JP6166703B2 - ナノファイバ製造装置、及び、ナノファイバ製造方法 - Google Patents

ナノファイバ製造装置、及び、ナノファイバ製造方法 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、ナノファイバ製造装置、及び、ナノファイバ製造方法に関する。
ナノ単位の直径を有する繊維物質を製造する装置として、ナノファイバ製造装置が医療分野等の広い分野に用いられている。ナノファイバ製造装置において、エレクトロスピニング技術が用いられている。
エレクトロスピニング技術とは、高分子物質等が溶解した原料液と、ワークと、を帯電させ、原料液及びワークの電位差によって原料液をワークに向かって吐出させる技術である。原料液が電気的に延伸することでナノファイバが製造される。このようなナノファイバ製造装置において、生産性を向上させることが望まれる。
特開2009−275326号公報
本発明の実施形態は、より生産性が向上したナノファイバ製造装置及びナノファイバ製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、被堆積部と、吐出部と、電源部と、検査部と、調整部と、を備えたナノファイバ製造装置が提供される。前記被堆積部は、第1面と、第2面と、を有する。前記第2面は、前記第1面と反対の面である。前記吐出部は、前記第1面に向かって原料液を吐出する。前記電源部は、前記吐出部と、前記第1面と、の間に電位差を発生させる。前記検査部は、前記第1面の欠陥を検査する。前記調整部は、前記第2面に対向して設けられる。前記調整部は、前記第2面に電位を発生させる。
第1実施形態に係るナノファイバ製造装置を示す模式図である。 ナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す参考図である。 第1実施形態に係るナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す図である。 第2実施形態に係るナノファイバ製造装置を示す模式図である。 第3実施形態に係るナノファイバ製造装置を示す模式図である。 ナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す参考図である。 第3実施形態に係るナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す図である。 ナノファイバ製造方法を示すフローチャートである。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るナノファイバ製造装置を示す模式図である。
図2は、ナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す参考図である。
図3は、第1実施形態に係るナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す図である。
図1に表すように、ナノファイバ製造装置100は、電源部10と、制御部20と、検査部25と、吐出部30と、調整部40と、遮蔽部50と、被堆積部60と、を備える。図1の矢印の方向は、吐出部30が原料液を吐出する方向を示している。
本実施形態のナノファイバ製造装置100において、吐出部30と、被堆積部60と、の間に電圧を印加すると、表面張力によって吐出部30の先端部分に留まっている原料液は正(または負)に帯電する。また、原料液は、異極に帯電(アース)している被堆積部60に向かう電気力線に沿って作用する静電力によって吸引される。なお、吐出部30と、被堆積部60と、の間に印加する電圧は、10〜100kV程度である。
静電力が表面張力より大きくなると、原料液が吐出部30の先端部分から吐出される。先端部分から吐出された原料液は、被堆積部60に向かって吐出される。このとき、原料液に含まれる溶媒は揮発し、ポリマーの繊維体が被堆積部60に到達する。これにより、ナノファイバNが被堆積部60の上に堆積される。本実施形態のナノファイバ製造装置100は、エレクトロスピニング法を用いてナノファイバNを形成する。
ナノファイバ製造装置100によって、平滑表面、多孔表面、ビーズ状、芯鞘状、中空状、極細ファイバー等の形状を有するナノファイバNが被堆積部60の上に堆積される。例えば、ナノファイバ製造装置100によって、電池の電極上にセパレータが形成される。
