JP6147153B2 - 動力制御装置及びこれを備えた建設機械 - Google Patents

動力制御装置及びこれを備えた建設機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6147153B2
JP6147153B2 JP2013196423A JP2013196423A JP6147153B2 JP 6147153 B2 JP6147153 B2 JP 6147153B2 JP 2013196423 A JP2013196423 A JP 2013196423A JP 2013196423 A JP2013196423 A JP 2013196423A JP 6147153 B2 JP6147153 B2 JP 6147153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
regenerative
pressure
oil
hydraulic
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013196423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015064001A (ja
Inventor
健吾 前田
健吾 前田
悦二郎 今西
悦二郎 今西
孝夫 南條
孝夫 南條
允紀 廣澤
允紀 廣澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd, Kobe Steel Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2013196423A priority Critical patent/JP6147153B2/ja
Publication of JP2015064001A publication Critical patent/JP2015064001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6147153B2 publication Critical patent/JP6147153B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

本発明は、油圧アクチュエータからの戻り油が持つエネルギーを電力として回収するための動力制御装置及びこれを備えた建設機械に関する。
特許文献1に記載の油圧ショベルを例にとって説明する。
特許文献1に記載の油圧ショベルは、油圧ポンプと、油圧ポンプからの作動油の供給により作動するブームシリンダと、ブームシリンダからの戻り油を分流する2つの戻り通路のそれぞれに設けられた流量比制御弁と、一方の戻り通路に設けられた回生モータと、回生モータの回転駆動に伴い作動することにより発電する発電機とを備えている。
前記油圧ショベルでは、ブーム下げ動作時にブームシリンダから排出される戻り油により回生モータを介して発電機が駆動することによって、前記戻り油の持つエネルギーを電力として回収することができる。
また、前記油圧ショベルでは、各流量比制御弁が制御されることにより、回生モータに流れる作動油の流量が徐々に増加するように2つの戻り通路を流れる戻り油の流量比が調整される。
これにより、ブーム下げ動作時に、ショックの発生を防止できるとともに、ブームシリンダの急激な負荷変動を抑えることによりブームシリンダを安定して動作させることができる。
特開2006−336846号公報
特許文献1に記載の油圧ショベルは、ブームシリンダの急激な負荷変動を抑えながらブームシリンダからの戻り油が持つエネルギーを最大限回収するために、回生モータに流れる流量が徐々に増加するように流量比制御弁を制御するものである。
そのため、回生モータ及び発電機には、回生モータに流れる戻り油の流量が最大とされた状態においてブームシリンダの戻り油から得られる全てのエネルギーを吸収することができる性能が要求される。
したがって、回生モータ及び発電機のコストが増加するとともに、回生モータ及び発電機が大型化してその搭載位置が制約されるという問題がある。
本発明の目的は、回生モータ及び発電機のコストの低減及び小型化を図ることができる動力制御装置及びこれを備えた建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、作動油を吐出する油圧ポンプと、前記油圧ポンプからの作動油の供給により作動する油圧アクチュエータと、前記油圧アクチュエータからの戻り油を流す戻り油路に対して互いに並列に接続された回生油路及び非回生油路のうちの前記回生油路に設けられた回生モータと、前記非回生油路に設けられているとともに前記非回生油路における作動油の流量を制御する流量制御弁と、前記回生モータの回転駆動に伴い作動する発電機と、前記油圧アクチュエータからの戻り油の流量が回生モータに予め設定された許容流量を超える場合に、余剰の作動油が前記非回生油路に流れるように前記流量制御弁を制御するコントローラと、前記回生油路に設けられているとともに前記回生油路における作動油の圧力を制御する圧力制御機構とを備え、前記コントローラは、前記回生モータを通過する作動油の流量により特定される目標速度で前記発電機を駆動するための仮想トルクが前記発電機に予め設定された許容トルクを超える場合に、前記仮想トルクを前記許容トルク以下に低下させるために前記回生モータの上流側と下流側との差圧が小さくなるように前記圧力制御機構を制御する、動力制御装置を提供する。
