JP6146712B2 - ランプ - Google Patents

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Description

本発明はLED(Light Emitting Device)等の半導体発光素子を用いたランプに関する。
近年、省電力性に優れるランプとして、LED等の半導体発光素子を光源に用いたランプが普及している(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示されたランプ1100を図12の一部断面図に示す。ランプ1100は、LEDを有する発光モジュール1110と、点灯回路ユニット1120と、点灯回路ユニット1120を収容する円筒状の筐体1130とを備える。筐体1130の外周面には、複数の板状の放熱フィン1140がランプ1100の軸周りに放射状に設けられる。発光モジュール1110と点灯回路ユニット1120とは筐体1130に対して熱結合するように配置される。筐体1130の端部には口金1150が形成される。
通常、ランプ1100は造営材の天井に設けられた照明用器具のソケットに口金1150を装着し、主出射方向を鉛直方向(図12の紙面下方)に向けて取り付けられる。ランプ1100の点灯時には、発光モジュール1110と点灯回路ユニット1120との各駆動により生じた熱でランプ1100の周囲の空気が温められる。これにより、ランプ1100の周囲には上方に向かう空気の流れが発生する。この空気は隣り合う放熱フィン1140の間隙を流れる。これにより各放熱フィン1140の熱が外気に放熱される。放熱フィン1140は空気の整流作用がある。このため放熱手段として放熱フィン1140を用いると、放熱フィン1140の間隙に新たな空気をスムーズに送り込み、放熱後の空気を速やかに排気できる。
特開2011−258372号公報
上記のような半導体発光素子を用いたランプの長寿命化を図るためには、半導体発光素子と点灯回路ユニットとの各駆動により生じた熱をさらに効率よく放熱することが重要である。このため、ランプが良好な放熱特性を有することが望まれている。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、従来よりも良好な放熱特性を有するランプの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係るランプは、基板と、前記基板に実装された複数の半導体発光素子と、板状であって、第一主面に第一領域と、前記第一領域に隣接する第二領域とを有し、前記第二領域に前記基板が配置されたベースと、前記ベースの第一主面とは反対側に位置する第二主面に配置された筐体と、前記筐体内に収納され、前記各半導体発光素子を点灯させる点灯回路ユニットと、前記ベースの第二主面における前記筐体と干渉しない位置に立設された複数の放熱フィンとを備え、前記ベースの前記第一領域には、前記筐体の一部を前記ベースの第一主面側に露出させる貫通孔が存在し、前記貫通孔を介して外部から前記筐体に至る外気の流通路を有する構成とする。
ここで本発明の別の態様として、前記第二領域は環状であり、前記基板は前記第二領域の全周にわたり配置された環状基板であって、前記基板の開口部が前記ベースの貫通孔と連通している構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記複数の半導体発光素子が、前記基板の開口部を取り囲んでいる構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記基板の開口部の周縁形状と前記ベースの貫通孔の周縁形状とがともに円形であり、前記基板の開口部の内径が前記貫通孔の内径よりも大きく、前記ベースを平面視する際、前記基板の開口部の内部に前記ベースの貫通孔の全周が露出している構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記ベースの第一主面に対して垂直な方向から見た前記筐体の形状が円形であり、前記ベースの貫通孔の内径が前記筐体の外径の1/10以上1/4以下である構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