JP6170140B2 - 基板外観検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板に実装された部品の実装状態を検査する基板外観検査装置に関する。
基板外観検査装置の一例として、特許文献1に記載の発明が挙げられる。特許文献1に記載の発明では、予め検査部品の種類分の部品検査データを記憶部に記憶させている。そして、検査対象部品の種類(部品メーカ)を判別して、記憶部に記憶されている複数の部品検査データの中から、部品メーカに対応する部品検査データを選択して検査を行っている。これにより、検査対象部品が部品メーカの異なる部品に変更された場合に、基板外観検査装置を停止させて部品検査データを入れ替えることなく、基板の外観検査を行うことができるようにしている。
特開2002−299900号公報
しかしながら、基板外観検査装置では、基板に実装された部品を部品認識用カメラで撮像して、撮像画像から検査対象部品の実装状態を判断している。そのため、同じ部品メーカの同種類の部品であっても、検査対象部品の個体差などによって部品表面の光反射が異なり、異なる部品種の部品と誤判別される可能性がある。特許文献1に記載の発明では、検査対象部品の種類(部品メーカ)を誤判別すると、異なる部品メーカの部品検査データを選択して基板の外観検査を行うことになり、必ずしも検査精度が高いとは言えない。
また、検査対象部品の一つの部品種につき複数個の部品検査データを記憶部に記憶しておき、部品検査データを順次、検査対象部品と照合すると、部品検査データの増加に応じて、部品検査データが検査対象部品に適合するまでの所要時間が増大して、検査時間が増大する。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、検査対象部品の個体差を考慮した検査時間を低減可能な基板外観検査装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の基板外観検査装置は、基板に実装された部品の実装状態を検査する基板外観検査装置であって、検査対象部品の一つの部品種につき複数個の部品検査データを記憶する部品検査データ記憶部と、前記部品を撮像する部品認識用カメラの撮像視野における前記検査対象部品が存在する領域毎に、過去の前記検査において前記部品検査データを使用して前記検査対象部品の実装状態を検査したときの検査実績を集計する検査実績集計部と、前記部品検査データ記憶部に記憶されている前記複数個の部品検査データの中から前記検査に使用する部品検査データを選択して、前記選択した部品検査データを用いて前記検査対象部品の実装状態を検査する検査部と、を備え、前記検査部は、前記検査実績集計部によって集計された前記撮像視野における前記検査対象部品の位置に応じた前記検査実績が良好な部品検査データから順次選択して検査する。
請求項1に記載の基板外観検査装置によれば、検査部は、部品検査データ記憶部に記憶されている複数個の部品検査データのうち、過去の検査において検査実績が良好な部品検査データから順次、選択して部品の実装状態を検査する。そのため、検査対象部品の個体差による影響を受けにくく、部品検査データが検査対象部品に適合するまでの所要時間を短縮することができ、検査時間を低減させることができる。
請求項1に記載の基板外観検査装置によれば、検査部は、部品認識用カメラの撮像視野における検査対象部品の位置に応じた検査実績を用いて、検査に使用する部品検査データを選択する。そのため、部品認識用カメラの撮像視野における検査対象部品の位置を考慮して、部品の実装状態を検査することができる。よって、検査部は、検査精度を向上させることができるとともに、検査時間を低減させることができる。
請求項2に記載の基板外観検査装置は、請求項1に記載の基板外観検査装置において、前記部品検査データ記憶部は、前記検査実績集計部によって集計された前記検査実績が良い順に前記部品検査データの配列を変更する。
請求項2に記載の基板外観検査装置によれば、部品検査データは、部品検査データ記憶部によって検査実績が良い順に配列されるので、検査部は、部品検査データ記憶部に記憶されている複数個の部品検査データを先頭から順に選択して、部品の実装状態を検査することができる。よって、検査部における検査手順を簡素化することができる。
請求項に記載の基板外観検査装置は、請求項1または請求項2に記載の基板外観検査装置において、前記検査実績は、過去の前記検査において前記部品検査データが前記検査対象部品に適合した適合回数、または、過去の前記検査において前記部品検査データを参照した参照回数に対する前記適合回数の割合を示す適合率である。
