JP6158306B2 - ウェアラブル機器および遠隔制御方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、電子機器および遠隔制御方法に関する。
近年、ユーザが身につけて利用可能なウェアラブル機器と呼ばれる電子機器が開発されている。多くのウェアラブル機器はこのウェアラブル機器を身につけたユーザに対して様々な情報を提供することができる。
また、ユーザによって行われるウェアラブル機器の操作に応じてウェアラブル機器から外部機器を制御する技術も開発され始めている。
特開2000−200315号公報
しかしながら、外部機器を制御するためには、ユーザはウェアラブル機器自体の操作をする必要がある。また、複数の外部機器を制御するためには、複数の外部機器の各々に対する個別の操作を、ユーザがウェアラブル機器に対して行わなければならない。
本発明の目的は、外部機器を容易に制御することができる電子機器および遠隔制御方法を提供することである。
実施形態によれば、ウェアラブル機器は、第1の検出手段と、無線通信部と、取得手段と、認証手段と、保存手段と、制御手段とを具備する。前記第1の検出手段は、ウェアラブル機器が人体に装着されたことを検出する。前記取得手段は、前記ウェアラブル機器を装着するユーザの生体情報を検知するためのセンサを含み、前記ユーザの生体情報を前記センサによって取得する。前記認証手段は、前記取得される生体情報が登録生体情報に対応するかを判定する認証を行う。前記保存手段は、前記ウェアラブル機器の装着が検出された場合に、第1機器に対して実行すべき第1処理と、第2機器に対して実行すべき第2処理との内容を示す制御情報を保存する。前記制御手段は、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定された場合、前記第1機器および前記第2機器を自動的に遠隔制御する機能を有効にし、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定されなかった場合、前記機能を無効にする。前記制御手段は、前記ウェアラブル機器の装着が検出され、且つ前記機能が有効である場合、制御対象の前記第1機器に対して前記第1処理を実行させるための第1コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第2処理を実行させるための第2コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する。
図1は、実施形態に係る電子機器によって実行される遠隔制御処理の概要を説明するための図である。 図2は、同実施形態に係る電子機器の概観を示す図である。 図3は、同実施形態に係る電子機器のシステム構成例を示す図である。 図4は、同実施形態に係る電子機器内に設けられる複数のコンポーネント間の関係を示すブロック図である。 図5は、同実施形態に係る電子機器がユーザに装着された時に実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、同実施形態に係る電子機器がユーザから取り外された時に実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、同実施形態に係る電子機器がユーザに装着されている期間中に実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、同実施形態に係る電子機器の装着/取りし時に実行すべき処理の内容を示す制御情報を説明するための図である。 図9は、同実施形態に係る電子機器がユーザに装着されている期間中に実行すべき処理の内容を示す別の制御情報を説明するための図である。 図10は、同実施形態に係る電子機器によって、ユーザの外出時/帰宅時に実行される遠隔制御処理の概要を説明するための図である。 図11は、ユーザの外出時/帰宅時に実行される遠隔制御処理に関するコンポーネント間の関係を示すブロック図である。 図12は、同実施形態に係る電子機器が所定のエリアの外に出る時に実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、同実施形態に係る電子機器が所定のエリア内に入る時に実行される遠隔制御処理の手順を示すフローチャートである。 図14は、同実施形態に係る電子機器によって実行されるユーザ認証処理の手順を示すフローチャートである。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。
図1を参照して、本実施形態に係る電子機器の概要について説明する。この電子機器は人体に装着可能なウェアラブル機器10として実現されている。このウェアラブル機器10は、ウェアラブル機器10を装着しているユーザ11に対して様々な情報を提供する機能、および家庭内の各種電子機器のような様々な外部機器と連携して動作するための機器連携機能、等を有している。この機器連携機能には、様々な外部機器を自動的に遠隔制御する機能が含まれている。
ウェアラブル機器10は様々なセンサを内蔵しており、人体(ユーザ11)の生体情報を検出することができる。また、ウェアラブル機器10は、このウェアラブル機器10が人体(ユーザ11)に装着されたこと、および人体(ユーザ11)から取り外されたことを検出することもできる。
本実施形態において、ウェアラブル機器10は、ユーザ11がウェアラブル機器10を装着したことまたは取り外したことに応じて、複数の家庭内情報機器(外部機器12B、12C)に対してまとめて操作を行うことができる。また、ウェアラブル機器10は、ユーザ11の生体情報の変化に応じて(トリガとして)、外部機器12B及び外部機器12Cに対してまとめて操作を行うことができる。
図1は、ウェアラブル機器10によって実行される遠隔制御処理の概要を示している。遠隔制御処理は、ユーザ11がウェアラブル機器10を装着した時、およびウェアラブル機器10を取り外した時に実行される。また、ウェアラブル機器10を装着中における本実施形態の概要を示している。なお、本実施形態において、装着中とは、ユーザ11がウェアラブル機器10を装着している最中ではなく、ウェアラブル機器10がユーザ11に装着されている状態(期間中)である。
ウェアラブル機器10がユーザ11に装着された時、ウェアラブル機器10は、外部機器12B(エアコン)の電源を入れる(ON状態にする)ための遠隔制御を行う。また、ウェアラブル機器10は、外部機器12C(TV)に天気に関する情報を表示するための遠隔制御を行う。天気に関する情報は、例えば今日の天気の情報を放送している番組の情報である。このように、ユーザ11がウェアラブル機器10を装着するだけで、複数の外部機器12B、12Cをまとめて制御(操作)することができる。より詳細には、ユーザ11がウェアラブル機器10を装着するだけで、複数の外部機器12B、12Cの状態を変更することができる。ユーザ11がウェアラブル機器10を装着した時とは、例えば、朝、ユーザ11が起床した場合等が想定される。
ウェアラブル機器10がユーザ11から取り外された時、ウェアラブル機器10は、外部機器12Bのタイマーを設定するための遠隔制御を行う。例えば、ユーザ11が就寝時に外部機器12Bのタイマーを設定する際、ユーザ11はウェアラブル機器10を取り外すだけで、外部機器12Bのタイマーを設定することができる。また、ウェアラブル機器10がユーザ11から取り外された時、ウェアラブル機器10は、外部機器12Cの画面をOFFにする(OFF状態にする)ための遠隔制御を行う。そのため、ユーザ11はウェアラブル機器10を取り外すだけで、外部機器12Cの画面の電源を切ることができるので、ユーザ11が外部機器12Cの画面の電源を切るという操作を行う必要がない。このように、ユーザ11がウェアラブル機器10を取り外した時も、外部機器をまとめて操作することできる。
