JP6150100B2 - トイレ装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。
図1(a)は、本実施形態にかかるトイレ装置を右斜め上方から眺めた模式的斜視図である。図1(b)は、図1に表した領域A1を左斜め上方から眺めた模式的斜視図である。
本願明細書において、「光触媒」とは、光を照射すると、酸化作用および還元作用の少なくともいずれかが促進されるものをいう。その結果、雑菌や細菌や臭気物質などの有機物を分解する分解作用と、表面が水に濡れやすい親水作用と、菌の繁殖を抑制するあるいは菌の活動を停止させる抗菌作用と、を得ることができる。光触媒層813が形成されたボウル部811は、汚物の付着を抑制したり、汚物を分解したり、付着した水垢を容易に除去できるため、便器810の清掃負担を軽減し、きれいな便器810を維持することができる。
なお、本願明細書においては、便座210に座った使用者からみて上方を「上方」とし、便座210に座った使用者からみて下方を「下方」とする。また、便座210に座った使用者からみて前方を「前方」とし、便座210に座った使用者からみて後方を「後方」とする。あるいは、便器810の方向を向いて便器810の前に立った使用者からみて手前側を「前方」とし、便器810の方向を向いて便器810の前に立った使用者からみて奥側を「後方」とする。また、便器810の方向を向いて便器810の前に立った使用者からみて右側を「右側方」とし、便器810の方向を向いて便器810の前に立った使用者からみて左側を「左側方」とする。
さらに、便蓋310および便座210の回転軸がケーシング410の後端に位置する場合でも、便蓋310および便座210が閉じたときの製品高さ(トイレ装置10の高さ)を上げる必要を抑えることができる。そのため、すっきりとしたデザインを提供することができる。また、ケースカバー330が複数の構成部品(本実施形態ではケースカバー本体331および連結カバー部332)を有するため、点検および組み立てが容易となる。
図2(a)は、便蓋310の回転軸の近傍を分解して表した模式的分解図である。図2(b)は、便蓋310の回転軸の近傍を表す模式的組立図である。なお、図2(a)では、便蓋310の回転軸の前方の一部を切断し、また電気配線361を省略している。
図3は、本実施形態のホルダを表す模式的斜視図である。
図3(a)は、ホルダ350が軸受け部411に保持された状態においてケーシング410の外側からみたときのホルダ350を表す模式的斜視図である。図3(b)は、ホルダ350が軸受け部411に保持された状態においてケーシング410の内側からみたときのホルダ350を表す模式的斜視図である。図3(c)は、図3(b)に表した領域A2を拡大した模式的拡大図である。
図5は、便蓋が開いた状態におけるホルダの近傍の構造を説明する模式的斜視図である。
図6は、便蓋が閉じた状態におけるホルダの近傍の構造を説明する模式的断面図である。
一方、図3(a)および図6(a)に表したように、ホルダ350は、第1の凸部357と、第2の凸部358と、を有する。第1の凸部357は、便蓋310が閉じた状態において法線方向が前方へ向いた第1の受け面357aを有する。第2の凸部358は、便蓋310が閉じた状態において法線方向が前方へ向いた第2の受け面358aを有する。
すなわち、ホルダ350は、第1の配線固定部351および第2の配線固定部352において電気配線361を固定しつつ、図4(a)に表した矢印A11の方向へ便蓋310が閉じた状態から約90°〜100°程度回転している。そのため、図5(c)に表したように、便蓋310が開いた状態における第2の配線固定部352と制御部405および電源407との間の距離は、便蓋310が閉じた状態(図4(c)参照)における第2の配線固定部352と制御部405および電源407との間の距離よりも短くなる。
すなわち、ホルダ350は、第1の配線固定部351および第2の配線固定部352において電気配線361を固定しつつ、図5(a)に表した矢印A13の方向へ便蓋310が開いた状態から約90°〜100°程度回転している。そのため、図4(c)に表したように、便蓋310が閉じた状態における第2の配線固定部352と制御部405および電源407との間の距離は、便蓋310が開いた状態(図5(c)参照)における第2の配線固定部352と制御部405および電源407との間の距離よりも長くなる。
図4および図5に関して前述したことは、使用者が手動により便蓋310を開閉させた場合でも同様に生ずる。
これに対して、本実施形態の電気配線361は、便蓋310の回転軸C1の箇所においてホルダ350に固定され、ケーシング410の内部において余長を有する状態で制御部405および電源407に接続されている。そのため、図2に関して前述したように、光源装置500とホルダ350との間の電気配線361の状態は、便蓋310の回転前後において略一定に維持される。そのため、電気配線361が引っ張りや噛み込みなどの外部ストレスを受けることを抑制することができる。これにより、電気配線361の安全を確保することができる。
図7は、図4(b)に表した切断面A−Aにおける模式的断面図に相当する。
まず、図8(a)に表したように、上ケース410aから第1の開口部413a(図4(b)参照)および第2の開口部413b(図6(b)参照)を介して電気配線361を外部へ取り出す。
図10は、本発明の他の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。
図11は、図10に表した領域A3を拡大した模式的拡大図である。
図11(a)は、便蓋の回転軸の近傍を分解して表した模式的分解図である。図11(b)は、便蓋の回転軸の近傍を表す模式的組立図である。
光源装置500は、便蓋320とケースカバー本体341との間に設けられ、便蓋320の裏面323に取り付けられている。あるいは、光源装置500は、便蓋320とケースカバー本体341との間に設けられ、ケースカバー本体341に固定されている。あるいは、光源装置500は、便座220に設けられていてもよい。光源装置500は、便蓋320が閉じた状態において、ケースカバー本体341に設けられた開口部341aを通して便器820のボウル部821の表面に対して紫外線を照射することができる。
