JP6159870B2 - 月経出血過多および子宮類線維腫の処置に使用するための組成物 - Google Patents
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Description
本発明は、子宮類線維腫を有するまたは有しない対象における月経量を低減するための方法に関する。本発明は、さらに類線維腫および子宮の体積を縮小する方法ならびに子宮類線維腫の非出血関連症状のための処置のための方法に関する。上記方法は、対象に、1日当たり300から600mgの4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩を、エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。上記方法において、エストロゲンは、エストラジオール、エチニルエストラジオールおよび結合型エストロゲンから成る群から選択され、プロゲストーゲンは、プロゲステロン、酢酸ノルエチンドロン、ノルゲスチメート、ドロスピレノンおよびメドロキシプロゲステロンから成る群から選択される。例えば、上記の方法では、エストロゲンはエストラジオールであり、プロゲストーゲンは酢酸ノルエチンドロンおよびプロゲステロンである。
本明細書において他に定義されない限り、本発明に関連して使用される科学的用語および技術的用語は、当業者によって一般に理解される意味を有するものとする。用語の意味および範囲は明白であるはずだが、何らかの潜在的な曖昧さが生じた場合には、本明細書で提供されている定義が、あらゆる辞書的または外部の定義に優先する。この出願において、「または」の使用は、他に言及されない限り「および/または」を意味する。さらに、用語「含んでいる(including)」ならびに他の形態、例えば「含む(includes)」および「含んだ(included)」の使用は、限定的でない。本特許出願(特許請求の範囲を含む)における用語「含む(comprise)」、「含む(comprises)」または「含む(comprising)」の使用に関して、本出願人は、内容が別の意味を必要としない限り、これらの用語が、排他的ではなく包括的に解釈されるものであることを基礎および明確な理解として使用されることに留意し、そして本出願人はこれらの用語のそれぞれが、下記特許請求の範囲を含めてこの特許出願を解釈する際にこのような意味で解釈されることを意図する。本発明の任意の置換体もしくは化合物または本明細書に記載の任意の他の化学式において2回以上生じる変化について、各場合における定義は、他の各場合における定義とは独立している。
一実施形態において、本発明は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多(HMB)を、この処置を必要とする対象において軽減または制御するための方法に関する。月経出血過多は、1月経周期(1月経周期は典型的に28日)当たり80mL超の出血を生じる対象を指す。対照的に、月経出血過多を患っていない女性は、1月経周期当たり約30から40mLの出血を生じる。一態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有する対象の月経出血過多を軽減または制御して、1周期当たりの出血を80mL未満の量にするために使用することができる。別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有する対象の月経出血過多の量をベースラインから少なくとも50%まで低減するために使用することができる。
一態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を、この処置を必要とする対象において軽減または制御することを含む。当該方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を投与することを含む。対象に投与され得るエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩の有効量または用量は、300から600mgの範囲である。本発明のさらなる態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は、1日当たり約300mg、約400mgまたは約600mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は、1日当たり約300mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は、1日当たり約400mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は、1日当たり約600mgである。用量は1日当たり1回または1日当たり2回投与されることができる。
別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を、この処置を必要とする対象において軽減または制御することを含む。当該方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて対象に投与することは、「ホルモン補充療法」または「アドバック療法」としばしば呼ばれる。「ホルモン補充療法」または「アドバック療法」は、エストロゲン低下による症状、例えば、骨密度減少および血管運動性症状などを防ぐために使用される。詳細には、対象が、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩をエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて処置されるとき、エラゴリックス単独で処置された対象と比較して、顔面潮紅(エストロゲン欠乏による血管運動性症状)を報告する対象の数が、実質的に低下することがわかった。
別の実施形態において、本発明は、子宮類線維腫を有する対象の類線維腫体積を縮小する方法に関する。一態様において、本発明の方法は、類線維腫体積を少なくとも約25%以上縮小させるために使用することができる。別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有する対象の類線維腫体積を縮小するために使用することができる。より詳細には、本発明の方法は、子宮類線維腫を有する対象の類線維腫体積を少なくとも約25%以上体積を縮小させるために使用することができる。別の態様において、本発明の方法は、子宮摘出、筋腫摘出または子宮動脈塞栓手術の前に、子宮類線維腫を有する対象の類線維腫体積を縮小するために使用される。類線維腫体積を測定する方法は、当該技術分野で公知であり、例えば超音波および/またはMRIが挙げられる。