ウェアラブル機器10がユーザ11に装着された状態である期間(装着中)においては、ウェアラブル機器10は、ユーザ11の生体情報の変化に応じて、外部機器12Bの設定温度を変更するための遠隔制御を行う。また、ウェアラブル機器10は、外部機器12Cの画面をOFFにするための遠隔制御を行う。例えば、ユーザ11が暑いと感じている場合、外部機器12Bの設定温度が下がる。また、ユーザ11が就寝することによって、ユーザ11の体温が低下する。ユーザ11の体温が低下したことに応じて、外部機器12Cの画面がOFFになる。そのため、ユーザ11はウェアラブル機器10を装着したまま就寝した場合でも、外部機器12Cの画面をOFFにすることができる。このように、ユーザ11がウェアラブル機器10を装着している期間中(装着中)も、外部機器をまとめて操作することできる。
このように、ウェアラブル機器10は、ユーザ11の周辺にある外部機器の動作環境を自動的に変更することができる。図1には図示されていないが、例えば、自宅等の照明(外部機器)の照度を調整することによって、照明の明るさを変更することもできる。
次に、図2を参照し、本実施形態のウェアラブル機器10の概要について説明する。
以下では、ウェアラブル機器10が人体の腕に着用可能な腕時計型のデバイスによって実現されている場合を想定する。なお、本実施形態のウェアラブル機器10は、腕時計型でなくてもよく、例えば、眼鏡型であってもよいし、ユーザの耳に装着可能なイヤホン型であってもよい。つまり、本実施形態のウェアラブル機器10は、ユーザが身につけていることを意識しないような機器である。
ウェアラブル機器10は、ウェアラブル機器10が装着された人体の様々な生体情報、例えば、静脈パターン、体温、生体インピーダンス、心拍数、血圧、等、を測定可能なセンサを備えている。ウェアラブル機器10は、生体情報に基づき、ユーザの認証をする。ユーザの認証は、例えば、ウェアラブル機器10に登録されているユーザ11の生体情報と、上述したセンサによって測定される生体情報と、が一致または対応しているか否かによって判定される。生体認証が一致または対応している場合、ユーザの認証に成功したと判定される。ユーザの認証に成功した場合、ウェアラブル機器10は外部機器を制御(遠隔制御)することができる。さらに、ウェアラブル機器10は、無線通信機能を有している。ウェアラブル機器10は、外部機器と無線通信を行うことにより、外部機器を制御することができる。外部機器は、例えば、エアコン12B、テレビ12C(TV)、冷蔵庫等の家庭内情報機器である。
次に、図3を参照し、ウェアラブル機器10のシステム構成について説明する。
ウェアラブル機器10は、CPU30、システムコントローラ31、メモリ32、時計モジュール33、位置検出部(GPS)34、生体情報取得部35、無線通信部(BTモジュール)36、装着/取り外し検出部37、サウンドコントローラ38、ディスプレイ39、及びスピーカ40等を備える。
CPU30は、ウェアラブル機器10内の各部の動作を制御するプロセッサである。CPU30は、メモリ32にロードされる、オペレーティングシステム(OS)43、及び各種アプリケーションプログラムを実行する。アプリケーションプログラムには、遠隔制御プログラム41が含まれている。
遠隔制御プログラム41は、上述した外部機器を遠隔操作するためのプログラムである。なお、詳細は図4を参照して後述するが、遠隔制御プログラム41は、ユーザがウェアラブル機器10を装着または取り外したことに応じて、外部機器を制御するための制御コマンド(遠隔制御コマンド)を外部機器に送信することによって、外部機器を操作することができる。
システムコントローラ31は、CPU30と各コンポーネントとの間を接続するブリッジデバイスである。システムコントローラ31には、メモリ32をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、システムコントローラ31は、ウェアラブル機器10のディスプレイ39を制御する表示コントローラを内蔵していてもよい。さらに、システムコントローラ31は、サウンドコントローラ38との通信を実行する機能も有している。
サウンドコントローラ38は音源デバイスであり、再生対象のオーディオデータをスピーカ40に出力する。無線通信部(BTモジュール)36は、例えばBluetooth(登録商標)を使用して無線通信を実行する無線通信デバイスである。また、無線通信部(BTモジュール)36は、Bluetooth(登録商標)とは異なる、外部機器と近距離通信可能な無線通信でもよい。
時計モジュール33は、現在時刻を計時するモジュールである。位置検出部34は、ウェアラブル機器10の現在位置、例えばウェアラブル機器10の現在位置を示す経度および緯度、を取得する。位置検出部34は、例えば、全地球測位システム(GPS)に対応する。
生体情報取得部35は、ユーザ11の生体情報を測定(取得)する1以上のセンサを含む。装着/取り外し検出部37は、ウェアラブル機器10がユーザ(人体)11に装着されたこと、またはウェアラブル機器10がユーザ(人体)11から取り外されたことを検出する。具体的には、装着/取り外し検出部37は、ウェアラブル機器10のバックル等が閉じられたことをウェアラブル機器10がユーザ(人体)11に装着されたこととして検出し、またバックル等が開かれたことをウェアラブル機器10がユーザ(人体)11から取り外されたこととして検出する。
移動通信モジュール44は、携帯電話通信網を利用した無線通信、例えば3Gの通信規格の無線通信、を行う。なお、移動通信モジュール44は、BTモジュール36による無線通信と異なる規格の無線通信であればよく、携帯電話通信網とは異なる通信網を利用した無線通信であってもよい。
次に、図4を参照し、ウェアラブル機器10によって実行されるソフトウェアの構成について説明する。
ウェアラブル機器10は、生体情報取得部35、BTモジュール36、装着/取り外し検出部37、遠隔制御プログラム41、記憶部50等を備える。
装着/取り外し検出部37は、ウェアラブル機器10が装着されたことまたは取り外されたことを検出する。装着/取り外し検出部37は、ウェアラブル機器10が装着されたまたは取り外されたことを検出したことを制御部51及び認証部52に通知する。
生体情報取得部35は、静脈センサ35B及び温度センサ35Cを備えている。生体情報取得部35は、ユーザ11の生体情報を取得する。静脈センサは、ユーザの血管の形状を読み取るセンサである。温度センサ35Cは、ユーザの体温を計測するセンサである。
生体情報取得部35は、静脈センサ35Bまたは温度センサ35C等によって検知された生体情報は制御部51及び認証部52に送られる。
また、生体情報取得部35は、ウェアラブル機器10が装着されている間、温度センサ35C等を使用して、ユーザの体温等をセンシングすることができる。
認証部52は、生体認証部55を備えている。生体認証部55は、ウェアラブル機器10が装着されたことを装着/取り外し検出部37が検出したことに応答して、生体認証を開始する。生体認証部55は、生体情報取得部35(センサ)によって測定されたユーザの生体情報と記憶部50内に格納されている生体情報(登録生体情報)とを比較する。そして、測定された生体情報が登録生体情報に対応するか否か、つまり測定された生体情報の特徴が登録生体情報の特徴にマッチ(対応/一致)するか否かを判定する。生体認証部55によって生体認証が成功した場合、認証部52はユーザが認証されたことを制御部51に通知する。
制御部51は、制御コマンド選択部53、送信制御部54、及び生体情報変化判定部56を備える。制御部51は、装着/取り外し検出部37からウェアラブル機器10が装着されたまたは取り外されたことを検出したことが通知されたことに応じて、外部機器12に制御コマンドを送信する。制御コマンドは、ウェアラブル機器10と連携して動作可能な外部機器の状態を遠隔操作によって変更するための制御コマンドである。
また、記憶部50は、ウェアラブル機器10の装着または取り外しが検出された場合に実行すべき処理の内容を示す制御情報を格納している。より詳しくは、記憶部50は、制御コマンドを含む制御情報をデータベースとして格納している。また、制御情報は、ウェアラブル機器10の装着が検出された場合に実行すべき処理の内容を示す第1の制御情報、ウェアラブル機器10の取り外しが検出された場合に実行すべき処理の内容を示す第2の制御情報、及びユーザの生体情報が変化した場合に実行すべき処理の内容を示す制御情報を含む。
