JP6141600B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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本発明は、コネクタハウジング内に電線端末とこの電線端末に接続された端子が防水状態で収納される防水コネクタに関する。
コネクタハウジング内に、電線端末部分と、この電線端末部分に接続された端子が収納されるコネクタにおいては、電線の表面を伝わる水の浸入を防止する構造が用いられている。
特許文献1では、コネクタハウジング内に樹脂を充槇することで、電線端末部分とコネクタハウジングの内壁との空間を無くし、電線の表面を伝わる水が電線端末及びこの電線端末に接続された端子まで伝わらないようにしている。
また、電線端末と、電線端末に接続された端子とをコネクタハウジングの成型時に一体成型する、いわゆるモールドタイプとした防水コネクタも提案されている。
特開平9−106854号公報
ところが、防水のためにコネクタハウジング内に樹脂を充槇したり、コネクタハウジングと一体に電線端末や電線端末の端子を一体成型したコネクタでは、相手コネクタと嵌合する際に、嵌合位置がお互いにずれていると相手コネクタ側の端子と電線端末の端子との間に隙間が生じたり、嵌合の際に互いに当接してしまう。
すなわち、防水のために樹脂を充槇したり、コネクタハウジングと一体成型すると、電線端末と端子の位置が固定されてしまうので、相手コネクタとの嵌合の際に相手コネクタとの嵌合位置のずれを吸収することができないという問題がある。
そこで、本発明は、確実な防水性能が得られた上で、相手コネクタとの位置ずれを吸収することができる防水コネクタの提供を目的とする。
請求項1に記載の防水コネクタは、電線の端末に接続される端子と、この端子に接続された電線の芯線部とが内部に収容されるコネクタハウジングを有する防水コネクタであって、前記コネクタハウジングは、前記端子を収容する端子収容部と、この端子収容部に連続して設けられて前記電線の被覆が除去されている芯線部が直線状に長い状態で収容される直線部収容領域と前記電線の被覆が除去されている芯線部が折り曲げられた状態で収容される曲線部収容領域とを有した芯線収容部と、前記電線の被覆端末が挿入される被覆端末挿入部とで形成されており、前記被覆端末挿入部に防水区画壁が設けられていることで、前記芯線収容部と前記端子収容部内を防水状態としていると共に、前記芯線収容部の内部で前記電線の端末の芯線部が遊動可能となるように、前記芯線収容部内における前記芯線部の周囲に空洞部が設けられており、前記端子収容部には相手端子挿入開口が形成されており、前記芯線収容部には電線引出開口が形成されており、前記電線引出開口は、後壁部材で閉塞されており、前記後壁部材には、前記電線が被覆端末とともに挿通する挿通穴が設けられており、前記被覆端末挿入部では、前記防水区画壁に形成されている電線挿通穴に前記電線の被覆端末が挿通されるように構成されており、前記電線の被覆端末は、前記電線の長手方向で、前記後壁部材の挿通穴と、前記防水区画壁の電線挿通穴とを順に挿通するように構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明の防水コネクタは、請求項1記載のコネクタであって、前記端子は、相手端子が挿入される相手端子接続箱部と、前記電線の芯線部が接続される芯線接続板部とで形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、相手コネクタと嵌合し、相手コネクタの端子と電線端末の端子とを接続する際に、嵌合位置にずれが生じていても、直線部収容領域と曲線部収容領域とを有した芯線収容部の電線の端末の芯線部の周囲に空洞部が形成されているので、相手コネクタの端子の位置に合わせて電線の端末の端子が追従することができる。従って、相手コネクタとの嵌合位置のずれを吸収することができる。この場合、被覆端末挿入部に防水区画壁が設けられているので、芯線収容部内は確実な防水がなされている。従って、確実な防水性能が得られた上で、相手コネクタとの位置ずれを吸収することができる。また、防水区画壁に加えて、後壁部材によって電線引出側が閉塞さているので、より確実な防水性能が得られる。
請求項2の発明によれば、相手コネクタの相手端子が、相手端子接続箱部に挿入される際に、位置ずれが生じていても芯線収容部内の芯線部が遊動可能となっているので、相手端子の挿入によって端子が移動しても芯線部が追従する。
本発明の実施例に係る防水コネクタを示す分解斜視図である。 本発明の実施例に係る防水コネクタのコネクタハウジングの内部を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、防水コネクタ1は、電線2の端末3に接続される端子4と、この端子4に接続された電線2の芯線部5とが内部に収容されるコネクタハウジング6を有している。また、コネクタハウジング6の電線引出側7の後端側はシールドシェル8で外周が囲まれており、コネクタハウジング6の後端側がシールドされている。
コネクタハウジング6は、端子4を収容する端子収容部9と、この端子収容部9に連続して設けられて電線2の芯線部5が収容される芯線収容部10と、電線2の被覆端末11が挿入される被覆端末挿入部12とで形成されている。また、被覆端末挿入部12には、防水区画壁13が設けられ、芯線収容部10と端子収容部9内を防水状態としている。さらに、芯線収容部10には、電線2の端末3の芯線部5が内部で遊動可能となるように芯線部5の周囲に空洞部14が設けられている。
コネクタハウジング6の端子収容部9は筒状で先端側に、相手端子(不図示)が挿入される相手端子挿入開口15が形成されている。この端子収容部9の後端側に芯線収容部10、被覆端末挿入部12が形成されている。端子収容部9内には、電線2の端末に接続される端子4が収容されている。
