JP6139936B2 - 撮像装置、操作装置、対象物確認方法、操作装置用プログラム - Google Patents
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Description
かかる撮像装置の操作性等を向上させた技術としては、例えば特許文献1がある。この特許文献1は、触覚ディスプレイ装置に関し、画面上に置かれこの画面上の座標位置を検出するための光学的センサと、マトリクス状に配列されたピンにより構成された触覚ピンと、ピンの個々を所定の状態に駆動する触覚ピンドライブ回路と、全体の動作を制御するCPUとを有し、触覚ピンドライブ回路が画面に表示された画像と対応してピンを駆動することにより、このピンの状態を触覚感知して画像の内容の認識を可能としたことを開示している。
このように周囲環境の明るさの影響を受けてディスプレイ画面中に被写体が入っていることを確認できなくなり、撮像するチャンスを逃すおそれがある。
もちろん、それに限らず、小さなディスプレイにばかり囚われてはいられないシーンもあれば、視力が低いユーザや目が不自由なユーザもいる。さらには、また、撮像機器に限る必要もなく、視覚ばかりに依存せず、ディスプレイに囚われず対象物を確認しやすい表示機器が求められている。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。ここでは、撮像機能がついた代表的なモバイル機器であるデジタルカメラへの応用を想定している。
図1は撮像装置(以下、本装置と称する)10のブロック構成図を示す。この本装置10は、例えばカメラ等であって、予め設定された撮像範囲を有する撮像部2を有する。本装置10は、被写体を撮像範囲内に導くための指標、例えばユーザ(撮影者)の指等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったか否かを判定し、指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されると、当該判定の旨を振動又は音声等により報知する。なお、本装置10は、カメラに適用した場合について説明するが、カメラに限らず、携帯電話機やスマートフォン(商標登録)などの被写体を撮像する機能を有するものに適用可能である。
本装置10により被写体を撮像する場合、ユーザは、本装置10を例えば左手で把持し、本装置10の撮像範囲内に被写体を入れるように当該本装置10を被写体の存在する方向に向け、被写体が撮像範囲内に入ったところでシャッタを押し操作することにより被写体の撮像が行われる。
本装置10では、被写体を撮像範囲内に導くために、本装置10を例えば左手で把持した状態で、例えば右手の指を本装置10と被写体との間の撮像範囲内に配置し、右手の指を被写体が撮像範囲内に入るための指標とする。なお、本装置10を例えば右手で把持した状態で、例えば左手の指を本装置10と被写体との間の撮像範囲内に配置し、同左手の指を被写体が撮像範囲内に入るための指標とすることでも同様である。
この状態に、例えばユーザは、本装置10と鳥類の被写体Qとの間の撮像範囲内に右手の指HRを侵入させ、同右手の指HRを本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qが入るであろうところに配置することにより、本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qを入れさせるものとなる。又は、ユーザは、先に、右手の指HRを本装置10の撮像範囲内に鳥類の被写体Qが入るであろうところに配置し、この後に、本装置10を右手の指HRを通して鳥類の被写体Qが撮像範囲内に入るように配置してもよい。
図6では背面モニタ8に表示される画像の上縁から右手の指HRが入り込んでいる。この場合、振動は、図7に示すように右手の指HRが入り込んだ上縁と同じく本装置10における撮影光学系21の上側において発生するのがよい。なお、右手の指HRが上縁入り込んだ場合でも、振動は、本装置10における撮影光学系21の上下側でそれぞれ発生してもよい。
本装置10は、撮像系20を備える。なお、本装置10において撮像系20を除いた部分は、本装置10の本体とする。撮像系20は、円筒状に形成され、撮像装置10に一体的に設けられているか、又は撮像装置10に着脱可能な構成のいずれであってもよい。この撮像系20は、撮影光学系21と、発光部22と、タッチパネル23と、振動部材24と、印加部25とを有する。
撮影光学系21は、被写体の像を撮像部2に導くもので、撮影レンズやフォーカスレンズ、ズームレンズ、シャッタ、絞り等から成る。
発光部22は、被写体Qの撮像時に補助光を照射するもので、発光することにより被写体Q、例えば鳥類の被写体Qに照明を行う。