本発明によれば、流量調整弁を制御することにより、回生モータに流れる油圧アクチュエータからの戻り油の上限を許容流量に制限することができる。そのため、回生モータに要求される許容流量の性能を抑えることができる。
さらに、圧力制御機構を制御することにより、発電機の仮想トルクの上限を許容トルク以下に制限することができる。そのため、発電機に要求されるトルク性能を抑えることができる。
したがって、本発明によれば、回生モータ及び発電機のコストの低減及び小型化を図ることができる。
前記動力制御装置において、前記圧力制御機構は、作動油が通過する開口の面積を調整可能な開口制御弁を有することが好ましい。
この態様によれば、開口制御弁により開口面積を調整して作動油の圧力損失を変化させることにより、開口制御弁の上流側及び下流側の圧力を低下させることができる。
前記動力制御装置において、前記圧力制御機構は、前記開口制御弁の上流側の作動油の圧力が予め設定されたリリーフ圧を超えたときに開放するリリーフ弁をさらに有することが好ましい。
この態様によれば、油圧アクチュエータの動作の急激な速度変化により開口制御弁の上流側の圧力が急激に上昇した場合に、リリーフ弁が開放することにより、開口制御弁を保護することができる。
前記動力制御装置において、前記圧力制御機構は、その上流側の作動油の圧力がリリーフ圧を超えたときに開放するとともに前記コントローラからの指令に応じて前記リリーフ圧を調整可能な可変リリーフ弁を有することが好ましい。
この態様によれば、可変リリーフ弁のリリーフ圧を調整することにより、回生モータの上流側と下流側の差圧を直接制御することができるので、開口面積を調整する場合と比較して圧力制御の精度を向上することができる。
前記動力制御装置において、前記圧力制御機構は、前記回生モータの下流側に設けられているとともに、前記回生モータの下流側で、かつ、前記圧力制御機構の上流側の圧力を上昇させることが好ましい。
圧力制御機構が回生モータの上流側に設けられている場合、回生モータの上流側の圧力を低下させるために回生モータへの作動油の供給量を制限する結果、回生モータのキャビテーションが生じるおそれがある。
一方、前記態様のように、圧力制御機構を回生モータの下流側に設ける場合、回生モータの下流側の圧力を上昇させるために回生モータから排出される作動油の流れを規制するため、回生モータのキャビテーションの発生を防止することができる。
ただし、圧力制御弁が回生モータの上流側に設けられている構成を本発明から除外する趣旨ではない。
前記流量制御弁を通過した作動油をタンクに回収してもよいが、前記動力制御装置は、前記非回生油路に設けられているとともに前記流量制御弁を通過した作動油により蓄圧されるアキュムレータをさらに備えていることが好ましい。
この態様によれば、流量制御弁を通過した作動油(戻り油)の持つエネルギーをアキュムレータに蓄圧することができるため、流量制御弁を通過した作動油をタンクに回収する場合と比較して、エネルギーの回収効率を向上することができる。
前記動力制御装置は、前記戻り油路、前記回生油路、及び前記非回生油路を接続する接続状態と、前記回生油路と前記非回生油路とを接続し、かつ、前記回生油路及び前記非回生油路から前記戻り油路を遮断する遮断状態との間で切換可能な接続回路をさらに備え、前記コントローラは、前記接続回路を遮断状態に切り換えるとともに、前記アキュムレータから前記回生モータへの流れを許容するように前記流量制御弁及び前記圧力制御機構を制御する電力変換制御を行うことが好ましい。
この態様によれば、アキュムレータから回生モータに作動油を流すことにより、アキュムレータに蓄圧されたエネルギーを電力として回収することができる。そのため、上述のように回生モータ及び発電機に要求される性能を低くしながら戻り油が持つエネルギーをより有効に電力として回収することができる。
ここで、接続回路により戻り油路と回生油路及び非回生油路とを遮断することができるため、油圧アクチュエータの動作と上述した電力変換制御とを独立して行うことができる。
前記動力制御装置において、前記コントローラは、前記油圧アクチュエータの予め設定された動作が行われた場合に前記接続回路を接続状態に切り換えて前記回生モータを用いた前記戻り油の回生を行う一方、前記油圧アクチュエータの予め設定された動作以外の動作が行われた場合に前記電力変換制御を行うことが好ましい。
この態様によれば、回生の対象となる油圧アクチュエータの動作以外の動作が行われる期間を利用して、アキュムレータからのエネルギーの回収を行うことができる。そのため、戻り油の持つエネルギーの回収を最大限に行いながら、そこで蓄圧されたアキュムレータからのエネルギーの回収も有効に行うことができる。
前記動力制御装置は、前記戻り油路に対して前記回生油路及び前記非回生油路と並列に接続されているとともにタンクに接続された排出側油路に設けられたリリーフ弁をさらに備え、前記リリーフ弁のリリーフ圧は、前記アキュムレータに蓄圧された作動油の圧力の上限値として予め設定された制限圧力に設定されていることが好ましい。
この態様によれば、アキュムレータに蓄圧可能な容量を超えた余剰の戻り油が供給された場合に、リリーフ弁を通じて余剰の戻り油をタンクに回収することができる。そのため、アキュムレータの破損を防止することができる。
