JP6172552B2 - 長距離カバレッジ方法および基地局 - Google Patents

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Description

本発明は通信技術、特に長距離カバレッジ方法および基地局に関する。
モバイル通信ネットワークの発展に伴い、網羅的な(comprehensive)ネットワークが予備的に形成されて内陸(inland)エリアに対するカバレッジを提供するが、海、島、砂漠、草原(grasslands)、および遠く離れた田舎のエリアなどのいくつかの辺境(outlying)エリアは、非常に低いカバレッジを有する。カバレッジを改善し、より網羅的な通信ネットワークを提供するためには、多数の基地局が従来のサイト配置に従ってこれらの辺境エリアに配置される必要がある。しかしながら、これは大きな投資を必要とする。
従って、サイトの配置を減らすだけでなく、辺境エリアにおける低いカバレッジの問題を解決するための、解決策に対する差し迫った必要性がある。
本発明の実施形態は、コストを大きく増大させることなく、辺境エリアにおける低いカバレッジの問題を解決するとともに、辺境エリアにおけるカバレッジを改善するための、長距離カバレッジ方法および基地局を提供する。
第1の態様によれば、本発明の実施形態は、
基地局によって、往復遅延を初期半径に従って決定するステップであって、初期半径は基地局の初期カバレッジエリアのセル半径であるステップと、
基地局によって、基地局と長距離ユーザ機器(UE)との間のダウンリンク送信モーメントおよびアップリンク受信モーメントを往復遅延に従って調整するステップと、
基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信するステップとを含む、長距離カバレッジ方法を提供する。
第1の態様の第1の可能な実装方法において、基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信するステップの前に、本方法は、
基地局によって、UEが長距離UEであると、基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に従って決定するステップをさらに含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装方法によれば、第2の可能な実装方法において、基地局によって、往復遅延を初期半径に従って決定するステップは、
基地局によって、往復遅延を式ΔT=2R0/Cに従って計算するステップであって、ここでΔTは往復遅延であり、R0は初期半径であり、Cは光の速度である方法を含む。
第1の態様ならびに第1の態様の第1および第2の可能な実装方法のいずれかによれば、第3の可能な実装方法において、
ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が0に等しい場合、アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が往復遅延に等しいか、または、
アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が0に等しい場合、ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が往復遅延に等しい。
第1の態様ならびに第1の態様の第1から第3の可能な実装方法のいずれかによれば、第4の可能な実装方法において、基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信するステップは、
基地局によって、長距離UEにタイミングアドバンス(TA)値を届けるステップと、
基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントで長距離UEにダウンリンク信号を送信するステップと、
基地局によって、長距離UEによって送信されたアップリンク信号を調整されたアップリンク受信モーメントで受信するステップを含む。
第2の態様に従えば、本発明の実施形態は、
往復遅延を初期半径に従って決定するように構成される計算モジュールであって、ここで初期半径は基地局の初期カバレッジエリアのセル半径である計算モジュールと、
基地局と長距離ユーザ機器(UE)との間のダウンリンク送信モーメントおよびアップリンク受信モーメントを往復遅延に従って調整するように構成される調整モジュールと、
調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信するように構成される通信モジュールと
を含む基地局を提供する。
第2の態様の第1の可能な実装方法において、通信モジュールは、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信する前に、UEが長距離UEであると、基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に従って決定するように具体的に構成される。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装方法によれば、第2の可能な実装方法において、調整モジュールは、
往復遅延を式ΔT=2R0/Cに従って計算するように具体的に構成され、ΔTは往復遅延であり、R0は初期半径であり、Cは光の速度である。
第2の態様ならびに第2の態様の第1および第2の可能な実装方法のいずれかによれば、第3の可能な実装方法において、
ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が0に等しい場合、アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が往復遅延に等しいか、または
アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が0に等しい場合、ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が往復遅延に等しい。
第2の態様ならびに第2の態様の第1から第3の可能な実装方法のいずれかによれば、第4の可能な実装方法において、通信モジュールは、長距離UEにタイミングアドバンス(TA)値を届け、調整されたダウンリンク送信モーメントで長距離UEにダウンリンク信号を送信し、長距離UEによって送信されたアップリンク信号を調整されたアップリンク受信モーメントで受信するように具体的に構成される。
第3の態様によれば、本発明の実施形態は、送信機と、受信機と、メモリと、送信機、受信機、およびメモリに別個に接続されるプロセッサとを含む基地局を提供し、ここでメモリはプログラムコードのグループを記憶し、プロセッサは、本発明の実施形態のいずれかに従う長距離カバレッジ方法を実行するようにメモリに記憶されたプログラムコードを呼び出すように構成される。
本発明の実施形態において提供される長距離カバレッジ方法および基地局によれば、基地局のダウンリンク送信モーメントおよび/またはアップリンク受信モーメントは、既存のネットワークプロトコルを変更することなく、長距離通信によって引き起こされる送信遅延を取り除くとともに基地局の長距離カバレッジを実装するように調整される。
図1は、本発明による長距離カバレッジ方法の実施形態のフローチャートである。 図2は、図1に示す実施形態による基地局のカバレッジエリアの簡易ブロック図である。 図3は、図1に示す実施形態による基地局の拡大されたカバレッジエリアの簡易ブロック図である。 図4は、図1に示す実施形態による信号時系列図である。 図5は、図1に示す実施形態による別の信号時系列図である。 図6は、本発明の実施形態による基地局の構造のブロック図である。 図7は、本発明の別の実施形態による基地局の構造のブロック図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、および利点をより明確にするため、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策が以下に明確かつ完全に説明される。明らかに、説明された実施形態は本発明の実施形態のいくつかであり、全てではない。創作的な努力なく本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入るべきである。
図1は、本発明による長距離カバレッジ方法の実施形態のフローチャートである。本方法は、端末が変更されず、かつ既存のネットワークプロトコルが変更されないままであることを前提に、基地局のカバレッジエリアの改善に適用可能であり、また本方法は、種々のモバイル通信ネットワーク、特にロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略してLTE)ネットワーク上の周波数分割複信(Frequency Division Duplex、略してFDD)基地局によって実行されてもよい。以下の実施形態は、例としてeNodeBを使用することによって説明される。図1に示すように、本方法は、以下の処理に従って実行されてもよい。
S101:基地局は、往復遅延を初期半径に従って決定し、ここで初期半径は基地局の初期カバレッジエリアのセル半径である。
具体的には、図2は、図1に示す実施形態による基地局のカバレッジエリアの簡易ブロック図である。図2を参照すると、eNodeBのセルカバレッジエリアは、eNodeBに対して通常設定され、カバレッジエリアは、基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に基づいて決定される、最良の地理的カバレッジエリアである。カバレッジエリアは、本発明において円形のエリアであると理論上考えられる。ネットワーク計画は、基地局に対して設定された動作周波数、アンテナの送信電力のような要素(factor)を含んでもよい。本発明における長距離カバレッジを説明するため、eNodeBの先のカバレッジエリアを初期カバレッジエリアと称し、これに対応して初期半径は初期カバレッジエリアのセル半径である。eNodeBの長距離カバレッジを実装するため、eNodeBの初期半径R0は、基地局に対して設定される、長距離カバレッジエリアの下限として使用されてもよい。すなわち、リングエリアセル1の内部リング半径は、eNodeBの初期カバレッジエリアセル0に基づいて設定され、内部リング半径および外部リング半径R1は長距離カバレッジに対するリングエリアセル1を形成し、それによりeNodeBのカバレッジエリアを増大させる。基地局の位置は、これらの円形のエリアの中心にあると考えられる。
一方、モバイル通信ネットワークについて、ネットワークプロトコルは、タイミングアドバンス(Timing Advance、略してTA)値、すなわち、UEのアップリンク同期信号がeNodeBに到達したときに時間アラインメントを満たすことが許されるタイムバックワードの値の範囲を指定する。例えば、LTEネットワークプロトコルにおいて、FDD eNodeBによって設定されてよいTA値の範囲は、0≦TA<20512Tsで、ここでTS=1/30720000秒であり、これは、基地局のセル半径が制限される値と等しい。例えば、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications、略してGSM(登録商標))では、基地局の最大セル半径は理論上35kmであり、LTEでは、eNodeBの最大セル半径は理論上100kmである。eNodeBの初期カバレッジエリアの外側に位置するUEについては、タイムバックワードの調整が許された送信遅延が範囲を超えるため、アップリンクおよびダウンリンクフレームは、これらのUEに対して基地局のアンテナポートにおいて同期したままでいることができない。