図11は印加部25の構成図を示す。この印加部25は、複数の定電圧源、ここでは4つの定電圧源26−1〜26−4を備える。これら定電圧源26−1〜26−4の各出力端には、それぞれ複数のスイッチから成るスイッチ群、ここでは第1のスイッチ群の各スイッチ27−1〜27−4(以下、第1のスイッチ群27−1〜27−4と称する)と第2のスイッチ群の各スイッチ28−1〜28−4(以下、第2のスイッチ群28−1〜28−4と称する)とが並列接続されている。
AE処理は、撮像部2の撮像により得られた画像データを用いて被写体の輝度を算出し、この被写体の輝度に従って露光時の絞りの開口量(絞り値)、シャッタの開放時間(シャッタ速度値)を算出する。
この画像処理・制御部100は、撮像部2の撮像により得られた画像データに対する各種の画像処理を行う。この画像処理は、例えば色補正処理、ガンマ(γ)補正処理、圧縮処理、この圧縮されている画像データに対する伸張処理である。
この背面モニタ8の表示画面上には、図示しないタッチパネル36が一体的に設けられている。このタッチパネル36は、ユーザの指等がタッチしたことを検出してそのタッチ位置を示すタッチ位置信号を出力する。
モードダイヤルは、本装置10の撮影設定を選択するための操作部材である。本実施形態では、本装置10の撮影設定として、例えば、撮影モードや、絞り優先やシャッタスピード優先などの露出モードなどの設定も可能である。
選択キーは、例えばメニュー画面上での項目の選択や決定をするための操作部材である。ユーザによって選択キーが操作されるとメニュー画面上での項目の選択や決定が行われる。
電源釦は、本装置10の電源をオン又はオフするための操作部材である。ユーザによって電源釦が操作されると、本装置10が起動して動作可能な状態となる。本装置10が起動している間に電源釦が操作されると、本装置10が省電力待機状態となる。
記録部33は、例えばROM、RAM、又は例えばメモリカードを有する。ROMには、本装置10の静止画や動画の撮像動作を制御するための撮像制御プログラムや、静止画や動画を再生するための再生プログラム、本装置10の操作装置用プログラムなどが保存されている。RAMには、被写体の動画や、静止画、さらに動画中から選択された画像などの処理途中のデータが仮記憶される。メモリカードは、画像処理・制御部100の制御によって、本装置の静止画や動画の撮像動作により取得された静止画や動画の各データを記憶する。
指標は、少なくとも1本の指部を含む。
指標判定機能は、撮像部2から出力される画像データから先端部を有する連続する形状が複数本認識されるか否かの判定、又は画像データから先端部を有する連続する形状の色が指部に特有の色であるか否かの判定のうちいずれか一方又は両方に基づいて少なくとも指部を認識させることを実現させる。
時計37は、年月日及び時刻を経時する。
なお、ユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内に入ったことを知らせるのは、振動部材24、34による振動の発生と、発音部38による音声の発生との両方又はいずれか一方で行ってもよい。
この指標判定部101は、撮影者がこの操作装置を対象物に向かって(片手で、あるいは身体につけて)構えて別の手の指を突き出すと、撮像範囲外から指が突き出されるようになるので、これを利用して撮像範囲外からの画像データ変化や画像の形状からユーザの指部を認識する。また、ユーザの右手の指HRの判定を次の通り行ってもよい。指標判定部101は、撮像部2の撮像により取得される画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有する連続する形状の領域、すなわち指に対応する形状が複数本認識されるか否かの判定し、当該先端部を有する連続する形状が複数本認識されると、当該画像の部分を例えばユーザの右手の指HRとして認識してもよい。ここで認識されるものは、指でも鉛筆やペン、差し棒でも良いので、「特定の指標の像」と言い換えることが出来る。
又、図8に示すようにユーザの左手によって本装置10を把持し、かつこの把持では、背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態で例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であれば、指標判定部101は、同図に示すように本装置10の上側で振動を発生させたり、図9に示すように本装置10の下側で振動を発生することを判定する。
具体的に、判定・制御部105は、画像データの縁部において例えばユーザの右手の指HRが入ってくる画像データの縁部の箇所(この範囲は所定画像検出部102で検出)に対応する当該本装置10の本体の箇所、例えば図4に示すようにユーザの右手の指HRが画像データの縁部の左右側のいずれかの側から入ってくれば、図5に示すように本装置10の本体の左右の両側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を報知部によって、振動部材24、34による振動の発生と、発音部38による音声の発生とのいずれか一方又は両方で報知する。
