JP6141589B2 - 回転ドラム式濃縮システム - Google Patents
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Description
処理対象物を回転ドラムへ供給するための供給ラインと、
前記供給ラインに凝集剤を投入するための投入ラインと、
前記供給ラインの途中に設置され、前記処理対象物に前記凝集剤を分散する攪拌部と、
前記供給ラインから回転ドラムへ、前記凝集剤が分散された前記処理対象物を投入する投入部と、
ろ過処理可能な複数の開口部を有する円筒状の前記回転ドラムと当該回転ドラムを回転させるための駆動部とを有し、前記投入部から投入された前記処理対象物を前記回転ドラムを回転させながら濃縮して濃縮物と水分とに分離する濃縮装置と、
前記濃縮装置で分離された水分を回収するろ液回収部と、
前記濃縮装置で濃縮された濃縮物を回収する濃縮物回収部と、を備え、
前記回転ドラム内部に、前記投入部から投入された前記処理対象物のフロック成長可能なフロック成長用スペース部を形成したことを特徴とする。
前記投入部から投入された前記処理対象物を移動しながら当該処理対象物のフロックを形成させるための移動ラインと、
前記移動ラインから前記回転ドラムの前記開口部が形成されている周面に、フロック形成された前記処理対象物を供給するためのフロック供給部とを有する。
前記回転ドラムをその軸周りに回転可能に支持する装置本体フレームと、前記回転ドラムの前記開口部が形成されている内周面に沿って設置され、前記処理対象物が投入された位置から前記回転ドラムの出口側へ搬送可能なスパイラル式搬送部と、を有し、
前記フロック成長用スペース部は、回転可能に前記装置本体フレームあるいは前記回転ドラムに取り付けられている、あるいは、回転しないように前記装置本体フレームに固定されている。
前記フロック成長用スペース部の一方側を前記投入部に対して回転可能に取り付け、かつ前記フロック供給部を当該フロック成長用スペース部のその他方側に設けた構成が好ましい。
図2Aは、フロック成長用スペース部70の一例を上から見た図である。フロック成長用スペース部70は、箱状であり、一方端が汚泥投入口14と、その他方端が支持装置73によってケーシング52と取り付けられている。そして、箱状スペースの長手方向に仕切部71aが設けられて、汚泥の移動がUターンするような移動ライン71を形成している。この移動ライン71に沿って、汚泥投入口14から投入された汚泥2(凝集剤3が分散済み)が移動しながらフロックが形成し成長していく。フロックが成長した汚泥2は、フロック供給部78から回転ドラム51のドラムスクリーン51aに供給される。
次に別例の移動ライン71について図2Bを用いて説明する。移動ライン71に沿って、衝突壁71cが下流方向に左右交互に設置されており、汚泥投入口14から投入された汚泥2がこの衝突壁71cに衝突することで、フロックが除々に成長していく。衝突壁71cによって、汚泥2の移動方向が変更されており、ここでも変更点71aが存在している。実施形態1と異なり、フロック供給部78が、移動方向下流側に設置されている。このため、濃縮汚泥排出口62aは、図1のような回転ドラム51の右側でなく、回転ドラム51の左側に設けられる。
次に別例の移動ライン71について図2Cを用いて説明する。円筒状のフロック成長用スペース部70が回転可能に取り付けられている。汚泥投入口14がそれよりも大径の汚泥入口配管72の内部に挿入されて回転可能に構成されている。また、支持装置73がフロック成長用スペース部70を回転するための回転駆動部80(モータおよび伝達機構で構成される)に取り付けられている。回転ドラム51を回転駆動するためのドラム用電動機M1と回転駆動部80のそれぞれを制御する回転制御部81(情報処理装置で構成される)が設置される。
次に、フロック成長用スペース部を回転ドラム51の周面に設けた構成について説明する。図3Aに示す断面模式図の回転ドラム51は、汚泥投入口14側の回転ドラム周面51cにはスクリーンが形成されておらず、ドラムスクリーン51aの部分がその下流側に設けられている。ドラムスクリーン51aが形成されていない回転ドラム51の周面51cがフロック成長用スペース部70として機能している。移動ライン71が回転ドラム51の周面のうち、汚泥投入口14側から、ドラム内周に沿って設けられた仕切壁74までの間に形成され、この間で汚泥2が移動しながら除々にフロックが成長する。フロックが成長した汚泥2は、この仕切壁74を飛び越えてドラムスクリーン51a側に移動する。この仕切壁74がフロック供給部の機能を兼ねている。
