JP6146755B1 - ロックス - Google Patents
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Abstract
【課題】差込接合体及び受け接合体の接合分離自在なロックスにおいて、容易な接合作業及び分離作業でありながら、差込接合体及び受け接合体の掛合が不用意に解除されないようにする。【解決手段】差込接合体2と受け接合体3とを可撓性糸条4で結んだロックス1において、差込接合体2は、一方向に延在する差込本体21の外面かつ前記差込本体延在方向途中に、返し212が設けられ、受け接合体3は、弾性変形する素材で構成され、前記差込本体21が差込本体延在方向に差し込める差込孔31の内面に、前記返し212が差込孔延在方向に掛合する環状掛合段差311が設けられ、前記差込孔延在方向に延び、外面から前記差込孔21の内面に達する開閉溝32が設けられたことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、商品に商品タグを取り付けるために用いるロックス(全体が糸状に細い部材であるため、「糸ロックス」とも呼ばれる)に関する。
商品タグ(商品情報や販売管理情報が記載されたプレート等)は、商品に直接取り付けることが難しいことから、ロックスを介して商品(通常衣類)に取り付けられる。一般的なロックスは、可撓性糸条(樹脂コードや天然又は合成糸条)両端に対となる接合部を設けた構成である。ロックスは、商品及び商品タグそれぞれに可撓性糸条を通した後、両端の接合部を接合して閉ループ状態とし、商品及び商品タグを一体に閉じ込めることにより、商品に商品タグを取り付ける。ロックスは、単価が安く、商品タグを取り外せば不要になることから使い捨てを基本とする。このため、従来のロックスは、可撓性糸条を切断して商品タグを取り外すこととし、接合部を分離不能にしたものがほとんどである。
しかし、接合部が接合分離自在なロックスは、例えば可撓性糸条を切断することなく、商品タグを交換可能にできる利点(特に商品タグを間違えても交換できる利点)がある。このため、例えば特許文献1に見られるように、接続分離自在な接合部を用いたロックスも提案されている。特許文献1が開示するロックス(リリース可能なアタッチ部材)は、可撓性糸条(フレキシブルなループ成形材)の一端に差込接合体(挿し込み部)を一体的に備え、他端には前記差込接合体が挿し込み嵌合される溝部を設けた受け接合体(受部)を一体的に備え、前記した受け接合体の溝部には差込接合体が嵌め入れられるスリットを形成した構成である。
特許文献1が開示するロックスは、差込接合体を円柱状としながら前記差込接合体の頭部先端を球面状とし、差込接合体に径を小さくした括れ部を形成すると共に、受け接合体にスリットと連続して段部の係止部が形成されている(特許文献1・[請求項1])。これにより、特許文献1が開示するロックスは、接合した差込接合体及び受け接合体が軽微な衝撃で外れてしまうことがなくなり、差込接合体を受け接合体に任意の方向から差し込めるようになるほか、受け接合体の表面から凹凸をなくして商品や商品タグ等に引っ掛からないようにできるとしている(特許文献1・[0009])。
特許文献1が開示するロックスは、差込接合体を受け接合体の受け凹部に、受け接合体の延在方向に直交する方向から差し込み、その後倒した差込接合体を受け接合体と一直線上に並べることにより掛合する(特許文献1・図8)。これは、簡易な取り扱いが望まれるロックスとして、手間の掛かる接合作業と言える。ここで、特許文献1は、差込接合体を受け接合体に任意の方向から差し込める効果を主張しているが、これは円柱状の差込接合体が中心軸回りに回転しても受け接合体に差し込めるだけのことであり、受け接合体に差し込む方向と掛合する方向とは異なっている(特許文献1・[0017][0018])。
また、特許文献1が開示するロックスは、接合した差込接合体及び受け接合体が軽微な衝撃で外れてしまわないとしても、差込接合体が受け接合体に差し込む方向に持ち上げると、簡単に抜けてしまう。差込接合体は、括れ部を受け接合体の係止部に掛合させるため、差込接合体及び受け接合体が並ぶ方向には確かに抜けにくいが、そもそも差込接合体を倒して掛合させる構造から、逆に差込接合体を持ち上げて前記掛合が簡単に解除される可能性は否定できない。