便蓋320の回転軸C1の近傍には、ホルダ370と、ヒンジピン363と、が設けられている。ホルダ370は、光源装置500と、制御部405および電源407の少なくともいずれかと、を接続する電気配線361を固定あるいは保持する。ヒンジピン363の他端部363bは、便蓋320に係合されている。
図13は、本実施形態のホルダを表す模式的斜視図である。
図13(a)は、ホルダ370が軸受け部421に保持された状態においてケーシング420の外側からみたときのホルダ370を表す模式的斜視図である。図13(b)は、ホルダ370が軸受け部421に保持された状態においてケーシング420の内側からみたときのホルダ370を表す模式的斜視図である。
図15は、便蓋が開いた状態におけるホルダの近傍の構造を説明する模式的斜視図である。
図16は、本実施形態のケーシングの内部構造を表す模式的斜視図である。
図17は、本実施形態のホルダの受け面を説明する模式図である。
図18は、本実施形態のケーシングに設けられた開口部を表す模式的斜視図である。
便蓋320が中心軸C1を略中心として図17(b)に表した矢印A22の方向(図14(a)に表した矢印A21の方向)に回転すると、便蓋320の裏面323は、ホルダ370の受け面377を押す。すると、軸受け部421の外周部に保持されたホルダ370は、中心軸C1を略中心として図17(b)に表した矢印A22の方向に回転する。
すなわち、ホルダ370は、第1の配線固定部371〜第3の配線固定部373において電気配線361を固定しつつ、図14(a)に表した矢印A21の方向へ便蓋320が閉じた状態から約100°〜110°程度回転している。そのため、図15(c)に表したように、便蓋320が開いた状態における第3の配線固定部373と制御部405および電源407との間の距離は、便蓋320が閉じた状態(図14(c)参照)における第3の配線固定部373と制御部405および電源407との間の距離よりも長くなる。
すなわち、ホルダ370は、第1の配線固定部371〜第3の配線固定部373において電気配線361を固定しつつ、図15(a)に表した矢印A23の方向へ便蓋320が閉じた状態から約100°〜110°程度回転している。そのため、図14(c)に表したように、便蓋320が閉じた状態における第3の配線固定部373と制御部405および電源407との間の距離は、便蓋320が開いた状態(図15(c)参照)における第3の配線固定部373と制御部405および電源407との間の距離よりも短くなる。
これに対して、本実施形態の電気配線361は、便蓋320の回転軸C1の箇所においてホルダ370に固定され、ケーシング420の内部において余長を有する状態で制御部405および電源407に接続されている。そのため、図4〜図6に関して前述した効果と同様の効果が得られる。また、その他の効果についても、図4〜図6に関して前述した効果と同様の効果が得られる。
図19は、図14(b)に表した切断面F−Fにおける模式的断面図に相当する。
本実施形態の光触媒層813は、バリア層813aと、機能層813bと、を有する。例えば、光触媒層813としては、TiO2/ZrO2系触媒焼成膜が用いられる。例えば、バリア層813aにおけるTiO2とZrO2との配合比率は、機能層813bにおけるTiO2とZrO2との配合比率とそれぞれ異なる。但し、図20に表した光触媒層813は、一例である。本実施形態の光触媒層813は、これだけに限定されるわけではない。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (6)
- 着座面を有する便座と、
閉じた状態で前記着座面を覆う便蓋と、
前記便蓋または前記便座に設けられ、前記便蓋が閉じた状態において便器のボウル部に紫外線を照射する光源装置と、
前記便器の後部に設けられたトイレ装置本体の内部に設けられ前記光源装置を制御する制御部と、
前記光源装置と前記制御部とを接続する電気配線と、
前記電気配線を固定し前記便蓋または前記便座の回転軸を中心として回転可能なホルダと、
を備え、
前記ホルダに固定された箇所と、前記制御部に固定された箇所と、の間の前記電気配線は、余長を有する状態で前記トイレ装置本体の内部に配置され、
前記余長を有する電気配線は、前記便蓋または前記便座の回転に伴い前記ホルダが回転して前記電気配線の前記ホルダに固定された箇所が移動する際に、前記便蓋または前記便座の回転に伴う長さの変化に対応可能であることを特徴とするトイレ装置。 - 前記ホルダは、前記便蓋または前記便座と当接し前記便蓋または前記便座から力を受けることにより前記便蓋または前記便座と共に回転することを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
- 前記ホルダは、前記電気配線を固定する配線固定部を有し、
前記トイレ装置本体は、前記回転軸の周囲に設けられ前記電気配線が通る開口部であって、前記ホルダの回転に伴う前記配線固定部の回転の範囲と同等の範囲が開口した開口部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。 - 前記便蓋または前記便座に設けられ前記光源装置が固定されたケースカバーをさらに備え、
前記ホルダに固定された箇所と、前記光源装置に固定された箇所と、の間の前記電気配線は、前記ケースカバーの内部に配置されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトイレ装置。 - 前記ケースカバーは、前記便蓋が閉じた状態で前記着座面と対面する箇所に設けられ前記光源装置が固定されたケースカバー本体と、前記便蓋または前記便座の周囲部に設けられ前記ホルダを隠蔽し前記ケースカバー本体に固定される連結カバー部と、を有することを特徴とする請求項4記載のトイレ装置。
- 前記ホルダは、前記連結カバー部と当接し前記便蓋または前記便座の回転に伴い前記連結カバー部から力を受けることにより前記便蓋または前記便座と共に回転することを特徴とする請求項5記載のトイレ装置。
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