一態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有し、この処置を必要とする対象において、類線維腫体積を縮小させることを含む。当該方法は、子宮類線維腫を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を投与することを含む。対象に投与され得るエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩の有効量または用量は、1日当たり300から600mgの範囲である。本発明のさらなる態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約300mg、約400mgまたは約600mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約300mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約400mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約600mgである。用量は1日当たり1回または1日当たり2回投与されることができる。
別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有し、この処置を必要とする対象において、全類線維腫体積を縮小させることを含む。当該方法は、子宮類線維腫を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。当該方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。
別の実施形態において、本発明は、子宮類線維腫を有する対象の全子宮体積を縮小する方法に関する。「全子宮体積」は、子宮全体の体積である。一態様において、本発明の方法は、全子宮体積を少なくとも約25%以上縮小させるために使用することができる。別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有する対象の全子宮体積を縮小するために使用することができる。より詳細には、本発明の方法は、子宮類線維腫を有する対象の全子宮体積を少なくとも約25%以上縮小させるために使用することができる。全子宮体積を測定する方法は、当該技術分野で公知であり、例えば超音波および/またはMRIが挙げられる。
一態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を有し、この処置を必要とする対象において、全子宮体積を縮小させることを含む。当該方法は、子宮類線維腫を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を投与することを含む。対象に投与され得るエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩の有効量または用量は、1日当たり300から600mgの範囲である。本発明のさらなる別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約300mg、約400mgまたは約600mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約300mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約400mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約600mgである。用量は1日当たり1回または1日当たり2回投与されることができる。
別の態様において、本発明の方法、子宮類線維腫を有し、この処置を必要とする対象において、子宮体積を縮小させることを含む。当該方法は、子宮類線維腫を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。当該方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。
またさらに別の実施形態において、本発明は、外科的(例えば、子宮摘出)または半侵襲性介入(例えば、子宮動脈塞栓術、MRIガイド高密度焦点式超音波法など)により対象から1つ以上の子宮類線維腫を除去した後の対象における子宮類線維腫の再成長または再発を予防するための方法に関する。
一態様において、本発明の方法は、外科的または半侵襲性介入により対象から1つ以上の子宮類線維腫を除去した後の対象の子宮類線維腫の再成長または再発を予防することを含む。本方法は、1つ以上の子宮類線維腫を(例えば外科的または半侵襲性介入により)除去した対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を投与することを含む。
さらに別の態様において、本発明の方法は、外科的または半侵襲性介入により対象から1つ以上の子宮類線維腫を除去した後の対象の子宮類線維腫の再成長または再発を予防することを含む。本方法は、1つ以上の子宮類線維腫を(例えば外科的または半侵襲性介入により)除去した対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。
一実施形態において、本発明は、月経出血過多(HMB)を、この処置を必要とする対象において軽減または制御するための方法に関し、ここで月経出血過多は、子宮類線維腫に関連せず、他の状態、例えば、腺筋症、遺伝性出血性疾患、特発性月経出血過多など、の結果である。一態様において、本発明の方法は、月経出血過多を軽減または制御して、1周期当たりの出血を80mL未満の量にするために使用することができる。別の態様において、本発明の方法は、対象の月経出血過多の量をベースラインの50%まで低減するために使用することができる。
一態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫以外の状態に伴う月経出血過多を、この処置を必要とする対象において軽減または制御することを含む。本方法は、子宮類線維腫以外の状態に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を投与することを含む。一態様において、対象は、子宮類線維腫を何ら有しない場合がある。別の態様において、対象は、子宮類線維腫を有するが、月経出血過多は子宮類線維腫の結果ではない場合がある。
別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫以外の状態に伴う月経出血過多を、この処置を必要とする対象において軽減または制御することを含む。当該方法は、子宮類線維腫以外の状態に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。当該方法は、子宮類線維腫に伴う月経出血過多を患っている対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。一態様において、対象は、子宮類線維腫を何ら有しない場合がある。別の態様において、対象は、子宮類線維腫を有するが、月経出血過多は子宮類線維腫の結果ではない場合がある。
