JP6152336B2 - 移動端末、位置情報の送信方法及びプログラム - Google Patents

移動端末、位置情報の送信方法及びプログラム Download PDF

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本発明は、位置情報を送信する技術に関する。
近年、移動体の位置情報の利用価値が高まっている。特許文献1から3には、移動体の現在位置を表す位置情報を所定の周期で送信する技術が記載されている。また、特許文献1には、移動体の移動速度が設定速度以上になると、位置情報の送信間隔を短くすることが記載されている。特許文献2には、車両が停止状態である場合には、位置情報の送信を行わないことが記載されている。特許文献3には、現在の車速が基準車速に満たない低い速度である場合には、位置情報の送信を1回分見送ることが記載されている。
特開平10−221426号公報 特開2002−74591号公報 特開2004−220262号公報
特許文献1から3に記載の技術では、移動体の移動距離とは無関係に位置情報を送信するタイミングが決定されるため、例えば移動体が高速で移動している場合には、位置情報が表す位置の間隔が大きくなり、移動体の位置を精度よく特定することができない。
また、移動体の位置を正確に特定するには、位置情報の送信間隔が小さい方が好ましいが、移動端末の移動速度、移動端末の周辺にある基地局の密度、移動端末の近くに存在する他の移動端末の数によっては、位置情報の送信間隔を小さくすると問題が生じる場合がある。例えば、移動端末の周辺にある基地局の密度が低い場合には、位置情報を頻繁に送信すると、1つの基地局に何度も位置情報が送信され、この基地局の回線の負荷が増えてしまう。また、移動端末の近くに多くの他の移動端末が存在する場合には、これらの移動端末が頻繁に位置情報を送信すると、これらの移動端末を収容する基地局の回線の負荷が増えてしまう。一方、移動端末が高速な通信方式を使用して通信を行う場合には、位置情報を頻繁に送信してもさほど問題にはならないため、むしろ位置情報の送信間隔を小さくした方がよい。
本発明は、位置情報を送信するタイミングを最適化することを目的とする。
本発明は、サーバ装置と通信を行う通信部と、自端末の移動距離を測定する測定部と、自端末の位置を表す位置情報を取得する第1の取得部と、前記位置情報の送信時点から経過した時間を計測する計時部と、前記測定部が基準距離移動したことを測定するごとに、前記計時部にて計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、前記長さが前記基準期間以上である場合、前記第1の取得部により取得された前記位置情報を前記通信部から前記サーバ装置に送信する送信制御部と、自端末の移動速度、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局の密度、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末の数、及び前記サーバ装置との通信において前記通信部が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、前記基準距離および前記基準期間の少なくともいずれかを変更する変更部とを備える移動端末を提供する。
前記移動端末は、前記移動速度を取得する第2の取得部を備え、前記変更部は、前記第2の取得部により取得された前記移動速度が第1の閾値より小さい場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを増やしてもよい。
前記移動端末は、前記密度を取得する第2の取得部を備え、前記変更部は、前記第2の取得部により取得された前記密度が第2の閾値より小さい場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを増やしてもよい。
前記移動端末は、前記他の移動端末の数を取得する第2の取得部を備え、前記変更部は、前記第2の取得部により取得された前記他の移動端末の数が第3の閾値より大きい場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを増やしてもよい。
前記通信部は、第1の通信方式と、前記第1の通信方式より通信速度が速い第2の通信方式との両方に対応し、前記変更部は、前記サーバ装置との通信において前記通信部が前記第2の通信方式を使用する場合には、前記第3の閾値を増やしてもよい。
前記通信部は、第1の通信方式と、前記第1の通信方式より通信速度が速い第2の通信方式との両方に対応し、前記変更部は、前記サーバ装置との通信において前記通信部が前記第2の通信方式を使用する場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを減らしてもよい。
本発明は、自端末の移動距離を測定するステップと、自端末の位置を表す位置情報を取得するステップと、前記位置情報の送信時点から経過した時間を計測するステップと、基準距離移動したことが測定されるごとに、前記計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、前記長さが前記基準期間以上である場合、前記取得された位置情報を通信部からサーバ装置に送信するステップと、自端末の移動速度、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局の密度、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末の数、及び前記サーバ装置との通信において前記通信部が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、前記基準距離および前記基準期間の少なくともいずれかを変更するステップとを備える位置情報の送信方法を提供する。