記筐体は前記ベース側に突設された複数のリブを有し、前記各リブの頂部において前記ベースに接合され、前記各リブ間に前記各放熱フィンの間隙と連通する空間が存在し、前記ベースの貫通孔は、前記基板の開口部とともに前記空間と連通している構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記第二主面において、前記筐体が前記ベースの周縁より内方に配置され、前記各放熱フィンが前記筐体の外周を囲繞するように配置されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記ベースの貫通孔を外気と連通させ且つ前記基板を覆うように配された透光性カバーを有する構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記各放熱フィンが、前記ベースの第二主面の内側から周縁に向けて放射状に形成されている構成とすることもできる。
また本発明の別の態様では、前記ベースを金属部材を用いて構成し、前記筐体を電気絶縁性部材を用いて構成することもできる。
また本発明の別の態様では、前記ベースと前記筐体とを電気絶縁部材を用いて一体に構成することもできる。
また本発明の別の態様では、前記筐体が、外部より前記点灯回路ユニットを介して前記各半導体発光素子に給電するための口金を有する構成とすることもできる。
本発明の一態様に係るランプでは、各半導体発光素子の駆動により生じた熱がベースを介して各放熱フィンに伝熱される。各放熱フィンの熱は、各放熱フィンの間隙を流通する外気に放熱される。一方、点灯回路ユニットの駆動により生じた熱は筐体に伝熱される。ここで、筐体の一部はベースに存在する貫通孔を通じてベースの第一主面側に外部露出されている。従って、点灯回路ユニットの駆動により生じた熱は、筐体を介し、貫通孔を通じて取り込まれた外気に放熱される。
このように本発明の一態様に係るランプでは、半導体発光素子と点灯回路ユニットの各熱を互いに異なる流通路を通る外気に対して放熱させる。このため、半導体発光素子と点灯回路ユニットとをそれぞれ効率よく放熱できる。
結果として、従来よりも良好な放熱特性を有するランプを提供することができる。
実施の形態1のランプ1の斜め上方から見た外観構成図 実施の形態1のランプ1の斜め下方から見た外観構成図 ランプ1の内部構成を示す分解図 斜め上方から見たベース40と発光モジュール50との外観構成図 ベース40の斜め下方から見た外観構成図 透光性カバー60を裏面から見た外観構成図 従来の課題を説明するための模式図 ランプ1で奏される効果を説明するための模式断面図 ランプ1で奏される効果を説明するための模式図 実施の形態2の発光モジュール50Aの構成を示す正面図 実施の形態3の発光モジュール50Bの構成を示す正面図 従来のランプ1100の外観構成図
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1に係るランプについて、図面を用いて説明する。
(ランプ1の構成)
図1と図2に示すように、ランプ1は電球形としている。
図3に示すように、ランプ1は、筐体10と、弾性部材20と、点灯回路ユニット30と、ベース40と、放熱フィン45と、発光モジュール50と、透光性カバー60とを備えている。ランプ1は、筐体10の口金11を照明用器具のソケットに装着して使用できる。
次にランプ1をその構成要素毎に説明する。
[筐体10]
図3に示すように、筐体10は、口金11と、回路収納部12と、蓋13とを備える。筐体10は全体として円筒状である。
口金11はランプ1を照明用器具のソケットに接続するための部品である。また、口金11は外部の商用電源の交流電力を点灯回路ユニット30に給電する。口金11は雄ねじ状のシェル111と、シェル111に対して電気絶縁が図られたアイレット112とを備える。シェル111とアイレット112とはそれぞれ金属材料等の導電性部材で構成される。口金11の形状は照明用器具のソケットの規格に合わせ、例えばE26規格やE39規格とすることができる。