このように、特許文献1が開示するロックスは、差込接合体及び受け接合体が接合分離自在という利点があるものの、差込接合体を受け接合体に抜き差しする方向が同一で、受け接合体に差し込んだ差込接合体を倒して両者を一直線上に並べて掛合する構成であったから、接合作業に手間がかかり、差込接合体が起き上がると掛合が解除され、受け接合体から分離してしまう虞があった。そこで、差込接合体及び受け接合体の接合分離自在なロックスにおいて、容易な接合作業及び分離作業でありながら、差込接合体及び受け接合体の掛合が不用意に解除されないように、構成又は構造について検討した。
検討の結果開発したものが、差込接合体と受け接合体とを可撓性糸条で結んだロックスにおいて、差込接合体は、一方向に延在する差込本体の外面かつ前記差込本体延在方向途中に、差込側掛合部が設けられ、受け接合体は、弾性変形する素材で構成され、前記差込本体が差込本体延在方向に差し込める差込孔の内面に、前記差込側掛合部が差込孔延在方向に掛合する受け側掛合部が設けられ、前記差込孔延在方向に延び、外面から前記差込孔の内面に達する開閉溝が設けられた構成で、差込接合体の差込本体と受け接合体の差込孔とを同一直線上に延在方向を揃えて前記差込本体を前記差込孔に差し込み、前記延在方向に差込側掛合部及び受け側掛合部を掛合させた状態から、前記差込本体を斜めに持ち上げると、受け接合体が前記差込本体により開閉溝を境にして押し開かれ、前記差込本体をそのまま取り出して差込接合体及び受け接合体の掛合を解除できることを特徴とするロックスである。「弾性変形する素材」とは、外力により変形しても、前記外力がなくなると元に復元する性質を備えた素材を意味し、例えば板金製筒の金属板や樹脂製筒の樹脂材料である。
本発明のロックスは、別体である差込接合体、受け接合体及び可撓性糸条を相互に接合して構成してもよいし、差込接合体(又は受け接合体)と可撓性糸条とを一体に成形し、前記可撓性糸条に別体の受け接合体(又は差込接合体)を接合する構成や、差込接合体、受け接合体及び可撓性糸条を一体に成形した構成でもよい。可撓性糸条は、従来同様、樹脂コードや天然又は合成糸条である。本発明のロックスは、受け接合体が弾性変形する素材で構成されている必要から、受け接合体と可撓性糸条とを一体に成形する場合、両者を同一樹脂材料で構成することが基本となる。
本発明のロックスは、差込接合体の差込本体と受け接合体の差込孔とを同一直線上に延在方向を揃えて前記差込本体を前記差込孔に差し込み、前記差込本体の外面に設けられた差込側掛合部と前記差込孔の内面に設けられた受け側掛合部とを掛合させて、差込接合体及び受け接合体を掛合する。そして、差込本体を斜めに持ち上げると、受け接合体が前記差込本体により開閉溝を境にして押し開かれ、前記差込本体をそのまま取り出して差込接合体及び受け接合体の掛合を解除できる。開閉溝を開いた受け接合体は、弾性変形する素材で構成されているため、差込本体が通過した後、開閉溝を元の状態に戻して復元する。
差込側接合部及び受け側接合部は、差込孔に差し込まれた差込本体が抜けないように掛合できれば、構成又は構造を問わない。例えば差込孔の内面に設けられた環状段差を受け側接合部とし、差込本体の外面に設けられた返し部と前記返し部から前記環状段差を挟む距離だけ離れた掛合段差とを差込側接合部とする構成がある。返し部は、常態として環状段差より半径方向外向きに開いており、弾性変形により倒れると前記環状段差の内側に収まる弾性部位である。これにより、差込孔に差込本体を差し込むと、環状段差に当たった返し部が一時的に倒れて前記環状段差を通過し、再び開いた返し部が掛合段差と対になって環状段差を挟むことにより、差込接合体と受け接合体とを掛合させる。
受け接合体は、開閉溝から開いて差込本体を引き出せる外形状であればよい。無理のない弾性変形をさせる観点から、断面円形の受け接合体及び差込孔として両者を同心にし、変形する部分の肉厚を周方向一様にするとよい。また、受け接合体は、貫通しない差込孔に差込接合体の差込本体を差し込ませる構成でもよいが、差込孔が貫通し、開閉溝が前記差込孔を縦断した構成が好ましい。開閉溝は、差込孔延在方向に差込孔を縦断すればよいので、前記差込孔延在方向に沿った直線溝のみならず、前記差込孔延在方向に交差する斜行溝や円弧状溝のほか、蛇行溝又はジグザグ溝でもよい。
