JP6161624B2 - ユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システム - Google Patents

ユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システム Download PDF

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    • G06Q10/10Office automation; Time management

Description

本発明は、ユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システムに関する。
端末装置に対するユーザの使い方の遷移を予測するためのモデルを操作履歴から生成する技術がある(特許文献1参照)。
WO2010−010653号公報
しかしながら、上記の従来技術では、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供できない。
そこで、本発明は、上述の事情を鑑みてなされたもので、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができるユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の一態様に係るユーザ管理方法は、機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器が使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析ステップと、前記利用分析ステップにおいて特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知ステップと、を含む。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータで読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本発明のユーザ管理方法等によれば、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができる。
図1は、実施の形態におけるユーザ管理システムの構成図である。 図2は、実施の形態における機器の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態における機器が保持するデータ構造の一例を示す図である。 図4は、実施の形態におけるサーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、実施の形態におけるサーバ装置が保持するデータ構造の一例を示す図である。 図6は、実施の形態における家事の効率化の一例を示す図である。 図7Aは、実施の形態における特典情報の一例を示す図である。 図7Bは、実施の形態における特典情報の一例を示す図である。 図8は、実施の形態における特典情報の別の一例を示す図である。 図9は、実施の形態におけるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。
(本発明の基礎となった知見)
本発明者は、「背景技術」の欄において記載した特許文献1に開示される技術に関し、以下の問題が生じることを見出した。
特許文献1では、使い方クラスタ生成部は、操作履歴情報から算出される使い方の特徴を表す特徴量が似ているユーザ同士からなる複数のユーザ群を生成する。具体的には、使い方クラスタ生成部は、複数の第1のユーザの端末装置に対する操作履歴情報に基づいて、複数のユーザ群を生成する。また、使い方遷移モデル生成部は、ユーザ群間の遷移関係を表す使い方遷移モデルを生成する。具体的には、使い方遷移モデル生成部は、複数の第2のユーザの端末装置に対する操作履歴情報のそれぞれを分割した各分割区間の操作履歴情報毎に、その特徴量が複数のユーザ群の使い方特徴のうちの何れに類似するかを分析し、その分析結果に基づいて使い方遷移モデルを生成する。
ところで、テレビや洗濯機などの機器には、例えば機器のメンテナンス(手入れ)をするための機能など多くの機能が搭載されている。多くの機能の中には、ユーザに知られていないなどの理由で使われていない機能も存在する。
しかしながら、上記特許文献1に開示される従来構成では、ユーザが機器をどれだけ使いこなしているかを把握することができないため、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供できないという問題がある。
そこで、本発明の一態様は、かかる問題に鑑みてなされたものであって、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができるユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るユーザ管理方法は、機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器が使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する記憶ステップと、前記記憶ステップにおいて記憶された前記機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析ステップと、前記利用分析ステップにおいて特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知ステップと、を含む。