請求項に記載の基板外観検査装置によれば、検査部は、過去の検査における部品検査データと検査対象部品との適合状態を示す適合回数または適合率を検査実績として用いる。そのため、検査部は、適合回数または適合率が良好な部品検査データから順次選択して、検査対象部品を検査することができる。よって、検査部は、検査精度を向上させることができるとともに、検査時間を低減させることができる。
請求項に記載の基板外観検査装置は、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板外観検査装置において、前記検査対象部品の部品種が変更されたときに、前記検査実績集計部は、変更前の前記検査対象部品の部品種について今回の検査実績を集計して、前記集計された今回の検査実績を前記部品検査データに対応づけて記憶する。
請求項に記載の基板外観検査装置によれば、検査実績集計部は、検査対象部品の部品種の変更の際に、今回の検査実績を集計して記憶するので、検査対象部品の部品種毎に検査実績を管理することが容易である。また、今回の検査実績は、部品検査データに対応づけて記憶されるので、検査部は、次回の検査時に、検査実績に応じた部品検査データを選択することが容易である。
請求項に記載の基板外観検査装置は、請求項1〜のいずれか一項に記載の基板外観検査装置において、前記部品検査データ記憶部は、記憶されている前記部品検査データを削除する場合に、前記部品検査データ記憶部に所定期間以上記憶され、かつ、前記検査実績が悪い部品検査データから削除する。
請求項に記載の基板外観検査装置によれば、部品検査データ記憶部は、部品検査データ記憶部に記憶されている期間が短い部品検査データを残しつつ、検査実績が悪い部品検査データを削除することができる。よって、部品検査データ記憶部に記憶する部品検査データの増大を抑制するとともに、検査実績が良好な部品検査データを部品検査データ記憶部に記憶することができる。

基板外観検査装置の一例を示す平面図である。 基板外観検査装置の制御ブロックの一例を示すブロック図である。 基板外観検査の手順の一例を示すフローチャートである。 部品形状データ、適合回数および保存期間の一例を示す図である。 図4において、適合回数が多い順に部品形状データの配列を変更した状態を示す図である。 第2実施形態に係り、部品認識用カメラの撮像視野を模式的に示す図である。 第2実施形態に係り、部品形状データおよび検査領域毎の適合率の一例を示す図である。 第2実施形態に係り、基板外観検査の手順の一例を示すフローチャートである。 部品固有情報を送信する手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態について、共通する箇所には共通の符号を付して対応させることにより、重複する説明を省略する。また、各図は概念図であり、細部構造の寸法まで規定するものではない。
<第1実施形態>
図1は、基板外観検査装置1の一例を示す平面図である。同図に示すように、基板外観検査装置1は、検査装置本体101、基板搬送装置102、部品認識用カメラ103およびXY移載装置104を有しており、基板PB1に実装された部品の実装状態を検査する。
基板搬送装置102は、例えば、ベルトコンベア等の搬送装置であり、基板PB1を同図に示す矢印Y方向に搬送して所定位置に位置決めする。部品認識用カメラ103は、例えば、CCDカメラを用いることができ、基板PB1に実装された部品を基板PB1の上方から撮像する。部品認識用カメラ103は、X軸スライド106に設けられた検査ヘッド100に保持されている。
部品認識用カメラ103は、XY移載装置104によってXY平面上を移動して、基板PB1上の所定位置を撮像することができる。部品認識用カメラ103によって撮像された画像データは、検査装置本体101の画像処理装置によって画像処理される。画像処理装置は、撮像画像において検査対象部品を抽出して、抽出された検査対象部品と部品検査データとを比較する。これにより、基板外観検査装置1は、検査対象部品の部品種を判別するとともに、基板PB1における検査対象部品の位置ずれ等の実装状態を取得することができる。
XY移載装置104は、Y軸スライド105およびX軸スライド106を有している。Y軸スライド105は、検査装置本体101に支持されたY軸スライド移動装置107によって、同図に示すY軸方向に移動することができる。X軸スライド106は、Y軸スライド105に設けられたX軸スライド移動装置108によって、同図に示すX軸方向に移動することができる。Y軸スライド移動装置107およびX軸スライド移動装置108は、例えば、公知のサーボモータを用いることができる。
検査装置本体101は、基板外観検査装置1を制御する制御装置10を有している。制御装置10は、CPUおよびメモリを有しており、メモリに記憶されている検査プログラムを実行することによって、基板PB1に実装された部品の実装状態を検査することができる。