本発明は、コンピュータに、自端末の移動距離を測定するステップと、自端末の位置を表す位置情報を取得するステップと、前記位置情報の送信時点から経過した時間を計測するステップと、基準距離移動したことが測定されるごとに、前記計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、前記長さが前記基準期間以上である場合、前記取得された位置情報を通信部からサーバ装置に送信するステップと、自端末の移動速度、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局の密度、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末の数、及び前記サーバ装置との通信において前記通信部が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、前記基準距離および前記基準期間の少なくともいずれかを変更するステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
本発明によれば、位置情報を送信するタイミングを最適化することができる。
通信システムの構成を示す図である。 移動端末のハードウェア構成を示す図である。 移動端末の機能構成を示す図である。 位置情報の送信処理を示すフローチャートである。 位置情報の送信処理の具体例を示す図である。 変更処理を示すフローチャートである。 基準期間の変更の一例を示す図である。 変更後の基準期間を用いた位置情報の送信処理の具体例を示す図である。 地図情報の一例を示す図である。 第2実施形態に係る移動端末の機能構成を示す図である。 第2実施形態に係る変更処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る基準期間の変更の一例を示す図である。 第3実施形態に係るサーバ装置の機能を説明する図である。 第3実施形態に係る変更処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る基準期間の変更の一例を示す図である。 第4実施形態に係る変更処理を示すフローチャートである。 第4実施形態に係る基準期間の変更の一例を示す図である。
1.第1実施形態
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
1−1.構成
(1)通信システム1の構成
図1は、通信システム1の構成を示す図である。通信システム1は、サーバ装置10と、基地局20と、移動端末30とを備える。サーバ装置10と基地局20とは、ネットワーク2を介して接続される。移動端末30は、無線で基地局20に接続される。
移動端末30は、例えば携帯電話又はスマートフォンである。移動端末30は、移動端末30を有するユーザの移動に伴って移動する。例えば、ユーザが移動端末30を持って車両3に乗った場合、移動端末30は車両3の移動に伴って移動する。移動端末30は、現在位置を表す位置情報をサーバ装置10に送信する。基地局20は、セル内の移動端末30と通信を行う。移動端末30から送信された位置情報は、基地局20を介してサーバ装置10に伝送される。サーバ装置10は、移動端末30から受信した位置情報に基づいて、移動端末30の位置を特定する。このようにして特定された位置は、例えばサーバ装置10による各種のサービスの提供に用いられる。
(2)移動端末30の構成
図2は、移動端末30のハードウェア構成を示す図である。移動端末30は、プロセッサ31と、メインメモリ32と、通信部33と、入力部34と、表示部35と、記憶部36と、測位部37と、加速度センサ38とを備える。なお、移動端末30は、これらの構成の他に、音声通話を行うための構成を備えてもよい。
プロセッサ31は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。プロセッサ31は、記憶部36に記憶されたプログラムを実行することにより、移動端末30の各部を制御する。メインメモリ32は、例えばRAM(Random Access Memory)である。メインメモリ32は、プログラムやデータを一時的に記憶する。メインメモリ32は、プロセッサ31がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。
通信部33は、基地局20に無線で接続されるインタフェースである。通信部33は、基地局20を介して通信を行う。通信部33は、第1の通信方式と、第1の通信方式よりも通信速度が速い第2の通信方式との両方に対応する。第1の通信方式は、例えば3G(3rd Generation)である。第2の通信方式は、例えばLTE(Long Term Evolution)である。