eNodeBの長距離カバレッジを実装するため、長距離UEとeNodeBとの間の相互作用における送信遅延を取り除くことが必要である。送信遅延は、本発明において検討のため2つのセグメントに分割される。送信遅延の第1のセグメントは、eNodeBの初期半径R0内での送信遅延であり、送信遅延の第2のセグメントは、長距離UEの実際の位置から初期半径R0への送信遅延である。送信遅延の第2のセグメントは、既存のプロトコルに従ってeNodeBに対するTA値を設定することによって解決されてもよい。送信遅延の第1のセグメントが、本発明において解決されるべき必要がある問題である。
送信遅延の第1のセグメントを取り除くため、eNodeBによって設定される初期半径R0内で生成された往復遅延が最初に知られる必要があり、ここで、往復遅延は、eNodeBから離れてR0でUEによって信号が送信された時刻からその信号がeNodeBに到達した時刻までおよび、信号がeNodeBからUEに戻る時刻からその信号がUEに到達した時刻までの送信遅延である。好ましくは、式(1)が往復遅延を計算するために使用される。
ΔT=2R0/C (1)
ここで、ΔTは往復遅延、R0は初期半径、およびCは光の速度である。この場合、空間送信遅延はTA値および往復遅延ΔTの両方によって一体化して発生する場合がある。
S102:基地局は、基地局と長距離UEとの間のダウンリンク送信モーメントおよびアップリンク受信モーメントを往復遅延に従って調整する。
具体的には、往復遅延ΔTが決定された後、長距離UEのアップリンクおよびダウンリンクフレームがeNodeBのアンテナポートにおいて同期していることを実装するために、eNodeBのアップリンク受信モーメントおよびダウンリンク送信モーメントが調整されてもよい。
例えば、往復遅延ΔTを取り除くため、eNodeBのダウンリンク送信モーメントが調整の前にダウンリンク送信モーメントに基づいてΔTだけ後に設定(set backward)されてもよく、または、eNodeBのアップリンク受信モーメントが調整の前にアップリンク受信モーメントに基づいてΔTだけ前に設定(set forward)されてもよい。代替として、eNodeBのダウンリンク送信モーメントおよびアップリンク受信モーメントが同時に調整されてもよく、タイムバックワードの量およびタイムフォワードの量の合計がΔTになることをもたらす。
好ましくは、ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が0に等しい場合、アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が往復遅延に等しいか、または、アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が0に等しい場合、ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が往復遅延に等しい。すなわち、eNodeBのダウンリンク送信モーメントまたはアップリンク受信モーメントだけを調整することが好ましくは使用される。このようにすることの利点は、基地局設定の複雑さを低減することである。
S103:基地局は、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信する。
具体的には、本ステップは、以下の処理に従って実行されてもよい。
基地局が、長距離UEにTA値を届け、
基地局が、調整されたダウンリンク送信モーメントで長距離UEにダウンリンク信号を送信し、
基地局が、長距離UEによって送信されたアップリンク信号を調整されたアップリンク受信モーメントで受信する。
任意で、本ステップの前に、本方法は、基地局によって、UEが長距離UEであると、基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に従って決定するステップをさらに含んでもよい。図2を参照すれば、長距離UEはリングエリアセル1に位置するUEであり、eNodeBが長距離通信をサポートすることが可能なUEは、eNodeBの送信能力および事業者のネットワーク計画を考慮することによって決定される必要がある、すなわち、リングエリアセル1の上限R1は、これらの要素を考慮することによって決定される必要がある。さらに、eNodeBの長距離カバレッジエリアがあくまで理論上であることの観点から、長距離UEと基地局との間の距離R'は、R0≦R'≦R0+ΔRを満たさなければならず、ここでΔRは事業者のネットワーク計画に従って理論上決定される最大のカバレッジエリアに対応する半径であり、ΔRはプロトコルで規定される最大セル半径以下、例えば、LTEネットワーク上ではΔR≦100kmである。
さらに、図3は、図1に示す実施形態による基地局の拡大されたカバレッジエリアの簡易ブロック図である。本発明における長距離カバレッジ方法は、基地局の調整された長距離カバレッジに基づいて実行が継続されてもよい。図3に示すように、eNodeBのカバレッジエリアが調整された後、カバレッジエリアはセル1となる。この場合、もう1つの初期半径が設定されてもよく、半径はR1に等しい。すなわち、カバレッジエリアセル2が形成され、その半径R2は半径R1の決定方法と同様に決定される。さらに、ダウンリンク送信モーメントおよびアップリンク受信モーメントを調整する処理は前述の処理と同様であり、詳細はここでは再度説明しない。
この実施形態において、基地局のダウンリンク送信モーメントおよび/またはアップリンク受信モーメントが、既存のネットワークプロトコルを変更することなく、長距離通信によって引き起こされる送信遅延を取り除くとともに基地局の長距離カバレッジを実装するように調整される。
以下に、異なるシナリオで使用されることにより本発明が示される。
シナリオ1:基地局は、アップリンク受信モーメントを前に設定することによって長距離カバレッジを実装する。
図4は、図1に示す実施形態による信号時系列図である。図4に示すように、eNodeBは初期半径R0に従って往復遅延ΔTを決定してもよく、長距離UEとeNodeBとの間の送信遅延は、ダウンリンク遅延tDLとアップリンク遅延tULとの合計である。この場合、長距離UEの位置から初期半径R0への送信遅延は、TA値、すなわちtDL+tUL=ΔT+TAによって補償される。