図2は、基板外観検査装置1の制御ブロックの一例を示すブロック図である。図3は、基板外観検査の手順の一例を示すフローチャートである。図2に示すように、制御装置10は、制御ブロックとして捉えると、部品検査データを記憶する部品検査データ記憶部11と、検査実績を集計する検査実績集計部12と、検査対象部品の実装状態を検査する検査部13とを備えている。なお、検査プログラムは、図3に示す手順に従って実行される。
部品検査データ記憶部11は、検査対象部品の一つの部品種につき複数個(本実施形態では5個)の部品検査データを記憶することができる。部品検査データは、検査対象部品に関する情報を定義したものであり、例えば、部品形状データを用いることができる。部品形状データには、検査対象部品の形状、色、外形寸法などの外観に関する情報が定義されている。なお、検査対象部品の外観画像自体を部品形状データとすることもできる。また、本実施形態では、部品検査データの一例として部品形状データについて説明するが、部品検査データは、部品形状データに限定されるものではない。
同じ部品メーカの同種類の部品であっても、検査対象部品の個体差(例えば製造ロットの相違など)や検査対象部品を撮像したときの撮像状態によって部品表面の光反射が異なる。そのため、同じ部品メーカの同種類の部品であっても、撮像画像から抽出された検査対象部品の形状、色相、明度、彩度などが異なる場合がある。
そこで、本実施形態では、部品検査データ記憶部11は、検査対象部品の一つの部品種につき複数個(本実施形態では5個)の部品検査データ(部品形状データ)を記憶している。例えば、部品検査データ記憶部11は、検査対象部品の製造ロット毎に部品検査データを記憶することができる。また、部品検査データ記憶部11は、部品認識用カメラ103の撮像視野において検査対象部品が存在する領域毎に部品検査データを記憶することもできる。
検査実績集計部12は、過去の検査において部品検査データ(部品形状データ)を使用して検査対象部品の実装状態を検査したときの検査実績を集計する。検査実績は、例えば、参照回数、適合回数、適合率、最終参照日時などが挙げられる。参照回数は、今回の検査を行う前の過去の検査において、対象の部品検査データを参照した回数である。参照回数が多い部品検査データは、当該部品検査データを用いて検査対象部品の実装状態を検査した回数が多いことを示している。つまり、参照回数が多い部品検査データは、検査に使用された頻度が高く、検査実績が良好な部品検査データである。
適合回数は、今回の検査を行う前の過去の検査において、対象の部品検査データが検査対象部品に適合した回数であり、適合率は、参照回数に対する適合回数の割合を示している。例えば、今回の検査を行う前の過去の検査において、部品検査データ(例えばデータ1とする)を100回参照したとする。このときに、部品検査データ(データ1)が検査対象部品に適合した回数が80回であったとする。この場合、部品検査データ(データ1)の適合回数は80回であり、適合率は80%である。
適合回数が多い部品検査データや適合率が高い部品検査データは、当該部品検査データを使用して検査対象部品を検査すると、検査対象部品に適合する可能性が高いことを示している。つまり、適合回数が多い部品検査データや適合率が高い部品検査データは、検査実績が良好な部品検査データである。
最終参照日時は、今回の検査を行う前の過去の検査において、対象の部品検査データを最後に参照した日時である。最終参照日時が今回の検査日時に近い程、部品検査データは、直近の検査において使用されていることを示している。直近の検査で使用された部品検査データは、例えば、検査対象部品の製造ロットが近く、今回の検査においても検査対象部品に適合する可能性が高い。つまり、最終参照日時が今回の検査日時に近い部品検査データは、検査実績が良好な部品検査データである。
図4は、部品形状データ、適合回数および保存期間の一例を示す図である。同図は、データ11〜データ15で示す5個の部品形状データについて、それぞれ適合回数および保存期間を示している。保存期間は、部品形状データ(データ11〜データ15)が部品検査データ記憶部11に記憶されている期間である。例えば、部品形状データ(データ11)は、今回の検査時から18時間前に部品検査データ記憶部11に記憶(登録)され、記憶(登録)から18時間が経過していることを示している。
部品検査データ記憶部11は、検査実績集計部12によって集計された検査実績が良い順に部品検査データ(部品形状データ)の配列を変更すると好適である。図5は、図4において、適合回数が多い順に部品形状データの配列を変更した状態を示す図である。同図に示すように、部品形状データ(データ11〜データ15)は、データ15、データ12、データ14、データ11、データ13の順に配列が変更されている。なお、部品検査データ記憶部11は、適合率などの他の検査実績についても同様にして、部品検査データの配列を変更することができる。