電源部10は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に高電圧を印加する電源装置である。電源部10は、直流電源を用いた電源装置である。例えば、電源部10の一方の端子は、吐出部30に電気的に接続され、電源部10の他方の端子は、接地されている。また、被堆積部60の一端は、接地されている。このような接続によって、吐出部30と、被堆積部60と、の間に電位差を発生させることができる。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及びメモリー等を備えたコンピュータである。制御部20は、電源部10及び吐出部30の動作を制御する。制御部20は、電源部10及び吐出部30に電気的に接続されている。制御部20は、吐出液に印加される電圧値を決定するように電源部10を制御する。制御部20は、吐出液の量を決定するように吐出部30を制御する。
検査部25は、ナノファイバNが堆積された被堆積部60の第1面60aの欠陥を検査する。例えば、表面欠陥を検査する方法として、検査対象である第1面60aの外観をカメラ等で撮像し、ディスプレイに表示させた画像を観察する方法がある。また、表面欠陥を検査する別の方法として、第1面60aの外観をカメラ等で撮像し、画像データと、検査用のマスターデータと、を比較して表面欠陥を特定する方法がある。また、第1面60aに検査体を接触させて表面欠陥を検査しても良い。第1面60aの欠陥を検査する検査装置を別に設けても良い。
検査部25は、第1面60aの欠陥に関する情報を欠陥信号を介して制御部20に送る。制御部20は、検査部25からの欠陥信号によるデータに基づいて、電源部10、吐出部30、調整部40及び遮蔽部50を制御する。例えば、制御部20は、検出された被堆積部60上の欠陥に基づいて、吐出部30の被堆積部60に対する位置、調整部40の被堆積部60に対する位置、及び、遮蔽部50の被堆積部60に対する位置を決定する。
吐出部30、調整部40及び遮蔽部50の位置が決まった後、制御部20は、ナノファイバNが欠陥部分に形成するように、電源部10及び吐出部30を制御する。例えば、制御部20は、欠陥部分にナノファイバNを形成させるために、電源部10により印加する電圧値、及び、吐出部30から吐出する原料液の量を決定する。これにより、被堆積部60上の欠陥は修復される。
吐出部30は、例えば、ナノファイバNを形成する材料である原料液を吐出するノズルである。吐出部30は、先端部分と、本体部分と、を有する。例えば、原料液は、吐出部30とは別に設けられたタンク等に蓄えられ、タンクからパイプを介して吐出部30の本体部分に供給される。本体部分に蓄えられた原料液は、先端部分から吐出される。
原料液は、ナノファイバNの基材となる溶質を溶媒中に分散または溶解させた液体である。また、原料液は、ナノファイバNの材質やナノファイバNの性質等により適宜調整される液体である。例えば、原料液に分散または溶解する溶質として樹脂がある。また、原料液に使用される溶媒としては、揮発性のある有機溶剤がある。原料液に無機質固体材料を添加しても良い。
調整部40は、導電性の部材である。例えば、調整部40は、電極である。調整部40は、所定の電圧を印加する電源装置を有しても良い。調整部40は、被堆積部60の第2面60b側に電位を発生させる。
調整部40は、被堆積部60の近傍に配置されている。例えば、調整部40は、被堆積部60の第2面60bに対向する。例えば、調整部40の第2面60bに対向する端部は、尖っている。調整部40は、被堆積部60の第2面60bに近づくにつれて、調整部40から被堆積部60に向かう方向に垂直な方向の幅が小さくなる形状を有する。
調整部40は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させ、被堆積部60の第1面60a上におけるナノファイバNの堆積状態を均一にする。例えば、調整部40は、被堆積部60の第2面60b側に、吐出部30によって発生する電位(例えば、正電位)と反対の電位(例えば、負電位)を発生させる。第2面60b側に逆電位が発生することで、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界が変化する。つまり、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する第1電界は、調整部40から発生する第2電界によって影響を受けて変化する。これにより、ナノファイバNが堆積する範囲を制御することができる。
また、調整部40の第2面60bに対向する部分が尖っている場合、ナノファイバNが堆積する範囲を狭くすることができる。吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する第1電界は、調整部40の先端形状に基づいて発生する第2電界によって変化する。例えば、ナノファイバNが堆積された領域にピンホール等の開口が発生している場合、ナノファイバNの進行経路は、調整部40の先端形状に基づいて発生する第2電界によって制御できる。これにより、小さな開口であってもナノファイバNを導くことができる。ナノファイバNの膜厚の均一性も向上させることができる。
