JP6173378B2 - 地図制御装置、地図制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
なお、本発明によれば、受信部を1つだけ設けることにより、複数の受信部を設けた場合と比較して、データ送受信量を抑制することが可能となっている。
まず、地物オブジェクト30について説明する。地物オブジェクト30は、地物を示すデータであり、本実施形態での地物とは天然と人工にかかわらず、地上にあるすべての物の概念を示し、具体的には河・山・植物・橋・鉄道・建築物・行政界など、実世界に存在するもの地図を構成するあらゆる要素を示している。原則として、地物オブジェクト30は1つの地物ごとに設けられており、ベクタ地図データ60から生成されるオブジェクトである。従って、地物オブジェクト30は、例えば道路ポリライン、建物ポリゴン、及び注記テキストなどとして表示される。
地物オブジェクト30は、地物ID、属性、及び座標を含んで構成される。このうち、地物IDは、地物オブジェクト30を一意的に識別可能な識別子である。属性は、地物に関する情報であって、例えば地物の種類(例えばコンビニエンスストア、道路、交差点など)、地物が道路であれば道路の幅員(例えば3mなど)、地物が建物であれば建物の階数(例えば5階など)など、その地物に特有の情報なども含まれる。なお、属性は文字列であってもよいし、バイナリデータであってもよい。例えば、「コンビニエンスストア」を「0x01」で示し、「24時間営業」を「0x02」などと予め定めておくことで、どのような属性であるかを示すことができる。さらに、地図オブジェクト30は、複数の属性を持つことができる。例えば、1つめの属性として、「コンビニエンスストア」、2つ目の属性として「24時間営業」を持つことができる。
座標は、地物オブジェクト30の地図上での位置を示す座標である。この座標は2つ以上持つことができるようにしてもよい。例えば、平面図が長方形となっている建物の場合には、長方形の4つの頂点の座標を地物オブジェクト30の座標として持つことができる。
次に地物グループ40について説明する。地物グループ40は、地図レイヤ内の地物オブジェクト30を、その属性により分類したもので、地物オブジェクト30は予めグループ化されている。例えば、建物ポリゴンで構成される地物グループ40や、コンビニエンスストアで構成される地物グループ40がある。
このように、地物オブジェクト30をグループ化することにより、地物オブジェクト30の表示態様を変化させる場合には、地物オブジェクト30の対象が地物グループ40に属するものに限定できるため、地図内に存在する全ての地物オブジェクト30を対象とする場合と比較して、処理負荷を軽減することができる。
ここで状態変化情報について説明する。図2(B)は、状態変化情報のデータ構造を示す図である。図2(B)に示されるように、状態変化情報は、イベントタイプ、イベントデータ、及びイベントIDを含んで構成される。
ユーザの操作によるイベントタイプは、地図画面または地物オブジェクト30に対して、クリック、ダブルクリック、及び長押しなどの操作が行われた際に発生する状態変化を示す。
また、地物オブジェクト30が変化したことによるイベントタイプは、地物オブジェクト30のスタイルが変化、地物オブジェクト30の形状が変化、地物オブジェクト30の属性が変化、及び地物オブジェクト30が追加されたときなどに発生する変化を示す。
なお、図示していないが、地図が表示されたことや、地図上での時刻が変化したことや、地物オブジェクト30が削除されたことを示すイベントタイプもある。
このように、状態が変化した緯度経度や、その地物オブジェクト30をデータとすることで、変化した緯度経度や地物オブジェクト30から、ある距離内に位置する地物オブジェクト30を変化させることができるようになっている。
このイベントIDの目的は同一の状態変化情報による状態の変化を再び地物オブジェクト30に適用しないようにするためである。例えば、イベントID(A)を含む状態変化情報を発行した表示変化部20が、イベントID(A)を含む状態変化情報を受信した場合には、この状態変化情報による状態の変化を既に地物オブジェクト30に適用しているため、この状態変化情報による状態の変化を再び地物オブジェクト30に適用しない。