回路収納部12は点灯回路ユニット30を内部に収納する。回路収納部12は円筒体である。回路収納部12の内部には不図示のリブが複数立設されている。この各リブの間に点灯回路ユニット30の基板31が挟設される。これにより点灯回路ユニット30と回路収納部12とが熱結合される。回路収納部12の外周には蓋13の係合ツメ134と係合可能な係合孔120が設けられる。口金11は回路収納部12の長手方向一端に配置されている。
蓋13は回路収納部12の長手方向他端に装着される。これにより蓋13は回路収納部12の内部を封止する。蓋13は、円盤状の基台130と、複数のリブ131とを有する。
各リブ131は、蓋13の表面に立設される。これにより各リブ131は筐体10においてベース40側に突設される。具体的に各リブ131は、基台130の表面の周縁に沿って立設される。隣り合うリブ131の間には間隙132が存在する。これによりランプ1では、蓋13とベース40との間において、間隙132を介し、放熱フィン45の間隙46と連通する空間Pが存在するように図られる。基台130の中央には、点灯回路ユニット30の配線33を外部露出させる挿通孔133が設けられる。基台130の周囲には回路収納部12の係合孔120と係合される係合ツメ134が延設される。蓋13は、係合ツメ134と係合孔120とを用いて回路収納部12に装着される。これにより回路収納部12と蓋13とが熱結合する。
リブ131はベース40に筐体10を接合するための部位である。ベース40と対向するリブ131の頂部には接着部材が配設される。この接着部材によりリブ131とベース40の第二主面40Y(図3参照)とが接合される。接着部材としては公知のものを使用できる。低熱伝導性の接着部材を用いると、筐体10とベース40との間における伝熱を抑制できる。或いはネジ止めの方法を利用してリブ131とベース40とを連結してもよい。
回路収納部12と蓋13とは、いずれも樹脂材料等の電気絶縁性部材で構成される。
[弾性部材20]
弾性部材20は口金11を照明用器具のソケットに装着した際、口金11周辺を覆う。これにより口金11周辺に外部から水分やゴミ等が付着するのを防止する。弾性部材20は柔軟な環状部材である。弾性部材20は一例として柔軟な樹脂材料やエラストマー材料等で構成される。弾性部材20は筐体10の外周に装着される。ランプ1において、弾性部材20は回路収納部12の外周の全周にわたり、密に装着される。
[点灯回路ユニット30]
点灯回路ユニット30は、口金11を通じて外部より供給される交流電力を直流電力に変換する。さらに点灯回路ユニット30は、直流電力を発光モジュール50の各LED52に供給して点灯させる。図3に示すように、点灯回路ユニット30は、基板31と、基板31に実装された複数の電子部品32と、基板31に接続された複数の配線33とを有する。
電子部品32には電解コンデンサ等の素子が含まれる。
各配線33は一端にコネクタ33Aを有する。コネクタ33Aは発光モジュール50のソケット53(図4参照)と接続される。コネクタ33Aがソケット53と接続されることで、各配線33を介し、点灯回路ユニット30が各LED52と電気接続される。さらに点灯回路ユニット30は基板31に接続された不図示の配線を有する。この配線は、口金11のシェル111とアイレット112とにそれぞれ電気接続される。
[ベース40]
ベース40は発光モジュール50が配置される部品である。また、ベース40は発光モジュール50のLED52で生じた熱を放熱フィン45に伝熱する。図4と図5とに示すように、ベース40は、平板部41と、外側リブ42と、内側リブ43とを備える。ベース40は一例として良好な熱伝導性材料、例えばアルミニウムやアルミニウム合金、マグネシウム合金等の金属材料を用いて構成される。
平板部41は円盤状であり、発光モジュール50が載置可能なサイズに形成される。平板部41は、発光モジュール50と対向する第一主面40Xと、筐体10及び放熱フィン45と対向し、第一主面40Xとは反対側に位置する第二主面40Yとを有する。図3〜図5に示すように、平板部41の中央には円形の貫通孔44が設けられている。具体的には、ベース40は第一主面40Xにおいて、第一領域A1と、第一領域A1に隣接する(ここでは一例として第1領域A1に取り囲まれる)第二領域A2とを有する。第一領域A1に貫通孔44が設けられている。第二領域A2(平板部41の上面)は環状である。ランプ1では第二領域A2の全周にわたり、発光モジュール50の基板51が配置される。