遮蔽部50は、金属等の導電性の部材である。遮蔽部50は、所定の電圧を印加する電源装置を有しても良い。例えば、所定の電位が遮蔽部50に発生する。
遮蔽部50は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に配置されている。また、遮蔽部50は、3つの環状体を有する。遮蔽部50が有する環状体の数は、1つ又は2つでも良く、4つ以上でも良い。このような環状体によって、吐出部30から発生したナノファイバNが堆積する範囲が制御される。
遮蔽部50は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させ、被堆積部60の第1面60a上におけるナノファイバNの堆積状態を均一にする。例えば、遮蔽部50に、吐出部30によって発生する電位(例えば、正電位)と同一の電位が発生する。遮蔽部50に同電位が発生することで、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界が変化する。つまり、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する第1電界は、遮蔽部50に発生する第3電界によって影響を受けて変化する。これにより、ナノファイバNが堆積する範囲を制御することができる。
ナノファイバNの進行経路は、遮蔽部50から発生する電界によって制御される。例えば、ナノファイバNの進行経路が調整部40から発生する電界によって制御される場合、遮蔽部50は、調整部40におけるナノファイバNの進行経路の制御と共に、ナノファイバNの進行経路を制御できる。これにより、小さな開口であってもナノファイバNを導くことができる。ナノファイバNの膜厚の均一性も向上させることができる。
被堆積部60は、吐出部30との間に形成された空間に吐出されたナノファイバNを堆積させて収集する。被堆積部60は、第1面60a及び第2面60bを有する。第1面60aは、第2面60bの反対側の面である。ナノファイバNは、被堆積部60の第1面60aに堆積される。
被堆積部60は、例えば、基板である。被堆積部60は、シート状の部材でも良い。被堆積部60がシート状の部材である場合、被堆積部60がロール等に巻きつけられた状態でナノファイバを堆積させて収集しても良い。
被堆積部60は可動しても良い。例えば、被堆積部60は、回転ドラム、ベルトコンベア等の搬送装置でも良い。ベルトコンベアは、ベルトを長尺化できるためナノファイバNの量産に向いている。
ナノファイバ製造装置100に、吐出部30に原料液を供給する供給部が設けられても良い。また、吐出部30は、複数設けられても良い。複数の吐出部30は、任意の方向に沿って直線状に並んで配置され、原料液が供給部から複数の吐出部30の各々に供給されることができる。
ここで、図2に表すように、リチウムイオン二次電池のセパレータを形成する場合、ナノファイバ製造装置を用いて電極64上にナノファイバNを直接塗布することもできる。多孔質状の高分子膜シートとしてセパレータが電極64上に形成される。
電極64は、正電極又は負電極である。電極64が集電体65の両面に設けられている。集電体65として、アルミニウム(Al)等の金属を含む箔が用いられる。電極体66は、電極64及び集電体65を有する。例えば、被堆積部60の第1面60a上に電極体66を載せ、ナノファイバNが電極64上に形成される。このような電極体66を複数積層することでリチウムイオン二次電池が形成される。電極体66を複数積層する場合、ナノファイバNが電極64上に設けられることで電極間の接触(例えば、正電極と負電極との接触)が抑制される。
しかし、ナノファイバNが堆積された領域には、ピンホール等の開口64oが発生し易い。開口64oが電極64上に形成されると、正電極と負電極とが接触する虞がある。正電極と、負電極と、が開口を介して接触すると、リチウムイオン二次電池に短絡等の不具合が生じる可能性がある。
本実施形態のナノファイバ製造装置100において、調整部40は、被堆積部60の第2面60bに対向して配置され、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させている。このような調整部40を設けると、被堆積部60の第1面60a上におけるナノファイバNの堆積状態は、均一化できる。これにより、歩留りが向上する。
例えば、図3に表すように、ナノファイバNの堆積面と反対の面に対向して調整部40を設けると、電極64上に形成された開口64oをナノファイバNによって埋めることができる。