一実施形態において、本発明は、子宮類線維腫を有し、この処置を必要とする対象を処置する方法に関する。子宮類線維腫を有し、本方法にしたがって処置された対象は、月経出血過多を生じないが、他の子宮類線維腫の症状、例えば、骨盤圧迫、骨盤痛、腫れおよび泌尿器症状などの症状は示す可能性もある。
一態様において、本発明の方法は、月経出血過多を示していないが子宮類線維腫を有し、この処置を必要とする対象を処置することを含む。当該方法は、子宮類線維腫を有する(そして月経出血過多を示していない)対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を投与することを含む。対象に投与され得るエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩の有効量または用量は、1日当たり300から600mgの範囲である。本発明のさらなる態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約300mg、約400mgまたは約600mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約300mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約400mgである。本発明のまたさらに別の態様において、エラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物の有効量または用量は1日当たり約600mgである。用量は1日当たり1回または1日当たり2回投与されることができる。エストロゲンおよび/またはプロゲストーゲンは、経口投与、経皮投与また膣内投与されることができる。
別の態様において、本発明の方法は、子宮類線維腫を、この処置を必要とする対象において処置することを含む。当該方法は、子宮類線維腫を患っている(そして月経出血過多を示していない)対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を、エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。当該方法は、子宮類線維腫を有する(そして月経出血過多を示していない)対象に、有効量のエラゴリックスまたは医薬として許容されるこの塩を1種以上のエストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせて投与することを含む。
本発明の一態様において、本方法は、エラゴリックスまたは4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸を含む医薬組成物を投与することによって実施される。投与を目的に、4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸は、医薬組成物として製剤化することができる。医薬組成物は、4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩もしくは溶媒和物ならびに医薬として許容される担体および/または希釈剤を含む。4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸は、組成物中に、特定の障害を処置するために有効な量、つまりGnRH受容体アンタゴニスト活性が好ましくは患者に許容される程度の毒性で達成されるために十分な量で存在する。
本実施例は、第2a相、多施設共同、二重盲検、プラセボ対照、無作為試験であり(N=280)、子宮類線維腫を有する閉経前の女性におけるActivella(登録商標)を伴ってまたは伴わずに投与されたElagolixの安全性および有効性を評価するための3カ月の処置期間を伴う。
コホート2:Elagolix 300mg BIDまたはプラセボ。
コホート3:Elagolix 200mg BIDに加えて低用量Activella(登録商標)(エストラジオール0.5mgおよび酢酸ノルエチンドロン0.1mgの組合せ)。
コホート4:Elagolix 100mg BID、400mg QDまたはプラセボ。
コホート5:Elagolix 600mg QD。
コホート6:Elagolix 300mg BIDに加えてエストロゲン(エストラジオール1.0mg(Estrace(登録商標))およびプロゲステロン200mg(Prometrium(登録商標)による周期的療法)(EP)。Estrace(登録商標)はElagolix(連続的)と共に毎日与え、Prometrium(登録商標)は各28日の月経周期の最後の12日において毎日与えた(周期的療法)。
予備データには、Elagolixを最低1回投与された170人の女性を含む。全体として、152人の女性が最低2か月間Elagolixを投与され、127人の女性がElagolixを3か月間(処置の全期間)投与された。女性の多数は黒色人種で(約80%)、19%は白色人種である。平均年齢は41.9歳(28から53歳の範囲)であり、平均肥満指数(BMI)は30.3kg/m2である。
いくつかの有効性エンドポイントが存在するが、有効性の一つの尺度を評価するために2種類の出血評価から成る複合エンドポイントが使用された。それには、アルカリヘマチン(AH)法による測定により、最終月(処置の最後の28日間)において<80mLの経血量(MBL)を達成し、さらに、ベースラインから最終月(処置の最後の28日間)にかけてMBL量の≧50%低減を達成した対象の百分率を含んでいた。それぞれ200mg BID、300mg BIDおよびプラセボ群において、対象の85%、97%および30%が前記出血評価の複合エンドポイントを達成した(コホート1における200mg BID対プラセボおよびコホート2における300mg BID対プラセボにおいてP<0.05)。200mg BID+低用量Activella(登録商標)群(低用量Activella(登録商標)はエストラジオール0.5mgおよび酢酸ノルエチンドロン0.1mgの組合せである。)における対象の82%が前記の複合エンドポイントを達成した。子宮類線維腫および子宮体積に関しては、それぞれ200mg BID、300mg BIDおよびプラセボ群において、対象の63%、55%および29%が子宮類線維腫の体積の≧25%低減を、対象の50%、68%および9%が子宮体積の≧25%低減を達成した。200mg BID+低用量群において、対象の53%および42%がそれぞれ子宮類線維腫および子宮体積の≧25%低減を達成した。生活の質(QoL)の測定値も、「Responsiveness of the uterine fibroid symptom and health−related quality of life questionnaire」(UFS−QOL)(Harding、Gale、Coyne Karin S.、Thompson Christine L.、Spies James B、United BioSource Corporation、7101 Wisconsin Avenue、Suite 600、Bethesda、MD、20814、USA、Health and Quality Life Outcomes、2008年6号、99頁)を使用して判定された。