また、全ての部品形状データ(データ11〜データ15)が検査対象部品に適合しない場合、新しい部品形状データを作成して部品検査データ記憶部11に記憶する。このとき、既存の部品形状データを削除しないで、新しい部品形状データを順次追加していくと、部品検査データ記憶部11に記憶されている部品形状データが肥大化する。その結果、部品形状データが冗長になり、検査数が増加して検査時間が増大する。
そこで、部品検査データ記憶部11は、記憶されている部品検査データ(部品形状データ)を削除する場合に、部品検査データ記憶部11に所定期間(例えば10時間)以上記憶され、かつ、検査実績が悪い部品検査データ(部品形状データ)から削除すると好適である。
これにより、部品検査データ記憶部11は、部品検査データ記憶部11に記憶されている期間が短い部品検査データ(部品形状データ)を残しつつ、検査実績が悪い部品検査データ(部品形状データ)を削除することができる。よって、部品検査データ記憶部11に記憶する部品検査データ(部品形状データ)の増大を抑制するとともに、検査実績が良好な部品検査データ(部品形状データ)を部品検査データ記憶部11に記憶することができる。
図5に示す例では、部品形状データ(データ13)の適合回数は0回であり、部品形状データ(データ11〜データ15)の中で最も検査実績が悪い。また、部品形状データ(データ13)の保存期間は100時間であり、部品検査データ記憶部11に10時間以上記憶されている。よって、部品検査データ記憶部11は、記憶されている部品形状データを削除する場合に、部品形状データ(データ13)から削除する。
検査部13は、部品検査データ記憶部11に記憶されている複数個(本実施形態では5個)の部品検査データ(部品形状データ)の中から検査に使用する部品検査データ(部品形状データ)を選択する。そして、検査部13は、選択した部品検査データ(部品形状データ)を用いて検査対象部品の実装状態を検査する。このとき、検査部13は、検査実績集計部12によって集計された検査実績が良好な部品検査データ(部品形状データ)から順次選択して検査する。以下、図3に示すフローチャートおよび図5に示す部品形状データの適合回数を参照しつつ説明する。
まず、検査部13は、検査順序Xに1を代入する(ステップS101)。検査順序Xは、5個の部品形状データの中から、検査部13が検査に使用する部品形状データを選択する順序を示している。本実施形態では、部品形状データは検査実績が良い順(適合回数が多い順)に配列が変更されているので、検査部13は、部品検査データ記憶部11に記憶されている5個の部品形状データを先頭から順に選択する。
次に、検査部13は、1番目(検査順序Xが1)の部品形状データを使用して、検査対象部品の実装状態を検査する(ステップS102)。この場合、検査部13は、適合回数が最も多い部品形状データ(データ15)を使用して、検査対象部品の実装状態を検査する。そして、検査部13は、部品形状データ(データ15)が検査対象部品に適合するか否かを判断する(ステップS103)。
部品形状データ(データ15)が検査対象部品に適合する場合(Yesの場合)、ステップS106に進む。一方、部品形状データ(データ15)が検査対象部品に適合しない場合(Noの場合)、ステップS104に進む。そして、検査部13は、検査順序Xが5以上であるか否かを判断する(ステップS104)。この場合、検査順序Xは1であるので(Noの場合)、ステップS105に進み、検査部13は、検査順序Xに1を加算する(ステップS105)。つまり、検査順序Xは2になる。
そして、ステップS102に戻り、検査部13は、2番目(検査順序Xが2)の部品形状データを使用して、検査対象部品の実装状態を検査する(ステップS102)。この場合、検査部13は、部品形状データ(データ15)の次に適合回数が多い部品形状データ(データ12)を使用して、検査対象部品の実装状態を検査する。ステップS103以降の処理および判断は、部品形状データ(データ15)の場合と同様である。このようにして、検査部13は、検査実績が良好な部品形状データ(データ15)から順次選択して、選択した部品形状データを用いて検査対象部品の実装状態を検査することができる。
ステップS103で部品形状データが検査対象部品に適合する場合(Yesの場合)、検査部13は、適合した部品形状データの識別番号とともに、当該部品形状データが検査対象部品に適合した旨の検査結果を記憶する(ステップS106)。また、ステップS104で検査順序Xが5以上の場合(Yesの場合)、検査部13は、全ての部品形状データ(データ11〜データ15)が検査対象部品に適合しなかった旨の検査結果を記憶する(ステップS106)。