このシナリオにおいて、eNodeBのアップリンク受信モーメントはΔTだけ前に設定される、すなわち、この図におけるeNodeBの調整されたアップリンクアンテナポートは、調整前のeNodeBのアップリンクアンテナポートと比較してΔTだけ前に設定される。
シナリオ2:基地局は、ダウンリンク送信モーメントを後に設定することによって長距離カバレッジを実装する。
図5は、図1に示す実施形態による別の信号時系列図である。図5に示すように、eNodeBのダウンリンク送信モーメントはΔTだけ後に設定される、すなわち、この図におけるeNodeBの調整されたダウンリンクアンテナポートは、調整前のeNodeBのダウンリンクアンテナポートと比較してΔTだけ後に設定される。
図6は、本発明の実施形態による基地局の構造のブロック図である。図6に示すように、基地局は、計算モジュール61、調整モジュール62、および通信モジュール63を含んでよい。計算モジュール61は、往復遅延を初期半径に従って決定するように構成されてもよく、ここで、初期半径は基地局の初期カバレッジエリアのセル半径であり、調整モジュール62は、基地局と長距離ユーザ機器(UE)との間のダウンリンク送信モーメントおよびアップリンク受信モーメントを往復遅延に従って調整するように構成されてもよく、通信モジュール63は、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信するように構成されてもよい。
任意で、通信モジュール63は、調整されたダウンリンク送信モーメントおよび調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて長距離UEと通信する前に、UEが長距離UEであると、基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に従って決定するように具体的に構成されてもよい。
任意で、調整モジュール62は、基地局によって、式(1)に従って往復遅延を計算するように具体的に構成されてもよい。
任意で、ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が0に等しい場合、アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が往復遅延に等しいか、または、アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が0に等しい場合、ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が往復遅延に等しい。
任意で、通信モジュール62は、長距離UEにTA値を届け、調整されたダウンリンク送信モーメントで長距離UEにダウンリンク信号を送信し、かつ長距離UEによって送信されたアップリンク信号を調整されたアップリンク受信モーメントで受信するように具体的に構成されてもよい。
この実施形態の装置は、任意の方法の実施形態における技術的解決策を実行するように使用されてもよい。本装置の具体的な機能については、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は再度ここでは説明しない。
図7は、本発明の別の実施形態による基地局の構造のブロック図である。図7に示すように、基地局は、送信機71と、受信機72と、メモリ73と、送信機71、受信機72、およびメモリ73に別個に接続されるプロセッサ74とを含んでもよく、ここでメモリ73は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ74は、前述の方法の実施形態における技術的解決策を実行するためにメモリ73に記憶されたプログラムコードを呼び出すように構成される。基地局の具体的な機能については、前述の方法の実施形態を参照されたい。詳細は再度ここでは説明しない。
前述の統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実装されるとき、統合ユニットはコンピュータ可読記憶媒体内に格納されてもよい。ソフトウェア機能ユニットは記憶媒体に記憶され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、またはネットワークデバイスでもよい)コンピュータデバイスまたはプロセッサ(processor)に、本発明の実施形態において説明された方法のステップのいくつかを実行するように命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶可能な任意の媒体を含む。
便利かつ簡潔な説明の目的のために、前述の機能モジュールの分割が図示のための例としてなされていることは、当業者によって明確に理解されるであろう。実際の適用においては、前述の機能は異なる機能モジュールに割り当てられるとともに要求に従って実装されることが可能である、すなわち、装置の内部構造は、異なる機能モジュールに分割されて上述した機能の全部または一部を実装する。前述の装置の詳細な作業処理については、前述の方法の実施形態における対応する処理を参照してよく、詳細は再度ここでは説明しない。
最後に、前述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明することを単に意図しており、本発明を限定することを意図したものではないことに留意されたい。本発明は前述の実施形態を参照して詳細に説明されたが、当業者は、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、前述の実施形態において説明された技術的解決策に変更を加えることができ、またはいくつかまたは全部のこれらの技術的特徴を均等物に置き換えることができることに留意すべきである。
61 計算モジュール
62 調整モジュール
63 通信モジュール
71 送信機
72 受信機
73 メモリ