これにより、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができるユーザ管理方法を実現することができる。
具体的には、本態様のユーザ管理方法によれば、機器を使いこなすための情報として、第1機能を特定し、特定した第1機能の使用を促す通知をユーザに行うことにより、機器を使いこなすための情報の提供をすることができる。
ここで、例えば、前記利用分析ステップにおいては、前記機器利用情報に基づき、前記機器が有する前記複数の機能のうち、前記機器利用情報に示される前記機器の動作状態を実現する第2機能を特定し、かつ、特定した前記第2機能それぞれの使用頻度を算出し、前記ユーザにより使用された前記機器の前記第2機能のうち閾値以下の使用頻度で使用された機能と前記複数の機能のうち前記第2機能を除く機能であって前記ユーザにより使用されなかった機能とを、前記第1機能として特定するとしてもよい。
これにより、ユーザが使いこなせていない機能を特定することができるので、ユーザに、機器の第1機能の使用を促す通知を行うことができる。
ここで、例えば、前記閾値は、ゼロであり、前記第1機能は、前記機器が有する機能のうち前記ユーザにより一度も使用されていない機能であるとしてもよい。
これにより、ユーザが使っていない機器の第1機能を特定することができるので、ユーザに、機器の第1機能の使用を促す通知を行うことができる。
また、例えば、前記通知ステップにおいては、特定された前記第1機能のうち、前記機器のメンテナンスを実行するための第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行うとしてもよい。
これにより、ユーザが使っていない機器の第1機能のうち機器のメンテナンスを実行するための第1機能を特定することができるので、ユーザに、機器のメンテナンスを実行するための第1機能の使用を促す通知を行うことができる。
また、例えば、さらに、前記ユーザ情報をランク付けするためのポイントを付与するユーザランク決定ステップを含み、前記ユーザランク決定ステップにおいては、前記機器が有する機能の数のうち前記第1機能の数が少ないほど高いポイントを、前記機器を使用するユーザのユーザ情報に付与するとしてもよい。
これにより、機器を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。
ここで、例えば、さらに、予め定めたポイント以上に前記ポイントが付与された前記ユーザ情報に示されるユーザが使用する前記機器の保証期間を延長する特典付与ステップを含むとしてもよい。
これにより、機器を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。
また、例えば、さらに、予め定めたポイント以上に前記ポイントが付与された前記ユーザ情報に、所定のコミュニティにおける行為を許可する資格を付与する特典付与ステップを含むとしてもよい。
これにより、機器を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。
また、例えば、前記機器は、複数あり、前記利用分析ステップにおいては、さらに、前記記憶ステップにおいて記憶された機器利用情報を分析し、前記複数の機器のうち同時間帯に使用されている2以上の機器を特定することにより前記複数の機器を使用するユーザが家事を効率化している度合いを算出するとしてもよい。
これにより、機器をユーザに使いこなしてもらい、家事を効率化するための情報を提供することができる。
また、例えば、さらに、複数の前記機器それぞれと通信することで、前記複数の機器それぞれの機器利用情報を受信する通信ステップを含み、前記機器識別情報は、前記複数の機器それぞれの種別を識別するための情報であり、前記利用分析ステップにおいては、前記複数の機器それぞれの機器利用情報を分析することで、前記複数の機器それぞれの種別が有する複数の機能のうち、前記複数の機器それぞれの種別に定められた閾値以下の使用頻度で使用された機能を、前記第1機能として、特定するとしてもよい。
これにより、それぞれ複数の機能が搭載されている複数の機器を、それぞれの機器を使用するユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができる。
また、例えば、さらに、前記ユーザ情報をランク付けするためのポイントを付与するユーザランク決定ステップを含み、前記ユーザランク決定ステップにおいては、前記複数の機器の種別のうちの2以上の機器の種別を使用するユーザのユーザ情報のうち、当該2以上の機器のそれぞれの種別が有する機能のうち特定された前記第1機能の数が少ない当該2以上の機器を使用するユーザのユーザ情報ほど高いポイントを付与するとしてもよい。
これにより、複数の機器を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るサーバ装置は、例えば、機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器が使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する機器情報記憶部と、前記機器情報記憶部に記憶されている機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析部と、前記利用分析部により特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知部と、を備える。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るユーザ管理システムは、例えば、機器と、サーバ装置とを備えるユーザ管理システムであって、前記サーバ装置は、前記の機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器それぞれが使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する機器情報記憶部と、前記機器情報記憶部に記憶されている機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析部と、前記利用分析部により特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知部と、を備える。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態におけるユーザ管理システムの構成図である。
