JP6167067B2 - データ記憶装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データ記憶装置及びこれを備えた画像処理装置に関し、特に、NAND型フラッシュメモリーにデータを記憶する技術に関する。
近年、複写機、スキャナー、及び複合機等の画像処理装置において、画像データ等の各種データを記憶するためのデータ記憶装置として、HDD(Hard Disk Drive)に代わり、SSD(Solid State Drive)の利用が普及してきている。
SSDは、HDDに比して振動や衝撃に強く、また高速アクセスが可能というメリットがある。その反面、SSDは、HDDに比してビット単価が高いというデメリットがある。また、SSDは、NAND型フラッシュメモリーを備えた構成であるため、NAND型フラッシュメモリーを構成するセルの特性上、データの書き換え回数に制限があるというデメリットがある。このため、画像処理装置が寿命に達する前に、NAND型フラッシュメモリーが書き換えの寿命を迎えると、SSDを利用できなくなり、画像処理装置の使用が不可能になる虞がある。
そこで、SSDを備えた画像処理装置の製品寿命を延ばすために、SSDが備えるNAND型フラッシュメモリーの記憶容量を増大することが考えられる。しかし、この場合、NAND型フラッシュメモリーのビット単価は高価であるので、製品価格が高くなってしまう。
そこで、他の方法として、例えば下記特許文献1に記載のように、NANDフラッシュデバイス(NAND型フラッシュメモリー)のブロックのうち、書き込み回数が制限数に達した不良ブロックが所定数に達すると、画像処理条件や印刷速度を変更する等して、書き込む対象のデータのデータ量を低減することにより、NANDフラッシュデバイスの寿命を延ばすことが考えられる。
特開2009−55457号公報
しかし、上記特許文献1に記載の技術では、NANDフラッシュデバイスの寿命が訪れるまでの時間を延長できるものの、NANDフラッシュデバイスへのデータの書き込みは継続されるため、何れNANDフラッシュデバイスは寿命を迎えることとなる。そして、NANDフラッシュデバイスが寿命を迎えた場合には、NANDフラッシュデバイスへのデータの書き換えを必要とする機能を実行しようとしたユーザーは、突然当該機能が実行できなくなるので、煩わしさを感じる虞があった。その上、ユーザーは、当該機能を再実行するためには、NANDフラッシュデバイスを交換したり、他の画像処理装置を利用する等の対処をとらなければならければならないので、更に煩わしさを感じる虞があった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、NANDメモリーが寿命を迎えた場合であっても、ユーザーにとって利便性の良いデータ記憶装置及びこれを備えた画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明によるデータ記憶装置は、データを正常に書き換え可能な回数が予め定められた制限回数を超えると不良状態になる複数の記憶素子を備えたNANDメモリーと、正常状態の前記記憶素子に記憶可能なデータの総量である前記NANDメモリーの実記憶容量が予め定められた規定容量未満である場合は、前記NANDメモリーに備えられた全ての前記記憶素子へのデータの書き換えを禁止するNANDコントローラーと、前記NANDコントローラーにより前記全ての前記記憶素子へのデータの書き換えが禁止された場合、前記規定容量を予め定められた補正量減少した量に変更する補正部と、前記補正部による前記規定容量の変更が行われた場合、前記NANDメモリーが寿命を迎えた旨の警告を報知する警告報知部と、を備え、前記NANDコントローラーは、前記正常状態の前記記憶素子を示す正常記憶素子情報を出力可能であり、前記NANDメモリーへのデータの書き換え指示を受け付ける指示受付部と、前記指示受付部により前記書き換え指示が受け付けられた場合、前記正常記憶素子情報が示す前記正常状態の前記記憶素子を用いて前記書き換え指示が示すデータの書き換えを行ったと仮定したときに、前記実記憶容量が前記規定容量未満になるときは、前記書き換え対象のデータの書き換えを前記NANDコントローラーに行わせず、前記警告を前記警告報知部に報知させる記憶制御部と、を更に備える。
本構成によれば、NANDメモリーの実記憶容量が規定容量未満になり、NANDメモリーが寿命を迎えたと考えられる状態になると、NANDコントローラーは、NANDメモリーの全ての記憶素子へのデータの書き換えを禁止する。しかし、このとき、補正部は、規定容量を所定の補正量分減少させ、警告報知部は、NANDメモリーが寿命を迎えた旨の警告を報知する。
これにより、NANDメモリーの実記憶容量を補正部が減少させた規定容量以上にすることができ、NANDコントローラーによるNANDメモリーの各記憶素子へのデータの書き換えを再び行わせることができる。その結果、NANDメモリーが寿命を迎えた場合であっても、NANDメモリーの全ての記憶素子へのデータの書き換えが突然禁止されることの煩わしさをユーザーに感じさせる虞を軽減することができ、ユーザーの利便性を向上することができる。