入力部34は、例えばタッチパネルとキーである。入力部34は、ユーザの操作に応じた情報をプロセッサ31に入力する。表示部35は、例えば液晶ディスプレイである。表示部35は、各種の情報を表示する。記憶部36は、例えばフラッシュメモリである。記憶部36は、各種のプログラムやデータを記憶する。測位部37は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機である。測位部37は、移動端末30の現在位置を測定する。加速度センサ38は、移動端末30の加速度を検出する。
図3は、移動端末30の機能構成を示す図である。移動端末30は、プロセッサ31が1又は複数のプログラムを実行することにより、第1の取得部310、測定部311、計時部312、送信制御部313、第2の取得部314、及び変更部315として機能する。
第1の取得部310は、移動端末30の位置を表す位置情報を取得する。測定部311は、移動端末30の移動距離を測定する。計時部312は、位置情報の送信時点から経過した時間を計測する。送信制御部313は、測定部311が基準距離移動したことを測定するごとに、計時部312にて計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、この長さが基準期間以上である場合、第1の取得部310により取得された位置情報を通信部33からサーバ装置10に送信する。第2の取得部314は、移動端末30の移動速度を取得する。変更部315は、第2の取得部314により取得された移動速度に応じて、基準距離又は基準期間を変更する。
1−2.動作
移動端末30は、移動端末30の移動距離と、前回の位置情報の送信時点から経過した時間とに基づいて、現在位置を表す位置情報をサーバ装置10に送信する送信処理を行う。また、移動端末30は、移動端末30の移動速度に応じて基準距離又は基準期間を変更する変更処理を行う。このように基準距離又は基準期間を変更することにより、位置情報の送信間隔が変更される。以下、各々の処理について説明する。
(1)位置情報の送信処理
図4は、位置情報の送信処理を示すフローチャートである。この送信処理は、例えば移動端末30の電源がオンになったときに開始される。また、移動端末30の電源がオンになると、測位部37は、所定の時間間隔で現在位置を測定する。第1の取得部310は、測位部37により測定された現在位置を表す位置情報を取得する。
ステップS101において、測定部311は、測位部37により測定された位置に基づいて、移動端末30の移動距離の測定を開始する。また、計時部312は、時間の計測を開始する。
ステップS102において、送信制御部313は、測定部311により測定された移動距離が基準距離に到達したか否かを判定する。移動距離が基準距離に到達していない場合(ステップS102:NO)、送信制御部313は、移動距離が基準距離に到達するまでステップS102の判定を繰り返す。移動距離が基準距離に到達すると(ステップS102:YES)、送信処理はステップS103に進む。
ステップS103において、送信制御部313は、計時部312により計測された時間の長さが基準期間以上であるか否かを判定する。計測された時間の長さが基準期間以上である場合(ステップS103:YES)、送信処理はステップS104に進む。
ステップS104において、送信制御部313は、第1の取得部310により最後に取得された位置情報を、通信部33からサーバ装置10に送信する。
ステップS105において、送信制御部313は、測定部311により測定された移動距離及び計時部312により計測された時間をリセットする。これにより、測定部311により測定された移動距離及び計時部312により計測された時間は、いずれも0に戻る。移動距離及び時間がリセットされた後、送信処理は再びステップS101に戻る。
一方、ステップS103において、計測された時間の長さが基準期間より小さい場合(ステップS103:NO)、送信処理はステップS106に進む。
ステップS106において、送信制御部313は、測定部311により測定された移動距離だけをリセットする。移動距離がリセットされた後、送信処理は再びステップS101に戻る。なお、ステップS106では、計時部312により計測された時間はリセットされないため、計時部312により計測された時間は0に戻らずに、時間の計測が継続される。
図5は、位置情報の送信処理の具体例を示す図である。この例では、基準距離は、予め100mに設定されており、基準期間は、予め10秒に設定されている。例えば、時刻t0において位置情報が送信されると、時刻t0において移動距離の測定及び時間の計測が開始される。時刻t1において移動距離が100mに到達すると、時刻t0から時刻t1までの時間T1の長さが10秒以上であるか否かが判定される。この時間T1は、位置情報の送信時点から経過した時間の一例である。時間T1の長さが10秒以上である場合には、時刻t1において位置情報が送信される。
一方、時間T1が10秒より小さい場合には、時刻t1において位置情報は送信されない。この場合、移動距離だけがリセットされた後、時刻t1において再び移動距離の測定及び時間の計測が開始される。時刻t2において移動距離が100mに到達すると、時刻t0から時刻t2までの時間T2の長さが10秒以上であるか否かが判定される。この時間T2は、位置情報の送信時点から経過した時間の一例である。時間T2の長さが10秒以上である場合には、時刻t2において位置情報が送信される。
(2)変更処理