なお、図10を参照して説明するが、制御部51は、位置検出部34によって検出される位置情報に基づき、ウェアラブル機器10が、少なくとも一つの外部機器が存在する所定のエリア(自宅)内に存在するか否か判定し、ウェアラブル機器10が所定のエリア内に存在する場合、制御コマンドを送信するための機能を有効にし、ウェアラブル機器10が所定のエリア内に存在しない場合、制御コマンドを送信するための機能を無効にする。
制御コマンド選択部53は、装着/取り外し検出部37から通知される情報または生体情報取得部35から得られる生体情報に基づき、記憶部50に格納されているデータベースを参照して、外部装置12に送信する制御コマンドを選択(決定)する。送信制御部54は、制御コマンド選択部53によって選択された制御コマンドを、BTモジュール36を介して外部機器12に送信する。なお、送信制御部54は、移動通信モジュール44によって接続されているクラウドシステムを介して外部機器12に、制御コマンドを送信してもよい。クラウドシステムとは、例えば複数の外部機器を管理するサーバ等からなるシステムである。
生体情報変化判定部56は、生体情報取得部35によって取得される生体情報に基づき、生体情報が変化したか否かを判定する。例えば、生体情報変化判定部56は、温度センサ35Cによって検知されるユーザの体温が予め設定されている所定の閾値を超えたか否かを判定する。制御コマンド選択部53は、生体情報変化判定部56によって生体情報が変化したと判定された場合、その生体情報の変化に対応する制御コマンドを、記憶部50に格納されているデータベースに基づき選択する。
次に、図5を参照し、ユーザがウェアラブル機器10を装着した場合における遠隔制御処理の手順について説明する。
遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10が装着されたことまたは取り外されたことを装着/取り外し検出部37によって検出されたことに応答して、遠隔制御処理を開始する。次に、遠隔制御プログラム41は、静脈センサ35B等のセンサ情報である生体情報を生体情報取得部35から取得する(ステップS20)。遠隔制御プログラム41は、取得した生体情報に基づきユーザの認証を開始する。遠隔制御プログラム41は、ユーザの認証が成功した場合、装着/取り外し検出部37はウェアラブル機器10が装着されたことを検出したか否かを判定する(ステップS21)。なお、ステップS20におけるユーザの認証の処理は行わなくてもよい。具体的には、遠隔制御プログラム41が生体情報を生体情報取得部35から取得した後、ユーザの認証の処理を行うことなく、ステップS21の処理を開始してもよい。このように、遠隔制御プログラム41は、生体情報を生体情報取得部35から取得したことにより、ユーザの認証の処理を行うことなく、ユーザを認識してもよい。次に、遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10が装着されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されたと判定した場合(ステップS21のYES)、ウェアラブル機器10と外部機器12との間の通信によって、外部機器12に制御コマンドを送信する。この送信される制御コマンドは、例えば、外部機器12を動作状態(ON状態等)に変更するためのコマンドである。具体的には、送信される制御コマンドは、外部機器12C(TV)に対してTVのチャンネルを変更する制御コマンドである。これにより、外部機器12の状態が変更される。
なお、ステップS21において、ウェアラブル機器10が装着されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されていないと判定された場合(ステップS21のNO)、図5に示すように、ユーザがウェアラブル機器10を装着した場合における遠隔制御処理は終了する。しかしながら、例えば、装着/取り外し検出部37によってウェアラブル機器10が装着されたことまたはウェアラブル機器10が取り外されたことを検出され且つ生体情報取得部35によってユーザの生体情報が取得された場合、制御部51によって、ウェアラブル機器10が装着されたことまたはウェアラブル機器10が取り外されたこととして検出する場合が考えられる。このような場合、図5のステップS21において、ウェアラブル機器10が装着されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されていないと判定された場合(ステップS21のNO)、遠隔制御プログラム41は、再び生体情報取得部35によってユーザの生体情報が取得されるまで待機してもよい。
次に、図6を参照し、ユーザがウェアラブル機器10を取り外した場合における遠隔制御処理の手順について説明する。
遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10が装着されたことまたは取り外されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されたことに応答して、遠隔制御処理を開始する。次に、遠隔制御プログラム41は、静脈センサ35B等のセンサ情報である生体情報を生体情報取得部35から取得する(ステップS30)。遠隔制御プログラム41は、取得した生体情報に基づきユーザの認証を開始する。遠隔制御プログラム41は、ユーザの認証が成功した場合、装着/取り外し検出部37はウェアラブル機器10が取り外されたことを検出したか否かを判定する(ステップS31)。なお、ステップS30におけるユーザの認証の処理は行わなくてもよい。具体的には、遠隔制御プログラム41が生体情報を生体情報取得部35から取得した後、ユーザの認証の処理を行うことなく、ステップS31の処理を開始してもよい。このように、遠隔制御プログラム41は、生体情報を生体情報取得部35から取得したことにより、ユーザの認証の処理を行うことなく、ユーザを認識してもよい。次に、遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10が取り外されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されたと判定した場合(ステップS31のYES)、ウェアラブル機器10と外部機器12との間の通信によって、外部機器12に制御コマンドを送信する。この送信される制御コマンドは、例えば、外部機器12を停止状態(OFF状態等)に変更するためのコマンドである。これにより、外部機器12の状態が変更される。
なお、ステップS31において、ウェアラブル機器10が取り外されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されていないと判定された場合(ステップS31のNO)、図6に示すように、ユーザがウェアラブル機器10を取り外した場合における遠隔制御処理は終了する。しかしながら、例えば、装着/取り外し検出部37によってウェアラブル機器10が装着されたことまたはウェアラブル機器10が取り外されたことが検出され且つ生体情報取得部35によってユーザの生体情報が取得された場合、制御部51によって、ウェアラブル機器10が装着されたことまたはウェアラブル機器10が取り外されたこととして検出する場合も想定される。このような場合、図6のステップS31において、ウェアラブル機器10が装着されたことが装着/取り外し検出部37によって検出されていないと判定された場合(ステップS31のNO)、遠隔制御プログラム41は、再び生体情報取得部35によってユーザの生体情報が取得されるまで待機してもよい。
次に、図7を参照し、ウェアラブル機器10を装着中にユーザの生体情報が変化した場合における遠隔制御処理の手順について説明する。
遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10が装着されている間、図7に示すような処理を行う。遠隔制御プログラム41は、生体情報取得部35によってセンシングされている生体情報(センサ情報)としてユーザの体温情報を取得する(ステップS40)。次に、生体情報変化判定部56は、取得したユーザの体温情報が変化したか否かを判定する(ステップS41)。遠隔制御プログラム41は、取得したユーザの体温情報が変化したと生体情報変化判定部56によって判定された場合(ステップS41のYES)、その体温情報の変化に対応する制御コマンドを、ウェアラブル機器10と外部機器12との間の通信によって、外部機器12に送信する。この送信される制御コマンドは、例えば生体情報取得部35によって取得される生体情報の変化と関連付けられているコマンドである。これにより、外部機器12の状態が変更される。なお、遠隔制御プログラム41は、取得したユーザの体温情報が変化したと判定されなかった場合(ステップS41のNO)、再び、生体情報取得部35からユーザの体温情報を取得する。