外側リブ42は平板部41の外側(周縁)に沿って、第一主面40Xより立設される。
内側リブ43は平板部41の内側(貫通孔44の周縁)に沿って、外側リブ42と同様に第一主面40Xより立設される。外側リブ42と内側リブ43により、ベース40の第一主面40Xの周囲が囲繞される。
貫通孔44は、発光モジュール50の開口部53を介して筐体10の一部(具体的には基台130の表面)を外部露出させるように設けられる(図1、図3参照)。具体的な形状として、貫通孔44はその周縁形状が円形である。さらに図3に示すように、貫通孔44の内径D1は筐体10の蓋13の外径D2よりやや小さく設定される。ランプ1では、貫通孔44は外気を筐体10の周りに送り込む流通路の一部として機能する。
尚、貫通孔44の内径D1は適宜調整することが可能である。貫通孔44の内径D1としては、外気の取込効率と発光モジュール50の面積確保とを両立できる範囲とするのが望ましい。ランプ1では、ベース40の第一主面40Xの表面に対して垂直な方向から見た筐体10の形状を円形としている(図3)。この場合、例えば貫通孔44の内径D1を筐体10の外径D2の1/10以上1/4以下の範囲とすることができる。このように筐体10の外径D2に対して貫通孔44の内径D1を十分に大きくすることで、ランプ1を鉛直方向より傾斜して配置させる際であっても、比較的豊富な外気を垂直方向から貫通孔44内に取り込むことができる。
[放熱フィン45]
放熱フィン45は、主としてLED52の駆動により生じた熱を外気に放熱する。一例として、放熱フィン45はベース40と一体的に構成される。すなわち、放熱フィン45はベース40の第二主面40Yに対し、外気に接するように互いに間隔をおいて複数立設されている(図5)。各放熱フィン45は板体であって、第二主面40Yの表面に垂直な方向(ランプ軸方向)の長さを高さHとする。また各放熱フィン45は、その両主面と平行且つ第二主面40Yの表面に沿った方向の長さを幅Wとする。さらに各放熱フィン45は、両主面間の距離を厚みDとする。具体的に各放熱フィン45は、互いに間隙46をおき、第二主面40Yの内側(ここでは第二主面40Yに沿った面の中心)から周縁に向けて放射状に立設される。間隙46は、貫通孔44と開口部53とに連通している。
尚、第二主面40Yには、筐体10がベース40の周縁よりも内方の領域Bに配置される。このとき放熱フィン45は、ベース40上の筐体10と干渉しない位置において、筐体10の外周を囲繞するように立設される。このように放熱フィン45と筐体10とを離間させるのは、各放熱フィン45と筐体10との間における伝熱経路の形成を抑制するための工夫である。また、放熱フィン45と筐体10とをともに第二主面40Y上に配置することで、ランプ1の包絡体積を比較的コンパクトに設計できる。
尚、放熱フィン45の幅Wを比較的短く確保するか、放熱フィン45の厚みDを比較的薄くしてもよい。これらのいずれかの工夫を行うことにより間隙46が広がり、ランプ1の周囲に存在する外気を間隙46に豊富に取り込むことができる。
[発光モジュール50]
図3と図4とに示すように、発光モジュール50は、基板51と、LED52と、ソケット53とを有する。
基板51には複数のLED52が配置される。基板51は、金属基板と、金属基板に積層された絶縁層と、絶縁層上に形成された配線パターン(ともに不図示)とを有してなる。金属基板はLED52の駆動で生じた熱をベース40側に伝熱する。絶縁層は金属基板と配線パターンとを絶縁する。
基板51は環状基板である。基板51の内部には開口部53が存在する。基板51の上面51Xには各LED52が実装される。基板51の下面51Yはベース40の第一主面40Xの第二領域A2(平板部41の上面)に沿って密着するように配置される。尚、基板51の輪郭形状は、ベース40の平板部41の形状に合わせて円形状としている。基板51は厚み方向に貫通するねじ孔(不図示)を有する。基板51は各々のねじ孔に挿通させたねじを平板部41に螺合させることにより、平板部41に対して固定される。