図1に示すユーザ管理システム1は、機器10と、サーバ装置20と、を備え、機器10およびサーバ装置20は、ネットワーク30で接続されている。
[機器]
図2は、実施の形態における機器の構成の一例を示すブロック図であり、図3は、実施の形態における機器が保持するデータ構造の一例を示す図である。
機器10は、複数の機能が搭載されており、ユーザの指示や操作により機能が実行される。機器10は、図2に示すように、通信部101と、記憶部102と、制御部103と、入力部104とを備える。機器10は、例えばテレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、空気清浄機、電動歯ブラシ、ドライヤー等の家電である。また機器10は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレットといった情報端末であってもよいし、血糖値センサ装置等のセンサ機器であってもよいし、トイレ、バスルーム、ミラー、照明等の複数の機能が搭載された機器またはシステムであってもよい。つまり、機器10は、上記の種別のいずれでもよい。
記憶部102は、プログラム、ユーザに関連するデータ、機器10を制御するための制御データなどのデータを記憶する。
本実施の形態では、記憶部102は、機器10を識別するための機器識別情報、機器10を使用するユーザを識別するためのユーザ情報、および、機器10がユーザにより使用されたときの機器10の動作状態などを記憶し、これら情報をサーバ装置20に送付済みがどうかも記憶する。記憶部102は、例えば図3に示すようなデータ構造で情報を記憶するとしてもよい。すなわち、記憶部102は、ユーザ情報としてユーザIDと、動作状態と、これら情報が送付されたかを示す送付フラグとを紐付けるデータ構造(テーブル)を記憶するとしてもよい。
ここで、ユーザ情報は、機器10を使用するユーザを識別するための情報であり、ユーザ毎に固有の識別子(以下、ユーザIDという)を含む。ユーザIDは、複数のユーザそれぞれに付与されるとしてもよいし、機器10を使用するユーザの集合に付与されるとしてもよい。例えば、ユーザIDは、例えば、家族や同居人毎などのユーザ毎に付与されるとしてもよい。なお、ユーザ情報は、機器10の購入時などの適切なタイミングで、オフラインまたはオンライン操作により記憶部102に記録される。
機器識別情報は、機器10を一意に識別するための識別子であってもよいし、機器10の種別を識別するための情報であってもよい。本実施の形態では、機器識別情報は、例えば固有の識別子(以下、機器IDという)などであり、機器10毎に予め割り当てられている。例えばこの機器IDは、機器10の製造時に機器10の記憶部102に記録される。なお、機器IDは、機器の製造時に記憶部102に記録される場合に限らず、適切なタイミングでオフラインまたはオンライン操作によって記憶部102に記録されるとしてもよい。
通信部101は、ネットワーク30に接続し、ネットワーク30を介してサーバ装置20と接続する。通信部101は、プログラムの送受信、ユーザに関連するデータの送受信、機器10を制御するための制御データの送受信などのデータ送受信をサーバ装置20と行う。
本実施の形態では、通信部101は、機器識別情報、ユーザ情報、および、機器10の動作状態などをサーバ装置20に送信する。
入力部104は、機器10を操作するための情報が入力される。入力部104は、ユーザの指示または操作が行われることにより、機器10を操作するための情報が入力される。
制御部103は、機器10を制御する。具体的には、制御部103は、ユーザによる指定または操作により、機器10に搭載されている複数の機能のうちの少なくも一つの機能を実行する。例えば、機器10が電子レンジなら、制御部103は、ユーザの指示または操作により、温め機能、オーブン機能、レシピ実行機能などの複数の機能のうちの温め機能を実行したり、オーブン機能を実行したりする。
また、制御部103は、機器10の動作状態を管理する。機器10の動作状態が変化するのは、例えば、入力部104に新たな操作や新たな操作を行う旨の指示が入力された時などである。制御部103は、機器10の動作状態が変化した場合、その動作状態とともにユーザIDを紐付けて記憶部102に記憶する。
また、制御部103は、機器10に電源が供給されている間は5分に1回程度の頻度など、予め定めたタイミングで定期的に、通信部101を介して、機器10の動作状態を示す情報をサーバ装置20に送信する。より具体的には、制御部103は、ユーザIDと機器IDと機器状態とを通信部101を介して、サーバ装置20に送信する。なお、制御部103は、ユーザIDと機器IDと機器状態とを含む機器利用情報を、通信部101を介してサーバ装置20に送信するとしてもよい。また、制御部103がユーザID、機器IDおよび機器状態をサーバ装置20に送信するタイミングや頻度は、予め定めたタイミングでなくてもよく、任意でもよい。
[サーバ装置]