次に、検査部13は、検査対象部品の部品種の切り替わりであるか否かを判断する(ステップS107)。ここで、部品種の切り替わりとは、同一の部品種について検査が終了して、当該部品種と異なる部品種の検査対象部品について検査を開始する場合をいう。部品種の切り替わりの場合(Yesの場合)、検査実績集計部12は、変更前の検査対象部品の部品種について今回の検査実績(本実施形態では適合回数)を集計する。そして、検査実績集計部12は、集計された今回の検査実績(適合回数)を部品検査データ(部品形状データ)に対応づけて記憶する(ステップS108)。
例えば、検査対象部品の部品種の変更前に、部品形状データ(データ12)を使用して検査したときに検査対象部品に適合したとする。検査実績集計部12は、変更前の検査対象部品の部品種について、部品形状データ(データ11〜データ15)毎の今回の検査実績(適合回数)を検査部13に照会する。次に、検査実績集計部12は、検査対象部品に適合した部品形状データ(データ12)の適合回数を適合した回数分だけ増加させる。そして、検査実績集計部12は、部品形状データ(データ11〜データ15)の適合回数をメモリに記憶する。なお、ステップS107で部品種の切り替わりでない場合(Noの場合)は、ステップS101に戻り、検査が終了していない検査対象部品について検査を行う。
本実施形態では、検査実績集計部12は、検査対象部品の部品種の変更の際に、今回の検査実績(適合回数)を集計して記憶するので、検査対象部品の部品種毎に検査実績を管理することが容易である。また、今回の検査実績は、部品検査データ(部品形状データ)に対応づけて記憶されるので、検査部13は、次回の検査時に、検査実績に応じた部品検査データ(部品形状データ)を選択することが容易である。
次に、検査部13は、全ての検査対象部品について検査が終了したか否かを判断する(ステップS109)。全ての検査対象部品について検査が終了した場合(Yesの場合)は、次のステップS110に進む。一方、全ての検査対象部品について検査が終了していない場合(Noの場合)は、ステップS101に戻り、検査が終了していない検査対象部品について検査を行う。
全ての検査対象部品について検査が終了した場合(Yesの場合)、検査部13は、今回の検査総数に対する良品数を算出する(ステップS110)。ここで、良品数とは、ステップS103で部品形状データが検査対象部品に適合した検査対象部品の数である。次に、検査部13は、今回の検査総数に対する良品数が所定割合(例えば80%)以上であるか否かを判断する(ステップS111)。
検査総数に対する良品数が所定割合以上の場合(Yesの場合)、部品検査データ記憶部11は、検査実績が良い順に部品形状データの配列を変更する(ステップS112)。この場合、部品検査データ記憶部11は、適合回数が多い順に部品形状データの配列を変更する。そして、一旦、本ルーチンを終了する。一方、ステップS111で検査総数に対する良品数が所定割合より少ない場合(Noの場合)、部品形状データの配列を変更しないで、一旦、本ルーチンを終了する。
本実施形態では、検査部13は、部品検査データ記憶部11に記憶されている複数個(本実施形態では5個)の部品検査データ(部品形状データ)のうち、過去の検査において検査実績が良好な部品検査データから順次、選択して部品の実装状態を検査する。そのため、検査対象部品の個体差による影響を受けにくく、部品検査データ(部品形状データ)が検査対象部品に適合するまでの所要時間を短縮することができ、検査時間を低減させることができる。
また、部品検査データ(部品形状データ)は、部品検査データ記憶部11によって検査実績が良い順(本実施形態では適合回数が多い順)に配列されるので、検査部13は、部品検査データ記憶部11に記憶されている複数個(5個)の部品検査データ(部品形状データ)を先頭から順に選択して、部品の実装状態を検査することができる。よって、検査部13における検査手順を簡素化することができる。
さらに、検査部13は、過去の検査における部品検査データ(部品形状データ)と検査対象部品との適合状態を示す適合回数を検査実績として用いる。そのため、検査部13は、適合回数が良好な部品検査データ(部品形状データ)から順次選択して、検査対象部品を検査することができる。よって、検査部13は、検査精度を向上させることができるとともに、検査時間を低減させることができる。
なお、検査実績として適合率を用いる場合も、適合回数の場合と同様の効果を得ることができる。さらに、検査実績として適合率を用いると、部品検査データ記憶部11に記憶されている期間が短く、適合回数が少ない場合であっても、検査部13は、検査実績が良好な部品検査データ(部品形状データ)から順次選択して検査することが容易である。
<第2実施形態>
本実施形態は、第1実施形態と比べて、検査実績集計部12および検査部13が異なる。以下、図6〜図8を参照しつつ、第1実施形態と比べて異なる点について説明する。