図6は、変更処理を示すフローチャートである。この変更処理は、図4に示す位置情報の送信処理の前に行われてもよいし、この送信処理と並行して行われてもよい。あるいは、変更処理は、位置情報の送信処理とは無関係に、所定のタイミングで行われてもよい。
ステップS201において、測定部311は、加速度センサ38により検出された加速度に基づいて、移動端末30の移動速度を測定する。第2の取得部314は、測定部311により測定された移動速度を取得する。
ステップS202において、変更部315は、第2の取得部314により取得された移動速度が第1の閾値より小さいか否かを判定する。移動速度が第1の閾値以上である場合(ステップS202:NO)、変更処理はステップS203の処理をスキップして終了する。一方、移動速度が第1の閾値より小さい場合(ステップS202:YES)、変更処理はステップS203に進む。
ステップS203において、変更部315は、基準距離又は基準期間が増加するように、基準距離又は基準期間を変更する。図7は、基準期間の変更の一例を示す図である。この例では、基準期間は、予め10秒に設定されている。例えば、移動端末30の移動速度がS2より小さい場合には、基準期間は、10秒から30秒に変更される。
図8は、変更後の基準期間を用いた送信処理の具体例を示す図である。例えば、基準期間が30秒に変更された場合には、時刻t11において移動距離が100mに到達すると、時刻t0から時刻t11までの時間T11の長さが30秒以上であるか否かが判定される。時間T11の長さが30秒より小さい場合、時刻t11において位置情報は送信されない。この場合、移動距離だけがリセットされた後、再び移動距離の測定及び時間の計測が開始される。時刻t12において移動距離が再び100mに到達し、時刻t0から時刻t12までの時間T12の長さが30秒未満である場合には、上述と同様の処理が行われる。時刻t13において移動距離が再び100mに到達し、時刻t0から時刻t3までの時間T13の長さが30秒以上である場合には、時刻t13において位置情報が送信される。この場合、基準期間が10秒の場合に比べて、位置情報の送信間隔が大きくなる。
第1実施形態では、移動端末30が基準距離移動したことが測定されるごとに、前回の位置情報の送信時点から経過した時間の長さが基準期間以上であるか否かが判定され、この長さが基準期間以上である場合には、移動端末30から位置情報が送信される。このように、移動端末30の移動距離と前回の位置情報の送信時点から経過した時間との両方に基づいて位置情報を送信するタイミングを決定することにより、位置情報が表す位置の間隔が大きくなり過ぎることを抑制することができる。これにより、移動端末30の位置を精度よく特定することができる。
また、第1実施形態では、移動端末30の移動速度が小さい場合には、基準距離又は基準期間が増加し、位置情報の送信間隔が大きくなる。仮に、移動端末30の移動速度が小さいときに、位置情報を頻繁に送信すると、移動端末30から1つの基地局20に同じような位置情報が何度も送信され、この基地局20の回線の負荷が増加してしまう。また、このような位置情報の送信により、移動端末30の電池が無駄に消耗してしまう。第1実施形態によれば、移動端末30の移動速度に応じて位置情報を送信するタイミングが最適化されるため、このような問題を抑制することができる。
2.第2実施形態
以下、図面を参照して本発明の第2実施形態について説明する。第1実施形態では、移動端末30の移動速度に応じて基準距離又は基準期間を変更していたが、第2実施形態では、移動端末30の周辺にある基地局20の密度に応じて基準距離又は基準期間を変更する。以下の説明では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
通信システム1の構成及び移動端末30の構成は、基本的には第1実施形態と同じである。ただし、第2実施形態では、地図情報361が記憶部36に記憶される。
図9は、地図情報361の一例を示す図である。地図情報361は、基地局20の設置位置を示す。図9では、基地局20の設置位置が点で示されている。
図10は、第2実施形態に係る移動端末30の機能構成を示す図である。移動端末30は、プロセッサ31が1又は複数のプログラムを実行することにより、図3に示す第1の取得部310、測定部311、計時部312、送信制御部313、第2の取得部314、及び変更部315に加えて、算出部316として機能する。
算出部316は、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局20の密度を算出する。第2の取得部314は、算出部316により算出された密度を取得する。変更部315は、第2の取得部314により取得された密度に応じて、基準距離又は基準期間を変更する。
図11は、第2実施形態に係る変更処理を示すフローチャートである。この変更処理は、第1実施形態と同様に、図4に示す位置情報の送信処理の前に行われてもよいし、この送信処理と並行して行われてもよい。あるいは、変更処理は、位置情報の送信処理とは無関係に、所定のタイミングで行われてもよい。
ステップS301において、算出部316は、記憶部36に記憶された地図情報361に基づいて、自端末を含む所定の第1の範囲内に設置された基地局20の密度を算出する。この第1の範囲は、例えば測位部37により測定された現在位置を中心とした所定の大きさの範囲である。第1の範囲の大きさは、例えば複数の基地局20を含むように予め定められる。具体的には、算出部316は、まず地図情報361が示す基地局20の設置位置に基づいて、第1の範囲内に設置された基地局20の数を計算する。続いて、算出部316は、計算した基地局20の数と第1の範囲の面積とを用いて、基地局20の密度を算出する。第2の取得部314は、算出部316により算出された密度を取得する。
