JP2013007879A - 車載電子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子メール等のテキストデータの発信者の特定および受信内容の認識を容易にした車載電子装置を提供することを目的とする。
【解決手段】車載電子装置は、携帯電話端末20から受信した発信者の音声信号を解析して該発信者の声質データを生成する音声解析部14と、音声解析部14で生成した声質データを記憶する記憶部16と、携帯電話端末20から受信したテキストデータの発信者に対応した声質データを記憶部16から読み出し、読み出した声質データに基づいて受信したテキストデータを音声変換する音声変換部12とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】車載電子装置は、携帯電話端末20から受信した発信者の音声信号を解析して該発信者の声質データを生成する音声解析部14と、音声解析部14で生成した声質データを記憶する記憶部16と、携帯電話端末20から受信したテキストデータの発信者に対応した声質データを記憶部16から読み出し、読み出した声質データに基づいて受信したテキストデータを音声変換する音声変換部12とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ハンズフリー通話およびネットワーク通信が行える車載電子装置に関するものである。
従来、車の走行中にハンズフリー接続された携帯電話で受信した電子メール等を表示部に表示し、文字データを音声にて読み上げる車載電子装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
上記従来技術では、受信した電子メールのテキストデータを車載電子装置の音声変換手段にて音声データに基づいて音声出力していた。しかしながら、音声データに基づいて出力された合成音声は人間の聴感として聞こえづらく、また同じ合成音声であるため電子メールの発信者が特定できないという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するものであり、発信者の声質データにて音声出力することで、受信した電子メールの発信者を特定することができる車載電子装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の車載電子装置は、携帯電話端末から受信した発信者の音声信号を解析して該発信者の声質データを生成する音声解析部と、音声解析部で生成した声質データを記憶する記憶部と、携帯電話端末から受信したテキストデータの発信者に対応した声質データを記憶部から読み出し、読み出した声質データに基づいて受信したテキストデータを音声変換する音声変換部とを備える。
また、音声変換部は、受信したテキストデータの発信者に対応した声質データが記憶部に存在しない場合には、記憶部に記憶されている基本声質データにより音声変換する。
本発明の車載電子装置では、走行中の車室内であっても発信者の声質データにて音声出力することで、受信した電子メールの発信者を特定することができる。
以下、本発明の一実施の形態における車載電子装置について図面を参照しながら説明する。図1は本実施の形態における車載電子装置のブロック図を示している。図1において、車載電子装置10には、外部のネットワークと接続して電話や電子メールの送受信を行う携帯電話端末20、ユーザが音声を入力するためのマイク30、音声を出力するスピーカ40、電子メールの情報等各種情報を表示するための液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等で構成される表示装置50が接続されている。
携帯電話端末20は、車載電子装置10とデータ通信することを可能としたUSB_IF22を有し、およそ480MHzでの高速データ通信を行う事ができる。なお、それ以外の高速データ通信でも構わない。
また、携帯電話端末20は、内部に近距離無線装置であるBluetooth(登録商標)のモジュール(BTモジュール)21を有しており、車載電子装置10と無線データ通信することで、ユーザは携帯電話端末20を直接操作せずに車載電子装置10にてハンズフリー通話をすることができる。
車室内に設置されたマイク30には、電話通話時にユーザが発声した音声が入力され、車載電子装置10を通じて携帯電話端末20へ出力されてハンズフリー電話通話が行われる。
次に、車載電子装置10の内部構成について詳細に説明する。車載電子装置10は、CPU、RAM、フラッシュROM、専用回路、ハードディスク等を有する回路基板で構成される。車載電子装置10は、携帯電話端末20と近距離無線をするためのBluetooth(登録商標)のモジュール(BTモジュール)11、音声変換部12、制御部13、音声解析部14、表示制御部15、記憶部16を備える。
記憶部16は、フラッシュROM、RAM、ハードディスクなどで構成され、車載電子装置10の電源がONからOFFとされた場合にも、記憶した情報は保持される。音声変換部12、制御部13、音声解析部14、表示制御部15は、専用回路を用いてハードウェア的に構成してもよいし、CPU内のプログラムとしてソフトウェア的に構成してもよい。
BTモジュール11は制御部13と接続されており、BTモジュール11に音声信号が入力された場合は、制御部13により電話通話モードと判断され、携帯電話端末20から入力された音声が車室内に設置されたスピーカ40へ出力される。
また、BTモジュール11は、制御部13により電話通話モードと判断された場合は、制御部13の指示により、携帯電話端末20から入力される通話相手の声質を解析する為に音声解析部14へ通話音声を出力する。