74 プロセッサ

Claims (12)

  1. 長距離カバレッジ方法であって、
    基地局によって、往復遅延を初期半径に従って決定するステップであって、前記初期半径は前記基地局の初期カバレッジエリアのセル半径であるステップと、
    前記基地局によって、前記基地局と長距離ユーザ機器(UE)との間のダウンリンク送信モーメントまたはアップリンク受信モーメントを前記往復遅延に従って調整するステップと、
    前記基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントまたは調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて前記長距離UEと通信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントまたは調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて前記長距離UEと通信する前記ステップの前に、
    前記基地局によって、前記UEが長距離UEであると、前記基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に従って決定するステップ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 基地局によって、往復遅延を初期半径に従って前記決定するステップは、
    前記基地局によって、前記往復遅延を式ΔT=2R0/Cに従って計算するステップであって、ΔTは前記往復遅延であり、R0は前記初期半径であり、Cは光の速度であるステップ
    を備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が0に等しいときに、前記アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が前記往復遅延に等しいか、または、
    前記アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が0に等しいときに、前記ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が前記往復遅延に等しい、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記基地局によって、調整されたダウンリンク送信モーメントまたは調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて前記長距離UEと前記通信するステップが、
    前記基地局によって、前記長距離UEにタイミングアドバンス(TA)値を届けるステップ
    前記基地局によって、前記調整されたダウンリンク送信モーメントで前記長距離UEにダウンリンク信号を送信するステップ、または
    前記基地局によって、前記長距離UEによって送信されたアップリンク信号を前記調整されたアップリンク受信モーメントで受信するステッ
    を備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 基地局であって、
    往復遅延を初期半径に従って決定するように構成される計算モジュールであって、前記初期半径は前記基地局の初期カバレッジエリアのセル半径である、計算モジュールと、
    前記基地局と長距離ユーザ機器(UE)との間のダウンリンク送信モーメントまたはアップリンク受信モーメントを前記往復遅延に従って調整するように構成される調整モジュールと、
    調整されたダウンリンク送信モーメントまたは調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて前記長距離UEと通信するように構成される通信モジュールと
    を備える基地局。
  7. 前記通信モジュールは、前記調整されたダウンリンク送信モーメントまたは前記調整されたアップリンク受信モーメントに基づいて前記長距離UEと通信する前に、前記UEが長距離UEであると、前記基地局の送信能力および事業者のネットワーク計画に従って決定するように構成される、請求項6に記載の基地局。
  8. 前記調整モジュールは、前記往復遅延を式ΔT=2R0/Cに従って計算するように構成され、ΔTは前記往復遅延であり、R0は前記初期半径であり、Cは光の速度である、請求項6または7に記載の基地局。
  9. 前記ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が0に等しいときに、前記アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が前記往復遅延に等しいか、または
    前記アップリンク受信モーメントのタイムフォワードの量が0に等しいときに、前記ダウンリンク送信モーメントのタイムバックワードの量が前記往復遅延に等しい、
    請求項6〜8のいずれか一項に記載の基地局。
  10. 前記通信モジュールが、前記長距離UEにタイミングアドバンス(TA)値を届けるか、前記調整されたダウンリンク送信モーメントで前記長距離UEにダウンリンク信号を送信するかまたは前記長距離UEによって送信されたアップリンク信号を前記調整されたアップリンク受信モーメントで受信するように構成される、請求項6〜9のいずれか一項に記載の基地局。
  11. 送信機と、受信機と、メモリと、前記送信機、前記受信機、および前記メモリに別個に接続されるプロセッサとを備え、前記メモリはプログラムコードのグループを記憶し、前記プロセッサは、請求項1〜5のいずれか一項に記載の前記方法を実行するように前記メモリに記憶された前記プログラムコードを呼び出すように構成される、基地局。
  12. コンピュータに、請求項1〜5のいずれか一項に記載の前記方法を実行させる、プログラム。
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