また、表示変化部20は、表示されている地図で定められたふるまい定義(後述)に応じて動的に生成されるもので、例えば最初に地図が表示された際や、地図がユーザによりスクロールされた場合など、新たな地図が表示される際に生成される。
この表示変化部20は、ふるまい定義データ70に示されるふるまい定義に従って動作する。このふるまい定義データについて説明する。
ふるまいIDは、ふるまい定義データを一意的に識別可能な識別子である。イベントタイプは、表示変化部20が処理を開始するイベントタイプを示している。例えば、ふるまい定義データのイベントタイプがAとなっている表示変化部20は、Bのイベントタイプに対しては処理を開始しない。また、ふるまい定義データは、イベントタイプを複数持つことができる。例えば、イベントタイプとしてA、Bを持つ場合、表示変化部20は、A、Bのいずれのイベントタイプの場合にも処理を開始する。
次の起動条件は、最小縮尺分母、最大縮尺分母、データ種別、及び形状タイプの4つに関する条件である。まず、最小縮尺分母に関する条件は、現在の地図画面の縮尺と比較する条件で、現在の地図画面の縮尺が最小縮尺分母以上であれば条件に適合したこととなる。
最大縮尺分母に関する条件は、現在の地図画面の縮尺と比較する条件で、現在の地図画面の縮尺が最大縮尺分母以下であれば条件に適合したこととなる。
データ種別に関する条件は、イベントデータと比較する条件で、イベントデータが地物またはジオメトリを示すデータであれば条件に適合したこととなる。
形状タイプに関する条件は、イベントデータと比較する条件で、イベントデータの形状タイプが地物の場合には、ポイント、ポリライン、及びポリゴンのうちのいずれかであれば条件に適合したこととなる。イベントデータの形状タイプがジオメトリの場合には、マーカー、ポリライン、ポリゴン、円、楕円、及びテキストのうちのいずれかであれば条件に適合したこととなる。
次の地物オブジェクト変化設定は、抽出された地物オブジェクト30の表示態様をどのように変化させるかを示す設定データである。
図3(A)において、表示管理部10は、イベント受信部11、イベント発行部12、イベントリスナ登録部13を含んで構成される。このうち、イベント受信部11は、表示変化部20などから、状態変化情報を受信する。上述したように、状態変化情報は、地図において発生した状態の変化を示すものであることから、表示変化部20が発行するものだけではなく、例えば上述したユーザによる操作によっても発行される。こうして発行された状態変化情報をイベント受信部11が受信し、イベント発行部12に渡す。
具体的に説明すると、1つではなく例えば複数の表示変化部20の各々に対応させてイベント受信部11を複数設けた場合、各々の表示変化部20から、各々のイベント受信部11に状態変化情報が渡されることとなり、状態変化情報のデータ量が増大することとなる。そのため、本実施形態ではイベント受信部11を1つだけ設けることにより、複数のイベント受信部11を設けた場合と比較してデータ送受信量を抑制することが可能となっている。
また、イベント発行部12は、イベント受信部11から新たに渡された状態変化情報のイベントタイプが、プールしている状態変化情報のイベントタイプに一致するが、イベントデータが異なる場合(すなわち、イベントタイプが同一、イベントデータが異なる)には、イベント受信部11から新たに渡された方の状態変化情報のイベントデータを、プールしている状態変化情報のイベントデータに統合する。この場合、状態変化情報には、イベントデータが複数含まれることとなる。
この場合、プールされている状態変化情報に新たにBを統合することで、A、Bの「地物オブジェクトのスタイルが変化」したことを1つの状態変化情報にまとめることができる。これにより、データが異なる同一イベントタイプの状態変化情報が大量に発生することを回避することができる。
イベントリスナ登録部13は、状態変化情報に含まれるイベントタイプが、ふるまい定義で定義されたイベントタイプに一致する表示変化部20に、イベント発行部12から渡された状態変化情報のイベントデータを渡す。例えばイベントタイプがAであれば、Aのイベントタイプがふるまい定義で定義されている表示変化部にイベントデータを渡す。
これにより、イベントデータが渡された表示変化部20による処理が開始される。上述したように、表示変化部20は、ふるまい定義に従って設けられているため、イベントタイプを渡す必要はなく、イベントデータを渡すようになっている。また、イベントIDが状態変化情報に含まれている場合には、イベントデータとイベントIDも渡される。