表3:アルカリヘマチン(AH)法により測定された、処置期間中における総経血量(図2も参照)。
Claims (29)
- 子宮類線維腫を有する対象における月経量を低減するための方法に使用するための医薬組成物であって、当該組成物が4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩を含み、当該方法が対象に1日当たり2回、300mgの4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩を投与することを含む、組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩が、エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせられて投与され、エストロゲンが、エストラジオール、エチニルエストラジオールおよび結合型エストロゲンから成る群から選択され、プロゲストーゲンが、プロゲステロン、酢酸ノルエチンドロン、ノルゲスチメート、ドロスピレノンおよびメドロキシプロゲステロンから成る群から選択される、請求項1に記載の組成物。
- エストロゲンがエストラジオールであり、プロゲストーゲンが酢酸ノルエチンドロンである、請求項2に記載の組成物。
- エストラジオールが1日当たり約0.5mgの量で投与され、酢酸ノルエチンドロンが1日当たり約0.1mgの量で投与される、請求項3に記載の組成物。
- エストラジオールおよび酢酸ノルエチンドロンが、1日当たり1回投与される、請求項4に記載の組成物。
- エストラジオールが1日当たり約1.0mgの量で投与され、酢酸ノルエチンドロンが1日当たり約0.5mgの量で投与される、請求項3に記載の組成物。
- エストラジオールおよび酢酸ノルエチンドロンが、1日当たり1回投与される、請求項6に記載の組成物。
- エストラジオールが連続的に投与され、酢酸ノルエチンドロンが1月経周期の最後の12から14日間に1日当たり1回投与される、請求項4または6に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも28日間、毎日投与される、請求項1から8のいずれかに記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも56日間、毎日投与される、請求項9に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも84日間、毎日投与される、請求項10に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも168日間、毎日投与される、請求項11に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、約168日間から約1年間、毎日投与される、請求項12に記載の組成物。
- 月経量が、1周期当たり80mL未満である、請求項1に記載の組成物。
- 子宮類線維腫を、処置を必要とする対象において処置するための方法に使用するための医薬組成物であって、当該組成物が4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩を含み、当該方法が対象に1日当たり2回、300mgの4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩を投与することを含む、組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸または医薬として許容されるこの塩が、エストロゲンおよびプロゲストーゲンと組み合わせられて投与され、エストロゲンが、エストラジオール、エチニルエストラジオールおよび結合型エストロゲンから成る群から選択され、プロゲストーゲンが、プロゲステロン、酢酸ノルエチンドロン、ノルゲスチメート、ドロスピレノンおよびメドロキシプロゲステロンから成る群から選択される、請求項15に記載の組成物。
- エストロゲンがエストラジオールであり、プロゲストーゲンが酢酸ノルエチンドロンである、請求項16に記載の組成物。
- エストラジオールが1日当たり約0.5mgの量で投与され、酢酸ノルエチンドロンが1日当たり約0.1mgの量で投与される、請求項17に記載の組成物。
- エストラジオールおよび酢酸ノルエチンドロンが、1日当たり1回投与される、請求項18に記載の組成物。
- エストラジオールが1日当たり約1.0mgの量で投与され、酢酸ノルエチンドロンが1日当たり約0.5mgの量で投与される、請求項17に記載の組成物。
- エストラジオールおよび酢酸ノルエチンドロンが、1日当たり1回投与される、請求項20に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも28日間、毎日投与される、請求項15から21のいずれかに記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも56日間、毎日投与される、請求項22に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも84日間、毎日投与される、請求項23に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、少なくとも168日間、毎日投与される、請求項24に記載の組成物。
- 4−((R)−2−[5−(2−フルオロ−3−メトキシ−フェニル)−3−(2−フルオロ−6−トリフルオロメチル−ベンジル)−4−メチル−2,6−ジオキソ−3,6−ジヒドロ−2H−ピリミジン−1−イル]−1−フェニル−エチルアミノ)−酪酸が、約168日間から約1年間、毎日投与される、請求項25に記載の組成物。
- エストロゲンがエストラジオールであり、プロゲストーゲンがプロゲステロンである、請求項2に記載の組成物。
- エストロゲンがエストラジオールであり、プロゲストーゲンがプロゲステロンである、請求項16に記載の組成物。
- エストラジオールが連続的に投与され、プロゲステロンが1月経周期の最後の12から14日間に1日当たり1回投与される、請求項28に記載の組成物。
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