図6は、部品認識用カメラ103の撮像視野を模式的に示す図である。同図は、部品認識用カメラ103の撮像視野を5つの領域(検査領域LT1、LB1、RT1、RB1、C1)に分割したものである。検査領域LT1は、撮像視野における左上方の領域であり、検査領域LB1は、撮像視野における左下方の領域である。検査領域RT1は、撮像視野における右上方の領域であり、検査領域RB1は、撮像視野における右下方の領域である。また、検査領域C1は、撮像視野における中央の領域である。なお、撮像視野の分割数および分割領域は、任意に決定することができる。
例えば、検査対象部品が検査領域LT1に存在する場合、部品認識用カメラ103は、検査対象部品の右斜め上方から検査対象部品を撮像する。これに対して、例えば、検査対象部品が検査領域RT1に存在する場合、部品認識用カメラ103は、検査対象部品の左斜め上方から検査対象部品を撮像する。そのため、同じ部品メーカの同種類の部品であっても、撮像視野における検査対象部品が存在する領域によって部品表面の光反射が異なる。その結果、同じ部品メーカの同種類の部品であっても、撮像画像から抽出された検査対象部品の形状、色相、明度、彩度などが異なり、検査対象部品が存在する領域によって検査実績が異なる場合がある。
そこで、本実施形態では、検査実績集計部12は、部品認識用カメラ103の撮像視野における検査対象部品が存在する領域毎に検査実績(本実施形態では適合率)を集計する。そして、検査部13は、撮像視野における検査対象部品の位置に応じた検査実績を用いて、検査に使用する部品検査データ(本実施形態では部品形状データ)を選択する。
図7は、部品形状データおよび検査領域毎の適合率の一例を示す図である。同図は、データ21〜データ25で示す5個の部品形状データについて、それぞれ検査領域毎の適合率を示している。なお、同図では、検査領域の一部について、一部の部品形状データの適合率が示されており、数値が明示されていない部品形状データについては、その記載が省略されている。また、同図では、適合率と併せて、適合回数、参照回数および検査総数が示されている。
例えば、部品形状データ(データ21)について、検査領域LT1における適合率は60%である。詳細には、今回の検査を行う前の過去の検査において、検査対象部品が検査領域LT1に存在する場合に、部品形状データ(データ21)を参照した参照回数が1000回であり、部品形状データ(データ21)が検査対象部品に適合した適合回数が600回であるので、適合率は60%である。
一方、部品形状データ(データ21)について、検査領域LB1における適合率は0%である。参照回数および適合回数は、いずれも0回であり、今回の検査を行う前の過去の検査において、検査対象部品が検査領域LB1に存在する場合に、部品形状データ(データ21)を使用して検査対象部品を検査した実績がないことを示している。
本実施形態では、部品検査データ記憶部11は、検査対象部品が検査領域C1に存在する場合の部品形状データ(データ21〜データ25)を記憶している。部品形状データ(データ21〜データ25)は、例えば、検査対象部品の製造ロット毎の部品形状データを記憶することができる。
なお、部品検査データ記憶部11は、部品認識用カメラ103の撮像視野における検査対象部品が存在する領域(検査領域LT1、LB1、RT1、RB1、C1)毎に、部品検査データ(部品形状データ)を記憶することもできる。この場合、検査実績集計部12は、各検査領域LT1、LB1、RT1、RB1、C1毎に検査実績を集計して、部品検査データ(部品形状データ)に対応づける。
例えば、部品検査データ記憶部11は、部品形状データ(データ21)の代わりに、各検査領域LT1、LB1、RT1、RB1、C1毎に、部品検査データ(部品形状データ)を記憶することができる。他の部品形状データ(データ22〜データ25)についても同様である。つまり、部品検査データ記憶部11は、例えば、1つの検査対象部品の製造ロットに対して、各検査領域LT1、LB1、RT1、RB1、C1に対応する5つの部品検査データ(部品形状データ)を記憶することができる。
また、本実施形態では、部品検査データ記憶部11は、一つの部品種につき5個の部品検査データ(部品形状データ)を記憶するが、当該5個の部品検査データを検査対象部品がそれぞれ検査領域LT1、LB1、RT1、RB1、C1に存在する場合の部品検査データとすることもできる。例えば、部品形状データ(データ21)は、検査対象部品が検査領域LT1に存在する場合の部品形状データとし、部品形状データ(データ22)は、検査対象部品が検査領域LB1に存在する場合の部品形状データとすることができる。他の部品形状データ(データ23〜データ25)についても同様である。