また、本発明は、ベースマシンと、前記ベースマシンに対して起伏可能に取り付けられたブームと、前記ブームを起伏させる、前記油圧アクチュエータとしてのブームシリンダと、前記ブームの下げ動作時おける前記ブームシリンダからの戻り油が持つエネルギーを電力として回収する前記動力制御装置とを備えている、建設機械を提供する。
本発明によれば、前記動力制御装置を有することにより、上述のように回生モータ及び発電機のコストの低減及び小型化を図ることができる。
さらに、本発明によれば、ブーム下げ動作時におけるブームシリンダからの戻り油が持つエネルギー、つまり、ブームの位置エネルギーを含むエネルギーを電力として回収することができる。そのため、エネルギーの回収効率を向上することができる。
本発明によれば、回生モータ及び発電機のコストの低減及び小型化を図ることができる動力制御装置及びこれを備えた建設機械を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るハイブリッドショベルの全体構成を示す概略側面図である。 図1に示すハイブリッドショベルの動力制御装置を示す回路図である。 図2に示すコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る動力制御装置を示す回路図である。 図4に示すコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る動力制御装置を示す回路図である。 図6に示すコントローラにより実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る動力制御装置を示す回路図である。 本発明の第5実施形態に係る動力制御装置を示す回路図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[第1実施形態(図1〜図3)]
図1を参照して、本発明の建設機械の一例としてのハイブリッドショベル1について説明する。
ハイブリッドショベル1は、クローラ2aを有する自走式の下部走行体2と、下部走行体2上に旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に対して変位可能に設けられたアタッチメント4と、図2に示す動力制御装置5とを備えている。なお、下部走行体2及び上部旋回体3は、ベースマシンの一例である。
アタッチメント4は、上部旋回体3に起伏可能に設けられたブーム6と、ブーム6の先端部に回動可能に取り付けられたアーム7と、アーム7の先端部に回動可能に取り付けられたバケット8とを備えている。
また、アタッチメント4は、上部旋回体3に対してブーム6を起伏させるブームシリンダ9と、ブーム6に対してアーム7を回動させるアームシリンダ10と、アーム7に対してバケット8を回動させるバケットシリンダ11とを備えている。
以下、図2を参照して、動力制御装置5について説明する。なお、図2は、油圧アクチュエータの一例としてブームシリンダ9を示す。
動力制御装置5は、エンジン12と、エンジン12の出力軸に接続された発電電動機14及び油圧ポンプ15と、油圧ポンプ15からブームシリンダ9への作動油の給排を制御するコントロールバルブ16と、コントロールバルブ16の切換操作を行うための操作手段17と、ブームシリンダ9からの戻り油により回転駆動する回生モータ18と、回生モータ18の下流側に設けられた回生側制御弁(圧力制御機構)19と、ヘッド側油路R1に対して回生モータ18と並列に接続された非回生側制御弁(流量制御弁)20と、回生モータ18の回転駆動に伴い作動して発電する発電機21と、発電機21により発電された電力を充電する蓄電装置22と、発電電動機14を制御する第1インバータ23と、発電機21を制御する第2インバータ24と、回生側制御弁19及び非回生側制御弁20の動作を制御するコントローラ25とを備えている。
なお、油路R5に設けられたチェック弁26は、必要に応じてブームシリンダ9のロッド側室に作動油を補給するためのものであり、タンクの上流側に設けられたチェック弁28は、タンクからブームシリンダ9側への逆流を防止するためのものである。
発電電動機14は、エンジン12からの動力を受けて発電機として駆動する機能と、蓄電装置22からの電力を受けて電動機として駆動する機能とを有する。発電電動機14により発電された電力は、蓄電装置22に充電される。
油圧ポンプ15は、エンジン12からの動力を受けて作動油を吐出する。油圧ポンプ15の吐出圧は、油圧ポンプ15とコントロールバルブ16との間に設けられた圧力センサ29により検出される。
コントロールバルブ16は、ブームシリンダ9に対する作動油の給排を停止する中立位置と、ブームシリンダ9のヘッド側室に対して作動油を供給するとともにブームシリンダ9のロッド側室からの作動油をタンクに導くブーム上げ位置と、ブームシリンダ9のロッド側室への作動油を供給するとともにヘッド側油路R1を閉じるブーム下げ位置との間で切り換え可能である。ヘッド側油路R1内の圧力は、圧力センサ30により検出される。
操作手段17は、コントロールバルブ16に対するパイロット圧を制御可能なリモコン弁と、リモコン弁を操作するための操作レバーとを備えている。操作手段17によりコントロールバルブ16をブーム下げ位置に切り換えるためのパイロット圧は、圧力センサ31により検出される。
回生モータ18は、ヘッド側油路R1から分岐した接続油路R2に接続された回生油路R3に設けられている。また、回生モータ18は、ブームシリンダ9からの戻り油が供給されることにより回転駆動する。
