JP6150216B2 - 電子機器及びプログラム - Google Patents
電子機器及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6150216B2 JP6150216B2 JP2013259872A JP2013259872A JP6150216B2 JP 6150216 B2 JP6150216 B2 JP 6150216B2 JP 2013259872 A JP2013259872 A JP 2013259872A JP 2013259872 A JP2013259872 A JP 2013259872A JP 6150216 B2 JP6150216 B2 JP 6150216B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- specifying
- specified
- ambient
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims description 31
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 61
- 238000000034 method Methods 0.000 description 39
- 230000008569 process Effects 0.000 description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 15
- 230000006870 function Effects 0.000 description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 6
- 230000033764 rhythmic process Effects 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000005401 electroluminescence Methods 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
ところで、同じ音量レベル(音圧)であっても高い音の場合や低い音の場合(周波数:音高)があるが、周囲が高い音のときに低い音で印字動作を行ったり、逆に、周囲が低い音のときに高い音で印字動作を行ったりすると、耳障りで不快感を与えてしまうことがある。更に、高い音が多いが周囲が静かな環境であれば、低速の印字モードが選択されるが、高い音が多い環境では低速動作による低音の発生よりも、むしろ高い音を発生する高速印字で動作した方が良い場合がある。このことは音高に限らず、音色、リズムであっても同様である。他方、注意喚起のために意図的に識別音を発生する技術(特許文献3)においても同様で、周囲が騒がしいために大音量で着信音を発生するよりも、電車や建物のように周囲に迷惑をかけない範囲内で注意喚起力を高めた方が良い場合がある。
動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
各種の動作モードの中から所定の動作モードを指定するモード指定手段と、
を備え、
前記第2の特定手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードに対応する動作音特性を、各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段から読み出すことによって動作音特性を特定する、
ことを特徴とする電子機器である。
また、上述した課題を解決するために本発明の電子機器は、
動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
を備え、
前記第2の特定手段は、各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段から前記各種の動作モードに対応する動作音特性を順次読み出すことによって各動作モードの動作音特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から順次読み出された各動作モードの動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、最も類似性の高い又は最も類似性の低い動作音特性の動作モードを選択してその動作モードに設定する、
ことを特徴とする電子機器である。
また、上述した課題を解決するために本発明の電子機器は、
動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
を備え、
前記比較手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記比較手段による比較結果に基づいて動作中の動作状態を制御する、
ことを特徴とする電子機器である。
(第1実施形態)
先ず、図1〜図7を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、電子機器としてプリンタ装置に適用した場合を例示したもので、図1は、このプリンタ装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
プリンタ装置は、印字ヘッドのノズルから噴射されたインクを用紙上に付着させて印字を行う据え置き型のインクジェットプリンタである。このプリンタ装置の中核となるCPU1は、電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこのプリンタ装置の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。なお、プリンタ装置としては、インクジェットプリンタに限らず、サーマルプリンタ、レーザプリンタなどであってもよく、また、据え置き型のプリンタに限らず、携帯端末装置に備えられた内蔵型プリンタや携帯型のプリンタなどであってもよい。
動作音テーブル3cは、周囲音に応じて動作音を制御するために使用されるテーブルで、各種の動作モードに対応してその動作音の特性データを記憶するものである。動作音テーブル3cは、「動作モード」、「動作音の特性データ(レベル、周波数、波形)」の項目を有し、図示の例では、「動作モード」として“第1動作モード”〜“第5動作モード”が記憶されている。
図3(1)は、“高速印字モード”時における動作音の周波数データ(特性データ)を説明するための図である。図中、左側は、“高速印字モード”時において横軸を時間、縦軸を音圧(dB)とした場合の動作音の波形信号を示し、また、右側は、この波形信号をFFT分析して得られる周波数データA1を示し、横軸を周波数(Hz)、縦軸をレベルとした場合である。この場合、“高速印字モード”時での周波数データA1は、図示の例のように、低周波数領域のレベルが低く、高周波数領域のレベルが特に高いデータとなっている。