LED52はランプ1の光源である。LED52はSMD(Surface Mount Device)型である。このLED52は半導体発光素子の一例である。LED52は素子本体と、素子本体を取り囲む擂鉢状の反射部材と、反射部材の内部に充填された封止体とを有する。
ランプ1では、複数のLED52が複数のグループに分けられ、各基板51上に実装されている。具体例として発光モジュール50では、合計48個のLED52が開口部53を取り囲み、2重の円環状の素子列をなすように配置されている。これによりランプ1の駆動時には、広範囲な配光分布が得られるように図られている。
開口部53は、ランプ1においてベース40の貫通孔44と連通するように配置される。これにより基板51の中央からベース40の貫通孔44に外気を流通する。開口部53の周縁形状は、貫通孔44の周縁形状と同様に円形である。開口部53の内径D3はベース40の内側リブ43の外径D1よりやや大きい値(D3>D1)に設定される。従ってランプ1では、ベース40を平面視した際に、開口部53の内部に貫通孔44の周縁の全周を露出させることができる(図1)。これは貫通孔44に外気を効率よく流通させるための工夫である。開口部53の周縁には内側リブ43が挿通可能される。このようにランプ1には、開口部53と貫通孔44により外部から筐体10に至る外気の流通路が存在している。
ソケット53は点灯回路ユニット30の配線33のコネクタ33Aを電気接続する部品である。ソケット53はLED52と同様に基板51の配線パターンに実装される。
[透光性カバー60]
透光性カバー60は発光モジュール50を被覆する。また、透光性カバー60はランプ1の駆動時において、各LED52からの出射光を透過する。図3と図6とに示すように、透光性カバー60は全体として椀状に構成される。透光性カバー60は発光モジュール50と対向する凹状表面(裏面)の中央において、発光モジュール50側に立設された円筒部61を有する。円筒部61の内部空間は開口部62を通じて外部と連通している。
円筒部61はベース40に対し、その長手方向の一端が内側リブ43の頂部に当接するように配置される。開口部62は、ランプ1を組み上げた状態において、開口部53と貫通孔44とに連通される。尚、開口部62の内径D4は貫通孔44の内径D1と同一値以上に設定される(図3)。これにより貫通孔44の内部は、透光性カバー60に閉塞されずに外部に露出している。
透光性カバー60は、例えばポリメチルメタクリレート(PMMA)等のアクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、シリコン樹脂等の透明な樹脂材料、或いはガラス材料のいずれかを用いて形成される。透光性カバー60は、例えばベース40の外側リブ42の頂部と接着剤により接合される。
以上のように、ランプ1は、基板51と、基板51に実装された複数の半導体発光素子(LED52)と、板状であって、第一主面40Xに第一領域A1と、第一領域A1を取り囲む第二領域A2とを有し、第二領域A2に基板51が配置されたベース40と、ベース40の第二主面40Yに配置された筐体10と、筐体10内に収納され、各半導体発光素子(LED52)を点灯させる点灯回路ユニット30と、ベース40の第二主面40Yにおける筐体10と干渉しない位置に立設された複数の放熱フィン45とを備え、ベース40の第一領域A1には、筐体10の一部を第一主面40X側に露出させる貫通孔44が存在し、貫通孔44を介して外部から筐体10に至る外気の流通路を有する構成としている。
(ランプ1の駆動)
ランプ1を駆動する際、ユーザは予めランプ1の口金11を照明用器具のソケットに装着する。ユーザは電源装置を操作し、照明用器具のソケットを通じてランプ1に交流電力を投入する。これによりランプ1の点灯回路ユニット30が交流電力を直流電力に変換する。点灯回路ユニット30が直流電力を各LED52に供給することにより、各LED52が点灯する。各LED52の出射光は透光性カバー60に入射される。入射光は透光性カバー60より外部に出射され、照明光として利用される。
ここでランプ1では、以下の諸効果を期待できる。
[ランプ1が奏する放熱効果]
まず、貫通孔44を有さない比較例ランプについて説明し、続いてランプ1が奏する放熱効果について述べる。
(i)貫通孔44を有さない比較例ランプについて