差込孔が受け接合体を貫通する場合、差込孔のいずれから差込本体を差し込んでも受け接合体に対する差込接合体の掛合関係が同じにできるように、差込接合体の差込側接合部は差込本体の延在方向中間位置に設けるとよい。これにより、差込孔の両端いずれから差込本体を差し込んでも、差込側接合部及び受け側接合部を同様に掛合させることができ、更に差込本体を傾けて同様に解除させることができる。これは、差込孔に差込本体をどちらから差し込むかによる掛合作業及び解除作業の違和感をなくし、結果として前記作業の作業能率を向上させる効果をもたらす。
本発明のロックスは、差込接合体の差込本体を受け接合体の差込孔に差し込むだけで両者が接合され、また前記差込本体を斜めに持ち上げるだけで差込接合体を受け接合体から分離できる。このように、本発明のロックスは、差込接合体及び受け接合体の接続分離作業を容易にする。しかし、差込接合体及び受け接合体の分離作業では、開閉溝を境に受け接合体を押し開く必要があることから、前記差込接合体及び受け接合体の不用意な分離を防止できる。開閉溝は、受け接合体の弾性変形させることができれば構成又は構造が限定されないので、直線溝、斜行溝、円弧状溝、蛇行溝又はジグザグ溝等、受け接合体の審美性を高める構造上の特徴部位にすることもできる。
差込孔が貫通し、開閉溝が前記差込孔を縦断した構成の受け接合体は、差込孔の両端いずれからでも差込本体を差し込めるようになり、上記接合作業の簡便性を向上させる。貫通しない差込孔が設けられた受け接合体に差込接合体の差込本体を差し込むこともそれほど難しくはない。しかし、ロックス1つ当たりに接合作業のロスが生ずると、取り扱うロックスが大量にあれば、無視できないロスとなる。差込孔が貫通し、開閉溝が前記差込孔を縦断した構成の受け接合体は、こうした接合作業のロスをなくし、接合作業の作業能率を高める効果を有する。
以下、本発明を実施するための形態について図を参照しながら説明する。本発明を適用したロックス1は、図1〜図5に見られるように、外観上、従来のロックスとほとんど同じである。本例のロックス1は、受け接合体3に開閉溝32を設けた以外、差込接合体2及び受け接合体3の接合分離構造は、従来のロックスのものを利用している。本例のロックス1は、差込接合体2、受け接合体3及び可撓性糸条4が一体の樹脂成形品の例で、受け接合体3は開閉溝32を境に開くように弾性変形し、可撓性糸条4は弾性変形により湾曲する。
差込接合体2は、相対的に細い挿入棒体211と、相対的に太い把持棒体213とを直接に繋いだ棒状の差込本体21から構成され、把持棒体213の長手方向端部に可撓性糸条4が接続されている。挿入棒体211は、後述する受け接合体3の差込孔31に設けた環状掛合段差311を通過する外径の先端部に続いて、前記先端部の断面半径方に弾性変形する板状片である返し212を周方向等間隔に4個設け、前記先端部から最も細い括れ部を連ねた棒体である。返し212は、差込側掛合部となる。返し212は、2個以上あれば、数を限定しない。返し212は、弾性変形により倒れて受け接合体3の差込孔31に設けた環状掛合段差311を通過し、通過後復元して前記環状掛合段差311に掛合する。
把持棒体213は、挿入棒体211に対して相対的に径を大きくすることにより、前記挿入棒体211との間に棒体段差214を形成し、前記棒体段差214を受け接合体3の差込孔31に設けた環状掛合段差311に当接させる。これにより、差込接合体2は、受け接合体3の差込孔31に設けた環状掛合段差311を通過した返し212と、前記環状掛合段差311に当接する棒体段差部214とに挟まれて、受け接合体3を接合する。これから、復元した返し212の後縁と棒体段差部214との距離は、環状掛合段差311の長さより僅かに大きい程度に設定している(後掲図8参照)。
把持棒体213は、差込本体21を受け接合体3の差込孔31に差し込む操作をする際に指で把持する棒体で、記述したように、返し212と対になって受け接合体3の差込孔31に設けた環状掛合段差311を挟む棒体段差部214を形成するほか、差込本体21を前記差込孔31に差し込む長さを制限するストッパ条215や、指で掴んだ際の滑り止めとなる滑り止め条216を設けている。ストッパ条215及び滑り止め条216は、それぞれの機能を果たせば形状が限定されず、また滑り止め条216の数も自由である。