次に、図8を参照して、ウェアラブル機器10内に格納されるデータベースの例を説明する。
具体的に、図8を参照して説明する。図8に示すデータベースは、ウェアラブル機器10を装着した時(以下、装着時とする。)及びウェアラブル機器10を取り外した時(以下、取り外し時とする。)における複数の外部機器の各々に対応する制御コマンドの内容を示している。
外部機器は、TV、エアコン、または風呂に設けられた機器(以下、風呂設定機器と称す。)等である。また、ウェアラブル機器10は、上述したように時計モジュール33を備えている。そのため、ウェアラブル機器10は、時刻に応じて外部機器に異なる制御コマンドを送信することができる。
装着時において、ウェアラブル機器10が装着された時刻が朝である場合、例えば、ユーザが起床しウェアラブル機器10を装着するような場合が想定される。この場合、TVの画面に交通情報を表示させるための制御コマンドをTVに送信し、エアコンの電源を入れる(ON状態にする)ための制御コマンドをエアコンに送信する。なお、この場合、風呂設定機器に対しては、風呂設定機器の状態を変更するような制御コマンドが設定されていない。
また、装着時において、ウェアラブル機器10が装着された時刻が夜である場合、例えば、ユーザが自宅に帰宅し、ウェアラブル機器10を装着するような場合が想定される。この場合、TVの画面に一日の情報を表示させるための制御コマンドをTVに送信し、エアコンの電源を入れる(ON状態にする)ための制御コマンドをエアコンに送信し、風呂にお湯を入れる(入水状態にする)ための制御コマンドを風呂設定機器に送信する。
取り外し時において、ウェアラブル機器10が取り外された時刻が朝である場合、例えば、ユーザが外出するような場合が想定される。この場合、TVの画面に映像等が表示されないように画面の電源をOFFにする(画面OFF状態)にするための制御コマンドをTVに送信し、エアコンの電源を切る(OFF状態にする)ための制御コマンドをエアコンに送信し、風呂のお湯を排出する(排水状態にする)ための制御コマンドを風呂設定機器に送信する。
また、取り外し時において、ウェアラブル機器10が取り外された時刻が夜である場合、例えば、ユーザが就寝する場合またはユーザが風呂に入るような場合が想定される。この場合、TVの画面に映像等が表示されないように画面の電源をOFFにする(画面OFF状態)ための制御コマンドをTVに送信し、エアコンの電源を切るまでの時間を設定する(タイマー予約状態にする)ための制御コマンドをエアコンに送信し、風呂のお湯の温度を変更する(温度変更状態にする)ための制御コマンドを風呂設定機器に送信する。
なお、装着時または取り外し時において、図8を参照して説明したように複数の外部機器の各々に対して制御コマンドを送信してもよいが、単一の外部機器に対して制御コマンドを送信してもよい。
次に、図9を参照し、ウェアラブル機器10内に格納されるデータベースの他の例を説明する。
図9に示すデータベースは、ウェアラブル機器10を装着している間(装着中)における複数の外部機器の各々に対応する制御コマンドの内容を示している。
装着中において、温度センサ35Cによって検知されるユーザの体温が上昇した場合、エアコンに対してエアコンの設定温度を下げるための制御コマンドを送信する。また、外部機器である携帯電話に対してメールを送信するための制御コマンドを送信する。ユーザの体温が上昇したということは、ユーザの体調に異変があった可能性がある場合が想定される。そのため、ウェアラブル機器10を装着しているユーザの体温が上昇したことに応じて、携帯電話が家族等にメールを送信することにより、ウェアラブル機器10を装着しているユーザの体調の異変を家族等が知ることができる(見守り機能)。
また、装着中において、ユーザの体温が低下した場合、例えばユーザが就寝したような場合が想定される。この場合、TVに対して画面の電源をOFFにする(画面OFF状態)にするための制御コマンドを送信し、エアコンに対してエアコンの設定温度を上げるための制御コマンドを送信する。
また、生体情報取得部35は、脈拍数(心拍数)を測定できるセンサを備えていてもよい。図9に示すように、装着中において、脈拍数が上昇した場合、例えば、脈拍数が上昇することにより体温が上昇するためユーザが熱いと感じているような場合、またはユーザの体調に異変が生じた場合等が想定される。この場合、エアコンの電源を入れる(ON状態にする)ための制御コマンドをエアコンに対して送信し、携帯電話に対して電話を家族等に発信するための制御コマンドを携帯電話に対して送信する。
また、装着中において、脈拍数が低下した場合、例えばユーザが就寝したような場合、TVを画面OFF状態に変更するための制御コマンドをTVに送信し、エアコンをタイマー予約状態に変更するための制御コマンドをエアコンに送信する。
なお、装着中において、図9を参照して説明したように複数の外部機器の各々に対して制御コマンドを送信してもよいが、単一の外部機器に対して制御コマンドを送信してもよい。
また、図8及び図9に示すようなデータベースは、クラウドシステム上に保存されているユーザに関するパーソナルデータに基づき生成されるデータベースであってもよい。パーソナルデータは、例えば、ユーザ11が予め設定した外部機器12に対する制御コマンド等の情報が含まれている。ウェアラブル機器10は、クラウドシステム上からこのパーソナルデータを取得し、取得したパーソナルデータに基づき図8及び図9に示すようなデータベースを生成してもよい。
また、記憶部50に図8または図9に示すようなデータベースが登録されており、その登録されているデータベースからユーザ11が選択できるような構成であってもよい。
また、遠隔制御プログラム41は、ユーザ11の使用状況に応じて、記憶部50に記憶されているデータベースの内容を変更できるような学習型の機能を有していてもよい。例えば、朝、ユーザ11がTVを頻繁にON状態にするような場合、遠隔制御プログラム41は、図8に示すように、装着時で且つ装着した時間帯が朝であるTVに対する制御コマンドに関する情報をON状態に設定するようにしてもよい。
次に、図10を参照し、本実施形態におけるウェアラブル機器10が有する他の機能の概要について説明する。
他の機能は、次のような3つの機能である。
・第1の機能:ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことまたは所定のエリアに入ったことが検出されたことに応じて、ウェアラブル機器10の装着または取り外しの検出が可能な第1のモードとウェアラブル機器10の装着または取り外しの検出ができない第2のモードとを切り替える機能。なお、第1のモードは、ウェアラブル機器10が制御コマンドを外部機器12に送信する機能が有効なモードである。また、第2のモードは、ウェアラブル機器10が制御コマンドを外部機器12に送信する機能が無効なモードである。
・第2の機能:ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことまたは所定のエリアに入ったことが検出されたことに応じて、所定のエリア内にある外部機器の状態を所定の状態に変更する機能。
・第3の機能:ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことが検出されたことに応じて所定のエリア内にある外部機器の状態を保存し、所定のエリアに入ったことに応じて保存した外部機器の状態に基づき所定のエリア内にある外部機器の状態を復元する機能。
