JP6152616B2 - 通信端末、および通信システム - Google Patents
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Description
本発明は、無線通信を行う通信端末、および通信システムに関するものである。
従来、親機と子機との間でネットワークを構築して、親機−子機間で無線信号を用いた通信を行う通信システムがある。このような通信システムにおいて、子機は、いずれか1台の親機との間でネットワークを構築して通信接続する(例えば、特許文献1参照)。
例えば、IEEE(Institute of Electrical and ElectronicsEngineers)802.15.4規格では、子機(Device)が、ビーコン要求(Beacon Request)をブロードキャスト(同報)する。そして、ビーコン要求を受信した親機(Coordinator)は、ビーコン(Beacon)を返信する。子機は、親機から送信されたビーコンを受信し、受信したビーコンによって得られる親機毎の情報である親機情報を受信バッファに格納する。なお、ビーコン要求は、報知要求信号とも呼ばれ、ビーコンは、報知信号とも呼ばれる。
続いて、親機−子機間の登録処理(Association)において、子機は、ビーコンを送信した親機に対して登録要求(Association Request)を送信する。親機は、子機からの登録要求を受信すると、接続可否を判断して、接続許可あるいは接続拒否の情報を付加した登録応答(Association Response)を子機に返信する。登録応答が接続許可であれば、登録処理は完了する。
複数の親機が存在する場合、子機は、ビーコンを返信した複数の親機の各親機情報を受信バッファに格納する。そして、子機は、受信バッファに格納した親機情報に基づいて、受信信号強度等の条件を満たす1つの親機を選択し、この選択した親機へ登録要求を送信する。
すなわち、子機は、いずれか1台の親機を自端末に関連付けて登録する必要があり、親機を探索するためにビーコン要求をブロードキャストし、親機から返信されたビーコンによって周囲に存在する親機を探索する。そして、子機は、周囲に存在する親機から所望の親機を選択して登録する。
また、親機毎に無線通信に用いる通信チャネルが異なるシステムがあり、子機は、複数の通信チャネルから選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて、親機との間で通信する。この場合、子機は、複数の通信チャネルを順次切り替えてビーコン要求をブロードキャストし、複数の通信チャネルのそれぞれを用いて、周囲に存在する親機を探索する。
子機は、周囲に多くの親機が存在する環境下で、複数の通信チャネルを順次切り替えてビーコン要求をブロードキャストした場合、多くの親機からビーコンが返信される。しかしながら、子機の受信バッファに格納できる親機情報の数は、受信バッファの容量によって制限がある。したがって、ビーコンを返信した全ての親機の親機情報を格納することができず、受信信号強度等の条件を満たす所望の親機が存在するにも関わらず、その親機の親機情報を受信バッファに格納できない可能性がある。すなわち、所望の親機が周囲に存在するにも関わらず、この所望の親機を探索できないという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の通信チャネルを用いて親機を探索する場合に、多数の親機から所望の親機をより確実に探索することができる通信端末、および通信システムを提供することにある。
本発明の通信端末は、親機との間でネットワークを構築して無線信号を用いた通信を行う子機を構成する通信端末であって、複数の通信チャネルから選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて、前記親機との間で通信を行い、前記通信チャネルを所定の順序で切り替えながら前記親機を探索するための探索用信号を送信し、前記探索用信号に対して前記親機が返信した応答信号を受信する無線通信部と、前記無線通信部が受信した前記応答信号によって得られる前記親機毎の情報である親機情報を格納する受信バッファとを備え、前記無線通信部は、前記通信チャネルを第1の順序で切り替えながら前記探索用信号を送信し、この探索用信号に対して前記親機が返信した応答信号によって前記受信バッファに格納された前記親機情報の数が上限値に達した場合に、前記受信バッファに格納されたいずれかの前記親機情報に対応する前記親機との間でネットワークを構築できなければ、前記第1の順序とは異なる第2の順序で前記通信チャネルを切り替えながら前記探索用信号を送信することを特徴とする。