図3(B)において、表示変化部20は、イベント受信部21、起動条件判定部22、地物抽出部23、地物反応部24、イベント発行部25を含んで構成される。このうち、イベント受信部21は、イベントリスナ登録部13から渡されたイベントデータを、起動条件判定部22に渡す。
地物抽出部23は、まず表示変化部20に登録されている地物グループ40に属する全ての地物オブジェクト30を取得する。そして、地物抽出部23は、取得した地物オブジェクト30を、ふるまい定義を参照して、まず地物グループ収集条件により地物グループ40を収集し、次いで収集された地物グループ40の中から地物オブジェクト抽出条件に適合する地物オブジェクト30を抽出する。地物グループ収集条件に適合する地物グループ40を収集する収集処理や、地物オブジェクト抽出条件に適合する地物オブジェクト30を抽出する抽出処理は、予めライブラリとして提供されているが、他の収集処理や抽出処理を組み込むことも可能である。従って、ユーザの趣向に応じた収集や抽出が可能である。また、複数の地物グループ収集条件、または複数の地物オブジェクト抽出条件を用いた収集や抽出も可能である。例えば、地物グループ収集条件Aかつ地物グループ収集条件BというAND条件やOR条件などの各条件で収集することができる。
この場合の抽出方法の一例について説明する。地物グループ40に属するコンビニエンスストアを示す地物オブジェクト30の座標(図2(A)参照、4つの座標が示されているとする)から重心を求め、これを(α、β)とする。
そして、道路が、直線ax+by+c=0で近似されているものとする。
このとき、|aα+bβ+c|≦d(a2+b2)1/2を満たすコンビニエンスストアを示す地物オブジェクト30を抽出する。この例の場合、距離で抽出しているが、ピクセルサイズでも抽出可能である。
さらに、地図における時刻でも抽出できる。例えば、地図における時刻が指定された時刻の範囲内である場合に、グループ内の全ての地物を抽出したり、地物オブジェクト30ごとに設定された時刻(例えば、お店の開店時刻や閉店時刻)が、指定された時刻の範囲内である場合に、該当する地物オブジェクト30を抽出することができる。
地物反応部24は、取得したイベントタイプが、上述した伝播イベントタイプのいずれかを示す場合に、取得されたイベントタイプと、当該イベントタイプに対応するイベントデータと、イベントIDとをイベント発行部25に渡す。例えば、建物の地物オブジェクト30が強調表示に変化した場合には、地物反応部24は、この建物の地物オブジェクト30をイベントデータとし、「地物オブジェクトのスタイルが変化」をイベントタイプとしてイベント発行部25に渡す。一方、伝播イベントタイプ以外のイベントタイプを取得した場合には、以降の処理を行うことなく表示変化部20における処理を終了する。
以上説明した表示管理部10と表示変化部20で行われる処理手順を、フローチャートを用いて説明する。
プールされた状態変化情報にイベントタイプが同一の状態変化情報がない場合には(ステップS102;NO)、イベント発行部12は、受信した状態変化情報をプールして(ステップS103)、この状態変化情報をプールする所定期間を計測するためのタイマをセットして(ステップS104)、本処理を終了する。
プールされた状態変化情報にイベントデータが同一の状態変化情報がない場合には(ステップS105;NO)、イベント発行部12は、受信した状態変化情報のイベントデータを、プールされている状態変化情報のイベントデータに統合して(ステップS106)、本処理を終了する。
一方、プールされた状態変化情報にイベントデータが同一の状態変化情報がある場合には(ステップS105;YES)、イベント発行部12は、受信した状態変化情報を破棄して(ステップS107)、本処理を終了する。
タイムアウトとなっていない場合には(ステップS108;NO)、ステップS101に戻る。タイムアウトとなった場合には(ステップS108;YES)、イベント発行部12は、イベントリスナ登録部13にタイムアウトとなった状態変化情報を渡す。
イベントリスナ登録部13は、状態変化情報に含まれるイベントタイプが、ふるまい定義で定義されたイベントタイプに一致する表示変化部20にイベントデータを渡して(ステップS109)、本処理を終了する。なお、イベントIDが状態変化情報に含まれている場合には、イベントデータととともにイベントIDも渡される。