先ず、CPU1は、処理メニュー画面を表示させた状態においてユーザ操作で印字処理を指示するメニュー項目が選択されたかを調べ(ステップA1)、その他の処理メニュー項目が選択されたときには(ステップA1でNO)、その選択項目に対応する処理を行う(ステップA2)。例えば、周囲音に応じて動作音を制御する処理を印字開始前から実行すべきことがユーザ操作により指示されたときには、その旨を示すために印字前フラグをオンする処理を行う。その後、ステップA1に戻る。
先ず、CPU1は、集音部7及びFFT分析部8が停止していれば、それらを起動して周囲音を集音する動作を開始すると共に(ステップB1)、この集音した周囲音がFFT分析部8に与えられて分析されると、その分析結果(周囲音のデータ)を取得して(ステップB2)、ワークメモリ3bに一時記憶(蓄積)させる処理(ステップB3)を行った後、このワークメモリ3bに周囲音のデータが所定時間(例えば、1秒)分蓄積されたかを調べる(ステップB4)。
図6(1)は、騒音時の周囲音を示し、図中、左側は、横軸を時間、縦軸を音圧(dB)とした場合の周囲音の波形信号を示し、また、右側は、この波形信号をFFT分析して得られる周波数データB1を示し、横軸を周波数(Hz)、縦軸をレベルとした場合である。この場合、騒音時の周波数データB1は、図示の例のように低周波数領域のレベルが低く、高周波数領域のレベルが特に高いデータとなっている。図6(2)は、図3(1)で示した“高速印字モード”時の周波数データA1である。図6(3)は、“高速印字モード”時の周波数データA1と騒音時の周波数データB1とを重ね合わせた状態を示した図である。この場合、両データA1、B1の相関係数は“1”に近く、最も類似性が高く、両者が似ているので、騒音と似ている動作音を発生する高速印字を実行したとしてもその動作音が際立つことはなく、周囲環境に馴染む音であると判断される。
図7(1)は、通常時の周囲音を示している。なお、通常時とは騒音時、静穏時以外の状態、つまり、騒音と静穏の間の状態を示している。図中、左側は、横軸を時間、縦軸を音圧(dB)とした場合の周囲音の波形信号を示し、また、右側は、この波形信号をFFT分析して得られる周波数データB2を示し、横軸を周波数(Hz)、縦軸をレベルとした場合である。この場合、騒音時の周波数データB2は、図示の例のように低周波数領域のレベルが低く、中周波数領域及び高周波数領域のレベルがやや高いデータとなっている。図7(2)は、静穏時の周囲音を示し、図中、左側は、横軸を時間、縦軸を音圧(dB)とした場合の周囲音の波形信号を示し、また、右側は、この波形信号をFFT分析して得られる周波数データB3を示し、横軸を周波数(Hz)、縦軸をレベルとした場合である。この場合、騒音時の周波数データB3は、図示の例のように低周波数領域から高周波数領域までのレベルが低いデータとなっている。
以下、この発明の第2実施形態について図8〜図11を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、周囲音に応じて動作音を制御する電子機器(プリンタ装置)に適用した場合を例示したが、この第2実施形態においては、周囲音に応じて識別音(着信音やアラーム音)を制御する電子機器(携帯端末装置)に適用した場合である。すなわち、第2実施形態は、出力音として動作音(無駄な音)とは逆の識別音(必要な音)を制御する場合である。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
携帯端末装置(スマートフォン)は、通信機能としての通話機能・インターネット接続機能(Webアクセス機能)・電子メール機能のほか、現在日時を計時する時計機能、予め設定されているアラーム日時に到達した際にアラーム報知を行うアラーム機能などを備え、最寄りの基地局(図示省略)を介して他の携帯電話機(図示省略)に接続されると、この他の携帯電話機との間で通話可能な状態となり、また、無線通信網を介してインターネット(図示省略)に接続されると、電子メールの送受信が可能となったり、Webページを閲覧可能となったりする。
識別音テーブル13cは、周囲音に応じて識別音(着信音又はアラーム音)を制御する際に使用されるテーブルで、識別音毎にその特性データ(レベル、周波数、波形)と識別音を対応付けて記憶する構成となっている。この場合、識別音(着信音又はアラーム音)として図示の例では、“第1の識別音〜第5の識別音”が記憶されているが、その数は任意である。
先ず、携帯端末装置のCPU11は、無線通信部16の着信時(電話着信や電子メール受信時)であるかを調べたり(ステップC1)、周囲音を集音するタイミング(例えば、1秒間隔)に到達したかを調べたり(ステップC2)、アラーム日時に到達したかを調べたりする(ステップC3)。
先ず、CPU11は、このワークメモリ13b内に更新記憶されている周囲音の特性データ、つまり、前回の集音タイミングで特定した最新の特性データを取得し(ステップD1)、この周囲音の特性データと識別音テーブル13c内の識別音特性データとを比較して(ステップD2)、第1の識別音〜第5の識別音の中から最も類似性の低い特性の識別音を選択する(ステップD3)。そして、この選択した識別音は、予め出力対象として設定されている識別音と一致しないかを調べ(ステップD4)、一致していれば(ステップD4でNO)、図11のフローから抜けるが、一致していなければ(ステップD4でYES)、選択した識別音を出力対象として設定する処理(ステップD5)を行った後、図11のフローから抜ける。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、
前記第1の特定手段は、周囲音を集音して周波数分析を行うことにより少なくともその周波数のレベル、周波数、波形のいずれかを周囲音特性として特定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、
前記第1の特定手段は、集音した所定時間分の周囲音から導き出される周期性を周囲音特性として特定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器において、
各種の動作モードの中から所定の動作モードを指定するモード指定手段と、
各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段と、
を更に備え、
前記第2の特定手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードに対応する動作音特性を前記特性記憶手段から読み出すことによって動作音特性を特定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電子機器において、