第1の機能乃至第3の機能において、ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことまたは所定のエリアに入ったことの検出に関してより詳細に述べる。ウェアラブル機器10は、ウェアラブル機器10を装着したユーザ11が外出する際、ウェアラブル機器10はGPS等を用いてウェアラブル機器10の位置情報を取得する。そして、ウェアラブル機器10は、取得した位置情報に基づきユーザ11が所定のエリアから出たことまたは所定のエリアに入ったことを検知することができる。または、外部機器から一定間隔でポーリングを行い、ウェアラブル機器10が所定のエリア内にあるか否かを判定してもよい。または、例えば、ユーザが自宅等の玄関を通る際、ウェアラブル機器10を検出するセンサ等が玄関に設けられている場合、ユーザ11は、玄関を通るだけで、ウェアラブル機器10のモードを、第1のモードと第2のモードとの間で切り替えることができる。
まず、第1の機能について説明する。
第1の機能は、上述したようなウェアラブル機器10の装着または取り外しの検出を、所定のエリア内でのみ可能にする機能である。第1の機能を利用することにより、例えば、自宅等の所定のエリア内にある外部機器12を自宅外から操作できないようにすることができる。また、ユーザ11が所定のエリアに入ったことが検出されたことに応じて、ウェアラブル機器10が第1のモードに切り替わる。そのため、所定のエリアの外では、ユーザ11は、ウェアラブル機器10を、外部機器を操作する機能を有さない通常の腕時計として利用することができる。また、所定のエリア内では、ユーザ11は、ウェアラブル機器10を、外部機器を操作する機能を有する腕時計として利用することができる。
次に、第2の機能及び第3の機能について、図10を参照して説明する。
ウェアラブル機器10は、所定のエリアから出たことまたは所定のエリアに入ったことが検出(検知)された場合、家庭内(所定のエリア内)の情報機器(外部機器)の状態を変更することができる。
より詳細には、ユーザ11が自宅から外出する際、ウェアラブル機器10は、所定のエリアである自宅からウェアラブル機器10が出たことを検出する。そして、ウェアラブル機器10は、ユーザ11が外出時に自宅内で動作している必要がない(不要である)と思われる外部機器の状態を変更する。具体的には、図10に示すように、外部機器12B(エアコン)の電源をOFF(電源OFF状態)にし、外部機器12C(TV)の画面をOFF(画面OFF状態)にする。このように、ウェアラブル機器10は、不要な外部機器の電源をOFF状態にすることができる。なお、外部機器12D(冷蔵庫)は不要ではないと思われる外部機器であるため、外部機器12Dの状態は変更されない。また、図10に示すように、ウェアラブル機器10はクラウドシステムを介して外部機器12の状態を変更してもよい。
また、ウェアラブル機器10は、ユーザ11が外出する際、自宅内にある外部機器の状態を保存することができる。より詳細には、ユーザ11が外出する際、ウェアラブル機器10は、不要であると思われる外部機器の状態が変更される前の外部機器の状態を、ウェアラブル機器10に保存する。具体的には、ウェアラブル機器10は、ユーザ11が外出する際、外部機器12Bの電源の状態がON状態であり、外部機器12Cの画面の状態がON状態であり、及び外部機器12Dの状態がON状態であることを、ウェアラブル機器10に保存する。外部機器12Dの状態がON状態であるとは、例えば冷蔵庫の電源が入っている状態である。なお、ユーザ11が外出する際、ウェアラブル機器10は、不要であると思われる外部機器の状態が変更される前の外部機器の状態を、クラウドシステム上のサーバ等に保存してもよい。
また、ウェアラブル機器10は、ユーザ11が自宅に帰宅した際、外出時に保存していた自宅内の外部機器の状態を復元することができる。例えば、図10に示すように、ユーザ11が帰宅した際、外部機器12Bの電源の状態をON状態にし、外部機器12Cの画面の状態をON状態にし、外部機器12Dの状態をON状態にする。これにより、ユーザ11が外出する前の外部機器12の状態をまとめて復元することができる。なお、外部機器12Dの状態は外出時にON状態から変更されていないため、ウェアラブル機器10は、外部機器12Dの状態を変更しなくてもよい。
また、図10には図示されていないが、例えば、ユーザ11が帰宅した際、外出前にユーザ11が、外部機器の一つである録画再生装置等を使用して視聴していた録画番組の再生を再開するようにしてもよい。具体的には、ウェアラブル機器10は、外出時に録画番組の再生を中断するための制御コマンドを録画再生装置等に送信する。そして、ウェアラブル機器は、帰宅時に、中断していた録画番組の再生位置からその録画番組を再生させるための制御コマンドを録画再生装置に送信する。これにより、録画番組の再生を再開するようにすることもできる。
次に、図11を参照し、図10を参照して上述したような3つの機能を有する本実施形態のウェアラブル機器10のシステム構成について説明する。なお、図4を参照して上述した構成または機能については説明を省略する。
ウェアラブル機器10は、位置検出部34等を備える。位置検出部34によって検出されたウェアラブル機器10の位置情報は制御部51に送られる。制御部51は、位置判定部56、状態保存部57、及び状態復元部58等を備える。また、記憶部50には、機器状態情報及び登録位置情報(位置情報)等が格納されている。機器状態情報とは、外部機器の状態を示す情報である。登録位置情報とは、所定のエリアに関する位置情報である。より詳細には、登録位置情報は、予め登録されており、例えば所定の外部機器から所定の距離の位置に関する情報である。
位置判定部56は、位置検出部34から取得される位置情報及び記憶部50にデータベースとして格納されている登録位置情報に基づき、ウェアラブル機器10の位置を判定する。より詳しくは、位置判定部56は、記憶部50から登録位置情報を読み出し、読み出した登録位置情報と位置検出部34から取得される位置情報とを比較する。そして、位置検出部34から取得される位置情報が登録位置情報に一致するまたは相当すると位置判定部56により判定された場合、ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことまたは所定のエリアに入ったこと、換言すると、ウェアラブル機器10が所定のエリア内に存在することまたはウェアラブル機器10が所定のエリア外に存在すること、が検出されたと判定される。
例えば、GPSを利用して取得される経度及び緯度に関する位置情報を利用した場合、所定のエリアの範囲は複数の経度及び緯度によって囲まれたエリアに対応する。この複数の経度及び緯度によって囲まれたエリア内の緯度及び経度と取得される経度及び緯度とが一致した場合、ウェアラブル機器10は所定のエリア内にあると判定することができる。一方、この複数の経度及び緯度によって囲まれたエリア内の緯度及び経度と取得される経度及び緯度とが一致しない場合、ウェアラブル機器10は所定のエリアの外にあると判定することができる。また、GPSは一定期間間隔で位置情報を取得する。そのため、位置判定部56は、ウェアラブル機器10が所定のエリア内にあると判定し、その後、ウェアラブル機器10が所定のエリアの外にあると判定した場合、ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことが検出されたと判定することができる。一方、位置判定部56は、ウェアラブル機器10が所定のエリアの外にあると判定し、その後、ウェアラブル機器10が所定のエリア内にあると判定した場合、ウェアラブル機器10が所定のエリアに入ったことが検出されたと判定することができる。
状態保存部57は、位置判定部56によりウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことが検出されたと判定された場合、外部機器12の状態を示す外部機器状態情報を、BTモジュール34または移動通信モジュール44を介して外部機器12から取得する。状態保存部57は、取得した外部機器状態情報を記憶部50に格納する。状態保存部57は、取得した外部機器状態情報を記憶部50に格納するとともに、上述したような不要な外部機器12の状態を変更するための制御コマンドを外部機器12に送信するように、送信制御部54に通知する。
より詳細には、記憶部50は、ウェアラブル機器10が所定のエリアの外に出たことが検出された場合に実行すべき処理の内容を示す別の制御情報(以下、第3の制御情報と称す。)を格納している。状態保存部57は、第3の制御情報に基づいて、第3の制御情報によって指定される制御対象の少なくとも一つの外部機器の現在の状態を示す情報を保存する。それとともに、送信制御部54は、第3の制御情報によって指定される制御対象の少なくとも一つの外部機器を第3の制御情報によって指定される状態に設定するための制御コマンドを送信する。