この発明において、前記通信チャネルは、チャネル番号が付与されており、前記第1の順序は、前記チャネル番号が昇順と降順とのいずれか一方となるように前記通信チャネルを切り替える順序であり、前記第2の順序は、前記チャネル番号が昇順と降順とのいずれか他方となるように前記通信チャネルを切り替える順序であることが好ましい。
この発明において、前記無線通信部は、前記第2の順序で前記通信チャネルを切り替えながら前記探索用信号を送信した場合、受信した前記応答信号をランダムに破棄することが好ましい。
本発明の通信システムは、本発明の通信端末で構成される子機と、前記子機との間で無線信号を用いた通信を行う親機とで構成されることを特徴とする。
この発明において、前記子機は、前記親機を探索するための探索用信号を送信し、前記親機は、受信した前記探索用信号に対して返信する応答信号の送信タイミングを、前記応答信号の送信毎に変更することが好ましい。
以上説明したように、本発明の通信端末および通信システムにおいて、受信信号強度等の条件を満たす所望の親機が存在するにも関わらず、その親機の親機情報を受信バッファに格納できない事態を抑制できる。すなわち、本発明の通信端末および通信システムは、複数の通信チャネルを用いて親機を探索する場合に、多数の親機から所望の親機をより確実に探索することができるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本実施形態の通信システムの構成を示しており、複数の親機1と複数の子機2とが存在して、親機1と子機2との間で無線パケット(無線信号)を用いた通信を行う。例えば、親機1は、宅内の無線コントローラで構成され、子機2は、宅内の空調機器、クッキングヒータ、宅内の各所の電力消費量を計測する計測ユニット等で構成される。そして、親機1が図示しない上位サーバとの間で情報授受を行うことによって、子機2の監視制御を行うHEMS(Home Energy ManagementSystem)等の機器監視制御システムを構成できる。
図1は、本実施形態の通信システムの構成を示しており、複数の親機1と複数の子機2とが存在して、親機1と子機2との間で無線パケット(無線信号)を用いた通信を行う。例えば、親機1は、宅内の無線コントローラで構成され、子機2は、宅内の空調機器、クッキングヒータ、宅内の各所の電力消費量を計測する計測ユニット等で構成される。そして、親機1が図示しない上位サーバとの間で情報授受を行うことによって、子機2の監視制御を行うHEMS(Home Energy ManagementSystem)等の機器監視制御システムを構成できる。
子機2は、無線通信部2aと、受信バッファ2bとで構成される。なお、子機2が本発明の通信端末に相当する。
無線通信部2aは、複数の通信チャネルCH1〜CHnから1つの通信チャネルを選択して無線パケットの送受信を行う。そして、無線通信部2aは、周囲に存在する親機1から所望の親機1を選択して登録し、この登録した親機1との間でネットワークを構築して通信接続を行う。
受信バッファ2bは、後述の親機情報を格納するバッファ機能を有する。
そして、図2に示すように、親機1のネットワークに参加していない子機2の無線通信部2aは、ビーコン要求Y1(Beacon Request)をブロードキャスト(同報)する。そして、ビーコン要求Y1を受信した親機1(Coordinator)は、ビーコンY2(Beacon)を返信する。子機2の無線通信部2aは、親機1から送信されたビーコンY2を受信し、受信したビーコンY2によって得られる親機1毎の情報である親機情報を受信バッファ2bに格納する。無線通信部2aは、ビーコン要求Y1の送信処理およびビーコンY2の受信処理を、通信チャネルを順次切り替えながら実行する。なお、ビーコン要求Y1が、本発明の探索用信号に相当し、ビーコンY2が、本発明の応答信号に相当する。
続いて、親機1−子機2間の登録(Association)において、子機2は、ビーコンY2の送元である親機1のうち、いずれか1台の親機1に対して登録要求Y3(Association Request)、データ要求Y4(Data Request)を送信する。親機1は、子機2からの登録要求Y3およびデータ要求Y4を受信すると、接続可否を判断して、接続許可あるいは接続拒否の情報を付加した登録応答Y5(Association Response)を子機2に返信する。登録応答Y5が接続許可であれば、登録処理は完了する。親機1による接続可否は、親機1に接続可能な子機2の残台数等に基づいて判断される。
以下、子機2が親機1との間で行う登録処理について、図3を用いて説明する。
親機1の登録処理を開始した子機2(以降、子機2Aと称す)の無線通信部2aは、ビーコン要求Y1の送信およびビーコンY2の受信に用いる通信チャネルの切り替え順序を選択する(S1)。