回生側制御弁19は、回生油路R3における回生モータ18の下流側の位置に設けられている。回生側制御弁19は、後述するコントローラ25からの指令に応じて作動油が通過する開口の面積を調整可能である。回生側制御弁19の開口面積が調整されることにより、回生油路R3内の作動油の圧力が調整される。
なお、回生油路R3における回生モータ18と回生側制御弁19との間(回生油路R3から分岐する油路R6)には、リリーフ弁27が設けられている。したがって、回生側制御弁19により調整される圧力が予め設定されたリリーフ圧を超えた場合にリリーフ弁27が開放することにより、回生モータ18及び回生側制御弁19を保護することができる。
非回生側制御弁20は、ヘッド側油路R1(接続油路R2)に対して回生油路R3と並列に接続された非回生油路R4に設けられている。非回生側制御弁20は、後述するコントローラ25から指令に応じて作動油が通過する開口の面積を調整可能である。非回生側制御弁20の開口面積が調整されることにより、非回生油路R4内の作動油の流量が調整される。
発電機21は、回生モータ18の回転軸に接続された入力軸を有する。発電機21の回転速度は、速度センサ32により検出される。
第1インバータ23は、後述するコントローラ25からの指令に応じて発電電動機14のトルクを制御することにより発電電動機14の駆動及び蓄電装置22の充放電を制御する。
第2インバータ24は、後述するコントローラ25からの指令に応じて発電機21のトルクを制御することにより発電機21の駆動及び蓄電装置22の充放電を制御する。
コントローラ25は、ブームシリンダ9からの戻り油の流量が回生モータ18に予め設定された許容流量を超える場合に、余剰の作動油が非回生油路R4に流れるように非回生側制御弁20を制御する。
また、コントローラ25は、回生モータ18を通過する作動油の流量により特定される目標速度で発電機21を駆動するための仮想トルクが発電機21に予め設定された許容トルクを超える場合に、仮想トルクを許容トルク以下に低下させるために回生モータ18の下流側の圧力が大きくなるように回生側制御弁19を制御する。
具体的に、コントローラ25は、圧力センサ29〜31、及び速度センサ32による検出結果に基づいて両制御弁19、20及び両インバータ23、24に電気指令を出力する。
以下、図2及び図3を参照して、コントローラ25により実行される処理について説明する。
コントローラ25による処理が開始されると、まず、圧力センサ31による検出結果に基づいて操作手段17によるブーム下げ操作が行なわれた否かが判定される(ステップS1)。
ここで、ブーム下げ操作が行なわれていないと判定されると、両制御弁19、20を閉鎖(開口面積を0)にするとともに、発電機21(第2インバータ24)に対して0のトルク指令値を出力する(ステップS2)。
一方、ブーム下げ操作が行なわれていると判定されると、操作手段17によるブーム下げ操作量(圧力センサ31の検出圧)及びブームシリンダ9のヘッド側室内の圧力(圧力センサ30の検出圧)に基づいてブーム下げ目標流量を決定する(ステップS3)。
ここで、ブーム下げ目標流量をQとし、操作手段17の操作量との関係で予め設定された仮想開口をAとし、ブームシリンダ9のヘッド側室内の圧力をPとした場合に、次の式(1)を用いてブーム下げ目標流量Qを算出することができる。
Q=Cv×A×√(P)・・・(1)
なお、Cvは予め設定された係数である。
また、ステップS3では、例えば、ブーム下げ操作量と目標流量との関係を予め準備しておき、この関係と実際のブーム下げ操作量とに基づいて目標流量を決定してもよい。
次いで、上述のように決定された目標流量が回生モータに予め設定された許容流量を超えるか否かが判定される(ステップS4)。
ここで、目標流量が許容流量以下であると判定された場合、つまり、目標流量の全てを回生モータ18に流せる場合、非回生側制御弁20を閉鎖する(開口面積を0にする:ステップS5)。
一方、目標流量が許容流量を越えると判定された場合、つまり、目標流量の全てを回生モータ18に流すことができない場合、目標流量のうちの余剰流量の作動油が非回生油路R4を流れるように非回生側制御弁20を制御する(ステップS6)。
具体的に、目標流量から許容流量を減じた流量をQとし、ブームシリンダ9のヘッド側室内の圧力をPとし、非回生側制御弁20の開口をAとした場合に、前記式(1)を用いて非回生側制御弁20の開口Aを算出することができる。
前記ステップS5及びS6の後、回生モータ18の仮想トルクを算出する(ステップS7)。
具体的に、ステップS7では、ステップS5又はS6において設定される回生モータ18に対する供給流量と回生モータ18の物性値(例えば、モータ容量[cc/rev])とに基づいて発電機21の目標速度が定まる(供給流量[L/min]÷モータ容量[cc/rev]×1000)。この目標速度と現在の速度(速度センサ32の検出値)とに基づいて例えばPI制御によって回生モータ18に対して指令すべき仮想トルクが決定される。
次いで、仮想トルクが回生モータ18に予め設定された許容トルクを超えるか否かが判定される(ステップS8)。
ここで、仮想トルクが許容トルク以下であると判定された場合には、回生側制御弁19を最大開口に設定するとともに回生モータ18に対して仮想トルクに対応する指令を出力する(ステップS9)。これにより、回生モータ18に供給される作動油から得られるエネルギーの全てを回収することができる。