又、図8に示すようにユーザの左手によって本装置10を把持し、かつこの把持では、背面モニタ8上のタッチパネル36にタッチしている状態で例えば鳥類の被写体Qに対してピントを合わせる状態であれば、判定・制御部105は、それを判定、報知部、つまり判定・制御部105が、振動印加部25、35や発音部38を制御して機能部位を構成する報知部を利用し、本装置10の本体の印加部35に対して当該本装置10の本体の上下側の振動指示を送出し、例えば図8又は図9に示すように本装置10の本体の上下側において振動を発生する。
表示制御部104は、背面モニタ8と、アンセンサ31と、EVF32との表示制御を行う。
この判定・制御部105は、タッチ位置判定部103により判定されたタッチ部分の座標を受け、このタッチ部分の座標に対応する振動部材24又は振動部材34の部分において振動を発生させる旨の指令を各印加部25、35に送り、又は音声発生の旨の指令を発音部38に送る。図12はユーザの右手の指HRによるタッチ部分の座標に対応する振動部材24又は振動部材34の部分において振動が発生している状態を示す。
又、判定・制御部105は、タッチ位置判定部103により判定されたタッチ部分がスライド移動していると、図13に示すようにスライド移動するタッチ部分の座標に対応する振動部材24又は振動部材34の部分において振動する部分をスライド移動して発生させる旨の指令を各印加部25、35に送る。タッチ部分がスライド移動している場合、判定・制御部105は、当該スライド移動するタッチ部分に対応する振動部材24又は振動部材34において圧電素子層24aを圧縮するものとなる。これにより、振動部材24又は振動部材34では、圧電素子層24aが圧縮して凹んだ部分がスライド移動するものとなる。
画像処理・制御部100は、ステップS101において、操作判定部30のモードダイヤルの設定から撮影モードであるか否かを判定する。この判定の結果、撮影モードであれば、画像処理・制御部100は、ステップS102において、撮像部2から出力される鳥類の被写体Qの被写体像に応じた画像信号を入力し、この画像信号に対して画像処理を行い、静止又は動画の画像データを取得する。表示制御部104は、取得された静止又は動画の画像データをスルー画像D1として背面モニタ8に表示する。このスルー画像D1の表示時、鳥類の被写体Qを撮像する周囲環境が予め設定された明るさよりも暗ければ、画像処理・制御部100は、発光部22に対して発光指令を送出して、当該発光部22から補助光を間欠的に照射し、例えば鳥類の被写体Qに照明を行うようにしてもよい。
この判定の結果、例えばユーザの右手の複数の指HRが入っていれば、あるいは、撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識する。また、指標判定部101は、ステップS113において、背面モニタ8上のタッチパネル36に対してユーザがタッチし、このタッチしている面積(背面タッチ面積)が予め設定された背面タッチ面積、例えば1cm2以上であるか否かを判定する。
この判定の結果、スルー画像D1の上側からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS123において、図8に示すように本装置10の本体の上側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、本装置10の本体の上側に設けられている振動部材24に電圧信号を印加するので、当該本装置10の本体の上側に振動が発生する。
この判定の結果、スルー画像D1の左側からユーザの右手の複数の指HRが入ったことを判定すると、指標判定部101は、ステップS132において、図9に示すように本装置10の本体の左側において、ユーザの右手の指HRが撮像範囲内に入ったことの旨を印加部25に送る。この印加部25は、本装置10の本体の左側に設けられている振動部材24に電圧信号を印加するので、当該本装置10の本体の左側に振動が発生する。
このような画面内外の境界は、所定画像検出部102で検出できる。このように、境界部は所定座標で判定しても良いし、画像の輪郭などと同様に判定してもよく、この境界部座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(境界に直交する方向)と変化なし方向(境界が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、画面境界をなぞったり探したりが出来る。
撮像部2の撮像範囲内にユーザの右手の指HRが入って当該撮像範囲内に被写体Qが入るのは、振動だけでなく、音声によっても行われるので、撮像部2の撮像範囲内に被写体Qが入ったことを逃すことが無く、鳥類等の被写体Qが撮像範囲内に入っていることを認識して当該被写体Qを撮像することができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本装置10の構成は、図1に示す構成と略同一であり、その相違するところについて説明する。