図7を用いて貫通孔44を有さない比較例ランプを説明する。当図に示すランプ1100は、図12を用いて先に説明したランプ1100と同じ構成である。
ランプ1100を下方に向けて配置し、点灯させた場合、ランプ1100の周囲の外気はランプ1100の発熱により熱せられて上昇気流となる。この上昇気流は隣り合う放熱フィン1140の間隙を流通する。ランプ1100では、点灯回路ユニット1120の駆動により生じた熱と、発光モジュール1110の駆動により生じた熱が、ともに放熱フィン1140に伝熱される。従って放熱フィン1140の熱は、隣り合う放熱フィン1140の間隙を流通する上昇気流と熱交換される。
ランプ1100では、点灯回路ユニット1120の駆動により生じた熱と、発光モジュール1110の駆動により生じた熱とが、放熱フィン1140に集中する。従って、隣り合う放熱フィン1140の間隙を流通する上昇気流に対して比較的大量の熱を放熱しなければ、ランプ1100の過熱を招くおそれがある。また、ランプ1100では発光モジュール1110と点灯回路ユニット1120と放熱フィン1140とが熱結合されているため、発光モジュール1110と点灯回路ユニット1120との各発熱量が異なると、このうち高温度側が放熱フィン1140を介して低温度側を加熱させるおそれもある。
さらに、放熱フィン1140に対して点灯回路ユニット1120がランプ1100の奥まった位置にあるため、ランプ1100の内部に熱がこもり易い。このため点灯回路ユニット1120の熱を外気に放熱しにくい場合がある。
また、ランプ1100を鉛直方向に対して傾斜するように配置した場合、上方に位置する放熱フィン1140の間には上昇気流が流通しにくい。このため、ランプ1100の放熱特性が低下する問題も生じうる。
(ii)
図8を用いてランプ1の効果を説明する。当図では説明のため筐体10以外の構造部を断面で図示している。
図8に示すようにランプ1を点灯させた場合、ランプ1の周囲で発生した上昇気流の一部が、放熱フィン45の間隙46を流通する(以下、この空気を「第1の外気」と称する。)。第1の外気には、LED52の駆動により生じた熱が放熱フィン45より放熱される。
一方、基板51の周囲で発生した上昇気流の一部が、開口部62と貫通孔44とからランプ1の内部に取り込まれる(以下、この空気を「第2の外気」と称する。)。第2の外気には、点灯回路ユニット30の駆動により生じた熱が筐体10(主として蓋13及び回路収納部12)の表面より放熱される。
このようにランプ1では、第1の外気と第2の外気とが互いに異なる流通路でランプ1に入り込む。従ってランプ1では、LED52と点灯回路ユニット30とを個別に効率よく放熱させることができる。このため、LED52と点灯回路ユニット30との各発熱温度が異なる場合であっても、一方が他方を加熱するのを防ぎつつ、それぞれを放熱できる。また、貫通孔44が放熱フィン45の間隙46と連通しているので、第2の外気が第1の外気とともに間隙46より速やかに外部に排気される。
尚、貫通孔44から取り込まれる第2の外気には、平板部41を介し、ベース40の中心付近に位置する各LED52の駆動により生じた熱の一部が伝熱される。これにより、従来では放熱しにくかったベースの中心付近に位置する各LED52を効率よく放熱できる。
(iii)
図9は、ベース40の第一主面40Xを斜め下方向に向けた場合に奏される効果を模式的に示したものである。
ランプ1では、開口部62と連通する貫通孔44を設ける。上記したように、外気に露出する貫通孔44の内径は、筐体10の蓋13の外径に対して十分に広い値に設定されている。従って、第一主面40Xを斜め下方向に向けてランプ1を傾斜配置させた場合であっても、開口部62と貫通孔44とを介し、比較的豊富に上昇気流の第2の外気を筐体10の周りまで良好に送り込むことができる。よって点灯回路ユニット30の駆動により生じた熱を、筐体10を介して第2の外気に効率よく熱交換でき、優れた放熱効果を期待できる(図8中の矢印を参照)。
以上の諸効果が奏されることで、結果として従来よりも良好な放熱特性を有するランプ1を提供できる。
以下、本発明の別の実施の形態について、実施の形態1との差異を説明する。
<実施の形態2>