一方、仮想トルクが許容トルクを超えると判定された場合、回生モータ18の上流側と下流側との差圧が小さくなるように回生側制御弁19を制御するとともに、回生モータ18に対して許容トルクに対応する指令を出力する(ステップS10)。
具体的に、ステップS10では、仮想トルクと許容トルクとの差異に相当する圧力をPとし、この圧力Pと速度センサ32による検出結果とに基づいて算出される回生モータ18を通過する流量をQとし、回生側制御弁19の開口をAとした場合において、前記式(1)に基づいて開口Aを算出する。そして、開口Aに設定するための指令が回生側制御弁19に出力される。
以上説明したように、ステップS6において非回生側制御弁20を制御することにより、回生モータ18に流れるブームシリンダ9からの戻り油の上限を許容流量に制限することができる。そのため、回生モータ18に要求される許容流量の性能を抑えることができる。
さらに、ステップS10において回生側制御弁19を制御することにより、発電機21の仮想トルクの上限を許容トルクに制限することができる。そのため、発電機21に要求されるトルク性能を抑えることができる。
したがって、回生モータ18及び発電機21のコストの低減及び小型化を図ることができる。
さらに、ブーム下げ動作時におけるブームシリンダ9からの戻り油が持つエネルギー、つまり、ブーム6の位置エネルギーを含むエネルギーを電力として回収することができるため、エネルギーの回収効率を向上することができる。
また、第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
回生側制御弁19により開口面積を小さくして作動油の圧力損失を大きくすることにより、回生側制御弁19の上流側の圧力を上昇させることができる。
ブームシリンダ9の動作の急激な速度変化により回生側制御弁19の上流側の圧力が急激に上昇した場合に、リリーフ弁27が開放することにより、回生側制御弁19を保護することができる。
なお、回生側制御弁19が回生モータ18の上流側に設けられている場合、回生モータ18の上流側の圧力を低下させるために回生モータ18への作動油の供給量を制限する結果、回生モータ18のキャビテーションが生じるおそれがある。
一方、第1実施形態のように、回生側制御弁19を回生モータ18の下流側に設ける場合、回生モータ18の下流側の圧力を上昇させるために回生モータ18から排出される作動油の流れを規制するため、回生モータ18のキャビテーションの発生を防止することができる。
また、第1実施形態では発電機21の仮想トルクの上限を許容トルクに制限する例について説明したが、仮想トルクの上限を許容トルク以下に制限すれば、発電機21のコストの低減及び小型化を図ることができる。
[第2実施形態(図4及び図5)]
以下、図4及び図5を参照して、本発明の第2実施形態のうち、主に第1実施形態と異なる部分を説明する。
図4を参照して、第2実施形態に係る動力制御装置5は、前記リリーフ弁27に代えて可変リリーフ弁33を備えている。
可変リリーフ弁33は、コントローラ25からの指令に応じてリリーフ圧を調整可能である。
図5を参照して、コントローラ25は、第1実施形態と同じステップS1〜ステップS9を実行するとともに、第1実施形態のステップS10に代えてステップS101を実行する。
具体的に、ステップS101では、仮想トルクと許容トルクとの差異に相当する圧力を生じさせるためのリリーフ圧を設定し、回生側制御弁19を閉鎖し(開口面積を0に設定し)、発電機21に対して許容トルクに対応する指令を出力する。
これにより、可変リリーフ弁33の上流側(回生モータ18の下流側)の圧力を上昇させて、発電機21を許容トルクで駆動することができる。
なお、第2実施形態のステップS9では、回生側制御弁19の開口を最大に設定しているため、可変リリーフ弁33に対して特別な指令を出力する必要はない。可変リリーフ弁33に対する指令を0としてもよいが(可変リリーフ弁33を開放状態にしてもよいが)、ステップS101と同様の指令を可変リリーフ弁33に出力してもよい。
このように第2実施形態では、可変リリーフ弁33のリリーフ圧を調整することにより、回生モータ18の下流側の圧力を直接制御することができるので、第1実施形態のように開口面積を調整する場合と比較して圧力制御の精度を向上することができる。
なお、第2実施形態は、次のように構成とすることもできる。
回生側制御弁19は、開口面積を調整可能なものではなく、全開位置と全閉位置とを切換可能なものでもよい。
回生側制御弁19及び油路R6を省略するとともに、可変リリーフ弁33を回生油路R3における回生モータ18の下流側に設けることもできる。
回生油路R3における回生モータ18の上流側に可変リリーフ弁33を設けることもできる。この場合、可変リリーフ弁33のリリーフ圧を上げることによって、回生油路R3における回生モータ18の上流側の圧力を低下させることができる。
可変リリーフ弁33と回生側制御弁19との配設位置を入れ替えることもできる。
[第3実施形態(図6及び図7)]
以下、図6及び図7を参照して、本発明の第3実施形態のうち、主に第1実施形態と異なる部分を説明する。
図6を参照して、第3実施形態に係る動力制御装置5は、非回生油路R4における非回生側制御弁20の下流側に設けられたアキュムレータ34と、接続油路R2に設けられた切換弁35と、アキュムレータ34内の圧力を検出する圧力センサ36とを備えている。