送信制御部54は、その通知に応じて、外部機器12に送信する制御コマンドを決定する。送信制御部54は、状態保存部57によって外部機器12から取得された外部機器状態情報に基づき、外部機器12の状態を適切な状態にするための制御コマンドを決定する。そして、送信制御部54は、決定した制御コマンドをBTモジュール34または移動通信モジュール44を介して、外部機器12に送信する。なお、外部機器状態情報は、不要な外部機器の状態が変更される前の外部機器12の状態を示す情報である。外部機器状態情報は、例えば、外部機器12のON状態またはOFF状態等を示す情報である。
状態復元部58は、位置判定部56によりウェアラブル機器10が所定のエリアに入ったことが検出されたと判定された場合、記憶部50に格納されている外部機器状態情報を記憶部50から読み出し、読み出した外部機器状態情報に基づき、外部機器12の状態を復元する。状態復元部58は、外部機器12の状態を復元するために、制御コマンドを外部機器に送信するように送信制御部54に通知し、読み出した外部機器状態情報も送信制御部54に送る。送信制御部54は、状態復元部58から取得した外部機器状態情報に基づき、外部機器12の状態を復元するための制御コマンドを決定する。例えば、送信制御部54は、取得した外部機器状態情報に示されている外部機器の状態に対応する制御コマンドを送信する。
より詳細には、送信制御部54は、状態保存部57によって保存された少なくとも一つの外部機器の現在の状態を示す情報に基づいて、第3の制御情報によって指定される制御対象の少なくとも一つの外部機器を元の状態に復元するための制御コマンドを送信する。
次に、図12を参照し、ユーザ11が外出する際(以下、外出時と称す)における状態保存(変更)処理の手順について説明する。
始めに、遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10の位置情報をGPS等を使用して取得する(ステップS80)。遠隔制御プログラム41は、取得した位置情報と自宅(家庭)内の位置情報とを比較することにより、ユーザ11が外出したか否かを判定する(ステップS81)。遠隔制御プログラム41は、ユーザ11が外出していないと判定した場合(ステップS81のNO)、位置情報が再び取得されるまで待機する。遠隔制御プログラム41は、ユーザ11が外出したと判定した場合(ステップS81のYES)、ウェアラブル機器10と外部機器12との間の通信によって、自宅内の外部機器の状態を外部機器12から取得する(ステップS82)。その後、遠隔制御プログラム41は、不要な外部機器の電源をOFF等するために、対応する制御コマンドを外部機器に送信することにより、外部機器12の状態を変更する(ステップS83)。
なお、ステップS82の処理の後、図5に示すステップS20及びステップS21に対応する処理を行ってもよい。そして、ステップS20及びステップS21の処理を行った後、ステップS83の処理を行う。図12に示すような状態保存処理において、このようにステップS20及びステップS21の処理を行うことによって、ステップS81においてユーザが外出したと判定した場合でも、外出したユーザが外部機器12の状態を変更する権限を有さないユーザである場合、換言すると外出したユーザの生体認証が失敗した場合、外部機器12は状態が変更されない。
また、図12に示すような状態保存処理において、ステップS21の処理を行う際、ユーザ11が外出するとともにウェアラブル機器10を装着しないまたは取り外さないような場合でもよい。なぜなら、例えば、遠隔制御プログラム41は、生体情報取得部35によってユーザの生体情報が取得されたことを、ウェアラブル機器10がユーザ11に装着されたことまたは取り外されたこととして検出してもよい。または、遠隔制御プログラム41は、生体情報取得部35によってユーザの生体情報が取得され且つ生体認証部55によって生体認証が成功したことを、ウェアラブル機器10がユーザ11に装着されたことまたは取り外されたこととして検出してもよい。そのため、ユーザ11が外出するとともにウェアラブル機器10を装着しないまたは取り外さないような場合でも、ユーザの生体情報が取得された後、またはユーザの生体情報が取得され且つ生体認証部55によって生体認証が成功した後、ステップS83の処理を行うことができる。
次に、図13を参照し、ユーザ11が帰宅する際(以下、帰宅時と称す。)における状態保存(変更)処理の手順について説明する。
始めに、遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10の位置情報をGPS等を使用して取得する(ステップS90)。遠隔制御プログラム41は、取得した位置情報と自宅(家庭)内の位置情報とを比較することにより、ユーザ11が帰宅したか否かを判定する(ステップS91)。遠隔制御プログラム41は、ユーザ11が帰宅していないと判定した場合(ステップS91のNO)、位置情報が再び取得されるまで待機する。遠隔制御プログラム41は、ユーザ11が帰宅したと判定した場合(ステップS91のYES)、記憶部50に格納(保存)されている外部機器状態情報を読み出す(ステップS92)。その後、遠隔制御プログラム41は、外部機器12の状態を復元するために、対応する制御コマンドを外部機器12に送信することにより、外部機器12の状態を復元する(ステップS93)。
なお、ステップS91の処理の後、図5に示すステップS20及びステップS21に対応する処理を行ってもよい。そして、ステップS20及びステップS21の処理を行った後、ステップS92の処理を行う。図13に示すような状態保存処理において、このようにステップS20及びステップS21の処理を行うことによって、ステップS91においてユーザが帰宅したと判定した場合でも、帰宅したユーザが外部機器12の状態を変更する権限を有さないユーザである場合、換言すると帰宅したユーザの生体認証が失敗した場合、外部機器12の状態は復元されない。
次に、図14を参照して、ウェアラブル機器10によって実行される生体認証処理の手順について説明する。
始めに、装着/取り外し検出部37によってウェアラブル機器10が装着または取り外されたことが検出されたことに応じて(トリガとして)、生体認証処理が開始される。認証部52は、ウェアラブル機器10が装着または取り外されたか否かを判定する(ステップS50)。生体認証部55は、ウェアラブル機器10が装着されたことが検出された場合(ステップS50のYES)、生体情報取得部35から生体情報を取得する(ステップS51)。ウェアラブル機器10が装着されたことが検出されない場合(ステップS50のNO)、認証部52は、装着/取り外し検出部37によってウェアラブル機器10が装着または取り外されたことが再び検出されるまで待機する。
次に、生体認証部55は、生体認証が成功したか否かを判定する(ステップS53)。具体的には、生体認証部55は、記憶部50に格納されているユーザの生体情報と、生体情報取得部35から取得される生体情報とを比較する。生体認証が成功しない場合(ステップS53のNO)、生体認証処理を終了する。生体認証に成功した場合(ステップS53YES)、認証部52は、ユーザの認証が成功し、認証処理が完了したと判断する(ステップS54)。そして、認証部52は、ユーザの認証が成功し、認証処理が完了したことを制御部51に通知する。制御部51は、認証に成功したユーザに対応した制御コマンドを外部機器12に送信する(ステップS55)。例えば、記憶部50に格納されている制御コマンドは、複数のユーザに関連付けられていてもよい。そのため、制御部51は、認証に成功したユーザに対応する制御コマンドを外部機器12に送信することができる。