図4は、実施の形態におけるサーバ装置の構成図の一例を示すブロックであり、図5は、実施の形態におけるサーバ装置が保持するデータ構造の一例を示す図である。
サーバ装置20は、複数の機能が搭載されている機器10をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供する。具体的には、図4に示すように、通信部201と、機器情報記憶部202と、利用分析部203と、通知部204と、ユーザランク決定部205と、特典付与部206とを備える。
ここで、サーバ装置20は、具体的には図示されていないマイクロプロセッサ、及びROM、RAM、ハードディスクなどから構成される。ROM、RAM、ハードディスクにはコンピュータプログラムが記憶されており、マイクロプロセッサがプログラムに従って動作することにより、サーバ装置20の機能を実行する。本実施の形態では、通信部201と機器情報記憶部202と利用分析部203とユーザランク決定部205と特典付与部206との各機能ブロックは、ソフトウェアで実現されてもよいし、集積回路であるLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)とソフトウェアの組み合わせ、もしくは、LSIで実現されてもよい。
(1)通信部201
通信部201は、各機器から送信された機器の動作状態とそれに関連付けられたユーザの情報を受信する。
本実施の形態では、通信部201は、複数の機器10それぞれと通信することで、複数の機器10それぞれの機器利用情報を受信する。ここで、機器利用情報は、上述したように、機器識別情報と、機器10を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、機器10の動作状態とを含む情報である。なお、通信部201は、複数の機器10それぞれから機器利用情報そのものを受信するとしてもよいし、機器識別情報と、機器10を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、機器10の動作状態とを、機器利用情報として受信するとしてもよい。
(2)機器情報記憶部202
機器情報記憶部202は、通信部201で受信した機器10の動作状態とそれに関連付けられたユーザ情報を記憶する。
本実施の形態では、機器情報記憶部202は、機器10を識別するための機器識別情報と、機器10を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、機器10が使用されたときの機器10の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する。
機器情報記憶部202は、例えば図5に示すようなデータ構造で機器利用情報を記憶するとしてもよい。すなわち、機器情報記憶部202は、ユーザ情報としてのユーザIDと、機器識別情報としての機器IDと、機器10の動作状態とを紐付けて機器利用情報として記憶するとしてもよい。なお、機器利用情報は、ユーザが対応する機器の機能を用いたときの動作状況を記録した使用履歴とも言える。
なお、図5に示す例では、機器IDの先頭のアルファベットが機器10の種別を表しており、先頭から2文字目の数字は当該機器10が提供する情報の重要度のレベルを1(低)〜9(高)の9段階で表している例えば、機器IDがO63214Aである機器10は、先頭の文字がOであることからオーブンレンジであることを示し、先頭から2文字目の6が、当該オーブンレンジが提供する情報の重要度のレベルが6であることを示している。
同じ機器の種別であっても、機種によって搭載されているセンサ等が異なるため、機器が提供する情報の重要度は変わる。例えば、空気清浄機のすべての機種に、ハウスダストを検出するセンサが搭載されている一方で、においセンサは上位機種のみに搭載され、中位機種、下位機種には搭載されていない場合、上位機種が提供する情報の重要度のレベルは、中位機種や下位機種が提供する情報の重要度のレベルよりも高くなる。また、においセンサが搭載されている機種の中でも、においの種類の判別の精度によって、各機種が提供する情報の重要度のレベルに差が出る。
また、例えば「洗濯乾燥おまかせモード」、「洗濯槽洗浄」、「調理メニュNo.××」は、該当機器の動作状態を示している。
(3)利用分析部203
利用分析部203は、機器情報記憶部202に記憶されている機器利用情報を分析し、複数の機能が搭載されている機器10をユーザが使いこなしているかどうかを示す指標(機器の使いこなし度)を算出する。
具体的には、利用分析部203は、機器情報記憶部202に記憶されている機器利用情報を分析することで、機器10が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する。ここで、機能の使用頻度とは、所定期間において、その機能を使用した回数または期間である。所定期間は、例えば1週間や1月などの一定期間でもよいし、使用開始から現在までの期間でもよい。
より具体的には、利用分析部203は、機器利用情報に基づき、機器10が有する複数の機能のうち、機器利用情報に示される機器10の動作状態を実現する第2機能を特定し、かつ、特定した第2機能それぞれの使用頻度を算出し、ユーザにより使用された機器10の第2機能のうち閾値以下の使用頻度で使用された機能と複数の機能のうち第2機能を除く機能であってユーザにより使用されなかった機能とを、第1機能として特定する。
ここで、例えば、第1機能は、所定期間において、機器が有する機能のうちその機器10を使用するユーザにより一度も使用されていない機能であってもよい(閾値がゼロの場合)。