ステップS302において、変更部315は、第2の取得部314により取得された密度が第2の閾値より小さいか否かを判定する。この密度が第2の閾値より小さい場合(ステップS302:NO)、変更処理はステップS303の処理をスキップして終了する。一方、この密度が第2の閾値より小さい場合(ステップS302:YES)、変更処理はステップS303に進む。
ステップS303において、変更部315は、基準距離又は基準期間が増加するように、基準距離又は基準期間を変更する。図12は、第2実施形態に係る基準期間の変更の一例を示す図である。この例では、基準期間は、予め10秒に設定されている。例えば、基地局20の密度がD2より小さい場合、基準期間は、10秒から30秒に変更される。この場合、基準期間が10秒の場合に比べて、位置情報を送信する間隔が大きくなる。
第2実施形態では、移動端末30の周辺にある基地局20の密度が小さい場合には、基準距離又は基準期間が増加し、位置情報の送信間隔が大きくなる。仮に、移動端末30の周辺にある基地局20の密度が小さいときに、位置情報を頻繁に送信すると、移動端末30から1つの基地局20に何度も位置情報が送信され、この基地局20の回線の負荷が増加してしまう。第2実施形態によれば、移動端末30の周辺にある基地局20の密度に応じて位置情報を送信するタイミングが最適化されるため、このような問題を抑制することができる。
3.第3実施形態
以下、図面を参照して本発明の第3実施形態について説明する。第1実施形態では、移動端末30の移動速度に応じて基準距離又は基準期間を変更していたが、第3実施形態では、移動端末30の近くに存在する他の移動端末30の数に応じて基準距離又は基準期間を変更する。以下の説明では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
通信システム1の構成は、基本的には第1実施形態と同じである。ただし、サーバ装置10は、移動端末30を含む所定の第2の範囲内に存在する他の移動端末30の数を計算して、移動端末30に送信する機能を有する。
図13は、第3実施形態に係るサーバ装置10の機能を説明する図である。サーバ装置10は、まず各移動端末30から位置情報を受信する。続いて、サーバ装置10は、受信した位置情報に基づいて、移動端末30から所定の第2の範囲4内に存在する他の移動端末30の数を計算する。この第2の範囲4は、例えば移動端末30を中心とした所定の大きさの範囲である。第2の範囲4の大きさは、例えば1の基地局20のセルの大きさに基づいて予め定められる。そして、サーバ装置10は、計算した他の移動端末30の数を移動端末30に送信する。
図13に示す例では、移動端末30Aを中心とした第2の範囲4内に6台の移動端末30B〜30Gが存在する。したがって、サーバ装置10は、他の移動端末30の数として「6」を計算し、計算した数を移動端末30Aに送信する。
移動端末30の構成は、基本的には第1実施形態と同じである。ただし、第2の取得部314は、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末30の数を取得する。変更部315は、第2の取得部314により取得された数に応じて、基準距離又は基準期間を変更する。
図14は、第3実施形態に係る変更処理を示すフローチャートである。この変更処理は、第1実施形態と同様に、図4に示す位置情報の送信処理の前に行われてもよいし、この送信処理と並行して行われてもよい。あるいは、変更処理は、位置情報の送信処理とは無関係に、所定のタイミングで行われてもよい。
ステップS401において、第2の取得部314は、サーバ装置10から他の移動端末30の数を取得する。具体的には、第2の取得部314は、移動端末30の現在位置を中心とした第2の範囲内に存在する他の移動端末30の数を取得するための要求を通信部33からサーバ装置10へと送信させる。この要求には、測位部37により測定された現在位置を表す位置情報が含まれる。サーバ装置10は、移動端末30から受信した要求に応じて、移動端末30の現在位置を中心とした第2の範囲内に存在する他の移動端末30の数を計算し、計算した他の移動端末30の数を移動端末30に送信する。第2の取得部314は、通信部33によりサーバ装置10から受信した他の移動端末30の数を取得する。
ステップS402において、変更部315は、第2の取得部314により取得された他の移動端末30の数が第3の閾値より大きいか否かを判定する。他の移動端末30の数が第3の閾値以下である場合(ステップS402:NO)、変更処理はステップS403の処理をスキップして終了する。一方、他の移動端末30の数が第3の閾値より大きい場合(ステップS402:YES)、変更処理はステップS403に進む。
ステップS403において、変更部315は、基準距離又は基準期間が増加するように、基準距離又は基準期間を変更する。図15は、第3実施形態に係る基準期間の変更の一例を示す図である。この例では、基準期間は、予め10秒に設定されている。例えば他の移動端末30の数がN2より大きい場合、基準期間は、10秒から30秒に変更される。この場合、基準期間が10秒の場合に比べて、位置情報を送信する間隔が大きくなる。