イベントIDが渡されていない場合には(ステップS202;NO)、イベント受信部21は、ステップS204に進む。イベントIDも渡された場合には(ステップS202;YES)、イベント受信部21は、渡されたイベントIDと同一のイベントIDが、イベント発行部25が状態変化情報を発行した際に記憶したイベントIDに存在するか否か判定する(ステップS203)。
同一のイベントIDが、記憶したイベントIDに存在しない場合には(ステップS203;NO)、イベント受信部21は、ステップS204に進む。
起動条件に適合している場合には(ステップS204;YES)、地物抽出部23は、地物グループ40から全ての地物オブジェクト30を取得する(ステップS205)。そして、地物抽出部23は、取得した全ての地物オブジェクト30から、ふるまい定義を参照して、まず地物グループ収集条件により地物グループ40を収集し、次いで収集された地物グループ40の中から地物オブジェクト抽出条件に適合する地物オブジェクト30を抽出する(ステップS206)。
1つ以上地物オブジェクト30が抽出された場合には(ステップS207;YES)、地物反応部24は、地物抽出部23により抽出された地物オブジェクト30に対し、状態の変化を適用することで(ステップS208)、地物オブジェクト30は、ふるまい定義の地物オブジェクト変化設定に従って変化する。
地物反応部24が伝播イベントタイプを取得した場合には(ステップS209;YES)、イベント発行部25は、イベントIDを含む状態変化情報を発行するとともに、当該イベントIDを記憶し(ステップS210)、表示管理部10に渡して(ステップS211)、本処理を終了する。
図6、7は、表示態様の変化の一例を示す図である。ここでの説明を、図1における表示変化部20−1、20−2を用いて説明する。表示変化部20−1はふるまい定義Aに従って表示態様を変化させるものとし、表示変化部20−2はふるまい定義Bに従って表示態様を変化させるものとする。この例の場合、ふるまい定義A、Bの起動条件(最小縮尺分母など)は適合しているものとする。
ふるまいID:「1」
イベントタイプ:「地物オブジェクトが追加」
地物グループの抽出条件:「建物ポリゴンの地物オブジェクトで構成されるグループ」
起動条件:(適合)
地物オブジェクト抽出条件:「道路から一定距離以内で、属性が「コンビニエンスストア」を示す地物オブジェクト」
地物オブジェクト変化設定:「強調表示」
ふるまいID:「2」
イベントタイプ:「地物オブジェクトのスタイルが変化」
地物グループの抽出条件1:「属性が「交差点ポリゴン」の地物オブジェクトで構成されるグループ」
地物グループの抽出条件2:「属性が「幅員が3m」以上を示す地物オブジェクトで構成されるグループ」
起動条件:(適合)
地物オブジェクト抽出条件:「コンビニエンスストアから一定距離以内の交差点を示す地物オブジェクト」
地物オブジェクト変化設定:「交差点の名称及び画像を表示」
この例の場合、状態変化情報がプールされていないものとすると、受信した状態変化情報がプールされ(ステップS103)、タイマがセットされ(ステップS104)、タイムアウトになると(ステップS108;YES)、表示変化部20−1のふるまい定義のイベントタイプが「地物オブジェクトが追加」であることから、この状態変化情報のイベントデータが表示変化部20−1に渡される(ステップS109)。状態変化情報にはイベントIDが含まれていないものとする。
そして、地物反応部24は、抽出されたコンビニエンスストアに状態の変化を適用させることで、図7(A)に示されるように、地物オブジェクト変化設定「強調表示」に従って、コンビニエンスストア53、54が強調表示される(ステップS208)。
そして、イベント発行部25は、状態変化情報を表示管理部10に渡すことで、当該状態変化情報を表示管理部10が受信する(ステップS101;YES)。ここでのイベントIDを20−1としておく。
表示変化部20−2の起動条件判定部22は、起動条件に適合しているか否か判定する。この例では上述したように起動条件に適合している(ステップS204;YES)。