また、補正部が規定容量を変更することにより、NANDメモリーの全ての記憶素子へのデータの書き換えが禁止されなくなった状態で、ユーザーは、NANDメモリーが寿命を迎えた旨の警告に気づくことができる。これにより、NANDメモリーが寿命を迎えた場合であっても、NANDメモリーの全ての記憶素子へのデータの書き換えが禁止される事前に、NANDメモリーを交換する等の対処を行うための時間的猶予をユーザーに与えることができ、ユーザーの利便性を向上することができる。
この構成によれば、NANDメモリーへのデータの書き換えが指示された場合、当該データの書き換えを行ったと仮定したときに実記憶容量が規定容量未満になるときは、当該データの書き換えを行わせず、NANDメモリーが寿命を迎えた旨の警告を報知する。
このため、NANDメモリーが寿命を迎えるようなデータの書き換え指示がされた場合に、当該データの書き換えを行うことによってNANDメモリーが寿命を迎える状態になることを抑止することができ、NANDメモリーが寿命を迎えないような少量のデータの書き換えが可能なうちに、NANDメモリーが寿命を迎えたことをユーザーへ報知することができる。これにより、ユーザーに、NANDメモリーが寿命を迎えないような少量のデータの書き換え指示をさせる猶予を与えつつ、早期にNANDメモリーを交換する等の対処をとらせることができる。
また、情報を表示する表示部と、前記規定容量を前記表示部に表示させる表示制御部と、を更に備えることが好ましい。
この構成によれば、ユーザーは、表示部を視認することで、規定容量を容易に把握することができる。このため、NANDメモリーの使用開始当初から警告が報知されるまでの間、ユーザーは、表示部に表示された規定容量を視認することで、当該規定容量のデータの書き換えが可能なNANDメモリーを利用していることを認識することができる。その後、NANDメモリーへのデータの書き換えを繰り返し、規定容量が減少された場合、ユーザーは、表示部に表示された、NANDメモリーの使用開始当初よりも少ない規定容量を視認することで、NANDメモリーへ書き換え可能なデータ量が減少していることに気付きやすくなる。これにより、ユーザーは、NANDメモリーを交換する等の対処を取りやすくなる。
また、前記NANDコントローラーは、各前記記憶素子におけるデータの書き換え回数を均一にするウェアレベリング機能を有することが好ましい。
この構成によれば、データを書き換える対象の記憶素子が特定の記憶素子に偏る虞が軽減される。これにより、当該特定の記憶素子へのデータの書き換え回数が急速に増大し、不良状態になる記憶素子の数が急速に増大する虞を軽減することができる。その結果、NANDメモリーが寿命を迎えるまでに要する時間を増大することができる。
また、本発明による画像処理装置は、前記データ記憶装置と、前記NANDメモリーに記憶された画像を表すデータを用いて所定の処理を行う画像処理部と、を備える。
この構成によれば、前記データ記憶装置を備えているので、NANDメモリーが寿命を迎えた場合であっても、NANDメモリーの全ての記憶素子へのデータの書き換えが突然禁止され、画像処理部に所定の処理を行わせられなくなることの煩わしさをユーザーに感じさせる虞を軽減することができる。また、NANDメモリーが寿命を迎えた場合であっても、NANDメモリーの全ての記憶素子へのデータの書き換えが禁止され、画像処理部に所定の処理を行わせられなくなる事前に、NANDメモリーを交換する等の対処を行うための時間的猶予をユーザーに与えることができ、ユーザーの利便性を向上することができる。
この発明によれば、NANDメモリーが寿命を迎えた場合であっても、ユーザーにとって利便性の良いデータ記憶装置及びこれを備えた画像処理装置を提供することができる。
本発明に係る画像処理装置の一実施形態に係る複写機の電気的構成を示すブロック図である。 NANDメモリーの総記憶容量と規定容量と実記憶容量の一例を示す図である。 NANDメモリーが寿命を迎えたときの総記憶容量と規定容量と実記憶容量の一例を示す図である。 補正部による規定容量変更後のNANDメモリーの総記憶容量と規定容量と実記憶容量の一例を示す図である。 NANDメモリーへのデータの書き換えの動作を示すフローチャートである。 変形実施形態における、NANDメモリーへのデータの書き換えの動作を示すフローチャートである。 正常記憶素子情報が示す正常状態のブロックを用いてデータの書き換えを行ったと仮定したときのNANDメモリーの総記憶容量と規定容量と実記憶容量の一例を示す図である。 (A)は、補正部による規定容量の変更が行われていない場合に、表示制御部により規定容量が表示された表示部の一例を示す図であり、(B)は、補正部による規定容量の変更が行われた後に、表示制御部により変更後の規定容量が表示された表示部の一例を示す図である。
