JP6165104B2 - 情報処理装置および調停方法 - Google Patents

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本発明は、情報処理装置および調停方法に関するものである。
近年、マイクロプロセッサーの大容量メインメモリーとして使用されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)のデータ転送は、SDR(Single Data Rate)、DDR(Double Data Rate)、DDR2、DDR3と進化し高速化されている。
また、コマンド発行に関するメモリーアクセスの効率化方法としては、コマンド順序入れ替え(リオーダー)、コマンドの完了を待たずに次のコマンドを発行する技術(アウトスタンディング)などがある(例えば特許文献1,2参照)。
特開2008−204487号公報 特表2008−541217号公報
図6は、複数のマスターがバスを介して単一のメモリーにアクセスする情報処理装置の構成例を示すブロック図である。図6に示す装置では、マスター101−1〜101−4が、バス102に接続されており、マスター101−1〜101−4のうち、調停器103によってバス使用権を与えられたものがバス102を介してメモリーコントローラー104にコマンドを送出してメモリー105へのアクセスを行う。図7は、図6における調停器103によるバス使用権の付与の一例を示す図である。図7に示すように、調停器103は、マスター101−1〜101−4から使用要求を受け付け、所定の調停方式に基づいて、使用要求を発行した1または複数のマスター101−iに対してバス使用権を順番に与えていく。そして、マスター101−1〜101−4は、バス使用権を与えられたときにメモリー105にアクセスしつつ処理を進行させていく。
メモリー105が複数のバンクを有している場合、ある処理があるバンク内の1または複数のページへのアクセスを連続的に行う場合には、ページ境界以外ではページのオープン・クローズ処理をせずに継続的にアクセスを行うことができる。このような連続的な一連のアクセスを以下、コンテクストという。
また、マスター101−1〜101−4による複数の処理がメモリー105へのアクセスを要求しても、同一バンク内のページへの複数のアクセスが発生しなければ、ページのオープン・クローズ処理をせずに継続的にメモリー105へのアクセスが行なわれる。
しかし、複数の処理からのメモリー105へのアクセスのコンテクスト数が多くなると、ページのオープン・クローズ処理が頻繁に発生するため、効率よくメモリーアクセスを行うことが困難になってしまう。
このような装置において、上述のリオーダー、アウトスタンディングなどでメモリーアクセスの効率を高くすることも考えられるが、リオーダーによってメモリーアクセスの効率を高くしようとすると、長期間のコマンド列の参照が必要になり、リードコマンド発行からデータ受領までのレイテンシーが増大してしまう。また、レイテンシーの増大に対抗してスループットを高くするために、アウトスタンディングを導入する場合、回路規模が大きくなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、複数の処理からのメモリーへのアクセスを効率よく行う情報処理装置および調停方法を得ることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、複数の処理を実行する複数のマスターと、前記複数のマスターに共用されるメモリーと、バスと、前記複数のマスターから前記バスを介して供給されるコマンドに従って前記メモリーに対するアクセスを実行するメモリーコントローラーと、前記バスのバス使用権を与える調停器と、前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを制限するコントローラーとを備える。前記メモリーに対する連続的な一連のアクセスをコンテクストとし、前記コンテクストは、同一のページ内または連続するページに跨って、連続したアドレスに対して連続的に行う一連のアクセスである。前記コントローラーは、前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記メモリーの構成に基づき特定される許容コンテクスト数以下となるように、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを選択し、また、前記コントローラーは、各集合内において前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記許容コンテクスト数以下となるように前記複数のマスターを複数の集合に振り分け、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを、前記集合ごとにまとめて切り換える。また、本発明に係る別の情報処理装置は、複数の処理を実行する複数のマスターと、前記複数のマスターに共用されるメモリーと、バスと、前記複数のマスターから前記バスを介して供給されるコマンドに従って前記メモリーに対するアクセスを実行するメモリーコントローラーと、前記バスのバス使用権を与える調停器と、前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを制限するコントローラーと、前記バス使用権の付与を許可されるマスターにおけるメモリーアクセスを代行する複数のメモリーアクセス回路とを備える。そして、前記コントローラーは、前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを所定の固定数以下に制限し、前記メモリーアクセス回路の数は、前記複数のマスターの数より少なく、かつ前記固定数と同一であり、前記調停器は、前記複数のメモリーアクセス回路のいずれかに対して前記バスのバス使用権を与える。