実施の形態2のランプにおける、発光モジュール50Aを図10に示す。
実施の形態2のランプが実施の形態1のランプ1と異なる点として、発光モジュール50Aは矩形状の開口部53Aを有する。一方、ベース40には開口部53Aに挿通可能な矩形状断面の内側リブ(不図示)が設けられている。
このような構成を有する実施の形態2のランプにおいても、実施の形態1のランプ1と同様の効果を期待できる。さらに、挿通口53Aにベースの内側リブを挿通させることで、ベース40に対する発光モジュール50Aを回転規制できる。このため、ベース40に対する発光モジュール50Aの位置決めをより確実に行える。
<実施の形態3>
実施の形態3のランプにおける発光モジュール50Bの構成を図11に示す。
実施の形態3のランプが実施の形態1のランプ1と異なる点として、発光モジュール50Bの基板51Bが複数のサブ基板51a〜51dを有してなる。各サブ基板51a〜51dには、複数のLED52と、ソケット54とが実装されている。一方、点灯回路ユニット30には複数の配線33(不図示)が接続される。各配線33の先端に取着されたコネクタ33Aが各ソケット54に接続される。
以上の構成を有する実施の形態3のランプにおいても、実施の形態1のランプ1と同様の効果を期待できる。また、複数のサブ基板51a〜51dを離間してベース40に配置することで、隣り合うサブ基板51a〜51d間の伝熱経路の形成を抑制することも可能である。
なお、図11では各サブ基板51a〜51dを扇形とし、全体として円環状の基板51Bとしたが、各サブ基板51a〜51dの形状はこれに限定されない。例えば各サブ基板51a〜51dの形状をそれぞれ矩形状とすることもできる。また、互いに形状が異なるサブ基板51a〜51dを用いてもよい。
<その他の事項>
発光モジュールの開口部53の周縁形状は、貫通孔44と同じ形状に限定されない。一例として、開口部53の周縁形状を多角形状、スリット状、曲線状、直線状のいずれかとすることも可能である。
本発明で用いる半導体発光素子はLED52に限定されない。例えばレーザダイオード(LD)、有機EL素子(OLED)のいずれかであってもよい。
発光モジュール50、50A、50Bは全体的な形状を円形としたが、本発明はこれに限定されない。例えば多角形状、楕円状、矩形状のいずれかとすることもできる。
発光モジュール50におけるLED52の総数は各図に示した個数に限定されず、これ以外の数であってもよい。
発光モジュール50とベース40との間には、熱伝導性シートや熱伝導性グリース等の熱伝導性部材を介設してもよい。
本発明のランプにおける放熱手段は放熱フィンを有することが望ましい。ピンや突起物等を備える放熱手段に比べ、放熱フィンを備える放熱部では空気の良好な整流作用が発揮される。これにより隣り合う放熱フィンの間隙を空気がスムーズに流通できるので好適である。
放熱フィン45はベース40と一体的に構成する必要はなく、これらを別々の部材で構成してもよい。
発光モジュール50における各LED52は、円環状に配置することが望ましい。このような各LED52の配置とすることで、点灯時の配光特性の偏りを防止することができる。
実施の形態1のランプ1では、ベース40を放熱性に優れる金属材料で構成した。また、筐体10を絶縁性に優れる樹脂材料で構成する場合を示した。しかしながらベース40と筐体10の材料はこれに限定されない。例えばベース40と筐体10とをともに放熱性及び絶縁性に優れる材料で構成することもできる。このような材料として、カーボンファイバー等の炭素材料やセラミック等の無機材料を樹脂材料に混入させたものを例示することができる。このような材料を用いる場合には、ベース40と筐体10とを射出成形等により一体部材として構成することも可能である。
上記各実施の形態では、各LED52は貫通孔44の全周を囲繞するように配置した。本発明はこれに限定せず、各LED52を貫通孔44の一部周囲を囲繞するように配置してもよい。
円筒部61の側面には可視光に対して反射特性を有する反射膜(リフレクタ)を形成してもよい。これにより、円筒部61の側面に当たる各LED52の出射光を反射させ、より広範囲な配光分布を実現できる。反射膜は、例えば金属材料を用いて蒸着膜として形成することができる。
1、1100 ランプ