ステップS1において通信チャネルの切り替え順序を選択する処理を、図4に示す。まず、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数(ビーコンY2を返信した親機1の台数)が予め決められた上限値に達しているか否かを判定する(S21)。子機2Aは、今回の親機1の登録処理が初回であるので、受信バッファ2bに親機情報が格納されておらず、無線通信部2aは、通信チャネルの切り替え順序として第1の順序を選択する(S22)。通信チャネルには、チャネル番号「1」「2」「3」...が付与されており、第1の順序は、通信チャネルCH1から開始して、チャネル番号が昇順となるように通信チャネルを切り替える。すなわち、第1の順序では、通信チャネルがCH1 → CH2 → CH3 → CH4 →...と切り替えられる。そして、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bをクリア(格納している親機情報を全て消去)して(S24)、ステップS1の処理を終了する。
無線通信部2aは、スキャン時間を計時するスキャンタイマの機能を有しており、子機2Aの無線通信部2aは、スキャンタイマの計時動作を開始して、第1の順序の開始チャネルである通信チャネルCH1でスキャン処理を開始する(S2)。通信チャネルCH1でスキャン処理を開始した無線通信部2aは、通信チャネルCH1でビーコン要求Y1(CH1)をブロードキャストする(S3)。以降、通信チャネルCHmで送信されたビーコン要求Y1には、ビーコン要求Y1(CHm)の符号を付す。
ビーコン要求Y1(CH1)を受信した親機1(通信チャネルCH1を用いる親機1)は、ビーコンY2(CH1)を返信する。以降、通信チャネルCHmで送信されたビーコンY2には、ビーコンY2(CHm)の符号を付す。
子機2Aの無線通信部2aは、ビーコンY2(CH1)を受信したか否かを判定する(S4)。
子機2Aの無線通信部2aは、ビーコンY2(CH1)を受信した場合、このビーコンY2(CH1)によって得られる親機1毎の情報である親機情報を受信バッファ2bに格納する(S6)。すなわち、受信バッファ2bには、ビーコンY2を返信した親機1のリストが格納されており、図6にリストの一例を示す。親機情報とは、親機1のPAN(Personal Area Network)−ID、アドレス、通信チャネル等であり、ビーコンY2に付加された親機1に関する情報である。なお、図6において、親機1を区別するために親機1A,1B,1C,...の符号を付している。
そして、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数(ビーコンY2を返信した親機1の台数)が予め決められた上限値に達しているか否かを判定する(S7)。この上限値は、受信バッファ2bの容量に応じて予め決められており、受信バッファ2bに格納できる親機情報の数の上限値である。受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達していなければ、無線通信部2aの処理はステップS8に進む。受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達していれば、無線通信部2aの処理はステップS10に進む。
また、子機2Aの無線通信部2aは、スキャンタイマによるスキャン時間の計時がタイムアウトしたか否かを判定しており(S5)、ビーコンY2(CH1)を受信しなかった場合、スキャンタイマの計時がタイムアウトするまで、ステップS4の処理を繰り返す。そして、無線通信部2aの処理は、ビーコンY2(CH1)を受信することなく、スキャンタイマの計時がタイムアウトした場合、ステップS8に進む。
子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達していない場合(S7)、またはスキャンタイマの計時がタイムアウトした場合(S5)、全ての通信チャネルでスキャン処理が終了したか否かを判定する(S8)。無線通信部2aは、全ての通信チャネルでスキャン処理が終了していない場合、現状の通信チャネルCH1の通信番号をインクリメントした通信チャネルCH2に切り替える(S9)。そして、子機2Aの無線通信部2aは、スキャンタイマの計時動作を開始して、通信チャネルCH2でスキャン処理を開始する(S2)。通信チャネルCH2でスキャン処理を開始した無線通信部2aは、通信チャネルCH2でビーコン要求Y1(CH2)をブロードキャストする(S3)。ビーコン要求Y1(CH2)を受信した親機1(通信チャネルCH2を用いる親機1)は、ビーコンY2(CH2)を返信する。
子機2Aの無線通信部2aは、ビーコンY2(CH2)を受信したか否かを判定する(S4)。