本装置10の本体の正面左側には、振動部材40が設けられている。この振動部材40は、本装置10の本体の正面左側において振動を発生するもので、上記の通り、例えばユーザの右手の指HR等の撮像部2の撮像範囲内に入ったことが判定されたときに、当該判定の旨を振動により報知する。この振動部材40は、上記図10に示す振動部材24と同一構成で、同一の動作を行う。この振動部材40は、上記振動部材24と同一符号を用いてその詳細な構成を省略して説明すると、圧電部材から成る複数の圧電シートを複数積層して成る圧電素子層24aと、この圧電素子層24aを介して対向配置された微小電極24bと可撓性電極24cとを有する。
指標判定部は、画像データから先端部を有する連続する形状を認識するか否かの判定と、画像データから先端部を有する連続する形状の色が例えばユーザの右手の指HR等に特有の色であるか否かの判定とを行い、先端部を有する連続する形状を認識しかつ先端部を有する連続する形状の色が例えばユーザの右手の指HR等に特有の色であれば、当該形状の部分を例えばユーザの右手の指HRと認識する。
撮像範囲内への左手の指HLが進むと、当該左手の指HLは、図19に示すように画像データ中において人物である被写体Qhと接触するようになる。
さらに、判定・制御部105は、報知部を活用し指標判定部101による判定結果、すなわちユーザの右手の指HRの進行方向に基づいて当該ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の顔部(この顔部画像検出や輪郭検出は所定画像検出部102で顔検出で行う)に接触するか否か(先に検出されていた所定画像検出部102による所定画像部の座標等に新たに指標判定部101による指標の画像の座標が接したり重なる状態等で判定)、又は顔部よりも下方の人体の輪郭に接触するか否かの判定結果に応じて各振動部材40、41の振動パターンを別の振動パターンP3、P4等に設定する。
なお、判定・制御部105は、報知部の各部を活用し、複数の振動パターンにより振動させるのに限らず、発音部38により発する音声の内容を複数種類に設定してもよい。例えば、音声の内容は、例えばユーザの右手の指HR等の指標が撮像部2の撮像範囲内(この範囲は所定画像検出部102で検出)に入ったことを知らせるものであればよく、例えば所定周波数の音声を連続的又は断続的に発生しても良いし、具体的に音声「顔部が入りました」「顔部よりも下方の人体の輪郭」などを発生してもよい。
ユーザは、図18に示すように本装置10により被写体Qとして人物を撮像しようとしている。
指標判定部101は、ステップS111において、画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに当該棒状の形状の領域の進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっているか否かを判定する。もちろん、画面外から侵入したものの先端を像で検出しても良い。上記縁部は所定画像判定部102で判定する。
この判定の結果、先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっていれば、指標判定部101は、ステップS160において、当該先端部を有し、スルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状で、さらに進行方向がスルー画像D1の中央部に向かう領域の色が人物の指の特有の色であるか否かをスルー画像D1の情報に基づいて判定する。すなわち、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の指HRが入ったか否かを判定する。これは、装置を対象物に向けて構えている状態で、装置の背後から指が伸ばされるので、装置が観察する撮像範囲外から指形状のものが画像中心に突き出されたことを判定してもよい。
この判定の結果、棒状の形状の領域の長さが例えばスルー画像D1の10分の1に達すると、指標判定部101は、ステップS162において、スルー画像D1の左右側の縁部からユーザの右手の複数の指HRが入ったかを判定する。もちろん、指は複数で無くても良い。画面の周辺から画面中心に向かって入る鉛筆や差し棒でもよい。つまり特定の指標の像と言い換えることが出来る。
この判定の結果、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人物の輪郭(これは撮像部のデータを用いて所定画像検出部102が画像情報の変化部の変化なし方向で判定)に対して直交する方向に進行していれば、判定・制御部105は、ステップS182において、ユーザの右手の指HRが被写体Qである人体の輪郭に対して直交する方向に進行している旨を報知部、振動の場合は、印加部35に送る。この印加部35は、本装置10の本体に設けられている振動部材34に第4の振動のパターンP4で振動するための電圧信号を印加するので、当該振動部材34には、本装置10の本体に第4の振動のパターンP4の振動が発生する。