10、1130 筐体
11、1150 口金
12、12A 回路収納部
13 蓋
20 弾性部材
30、30a〜30d 点灯回路ユニット
40 ベース
40X ベースの第一主面
40Y ベースの第二主面
41 平板部
42 外側リブ
43 内側リブ
44 開口部
45、1140 放熱フィン
46 放熱フィンの間隙
50、50A、50B、1110 発光モジュール
51 基板
51X 上面
51Y 下面
52 LED(半導体発光素子)
53 貫通孔
54 ソケット
60 透光性カバー
61 円筒部
62 開口部
130 基台
131 蓋のリブ
132 蓋のリブの間隙

Claims (10)

  1. 基板と、
    前記基板に実装された複数の半導体発光素子と、
    板状であって、第一主面に第一領域と、前記第一領域に隣接する第二領域とを有し、前記第二領域に前記基板が配置されたベースと、
    前記ベースの第一主面とは反対側に位置する第二主面に配置された筐体と、
    前記筐体内に収納され、前記各半導体発光素子を点灯させる点灯回路ユニットと、
    前記ベースの第二主面における前記筐体と干渉しない位置に立設された複数の放熱フィンとを備え、
    前記ベースの前記第一領域には、前記筐体の一部を前記ベースの第一主面側に露出させる貫通孔が存在し、前記貫通孔を介して外部から前記筐体に至る外気の流通路を有し、
    前記第二領域は環状であり、
    前記基板は前記第二領域の全周にわたり配置された環状基板であって、
    前記基板の開口部が前記ベースの貫通孔と連通しており、
    前記筐体は前記ベース側に突設された複数のリブを有し、前記各リブの頂部において前記ベースに接合され、
    前記各リブ間に前記各放熱フィンの間隙と連通する空間が存在し、
    前記ベースの貫通孔は、前記基板の開口部とともに前記空間と連通している
    ことを特徴とするランプ。
  2. 前記複数の半導体発光素子は、前記基板の開口部を取り囲んでいる
    ことを特徴とする、請求項に記載のランプ。
  3. 前記基板の開口部の周縁形状と前記ベースの貫通孔の周縁形状とがともに円形であり、 前記基板の開口部の内径が前記貫通孔の内径よりも大きく、
    前記ベースを平面視する際、前記基板の開口部の内部に前記ベースの貫通孔の全周が露出している
    ことを特徴とする請求項またはに記載のランプ。
  4. 前記ベースの第一主面に対して垂直な方向から見た前記筐体の形状が円形であり、
    前記ベースの貫通孔の内径が前記筐体の外径の1/10以上1/4以下である
    ことを特徴とする請求項に記載のランプ。
  5. 前記第二主面において、前記筐体は前記ベースの周縁より内方に配置され、
    前記各放熱フィンは前記筐体の外周を囲繞するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のランプ。
  6. 前記ベースの貫通孔を外気と連通させ且つ前記基板を覆うように配された透光性カバーを有する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のランプ。
  7. 前記各放熱フィンは、前記ベースの第二主面の内側から周縁に向けて放射状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のランプ。
  8. 前記ベースが金属部材を用いて構成され、
    前記筐体が電気絶縁性部材を用いて構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のランプ。
  9. 前記ベースと前記筐体とが電気絶縁部材を用いて一体に構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のランプ。
  10. 前記筐体は、外部より前記点灯回路ユニットを介して前記各半導体発光素子に給電するための口金を有する
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載のランプ。
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