また、利用分析部203は、機器10が有する(搭載された)全機能数から第1機能の数を差し引いた機器の利用カバー率を、上記の使いこなし度を示す指標の一例として算出してもよい。つまり、利用分析部203は、機器情報記憶部202に記憶されている機器利用情報から、各ユーザについて少なくとも機器10に搭載された機能の利用カバー率を算出するとしてもよい。これにより、利用分析部203は、機器10の使いこなし度を数値化することができるので、機器10に搭載された機能のうちどれだけの機能が使用されたかを示す機能の「網羅性」を評価できる。
なお、説明を簡単にするため、機器10が一つであり機器10を使用するユーザが一人であるとして説明したが、それに限らない。複数の機器10それぞれに対する第1機能をユーザ毎に特定し、利用カバー率および使いこなし度をユーザ毎に算出するとしてもよい。この場合、閾値は、機器10の種別毎に異なる値に設定されるとし、利用カバー率および使いこなし度の分母となる全機能を、機器10の種別ごとに搭載されるすべての機能を指すとすればよい。
具体的には、利用分析部203は、複数の機器それぞれの機器利用情報を分析することで、複数の機器それぞれの種別が有する複数の機能のうち、複数の機器それぞれの種別に定められた閾値以下の使用頻度で使用された機能を、第1機能として、特定するとしてもよい。これにより、異なるユーザ間で同一種別(同一機種)の機器10での第1機能、利用カバー率および使いこなし度を比較することができる。それにより、同一種別の機器10を使用する複数のユーザにおいてあまり使われていない機能を使用しているユーザを特定することもできる。また、機器10をユーザに使いこなしてもらうために、特典情報、第1機能の使用を促す通知情報などをユーザに提供するとしてもよい。
また、利用分析部203は、機器情報記憶部202に記憶されている機器利用情報を分析することで、同時に複数の機器10を稼働させて例えば家事を効率化している度合いを、機器の使いこなし度として分析するとしてもよい。より具体的には、利用分析部203は、さらに、機器情報記憶部202に記憶されている機器利用情報を分析し、複数の機器10のうち同時間帯に使用されている2以上の機器を特定することにより複数の機器を使用するユーザが家事を効率化している度合いを算出するとしてもよい。
ここで、家事を効率化している度合いの意味について説明する。
図6は、実施の形態における家事の効率化の一例を示す図である。
図6に示す例では、機器10は、3口を有するIHクッキングヒータであり、機器10A〜機器10Cはそれぞれ、3口のうちの左側、中央および右側に対応する。また、図6には、機器10のうち2口(機器10Aおよび機器10C)を用いて家事(料理)をしている様子が示されている。そして、機器10Bは、図6では使用されていないが、使用していた様子が示されている。このときの機器利用情報には、同時間帯に機器10を構成する機器10A〜機器10Cそれぞれが使用されている動作状態が記録されている。
この場合において、利用分析部203は、機器利用情報に基づいて、家事を効率化している度合いを例えば式1で算出すればよい。
(d1+d2)/T (式1)
ここで、d1は、機器10A〜機器10Cを並行して(同時に)使用している時間の割合であり、d2は、機器10Aおよび機器10C(3口のうちの2口)を並行して使用している時間の割合であり、Tは、機器10を使用している時間すなわち機器10A〜機器10Cのいずれかを使用している時間である。
このようにして、利用分析部203は、機器情報記憶部202に記憶されている機器利用情報を分析し、複数の機器10のうち同時間帯に使用されている2以上の機器を特定することにより、複数の機器を使用するユーザが家事を効率化している度合いを算出することができる。これにより、利用分析部203は、機器10の使いこなし度をユーザが家事を効率化している度合いとして数値化することができるので、複数の機器10(または機器10の複数の機能)を同時に稼動させるなどして家事等を効率化しているかを示すユーザの「並行性」を評価できる。
また、上記例において、IHクッキングヒータ(機器10)の3口(機器10A〜機器10C)を並行して使用していると、調理の効率性が図られており、並行性が高いと評価できる。なお、別の例として、冬に鍋料理の調理をしながら、エアコンの温度設定を上げると、省エネに貢献し、並行性が高いとして評価してもよい。
(4)通知部204
通知部204は、例えば、利用分析部203により特定された第1機能の使用を促す通知を、ユーザに対して行う。また、通知部204は、特定された第1機能のうち、機器10のメンテナンスを実行するための第1機能の使用を促す通知を、ユーザに対して行うとしてもよい。ここで、第1機能の使用を促す通知は、上述した機器10をユーザに使いこなしてもらうための情報の一例である。
なお、通知部204は、通信部201を介して、ユーザが使用する機器10に上記通知を行うとしてもよいし、ユーザが使用するスマートフォンなどの携帯端末やユーザが視聴しているテレビを介して上記通知を行うとしてもよい。
(5)ユーザランク決定部205
ユーザランク決定部205は、各ユーザについて、利用分析部203で分析された結果に基づいて、機器10または機器10群の利用度を算出する。
具体的にはユーザランク決定部205は、機器10の利用度として、各ユーザにおける同一種別の機器10の利用カバー率を算出するとしてもよい。また、ユーザランク決定部205は、機器10群の利用度として、各ユーザについての機器10群の利用カバー率を算出するとしてもよい。ここで、機器10群の利用カバー率とは、ユーザが使用する複数の機器が有するすべての機能から、機器10それぞれの第1機能の数の総数を引いたものである。
また、ユーザランク決定部205は、ユーザ情報をランク付けするためのポイントを付与する。例えば、ユーザランク決定部205は、機器10が有する機能の数のうち第1機能の数が少ないほど高いポイントを、その機器10を使用するユーザのユーザ情報に付与する。