又、振動パターンを変えるだけでなく、発音部38から発する音声を変えることにより、ユーザは、音声を聞き取るだけでも例えば画像データの左側と右側との間、又は上側と下側との間に被写体Qが存在することを確認でき、背面モニタ8に表示される画像を常に確認してなくてもよい。これにより、ユーザは、本装置10を自身の首に掛けて音声を聞き取ることで被写体Qが存在することを確認でき、ノーファインダー撮影も容易に行うことを可能とする。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、本装置10の構成は、図1に示す構成と略同一であり、その相違するところについて説明する。
画像処理・制御部100は、再生モードで、かつ触覚モードに設定されると、記録部33に記録されている画像データを読み出し、この画像データを背面モニタ8に表示する。
この再生モード時、画像処理・制御部100の指標判定部101は、撮像範囲内で移動する指標、例えばユーザの右手で把持しているマーカ等の軌跡を判定する。特定の指標の像と言い換えてもよい。
本装置10は、例えば図21に示すようにユーザの首に掛けた状態や、めがね型、頭部装着型カメラに適用し、画像再生に利用することが可能である。
画像処理・制御部100は、触覚モードにおいて、例えば図22に示すように例えばユーザの右手で把持しているマーカM等の軌跡を判定し、この軌跡の座標を求める。このマーカM等の軌跡の座標は、再生モード時の画像データの例えば左下の座標を原点Gとする。
画像処理・制御部100は、再生モード時、ステップS201において、記録部33に記録されている画像データを読み出す。
この判定の結果、スルー画像D1の縁部に濃淡レベルの変化が有れば、指標判定部101は、ステップS211において、画像データの濃淡レベルの変化から先端部を有し、かつスルー画像D1の縁部から連続する棒状の形状の領域で、さらに当該棒状の形状の領域の進行方向がスルー画像D1の中央部に向かっているか否かを判定する。この判定では、本装置10の撮像範囲内に例えばユーザの右手の指HRが入ったか否かを判定する。この指HRの先端は、指形状を判定し、先端の丸い部分から爪から指の付け根に向けての直線部と分離して判定したり、第1関節部を判定して、そこを先端としてもよい。撮像部の外側は、先端は検出できないので、指の爪がある部分の先端の丸い部分が入ったかどうかで判定しても良い。
例えば直線状に引いたマーカMの軌跡が山岳の稜線を想定するものであり、再生用の画像データ中に写る被写体が山岳であると、直線状に引いたマーカMの軌跡の座標は、再生用の画像データ中の山岳の稜線に相当するコントラストの変化する部分の座標に相当するものとなる。このような輪郭などは画像のコントラストや色や濃淡の変化や、その境界の分析で判定可能である。これは、所定画像検出部102で検出できる。このように、輪郭など所定画像部のあった座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(輪郭に直交する方向)と変化なし方向(輪郭が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、輪郭をなぞったり探したりが出来る。
印加部25は、例えば、振動部材24又は34を振動パターンAで振動を発生するための電圧信号を印加するので、当該振動部材24又は34は、振動パターンAで振動を発生する。これと共に、発音部38は、音声パターンaの音声を発生する。
この判定の結果、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向に沿っていれば、指標判定部101は、ステップS218において、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分(これは対象物画像を撮像部で得たデータを所定画像検出部102が判定)の方向に沿っていることを報知するために振動パターンBで振動を発生するための指示を印加部25に送ると共に、音声パターンbの音声を発生するための指示を発音部38に送る。
このように上記第3の実施の形態によれば、再生用の画像データにおいて、マーカMの軌跡の座標が当該再生用の画像データ中におけるコントラストの変化する部分の座標に相当するか否か、すなわち関連性を有するか否かを判定し、マーカMの移動方向が再生用の画像データ中のコントラスト変化部分の方向に対して略直交しているか否かに応じてそれぞれ異なる振動パターンA又はBで振動を発生させ、かつそれぞれ異なる音声パターンa又はbで音声を発生するので、画像データの再生時に、ユーザによるマーカMの移動方向に沿った被写体Qを認識できる。