前記比較手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードによる動作の開始に先だって、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から読み出された動作音特性を比較する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項4又は請求項5に記載の電子機器において、
前記比較手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードによる動作の開始に先だって、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から読み出された動作音特性とを比較して両者の類似性を判定し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、両者が類似していなければ、動作音特性が周囲音特性に類似している動作モードに切り替える、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項請求項4に記載の電子機器において、
前記第1の特定手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードによる動作が開始された際に、周囲音を集音してその特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特性された動作音特性を比較する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器において、
各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段を更に備え、
前記第2の特定手段は、前記各種の動作モードに対応する動作音特性を前記特性記憶手段から順次読み出すことによって各動作モードの動作音特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から順次読み出された各動作モードの動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、最も類似性の高い動作音特性の動作モードを選択してその動作モードに設定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器において、
各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段を更に備え、
前記第2の特定手段は、前記各種の動作モードに対応する動作音特性を前記特性記憶手段から順次読み出すことによって各動作モードでの動作音特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音の特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から順次読み出された各動作モードの動作音特性とを比較し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、最も類似性の低い動作音特性の動作モードを選択してその動作モードに設定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器において、
前記比較手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記比較手段による比較結果に基づいて動作中の動作状態を制御する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、
複数種の識別音を選択的に出力可能な電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する特定手段と、
前記複数種の識別音に対応してその特性を記憶する特性記憶手段と、
前記特定手段によって特定された周囲音特性と前記特性記憶手段に記憶されている各識別音特性とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて周囲音特性とは類似性の低い特性の識別音を選択して出力する識別音制御手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の電子機器において、
前記比較手段は、前記識別音を出力する際に前記特定手段によって特定された周囲音特性と前記特性記憶手段に記憶されている各識別音特性とを比較する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項11に記載の電子機器において、
前記特定手段は、集音タイミング毎に周囲音を集音してその特性を特定すると共に、前回の集音タイミングで特定した周囲音特性を今回の集音タイミングで特定した周囲音特性に更新する動作を繰り返し、
前記比較手段は、前記識別音を出力する際に前記特定手段によって更新された最新の周囲音特性と前記特性記憶手段に記憶されている各識別音特性とを比較する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項11〜請求項13のいずれか1項に記載の電子機器において、
前記特定手段は、周囲音を収集して周波数分析を行うことにより少なくともその周波数のレベル、周波数、波形のいずれかを周囲音の特性として特定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項11〜請求項13のいずれか1項に記載の電子機器において、
前記特定手段は、集音した所定時間分の周囲音から導き出される周期性を周囲音の特性として特定する、
ことを特徴とする電子機器である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、
動作中に動作音を発生する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
複数種の識別音を選択的に出力可能な電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
周囲音を集音してその特性を特定する特定手段、
前記複数種の識別音に対応してその特性を記憶する特性記憶手段、
前記特定手段によって特定された周囲音特性と前記特性記憶手段に記憶されている各識別音特性とを比較する比較手段、
前記比較手段による比較結果に基づいて周囲音特性とは類似性の低い特性の識別音を選択して出力する識別音制御手段、
として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラムである。
3、13 記憶部
3a、13a プログラムメモリ
3c 動作音テーブル
6 プリンタ機構部
7 集音部
8 FFT分析部
13c 識別音テーブル
18 報知部
18a サウンドスピーカ
19 集音部
20 FFT分析部
Claims (13)
- 動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
