JP6157733B2 - 廃熱回収システムを備える内燃機関配置、ならびに、廃熱回収システムの制御プロセス - Google Patents
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Description
− この段階において液体である作動流体は、低圧から高圧にポンプでくみ上げられる;
− 高圧液状作動流体は、熱源を利用して熱交換器において気化する;
− ガス状の作動流体は、そのエネルギが機械的エネルギに変換される膨張器において膨張する;
− 最終的に、ガス状の作動流体は、凝縮する。
− 第1のラインに配置され、排気ラインに対して熱的に接続される第1の熱交換器と、
− 第2のラインに配置され、温かい流体を運ぶ別のラインに対して熱的に接続される第2の熱交換器と、を備える。当該温かい流体は、EGR(排ガス再循環)ラインを流れるEGRガス等の、機関に向かって運ばれる流体であってもよい。温かい流体は、機関冷却液、あるいは、ギアボックス又は機関潤滑油であってもよい。
− 内燃機関と、
− 機関から排ガスを収集可能な排気ラインと、
− 温かい流体を運ぶ、排気ラインとは異なる付加的な流体ラインと、
− 閉ループにおいて作動流体を運ぶ廃熱回収システムと、を備え、前記作動流体は、低圧回路部から高圧回路部までポンプによって連続して加圧され、高圧回路部において気化し、高圧回路部から低圧回路部まで膨張器において膨張し、低圧回路部において凝縮器で凝縮される、内燃機関配置に関する。
− 第1のラインからの十分に気化していない作動流体が膨張器を流れることを防ぐように設計される第1のバイパスシステムと、
− 下流側接合点及び膨張器を迂回するために、低圧回路部に対して下流側接合点の上流側の第2のラインを接続点において接続する第2のバイパスシステムと、
を備える。
− 高圧回路部、即ちポンプから下流側に位置してもよい。この場合において、第1及び第2のラインは、ポンプと膨張器との間において並列に配置され、1つのポンプを設けてもよい;
− あるいは、低圧回路部に位置してもよい。この構成において、第1及び第2のラインのそれぞれに対して1つのポンプを設けてもよく、上流側接合点は、ポンプから上流側に位置する。
− 排気ラインにおいて内燃機関からの排ガスを収集する工程と、
− 排気ラインとは異なる付加的な流体ラインにおいて温かい流体を運ぶ工程と、
− 閉ループにおいて作動流体を運ぶ工程であって、作動流体は、連続して加圧され、気化し、膨張器において膨張することによってエネルギが機械的エネルギ又はパワーに変換され、凝縮される工程と、を含み、作動流体は、排ガスによって加熱される第1の流れと、温かい流体によって加熱される別の第2の流れに分流される。
− 第1の流れと第2の流れとの混合によって、第1の状態にある混合流をもたらすか否かを決定する工程と、
− 混合流をもたらしていると判断された場合に、第1の流体流れが第2の流体流れと混合され、混合流が膨張器で膨張するように、第1及び第2のバイパスシステムを制御する工程と、
を含む。
− 第1の流体流れが膨張器を迂回するように、第1のバイパスシステムを制御する工程
− 又は第1の流体流れの流量がゼロとなるように、第1のバイパスシステムを制御する工程を備えてもよい。言い換えれば、作動流体が第1の熱交換器を流れない。
当該プロセスは、十分に気化していない作動流体が膨張器を流れることを防ぐために、
a)第1のラインにおける作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータを決定し、当該物理的パラメータが、第1のラインにおける作動流体が第1の流体状態、即ち、十分に気化していない状態又は非過熱蒸気状態であると示している場合に、当該作動流体が膨張器を流れることを防ぐ工程と、
b)第2のラインにおいて作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータを決定し、物理的パラメータに応じて下流側接合点の上流側の第2のラインを低圧回路部に対して接続する第2のバイパスシステムを制御することによって、下流側接合点及び膨張器を迂回するために、第2のラインを介して下流側接合点に第2の熱交換器からの作動流体の流れを向かわせるか、共通ラインとは異なる二次ラインを介して低圧回路部に第2の熱交換器からの作動流体の流れを向かわせる工程と、
を含む。
− 第1のラインにおける作動流体の物理的パラメータが、下流側接合点の周囲で第2のラインからの作動流体の完全な気化が起きるために十分なものであるか否かを決定する工程と、
− 十分であると判断された場合に、第2のラインを介して第2の熱交換器から下流側接合点に作動流体の流れを向かわせる工程と、
を含む。
− 冷却液を運ぶための機関冷却ライン;
− 潤滑油を運ぶためのギアボックス/機関潤滑ライン;
− 例えばターボチャージャ組立体の圧縮機からの温かい圧縮空気等の温かい空気を運ぶための空気ライン;
− 排気ライン3とは異なる、排ガスを運ぶための排ガス再循環(EGR)ライン。
− 共通ライン6と、
− 互いに並列に配置され、上流側接合点7において共通ライン6から分岐し、下流側接合点8において共通ライン6に合流する、第1及び第2のライン11,12と、