本発明に係る調停方法は、複数の処理を実行する複数のマスターからバスを介して供給されるコマンドに従ってメモリーコントローラーでメモリーに対するアクセスを実行する際に、前記複数のマスターのいずれかに対して前記バスのバス使用権を与え、前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを制限する。前記メモリーに対する連続的な一連のアクセスをコンテクストとし、前記コンテクストは、同一のページ内または連続するページに跨って、連続したアドレスに対して連続的に行う一連のアクセスである。そして、前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記メモリーの構成に基づき特定される許容コンテクスト数以下となるように、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを選択し、さらに、各集合内において前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記許容コンテクスト数以下となるように前記複数のマスターを複数の集合に振り分け、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを、前記集合ごとにまとめて切り換える。また、本発明に係る別の調停方法は、複数の処理を実行する複数のマスターからバスを介して供給されるコマンドに従ってメモリーコントローラーでメモリーに対するアクセスを実行する際に、前記複数のマスターのいずれかに対して前記バスのバス使用権を与え、さらに、前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを所定の固定数以下に制限し、前記複数のマスターの数より少なくかつ前記固定数と同一であるメモリーアクセス回路を使用して、前記バス使用権の付与を許可されるマスターにおけるメモリーアクセスを代行し、調停器で、前記複数のメモリーアクセス回路のいずれかに対して前記バスのバス使用権を与える。
本発明によれば、複数の処理からのメモリーへのアクセスが効率よく行われる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1におけるマスター1−i内の処理でのコンテクストについて説明する図である。 図3は、実施の形態1に係る情報処理装置における調停器5によるバス使用権の付与について説明する図である。 図4は、実施の形態2におけるマスターの集合の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態3に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図6は、複数のマスターがバスを介して単一のメモリーにアクセスする情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 図7は、図6における調停器103によるバス使用権の付与の一例を示す図である。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す装置は、複数のマスター1−1〜1−4、メモリー2、バス3、メモリーコントローラー4、調停器5、コントローラー6、およびセレクター7を備える。
複数のマスター1−1〜1−4は、それぞれ、メモリー2に対してDMA(Direct Memory Access)回路11でデータのリードおよび/またはライトを行いつつ複数の処理を実行する処理回路である。
メモリー2は、複数のマスター1−1〜1−4に共用されるメモリーであって、例えば、DRAMである。
実施の形態1では、メモリー2は、複数のバンクを有し、各バンクにおいて複数のページを有する。
バス3は、メモリー2のメモリーバスである。
メモリーコントローラー4は、複数のマスター1−1〜1−4からバス3を介して供給されるコマンドに従ってメモリー2に対するアクセスを実行する。
調停器5は、バス3の使用要求に応じて、所定の調停方式でバス3のバス使用権を排他的に与える。
ここで、マスター1−i内の処理でのコンテクストについて説明する。図2は、図1におけるマスター1−i内の処理でのコンテクストについて説明する図である。例えば同一のページ内や連続するページに跨って、連続したあるいは近接したアドレスに対して連続的に行う一連のアクセスが1つのコンテクストとなる。