図3Bは、別例の仕切壁75である。仕切璧75はフロック成長用スペース部70である周面部分51cとドラムスクリーン51a部分との境界をドラム中心まで塞ぐようにし、一部のスリット75aから、フロック成長した汚泥2をドラムスクリーン51aのろ過部分へ移動可能にしている。フロック成長用スペース部70の移動ライン71の距離が短い場合でも、これによって、汚泥の滞留時間が長くなり、フロックの成長がし易くなるようにしている。スリット75aのサイズ、形状、個数は、特に限定されないが、形状として、周面に向かって広がる扇状であってもよい。スリット75aのサイズが、可変になるように構成されていてもよい。
図3Cは、フロック成長用スペース部70である回転ドラム51の周面部分51cに複数の邪魔板76を設けた構成である。この邪魔板76によって、フロックが回転ドラム51の回転によってともまわりすることを防止し、汚泥が衝突することでフロックの成長が促進される。邪魔板76のサイズ、形状、個数は、特に限定されないが、処理対象物の種類や性状に応じて、それらが可変に構成されていることが好ましい。また、図3Cにおいて、仕切壁74が設けられていないが、仕切璧74が設けられていてもよい。
図4は、回転ドラム51の断面形状の別例を示す図である。回転ドラム51の汚泥投入口14側の周面形状51bが、汚泥投入口14の方向に向かって径小に窄ませた形状である。これによって、汚泥投入口14近傍で成長したフロックを下流に移動させて、新たに投入される汚泥の落下衝撃によってフロックが破壊されることを防止することができる。
図5は、汚泥投入口14の先端形状141の別例を示す図である。汚泥投入口14の先端形状141が、回転ドラム51のスクリーンが形成されていない周面部分51cに対しスロープ状に傾斜している。これによって、新たに投入される汚泥2の落下速度(落下エネルギー)を低減させることができ、汚泥投入口14近傍で成長したフロックが新たに投入される汚泥の落下衝撃によって破壊されることを防止することができる。上記図4の構成をこの実施形態に組み合わせれば、さらに効果的である。また、図3B,3Cの実施形態のそれぞれにこの実施形態を適用することができる。
水流攪拌部13の替わりに凝集混和槽を用いても良く、この場合、急速攪拌作用のみでよいため、従来のものよりもコンパクトな槽を用いることができ、攪拌動力も低減することができる。
2 汚泥
3 凝集剤
11 供給用配管
12 投入用配管
13 水流攪拌部
14 汚泥投入口
50 濃縮装置
51 回転ドラム
51a ドラムスクリーン
52 ケーシング
53 土台フレーム
70 フロック成長用スペース部
71 移動ライン
78 フロック供給部
Claims (10)
- 処理対象物を回転ドラムへ供給するための供給ラインと、
前記供給ラインに凝集剤を投入するための投入ラインと、
前記供給ラインの途中に設置され、前記処理対象物に前記凝集剤を分散する攪拌部と、
前記供給ラインから回転ドラム(51)へ、前記凝集剤が分散された前記処理対象物を投入する投入部と、
ろ過処理可能な複数の開口部を有する円筒状の前記回転ドラム(51)と当該回転ドラム(51)を回転させるための駆動部とを有し、前記投入部から投入された前記処理対象物を前記回転ドラム(51)を回転させながら濃縮して濃縮物と水分とに分離する濃縮装置(50)と、
前記濃縮装置で分離された水分を回収するろ液回収部(61)と、
前記濃縮装置で濃縮された濃縮物を回収する濃縮物回収部(62)と、を備え、
前記回転ドラム内部に、前記投入部から投入された前記処理対象物のフロック成長可能なフロック成長用スペース部(70)を形成し、
前記濃縮装置(50)は、
前記回転ドラム(51)をその軸周りに回転可能に支持する装置本体フレーム(52)と、前記回転ドラム(51)の前記開口部が形成されている内周面に沿って設置され、前記処理対象物が投入された位置から前記回転ドラムの出口側へ搬送可能なスパイラル式搬送部(58)と、を有し、
前記フロック成長用スペース部(70)は、回転しないように前記装置本体フレーム(52)に固定されている、回転ドラム式濃縮システム。 - 処理対象物を回転ドラムへ供給するための供給ラインと、