端子4は、相手端子が挿入されて接続される箱状の相手端子接続箱部16と、この相手端子接続箱部16の後端側に電線2の芯線部5の端末が溶着される芯線接続端子板部17とが形成されている。芯線接続端子板部17に接続された芯線部5は、芯線収容部10に収容されている。
芯線収容部10は、電線2の芯線部5が直線状に長い状態で収容される直線部収容領域18と、芯線部5が略直角に折り曲げられた状態で収容される曲線部収容領域19とで形成されている。曲線部収容領域19には電線引出開口20と、この電線引出開口20と連続して下方側に開口する被覆端末挿入部12とが形成されている。これらの電線引出開口20と被覆端末挿入部12は、後壁部材21によって閉塞されている。
後壁部材21は、閉塞板部22とこの閉塞板部22と一体に形成された電線挿通板部23とで略L字状に形成されている。閉塞板部22は、曲線部収容領域19の後端側を完全に閉塞する。電線挿通板部23には、電線2が被覆端末11と共に挿通する挿通穴24、24が形成されている。この後壁部材21の外側に防水区画壁13が組み付けられている。
防水区画壁13は、電線挿通板部23の外側に重ねて組み付けられる閉塞板部25と、この閉塞板部25から立設されて後壁部材21の係合凹部26に係止される枠部27とで形成されている。閉塞板部25には、電線2が被覆部分とともに挿通される電線挿通穴28、28が形成されている。
そして、端子収容部9、芯線収容部10内は、後壁部21の閉塞板部22と電線挿通板部23とで内部が防水構造となっており、防水区画壁13によって電線2の表面を伝わる水の内部への浸入が阻止されている。
なお、この防水区画壁13は後壁部材21と一体成型しても良く、後壁部材21とコネクタは6とを一体成型する際に防水区画壁13を一体成型しても良い。
コネクタハウジング6の後端側のシールドシェル8は、コネクタハウジング6の上部側を覆うアッパーシェル29と、被覆端末挿入部12側を覆うアンダーシェル30とで形成されている。アッパーシェル29には、インバータケース(不図示)に固定される固定ブラケット31が一体に設けられ、この固定ブラケット31には、ボルト挿通穴32、32が設けられている。そして、インバーターケースにボルト止めされることでシールドシェル8がインバーターケースに固定され、コネクタハウジング6の後端側の一部をシールドする。
また、アッパーシェル29とアンダーシェル30とは、挟持部材33、33よって挟持固定されることで一体に形成されている。
なお、図1において符号34は、コネクタハウジング6の中間部に設けられた溝6aに装着されるシール部材であり、このシール部材は、インバーターケースとコネクタハウジング6の外周との間をシールする。
図2に示す状態のコネクタハウジング6をインバーターケース側の相手コネクタに嵌合すると、相手コネクタの相手端子が、相手端子接続箱部6内に挿入され接続されることで、電線2の端末3がインバータケース内の回路体等と接続される。
防水コネクタ1をインバータケース側の相手コネクタと嵌合する際に、相手コネクタの端子との間に嵌合位置の位置ずれが生じている場合には、端子4の相手端子接続箱部16の位置が端子収容部9内でずれる(移動する)。この端子4の移動に追従して、芯線部5は、芯線部5の周囲の空洞部14内で移動する。
従って、嵌合位置にずれが生じていても、直線部収容領域18と曲線部収容領域19とを有した芯線収容部10の電線2の端末の芯線部5の周囲に空洞部14が形成されているので相手コネクタの端子の位置に合わせて電線2の端末の端子4がずれることができる。これにより、相手コネクタとの嵌合位置のずれを吸収することができる。この場合、被覆端末挿入部12に防水区画壁13が設けられているので、芯線収容部10内は確実な防水がなされている。
よって、確実な防水性能が得られた上で、相手コネクタとの位置ずれを吸収することができる。
1 防水コネクタ
2 電線
3 端末
4 端子
5 芯線部
6 コネクタハウジング
9 端子収容部
10 芯線収容部
11 被覆端末
12 被覆端末挿入部
13 防水区画壁
14 空洞部
15 相手端子挿入開口
16 相手端子接続箱部
17 芯線接続端子板部
18 直線部収容領域
19 曲線部収容領域
20 電線引出開口
21 後壁部

Claims (2)

  1. 電線の端末に接続される端子と、この端子に接続された電線の芯線部とが内部に収容されるコネクタハウジングを有する防水コネクタであって、
    前記コネクタハウジングは、前記端子を収容する端子収容部と、この端子収容部に連続して設けられて前記電線の被覆が除去されている芯線部が直線状に長い状態で収容される直線部収容領域と前記電線の被覆が除去されている芯線部が折り曲げられた状態で収容される曲線部収容領域とを有した芯線収容部と、前記電線の被覆端末が挿入される被覆端末挿入部とで形成されており、
    前記被覆端末挿入部に防水区画壁が設けられていることで、前記芯線収容部と前記端子収容部内を防水状態としていると共に、
    前記芯線収容部の内部で前記電線の端末の芯線部が遊動可能となるように、前記芯線収容部内における前記芯線部の周囲に空洞部が設けられており、
    前記端子収容部には相手端子挿入開口が形成されており、前記芯線収容部には電線引出開口が形成されており、
    前記電線引出開口は、後壁部材で閉塞されており、
    前記後壁部材には、前記電線が被覆端末とともに挿通する挿通穴が設けられており、
    前記被覆端末挿入部では、前記防水区画壁に形成されている電線挿通穴に前記電線の被覆端末が挿通されるように構成されており、
    前記電線の被覆端末は、前記電線の長手方向で、前記後壁部材の挿通穴と、前記防水区画壁の電線挿通穴とを順に挿通するように構成されていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 請求項1記載の防水コネクタであって、
    前記端子は、相手端子が挿入される相手端子接続箱部と、前記電線の芯線部が接続される芯線接続端子板部とで形成されていることを特徴とする防水コネクタ。
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