図8は、基板外観検査の手順の一例を示すフローチャートである。まず、検査部13は、検査対象部品の位置から検査領域を特定する(ステップS201)。検査対象部品の位置は、部品実装機の実装データから得ることができる。そして、検査部13は、特定された検査領域の適合率が高い順に検査順序を決定する(ステップS202)。例えば、検査対象部品が検査領域LT1に存在する場合、検査部13は、まず、検査領域LT1における適合率が最も高い部品形状データ(データ25)を用いて検査対象部品の実装状態を検査する。以下、検査領域LT1における適合率が高い順(データ23、データ21、データ24、データ22の順)に部品形状データを選択して検査するように、検査部13は、検査順序を決定する。
次に、検査部13は、ステップS202で決定された検査順序の部品形状データを用いて、検査対象部品を検査する(ステップS203)。この場合、検査領域LT1における適合率が最も高い部品形状データ(データ25)を使用する。そして、検査部13は、部品形状データ(データ25)が検査対象部品に適合するか否かを判断する(ステップS204)。部品形状データ(データ25)が検査対象部品に適合する場合(Yesの場合)は、ステップS206に進む。
部品形状データ(データ25)が検査対象部品に適合しない場合(Noの場合)は、ステップS205に進む。そして、検査部13は、検査に使用されていない部品形状データがあるか否かを判断する(ステップS205)。検査に使用されていない部品形状データがある場合(Yesの場合)は、ステップS203に戻り、検査に使用されていない部品形状データを使用して検査対象部品を検査する。
検査に使用されていない部品形状データがない場合(Noの場合)は、ステップS206に進む。この場合、全ての部品形状データを使用して検査を行ったが、いずれの部品形状データも検査対象部品に適合しなかったことを示している。次に、検査部13は、検査結果を記憶する(ステップS206)。ステップS204で部品形状データが検査対象部品に適合する場合(Yesの場合)、検査部13は、適合した部品形状データの識別番号とともに、当該部品形状データが検査対象部品に適合した旨の検査結果を記憶する(ステップS206)。また、ステップS205で検査に使用されていない部品形状データがない場合(Noの場合)、検査部13は、全ての部品形状データ(データ21〜データ25)が検査対象部品に適合しなかった旨の検査結果を記憶する(ステップS206)。
次に、検査部13は、検査対象部品の部品種の切り替わりであるか否かを判断する(ステップS207)。部品種の切り替わりの場合(Yesの場合)、検査実績集計部12は、変更前の検査対象部品の部品種について、今回の検査実績(本実施形態では適合率)を集計する。そして、検査実績集計部12は、集計された今回の検査実績(適合率)を部品検査データ(部品形状データ)に対応づけて記憶する(ステップS208)。なお、ステップS207で部品種の切り替わりでない場合(Noの場合)、ステップS201に戻り、検査が終了していない検査対象部品について検査を行う。
本実施形態では、検査部13は、部品認識用カメラ103の撮像視野における検査対象部品の位置に応じた検査実績を用いて、検査に使用する部品検査データ(部品形状データ)を選択する。そのため、部品認識用カメラ103の撮像視野における検査対象部品の位置を考慮して、部品の実装状態を検査することができる。よって、検査部13は、検査精度を向上させることができるとともに、検査時間を低減させることができる。
<その他>
本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施することができる。例えば、基板外観検査装置1は、検査結果とともに、検査に使用した部品検査データ(部品形状データ)の識別記号を表示することができる。
この場合、検査対象部品の部品名称、検査結果、部品検査データの識別記号を表示すると好適である。検査結果は、例えば、検査対象部品の基板PB1における正規の実装位置からのずれ量などが挙げられる。ずれ量は、図1に示す矢印X方向および矢印Y方向のずれ量を表示することができる。また、ずれ量と併せて、検査対象部品の基板PB1における正規の実装位置(座標)を表示すると良い。
なお、検査結果および検査に使用した部品検査データ(部品形状データ)の識別記号は、例えば、外部記憶装置に記憶することもできる。そして、オフラインで検査結果および検査に使用した部品検査データ(部品形状データ)の識別記号を表示することもできる。
また、部品検査データ記憶部11は、複数の部品メーカに対応する複数種類の部品検査データ(部品形状データ)を記憶することもできる。さらに、部品実装機から部品メーカに関する情報(部品固有情報という。)を入手可能な場合は、部品固有情報を基板PB1の実装位置情報に関連付けることもできる。この場合、検査実績集計部12は、部品固有情報に基づいて検査実績を集計することができる。そして、検査部13は、部品固有情報に基づいて、検査に使用する部品検査データ(部品形状データ)の優先順位を決定することができる。
