は完全に隠されている。また、給電ケーブル18も照明装置1の直下から見る限り完全に隠すことができ、照明装置1の斜め下から見た場合でも、給電ケーブル18の上部の一部がのぞくだけで、スッキリとした美観を保つことができる。
図8に、図7Cの配線カバー2aの位置で照明装置1を切断した断面図を示す。給電ケーブル18は、溝5bを通しているが、給電ケーブル18aのように、溝5aを通すこともできる。
図9Aに、本発明の実施形態に係る照明装置1(1a、1b)を2灯搭載する既設器具20の模式図を示す。既設器具20は、いわゆる逆富士形の既設器具である。既設器具20が、天井23に取り付けられている。既設器具20の中央部が端部に比べて下がっているので、既設器具20の中央部側に給電ケーブル18を配置することで、既設器具20の端部側に給電ケーブル18を配置するよりも、給電ケーブル18を目立たなくすることができる。すなわち、照明装置1(1a)では、溝5aに給電ケーブル18を通し、照明装置1(1b)では、溝5bに給電ケーブル18を通すことで、給電ケーブル18を目立たなくでき、スッキリとした美観を保つことができる。
図9Bに、本発明の実施形態に係る照明装置1(1a、1b)を2灯搭載する既設器具21の模式図を示す。既設器具21は、いわゆる傘を有する既設器具である。既設器具21は、天井23に取り付けられている。既設器具21の端部には傘は取り付けられ、傘が天板(天井)17から下がってきている。このため、既設器具21の端部側に給電ケーブル18を配置することで、既設器具21の中央部側に給電ケーブル18を配置するよりも、給電ケーブル18を目立たなくすることができる。すなわち、照明装置1(1a)では、溝5bに給電ケーブル18を通し、照明装置1(1b)では、溝5aに給電ケーブル18を通すことで、給電ケーブル18を目立たなくでき、スッキリとした美観を保つことができる。
1 照明装置
2 ダミー口金(給電側)
2a 配線カバー
2b ダミー口金最外周面
2c、3a 有底円筒部
2d、3b 係止部
3 ダミー口金(非給電側)
4 直線状管体
5a、5b 溝
5c 溝底面
6 装置側コネクタ(オスコネクタ)
6a、6b 給電端子
7、71、72、73、74 基板
8 発光素子(LED)
9、91、92、93、94、95、96 基板上コネクタ
10a、10b 基板間配線
10c 配線側コネクタ
11a、11b 基板コネクタ間配線
12 隔壁
12a、12b 配線ガイド孔
13 ランプカバー
13a 凸部
13b 当接部
13c 円弧部
14 ヒートシンク
14a 接触板
14b 放熱板
14c、14d、14e 伝熱板
14f 増強部
14g 鉤部
14h 突部
15 スペース
16 兼用ソケット
17 天板
17a 天板孔
18 給電ケーブル
19 電源側コネクタ(メスコネクタ)
20、21、22 既設器具
23 天井

Claims (1)

  1. ランプカバーとヒートシンクとを有する直線状管体と発光素子と、前記発光素子を搭載した複数の基板と、その基板を支持している前記ヒートシンクと、前記発光素子と前記複数の基板と前記ヒートシンクと、を覆う管形状の前記ランプカバーとを有している直管形照明装置において、
    前記ヒートシンクが、前記基板の裏側面に接する接触板と、発光素子で発生した熱を放出する放熱板と、接触板と放熱板に接し、発光素子で発生した熱を接触板から放熱板へ伝える複数の伝熱板とを有し、前記複数の伝熱板は互いに略平行で、それぞれ接触板と略直角に接続しており、
    前記放熱板は円弧状に湾曲した面を有しており、前記複数の伝熱板と、前記接触板とで、略箱型の断面形状をなしており、
    前記ランプカバーは、該ランプカバーの内部壁面に該ランプカバーと一体に形成されると共に、該ランプカバーの長手方向に沿い、かつ前記発光素子の発光方向に対する両側面に設けられる当接部と、前記発光素子の非発光方向側の面に設けられる凸部と、を有し、
    前記ヒートシンクは、前記放熱板における前記湾曲した面が前記凸部に接触可能に形成
    され、前記当接部と前記凸部との間に配置され、
    前記接触板の両端部が折れ曲がり、前記基板の両端部を支持し、
    前記当接部の下端の高さを前記接触板の上端の高さより高くすることで、前記接触板の両端部の折れ曲がりと前記ランプカバーとの間にスペースを形成し、
    前記接触板の上端の高さは前記直線状管体の外径の1/3以上、2/3以下であることを特徴とする直管形照明装置。
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