第3実施形態では、移動端末30の近くに存在する他の移動端末30の数が大きい場合には、基準距離又は基準期間が増え、位置情報の送信間隔が大きくなる。仮に、移動端末30の近くに存在する他の移動端末30の数が大きいときに、位置情報を頻繁に送信すると、多数の移動端末30から1つの基地局20に多くの位置情報が送信され、この基地局20の回線の負荷が増えてしまう。第3実施形態によれば、移動端末30の近くに存在する他の移動端末30の数に応じて位置情報を送信するタイミングが最適化されるため、このような問題を抑制することができる。
4.第4実施形態
以下、図面を参照して本発明の第4実施形態について説明する。第1実施形態では、移動端末30の移動速度に応じて基準距離又は基準期間を変更していたが、第4実施形態では、サーバ装置10との通信において通信部33が使用する通信方式に応じて基準距離又は基準期間を変更する。以下の説明では、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
通信システム1の構成及び移動端末30の構成は、基本的には第1実施形態と同じである。ただし、変更部315は、サーバ装置10との通信において通信部33が使用する通信方式に応じて、基準距離又は基準期間を変更する。
図16は、第4実施形態に係る変更処理を示すフローチャートである。この変更処理は、第1実施形態と同様に、図4に示す位置情報の送信処理の前に行われてもよいし、この送信処理と並行して行われてもよい。あるいは、変更処理は、位置情報の送信処理とは無関係に、所定のタイミングで行われてもよい。
ステップS501において、変更部315は、通信部33が使用する通信方式が第2の通信方式であるか否かを判定する。具体的には、通信部33が第1の通信方式に対応する基地局20に接続している場合には、通信部33が第1の通信方式を使用すると判定される。一方、通信部33が第2の通信方式に対応する基地局20に接続している場合には、通信部33が第2の通信方式を使用すると判定される。通信部33が第1の通信方式を使用する場合(ステップS501:NO)、変更処理はステップS502の処理をスキップして終了する。一方、通信部33が第2の通信方式を使用する場合(ステップS501:YES)、変更処理はステップS502に進む。
ステップS502において、変更部315は、基準距離又は基準期間が減少するように、基準距離又は基準期間を変更する。図17は、第4実施形態に係る基準期間の変更の一例を示す図である。この例では、基準期間は、予め30秒に設定されている。例えば、通信部33が第2の通信方式を使用する場合、基準期間は、30秒から10秒に変更される。この場合、基準期間が30秒の場合に比べて、位置情報の送信間隔が小さくなる。
第4実施形態では、サーバ装置10との通信において通信部33が第2の通信方式を使用する場合には、基準距離又は基準期間が減少し、位置情報の送信間隔が小さくなる。これにより、移動端末30の位置を特定する精度を高めることができる。
5.変形例
本発明は、上述した第1実施形態から第4実施形態に限定されない。例えば、第1実施形態から第4実施形態を以下のように変形してもよい。また、以下の変形例を組み合わせてもよい。
上述した第3実施形態において、通信部33が使用する通信方式に応じて、図14に示すステップS402で使用する第3の閾値を変更してもよい。例えば、変更部315は、図16に示すステップS501と同様に、通信部33が使用する通信方式が第2の通信方式であるか否かを判定する。通信部33が第2の通信方式を使用する場合、変更部315は、第3の閾値を増やす。このように、第3の閾値が増加することにより、基準距離又は基準期間が変更されにくくなるため、位置情報の送信間隔の拡大が抑制される。
上述した第3実施形態では、サーバ装置10が他の移動端末30の数を算出していたが、移動端末30が所定の第2の範囲内に存在する他の移動端末30と直接通信を行うことにより、他の移動端末30の数を算出してもよい。この場合、移動端末30は、例えば近距離無線通信を行う第2の通信部を備え、他の移動端末30と通信を行うことにより、所定の第2の範囲内に存在する他の移動端末30を検出する。本変形例では、近距離無線通信の通信エリアが第2の範囲として用いられる。続いて、移動端末30は、検出した他の移動端末30の数を計算する。このような方法であっても、移動端末30の近くに存在する他の移動端末30の数を計算することができる。
上述した第2実施形態では、地図情報361に基づいて基地局20の密度を算出していたが、基地局20の密度の算出の仕方は、この方法に限定されない。例えば、算出部316は、通信部33が基地局20から受信した電波に基づいて基地局20の数を計算し、計算した基地局20の数と電波を受信可能な範囲の面積とを用いて、基地局20の密度を算出してもよい。このような方法であっても、基地局20の密度を算出することができる。
上述した第2実施形態では、移動端末30が基地局20の密度を算出していたが、サーバ装置10が基地局20の密度を算出し、算出した密度を移動端末30に送信してもよい。この場合、サーバ装置10には、地図情報361が記憶される。サーバ装置10は、図11に示すステップS301と同様に、この地図情報361に基づいて、移動端末30を含む所定の第1の範囲内に設置された基地局20の密度を算出する。なお、移動端末30の位置は、移動端末30から受信した位置情報に基づいて特定される。本変形例によれば、移動端末30が基地局20の密度を算出しなくてもよいため、移動端末30の処理負荷が軽減される。