次いで収集された「幅員が3m以上の交差点ポリゴンの地物オブジェクトで構成されるグループ」の中から、地物オブジェクト抽出条件「コンビニエンスストアから一定距離以内の交差点を示す地物オブジェクト」に適合する地物オブジェクト30を抽出する(ステップS206)。ここでのコンビニエンスストアは、イベントデータに示されているので、コンビニエンスストア53、54から一定距離以内の交差点を示す地物オブジェクト」に適合する地物オブジェクト30が抽出される。この例では1件抽出されたとする(ステップS207;YES)。
さらに、ユーザの趣向に応じた収集や抽出が可能であることから、ユーザが必要な情報が自動的に表示されることとなるため、ユーザにとって必要な情報を効率的に表示できる。
また、伝播させるイベントタイプは、「地物オブジェクトのスタイルが変化」、「地物オブジェクトの形状が変化」、及び「地物オブジェクトの属性が変化」であったが、これに限らず、ユーザの操作によるイベントタイプなどを伝播させるようにしてもよい。
11,21 イベント受信部
12,25 イベント発行部
13 イベントリスナ登録部
22 起動条件判定部
23 地物抽出部
24 地物反応部
60 ベクタ地図データ
70 ふるまい定義データ
80 記憶部
100 地図制御装置
Claims (5)
- 地物に関する情報である属性を含む地物オブジェクトで構成された地図において発生した状態の変化を示す状態変化情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記状態変化情報に示される状態の変化を、前記地物オブジェクトの前記属性に応じて適用することで、前記地物オブジェクトの表示態様を変化させる変化部と、
前記変化部により前記状態変化情報に示される状態の変化が適用された前記地物オブジェクトにより生じた新たな状態の変化を示す状態変化情報を発行するイベント発行部と、
を有し、
前記受信部は、前記イベント発行部により発行された前記状態変化情報を受信することを特徴とする地図制御装置。 - 前記変化部により前記状態変化情報に示される状態の変化を適用させる前記地物オブジェクトは予めグループ化されており、前記変化部はグループに属する前記地物オブジェクトから抽出された前記地物オブジェクトの表示態様を変化させることを特徴とする請求項1記載の地図制御装置。
- 前記新たな状態の変化を示す状態変化情報は、当該状態変化情報を一意的に識別可能な識別子を含むとともに、前記変化部は当該識別子を記憶し、前記受信部により受信された前記状態変化情報に含まれる前記識別子のうち、記憶している前記識別子と一致する前記識別子の数が予め定められた数以内の場合に、前記状態の変化を前記地物オブジェクトに適用することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の地図制御装置。
- 地図制御装置における地図制御方法であって、
地図制御装置の受信部が、地物に関する情報である属性を含む地物オブジェクトで構成された地図において発生した状態の変化を示す状態変化情報を受信する受信ステップと、
地図制御装置の変化部が、前記受信ステップにより受信された前記状態変化情報に示される状態の変化を、前記地物オブジェクトの前記属性に応じて前記地物オブジェクトに適用することで、前記地物オブジェクトの表示態様を変化させる変化ステップと、
地図制御装置のイベント発行部が、前記変化ステップにより前記状態変化情報に示される状態の変化が適用された前記地物オブジェクトにより生じた新たな状態の変化を示す状態変化情報を発行するイベント発行ステップと、
を有し、
前記受信部は、前記イベント発行ステップにより発行された前記状態変化情報を受信することを特徴とする地図制御方法。 - コンピュータに、
地物に関する情報である属性を含む地物オブジェクトで構成された地図において発生した状態の変化を示す状態変化情報を受信する受信ステップと、
前記受信ステップにより受信された前記状態変化情報に示される状態の変化を、前記地物オブジェクトの前記属性に応じて前記地物オブジェクトに適用することで、前記地物オブジェクトの表示態様を変化させる変化ステップと、
前記変化ステップにより前記状態変化情報に示される状態の変化が適用された前記地物オブジェクトにより生じた新たな状態の変化を示す状態変化情報を発行するイベント発行ステップと、
を実行させるためのプログラムであり、
前記受信ステップは、前記イベント発行ステップにより発行された前記状態変化情報を受信することを特徴とするプログラム。
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