BTモジュール11は、車室内に設置されたマイク30と接続されており、マイク30に入力されたユーザの音声は、BTモジュール11に入力される。制御部13の電話通話モードの指示に従って、BTモジュール11は、携帯電話端末20に音声データとして転送することでハンズフリー通話を実施している。
制御部13は、携帯電話端末20が有するUSB_IF22と接続されており、電子メールやテキストデータなどの文字データを受信する為に必要なデータ通信を実施している。USB_IF22による文字データを受信した場合は、制御部13はテキストモードと判断する。
また、制御部13は表示制御部15とも接続されており、テキストモード時に受信した文字データを表示制御部15に転送する。表示制御部15は、表示装置50と接続されており、制御部13より出力された文字データを受信して表示装置50へ転送する。
制御部13は、音声変換部12とも接続され、受信したテキストデータを音声出力するよう制御する。また、制御部13が受信したテキストデータの発信者情報も、音声変換部12へ出力される。
音声解析部14は、制御部13により電話通話モードと判断された場合は、BTモジュール11により出力された音声および制御部13より出力される発信者情報を取得する。音声解析部14にて複数回の通話時の音声データを解析することで、発信者(通話相手)の声をパターン形成化し、記憶部16に発信者情報と共に声質データとして保存する。
音声変換部12は、制御部13によりテキストモードと判断された場合は、発信者の過去の電話通話時に解析済みの声質データを記憶部16から読み出し、制御部13より出力されたテキストデータを声質データに基づいて音声変換して、スピーカ40へ出力する。
記憶部16は、電話通話時には音声解析部14が解析した発信者の声質データが、発信者に対応付けて記憶されている。また、過去に電話通話履歴のない発信者から受信したテキストデータを音声変換するために使用する、標準の声質データである基本声質データも記憶されている。
以上のように構成された車載電子装置について、図2を用いてその処理動作を説明する。図2は、車載電子装置の処理の流れを説明するためのフローチャートを示している。
図2において、ステップS01で携帯電話端末20にて着信があると、携帯電話端末20側のBTモジュール21から車載電子装置10側のBTモジュール11へ無線通信を行う。また、携帯電話端末20からの電子メール等のテキストデータの受信通知がある場合は、USB_IF22からそれらのデータを受信する。
次に、ステップS02では制御部13は、ステップS01の携帯電話端末20からの着信が電話通知であるか電子メール等のテキストデータの受信通知なのかを判断する。ステップS02において、制御部13は、携帯電話端末20からの着信が電話通知であると判断した場合は、ステップS09に処理を移す。また、ステップS02において、携帯電話端末20からテキストデータの受信通知であると判断した場合は、ステップS03に処理を移す。
ステップS03では、制御部13は、電子メール等のテキストデータの受信が誰からのものであるのかを特定するために発信者情報を取得する。取得方法としては、受信したメールアドレス等に基づき、携帯電話端末20に保存されているアドレス帳データを参照することで発信者を特定することができる。図3は、アドレス帳データの一例を示す図で、氏名、電話番号、メールアドレスが記憶されている。制御部13は、携帯電話端末20が受信したメールアドレスから特定した発信者の氏名等の発信者情報をBTモジュール11を介して取得できる。
次に、ステップS04では、音声変換部12は、制御部13から発信者情報を取得し、発信者の声質データが記憶部16に登録済みか否かを判断する。登録済の場合(ステップS04でYES)の場合、ステップS05に処理を移し、登録されていない場合(ステップS04でNo)ステップS06に処理を移す。
ステップS05では、音声変換部12は発信者情報を元に記憶部16より登録済みの発信者の声質データを音声変換用の音声として選択して、ステップS07に進む。ステップS06では、発信者の声質データが登録されていないので、音声変換部12は記憶部16に登録されている基本声質データを音声変換用の音声として選択して、ステップS07に進む。
次に、ステップS07では、音声変換部12は、ステップS05またはステップS06で選択された声質データに基づき、制御部13より受信したテキストデータを音声出力する。そして、ステップS08に処理を移す。
ステップS08では、ユーザ操作による終了要求または所定時間が経過(タイムアウト)したか否かを判断する。ユーザ操作による終了要求または所定時間が経過した場合(ステップS08でYES)には、処理を終了する。ユーザ操作による終了要求もなく、所定時間経過していない場合(ステップS08でNO)には、ステップS01に処理を戻す。
処理の説明をステップS02に戻し、携帯電話端末20からの着信が電話通知であった場合のステップS09では、制御部13は、BTモジュール11を制御してハンズフリー通話が可能な通話音声モードへと切り替える。次に、ステップS10では通話音声モードでの通話時に、誰からの通話であるのかを特定する為に、制御部13は発信者情報を取得する。取得方法としては、ステップS03と同様に携帯電話端末20に保存されているアドレス帳データを参照することで通話相手を特定することができる。
次に、ステップS11では、音声解析部14はBTモジュール11により出力された音声および制御部13より出力される発信者情報を取得し、発信者の通話音声の要素である、声量・音程・音色を複数回にわたって解析し、発信者の声をパターン化する。