各種の動作モードの中から所定の動作モードを指定するモード指定手段と、
を備え、
前記第2の特定手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードに対応する動作音特性を、各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段から読み出すことによって動作音特性を特定する、
ことを特徴とする電子機器。 - 動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
を備え、
前記第2の特定手段は、各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段から前記各種の動作モードに対応する動作音特性を順次読み出すことによって各動作モードの動作音特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から順次読み出された各動作モードの動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、最も類似性の高い又は最も類似性の低い動作音特性の動作モードを選択してその動作モードに設定する、
ことを特徴とする電子機器。 - 動作中に動作音を発生する電子機器であって、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段と、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段と、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段と、
を備え、
前記比較手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記比較手段による比較結果に基づいて動作中の動作状態を制御する、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記比較手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードによる動作の開始に先だって、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から読み出された動作音特性を比較する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記比較手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードによる動作の開始に先だって、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から読み出された動作音特性とを比較して両者の類似性を判定し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、両者が類似していなければ、動作音特性が周囲音特性に類似している動作モードに切り替える、
ことを特徴とする請求項1又は請求項4に記載の電子機器。 - 前記第1の特定手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードによる動作が開始された際に、周囲音を集音してその特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特性された動作音特性を比較する、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記第1の特定手段は、周囲音を集音して周波数分析を行うことにより少なくともその周波数のレベル、周波数、波形のいずれかを周囲音特性として特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記第1の特定手段は、集音した所定時間分の周囲音から導き出される周期性を周囲音特性として特定する、
ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 所定の動作中に動作音が発生する電子機器であって、
周囲音を集音して前記周囲音の特性を特定する第1の特定手段と、
前記所定の動作を開始させるのに先立って、前記第1の特定手段により特定された前記周囲音の特性に類似した動作音で動作する動作モードに設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された動作モードで前記所定の動作を実行させる制御手段と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 前記動作モードは、予め登録されている複数の動作モードの中から選択し該選択した動作モードであることを特徴とする、
請求項9に記載の電子機器。 - 動作中に動作音を発生する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段、
各種の動作モードの中から所定の動作モードを指定するモード指定手段、
として機能させ、
前記第2の特定手段は、前記モード指定手段によって指定された動作モードに対応する動作音特性を、各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段から読み出すことによって動作音特性を特定するコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 動作中に動作音を発生する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段、
として機能させ、
前記第2の特定手段は、各種の動作モードに対応してその動作音特性を記憶する特性記憶手段から前記各種の動作モードに対応する動作音特性を順次読み出すことによって各動作モードの動作音特性を特定し、
前記比較手段は、前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって前記特性記憶手段から順次読み出された各動作モードの動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、前記比較手段による比較の結果、最も類似性の高い又は最も類似性の低い動作音特性の動作モードを選択してその動作モードに設定するコンピュータ読み取り可能なプログラム。 - 動作中に動作音を発生する電子機器のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータを、
周囲音を集音してその特性を特定する第1の特定手段、
前記動作音の特性を特定する第2の特定手段、
前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較する比較手段、
前記比較手段による比較結果に基づいて動作状態を制御する動作制御手段、
として機能させ、