アキュムレータ34は、非回生側制御弁20を通過した作動油によって蓄圧される。つまり、第2実施形態における非回生油路R4は、タンクに接続されておらず、アキュムレータ34で終端している。
切換弁35は、コントローラ25からの指令に応じて接続油路R2を通じた流れを遮断する全閉位置と、接続油路R2を開放する全開位置との間で切換可能である。
つまり、第3実施形態において、接続油路R2及び切換弁35は、ヘッド側油路R1、回生油路R3、及び非回生油路R4を接続する接続状態と、回生油路R3と非回生油路R4とを接続し、かつ、回生油路R3及び非回生油路R4からヘッド側油路R1を遮断する遮断状態との間で切換可能な接続回路を構成する。
図7を参照して、コントローラ25は、第1実施形態のステップS1とステップS3との間にステップS11を実行するとともに、第1実施形態のステップS2に代えてステップS12、S13、及びS21を実行する。
具体的に、ステップS1においてブーム下げ操作があると判定されると、ステップS11では、切換弁35を全開位置に切り換える。これにより、上述したステップS3〜S10における戻り油の回生を行うことができる。
一方、ステップS1においてブーム下げ操作がないと判定されると、ブーム上げ操作があるか否かが判定される(ステップS12)。
ここで、ブーム上げ操作があると判定されると、切換弁35を全閉位置に切り換えるとともに、両制御弁19、20を全開にする(電力変換制御:ステップS13)。
これにより、ヘッド側油路R1と回生油路R3及び非回生油路R4とを遮断した状態で、アキュムレータ34に蓄えられた作動油の圧力によって回生モータ18を駆動することができる。そのため、上述のように回生モータ18及び発電機21に要求される性能を低くしながら戻り油の持つエネルギーをより有効に電力として回収することができる。したがって、非回生側制御弁20を通過した作動油をタンクに回収する場合と比較して、エネルギーの回収効率を向上することができる。
ここで、切換弁35によりヘッド側油路R1と回生油路R3及び非回生油路R4とを遮断することができるため、ブームシリンダ9の動作と電力変換制御(ステップS13)とを独立して行うことができる。
一方、ブーム上げ操作がないと判定されると、切換弁35、回生側制御弁19、及び非回生側制御弁20を閉鎖する(ステップS21)。
第3実施形態によれば、回生の対象となるブーム下げ動作以外の動作(ブーム上げ動作)が行われる期間を利用して、アキュムレータ34からのエネルギーの回収を行うことができる。そのため、戻り油が持つエネルギーの回収を最大限に行いながら、そこで蓄圧されたアキュムレータ34からのエネルギーの回収も有効に行うことができる。
なお、第3実施形態では、ブーム下げ動作以外の動作としてブーム上げ動作を例示したが、ブーム下げ動作以外の動作としては、ブームの動作が行われていない状態も含む。つまり、ステップS21に代えてステップS13を実行することもできる。
[第4実施形態(図8)]
以下、図8を参照して、本発明の第3実施形態のうち、主に第3実施形態と異なる部分を説明する。
図8を参照して、第3実施形態に係る動力制御装置5は、切換弁35の下流側の位置で接続油路R2から分岐するとともにタンクに連通する排出側油路R7に設けられたリリーフ弁37をさらに備えている。つまり、排出側油路R7は、ヘッド側油路R1に対して回生油路R3及び非回生油路R4と並列に接続されている。
リリーフ弁37のリリーフ圧は、アキュムレータ34に蓄圧された作動油の圧力の上限値として予め設定された制限圧力に設定されている。
そのため、回生時におけるヘッド側油路R1(排出側油路R7)内の圧力が制限圧力より低い状態においては、リリーフ弁37が閉鎖した状態を維持して、アキュムレータ34に対する蓄圧が可能である。
一方、回生時におけるヘッド側油路R1内の圧力が制限圧力以上の状態においては、リリーフ弁37が開放して、余剰の作動油をタンクに導くことができる。
第4実施形態によれば、アキュムレータ34に蓄圧可能な容量を超えた余剰の戻り油が供給された場合に、リリーフ弁37を通じて余剰の戻り油をタンクに回収することができる。そのため、アキュムレータ34の破損を防止することができる。
[第5実施形態(図9)]
以下、図9を参照して、本発明の第5実施形態のうち、主に第3実施形態と異なる部分を説明する。
第5実施形態に係る動力制御装置5は、回生油路R3における回生モータ18の下流側ではなく上流側に回生側制御弁19が設けられている。
そして、コントローラ25は、ステップS10(図3参照)において、次の制御を実行する。
仮想トルクと許容トルクとの差異に相当する圧力をPとし、この圧力Pと速度センサ32による検出結果とに基づいて算出される回生モータ18を通過する流量をQとし、回生側制御弁19の開口をAとした場合に、前記式(1)に基づいて開口Aを算出する。そして、開口Aに設定するための指令が回生側制御弁19に出力される。
なお、前記第5実施形態において、回生油路R3における回生側制御弁19の上流側にリリーフ弁27(図2参照)を設けることもできる。
また、第1実施形態に係る回生側制御弁19を第5実施形態と同様に回生モータ18の上流側に設けることもできる。
さらに、第1〜5実施形態では、油圧アクチュエータとしてブームシリンダ9を例示しているが、油圧アクチュエータとして、アームシリンダ10、バケットシリンダ11、下部走行体2を走行させるための走行モータ(図示省略)、及び上部旋回体3を旋回させるための旋回モータ(図示省略)を採用することもできる。