以下、本発明に係るデータ記憶装置及びこれを備えた画像処理装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。尚、本実施形態では、画像処理装置として複写機を例に説明するが、これに限定する趣旨ではなく、画像処理装置は、例えば、プリンター、ファクシミリ装置、スキャナー、又は、複合機であってもよい。
図1は、本発明に係る画像処理装置の一実施形態に係る複写機1の電気的構成を示すブロック図である。例えば、図1に示すように、複写機1は、画像読取部21と、画像形成部22(画像処理部)と、操作部23と、SSD24と、制御部10と、を備えている。尚、SSD24及び制御部10は、本発明に係るデータ記憶装置の一実施形態を構成する。
画像読取部21は、CCD(Charge Coupled Device)ラインセンサーや露光ランプ等を有する不図示の光学系ユニットを備えている。光学系ユニットは、制御部10による制御の下、不図示の原稿台に載置された原稿の画像を走査しつつ取得した画像データを制御部10へ出力する。尚、制御部10は、当該入力された画像データを後述のNANDコントローラー242によって、NANDメモリー241に記憶させる。
画像形成部22は、制御部10による制御の下、NANDメモリー241から読み出された画像データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成処理(所定の処理)を行う。具体的には、画像形成部22は、感光体ドラム、感光体ドラムの周面に対向して配設された帯電部、帯電部の下流側であって感光体ドラムの周面に対向して配設された露光部、露光部の下流側であって感光体ドラムの周面に対向して配設された現像部、現像部の下流側であって感光体ドラムの周面に対向して配設されたクリーニング部等を備えた周知の構成を有する。
操作部23は、情報を表示するための表示部231と、ユーザーによって各種指示の操作を行わせるための操作キー部232と、を備えている。表示部231は、例えばタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等であり、各種情報を表示する。操作キー部232は、例えば、コピー機能等の機能の実行開始を指示するためのスタートキーや、数値や記号を入力するためのテンキー等の各種キーを含む。
SSD24は、SSD24の製品仕様により定められた規定容量のデータを記憶可能な記憶装置である。具体的には、SSD24は、NANDメモリー241と、NANDコントローラー242と、を備えている。
NANDメモリー241は、所謂NAND型フラッシュメモリーと呼ばれる不揮発性メモリーである。NANDメモリー241には、画像読取部21が出力した画像データや、各ユーザーが過去に複写機1の各機能を実行するときに指示した実行条件を示すデータや、画像形成部22や画像読取部21等の各動作部を制御するためのプログラム等の各種データが記憶される。
具体的には、NANDメモリー241は、所定の複数バイトのデータを記憶可能なブロックと呼ばれる記憶素子を複数備えている。各ブロックは、1ビットのデータを蓄積可能なセルと呼ばれる内部素子を、上記複数バイトのデータを表すビット列のビット数分備えている。
NANDコントローラー242は、不図示のCPU(Central Processing Unit)、不図示のRAM(Random Access Memory)、及び、NANDメモリー241へのデータの読み書きを指示するコマンドや当該読み書きされるデータを制御部10との間で入出力する入出回路等を備えている。
NANDコントローラー242は、制御部10から入力されたNANDメモリー241に対するデータの読み出し指示を示すコマンドをCPUによって実行することにより、指示されたデータをNANDメモリー241から読み出す。
また、NANDコントローラー242は、制御部10から入力されたNANDメモリー241へのデータの書き換え指示を示すコマンドをCPUによって実行することにより、NANDメモリー241の各ブロックに記憶されているデータの消去後、指示されたデータを各ブロックに書き込む。このようにして、NANDメモリー241は、制御部10による制御の下、ブロック単位でデータの書き換えを行う。
また、NANDコントローラー242は、NANDメモリー241の各ブロックの状態を管理し、制御部10による制御の下、各ブロックの状態を示す情報を出力する。
具体的には、NANDメモリー241の各ブロックは、セルを構成する酸化膜の特性上、データの書き換えを正常に行うことができる制限回数が、一般的に、100万回程度に制限されている。そこで、NANDコントローラー242は、各ブロックへのデータの書き換え時に、当該各ブロックの所定の記憶領域に記憶されている当該各ブロックへのデータの書き換え回数をカウントアップし、当該カウントアップ後の書き換え回数に書き換える。
そして、NANDコントローラー242は、各ブロックへのデータの書き換え後、上記所定の領域に記憶した各ブロックへのデータの書き換え回数が、予め定められた制限回数を超えた場合は、当該各ブロックが正常にデータを書き換えできない不良状態になったことを示すバッドブロック情報を、当該各ブロックの所定の他の記憶領域に記憶する。