子機2Aの無線通信部2aは、ビーコンY2(CH2)を受信した場合、このビーコンY2(CH2)によって得られる親機1毎の情報である親機情報を受信バッファ2bに格納する(S6)。
そして、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達しているか否かを判定する(S7)。受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達していなければ、無線通信部2aの処理はステップS8に進む。受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達していれば、無線通信部2aの処理はステップS10に進む。
また、子機2Aの無線通信部2aは、スキャンタイマによるスキャン時間の計時がタイムアウトしたか否かを判定しており(S5)、ビーコンY2(CH2)を受信しなかった場合、スキャンタイマの計時がタイムアウトするまで、ステップS4の処理を繰り返す。そして、無線通信部2aの処理は、ビーコンY2(CH2)を受信することなく、スキャンタイマの計時がタイムアウトした場合、ステップS8に進む。
子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達していない場合(S7)、またはスキャンタイマの計時がタイムアウトした場合(S5)、全ての通信チャネルでスキャン処理が終了したか否かを判定する(S8)。無線通信部2aは、全ての通信チャネルでスキャン処理が終了していない場合、現状の通信チャネルCH2の通信番号をインクリメントした通信チャネルCH3に切り替える(S9)。そして、子機2Aの無線通信部2aは、スキャンタイマの計時動作を開始して、通信チャネルCH3でスキャン処理を開始する(S2)。
以降、子機2Aの無線通信部2aは、ステップS7において受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達するまで、またはステップS8において全ての通信チャネルでスキャン処理が終了するまで、通信チャネルを昇順で切り替えながらスキャン処理を実行する。
そして、子機2Aの無線通信部2aは、ステップS7において受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達した場合、またはステップS8において全ての通信チャネルでスキャン処理が終了した場合、親機1の登録処理を行う(S10)。
ステップS10における親機1の登録処理を、図5に示す。まず、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納した親機1のリスト(親機1のそれぞれの親機情報)に、所望の親機1が存在するか否かを判定する(S31)。無線通信部2aは、ビーコンY2の受信時に、このビーコンY2の受信信号強度(RSSI:Received SignalStrength Indication)を、このビーコンY2から得られる親機情報に対応付けて記憶している。そして、無線通信部2aは、ビーコンY2の受信信号強度が閾値以上である親機1のうち、受信信号強度が最大である親機1を所望の親機1とする。
そして、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納した親機1のリストに所望の親機1が存在すれば、登録処理を実行して、登録処理が成功したか否かを判定する(S32)。具体的に、無線通信部2aは、ステップS31で選択した所望の親機1に対して登録要求Y3、データ要求Y4を送信する。親機1は、子機2からの登録要求Y3およびデータ要求Y4を受信すると、接続可否を判断して、接続許可あるいは接続拒否の情報を付加した登録応答Y5を子機2Aに返信する。無線通信部2aは、登録応答Y5が接続許可であれば登録処理が成功したとして、ステップS33に進む。また、無線通信部2aは、登録応答Y5が接続拒否であれば、登録処理が失敗したとして、親機1のリストから所望の親機1を再び探索し(S31)、登録処理を再実行する(S32)。
親機2Aの無線通信部2aは、登録処理が成功した場合、受信バッファ2bをクリアして(S33)、ステップS10の登録処理を終了する。
また、無線通信部2aは、ステップS31において親機1のリストに所望の親機1が存在しない場合も、ステップS10の登録処理を終了する。すなわち、登録処理が成功していない場合、受信バッファ2bはクリアされず、格納された親機情報が残った状態で登録処理を終了する。
そして、親機2Aの無線通信部2aは、登録処理が成功していない場合、親機1の登録処理を再び開始し、親機1に対してビーコン要求Y1を送信する際に用いる通信チャネルの切り替え順序を選択する(S1)。この場合、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数が予め決められた上限値に達しているか否かを判定する(S21)。