R1 ヘッド側油路(戻り油路の一例)
R2 接続油路(接続回路の一例)
R3 回生油路
R4 非回生油路
R7 排出側油路
1 ハイブリッドショベル(建設機械の一例)
2 下部走行体(ベースマシンの一例)
3 上部旋回体(ベースマシンの一例)
4 アタッチメント
5 動力制御装置
9 ブームシリンダ(油圧アクチュエータの一例)
17 操作手段
18 回生モータ
19 回生側制御弁
20 非回生側制御弁
21 発電機
25 コントローラ
27 リリーフ弁
33 可変リリーフ弁
34 アキュムレータ
35 切換弁
37 リリーフ弁

Claims (10)

  1. 作動油を吐出する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプからの作動油の供給により作動する油圧アクチュエータと、
    前記油圧アクチュエータからの戻り油を流す戻り油路に対して互いに並列に接続された回生油路及び非回生油路のうちの前記回生油路に設けられた回生モータと、
    前記非回生油路に設けられているとともに前記非回生油路における作動油の流量を制御する流量制御弁と、
    前記回生モータの回転駆動に伴い作動する発電機と、
    前記油圧アクチュエータからの戻り油の流量が回生モータに予め設定された許容流量を超える場合に、余剰の作動油が前記非回生油路に流れるように前記流量制御弁を制御するコントローラと、
    前記回生油路に設けられているとともに前記回生油路における作動油の圧力を制御する圧力制御機構とを備え、
    前記コントローラは、前記回生モータを通過する作動油の流量により特定される目標速度で前記発電機を駆動するための仮想トルクが前記発電機に予め設定された許容トルクを超える場合に、前記仮想トルクを前記許容トルク以下に低下させるために前記回生モータの上流側と下流側との差圧が小さくなるように前記圧力制御機構を制御する、動力制御装置。
  2. 前記圧力制御機構は、作動油が通過する開口の面積を調整可能な開口制御弁を有する、請求項1に記載の動力制御装置。
  3. 前記圧力制御機構は、前記開口制御弁の上流側の作動油の圧力が予め設定されたリリーフ圧を超えたときに開放するリリーフ弁をさらに有する、請求項2に記載の動力制御装置。
  4. 前記圧力制御機構は、その上流側の作動油の圧力がリリーフ圧を超えたときに開放するとともに前記コントローラからの指令に応じて前記リリーフ圧を調整可能な可変リリーフ弁を有する、請求項1に記載の動力制御装置。
  5. 前記圧力制御機構は、前記回生モータの下流側に設けられているとともに、前記回生モータの下流側で、かつ、前記圧力制御機構の上流側の圧力を上昇させる、請求項1〜4の何れか1項に記載の動力制御装置。
  6. 前記動力制御装置は、前記非回生油路に設けられているとともに前記流量制御弁を通過した作動油により蓄圧されるアキュムレータをさらに備えている、請求項1〜5の何れか1項に記載の動力制御装置。
  7. 前記動力制御装置は、前記戻り油路、前記回生油路、及び前記非回生油路を接続する接続状態と、前記回生油路と前記非回生油路とを接続し、かつ、前記回生油路及び前記非回生油路から前記戻り油路を遮断する遮断状態との間で切換可能な接続回路をさらに備え、
    前記コントローラは、前記接続回路を遮断状態に切り換えるとともに、前記アキュムレータから前記回生モータへの流れを許容するように前記流量制御弁及び前記圧力制御機構を制御する電力変換制御を行う、請求項に記載の動力制御装置。
  8. 前記コントローラは、前記油圧アクチュエータの予め設定された動作が行われた場合に前記接続回路を接続状態に切り換えて前記回生モータを用いた前記戻り油の回生を行う一方、前記油圧アクチュエータの予め設定された動作以外の動作が行われた場合に前記電力変換制御を行う、請求項7に記載の動力制御装置。
  9. 前記動力制御装置は、前記戻り油路に対して前記回生油路及び前記非回生油路と並列に接続されているとともにタンクに接続された排出側油路に設けられたリリーフ弁をさらに備え、
    前記リリーフ弁のリリーフ圧は、前記アキュムレータに蓄圧された作動油の圧力の上限値として予め設定された制限圧力に設定されている、請求項6〜8の何れか1項に記載の動力制御装置。
  10. ベースマシンと、
    前記ベースマシンに対して起伏可能に取り付けられたブームと、
    前記ブームを起伏させる、前記油圧アクチュエータとしてのブームシリンダと、
    前記ブームの下げ動作時おける前記ブームシリンダからの戻り油が持つエネルギーを電力として回収する、請求項1〜9の何れか1項に記載の動力制御装置とを備えている、建設機械。
JP2013196423A 2013-09-24 2013-09-24 動力制御装置及びこれを備えた建設機械 Expired - Fee Related JP6147153B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013196423A JP6147153B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 動力制御装置及びこれを備えた建設機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013196423A JP6147153B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 動力制御装置及びこれを備えた建設機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015064001A JP2015064001A (ja) 2015-04-09