例えば図2に示すように、マスター1−1の処理において、バンク#0のページ#0からの連続的なリード、並びにバンク#1のページ#5およびバンク#2のページ#6への連続的なライトが実行される場合、その連続的なリードが1つのコンテクストとなり、その連続的なライトが1つのコンテクストとなり、マスター1−1の処理におけるコンテクスト数は、合計で2となる。例えば、マスター1−1の処理において、この連続的なリードと並行して別のページからの連続的なリードが別途実行される場合には、コンテクスト数は1だけ増加する。
コントローラー6は、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iの合計コンテクスト数がメモリー2の構成に基づく所定の数以下となるように、複数のマスター1−1〜1−4のうち、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iを制限する。
実施の形態1では、コントローラー6は、セレクター7を使用して、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iのみをバス3に接続する。
また、実施の形態1では、コントローラー6は、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iの使用帯域の合計が、メモリー2の帯域を超えない条件下で最大となるように、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iを選択する。
さらに、実施の形態1では、コントローラー6は、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iの合計コンテクスト数がメモリー2の構成に基づき特定される許容コンテクスト数以下となるように、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iを選択する。
ここでは、許容コンテクスト数は、メモリー2のバンク数である。
なお、メモリー2が複数のランクを有する場合には、許容コンテクスト数は、メモリー2のバンク数とランク数との積とされる。
次に、実施の形態1に係る情報処理装置の動作について説明する。
図3は、実施の形態1に係る情報処理装置における調停器5によるバス使用権の付与について説明する図である。
コントローラー6は、マスター1−1〜1−4のそれぞれのコンテクスト数に基づいて、最初に、バス使用権の付与を許可されるマスターとして、2つのマスター1−1,1−4を選択し、調停器5に通知する。なお、実施の形態1では、コントローラー6は、マスター1−1〜1−4のそれぞれのコンテクスト数のデータを予め記憶している。
そして、マスター1−1の処理が開始され(時刻T1)、マスター1−4の処理が開始され(時刻T2)、マスター1−1,1−4からの使用要求を受け付けると、調停器5は、マスター1−1,1−4に対して適宜バス使用権を与える。
その後、マスター1−1の処理が終了すると(時刻T3)、コントローラー6は、マスター1−2,1−3,1−4のコンテクスト数に基づいて、バス使用権の付与を許可されるマスターとして、残りのマスター1−2,1−3のいずれかを追加可能か否かを判定する。ここでは、コントローラー4は、マスター1−2を追加可能と判定し、マスター1−2を追加的に選択し、調停器5に通知する。そして、調停器5は、マスター1−2,1−4に対して適宜バス使用権を与える。
なお、コントローラー6は、マスター1−1の処理の終了を、マスター1−1からの明示的な信号に基づいて検出してもよいし、マスター1−1からのメモリーアクセスが所定時間無い場合にマスター1−1の処理が終了したと判定してもよい。
また、この時点で、コントローラー6は、バス使用権の付与を許可されるマスターとして、残りのマスター1−2,1−3のいずれも追加可能ではないと判定した場合、少なくとも、マスター1−4の処理終了まで残りのマスター1−2,1−3のいずれも、バス使用権の付与を許可されるマスターとしない。
その後、マスター1−4の処理が終了すると(時刻T4)、コントローラー6は、マスター1−2,1−3のコンテクスト数に基づいて、バス使用権の付与を許可されるマスターとして、残りのマスター1−3を追加可能か否かを判定する。ここでは、コントローラー4は、マスター1−3を追加可能と判定し、マスター1−3を追加的に選択し、調停器5に通知する。そして、調停器5は、マスター1−2,1−3に対して適宜バス使用権を与える。
以上のように、上記実施の形態1によれば、コントローラー6は、メモリー2に対する連続的な一連のアクセスをコンテクストとしたとき、コントローラー6は、バス3のバス使用権の付与を許可されるマスター1−iの合計コンテクスト数がメモリー2の構成に基づく所定の数以下となるように、複数のマスター1−1〜1−4のうち、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iを制限する。
これにより、複数の処理からのメモリー2へのアクセスが効率よく行われる。つまり、メモリー2から見ると、複数のマスター1−iにより並行して実行されるメモリーアクセスのコンテクスト数が低く抑えられるため、ページのオープン・クローズを実行する頻度が少なくなり、効率よくメモリーアクセスが実行される。
実施の形態2.