尚、制限回数は、複写機1の初期動作時等の所定のタイミングで制御部10からNANDコントローラー242へ入力される。そして、NANDコントローラー242は、制御部10による制御の下、当該入力された制限回数をNANDコントローラー242内の不図示のRAMに記憶する。
このように、NANDコントローラー242は、各ブロックの上記他の記憶領域にバッドブロック情報が記憶されているか否かによって、各ブロックが不良状態であるか、正常状態であるかを管理する。正常状態のブロックとは、データの書き換え回数が上記制限回数を超えていず、正常にデータを書き換え可能な状態のブロックを示す。
また、NANDコントローラー242は、NANDメモリー241の実記憶容量が上記の規定容量未満である場合は、NANDメモリー241に備えられた全てのブロックへのデータの書き換えを禁止する。NANDメモリー241の実記憶容量とは、正常状態のブロックに記憶可能なデータの総量を示す。
尚、規定容量は、複写機1の初期動作時等の所定のタイミングで制御部10からNANDコントローラー242へ入力される。そして、NANDコントローラー242は、制御部10による制御の下、当該入力された規定容量をNANDコントローラー242内の不図示のRAMに記憶する。
以下、NANDコントローラー242による上記のデータの書き換えを禁止する制御の詳細について説明する。先ず、当該制御に用いられる、NANDメモリー241の総記憶容量と規定容量と実記憶容量について説明する。図2は、NANDメモリー241の総記憶容量Caと規定容量Cdと実記憶容量Crの一例を示す図である。
図2の横軸に示すように、NANDメモリー241は、n個(n≧2)のブロックを備えている。つまり、NANDメモリー241の総記憶容量Caは、図2の縦軸に示す1ブロック当たりの記憶容量Cuと、ブロック数(=n)と、の積(図2の太線の実線矩形部の面積)によって示される。
図2に示すように、NANDメモリー241は、総記憶容量Caが、一点鎖線矩形部の面積によって示される規定容量Cdよりも大きくなるように、規定容量Cdのデータを記憶するために必要なブロックの数(図2では、1番目のブロックからm−1番目のブロックまでのm−1個)よりも多い数(n個)のブロックを備えている。以下にその理由を示す。
NANDメモリー241へのデータの書き換えを繰り返した結果、不良状態のブロックが増大し、正常状態のブロックが減少すると、NANDメモリー241は、規定容量Cdのデータを正常状態のブロックに書き換えることができない状態になり、寿命を迎えることになる。つまり、NANDメモリー241は、正常状態のブロック数が規定容量Cdのデータを記憶するために必要なブロックの数よりも大きい状態である期間を長くして、上記寿命を延ばすために、規定容量Cdのデータを記憶するために必要なブロックの数よりも多い数のブロックを備えている。
次に、NANDメモリー241の実記憶容量Crについて説明する。NANDコントローラー242がデータの書き換えを繰り返した結果、図2の斜線部に示すように、m+1番目からn番目までのn−m個のブロックが不良状態であり、残りの1番目からm番目までのm個のブロックが正常状態であったとする。
この場合、正常状態のブロックに記憶可能なデータの総量である実記憶容量Crは、正常状態のブロック数(=m)と1ブロック当たりの記憶容量Cuとの積(破線矩形部の面積)によって示される。つまり、不良状態のブロック数が増大し、正常状態のブロック数が減少すると、これに合わせて実記憶容量Crも減少することになる。
次に、NANDコントローラー242による上記のデータの書き換えを禁止する制御の詳細について説明する。図3は、NANDメモリー241が寿命を迎えたときの総記憶容量Caと規定容量Cdと実記憶容量Crの一例を示す図である。例えば、図2に示す状態から、更にNANDメモリー241へのデータの書き換えを繰り返した結果、図3に示すように、m−1番目とm番目のブロックが更に不良状態になったとする。
この場合、実記憶容量Crは、1番目からm−2番目までのm−2個のブロックの記憶容量の総和(=(m−2)×Cu)となり、m−1個のブロックの記憶容量の総和(=(m−1)×Cu)に相当する規定容量Cdよりも小さくなる。つまり、この場合、SSD24の製品仕様により定められた規定容量Cdのデータを正常に書き換えることはできないので、NANDコントローラー242は、NANDメモリー241が寿命を迎えたと判断し、n個の全てのブロックへのデータの書き換えを禁止する。
図1に参照を戻す。制御部10は、例えば、所定の演算処理を実行する不図示のCPUと、所定の制御プログラムや、上記の制限回数や規定容量Cd等の各種初期設定データが記憶されたEEPROM等の不図示の不揮発性メモリーと、データを一時的に記憶するための不図示のRAMと、これらの周辺回路等とを備えている。制御部10は、不揮発性メモリー等に記憶された制御プログラムをCPUによって実行することによって各種処理を実行し、複写機1の各部の動作を制御する。
例えば、制御部10は、複写機1に電源が投入された初期動作時に、不揮発性メモリーに記憶されている制限回数及び規定容量Cdを読み出す。そして、制御部10は、読み出した制限回数及び規定容量CdをNANDコントローラー242へ出力し、NANDコントローラー242を制御して、当該出力した制限回数及び規定容量CdをNANDコントローラー242内のRAMに記憶させる。
また、制御部10は、NANDコントローラー242にNANDメモリー241へのデータの書き換えを行わせる制御に関し、特に、図1の実線部に示すように、指示受付部11、補正部12、及び警告報知部13として動作する。
指示受付部11は、ユーザーによる操作部23の操作により入力された各種指示を受け付ける。
例えば、指示受付部11は、ユーザーによる操作部23の操作によりコピー機能の実行指示が入力されると、当該実行指示を受け付ける。そして、指示受付部11は、画像読取部21に原稿の画像を表す画像データを出力させ、当該出力させた画像データを、NANDコントローラー242によってNANDメモリー241へ書き込ませる。そして、NANDコントローラー242にNANDメモリー241に記憶された画像データを読み出させ、当該読み出された画像データを用いた画像形成処理を画像形成部22に実行させる。
つまり、指示受付部11は、コピー機能の実行指示を受け付けることにより、NANDメモリー241への画像データの書き換え指示及びNANDメモリー241からの画像データの読み出し指示を受け付ける。
補正部12は、上記のように、NANDコントローラー242によりNANDメモリー241の全てのブロックへのデータの書き換えが禁止された場合、規定容量Cdを予め定められた補正量減少した量に変更する。
具体的には、図3に示すように、m−1番目からn番目までのn−m−2個のブロックが不良状態となり、残りの1番目からm−2番目までのm−2個のブロックが正常状態になることで、実記憶容量Crが規定容量Cd未満になったとする。この場合、NANDコントローラー242は、上記のように、NANDメモリー241に備えられた全てのブロックへのデータの書き換えを禁止する。
このように、NANDコントローラー242によって、NANDメモリー241に備えられた全てのブロックへのデータの書き換えが禁止された場合、補正部12は、制御部10の不揮発性メモリーに記憶されている規定容量Cd及び補正量を読み出す。尚、補正量は、例えば2個のブロックの記憶容量の総和(=2×Cu)に相当する量に定められているものとする。
図4は、補正部12による規定容量Cd変更後のNANDメモリー241の総記憶容量Caと規定容量Cdと実記憶容量Crの一例を示す図である。そして、補正部12は、図4に示すように、上記読み出した規定容量Cdを、上記読み出した補正量(2個のブロックの記憶容量の総和(=2×Cu))減少した量(一点鎖線矩形部の面積)に変更する。つまり、変更後の規定容量Cdは、m−3個のブロックの記憶容量の総和(=(m−3)×Cu)に相当する量となる。
補正部12は、当該変更後の規定容量Cdを不揮発性メモリーに記憶するとともに、NANDコントローラー242へも出力する。そして、補正部12は、NANDコントローラー242を制御して、当該出力した変更後の規定容量CdをNANDコントローラー242内のRAMに記憶させる。
これにより、m−2個のブロックの記憶容量の総和(=(m−2)×Cu、破線矩形部の面積)に相当する実記憶容量Crは、m−3個のブロックの記憶容量の総和(=(m−3)×Cu)に相当する変更後の規定容量Cd以上となる。このため、NANDコントローラー242は、NANDメモリー241へのデータの書き換えを禁止せずに、NANDメモリー241へのデータの書き換えを行えるようになる。
警告報知部13は、補正部12による規定容量Cdの変更が行われた場合、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨のメッセージを表示部231に表示する。これにより、警告報知部13は、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨の警告をユーザーに報知する。
以下、NANDメモリー241へのデータの書き換えの動作について説明する。図5は、NANDメモリー241へのデータの書き換えの動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、制御部10は、複写機1の初期動作時等の所定タイミングに、不揮発性メモリーから制限回数及び規定容量を読み出し、NANDコントローラー242を制御して、NANDコントローラー242内の不図示のRAMに記憶させる(S1)。
そして、指示受付部11により、NANDメモリー241へのデータの書き換え指示が受け付けられると(S2)、NANDコントローラー242は、実記憶容量Crが、ステップS1でRAMに記憶された規定容量Cd未満であるか否かを判定する(S3)。
NANDコントローラー242は、ステップS3において、実記憶容量Crが規定容量Cd未満であると判定した場合(S3;YES)、NANDメモリー241に備えられた全てのブロックへのデータの書き換えを禁止する(S4)。
ステップS4において、NANDコントローラー242により、NANDメモリー241に備えられた全てのブロックへのデータの書き換えが禁止された場合、補正部12は、規定容量Cdを所定の補正量減少した量に変更する。そして、補正部12は、変更後の規定容量Cdを不揮発性メモリーに記憶するとともに、NANDコントローラー242を制御して、当該出力した変更後の規定容量CdをNANDコントローラー242内のRAMに記憶させる(S5)。
補正部12による規定容量Cdの変更が行われた場合、警告報知部13は、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨の警告をユーザーに報知する(S6)。ステップS6の実行後は、ステップS2以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS3において、NANDコントローラー242は、実記憶容量Crが規定容量Cd以上であると判定した場合(S3;NO)、NANDメモリー241に備えられた全てのブロックへのデータの書き換えを禁止しない。この場合、制御部10は、指示受付部11が受け付けた指示が示すデータの書き換えを実行させる(S7)。ステップS7の実行後は、ステップS2以降の処理が繰り返される。
このように、上記実施形態の構成によれば、NANDメモリー241の実記憶容量Crが規定容量Cd未満になり、NANDメモリー241が寿命を迎えたと考えられる状態になると、NANDコントローラー242は、NANDメモリー241の全てのブロックへのデータの書き換えを禁止する。しかし、このとき、補正部12は、規定容量Cdを所定の補正量分減少させ、警告報知部13は、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨の警告を報知する。
これにより、NANDメモリー241の実記憶容量Crを補正部12が減少させた規定容量Cd以上にすることができ、NANDコントローラー242によるNANDメモリー241の各ブロックへのデータの書き換えを再び行わせることができる。その結果、NANDメモリー241が寿命を迎えた場合であっても、NANDメモリー241の全てのブロックへのデータの書き換えが突然禁止されることの煩わしさをユーザーに感じさせる虞を軽減することができ、ユーザーの利便性を向上することができる。
また、補正部12が規定容量Cdを変更することにより、NANDメモリー241の全てのブロックへのデータの書き換えが禁止されなくなった状態で、ユーザーは、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨の警告に気づくことができる。これにより、NANDメモリー241が寿命を迎えた場合であっても、NANDメモリー241の全てのブロックへのデータの書き換えが禁止される事前に、NANDメモリー241を交換する等の対処を行うための時間的猶予をユーザーに与えることができ、ユーザーの利便性を向上することができる。
尚、上記実施形態は、本発明に係る実施形態の例示に過ぎず、本発明を上記実施形態に限定する趣旨ではない。例えば、以下に示す変形実施形態であってもよい。
(1)図1の破線部に示すように、制御部10が、更に、記憶制御部14として動作するようにしてもよい。記憶制御部14は、指示受付部11により、NANDメモリー241へのデータの書き換え指示が受け付けられた場合、NANDコントローラー242に、正常状態のブロックを示す正常記憶素子情報を出力させる。そして、記憶制御部14は、当該正常記憶素子情報が示す正常状態のブロックを用いて上記書き換え指示が示すデータの書き換えを行ったと仮定したときに、実記憶容量Crが規定容量Cd未満になるときは、当該書き換え対象のデータの書き換えをNANDコントローラー242に行わせず、警告報知部13に上記警告を報知させる。正常記憶素子情報については後述する。
図6は、変形実施形態における、NANDメモリー241へのデータの書き換えの動作を示すフローチャートである。図6において、図5と同じ処理内容のステップについては同符号を付し、その説明を省略する。
具体的には、図4及び図6に示すように、ステップS5において、補正部12が、規定容量Cdをm−3個のブロックの記憶容量の総和(=(m−3)×Cu)に相当する量に変更した結果、実記憶容量Crが規定容量Cd以上になり、NANDコントローラー242によるNANDメモリー241へのデータの書き換えが可能になったとする。また、1番目からm−2番目までの各ブロックのデータの書き換え回数が、制限回数よりも1だけ少ない数であるとする。つまり、1番目からm−2番目までの各ブロックは、データの書き換えを1度行うと不良状態になるものとする。その後、ステップS2において、指示受付部11により、複数枚の原稿を複写するコピー機の実行指示が受け付けられた結果、2つのブロックの記憶容量に相当する量の画像データの書き換え指示が受け付けられたとする。
この場合、実記憶容量Crが規定容量Cd以上になり、NANDコントローラー242によるNANDメモリー241へのデータの書き換えが禁止されていないので(S3;NO)、記憶制御部14は、NANDコントローラー242を制御して、NANDコントローラー242に正常状態のブロックを示す正常記憶素子情報を出力させることにより、正常記憶素子情報を取得する(S8)。正常記憶素子情報には、正常状態である1番目からm−2番目までのm−2個の各ブロックの記憶容量と、当該各ブロックにおけるデータの書き換え回数と、が含まれる。
次に、記憶制御部14は、ステップS8で取得した正常記憶素子情報が示す、m−2個の正常状態の各ブロックの記憶容量を用いて、ステップS2において受け付けられた指示が示す画像データの書き換えを行ったと仮定した場合に、実記憶容量Crが規定容量Cd未満になるか否かを判定する(S9)。
図7は、正常記憶素子情報が示す正常状態のブロックを用いてデータの書き換えを行ったと仮定したときのNANDメモリー241の総記憶容量Caと規定容量Cdと実記憶容量Crの一例を示す図である。具体的には、記憶制御部14は、ステップS9において、例えば図7に示すように、m−3番目及びm−2番目の2つのブロックに画像データを書き換えると仮定する。これにより、記憶制御部14は、正常記憶素子情報として取得した当該m−3番目及びm−2番目の2つのブロックの書き換え回数が制限回数に達し、当該2つのブロックが不良ブロックになると判断する。
その結果、記憶制御部14は、正常状態のブロックが1番目からm−4番目までのm−4個のブロックになると判断し、実記憶容量Crが、図7の破線矩形部に示すように、1番目からm−4番目までのm−4個のブロックの記憶容量の総和(=(m−4)×Cu)に相当する量であることを把握する。
そして、記憶制御部14は、不揮発性メモリーから規定容量Cdを読み出し、上記把握した実記憶容量Crが当該読みだした規定容量Cd未満であるか否かを判定する。例えば、上記具体例の場合、記憶制御部14は、把握した実記憶容量Crがm−3個のブロックの記憶容量の総和(=(m−3)×Cu)に相当する規定容量Cd未満であると判定する(S9;YES)。
記憶制御部14は、ステップS9において、把握した実記憶容量Crが規定容量Cd未満であると判定した場合(S9;YES)、当該2つの画像データの書き換えをNANDコントローラー242に行わせず、警告報知部13に上記警告を報知させる(S6)。一方、記憶制御部14は、ステップS9において、把握した実記憶容量Crが規定容量Cd以上であると判定した場合(S9;NO)、ステップS2において指示受付部11が受け付けた指示が示すデータの書き換えを実行させる(S7)。
本変形実施形態の構成によれば、NANDメモリー241へのデータの書き換えが指示された場合、当該データの書き換えを行ったと仮定したときに実記憶容量Crが規定容量Cd未満になるときは、当該データの書き換えを行わせず、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨の警告を報知する。
このため、NANDメモリー241が寿命を迎えるようなデータの書き換え指示がされた場合に、当該データの書き換えを行うことによってNANDメモリー241が寿命を迎える状態になることを抑止することができ、NANDメモリー241が寿命を迎えないような少量のデータの書き換えが可能なうちに、NANDメモリー241が寿命を迎えたことをユーザーへ報知することができる。これにより、ユーザーに、NANDメモリー241が寿命を迎えないような少量のデータの書き換え指示をさせる猶予を与えつつ、早期にNANDメモリー241を交換する等の対処をとらせることができる。
(2)また、図1の一点鎖線部に示すように、制御部10が、更に、規定容量Cdを表示部231に表示させる表示制御部15として動作するようにしてもよい。
図8(A)は、補正部12による規定容量Cdの変更が行われていない場合に、表示制御部15により規定容量Cdが表示された表示部231の一例を示す図であり、図8(B)は、補正部12による規定容量Cdの変更が行われた後に、表示制御部15により変更後の規定容量Cdが表示された表示部231の一例を示す図である。
例えば、補正部12による規定容量Cdの変更が行われていない場合に、指示受付部11により、SSD24の記憶容量を表示する指示が受け付けられたとする。この場合、表示制御部15は、不揮発性メモリーに記憶されている規定容量Cdを読み出す。そして、表示制御部15は、図8(A)に示すように、取得した規定容量Cdを示す文字列D1(図8(A)では、「XXX GB」)を表示部231に表示するとともに、規定容量Cdに対応する所定の面積を有する矩形図形D2を表示する。
その後、補正部12による規定容量Cdの変更が行われた場合に、指示受付部11により、SSD24の記憶容量を表示する指示が受け付けられたとする。この場合、表示制御部15は、補正部12によって不揮発性メモリーに記憶された変更後の規定容量Cdを、不揮発性メモリーから読み出す。そして、表示制御部15は、図8(B)に示すように、取得した変更後の規定容量Cdを示す文字列D3(図8(B)では、「YYY GB」)を表示部231に表示するとともに、当該変更後の規定容量Cdに対応する所定の面積を有する矩形図形D4を表示する。尚、表示制御部15が、規定容量Cdを表示部231に表示する態様を、図8(A)及び図8(B)に示す態様に限定する趣旨ではない。
この変形実施形態の構成によれば、ユーザーは、表示部231を視認することで、規定容量Cdを容易に把握することができる。このため、NANDメモリー241の使用開始当初から警告が報知されるまでの間、ユーザーは、表示部231に表示された規定容量Cdを視認することで、当該規定容量Cdのデータの書き換えが可能なNANDメモリー241を利用していることを認識することができる。その後、NANDメモリー241へのデータの書き換えを繰り返し、規定容量Cdが減少された場合、ユーザーは、表示部231に表示された、NANDメモリー241の使用開始当初よりも少ない規定容量Cdを視認することで、NANDメモリー241へ書き換え可能なデータ量が減少していることに気付きやすくなる。これにより、ユーザーは、NANDメモリー241を交換する等の対処を取りやすくなる。
(3)また、NANDコントローラー242は、NANDメモリー241の各ブロックにおけるデータの書き換え回数を均一にする周知のウェアレベリング機能を有していてもよい。
この変形実施形態の構成によれば、データを書き換える対象のブロックが特定のブロックに偏る虞が軽減される。これにより、当該特定のブロックへのデータの書き換え回数が急速に増大し、不良状態になるブロックの数が急速に増大する虞を軽減することができる。その結果、NANDメモリー241が寿命を迎えるまでに要する時間を増大することができる。
(4)また、操作部23が、音声を出力するスピーカーを含むように構成してもよい。そして、警告報知部13は、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨を示す所定の警告音を当該スピーカに出力させることで、NANDメモリー241が寿命を迎えた旨の警告を報知してもよい。
1 複写機(画像処理装置)
10 制御部(データ記憶装置)
11 指示受付部
12 補正部
13 警告報知部
14 記憶制御部
15 表示制御部
22 画像形成部(画像処理部)
23 操作部
231 表示部
232 操作キー部
241 NANDメモリー
242 NANDコントローラー
Ca 総記憶容量
Cd 規定容量
Cr 実記憶容量

Claims (4)

  1. データを正常に書き換え可能な回数が予め定められた制限回数を超えると不良状態になる複数の記憶素子を備えたNANDメモリーと、
    正常状態の前記記憶素子に記憶可能なデータの総量である前記NANDメモリーの実記憶容量が予め定められた規定容量未満である場合は、前記NANDメモリーに備えられた全ての前記記憶素子へのデータの書き換えを禁止するNANDコントローラーと、
    前記NANDコントローラーにより前記全ての前記記憶素子へのデータの書き換えが禁止された場合、前記規定容量を予め定められた補正量減少した量に変更する補正部と、
    前記補正部による前記規定容量の変更が行われた場合、前記NANDメモリーが寿命を迎えた旨の警告を報知する警告報知部と、
    を備え
    前記NANDコントローラーは、前記正常状態の前記記憶素子を示す正常記憶素子情報を出力可能であり、
    前記NANDメモリーへのデータの書き換え指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部により前記書き換え指示が受け付けられた場合、前記正常記憶素子情報が示す前記正常状態の前記記憶素子を用いて前記書き換え指示が示すデータの書き換えを行ったと仮定したときに、前記実記憶容量が前記規定容量未満になるときは、前記書き換え対象のデータの書き換えを前記NANDコントローラーに行わせず、前記警告を前記警告報知部に報知させる記憶制御部と、
    を更に備えるデータ記憶装置。
  2. 情報を表示する表示部と、
    前記規定容量を前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を更に備える請求項1に記載のデータ記憶装置。
  3. 前記NANDコントローラーは、各前記記憶素子におけるデータの書き換え回数を均一にするウェアレベリング機能を有する請求項1又は2に記載のデータ記憶装置。
  4. 請求項1からの何れか一項に記載のデータ記憶装置と、
    前記NANDメモリーに記憶された画像を表すデータを用いて所定の処理を行う画像処理部と、
    を備える画像処理装置。
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