前記供給ラインに凝集剤を投入するための投入ラインと、
前記供給ラインの途中に設置され、前記処理対象物に前記凝集剤を分散する攪拌部と、
前記供給ラインから回転ドラム(51)へ、前記凝集剤が分散された前記処理対象物を投入する投入部と、
ろ過処理可能な複数の開口部を有する円筒状の前記回転ドラム(51)と当該回転ドラム(51)を回転させるための駆動部とを有し、前記投入部から投入された前記処理対象物を前記回転ドラム(51)を回転させながら濃縮して濃縮物と水分とに分離する濃縮装置(50)と、
前記濃縮装置(50)で分離された水分を回収するろ液回収部(61)と、
前記濃縮装置(50)で濃縮された濃縮物を回収する濃縮物回収部(62)と、を備え、
前記回転ドラム内部に、前記投入部から投入された前記処理対象物のフロック成長可能なフロック成長用スペース部(70)を形成し、
前記フロック成長用スペース部(70)は、水中に配置されていない構成であって、
前記投入部から投入された前記処理対象物を移動しながら当該処理対象物のフロックを形成させるための移動ライン(71)と、
前記移動ライン(71)から前記回転ドラムの前記開口部が形成されている周面に、フロック形成された前記処理対象物を供給するためのフロック供給部と、を有し、
前記移動ライン(71)が、前記回転ドラムの周面のうち、前記投入部側の前記開口部が形成されていない周面に設けられている、回転ドラム式濃縮システム。 - 前記濃縮装置は、
前記回転ドラム(51)をその軸周りに回転可能に支持する装置本体フレーム(52)と、前記回転ドラム(51)の前記開口部が形成されている内周面に沿って設置され、前記処理対象物が投入された位置から前記回転ドラム(51)の出口側へ搬送可能なスパイラル式搬送部(58)と、を有する請求項2に記載の回転ドラム式濃縮システム。 - 前記移動ライン(71)に、前記投入部から投入された前記処理対象物の移動方向を変更する変更点(71b)を1つあるいは1つ以上設けてある、請求項1に記載の回転ドラム式濃縮システム。
- 前記移動ライン(71)に、前記投入部から投入された前記処理対象物を衝突させるための衝突壁部(76)を1つあるいは1つ以上設けてある、請求項2に記載の回転ドラム式濃縮システム。
- 前記フロック供給部が、前記開口部が形成された回転ドラム周面と前記移動ライン(71)を形成する周面との境界に形成された仕切壁(74、75)で構成されている、請求項2に記載の回転ドラム式濃縮システム。
- 前記仕切壁(75)の一部にスリット(75a)が形成されている、請求項6に記載の回転ドラム式濃縮システム。
- 前記回転ドラムを前記処理対象物投入方向に向かって径小に窄ませてある、請求項2〜7のいずれか1項に記載の回転ドラム式濃縮システム。
- 前記投入部が前記回転ドラム周面に対しスロープ状に傾斜してある、請求項2〜8のいずれか1項に記載の回転ドラム式濃縮システム。
- 前記フロック成長用スペース部(70)の前記移動ライン(71)の距離が可変に構成されている、請求項2〜9のいずれか1項に記載の回転ドラム式濃縮システム。
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| JP2011210904A JP6141589B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 回転ドラム式濃縮システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011210904A JP6141589B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 回転ドラム式濃縮システム |
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ID=48475980
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2011210904A Expired - Fee Related JP6141589B2 (ja) | 2011-09-27 | 2011-09-27 | 回転ドラム式濃縮システム |
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