を備える。
− 第1のライン21からの十分に気化していない作動流体が膨張器14を流れることを防ぐように設計される第1のバイパスシステムと、
− 第2のライン22からの十分に気化していない作動流体が膨張器14を流れることを防ぐように設計される第2のバイパスシステムと、
を備える。
− 第2のライン12を介して下流側接合点8に向かわせることによって、エネルギの一部が機械的エネルギに変換される膨張器において膨張可能となるようにするか、
− 低圧回路部、より正確には凝縮器15の上流側、に向かわせることによって、当該作動流体が膨張器を迂回可能となり、
これらの動作は、例えば第2の熱交換器22から流出する作動流体等の、第2のライン12における作動流体の状態に特に依存し、十分に気化していない作動流体が膨張器14を流れることを防ぐためのものである。
− 第1のライン11からの作動流体と第2のライン12からの作動流体との混合によって、十分に気化されているか、過熱蒸気状である混合流をもたらすか否かを決定する工程と、
− 混合流をもたらしていると判断された場合に、第1及び第2のライン11,12からの作動流体が下流側接合点において混合され、混合流が膨張器14で膨張するように、第1及び第2のバイパスシステムを制御する工程と、
を含む。
− 付加的な流体ライン4における温かい流体の温度T4を調節するために、第2のライン12における第2の熱交換器22と機関2との間で作動流体の流量Q2を制御する制御システム(当該制御システムの実際の実施の例については以下で説明する);
− 第1のライン11における作動流体の温度T1を調節するために、特に第1の熱交換器21から上流側の排気ライン3における排ガスの流量及び温度に応じて、第1のライン11における第1の熱交換器21と下流側接合点8との間で作動流体の流量Q1を制御する制御システム。
− 第1のバイパスライン51に配置され、第1のライン11からの作動流体を減圧可能とする第1の減圧弁34と、
− 二次ライン23、即ち第2のバイパスライン52に配置され、第2のライン12からの作動流体を減圧可能とし、第1の減圧弁34とは異なる第2の減圧弁35と、
を備えてもよい。
− 第1の熱交換器21と膨張器14との間に位置するポイントに接合するライン、
− 低圧回路部(ここにおいては、膨張器14から下流側にある共通ライン6の低圧部分)に接合するライン。
Claims (28)
- − 内燃機関(2)と、
− 前記機関(2)から排ガスを収集する排気ライン(3)と、
− 温かい流体を運ぶ、前記排気ライン(3)とは異なる付加的な流体ライン(4)と、
− 閉ループにおいて作動流体を運ぶ廃熱回収システム(5)と、を備え、前記作動流体は、低圧回路部から高圧回路部までポンプ13によって連続して加圧され、前記高圧回路部において気化し、前記高圧回路部から低圧回路部まで膨張器(14)において膨張し、前記低圧回路部において凝縮器(15)で凝縮され、前記廃熱回収システム(5)は、前記膨張器(14)の上流側の前記高圧回路部において互いに並列に配置される第1及び第2のライン(11,12)を備え、前記第1及び第2のライン(11,12)は、前記膨張器(14)の上流側の前記高圧回路部において下流側接合点(8)で接合され、前記第1のライン(11)は、前記排気ライン(3)に対して熱的に接続される第1の熱交換器(21)を備え、前記第1の熱交換器(21)において、前記作動流体は、前記排ガスを利用して加熱可能であり、前記第2のライン(12)は、前記付加的な流体ライン(4)に対して熱的に接続される第2の熱交換器(22)を備え、前記第2の熱交換器(22)において、前記作動流体は、前記温かい流体を利用して加熱可能である、内燃機関配置において、
− 前記第1のライン(11)からの十分に気化していない作動流体が前記膨張器(14)を流れることを防ぐように設計される第1のバイパスシステムと、
− 前記下流側接合点(8)及び前記膨張器(14)を迂回するために、前記低圧回路部に対して前記下流側接合点(8)の上流側の前記第2のライン(12)を接続点(24)において接続する第2のバイパスシステムと、
をさらに備えることを特徴とする内燃機関配置。 - 前記第2のバイパスシステムは、前記第2のライン(12)において前記第2の熱交換器(22)と前記下流側接合点(8)との間に配置され、前記第2の熱交換器(22)からの作動流体の流れを、前記第2のライン(12)を介して前記下流側接合点(8)又は前記低圧回路部に向かわせることを可能とする、少なくとも1つのバイパス弁(20)を備えることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関配置。
- 前記第2のバイパスシステムは、前記凝縮器(15)の上流側で前記低圧回路部に対して接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関配置。