受信バッファ2bには前回の処理における親機情報が格納されており、親機情報の数が予め決められた上限値に達していない場合、無線通信部2aは、通信チャネルの切り替え順序として第1の順序を選択する(S22)。そして、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bをクリアして(S24)、ステップS1の処理を終了する。そして、親機2Aの無線通信部2aは、ステップS2〜S9のスキャン処理を実行した後、ステップS10の登録処理を実行する。このとき、無線通信部2aは、ステップS9の通信チャネル切替処理において、通信チャネルを昇順(CH1 → CH2 → CH3 → CH4 →...)で切り替える。
また、親機情報の数が予め決められた上限値に達している場合、無線通信部2aは、通信チャネルの切り替え順序として第2の順序を選択する(S23)。第2の順序は、通信チャネルCHnから開始して、チャネル番号が降順となるように通信チャネルを切り替える。すなわち、第2の順序では、通信チャネルがCHn → CH(n−1) → CH(n−2) → CH(n−3) →...と切り替えられる。そして、子機2Aの無線通信部2aは、受信バッファ2bをクリアして(S24)、ステップS1の処理を終了する。そして、親機2Aの無線通信部2aは、ステップS2〜S9のスキャン処理を実行した後、ステップS10の登録処理を実行する。このとき、無線通信部2aは、ステップS9の通信チャネル切替処理において、通信チャネルを降順(CHn → CH(n−1) → CH(n−2) → CH(n−3) →...)で切り替える。
すなわち、受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達している場合(受信バッファ2bに親機情報の追加が不可能な場合)、次のスキャン処理に用いる通信チャネルの切り替え順序は、前回の切り替え順序と異なる順序にする。上述の実施形態では、チャネル番号を昇順で切り替える第1の順序を用いた場合に受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達すると、次のスキャン処理では、チャネル番号を降順で切り替える第2の順序を用いる。なお、チャネル番号を降順で切り替える第2の順序を用いた場合に受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達すると、次のスキャン処理では、チャネル番号を昇順で切り替える第1の順序を用いる構成でもよい。
例えば、子機2が、1回のスキャン処理で多くの親機1からビーコンY2を返信されて、ビーコンY2を返信した全ての親機1の親機情報を受信バッファ2bに格納することができず、所望の親機1との間で登録処理をできなかったとする。本実施形態では、次のスキャン処理で通信チャネルの切り替え順序を変更するので、前回のスキャン処理で受信バッファ2bに格納することができなかった親機1の親機情報を受信バッファ2bに格納することができる。したがって、子機2は、受信信号強度等の条件を満たす所望の親機1が存在するにも関わらず、その親機1の親機情報を受信バッファ2aに格納できない事態を抑制できる。すなわち、子機2は、複数の通信チャネルを用いて親機1を探索する場合に、多数の親機1から所望の親機1をより確実に探索することができる。
また、ステップS1の処理において、無線通信部2aは、受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達したことを示すフラグを設けて、該フラグの状態に応じて通信チャネルの切り替え順序を選択してもよい。
また、ステップS1の処理において、無線通信部2aは、昇順および降順ともに、開始チャネルをランダムに設定してもよい。
また、通信チャネルの切り替え順序として、チャネル番号が降順となるように通信チャネルを切り替える方式を第1の順序とし、チャネル番号が昇順となるように通信チャネルを切り替える方式を第2の順序としてもよい。
また、通信チャネルの切り替え順序として、偶数のチャネル番号の通信チャネルを順次切り替える方式を第1の順序とし、奇数のチャネル番号の通信チャネルを順次切り替える方式を第2の順序としてもよい。さらには、通信チャネルの切り替え順序として、奇数のチャネル番号の通信チャネルを順次切り替える方式を第1の順序とし、偶数のチャネル番号の通信チャネルを順次切り替える方式を第2の順序としてもよい。
また、第1の順序を用いて受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達した場合(S7)、第2の順序は、第1の順序の続きから開始してもよい。