また、ユーザ11の腕にウェアラブル機器10が装着されていない状態でバックル等が閉められた場合においても、ステップS51以降の処理が実行される。しかしながら、ウェアラブル機器10がユーザ11の腕に装着されていない場合、ステップS51において、生体情報取得部35は生体情報を取得することができない。この場合、ステップS52において生体認証が行われるが、ステップS53において生体認証に失敗するため、図14に示す生体認証処理において不具合は生じない。または、ステップS51において生体情報を取得することができない場合、図14に示すような生体認証処理を終了してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ウェアラブル機器10は、人体に装着されたことまたは取り外されたことを検出し、装着または取り外しが検出された場合に実行すべき処理の内容を示す制御情報を保存することができる。また、ウェアラブル機器10が装着または取り外しが検出された場合、制御情報に基づいて、制御情報によって指定される制御対象の少なくとも一つの外部機器を制御情報によって指定される状態に設定するための制御コマンドを少なくとも一つの外部機器に送信することができる。また、家庭内の複数の情報機器(外部機器)の操作をユーザが個別に操作しなければならなかった問題を解消することができる。また、ユーザ11が、ウェアラブル機器10を装着すること、ウェアラブル機器10を取り外すこと、またはユーザ11の体温変化、に応じて(トリガとして)、家庭内の複数の情報機器に対してまとめて操作を行うことができる。
なお、図10等を参照して説明した第3の機能について、ウェアラブル機器10は、第3の機能の一部の機能を有していてもよい。一部の機能とは、例えば、ウェアラブル機器10が所定のエリアから出たことが検出されたことに応じて所定のエリア内にある外部機器の状態を保存する機能である。
ここで、本実施形態において上述した制御コマンドに関してより詳細に述べる。制御コマンドは、外部機器の状態を変更するためのコマンドであり、外部機器を遠隔制御するためのコマンドでもある。具体的には、制御コマンドは、ウェアラブル機器10がBTモジュール36を使用して検出される外部機器の内、例えばユーザ11によって予め選択されている外部機器のON状態またはOFF状態等の状態を変更するためのコマンドである。また、制御情報には、外部機器に対する制御の内容を示す情報、換言すると外部機器の状態を変更するための内容を示す情報が含まれている場合を想定する。この場合、遠隔制御プログラム41は、外部機器に対する制御の内容を示す情報を制御コマンドに変換し、変換した制御コマンドを外部機器に送信してもよい。
また、制御コマンドは、外部機器から取得されるコマンドであってもよい。例えば、遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10がBTモジュール36を使用して検出した外部機器から、検出された外部機器に対して制御可能な内容を含む制御情報を取得する。遠隔制御プログラム41は、取得した制御情報を保存する。そして、遠隔制御プログラム41は、ウェアラブル機器10の装着または取り外しが検出された場合、その保存した制御情報に基づき得られる制御コマンドを、対応する外部機器、例えばその保存した制御情報をウェアラブル機器10に送信した外部機器、に送信する。
なお、上述したウェアラブル機器10に通信機能が設けられていない場合、通信機能を有する他の機器を使用してもよい。例えば、通信機能を有する携帯電話を使用して、ウェアラブル機器10は、携帯電話と通信し、携帯電話を介して制御コマンドを外部機器に送信してもよい。
図4及び図11に示されているような各部の機能は、ソフトウェア(コンピュータプログラム)によって実現することができるので、このソフトウェアを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのソフトウェアを通常のコンピュータにインストールして実行することにより、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また、本実施形態で説明した遠隔制御プログラム41は、専用LSI、DSP、またはマイクロコンピュータのようなハードウェアによって実現してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。

Claims (11)

  1. ウェアラブル機器が人体に装着されたことを検出する第1の検出手段と、
    無線通信部と、
    前記ウェアラブル機器を装着するユーザの生体情報を検知するためのセンサを含み、前ユーザの生体情報を前記センサによって取得する取得手段と、
    前記取得される生体情報が登録生体情報に対応するかを判定する認証を行う認証手段と、
    前記ウェアラブル機器の装着が検出された場合に、第1機器に対して実行すべき第1処理と、第2機器に対して実行すべき第2処理との内容を示す制御情報を保存する保存手段と、
    前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定された場合、前記第1機器および前記第2機器を自動的に遠隔制御する機能を有効にし、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定されなかった場合、前記機能を無効にする制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、前記ウェアラブル機器の装着が検出され、且つ前記機能が有効である場合、制御対象の前記第1機器に対して前記第1処理を実行させるための第1コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第2処理を実行させるための第2コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信するウェアラブル機器。
  2. 記制御情報は、前記ユーザの生体情報が変化した場合に、前記第1機器に対して実行すべき第3処理と、前記第2機器に対して実行すべき第4処理との内容を示す別の制御情報を含み、
    前記制御手段は、前記ウェアラブル機器が前記ユーザに装着されている期間中において前記ユーザの生体情報の変化が検知された場合、制御対象の前記第1機器に対して前記第3処理を実行させるための第3コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第4処理を実行させるための第4コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する請求項1記載のウェアラブル機器。
  3. 前記ウェアラブル機器の位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記位置情報に基づき、前記ウェアラブル機器が前記第1機器と前記第2機器とが存在する第1のエリア内に存在するか否か判定し、前記ウェアラブル機器が前記第1のエリア内に存在する場合、前記機能を有効にし、前記ウェアラブル機器が前記第1のエリア内に存在しない場合、前記機能を無効にする請求項1記載のウェアラブル機器。
  4. 前記第1の検出手段は、前記取得される生体情報に基づき、前記ウェアラブル機器が前記ユーザに装着されたことを検出する請求項1記載のウェアラブル機器。
  5. 前記ウェアラブル機器の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づき、前記ウェアラブル機器が前記第1機器と前記第2機器とが存在する第1のエリアから前記第1のエリアの外に出たことまたは前記第1のエリアの外から前記第1のエリアに入ったことを検出する第2の検出手段とをさらに具備し、
    前記制御情報は、前記ウェアラブル機器が前記第1のエリアの外に出たことが検出された場合に、前記第1機器に対して実行すべき第3処理と、前記第2機器に対して実行すべき第4処理との内容を示す別の制御情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記ウェアラブル機器が前記第1のエリアの外に出たことが検出された場合、制御対象の前記第1機器および前記第2機器の現在の状態を示す情報を保存し、制御対象の前記第1機器に対して前記第3処理を実行させるための第3コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第4処理を実行させるための第4コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信し、