また、ユーザランク決定部205は、複数の機器10の種別のうちの2以上の機器10の種別を使用するユーザのユーザ情報のうち、当該2以上の機器10のそれぞれの種別が有する機能のうち特定された第1機能の数が少ない当該2以上の機器を使用するユーザのユーザ情報ほど高いポイントを付与するとしてもよい。
このようにして、ユーザランク決定部205は、利用カバー率の高いユーザを低いユーザよりも高いランクにすることができる。これにより、機器を使いこなす楽しさやインセンティブをユーザに与えることができるので、ユーザのモチベーションを高め、ユーザに機器を使いこなすよう仕向けることができることが期待できる。
(6)特典付与部206
特典付与部206は、機器10の使いこなしの度合いに応じて特典等のサービスを提供することで、機器10を使いこなすインセンティブをユーザに与える。
図7A、図7Bおよび図8は、実施の形態における特典情報の一例を示す図である。
例えば、特典付与部206は、ユーザランク決定部205により予め定めたポイント以上にポイントが付与されたユーザ情報に示されるユーザが使用する機器10の保証期間を延長するとしてもよい。
これは、機器10が使いこなされており、お手入れ等のメンテナンス機能も定期的に使用されている場合には、実質的に機器10の寿命が延びると考えられるため、特典として付与してもよいからである。それにより、機器10を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。
この場合、ユーザに使いこなしてもらうための情報として、図7Aまたは図7Bに示すように当該機器10の保証期間を延長する旨の通知を、通知部204を介して、ユーザに対して行うとしてもよい。もちろん、図7Aおよび図7Bに示すものを、別途紙面などで送付することで、通知を行うとしてもよい。なお、図7Aおよび図7Bでは、予め定めたポイント以上にポイントが付与されたユーザ情報に示されるユーザをマイスタという称号を与えて他のユーザと差別化している例が示されている。
また、特典付与部206は、さらに、予め定めたポイント以上にポイントが付与されたユーザ情報に、所定のコミュニティにおける行為を許可する資格を付与するとしてもよい。
例えば、図8に示すように、機器10のメーカが運用するコミュニティサイト700において、投稿資格や応募資格を付与するなどがある。図8では、予め定めたポイント以上にポイントが付与されたユーザ情報に示されるユーザを画面701で花の個数でランク付けすることで他のユーザと差別化している例が示されている。
なお、このランク付けは、花の装飾の豪華さで示すとしてもよいし、図7Aの例のようにマイスタというという称号のテキストで示すとしてもよい。
それにより、コミュニティサイト700でのランクを上げるようとするように機器10を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。
なお、機器10の使いこなしの度合いに応じた特典等のサービスの提供は上述の例に限らない。コミュニティサイト700において、同じ属性のユーザ間などで、機器10を利用するベストプラクティス情報を共有させるサービスの提供を行ってもよい。この場合、ベストプラクティス情報から、ユーザが保有していない機器10や、ユーザが現時点で使用していない機器10の機能を利用した場合の情報を得ることができるので、機器10を使いこなすインセンティブをユーザに与えるとしてもよい。
以上のように、本実施のサーバ装置20は、機器を使いこなすための情報として、第1機能を特定し、特定した第1機能の使用を促す通知をユーザに行うことにより、機器を使いこなすための情報の提供を行うことができる。
したがって、以上のようにして、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができるユーザ管理方法、サーバ装置を実現することができる。
なお、実施の形態にかかるサーバ装置20は、通信部201と、機器情報記憶部202と、利用分析部203と、通知部204と、ユーザランク決定部205と、特典付与部206とを備えるとして説明したが、それに限られない。サーバ装置20の最小構成20aとして、機器情報記憶部202、利用分析部203および通知部204を備えていればよい。
次に、以上のように構成されたサーバ装置20の動作について説明する。
図9は、実施の形態におけるサーバ装置の動作を示すフローチャートである。図9には、最小構成20aが行う動作を示すフローチャートについて示されている。
まず、サーバ装置20(最小構成20a)は、機器10を識別するための機器識別情報と、機器10を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、機器10が使用されたときの機器10の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する(S101)。
次に、サーバ装置20(最小構成20a)は、S101において記憶された機器利用情報を分析することで、機器10が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する(S102)。
次に、サーバ装置20(最小構成20a)は、S102において特定された前記第1機能の使用を促す通知を、ユーザに対して提供する(S103)。
以上、本発明によれば、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供することができるユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システムを実現することができる。