本実施形態によれば、より生産性が向上したナノファイバ製造装置が提供できる。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係るナノファイバ製造装置を示す模式図である。
図4に表すように、ナノファイバ製造装置110は、電源部10と、制御部20と、検査部25と、複数の吐出部30aと、供給部35と、調整部40と、遮蔽部50と、被堆積部60と、を備える。
被堆積部60は、ローラ61と、回動体62と、シート63と、を備える。シート63は、第1面63a及び第2面63bを有する。第1面63aは、第2面63bの反対側の面である。図2の矢印の方向は、複数の吐出部30aが原料液を吐出する方向を示し、ナノファイバN(図示せず)は、シート63の第1面63aに堆積される。
電源部10は、基板11に電圧を印加する。基板11は、複数の吐出部30aを保持する。基板11は、複数の吐出部30aの各々に電気的に接続されている。複数の吐出部30aは、少なくとも周面の一部が基板11に接触した状態で基板11に固定されている。電源部10、基板11、及び複数の吐出部30aによって、電源部10から供給される電圧は、複数の吐出部30aに印加される。
複数の吐出部30aは、シート63の長手方向に沿って直線状に並んで配置されている。供給部35は、複数の吐出部30aの各々に原料液を供給する。例えば、制御部20は、複数の吐出部30aの各々から吐出される原料液の量、又は、供給部35から複数の吐出部30aの各々に供給される原料液の量を決定するように、供給部35を制御する。
調整部40は、シート63の第2面63bに対向し、第2面63b側に所定の電位を発生させる。遮蔽部50は、吐出部30aとシート63との間に配置され、遮蔽部50に所定の電位を発生させる。このような調整部40及び遮蔽部50を設けることによって、吐出部30aと、シート63と、の間に発生する電界は変化する。電界の変化によって、ナノファイバNの堆積領域上に発生した開口が埋まり、ナノファイバNの堆積状態は均一になる。
調整部40は、複数設けられても良い。例えば、調整部40は、複数の吐出部30aの各々に対応するように設けられても良い。遮蔽部50は、複数設けられても良い。例えば、遮蔽部50は、複数の吐出部30の各々に対応するように設けられても良い。
被堆積部60は、ナノファイバNを堆積させて搬送する。シート63は、ローラ61に巻かれている。ローラ61は、回動体62により駆動されることによって、シート63を巻くように回転する。ローラ61の駆動によって、シート63上に堆積されたナノファイバNは、吐出部30が原料液を吐出する方向(矢印の方向)に垂直な方向に搬送される。
本実施形態のナノファイバ製造装置110において、調整部40は、シート63の第2面63bに対向して配置され、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させている。このような調整部40を設けると、シート63の第1面63a上におけるナノファイバNの堆積状態は、均一化できる。これにより、歩留りが向上する。
本実施形態によれば、より生産性が向上したナノファイバ製造装置が提供できる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態に係るナノファイバ製造装置を示す模式図である。
図6は、ナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す参考図である。
図7は、第3実施形態に係るナノファイバ製造装置によってナノファイバが堆積された状態を示す図である。
図5に表すように、ナノファイバ製造装置120は、電源部10と、制御部20と、検査部25と、吐出部30と、調整部40と、遮蔽部50と、被堆積部60と、を備える。被堆積部60は、第1面60a及び第2面60bを有する。第1面60aは、第2面60bの反対側の面である。図5の矢印の方向は、吐出部30が原料液を吐出する方向を示し、ナノファイバNは、被堆積部60の第1面60aに堆積される。
調整部40は、被堆積部60の第2面60b側に所定の電位を発生する。調整部40は、被堆積部60の第2面60bに対向する。調整部40は、直方体である。調整部40は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させ、被堆積部60の第1面60a上におけるナノファイバNの堆積状態を均一にする。
例えば、調整部40は、被堆積部60の第2面60b側に、吐出部30によって発生する電位(例えば、正電位)と反対の電位(例えば、負電位)を発生させる。第2面60b側に逆電位が発生することで、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界が変化する。つまり、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する第1電界は、調整部40から発生する第2電界によって影響を受けて変化する。これにより、ナノファイバNが堆積する範囲を制御することができる。