- 前記第2のバイパスシステムは、二次ライン(23)を備え、前記二次ライン(23)は、前記膨張器(14)を迂回し、前記下流側接合点(8)の上流側の前記第2のライン(12)を、前記低圧回路部において前記膨張器(14)と前記凝縮器(15)との間に位置する接続点(24)に対して接続することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記バイパス弁(20)は、開閉三方弁を含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の機関配置。
- 前記第2のライン(12)における前記作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータ(T2,P2,Q2)を決定する決定装置(32)と、前記物理的パラメータ(T2,P2,Q2)に応じて前記第2のバイパスシステムを制御するために、前記決定装置(32)に対して動作可能に接続される制御ユニット(42)と、をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記凝縮器(15)から上流側に位置し、前記凝縮器(15)に流入する前に前記膨張器(14)を通過していない作動流体を減圧可能な、少なくとも1つの減圧弁(27,34,35,38)をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記第1のバイパスシステムは、前記第1の熱交換器(21)と前記膨張器(14)との間に位置する入口(53)と、前記低圧回路部における前記膨張器(14)と前記凝縮器(15)との間に位置する出口(54)と、を有する第1のバイパスライン(51)を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記二次ライン(23)の出口(26)は、前記第1のバイパスライン(51)の入口(53)と出口(54)との間において前記第1のバイパスライン(51)に対して接続され、それにより、前記接続点(24)と前記第1のバイパスライン(51)の出口(54)が一致することを特徴とする請求項8に記載の内燃機関配置。
- 前記接続点(24)は、前記二次ライン(23)の出口(26)と一致し、前記第1のバイパスライン(51)の出口(54)とは異なり、それにより、前記二次ライン(23)は、前記第1のバイパスライン(51)とは異なる第2のバイパスライン(52)を構成することを特徴とする請求項8に記載の内燃機関配置。
- 前記第1のバイパスライン(51)において前記二次ライン出口(26)と前記第1のバイパスライン出口(54)との間に位置する共通減圧弁(27)をさらに備えることを特徴とする請求項7又は9のいずれかに記載の内燃機関配置。
- − 前記第1のバイパスライン(51)に配置され、前記第1のライン(11)からの前記作動流体を減圧可能とする第1の減圧弁(34)と、
− 前記二次ライン(23)に配置され、前記第2のライン(12)からの前記作動流体を減圧可能とし、前記第1の減圧弁(34)とは異なる第2の減圧弁(35)と、
を備えることを特徴とする請求項7又は請求項9又は請求項10に記載の内燃機関配置。 - 前記第1のバイパスシステムは、前記第1のライン(11)において前記第1の熱交換器(21)から上流側に配置され、前記作動流体が前記第1の熱交換器(21)に流入することを防ぐことが可能な制御弁(9)を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記排ガスが前記第1の熱交換器(21)を迂回するように流入する誘導ライン(36)と、前記誘導ライン(36)における排ガスの流れを制御する弁(37)と、をさらに備えることを特徴とする請求項13に記載の内燃機関配置。
- 前記第1のライン(11)からの前記作動流体が前記膨張器(14)を迂回可能となるために、前記第1の熱交換器(21)と前記膨張器(14)との間に位置するポイントを前記低圧回路部に対して接合する、任意のラインが省略されていることを特徴とする請求項13又は14に記載の内燃機関配置。
- 前記二次ライン(23)は、前記接続点(24)と一致する出口(26)を有する第2のバイパスライン(52)を構成することを特徴とする請求項13乃至15のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記付加的な流体ライン(4)における前記温かい流体の温度(T4)を調節するために、前記第2のライン(12)における前記第2の熱交換器(22)と前記機関(2)との間で前記作動流体の流量(Q2)を制御する制御システムをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至16のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記制御システムは、前記ポンプ(13)を駆動可能とする電動機(39)と、前記第1及び第2のライン(11,12)における前記作動流体のサブ流量(Q1,Q2)を調節するように設計される比例三方弁(9)と、を備えることを特徴とする請求項17に記載の内燃機関配置。