図9は、部品固有情報を送信する手順の一例を示すフローチャートである。部品固有情報は、図示しない部品実装機から基板外観検査装置1に送信される。部品実装機は、公知の部品実装機であり、部品を吸着して実装位置に搬入された基板PB1上に部品を装着する。
まず、部品実装機が部品の実装を行う(ステップS301)。そして、部品実装機は、部品供給ユニットの供給部品の有無を確認する(ステップS302)。部品供給ユニットに供給部品がある場合(Yesの場合)、ステップS305に進む。
部品供給ユニットに供給部品がない場合(Noの場合)、部品実装機は、部品供給ユニットに供給部品がない旨を表示して、部品供給ユニットの交換を指示する(ステップS303)。作業者によって部品供給ユニットが交換されると、部品実装機は、部品供給ユニットに収容される部品の部品固有情報を照会する。これにより、部品実装機は、交換された部品供給ユニットの正否を確認することができる。そして、部品実装機は、交換された部品供給ユニットに収容される部品の部品固有情報を基板外観検査装置1に送信する(ステップS304)。
次に、部品実装機は、実装予定の全ての部品を実装したか否かを判断する(ステップS305)。全ての部品を実装した場合(Yesの場合)、一旦、本ルーチンを終了する。実装していない部品がある場合(Noの場合)、ステップS301に戻り、部品実装機は、実装されていない部品を実装する。
以上により、基板外観検査装置1は、部品実装機から部品固有情報を入手することができる。そして、検査実績集計部12は、部品固有情報に基づいて検査実績を集計することができる。例えば、検査実績集計部12は、部品固有情報に基づいて部品メーカ毎に検査実績を集計することができる。そして、検査部13は、検査対象部品の部品メーカに対応した検査実績を用いて部品検査データを選択して、検査対象部品を検査することができる。
この場合、図8に示すステップS202において、例えば、検査部13は、部品固有情報から検査対象部品の部品メーカを確認する。そして、検査部13は、検査対象部品の部品メーカに対応する検査実績を優先的に用いて、部品検査データを選択して検査対象部品を検査することができる。
1:基板外観検査装置、
11:部品検査データ記憶部、
12:検査実績集計部、
13:検査部、
103:部品認識用カメラ

Claims (5)

  1. 基板に実装された部品の実装状態を検査する基板外観検査装置であって、
    検査対象部品の一つの部品種につき複数個の部品検査データを記憶する部品検査データ記憶部と、
    前記部品を撮像する部品認識用カメラの撮像視野における前記検査対象部品が存在する領域毎に、過去の前記検査において前記部品検査データを使用して前記検査対象部品の実装状態を検査したときの検査実績を集計する検査実績集計部と、
    前記部品検査データ記憶部に記憶されている前記複数個の部品検査データの中から前記検査に使用する部品検査データを選択して、前記選択した部品検査データを用いて前記検査対象部品の実装状態を検査する検査部と、
    を備え、
    前記検査部は、前記検査実績集計部によって集計された前記撮像視野における前記検査対象部品の位置に応じた前記検査実績が良好な部品検査データから順次選択して検査する基板外観検査装置。
  2. 前記部品検査データ記憶部は、前記検査実績集計部によって集計された前記検査実績が良い順に前記部品検査データの配列を変更する請求項1に記載の基板外観検査装置。
  3. 前記検査実績は、過去の前記検査において前記部品検査データが前記検査対象部品に適合した適合回数、または、過去の前記検査において前記部品検査データを参照した参照回数に対する前記適合回数の割合を示す適合率である請求項1または請求項2に記載の基板外観検査装置。
  4. 前記検査対象部品の部品種が変更されたときに、前記検査実績集計部は、変更前の前記検査対象部品の部品種について今回の検査実績を集計して、前記集計された今回の検査実績を前記部品検査データに対応づけて記憶する請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板外観検査装置。
  5. 前記部品検査データ記憶部は、記憶されている前記部品検査データを削除する場合に、前記部品検査データ記憶部に所定期間以上記憶され、かつ、前記検査実績が悪い部品検査データから削除する請求項1〜3のいずれか一項に記載の基板外観検査装置。
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