    前記ウェアラブル機器が前記第1のエリアに入ったことが検出された場合、前記保存された情報に基づいて、前記第1機器を元の状態に復元するための第5コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、前記第2機器を元の状態に復元するための第6コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する請求項1記載のウェアラブル機器。
  6. ウェアラブル機器によって複数の機器を遠隔制御する遠隔制御方法であって、
    前記ウェアラブル機器内の検出部が、前記ウェアラブル機器が人体に装着されたことを検出し、
    前記ウェアラブル機器内の取得部が、前記ウェアラブル機器を装着するユーザの生体情報を検知するためのセンサによって前記ユーザの生体情報を取得し、
    前記ウェアラブル機器内の認証部が、前記取得される生体情報が登録生体情報に対応するかを判定する認証を行い、
    前記ウェアラブル機器内の制御部が、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定された場合、第1機器および第2機器を自動的に遠隔制御する機能を有効にし、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定されなかった場合、前記機能を無効にし、
    前記ウェアラブル機器の装着が検出され、且つ前記機能が有効である場合前記制御部が、前記ウェアラブル機器の装着が検出された場合に、前記第1機器に対して実行すべき第1処理と、前記第2機器に対して実行すべき第2処理との内容を示す制御情報に基づいて、制御対象の前記第1機器に対して前記第1処理を実行させるための第1コマンドを、前記ウェアラブル機器内の無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第2処理を実行させるための第2コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する遠隔制御方法。
  7. ウェアラブル機器が人体から取り外されたことを検出する第1の検出手段と、
    無線通信部と、
    前記ウェアラブル機器を装着するユーザの生体情報を検知するためのセンサを含み、前記ユーザの生体情報を前記センサによって取得する取得手段と、
    前記取得される生体情報が登録生体情報に対応するかを判定する認証を行う認証手段と、
    前記ウェアラブル機器の取り外しが検出された場合に、第1機器に対して実行すべき第1処理と、第2機器に対して実行すべき第2処理との内容を示す制御情報を保存する保存手段と、
    前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定された場合、前記第1機器および前記第2機器を自動的に遠隔制御する機能を有効にし、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定されなかった場合、前記機能を無効にする制御手段とを具備し、
    前記制御手段は、前記機能が有効であり、且つ前記ウェアラブル機器の取り外しが検出された場合、制御対象の前記第1機器に対して前記第1処理を実行させるための第1コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第2処理を実行させるための第2コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信するウェアラブル機器。
  8. 記制御情報は、前記ユーザの生体情報が変化した場合に、前記第1機器に対して実行すべき第3処理と、前記第2機器に対して実行すべき第4処理との内容を示す別の制御情報を含み、
    前記制御手段は、前記ウェアラブル機器が前記ユーザに装着されている期間中において前記ユーザの生体情報の変化が検知された場合、制御対象の前記第1機器に対して前記第3処理を実行させるための第3コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第4処理を実行させるための第4コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する請求項記載のウェアラブル機器。
  9. 前記ウェアラブル機器の位置情報を取得する位置情報取得手段をさらに具備し、
    前記制御手段は、前記位置情報に基づき、前記ウェアラブル機器が前記第1機器と前記第2機器とが存在する第1のエリア内に存在するか否か判定し、前記ウェアラブル機器が前記第1のエリア内に存在する場合、前記機能を有効にし、前記ウェアラブル機器が前記第1のエリア内に存在しない場合、前記機能を無効にする請求項記載のウェアラブル機器。
  10. 前記ウェアラブル機器の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報に基づき、前記ウェアラブル機器が前記第1機器と前記第2機器とが存在する第1のエリアから前記第1のエリアの外に出たことまたは前記第1のエリアの外から前記第1のエリアに入ったことを検出する第2の検出手段とをさらに具備し、
    前記制御情報は、前記ウェアラブル機器が前記第1のエリアの外に出たことが検出された場合に、前記第1機器に対して実行すべき第3処理と、前記第2機器に対して実行すべき第4処理との内容を示す別の制御情報を含み、
    前記制御手段は、
    前記ウェアラブル機器が前記第1のエリアの外に出たことが検出された場合、制御対象の前記第1機器および前記第2機器の現在の状態を示す情報を保存し、制御対象の前記第1機器に対して前記第3処理を実行させるための第3コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第4処理を実行させるための第4コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信し、
    前記ウェアラブル機器が前記第1のエリアに入ったことが検出された場合、前記保存された情報に基づいて、前記第1機器を元の状態に復元するための第5コマンドを、前記無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、前記第2機器を元の状態に復元するための第6コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する請求項7記載のウェアラブル機器。
  11. ウェアラブル機器によって複数の機器を遠隔制御する遠隔制御方法であって、
    前記ウェアラブル機器内の検出部が、前記ウェアラブル機器が人体から取り外されたことを検出し、
    前記ウェアラブル機器内の取得部が、前記ウェアラブル機器を装着するユーザの生体情報を検知するためのセンサによって前記ユーザの生体情報を取得し、
    前記ウェアラブル機器内の認証部が、前記取得される生体情報が登録生体情報に対応するかを判定する認証を行い、
    前記ウェアラブル機器内の制御部が、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定された場合、第1機器および第2機器を自動的に遠隔制御する機能を有効にし、前記取得される生体情報が前記登録生体情報に対応することが判定されなかった場合、前記機能を無効にし、
    前記機能が有効であり、且つ前記ウェアラブル機器の取り外しが検出された場合、前記制御部が、前記ウェアラブル機器の取り外しが検出された場合に、前記第1機器に対して実行すべき第1処理と、前記第2機器に対して実行すべき第2処理との内容を示す制御情報に基づいて、制御対象の前記第1機器に対して前記第1処理を実行させるための第1コマンドを、前記ウェアラブル機器内の無線通信部を介して前記第1機器へ送信するとともに、制御対象の前記第2機器に対して前記第2処理を実行させるための第2コマンドを、前記無線通信部を介して前記第2機器へ送信する遠隔制御方法。
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