実施の形態2に係る情報処理装置では、コントローラー6は、複数のマスター1−1〜1−4を複数の集合に予め振り分け、調停器5は、バス使用権の付与を許可されるマスター1−iを、集合ごとにまとめて切り換える。
具体的には、コントローラー6は、各集合内においてバス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が上述の所定の数以下となるように、複数のマスター1−1〜1−4を複数の集合に予め振り分ける。
そして、コントローラー6は、現時点でバス使用権の付与を許可されている集合内のすべてのマスター1−iの処理が終了した時点で、別の集合のマスター1−jを、バス使用権の付与を許可されるマスターとし、調停器5に通知する。
図4は、実施の形態2におけるマスターの集合の一例を示す図である。例えば、図4に示すように、集合#1は、マスター1−1,1−4を含み、集合#2は、マスター1−2,1−3を含む。この場合、まず集合#1のマスター1−1,1−4が、バス使用権の付与を許可されるマスターとして選択され、マスター1−1,1−4の両方の処理が終了した時点(時刻T11)で、バス使用権の付与を許可されるマスターが、集合#2のマスター1−2,1−3に切り換えられる。
なお、実施の形態2に係る情報処理装置のその他の構成および動作については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、上記実施の形態2によれば、例えば、複数のマスター1−iの処理間でデータ依存がある場合(例えば一方の処理後のデータを他方が処理する場合)、そのようなマスター1−iを1つの集合とすることで、デッドロックや遅延の発生が減る。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態3では、コントローラー6は、複数のマスター21−1〜21−4のうち、バス使用権の付与を許可されるマスターを所定の固定数以下に制限する。この固定数は、既知である複数のマスター21−1〜21−4のコンテクスト数およびメモリー2の構成から特定される、上述のように同時に選択される、バス使用権の付与を許可されるマスターの数の最大値である。
つまり、この固定数は、同時に選択される、バス使用権の付与を許可されるマスターの数の上限値となる。
マスター21−1〜21−4は、マスター1−1〜1−4と同様であるが、DMA回路11を有さない。その代わりに、複数のマスター21−1〜21−4の数(ここでは4)より少なく上述の固定数(ここでは2)と同数のDMA回路22−1,22−2が、バス使用権の付与を許可されるマスター21−iにおけるメモリーアクセスを代行する。
DMA回路22−1,22−2は、バス3に接続され、さらに、DMA回路22−1,22−2にはセレクター7を介してマスター21−1〜21−4が接続される。
そして、コントローラー6は、現時点のバス使用権の付与を許可されるマスター21−iをセレクター7で選択し、DAM回路22−1,22−2に接続する。
調停器5は、所定の調停方式に基づいて、DMA回路22−1,22−2のいずれかに対してバス3のバス使用権を与える。
なお、実施の形態3に係る情報処理装置のその他の構成および動作については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
以上のように、上記実施の形態3によれば、上述の固定数分のDMA回路22−1,22−2のみが実装されるので、回路規模が小さくて済む。
なお、上述の各実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態1,2に係る情報処理装置は、複数のマスター1〜1〜1−4が、それぞれ、自己の実行する処理のコンテクスト数をコントローラー6に動的に通知し、コントローラー6が、複数のマスター1−1〜1−4から通知されたコンテクスト数の合計を計算し、コンテクスト数の合計がメモリー2の構成に基づく所定の数以下となるように、バス使用権の付与を許可されるマスターを選択するようにしてもよい。
さらに、この場合、マスター1〜1〜1−4が、コンテクスト数をコントローラー6に動的に通知する際に、1つのコンテクストがバンク境界(つまり、バンク境界であるページ境界)を跨ぐ場合には、バンクごとに別々の異なるコンテクストとみなし、そのコンテクストについてのコンテクスト数を2とする(つまり1だけ増加させる)ようにしてもよい。
さらに、この場合、動的に通知されたコンテクスト数の合計が、メモリー2についての許容コンテクスト数を超えた場合には、現時点のバス使用権の付与を許可されるマスターから、少なくとも1つのマスターを除外するようにしてもよい。
また、この場合、動的に通知されたコンテクスト数の合計が、メモリー2についての許容コンテクスト数より少ない場合において、現時点においてバス使用権の付与を許可されるマスター以外のマスターを、バス使用権の付与を許可されるマスターに追加しても、コンテクスト数の合計が許容コンテクスト数を超えないときには、現時点においてバス使用権の付与を許可されるマスター以外のマスターを、バス使用権の付与を許可されるマスターに追加してもよい。
また、上記実施の形態2において、所定時間(例えば10ミリ秒)ごとに、現時点のバス使用権を付与可能なマスターの集合を強制的に切り換えるようにしてもよい。
さらに、上記実施の形態1〜3において、メモリーコントローラー4が、リオーダー機能およびアウトスタンディング機能を有していてもよい。つまり、上記実施の形態1〜3による調停方式は、リオーダー機能、アウトスタンディング機能などと併用可能であるため、メモリーアクセス効率をより高くすることができる。
本発明は、例えば、複数の画像処理回路をマスターとして備える画像処理装置に適用可能である。
1−1〜1−4,21−1〜21−4 マスター
2 メモリー
3 バス
4 メモリーコントローラー
5 調停器
6 コントローラー
22−1,22−2 DMA回路(メモリーアクセス回路の一例)

Claims (8)

  1. 複数の処理を実行する複数のマスターと、
    前記複数のマスターに共用されるメモリーと、
    バスと、