さらに、第1の順序および第2の順序は、チャネル番号の昇順および降順、チャネル番号の偶数および奇数等を適宜組み合わせて設定してもよく、第1の順序および第2の順序は、その具体的な設定方式に限定されない。
また、ステップS31の処理において、受信バッファ2bに格納されている親機1のリスト情報を液晶画面等の表示部(図示なし)に表示し、ユーザが、親機1のリスト情報から所望の親機1を選択する構成であってもよい。
上述の子機2は、親機1との間でネットワークを構築して無線信号を用いた通信を行う子機を構成する通信端末である。そして、この通信端末は、複数の通信チャネルから選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて、親機1との間で通信を行い、通信チャネルを所定の順序で切り替えながら親機1を探索するための探索用信号(ビーコン要求)を送信し、探索用信号に対して親機が返信した応答信号(ビーコン)を受信する無線通信部2aを備える。さらに、通信端末は、無線通信部2aが受信した応答信号によって得られる親機1毎の情報である親機情報を格納する受信バッファ2bを備える。そして、無線通信部2aは、通信チャネルを第1の順序で切り替えながら探索用信号を送信し、この探索用信号に対して親機1が返信した応答信号によって受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達した場合に、受信バッファ2bに格納されたいずれかの親機情報に対応する親機1との間でネットワークを構築できなければ、第1の順序とは異なる第2の順序で通信チャネルを切り替えながら探索用信号を送信する。
(実施形態2)
本実施形態の通信システムの構成は実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の通信システムの構成は実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の子機2が親機1との間で行う登録処理を、図7に示す。本実施形態の子機2の無線通信部2aは、ステップS11の処理を行う点が、実施形態1とは異なる。
無線通信部2aは、乱数を発生する機能を有する。そして、無線通信部2aは、ビーコンY2を受信した場合(S4)、乱数を発生して、この発生した乱数と予め決めた閾値とを比較する(S11)。無線通信部2aは、発生した乱数が閾値以上であれば、このビーコンY2によって得られる親機情報を受信バッファ2bに格納する(S6)。また、無線通信部2aは、発生した乱数が閾値未満であれば、このビーコンY2を破棄して、ステップS4に戻る。
したがって、通信制御部2aは、昇順および降順の通信チャネル切替を繰り返し行うことによって、所望の親機1を探し当てる確率が高くなる。
また、子機2は、第2の順序で通信チャネルを切り替えながらビーコン要求Y1を送信した場合に、受信したビーコンY2をランダムに破棄することが好ましい。すなわち、ステップS11におけるビーコンY2の破棄は、ステップS21において受信バッファ2bに格納された親機情報の数が上限値に達したと判定された場合のみ実行されてもよい。この場合、無線通信部2aは、ビーコンY2を返信した全ての親機1の親機情報を受信バッファ2bに格納することができなかった可能性がある場合にのみ、ステップS11におけるビーコンY2の破棄処理を実行する。したがって、子機2は、ビーコンY2の破棄処理を無駄に実行することがなく、親機1の台数が少ないときに所望の親機1を探し当てる確率を維持できる。
(実施形態3)
本実施形態の通信システムの構成は実施形態1または2と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の通信システムの構成は実施形態1または2と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
親機1は、受信したビーコン要求Y1に対して返信するビーコンY2の送信タイミングを、ビーコンY2の送信毎に変更することが好ましい。この親機1の構成を図8に示し、親機1によるビーコンY2の送信動作の一例を図9に示す。
親機1は、通信制御部1aを備えており、通信制御部1aは、一定期間(通信フレーム)を複数に分割したスロットのうちいずれか1つのスロット(使用スロット)を用いて、ビーコンY2を送信する。複数の親機1は、互いに同期して通信フレームを設定している。通信フレームは、スロット番号0,1,2,...が付与されたスロット(0)、スロット(1)、スロット(2)、...、スロット(n)で構成される。