- 前記ポンプ(13)は、前記内燃機関(2)によって機械的に駆動され、前記制御システムは、前記ポンプ(13)と前記第2の熱交換器(22)との間に位置し、前記凝縮器(15)と前記ポンプ(13)との間において戻りライン(45)を介して前記低圧回路部に対して接続される開口部を有する、付加的な比例三方弁(44)を備えることを特徴とする請求項17に記載の内燃機関配置。
- 前記付加的な比例三方弁(44)は、前記ポンプ(13)と、前記第1及び第2のライン(11,12)の間の上流側接合点(7)との間に位置することを特徴とする請求項19に記載の内燃機関配置。
- 前記第1のライン(11)における前記作動流体の温度(T1)を調節するために、前記第1のライン(11)における前記第1の熱交換器(21)と前記下流側接合点(8)との間で前記作動流体の流量(Q1)を制御する制御システムをさらに備えることを特徴とする請求項1乃至20のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 温かい流体を運ぶ前記付加的な流体ライン(4)は、冷却液を運ぶ機関冷却ラインと、潤滑油を運ぶギアボックス又は機関潤滑ラインと、温かい空気を運ぶ空気ラインと、排ガスを運ぶ排ガス再循環(EGR)ラインと、のうちのいずれか1つであることを特徴とする請求項1乃至21のいずれかに記載の内燃機関配置。
- 前記廃熱回収システム(5)は、ランキン型システム又はカリーナ型システムであることを特徴とする請求項1乃至22のいずれかに記載の内燃機関配置。
- − 排気ライン(3)において内燃機関(2)からの排ガスを収集する工程と、
− 前記排気ライン(3)とは異なる付加的な流体ライン(4)において温かい流体を運ぶ工程と、
− 閉ループにおいて作動流体を運ぶ工程であって、前記作動流体は、連続して加圧され、気化し、膨張器(14)において膨張することによってエネルギが機械的エネルギ又はパワーに変換され、凝縮される工程と、を含み、
前記作動流体は、前記排ガスによって加熱される第1の流れと、前記温かい流体によって加熱される別の第2の流れに分流される、内燃機関配置(1)の一部を構成する廃熱回収システム(5)を制御するプロセスにおいて、
− 前記第1の流れにおける前記作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータ(T1,P1)を決定する工程と、
− 前記第2の流れにおける前記作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータ(T2,P2)を決定する工程と、
− 前記第1の流体流れが第1の流体状態にあり、前記第2の流体流れが第2の流体状態にあると判断された場合に、前記第1の流体流れが前記膨張器(14)において膨張されるように第1のバイパスシステムを制御し、前記第2の流体流れが前記膨張器(14)を迂回するように第2のバイパスシステムを制御する工程と、
を含むことを特徴とするプロセス。 - − 排気ライン(3)において内燃機関(2)からの排ガスを収集する工程と、
− 前記排気ライン(3)とは異なる付加的な流体ライン(4)において温かい流体を運ぶ工程と、
− 閉ループにおいて作動流体を運ぶ工程であって、前記作動流体は、連続して加圧され、気化し、膨張器(14)において膨張することによってエネルギが機械的エネルギ又はパワーに変換され、凝縮される工程と、を含み、
前記作動流体は、前記排ガスによって加熱される第1の流れと、前記温かい流体によって加熱される別の第2の流れに分流される、内燃機関配置(1)の一部を構成する廃熱回収システム(5)を制御するプロセスにおいて、
− 前記第1の流れにおける前記作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータ(T1,P1)を決定する工程と、
− 前記第2の流れにおける前記作動流体の少なくとも1つの物理的パラメータ(T2,P2)を決定する工程と、
− 前記第1の流体流れが第1の流体状態にあり、前記第2の流体流れが第2の流体状態にあると判断された場合に、
− 前記第1の流れと前記第2の流れとの混合によって、第1の状態にある混合流をもたらすか否かを決定する工程と、
− 前記混合流をもたらすと判断された場合に、前記第1の流体流れが前記第2の流体流れと混合され、前記混合流が前記膨張器(14)で膨張するように、第1及び第2のバイパスシステムを制御する工程と、
を含むことを特徴とするプロセス。 - 前記第1の流体流れが第1の流体状態にあると判断された場合に、前記第1の流体流れが前記膨張器(14)を迂回するように、前記第1のバイパスシステムを制御する工程をさらに備えることを特徴とする請求項24又は25に記載のプロセス。
- 前記第1の流体流れが第1の流体状態にあると判断された場合に、前記第1の流体流れの流量(Q1)がゼロとなるように、前記第1のバイパスシステムを制御する工程をさらに備えることを特徴とする請求項24又は25に記載のプロセス。
- 前記第1の流体状態は、気化状態又は過熱蒸気状態のいずれか一方であり、前記第2の流体状態は、十分に気化していない状態であることを特徴とする請求項24乃至27のいずれかに記載のプロセス。
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