    前記複数のマスターから前記バスを介して供給されるコマンドに従って前記メモリーに対するアクセスを実行するメモリーコントローラーと、
    前記バスのバス使用権を与える調停器と、
    記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを制限するコントローラーと、
    を備え
    前記メモリーに対する連続的な一連のアクセスをコンテクストとし、
    前記コンテクストは、同一のページ内または連続するページに跨って、連続したアドレスに対して連続的に行う一連のアクセスであり、
    前記コントローラーは、前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記メモリーの構成に基づき特定される許容コンテクスト数以下となるように、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを選択し、
    前記コントローラーは、各集合内において前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記許容コンテクスト数以下となるように前記複数のマスターを複数の集合に振り分け、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを、前記集合ごとにまとめて切り換えること、
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 前記コントローラーは、前記バス使用権の付与を許可されるマスターの使用帯域の合計が、前記メモリーの帯域を超えない条件下で最大となるように、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを選択することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記許容コンテクスト数は、前記メモリーのバンク数であることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  4. 前記許容コンテクスト数は、前記メモリーのバンク数とランク数との積であることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  5. 前記複数のマスターは、それぞれ、自己の実行する前記処理のコンテクスト数を前記コントローラーに通知し、
    前記コントローラーは、前記複数のマスターから通知された前記コンテクスト数の合計を計算し、前記コンテクスト数の合計が前記許容コンテクスト数以下となるように、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを選択すること、
    を特徴とする請求項1から請求項のうちのいずれか1項記載の情報処理装置。
  6. 複数の処理を実行する複数のマスターと、
    前記複数のマスターに共用されるメモリーと、
    バスと、
    前記複数のマスターから前記バスを介して供給されるコマンドに従って前記メモリーに対するアクセスを実行するメモリーコントローラーと、
    前記バスのバス使用権を与える調停器と、
    前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを制限するコントローラーと、
    前記バス使用権の付与を許可されるマスターにおけるメモリーアクセスを代行する複数のメモリーアクセス回路とを備え、
    前記コントローラーは、前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを所定の固定数以下に制限し、
    前記メモリーアクセス回路の数は、前記複数のマスターの数より少なく、かつ前記固定数と同一であり、
    前記調停器は、前記複数のメモリーアクセス回路のいずれかに対して前記バスのバス使用権を与えること、
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 複数の処理を実行する複数のマスターからバスを介して供給されるコマンドに従ってメモリーコントローラーでメモリーに対するアクセスを実行する際に、前記複数のマスターのいずれかに対して前記バスのバス使用権を与える調停方法であって、
    前記メモリーに対する連続的な一連のアクセスをコンテクストとし、
    前記コンテクストは、同一のページ内または連続するページに跨って、連続したアドレスに対して連続的に行う一連のアクセスであり、
    前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記メモリーの構成に基づき特定される許容コンテクスト数以下となるように、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを選択し、
    各集合内において前記バス使用権の付与を許可されるマスターの合計コンテクスト数が前記許容コンテクスト数以下となるように前記複数のマスターを複数の集合に振り分け、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを、前記集合ごとにまとめて切り換えること、
    を特徴とする調停方法。
  8. 複数の処理を実行する複数のマスターからバスを介して供給されるコマンドに従ってメモリーコントローラーでメモリーに対するアクセスを実行する際に、前記複数のマスターのいずれかに対して前記バスのバス使用権を与える調停方法であって、
    前記複数のマスターのうち、前記バス使用権の付与を許可されるマスターを所定の固定数以下に制限し、
    前記複数のマスターの数より少なくかつ前記固定数と同一であるメモリーアクセス回路を使用して、前記バス使用権の付与を許可されるマスターにおけるメモリーアクセスを代行し、
    調停器で、前記複数のメモリーアクセス回路のいずれかに対して前記バスのバス使用権を与えること、
    を特徴とする調停方法。
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