上述した第1実施形態では、移動端末30が移動速度を測定していたが、移動端末30は移動速度の測定を行わず、他の装置により測定された移動速度を用いてもよい。例えば、車両3の速度計により測定される走行速度を、移動端末30の移動速度として用いてもよい。この場合、第2の取得部314は、速度計と通信を行うことにより、速度計により測定された走行速度を取得する。本変形例によれば、移動端末30が移動速度を測定する機能を有していなくてもよい。
上述した第1実施形態では、基準距離及び基準期間を予め小さい値に設定しておき、移動端末30の移動速度が第1の閾値より小さいときに基準距離又は基準期間を増やしていた。しかし、反対に、基準距離及び基準期間を予め大きい値に設定しておき、移動速度が第1の閾値以上であるときに基準距離又は基準期間を減らしてもよい。同様に、第2実施形態において、基準距離及び基準期間を予め大きい値に設定しておき、基地局20の密度が第2の閾値以上であるときに基準距離又は基準期間を減らしてもよい。第3実施形態において、基準距離及び基準期間を予め大きい値に設定しておき、他の移動端末30の数が第3の閾値以下のときに基準距離又は基準期間を減らしてもよい。第4実施形態において、基準距離及び基準期間を予め小さい値に設定しておき、通信部33が第1の通信方式を使用するときに基準距離又は基準期間を増やしてもよい。
上述した第1実施形態では、予め基準距離及び基準期間が設定されていたが、移動速度に応じて基準距離又は基準期間を設定してもよい。この場合、移動速度が第1の閾値より小さいときは、移動速度が第1の閾値以上であるときより大きい基準距離又は基準期間が設定される。同様に、第2実施形態において、基地局20の密度が第2の閾値より小さいときは、基地局20の密度が第2の閾値以上であるときより大きい基準距離又は基準期間が設定されてもよい。第3実施形態において、他の移動端末30の数が第3の閾値より大きいときは、他の移動端末30の数が第3の閾値以下のときより大きい基準距離又は基準期間が設定されてもよい。第4実施形態において、通信部33が第2の通信方式を使用するときは、第1の通信方式を使用するときより小さい基準距離又は基準期間が設定されてもよい。
上述した第1実施形態から第4実施形態では、GPSを利用して移動端末30の現在位置を測定していたが、他の方法により移動端末30の現在位置を測定してもよい。例えば、サーバ装置10が、移動端末30が基地局20から受信する電波の強弱に応じて、移動端末30の現在位置を測定してもよい。この場合、サーバ装置10は、測定した現在位置を表す位置情報を移動端末30に送信する。移動端末30の第1の取得部310は、通信部33によりサーバ装置10から受信した位置情報を取得する。本変形例によれば、GPSを利用できない場合であっても、移動端末30の位置情報をサーバ装置10に送信することができる。
基準距離及び基準期間は、第1実施形態から第4実施形態で説明した例に限定されず、どのような値が用いられてもよい。また、第1実施形態において、移動速度が小さくなるほど、基準距離又は基準期間の増加の程度が大きくなるように、基準距離又は基準期間を変更してもよい。同様に、第2実施形態において、基地局20の密度が小さくなるほど、基準距離又は基準期間の増加の程度が大きくなるように、基準距離又は基準期間を変更してもよい。第3実施形態において、他の移動端末30の数が大きくなるほど、基準距離又は基準期間の増加の程度が大きくなるように、基準距離又は基準期間を変更してもよい。
上述した第1実施形態から第4実施形態の少なくとも2を組み合わせてもよい。また、上述した第1実施形態から第4実施形態では、基準距離又は基準期間のいずれかが変更されていたが、基準距離と基準期間の両方が変更されてもよい。すなわち、変更部315は、移動端末30の移動速度、移動端末30を含む第1の範囲内に設置された基地局20の密度、移動端末30を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末30の数、及びサーバ装置10との通信において通信部33が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、基準距離又は基準期間の少なくともいずれかを変更すればよい。
上述した第1実施形態から第4実施形態では、図3及び図10に示す機能は、いずれもソフトウェアにより実現されていたが、これらの機能の少なくとも一部がハードウェアにより実現されてもよい。例えば、計時部312がハードウェアタイマにより実現されてもよい。
移動端末30は、携帯電話やスマートフォンに限定されず、どのような端末であってもよい。例えば、移動端末30は、タブレット型コンピュータやノート型パーソナルコンピュータであってもよい。
移動端末30のプロセッサ31により実行されるプログラムは、インターネットなどの通信回線を介してダウンロードされてもよい。また、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどの、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供されてもよい。