例えば、機器10や機器10群の使いこなし度を数値化し、使いこなし度が高いユーザに所定のサービスを提供するなどすることで、機器10を使いこなすインセンティブをユーザに与えることができる。つまり、機器10の使いこなしの度合いに応じたサービスが提供することで、機器10を使いこなすインセンティブをユーザに与えることもできる。
以上、本発明の一つまたは複数の態様に係るユーザ管理方法、サーバ装置およびユーザ管理システムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
例えば、以下のような場合も本発明の態様の範囲内に含まれる。
(1)上記の機器およびサーバ装置などの各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムである。RAM又はハードディスクユニットには、コンピュータプログラムが記憶されている。前記マイクロプロセッサが、前記コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここで、コンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。なお、各装置は、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクユニット、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどの全てを含むコンピュータシステムに限らず、これらの一部から構成されているコンピュータシステムであってもよい。
(2)また、上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、1個のシステムLSIから構成されているとしてもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
なお、ここでは、システムLSIとしたが、集積度の違いにより、IC、LSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
(3)上記の各装置を構成する構成要素の一部又は全部は、各装置に脱着可能なICカード又は単体のモジュールから構成されているとしてもよい。前記ICカード又は前記モジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、などから構成されるコンピュータシステムである。前記ICカード又は前記モジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしてもよい。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、前記ICカード又は前記モジュールは、その機能を達成する。このICカード又はこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしてもよい。
(4)本発明は、上記に示すユーザ管理システムが備える特徴的な構成部の動作をステップとする方法であるとしてもよい。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしてもよいし、前記コンピュータプログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray(登録商標) Disc)、半導体メモリなど、に記録したものとしてもよい。また、これらの記録媒体に記録されている前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号であるとしてもよい。
また、本発明は、前記コンピュータプログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしてもよい。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリとを備えたコンピュータシステムであって、前記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、前記マイクロプロセッサは、前記コンピュータプログラムに従って動作するとしてもよい。
また、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号を、前記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしてもよい。
(5)上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数の機能が搭載されている機器をユーザに使いこなしてもらうための情報を提供する方法、装置、サーバおよびシステム等に利用できる。
10、10A、10B、10C 機器
20 サーバ装置
20a 最小構成
30 ネットワーク
101、201 通信部
102 記憶部
103 制御部
104 入力部
202 機器情報記憶部
203 利用分析部
204 通知部
205 ユーザランク決定部
206 特典付与部
700 コミュニティサイト
701 画面

Claims (12)

  1. 機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器が使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する記憶ステップと、
    前記記憶ステップにおいて記憶された前記機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析ステップと、