受け接合体3は、円形断面の差込孔31を中心軸線に沿って貫通させた樹脂製の円筒で、前記差込孔31の中間位置に角形断面の環状掛合段差311を設けている。環状掛合段差311が受け側掛合部となる。本発明のロックス1の特徴は、受け接合体3に前記差込孔31と平行に延び、外面から前記差込孔31の内面に達する開閉溝32が設けられた点にある。受け接合体3は、開閉溝32を開くように弾性変形する。開閉溝32は、差込孔延在方向に延び、かつ外面から前記差込孔31の内面に達していれば、構造に限定がない。本例のロックス1は、差込孔31と平行に延びる細幅の直線溝である。
本例のロックス1の接合作業(図6〜図8)及び分離作業(図9〜図12)を説明する。本例のロックス1の接合作業は、図6に見られるように、可撓性糸条4を湾曲させて受け接合体3の差込孔31に対して差込接合体2の差込本体21を同一線上に揃えて接近させる。そして、そのまま挿入棒体211から差込孔31に差し込み、返し212を弾性変形により倒して環状掛合段差311を通過させ、復元した前記返し212と棒体段差部214とで前記環状掛合段差311を挟めば、図7に見られるように、接合作業が完了する。差込孔31に差込本体21を差し込むだけの接合作業は、簡便である。
本例のロックス1は、受け接合体3が開閉溝32を境に開くように弾性変形可能になっている。しかし、差込接合体2の返し212が受け接合体3の環状掛合段差311を通過する際、前記返し212が弾性変形して倒れるので、受け接合体2が開くことはない。返し212及び棒体段差部214で環状掛合段差311を挟んだ掛合状態の差込接合体2は、各部に形成される遊びを限度として延在方向に僅かに動く程度で、図8に見られるように、差込孔31から抜け出す虞がなく、また受け接合体2を開くこともない。これは、開閉溝32が、差込接合体2及び受け接合体3の接合状態を安易に解除しないことを意味する。
このように、接合状態にある差込接合体2及び受け接合体3は、差込接合体2を延在方向に抜き差して分離できない。ここで、差込接合体2の把持棒体213を指で掴んで受け接合体3の開閉溝32に沿って持ち上げると、差込孔31に押し付けられる挿入棒体211の先端部を支点とする「てこの原理」により、図9〜図11に見られるように、開閉溝32を境として受け接合体3を押し開くように差込本体21を全体として斜めに持ち上げることができる。これにより、返し212及び棒体段差部214により環状掛合段差311を挟む掛合状態が解消され、そのまま差込本体21を上方に持ち上げれば、図12に見られるように、差込接合体2及び受け接合体3を分離できる。
分離された差込接合体2及び受け接合体3は、どこか破損又は切断して分離するわけではないので、再び接合させることができる。これにより、例えば商品タグを商品に取り付けるためにロックス1の差込接合体2及び受け接合体3を接合した後、商品タグの付け間違いのために前記差込接合体2及び受け接合体3を分離して、再び接合し直すことができる。また、差込接合体2及び受け接合体3は、鋏等を用いることなく分離できるので、例えば消費者が商品購入後、手だけで差込接合体2及び受け接合体3を分離して商品タグを取り外せるようになる。
本発明のロックス1は、外面から差込孔31の内面に達する開閉溝32を設けて受け接合体3が弾性変形により開くようにしたことに特徴がある。このため、開閉溝32は、受け接合体3を開く構造であれば限定されない。例えば図13に見られる別例1の受け接合体3のように、幅のないスリット状の開閉溝33であってもよい。細幅の開閉溝32(図1ほか参照)は、受け接合体3と同時に成形可能であるが、幅のないスリット状の開閉溝33は、閉じた円筒状の受け接合体3を成形後、適宜切断して形成するとよい。
また、図14に見られる別例2の斜行状の開閉溝34、図15に見られる別例3の蛇行状の開閉溝35、又は図16に見られる別例4のジグザグ状の開閉溝36であると、差込接合体2の差込本体21の延在方向と開閉溝34,35,36とが交差する関係となり、差込本体21が前記開閉溝34,35,36を境に受け接合体3を押し開きにくくできる。これにより、意図しない外力により、差込本体21が不用意に持ち上がることを抑制又は防止できる。こうした開閉溝34,35,36を受け接合体3に設けても、人が指で把持棒体213を掴めば、十分な力を与えて差込本体21を斜めに持ち上げることができるので、受け接合体3から差込接合体2を容易に分離できる。
1 ロックス
2 差込接合体
21 差込本体
211 挿入棒体
212 返し
213 把持棒体
214 棒体段差部
215 ストッパ条
216 滑り止め条