前記比較手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記第1の特定手段によって特定された周囲音特性と前記第2の特定手段によって特定された動作音特性を比較し、
前記動作制御手段は、動作音を発生する動作の実行中に前記比較手段による比較結果に基づいて動作中の動作状態を制御するコンピュータ読み取り可能なプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013259872A JP6150216B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 電子機器及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013259872A JP6150216B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 電子機器及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015119246A JP2015119246A (ja) | 2015-06-25 |
JP6150216B2 true JP6150216B2 (ja) | 2017-06-21 |
Family
ID=53531639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013259872A Active JP6150216B2 (ja) | 2013-12-17 | 2013-12-17 | 電子機器及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6150216B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6669118B2 (ja) | 2017-03-29 | 2020-03-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成システム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009139628A (ja) * | 2007-12-06 | 2009-06-25 | Kyocera Mita Corp | 報知装置及び画像形成装置 |
JP2011103527A (ja) * | 2009-11-10 | 2011-05-26 | Sharp Corp | コントロール装置 |
JP5577732B2 (ja) * | 2010-02-17 | 2014-08-27 | ソニー株式会社 | 情報処理装置 |
JP2012063614A (ja) * | 2010-09-16 | 2012-03-29 | Yamaha Corp | マスキング音生成装置 |
WO2012066672A1 (ja) * | 2010-11-19 | 2012-05-24 | パイオニア株式会社 | 車両想起音発生装置及び車両想起音発生方法 |
-
2013
- 2013-12-17 JP JP2013259872A patent/JP6150216B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015119246A (ja) | 2015-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11475892B2 (en) | Speech control system, speech control method, image processing apparatus, speech control apparatus, and storage medium | |
JP2007249425A (ja) | 接続認証システム、通信装置、画像プリント装置又は画像データ記憶装置、制御プログラム、及び接続認証方法 | |
CN105812567A (zh) | 移动终端控制装置及方法 | |
CN108292509B (zh) | 终端装置、诊断系统、诊断方法以及程序 | |
WO2014041870A1 (ja) | 電子機器、電子機器の制御方法、及び記録媒体 | |
JP6150216B2 (ja) | 電子機器及びプログラム | |
CN106915166B (zh) | 诊断装置、诊断系统和诊断方法 | |
WO2019163283A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム | |
CN103167127A (zh) | 基于距离传感器和手势操作实现手机来电静音的系统及方法 | |
KR100629838B1 (ko) | 정보 처리 장치, 정보 처리 장치의 제어 방법, 제어프로그램을 기록한 기록매체, 정보 처리 장치의 제조 방법 | |
JP2005332118A (ja) | 携帯端末及び携帯端末の情報入力方法 | |
JP2005198309A (ja) | 携帯端末機のメモリ表示装置及び方法 | |
CN104052872B (zh) | 具有铃声辨识功能的电子装置及铃声辨识方法 | |
US20160133243A1 (en) | Musical performance system, musical performance method and musical performance program | |
JP6515661B2 (ja) | 通信プログラム | |
CN112291404A (zh) | 手持式电子设备及其控制方法 | |
JP5353659B2 (ja) | 携帯端末装置及び着信応答方法 | |
JP5077178B2 (ja) | 通信装置および通信システム | |
JP6152778B2 (ja) | 画像処理装置、サーバ装置、及びプログラム | |
JP2013007879A (ja) | 車載電子装置 | |
JP5472992B2 (ja) | 端末装置及びプログラム | |
JP2004146934A (ja) | 携帯電話機、その制御方法、及びコンピュータプログラム | |
JP4341366B2 (ja) | 通信端末装置及びファイル再生プログラム | |
KR100724427B1 (ko) | 이동단말기의 키 눌림 알림 방법 | |
JP2005323130A (ja) | 携帯電話機およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160630 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170501 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6150216 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170514 |