まず、通信制御部1aは、ビーコンY2の送信処理を開始すると、使用スロットを設定済であるか否かを判定する(S41)。通信制御部1aは、ビーコンY2の送信処理が初回であれば、使用スロットの設定が未設定であるとして、ビーコンY2の初回送信時に用いる使用スロットの設定を行う(S42)。通信制御部1aは、乱数を発生する機能を有しており、発生した乱数に対応するスロットを使用スロットに設定する。ここでは、ステップS42において設定された使用スロットをスロット(m)に設定する。
そして、通信制御部1aは、ステップS41またはステップS42が完了してから予め決められた待機時間の計時を開始し、この待機時間内に子機2からビーコン要求Y1を受信したか否かを判定する(S43)。通信制御部1aは、待機時間が経過するまでにビーコン要求Y1を受信すれば、使用スロット(m)を用いてビーコンY2を返信する(S44)。また、通信制御部1aは、待機時間が経過するまでにビーコン要求Y1を受信しなければ、ステップS45に進む。
通信制御部1aは、ステップS44でビーコンY2を返信した後、またはステップS43で待機時間が経過した後、使用スロット(m)のスロット番号mをインクリメントする(S45)。そして、通信制御部1aは、ステップS45でインクリメントしたスロット番号m+1が、スロット番号の最大値nを上回ったか否かを判定する(S46)。インクリメントしたスロット番号m+1が最大値nを上回っている場合、通信制御部1aは、スロット番号を0に設定して(S47)、処理を終了する。また、インクリメントしたスロット番号m+1が最大値を上回っていない場合、通信制御部1aは処理を終了する。
そして、通信制御部1aは、次のビーコンY2の送信処理を開始すると、使用スロットはスロット(m+1)またはスロット(0)に設定済であるので(S41)、ステップS43〜S47の処理を実行して、次のビーコンY2の送信処理に用いる使用スロットを変更する。
以降、親機1は、ビーコンY2の送信処理を開始する毎に、ステップS41〜S47の処理を実行して、ビーコンY2の送信処理に用いる使用スロットを変更する。
而して、同一の通信チャネルを用いる親機1が多数存在する場合でも、親機1のそれぞれがビーコンY2を送信するタイミングを互いにずらすことができるので、ビーコンY2同士の衝突を抑制できる。したがって、子機2は、親機1が送信したビーコン2を受信できる確率が高くなるので、所望の親機1を探し当てる確率が高くなる。
また、通信制御部1aは、ステップS45においてスロット番号をインクリメントする代わりに、スロット番号をランダムに設定してもよい。
1 親機
2 子機
2a 無線通信部
2b 受信バッファ
2 子機
2a 無線通信部
2b 受信バッファ
Claims (5)
- 親機との間でネットワークを構築して無線信号を用いた通信を行う子機を構成する通信端末であって、
複数の通信チャネルから選択したいずれか1つの通信チャネルを用いて、前記親機との間で通信を行い、前記通信チャネルを所定の順序で切り替えながら前記親機を探索するための探索用信号を送信し、前記探索用信号に対して前記親機が返信した応答信号を受信する無線通信部と、
前記無線通信部が受信した前記応答信号によって得られる前記親機毎の情報である親機情報を格納する受信バッファとを備え、
前記無線通信部は、前記通信チャネルを第1の順序で切り替えながら前記探索用信号を送信し、この探索用信号に対して前記親機が返信した応答信号によって前記受信バッファに格納された前記親機情報の数が上限値に達した場合に、前記受信バッファに格納されたいずれかの前記親機情報に対応する前記親機との間でネットワークを構築できなければ、前記第1の順序とは異なる第2の順序で前記通信チャネルを切り替えながら前記探索用信号を送信する
ことを特徴とする通信端末。 - 前記通信チャネルは、チャネル番号が付与されており、
前記第1の順序は、前記チャネル番号が昇順と降順とのいずれか一方となるように前記通信チャネルを切り替える順序であり、
前記第2の順序は、前記チャネル番号が昇順と降順とのいずれか他方となるように前記通信チャネルを切り替える順序である
ことを特徴とする請求項1記載の通信端末。 - 前記無線通信部は、前記第2の順序で前記通信チャネルを切り替えながら前記探索用信号を送信した場合、受信した前記応答信号をランダムに破棄することを特徴とする請求項1または2記載の通信端末。
- 請求項1乃至3いずれか記載の通信端末で構成される子機と、前記子機との間で無線信号を用いた通信を行う親機とで構成されることを特徴とする通信システム。
- 前記子機は、前記親機を探索するための探索用信号を送信し、
前記親機は、受信した前記探索用信号に対して返信する応答信号の送信タイミングを、前記応答信号の送信毎に変更する
ことを特徴とする請求項4記載の通信システム。
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