JP6147153B2 true JP6147153B2 (ja) 2017-06-14

Family

ID=52832067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013196423A Expired - Fee Related JP6147153B2 (ja) 2013-09-24 2013-09-24 動力制御装置及びこれを備えた建設機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6147153B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109764027A (zh) * 2017-11-09 2019-05-17 丹佛斯动力系统有限责任两合公司 具有能量回收功能的电液压作业车辆

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6383226B2 (ja) * 2014-09-09 2018-08-29 川崎重工業株式会社 作業機械の駆動システム
JP6579571B2 (ja) * 2015-04-21 2019-09-25 キャタピラー エス エー アール エル 流体圧回路および作業機械
JP2017015132A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 Kyb株式会社 エネルギ回生システム
KR102539054B1 (ko) * 2021-07-07 2023-06-01 울산대학교 산학협력단 유압 플라이휠 어큐뮬레이터, 유압 모터와 발전기를 이용한 에너지 회생 굴삭기 시스템

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5573824B2 (ja) * 2011-12-06 2014-08-20 ダイキン工業株式会社 油圧エネルギー回生装置
JP6023211B2 (ja) * 2012-11-07 2016-11-09 日立建機株式会社 建設機械の油圧駆動装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109764027A (zh) * 2017-11-09 2019-05-17 丹佛斯动力系统有限责任两合公司 具有能量回收功能的电液压作业车辆
US10927854B2 (en) 2017-11-09 2021-02-23 Danfoss Power Solutions Gmbh & Co. Ohg Electro-hydraulic work vehicle with energy recovery

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015064001A (ja) 2015-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5858818B2 (ja) 建設機械
KR101652112B1 (ko) 하이브리드 굴삭기 붐 구동시스템 및 그 제어방법
JP5687150B2 (ja) 建設機械
KR102207027B1 (ko) 하이브리드 건설 기계
JP5511425B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御装置
JP6147153B2 (ja) 動力制御装置及びこれを備えた建設機械
WO2013057919A1 (ja) 油圧制御装置及びこれを備えた作業機械
JP3828680B2 (ja) 作業機械用液圧回路およびハイブリッド作業機械
KR20140009135A (ko) 선회체를 갖는 건설 기계
JP6286282B2 (ja) 油圧回生装置及びこれを備えた建設機械
JP2017057865A (ja) 作業機械の油圧駆動装置
JP2012057766A (ja) 建設機械のハイブリッドシステム
JP2016148392A (ja) 建設機械の油圧制御装置
JP2015172400A (ja) ショベル
JP6009388B2 (ja) 作業機械
JP2006125566A (ja) 建設機械の油圧シリンダ電動装置
JP2006336304A (ja) 作業機械
JP6401668B2 (ja) ハイブリッド建設機械の制御システム及び制御方法
JP2006336307A (ja) 作業機械
JP7460604B2 (ja) ショベル
JP6580301B2 (ja) ショベル
JP2001012406A (ja) 作業機械用液圧回路およびハイブリッド作業機械
JP2015172396A (ja) ショベル
JP5948704B2 (ja) ハイブリッド式建設機械の動力回生回路
JP2015172398A (ja) ショベル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6147153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees