JP6145426B2 - 瀝青テープ貼付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、瀝青テープ貼付装置に関する。さらに詳しくは、簡易な構造で、止水工事(例えば、互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目からの流体の浸入を瀝青テープの貼付で防止する工事)を簡便に行うことが可能な瀝青テープ貼付装置に関する。
アスファルト舗装道路は、通常、施工の容易さの観点から、道路幅よりも狭い舗装を長手方向の所定距離間に施工した後、道路幅よりも狭い舗装を同様に長手方向に順次隣接させて繰り返し施工することによって、道路幅全体の舗装として完成される。
このような施工法で形成したアスファルト舗装道路においては、互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目から雨水等の流体が浸入することによって、アスファルトに経時的な劣化を生じさせ、延いては、大きな裂け目を生じさせ、特に、震災時等においてアスファルト舗装道路が分断される等の大きな被害を発生させることになり、道路の強度の面等で大きな問題となっている。
上述の問題に対応するため、従来は、一方のアスファルト舗装の施工が完了した後、他方のアスファルト舗装を施工する前に、継ぎ目を構成することになる一方のアスファルト舗装の端面の長手方向に(走行方向)に、例えば、瀝青テープを貼付していたが、この作業は、作業者が、道路面にしゃがみ込んだ(屈み込んだ)状態で、手作業によって行われていた。このような作業は、作業者にとって肉体的負担の大きなものであったため、作業負担を軽減する措置が望まれていた。
一方、アスファルト舗装の継ぎ目を密着させる方法として、アスファルトを劣化させることなく、容易に継ぎ目を密着させることのできるアスファルト合材の敷き均し方法が提案されている(特許文献1参照)。この方法は、既設の1車線目のアスファルト舗装の継ぎ目となる端部を加熱しながら、2車線目のアスファルト舗装となるアスファルト合材を敷き均す際に、マグネトロンを備えた継ぎ目加熱装置により、上記端部にマイクロ波を照射して、上記端部の温度を、適正な温度に加熱した後、アスファルト合材を敷き均すようにしたものである。
しかし、この方法は、容易に継ぎ目を密着させることは可能であるが、大掛かりな加熱装置を必要とするとともに、雨水等の流体の浸入による経時的な劣化に起因する大きな裂け目の発生等を防止するには必ずしも十分なものではなかった。
特開2004−143826号公報
本発明は、上述の問題に鑑みなされたものであり、簡易な構造でありながら、止水工事(例えば、互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目からの流体の浸入を瀝青テープの貼付で防止する工事)における作業者の肉体的負担の軽減を図ることが可能であるとともに、簡便かつ確実な作業を実現することが可能な瀝青テープ貼付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によって、以下の瀝青テープ貼付装置が提供される。
[1]互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目から流体の浸入を防止するため、一方のアスファルト舗装の施工が完了した後、他方のアスファルト舗装を着工する前に、前記舗装面及び前記舗装前の路面上を、前記継ぎ目を構成することになる端面の長手方向に(走行方向)に走行しながら、前記一方のアスファルト舗装の前記端面に、巻回された長尺の瀝青テープを巻き解しつつ貼付する瀝青テープ貼付装置であって、フレーム部と、前記フレーム部の4隅に、段差のある2つの面上をそれぞれ平衡を保持しつつ走行可能に、走行方向に互いに平行に配設された、その先端から地上面までの距離が相対的に長い1対の第1のキャスター及びその先端から地上面までの距離が相対的に短い1対の第2のキャスターから構成された走行部と、前記フレーム部に、その一端が回動自在に配設された棒状のハンドル部と、前記フレーム部に、その一端が配設された、前記瀝青テープを巻き解し可能に保持する巻き軸状の瀝青テープ保持部と、を備え、前記瀝青テープの一端を、前記端面の所定箇所に貼付した後、前記ハンドル部の他端を前記瀝青テープの貼付方向(走行方向)に押し出すことによって、前記第1のキャスターが施工の完了した前記アスファルト舗装面上を走行するとともに前記第2のキャスターが前記他方のアスファルト舗装の施工前の路面上を走行しながら、前記瀝青テープを前記瀝青テープ保持部から連続的に巻き解しつつ、順次前記端面上に貼付することを特徴とする瀝青テープ貼付装置。
[2]前記フレーム部は、水平面から所定の角度で傾斜して配設された長方形板状の第1のフレームと、前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の1辺の両端部分から、前記第1のフレームと直交する方向に延伸して配設された2つの長方形板状の第2のフレームと、前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の他辺の両端部分から、鉛直方向に延伸して配設された2つの長方形板状の第3のフレームと、前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の1辺の中央部分から、前記第1のフレームと直交する方向で前記第2のフレームとは反対方向に延伸して配設された長方形板状の第4のフレームと、前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の他辺の中央部分から、前記第1のフレームと直交する方向で前記第2のフレームと同方向に延伸して配設された長方形板状の第5のフレームと、から構成されてなる前記[1]に記載の瀝青テープ貼付装置。
[3]一対の前記第1のキャスターは、2つの前記第2のフレームのそれぞれ先端部に配設されてなる前記[2]に記載の瀝青テープ貼付装置。
[4]一対の前記第2のキャスターは、2つの前記第3のフレームのそれぞれ先端部に配設されてなる前記[2]に記載の瀝青テープ貼付装置。
[5]前記ハンドル部は、前記第4のフレームに、その一端が回動自在に配設されてなる前記[2]〜[4]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[6]前記瀝青テープ保持部は、前記第5のフレームに直交する方向に、その一端が突出して配設されてなる前記[2]〜[5]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[7]前記第2のフレーム部の先端側にそれぞれ配設された、巻き解された前記瀝青テープの位置決めをするためのテープ位置決めガイド及び巻き解された前記瀝青テープを前記端面側に押し付けるためのテープ押さえバーをさらに備えた前記[2]〜[6]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[8]前記瀝青テープ保持部に保持された前記瀝青テープは、水平面から所定の角度で傾斜して配設されてなる前記[1]〜[7]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[9]前記第2のキャスターは、その先端から地上面までの距離が調整可能に構成されてなる前記[1]〜[8]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[10]前記瀝青テープは、アスファルト系材料を主剤とする基材の上に、ゴム系粘着剤が配設されてなるものである前記[1]〜[9]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[11]前記瀝青テープは、巻径が200〜300mmで、巻き解した時に、幅が50〜100mm、厚さが1.6〜6.0mm、かつ長さが10〜15mである前記[1]〜[10]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
[12]前記瀝青テープの表面に、離型材が配設されてなる前記[1]〜[11]のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
本発明によれば、簡易な構造でありながら、止水工事(例えば、互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目からの流体の浸入を瀝青テープの貼付で防止する工事)における作業者の肉体的負担の軽減を図ることが可能であるとともに、簡便かつ確実な作業を実現することが可能な瀝青テープ貼付装置が提供される。
本発明の一の実施の形態に係る瀝青テープ貼付装置を模式的に示す斜視図である。 本発明の一の実施の形態に係る瀝青テープ貼付装置を用いてアスファルト舗装の端面に瀝青テープを貼付する作業を模式的に示す説明図である。 瀝青テープの貼付作業時における作業者の瀝青テープ貼付装置の使用状態を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の一の実施の形態に係る瀝青テープ貼付装置を、付図を参照しつつ具体的に説明する。
本実施の形態の瀝青テープ貼付装置は、互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目から流体の浸入を防止するため、一方のアスファルト舗装の施工が完了した後、他方のアスファルト舗装を施工する前に、舗装面及び舗装前の路面上を、継ぎ目を構成することになる端面の長手方向に(走行方向)に走行しながら、一方のアスファルト舗装の端面に、巻回された長尺の瀝青テープを巻き解しつつ貼付する瀝青テープ貼付装置である。
具体的には、図1に示すように、フレーム部1と、フレーム部1の4隅に、段差のある2つの面上をそれぞれ平衡を保持しつつ走行可能に、走行方向に互いに平行に配設された、その先端から地上面までの距離が相対的に長い1対の第1のキャスター21a、21b及びその先端から地上面までの距離が相対的に短い1対の第2のキャスター22a、22bから構成された走行部2と、フレーム部1に、その一端が回動自在に配設された棒状のハンドル部3と、フレーム部1に、その一端が配設された、瀝青テープKを巻き解し可能に保持する巻き軸状の瀝青テープ保持部4と、を備えて構成されている。このように構成することによって、歩行姿勢による作業を実現して、作業者の肉体的負担の軽減を図るとともに、簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現することができる。
また、上述のように、瀝青テープKを用いることによって、施工した舗装をテープともども再利用することが可能になり(アスファルト系材料以外の不純物を混入させることなく再利用が可能となり)、省資源化を図ることができる。
また、図1に示すように、本実施の形態の瀝青テープ貼付装置100において、フレーム部1は、水平面から所定の角度α(好ましくは、40〜70度、さらに好ましくは50〜60度)の角度で傾斜して配設された長方形板状の第1のフレーム11と、第1のフレーム11における長方形の長手方向の1辺の両端部分から、第1のフレーム11と直交する方向に延伸して配設された2つの長方形板状の第2のフレーム12a、12bと、第1のフレーム11における長方形の長手方向の他辺の両端部分から、鉛直方向に延伸して配設された2つの長方形板状の第3のフレーム13a、13b(図1においては第3のフレーム13bだけが示されている)と、第1のフレーム11における長方形の長手方向の1辺の中央部分から、第1のフレーム11と直交する方向で第2のフレーム12a、12bとは反対方向に延伸して配設された長方形板状の第4のフレーム14と、第1のフレーム11における長方形の長手方向の他辺の中央部分から、第1のフレーム11と直交する方向で第2のフレーム12a、12bと同方向に延伸して配設された長方形板状の第5のフレーム15と、から構成されることが、歩行姿勢による作業を実現して、作業者の肉体的負担の軽減を図るとともに、安定した走行、及び簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。
フレーム部1の材質としては、機械的強度、耐久性、耐食性等に優れたものであれば特に制限はないが、例えば、SS400、SUS304等を好適例として挙げることができる。また、その厚さとしては、材質等にもよるが、例えば、3〜16mmが好ましく、4.5〜12mmがさらに好ましい。
また、本実施の形態において、一対の第1のキャスター21a、21bは、2つの第2のフレーム12a、12bのそれぞれ先端部に配設されてなることが安定した走行と簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。また、第1のキャスター21a、21bとしては円滑な走行を実現可能なものであれば特に制限はないが、例えば、その支持部がSS400、SUS304等からなるとともに、車輪部がウレタンゴム等のプラスチックからなり、その幅が15〜80mmで、直径が100〜160mmのものを好適例として挙げることができる。
また、本実施の形態において、一対の第2のキャスター22a、22bは、2つの第3のフレーム13a、13bのそれぞれ先端部に配設されてなることが安定した走行と簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。また、第2のキャスター22a、22bとしては円滑な走行を実現可能なものであれば特に制限はないが、例えば、その支持部がSS400、SUS304等からなるとともに、車輪部がウレタンゴム等のプラスチックからなり、その幅が15〜80mmで、直径が100〜160mmのものを好適例として挙げることができる。
第1のキャスター21a、21bと第2のキャスター22a、22bとは同じものであってもよい。
また、本実施の形態において、第2のキャスター22a、22bは、その先端から地上面までの距離が、第3のフレーム13a、13bに形成された長さが30〜250mmの長穴を介して取り付け位置を変えることによって、調整可能に構成されてなることが、安定した走行と簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。
また、本実施の形態において、ハンドル部3は、第4のフレーム14に、その一端が回動自在(例えば、上下方向の動きは固定することによって規制し、走行方向に対して適切な角度を有するようにのみ動き得るよう)に配設されてなることが円滑に押し出し力を伝達する上で好ましい。ハンドル部3としては力の伝達を円滑に実現することができるものであれば特に制限はないが、例えば、中空棒状等の形状で、長さが0.5〜2.0m、太さが10〜40mmのものを挙げることができる。このように構成することによって、図3に示すような歩行姿勢による作業を可能として、作業者の肉体的負担のさらなる軽減を図ることができる。
また、本実施の形態において、瀝青テープ保持部4は、第5のフレーム15に直交する方向に、その一端が突出して配設されてなることが、さらに簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。瀝青テープ保持部4の材質としては後述する瀝青テープK(内部挿通孔K1)との摺動性を確保して瀝青テープKの巻き解きを円滑にした状態で保持することが可能なものであれば特に制限はないが、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)からなるものを挙げることができる。その直径は、瀝青テープKの内部挿通孔K1に対応させ、それにガタツキなく、挿通し得るものであることが好ましい。
また、本実施の形態において、第2のフレーム12a、12bの先端側にそれぞれ配設された、巻き解された瀝青テープKの位置決めをするためのテープ位置決めガイド5及び巻き解された瀝青テープKを端面E側に押し付けるためのテープ押さえバー6をさらに備えてなることがさらに簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。なお、図1は、テープ位置決めガイド5として、第2のフレーム12aに配設されたものだけを示している。このように、第2のフレーム12a、12bの先端側にテープ位置決めガイド5及びテープ押さえバー6をそれぞれ配設することによって、走行方向を180度転換する必要がある場合にも、図1〜3に示された使用中のものとはそれぞれ別のテープ位置決めガイド5及びテープ押さえバー6を使用することによって容易に対応することができる。なお、テープ位置決めガイド5及びテープ押さえバー6の材質としては機械的強度及び摺動性を有するものであれば特に制限はない。
また、本実施の形態において、瀝青テープ保持部4に保持された瀝青テープKは、水平面から所定の角度β(好ましくは、20〜50度、さらに好ましくは30〜40度)の角度で傾斜して配設されてなることがさらに簡易かつ確実な瀝青テープの貼付を実現する上で好ましい。
また、本実施の形態において、瀝青テープKは、アスファルト系材料を主剤とする基材の上に、例えば、ブタジエン系ゴム等のゴム系粘着剤が配設されてなるものであることが確実な止水効果を発揮させる上で好ましい。
また、本実施の形態において、瀝青テープKの形状、大きさとしては施工上の必要な条件例えば、道路の長さ等に対応したものであれば特に制限はないが、1巻の長さが長い方が作業性上好ましい。具体的には、上述の瀝青テープ保持部4に装着可能なように、巻き芯(芯材)(内径が40〜55mm、肉厚が4mm、外径が48〜63mm)の内径に相当する、開口径が40〜55mmの内部挿通孔K1を有し、テープの巻径が200〜300mmで、巻き解した時に、幅が50〜100mm、厚さが1.6〜6.0mm、かつ長さが10〜15mであることが好ましい。
瀝青テープは、その表面に、離型材Rが配設されてなるものであることが保管性、作業性等を向上させる上で好ましい。離型材Rの材質としては特に制限はなく汎用のものを用いることができる。
なお、図1に示すように、第2のフレーム12a、12b、及び第5のフレーム15等には、軽量化のために、打ち抜き孔12c、12d、及び打ち抜き孔15aが形成されていることが好ましい。
本実施の形態の瀝青テープ貼付装置100は、図1〜3に示すように、離型材Rを剥離した瀝青テープKの一端K2を、アスファルト舗装の端面Eの所定箇所に貼付した後、ハンドル部3の他端を瀝青テープKの貼付方向(走行方向)に押し出すことによって、第1のキャスター21a、21bが施工の完了したアスファルト舗装面A1上を走行するとともに第2のキャスター22a、22bが他方のアスファルト舗装の施工前の路面A2上を走行しながら、瀝青テープKを瀝青テープ保持部4から連続的に巻き解しつつ、テープ位置決めガイド5及びテープ押さえバー6を順次経由させて、順次端面E上に貼付するように構成されている。以上、アスファルト舗装における瀝青テープ貼付装置を中心に説明したが、これに限定されず、本発明は、他の舗装材料におけるテープ貼付装置としても使用可能である。
本発明の瀝青テープ貼付装置は、アスファルト舗装等の土木工事を必要とする建設業、農業等の各種産業において有効に利用されることができる。
1 フレーム部
2 走行部
3 ハンドル部
4 瀝青テープ保持部
5 テープ位置決めガイド
6 テープ押さえバー
11 第1のフレーム
12a、12b 第2のフレーム
12c、12d 打ち抜き孔
13a、13b 第3のフレーム
14 第4のフレーム
15 第5のフレーム
15a 打ち抜き孔
21a、21b 第1のキャスター
22a、22b 第2のキャスター
100 瀝青テープ貼付装置
A1 アスファルト舗装面
A2 路面
K 瀝青テープ
K1 内部挿通孔
K2 一端
E 端面
R 離型材

Claims (12)

  1. 互いに隣接するアスファルト舗装の継ぎ目から流体の浸入を防止するため、一方のアスファルト舗装の施工が完了した後、他方のアスファルト舗装を施工する前に、前記舗装面及び前記舗装前の路面の、段差のある2つの面上を、前記継ぎ目を構成することになる端面の長手方向に(走行方向)に走行しながら、前記一方のアスファルト舗装の前記端面に、巻回された長尺の瀝青テープを巻き解しつつ貼付するための瀝青テープ貼付装置であって、
    走行部と、ハンドル部と、瀝青テープの保持部とが、フレームによって一体化されており
    前記走行部は、前記段差のある2つの面上をそれぞれ平衡を保持しつつ走行可能に構成された前記走行方向に互いに平行に配設された、前記舗装面上を走行するための1対の第1のキャスター及び前記舗装前の路面上を走行するための1対の第2のキャスターを有してなり
    前記ハンドル部は、前記フレームに、その一端が回動自在に配設された棒状部材を有してなり
    前記瀝青テープの保持部は、前記フレームに、その一端が配設された、前記瀝青テープを巻き解し可能に保持するための巻き軸状の部材を備え、かつ、該巻き軸状の部材によって、前記瀝青テープが、前記1対の第1のキャスターと、前記1対の第2のキャスターに囲まれた位置に、これらのキャスター及びこれらのキャスターが走行する路面に接しないように保持できる構造を有してなり、
    前記瀝青テープの保持部で保持した瀝青テープの一端を、前記端面の所定箇所に貼付した後、前記ハンドル部の他端を前記瀝青テープの貼付方向(走行方向)に押し出すことによって、前記第1のキャスターが施工の完了した前記アスファルト舗装面上を走行するとともに前記第2のキャスターが前記他方のアスファルト舗装の施工前の路面上を走行しながら、前記瀝青テープを前記瀝青テープ保持部から連続的に巻き解しつつ、順次前記端面上に貼付可能に構成されていることを特徴とする瀝青テープ貼付装置。
  2. 前記フレームは、水平面から所定の角度で傾斜して配設された長方形板状の第1のフレームと、
    前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の1辺の両端部分から、前記第1のフレームと直交する方向に延伸して配設された2つの長方形板状の第2のフレームと、
    前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の他辺の両端部分から、鉛直方向に延伸して配設された2つの長方形板状の第3のフレームと、
    前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の1辺の中央部分から、前記第1のフレームと直交する方向で前記第2のフレームとは反対方向に延伸して配設された長方形板状の第4のフレームと、
    前記第1のフレームにおける前記長方形の長手方向の他辺の中央部分から、前記第1のフレームと直交する方向で前記第2のフレームと同方向に延伸して配設された長方形板状の第5のフレームと、から構成されてなる請求項1に記載の瀝青テープ貼付装置。
  3. 一対の前記第1のキャスターは、2つの前記第2のフレームのそれぞれ先端部に配設されてなる請求項2に記載の瀝青テープ貼付装置。
  4. 一対の前記第2のキャスターは、2つの前記第3のフレームのそれぞれ先端部に配設されてなる請求項2に記載の瀝青テープ貼付装置。
  5. 前記ハンドル部は、前記第4のフレームに、その一端が回動自在に配設されてなる請求項2〜4のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  6. 前記瀝青テープ保持部は、前記第5のフレームに直交する方向に、その一端が突出して配設されてなる請求項2〜5のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  7. 前記第2のフレーム部の先端側にそれぞれ配設された、巻き解された前記瀝青テープの位置決めをするためのテープ位置決めガイド及び巻き解された前記瀝青テープを前記端面側に押し付けるためのテープ押さえバーをさらに備えた請求項2〜6のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  8. 前記瀝青テープ保持部に保持された前記瀝青テープは、水平面から所定の角度で傾斜して配設されてなる請求項1〜7のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  9. 前記1対の第2のキャスターは、それぞれ、前記2つの第3のフレームに取り付けられており、且つ、第3のフレームに形成された長さが30〜250mmの長穴によって取り付け位置が調整可能に構成されてなる請求項1〜8のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  10. 前記瀝青テープは、アスファルト系材料を主剤とする基材の上に、ゴム系粘着剤が配設されてなるものである請求項1〜9のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  11. 前記瀝青テープは、巻径が200〜300mmで、巻き解した時に、幅が50〜100mm、厚さが1.6〜6.0mm、かつ長さが10〜15mである請求項1〜10のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
  12. 前記瀝青テープの表面に、離型材が配設されてなる請求項1〜11のいずれか1項に記載の瀝青テープ貼付装置。
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