    前記利用分析ステップにおいて特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知ステップと、
    前記ユーザ情報をランク付けするためのポイントを付与するユーザランク決定ステップと、を含み、
    前記ユーザランク決定ステップにおいては、前記利用分析ステップにおける分析結果を用いて、前記機器を使用するユーザのユーザ情報にポイントを付与する、
    ユーザ管理方法。
  2. 前記利用分析ステップにおいては、
    前記機器利用情報に基づき、前記機器が有する前記複数の機能のうち、前記機器利用情報に示される前記機器の動作状態を実現する第2機能を特定し、かつ、特定した前記第2機能それぞれの使用頻度を算出し、
    前記ユーザにより使用された前記機器の前記第2機能のうち閾値以下の使用頻度で使用された機能と前記複数の機能のうち前記第2機能を除く機能であって前記ユーザにより使用されなかった機能とを、前記第1機能として特定する、
    請求項1に記載のユーザ管理方法。
  3. 前記閾値は、ゼロであり、
    前記第1機能は、前記機器が有する機能のうち前記ユーザにより一度も使用されていない機能である、
    請求項1に記載のユーザ管理方法。
  4. 前記通知ステップにおいては、特定された前記第1機能のうち、前記機器のメンテナンスを実行するための第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のユーザ管理方法。
  5. 前記ユーザランク決定ステップにおいては、前記機器が有する機能の数のうち前記第1機能の数が少ないほど高いポイントを、前記機器を使用するユーザのユーザ情報に付与する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のユーザ管理方法。
  6. さらに、予め定めたポイント以上に前記ポイントが付与された前記ユーザ情報に示されるユーザが使用する前記機器の保証期間を延長する特典付与ステップを含む、
    請求項5に記載のユーザ管理方法。
  7. さらに、予め定めたポイント以上に前記ポイントが付与された前記ユーザ情報に、所定のコミュニティにおける行為を許可する資格を付与する特典付与ステップを含む、
    請求項5に記載のユーザ管理方法。
  8. 前記機器は、複数あり、
    前記利用分析ステップにおいては、さらに、前記記憶ステップにおいて記憶された機器利用情報を分析し、前記複数の機器のうち同時間帯に使用されている2以上の機器を特定することにより前記複数の機器を使用するユーザが家事を効率化している度合いを算出する、
    請求項1に記載のユーザ管理方法。
  9. さらに、複数の前記機器それぞれと通信することで、前記複数の機器それぞれの機器利用情報を受信する通信ステップを含み、
    前記機器識別情報は、前記複数の機器それぞれの種別を識別するための情報であり、
    前記利用分析ステップにおいては、前記複数の機器それぞれの機器利用情報を分析することで、前記複数の機器それぞれの種別が有する複数の機能のうち、前記複数の機器それぞれの種別に定められた閾値以下の使用頻度で使用された機能を、前記第1機能として、特定する、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のユーザ管理方法。
  10. 前記ユーザランク決定ステップにおいては、前記複数の機器の種別のうちの2以上の機器の種別を使用するユーザのユーザ情報のうち、当該2以上の機器のそれぞれの種別が有する機能のうち特定された前記第1機能の数が少ない当該2以上の機器を使用するユーザのユーザ情報ほど高いポイントを付与する、
    請求項9に記載のユーザ管理方法。
  11. 機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器が使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する機器情報記憶部と、
    前記機器情報記憶部に記憶されている機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析部と、
    前記利用分析部により特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知部と、
    前記ユーザ情報をランク付けするためのポイントを付与するユーザランク決定部と、を備え、
    前記ユーザランク決定部は、前記利用分析部における分析結果を用いて、前記機器を使用するユーザのユーザ情報にポイントを付与する、
    サーバ装置。
  12. 機器と、サーバ装置とを備えるユーザ管理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記の機器を識別するための機器識別情報と、前記機器を使用するユーザを識別するためのユーザ情報と、前記機器それぞれが使用されたときの前記機器の動作状態とを含む機器利用情報を記憶する機器情報記憶部と、
    前記機器情報記憶部に記憶されている機器利用情報を分析することで、前記機器が有する複数の機能のうち、閾値以下の使用頻度で使用された第1機能を特定する利用分析部と、
    前記利用分析部により特定された前記第1機能の使用を促す通知を、前記ユーザに対して行う通知部と、
    前記ユーザ情報をランク付けするためのポイントを付与するユーザランク決定部と、を備え、
    前記ユーザランク決定部は、前記利用分析部における分析結果を用いて、前記機器を使用するユーザのユーザ情報にポイントを付与する、
    ユーザ管理システム。
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