3 受け接合体
31 差込孔
311 環状掛合段差
32 開閉溝
33 開閉溝
34 開閉溝
35 開閉溝
36 開閉溝
4 可撓性糸条
2 差込接合体
21 差込本体
211 挿入棒体
212 返し
213 把持棒体
214 棒体段差部
215 ストッパ条
216 滑り止め条
3 受け接合体
31 差込孔
311 環状掛合段差
32 開閉溝
33 開閉溝
34 開閉溝
35 開閉溝
36 開閉溝
4 可撓性糸条
Claims (1)
- 差込接合体と受け接合体とを可撓性糸条で結んだロックスにおいて、
差込接合体は、一方向に延在する差込本体の外面かつ前記差込本体延在方向途中に、差込側掛合部が設けられ、
受け接合体は、弾性変形する素材で構成され、前記差込本体が差込本体延在方向に差し込める差込孔の内面に、前記差込側掛合部が差込孔延在方向に掛合する受け側掛合部が設けられ、前記差込孔延在方向に延び、外面から前記差込孔の内面に達する開閉溝が設けられた構成で、
差込接合体の差込本体と受け接合体の差込孔とを同一直線上に延在方向を揃えて前記差込本体を前記差込孔に差し込み、前記延在方向に差込側掛合部及び受け側掛合部を掛合させた状態から、前記差込本体を斜めに持ち上げると、受け接合体が前記差込本体により開閉溝を境にして押し開かれ、前記差込本体をそのまま取り出して差込接合体及び受け接合体の掛合を解除できることを特徴とするロックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016253312A JP6146755B1 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | ロックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016253312A JP6146755B1 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | ロックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6146755B1 true JP6146755B1 (ja) | 2017-06-14 |
JP2018104043A JP2018104043A (ja) | 2018-07-05 |
Family
ID=59061192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016253312A Active JP6146755B1 (ja) | 2016-12-27 | 2016-12-27 | ロックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6146755B1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002149073A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-05-22 | Toska Co Ltd | マーカー用磁性体を有する表示札等取付具 |
JP2015007679A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社トスカバノック | リリース可能なアタッチ部材 |
-
2016
- 2016-12-27 JP JP2016253312A patent/JP6146755B1/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2002149073A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-05-22 | Toska Co Ltd | マーカー用磁性体を有する表示札等取付具 |
JP2015007679A (ja) * | 2013-06-25 | 2015-01-15 | 株式会社トスカバノック | リリース可能なアタッチ部材 |
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JP2018104043A (ja) | 2018-07-05 |
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