ナノファイバNの堆積状態が均一でなく、膜厚が不足している部分が生じている場合、ナノファイバNの進行経路は、調整部40の形状に基づいて発生する電界によって制御できる。これにより、堆積領域内の膜厚が不足している部分がナノファイバNによって埋めることができる。ナノファイバNの膜厚の均一性が向上する。
遮蔽部50は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に配置されている。所定の電位が遮蔽部50に発生する。遮蔽部50は、2つの直方体形状を有し、互いに対向させて2つ設けられている。調整部40の幅40Wは、遮蔽部50間の幅50Wと略同じ、若しくは、幅50Wより小さい。遮蔽部50が有する直方体の数は、1つでも良く、3つ以上でも良い。
遮蔽部50は、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させ、被堆積部60の第1面60a上におけるナノファイバNの堆積状態を均一にする。例えば、遮蔽部50に、吐出部30によって発生する電位(例えば、正電位)と同一の電位が発生する。遮蔽部50に同電位が発生することで、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界が変化する。つまり、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する第1電界は、遮蔽部50に発生する第3電界によって影響を受けて変化する。これにより、ナノファイバNが堆積する範囲を制御することができる。
ナノファイバNの堆積状態が均一でなく、膜厚が不足している部分が生じている場合、ナノファイバNの進行経路は、遮蔽部50から発生する電界によって制御できる。ナノファイバNの進行経路が調整部40から発生する電界によって制御される場合、遮蔽部50は、調整部40におけるナノファイバNの進行経路の制御と共に、ナノファイバNの進行経路を制御できる。これにより、堆積領域内の膜厚が不足している部分がナノファイバNによって埋めることができる。ナノファイバNの膜厚の均一性が向上する。
ここで、図6に表すように、リチウムイオン二次電池のセパレータを形成する場合、電極64から突出している集電体65の近傍にセパレータは形成されない。また、ナノファイバNは塗り分けられ、電極64の端部に回り込んで塗布される。これにより、電極64の端部近傍にナノファイバNの膜厚が不足している部分が発生し易い。つまり、膜厚不足部64dは、電極64の端部の近傍に発生し易い。
膜厚不足部64dが電極64上に形成されると、正電極と負電極とが接触する虞がある。正電極と、負電極と、が膜厚不足部64dを介して接触すると、リチウムイオン二次電池に短絡等の不具合が生じる可能性がある。
本実施形態のナノファイバ製造装置120において、調整部40は、被堆積部60の第2面60bに対向して配置され、吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界を変化させている。このような調整部40を設けると、被堆積部60の第1面60a上におけるナノファイバNの堆積状態は、均一化できる。これにより、歩留りが向上する。
例えば、図7に表すように、ナノファイバNの堆積面と反対の面に対向して調整部40を設けると、電極64上に形成された膜厚不足部64dはナノファイバNによって埋められる。
本実施形態によれば、より生産性が向上したナノファイバ製造装置が提供できる。
図8は、ナノファイバ製造方法を示すフローチャートである。
図8に表したように、ナノファイバNが堆積された被堆積部60の表面欠陥を検査する(ステップS110)。検査部25は、被堆積部60の第1面60aの欠陥を検査する。表面欠陥は、ピンホール等の開口や、ナノファイバNの膜厚が不足している部分等である。以下のステップにおいて、ナノファイバNが堆積された被堆積部60に表面欠陥が存在する場合を述べる。
制御部20は、被堆積部60上の欠陥の位置及び種類に基づいて、吐出部30、調整部40及び遮蔽部50の位置を決定する(ステップS120)。制御部20は、被堆積部60上の欠陥に基づいて、吐出部30の被堆積部60に対する位置、調整部40の被堆積部60に対する位置、及び、遮蔽部50の被堆積部60に対する位置を決定する。位置の決定後、駆動機構等によって、吐出部30、調整部40及び遮蔽部50は、座標軸方向に移動することができる。
制御部20は、吐出部30、調整部40及び遮蔽部50の少なくともいずれかの位置を決定しても良い。位置の決定後、駆動機構等によって、吐出部30、調整部40及び遮蔽部50の少なくともいずれかは、座標軸方向に移動することができる。
