JP6171188B2 - 建具 - Google Patents

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Description

本発明は、帯桟を使用しないでガラスを固定する建具に関するものである。
従来の建具には、上桟、下桟、左枠(左框)及び石枠(右框)からなる枠の上桟と下桟の間に帯桟(中桟)を使用し、帯桟(中桟)によりガラスを固定しているものがある(特許文献1参照)。
特公昭49−28371号公報
特許文献1に記載の建具はガラスを固定するために帯桟(中桟)を使用しているが、帯桟(中桟)を使用しないでガラスを固定できれば、部品点数の削減、軽量化、製造工数削減、すなわちコスト削減を図ることができる。
以上から、帯桟(中桟)を使用しないでガラスを固定する建具を提供することが課題である。
上記課題を解決するために、本発明に係る建具は以下の手段を有する。
上下の桟と左右の枠内にガラスとパネルが固定された建具において、ガラスとパネルとをパネルに設けた溝で固定し、ガラスとパネルの溝とによって固定された部分が略凸形状であることを特徴とする建具。
本発明に係る建具は帯桟を使用しないため、部品点数の削減、軽量化ができる。
これにより本建具は建具を動かす金具の磨耗を軽減できるため、耐久性を高めることができる。帯桟を設けた建具は帯桟のダボでガラスの重さを受けるのに対して、本建具はパネル全体でガラスの重さを受けるため、この点でも耐久性を高めることができる。
本建具はダボを設ける手間のかかる帯桟の製造や框に帯桟のダボに係合する孔を設ける必要がないため、枠の強度も高めることができる。
部材は温度や湿度が変化することで幅方向(正面から見た左右方向)、長さ方向(正面からみた上下方向)、厚さ方向(正面からみた奥行き方向)に異なる収縮を繰り返すため、この点を考慮しないと反りなどの不具合に繋がるが、本建具は部品点数の削減によりこれらのリスクを軽減できるだけでなく、デザインの自由度も高めることができる。
本建具は部品点数の削減により、工数削減すなわち作業性向上及びコスト削減ができることは勿論である。
加えて本建具は帯桟を使用しないため、ガラス面が広くなることで明るさを確保できるだけでなく、帯桟の上部に埃がたまりやすかったことも解消できる。
加えて建具に要求される表面のフェース面における各部材の色・模様等の差を少なくする手間や部材の調達等の繁雑な作業を、帯桟のないだけ少なくできるようになった。
本発明に係る建具の正面図である。 本発明に係る建具のA−A断面図(側面の垂直断面視)である。 本発明に係る建具のB部の拡大図である。 比較例における建具の正面図である。 比較例における建具のC部の組み立て前の参考拡大図である。 比較例における建具のD−D断面の参考拡大図である。
最初に本発明に係る建具との比較のために、比較例を図4〜6を用いて説明する。比較例は特許文献1の第1図をもとにするものである。
図4に示すように建具1は上桟3と下桟4と左枠5と右枠6からなる枠2内に、ガラス8とパネル9が固定される。上桟3と下桟4の間には帯桟7が設けられ、上桟3と帯桟7と左枠5と右枠6でガラス8が固定され、帯桟7と下桟4と左枠5と右枠6でパネル9が固定される。
図5及び6に示すように帯桟7は左側面及び右側面にダボ7Bが埋め込まれ、右枠6にはダボ7Bに係合する孔6Bが設けられており、ダボ7Bと孔6Bにより帯桟7と右枠6が接続される。
図5はダボ7Bと孔6Bにより帯桟7と右枠6が接続されることを示しているが、同様に左枠5にはダボに係合する孔が設けられており、ダボと孔により帯桟7と左枠も接続される。以上により帯桟7が左枠5及び右枠6に接続される。
図6に示すように帯桟7は天井部に上溝7C、底部に下溝7Dが設けられており、上溝7Cはガラスを固定できる幅、下溝7Dはパネルを固定できる幅になっている。ここでいう幅とは正面から背面に向かう長さのことである。
これにより図4に示すように上桟3と帯桟7(上溝7C)と左枠5と右枠6でガラス8が固定され、帯桟7(下溝7D)と下桟4と左枠5と右枠6でパネル9が固定される。
図4〜6に示すように上桟3、下桟4、左枠5、右枠6及び帯桟7は、ガラス8及びパネル9に向かう方向にそれぞれ面取り3A、4A、5A、6A及び7Aを設けており、これらにより審美性を有するようにしている。
次に本発明に係る建具の実施の形態を図1〜3を用いて説明する。
なお、本実施例によって特許請求の範囲を限定することを意味するものではない。
図1に示す建具10は比較例の建具1と異なり、帯桟7を使用していない。建具10は上桟3、下桟4、上桟3及び下桟4に接続された左枠5、上桟3及び下桟4に接続された右枠6からなる枠2から構成され、下桟4と左枠5と右枠6でパネル9が固定され、上桟3とパネル9と左枠5と右枠6でガラス8が固定される。
建具10は帯桟7を使用しないでガラス8を固定することを特徴としている。
かつシンプルな構造とするために、上桟3、下桟4、左枠5及び右枠6に面取りをしていない。
図2及び3に示すようにパネル9は天井面に溝9Aが設けられており、溝9Aはガラス8を固定できる幅となっている。ここでいう幅とは前記のように正面から背面に向かう長さのことである。これにより上桟3とパネル9(溝9A)と左枠5と右枠6でガラス8が固定される。
図3に示すようにパネル9の厚さD2はガラス8の厚さD1の約3倍としている。ここでいう厚さとは正面と背面間の長さのことである。パネル9正面からガラス8正面までの厚さD3、ガラス8の厚さD1、ガラス8背面からパネル9背面までの厚さD4は、ほぼ同じである。
最も好ましい例としては、パネル9正面からガラス8正面までの厚さD3は5mm、ガラス8の厚さD1は4mm、ガラス8背面からパネル9背面までの厚さD4は5mmがある。これにより図2及び3に示すように側面の垂直断面視において、ガラス8とパネル9の溝9Aによって固定された部分が略凸形状となる。
以上から本発明に係る建具10はパネル9でガラス8を固定することにより、ダボ7Bが埋め込まれた帯桟7を使用していないため、部品点数の削減、軽量化、工数削減、すなわちコスト削減をすることができる。
かつ側面の垂直断面視において、ガラス8とパネル9の外形形状が従来にないシンプルな略凸形状となる。これにより図1に示すガラス8とパネル9の境界線11は、角度により陰影を有して見える。
これらから本発明に係る建具10は、従来の建具に対して新規性及び進歩性を有するものである。
1 建具
2 枠
3 上桟
3A 面取り
4 下桟
4A 面取り
5 左枠
5A 面取り
5B 孔
6 右枠
6A 面取り
6B 孔
7 帯桟
7A 面取り
7B ダボ
7C 上溝
7D 下溝
8 ガラス
9 パネル
9A 溝
10 建具
11 境界線
D1 ガラスの厚さ
D2 パネルの厚さ
D3 パネル正面からガラス正面までの厚さ
D4 ガラス背面からパネル背面までの厚さ

Claims (1)

  1. 上下の桟と左右の枠内にガラスとパネルが、ガラスは上桟で固定され、パネルは下桟で固定された建具において、ガラスとパネルとをパネルに設けた溝で固定し、側面の垂直断面視においてガラスがパネルから上桟方向に出ばり、ガラスとパネルの溝とによって固定された部分が略凸形状であることを特徴とする建具。
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