そして、ステップS12では、音声解析部14は解析した発信者のパターン化した声質データを発信者情報と共に記憶部16に保存する。なお、抽象化した幾つかの声質データを予め記憶部16に記憶しておき、音声解析部14は解析結果に基づいて、最も近い声質データを選択し、発信者の声質データとして保存することも可能とする。
ステップS12終了後は、ステップ08に処理を進める。
以上のように、本発明の実施の形態では、発信者の声質データに基づいてテキストデータを音声出力することで、ユーザは発信者を容易に特定することができるという効果が得られる。
なお、音声変換部12が発信者の声質データに基づいてテキストデータを音声出力する際、特定した発信者の顔写真を携帯電話端末20から入手して、表示制御部15は受信した写真を表示装置50に表示させ、口元を動作させることでバーチャルに発信者がメールを読み上げている様な映像を表示させることもできる。
また、本実施の形態では、車載電子装置10と携帯電話端末20とがハンズフリー通話の近距離無線通信をするためにBluetooth(登録商標)のモジュール(BTモジュール)を用いたが、それに限られることはなく、通信することができればよく、有線であってもよい。
さらに、図2のステップS03、ステップS10において発信者情報を取得するためのアドレス帳データは携帯電話端末20に保存されているものとしたが、車載電子装置10の記憶部16に保存されていてもよい。この場合、制御部13は、ステップS03においては、電子メール等のテキストデータと共に発信者のメールアドレスを取得し、記憶部16のアドレス帳データを参照して、氏名等の発信者情報を取得する。また、ステップ10においては、制御部13は、携帯電話端末20から電話番号を取得し、記憶部16のアドレス帳データを参照して、氏名等の発信者情報を取得することができる。
また、本発明は、上述した実施の形態を実現するソフトウェアのプログラム(実施の形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)が装置に供給され、その装置のコンピュータが、供給されたプログラムを読出して、実行することによっても達成させる場合を含む。したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現させるためのプログラムも含む。
本発明の車載電子装置は、車両走行中に電子メール等のテキストデータを受信した場合に、発信者の声質で音声出力することで発信者の特定および受信内容を容易に認識することができるため、カーナビゲーション装置、オーディオ装置等の車載電子装置として有用である。
10 車載電子装置
11、21 BTモジュール
12 音声変換部
13 制御部
14 音声解析部
15 表示制御部
16 記憶部
20 携帯電話端末
22 USB_IF
30 マイク
40 スピーカ
50 表示装置
11、21 BTモジュール
12 音声変換部
13 制御部
14 音声解析部
15 表示制御部
16 記憶部
20 携帯電話端末
22 USB_IF
30 マイク
40 スピーカ
50 表示装置
Claims (2)
- 携帯電話端末から受信した発信者の音声信号を解析して該発信者の声質データを生成する音声解析部と、前記音声解析部で生成した声質データを記憶する記憶部と、前記携帯電話端末から受信したテキストデータの発信者に対応した声質データを前記記憶部から読み出し、前記読み出した声質データに基づいて前記受信したテキストデータを音声変換する音声変換部とを備えることを特徴とする車載電子装置。
- 前記音声変換部は、前記受信したテキストデータの発信者に対応した声質データが前記記憶部に存在しない場合には、前記記憶部に記憶されている基本声質データにより音声変換することを特徴とする請求項1に記載の車載電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011140225A JP2013007879A (ja) | 2011-06-24 | 2011-06-24 | 車載電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011140225A JP2013007879A (ja) | 2011-06-24 | 2011-06-24 | 車載電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013007879A true JP2013007879A (ja) | 2013-01-10 |
Family
ID=47675288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011140225A Withdrawn JP2013007879A (ja) | 2011-06-24 | 2011-06-24 | 車載電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2013007879A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015052748A (ja) * | 2013-09-09 | 2015-03-19 | 株式会社日立超エル・エス・アイ・システムズ | 音声データベース生成システム、音声データベース生成方法、及びプログラム |
JP2019213001A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | 学校法人北里研究所 | 補聴器及びプログラム |
-
2011
- 2011-06-24 JP JP2011140225A patent/JP2013007879A/ja not_active Withdrawn
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