吐出部30と、被堆積部60と、の間に発生する電界は、調整部40及び遮蔽部50から発生する電界によって変化する。ナノファイバNの進行経路は、調整部40及び遮蔽部50から発生する電界によって制御される。
制御部20は、ナノファイバNが欠陥部分に形成するように、電源部10及び吐出部30を制御し、吐出量を決定する(ステップS130)。制御部20は、欠陥部分にナノファイバNを形成するために、電源部10から印加する電圧値、及び、吐出部30から吐出する原料液の量を決定する。供給部35がナノファイバ製造装置100に設けられている場合、制御部20は、供給部35を制御して吐出部30から吐出する原料液の量を決定しても良い。
原料液が吐出部30から吐出され、欠陥部分がナノファイバNによって埋められる(ステップS140)。これにより、被堆積部60上の表面欠陥は修復される。
本実施形態によれば、より生産性が向上したナノファイバ製造方法が提供できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…電源部、 11…基板、 20…制御部、 25…検査部、 30、30a…吐出部、 35…供給部、 40…調整部、 40W、50W…幅、 50…遮蔽部、 60…被堆積部、 60a、63a…第1面、 60b、63b…第2面、 61…ローラ、 62…回動体、 63…シート、 64…電極、 64d…膜厚不足部、 64o…開口、 65…集電体、 66…電極体、 100、110、120…ナノファイバ製造装置、 N…ナノファイバ

Claims (11)

  1. 第1面と、前記第1面と反対の第2面と、を有する被堆積部と、
    前記第1面に向かって原料液を吐出する吐出部と、
    前記吐出部と、前記第1面と、の間に電位差を発生させる電源部と、
    前記第1面の欠陥を検査する検査部と、
    前記第2面に対向して設けられ、前記第2面に電位を発生させる調整部と、
    を備えたナノファイバ製造装置。
  2. 前記調整部を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検査部から送られる欠陥信号に基づいて、前記調整部の前記被堆積部に対する位置を決定する請求項1記載のナノファイバ製造装置。
  3. 前記制御部は、前記吐出部及び前記電源部を制御し、
    前記制御部は、前記検査部から送られる欠陥信号に基づいて、前記電源部から印加する電圧値、及び、前記吐出部から吐出する前記原料液の量を決定する請求項記載のナノファイバ製造装置。
  4. 前記第2面に発生する電位は、前記吐出部に発生する電位と極性が逆の電位である請求項1〜3のいずれか1つに記載のナノファイバ製造装置。
  5. 前記調整部は、前記第2面に近づくにつれて幅が小さくなる形状を有する請求項1〜4のいずれか1つに記載のナノファイバ製造装置。
  6. 前記調整部の前記第2面に対向する端部は尖っている請求項1〜5のいずれか1つに記載のナノファイバ製造装置。
  7. 前記吐出部と、前記第1面と、の間に設けられた遮蔽部をさらに備え、
    前記遮蔽部に発生する電位は、前記吐出部に発生する電位と極性が同じ電位である請求項1〜6のいずれか1つに記載のナノファイバ製造装置。
  8. 前記遮蔽部は、前記欠陥を囲むように設けられた電場制御部を有し、
    前記調整部の大きさは、前記遮蔽部間の幅と略同じ、若しくは小さい請求項7記載のナノファイバ製造装置。
  9. 前記遮蔽部は、前記欠陥を囲むように互いに対向して設けられた一対の直方体を有し、
    前記調整部の幅は、前記直方体間の幅と略同じ、若しくは、前記直方体間の幅より小さい請求項7または8記載のナノファイバ製造装置。
  10. 前記吐出部は、複数のノズルを有し、
    前記複数のノズルの各々に前記原料液を供給する供給部をさらに備えた請求項1〜9のいずれか1つに記載のナノファイバ製造装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1つに記載のナノファイバ製造装置を用いたナノファイバ製造方法であって、
    前記第1面の欠陥を検査する工程と、
    前記欠陥の位置に基づいて、前記吐出部の前記被堆積部に対する位置、及び、前記調整部の前記被堆積部に対する位置の少なくともいずれかを決定する工程と、
    前記電源部から印加する電圧値、及び、前記吐出部から吐出する前記原料液の量を決定する工程と、
    前記欠陥にナノファイバを堆積する工程と、
    を備えたナノファイバ製造方法。
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