1:通信システム、10:サーバ装置、20:基地局、30:移動端末、31:プロセッサ、32:メインメモリ、33:通信部、34:入力部、35:表示部、36:記憶部、37:測位部、38:加速度センサ、310:第1の取得部、311:測定部、312:計時部、313:送信制御部、314:第2の取得部、315:変更部、316:算出部

Claims (8)

  1. サーバ装置と通信を行う通信部と、
    自端末の移動距離を測定する測定部と、
    自端末の位置を表す位置情報を取得する第1の取得部と、
    前記位置情報の送信時点から経過した時間を計測する計時部と、
    前記測定部が基準距離移動したことを測定するごとに、前記計時部にて計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、前記長さが前記基準期間以上である場合、前記第1の取得部により取得された前記位置情報を前記通信部から前記サーバ装置に送信する送信制御部と、
    自端末の移動速度、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局の密度、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末の数、及び前記サーバ装置との通信において前記通信部が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、前記基準距離および前記基準期間の少なくともいずれかを変更する変更部と
    を備える移動端末。
  2. 前記移動速度を取得する第2の取得部を備え、
    前記変更部は、前記第2の取得部により取得された前記移動速度が第1の閾値より小さい場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを増やす
    請求項1に記載の移動端末。
  3. 前記密度を取得する第2の取得部を備え、
    前記変更部は、前記第2の取得部により取得された前記密度が第2の閾値より小さい場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを増やす
    請求項1又は2に記載の移動端末。
  4. 前記他の移動端末の数を取得する第2の取得部を備え、
    前記変更部は、前記第2の取得部により取得された前記他の移動端末の数が第3の閾値より大きい場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを増やす
    請求項1から3のいずれか1項に記載の移動端末。
  5. 前記通信部は、第1の通信方式と、前記第1の通信方式より通信速度が速い第2の通信方式との両方に対応し、
    前記変更部は、前記サーバ装置との通信において前記通信部が前記第2の通信方式を使用する場合には、前記第3の閾値を増やす
    請求項4に記載の移動端末。
  6. 前記通信部は、第1の通信方式と、前記第1の通信方式より通信速度が速い第2の通信方式との両方に対応し、
    前記変更部は、前記サーバ装置との通信において前記通信部が前記第2の通信方式を使用する場合には、前記基準距離又は前記基準期間の少なくともいずれかを減らす
    請求項1から5のいずれか1項に記載の移動端末。
  7. 自端末の移動距離を測定するステップと、
    自端末の位置を表す位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報の送信時点から経過した時間を計測するステップと、
    基準距離移動したことが測定されるごとに、前記計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、前記長さが前記基準期間以上である場合、前記取得された位置情報を通信部からサーバ装置に送信するステップと、
    自端末の移動速度、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局の密度、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末の数、及び前記サーバ装置との通信において前記通信部が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、前記基準距離および前記基準期間の少なくともいずれかを変更するステップと
    を備える位置情報の送信方法。
  8. コンピュータに、
    自端末の移動距離を測定するステップと、
    自端末の位置を表す位置情報を取得するステップと、
    前記位置情報の送信時点から経過した時間を計測するステップと、
    基準距離移動したことが測定されるごとに、前記計測された時間の長さが基準期間以上であるかを判定し、前記長さが前記基準期間以上である場合、前記取得された位置情報を通信部からサーバ装置に送信するステップと、
    自端末の移動速度、自端末を含む第1の範囲内に設置された基地局の密度、自端末を含む第2の範囲内に存在する他の移動端末の数、及び前記サーバ装置との通信において前記通信部が使用する通信方式の少なくとも1に応じて、前記基準距離および前記基準期間の少なくともいずれかを変更するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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