また、以上の実施例では、振動部が機器に一体化されていたが、もちろん、別体にして分離可能で通信によって振動発生をさせてもよく、この分離された振動部を指に装着できるようにしてもよい。それによって、指に直接、画像を触った感じを伝達でき、さらに視覚への依存を低減させることが可能となる。目の不自由なユーザが撮影でき、それをなぞるように確認できるカメラの提供などが可能となる。対象物や被写体画像の輪郭などは画像のコントラストや色や濃淡の変化や、その境界の分析で判定可能である。これは、所定画像検出部102で検出できる。輪郭など所定画像部のあった座標に、指標判定部101で判定された、指標の画像の座標が接したり重なる状態が判定・制御部105で検出できれば、その結果を報知することができる。画像情報の変化部の変化方向(輪郭に直交する方向)と変化なし方向(輪郭が続く方向)を判定可能にして、指標先端がどのように接触するかによって、報知結果を変更しても良い。それによって、輪郭をなぞったり探したりが出来る。
また、音声発生部も同様で分離可能であってもよく、ワイヤレスやワイヤ付きイヤホンにしても良い。これによって、周りの人に迷惑をかけず、補聴器のようなウェアラブル性を持たせることが出来る。カメラも図21のように胸部に、または頭部などに装着できるようにして、全機器をウェアラブルにして、両手を自由に使えるように機器を構成してもよい。簡便に使える視覚補助装置にもなる。
具体的に、上記で説明した技術の内の、主にフローチャートを参照して説明した制御に関しては、プログラムの処理より実行可能であることが多く、このプログラムは記録媒体や記録部に収められる場合もある。このプログラムの記録は、製品を出荷するときに出荷製品に対して行っても良いし、製品の出荷と共にあるいは製品の出荷とは異なる時点で配布する記録媒体に対して行っても良い。あるいは、プログラムを、インターネット等の通信回線を介してダウンロードすることができるようにしても良い。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
Claims (15)
- 予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部と、
特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、
前記撮像範囲内の所定画像部分を検出する所定画像検出部と、
前記指標像判定部により前記指標像が前記所定画像部分に重なったことが判定されると、当該判定の旨を報知する報知部と、
を具備し、
前記所定画像検出部は、画像情報の変化部の変化方向を判定可能であり、
前記報知部は、前記指標像の変化方向と画像情報の変化方向の関係で報知することを特徴とする撮像装置。 - 前記指標像判定部は、前記撮像部の撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識して前記指標像と判定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記所定画像検出部が検出する前記所定画像部分は、前記撮像部により取得される画像情報の変化部である特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記所定画像検出部が検出する前記所定画像部分は、前記撮像部により取得される領域の境界部であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像部と、
特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定部と、
前記指標像判定部により前記指標像の先端部が前記撮像範囲内の所定画像部分に重なったことが判定されると、振動または音声信号を発生する報知部と、
を具備し、
前記報知部は、前記指標像の変化方向と画像情報の変化方向の関係で報知することを特徴とする操作装置。 - 前記指標像判定部は、前記撮像部の撮像範囲外からの画像データ変化と画像形状からユーザの指部を認識して前記指標像と判定することを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
- 前記所定画像部分は、前記撮像部により取得される領域の境界部である特徴とする請求項5に記載の操作装置。
- 前記所定画像部分は、前記撮像部により取得される画面内の画像情報の変化部であることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
- 前記報知部は、前記指標像の先端部が前記撮像部により取得される領域の境界部と重なる場合と、前記指標像の先端部が前記撮像部により取得される画面内の前記対象物と重なる場合とで、報知を切り替えることを特徴とする請求項5に記載の操作装置。
- 予め設定された撮像範囲を有し、当該撮像範囲内の対象物を撮像する撮像ステップと、
特定の指標像が前記撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定ステップと、
前記指標像判定ステップにより前記指標像が前記撮像範囲内の所定画像部分に重なったことが判定されると、当該判定の旨を前記指標像の変化方向と画像情報の変化方向の関係で報知する報知ステップと、
を有することを特徴とする対象物確認方法。 - 前記指標像判定ステップは、前記撮像範囲外からの画像データ変化からユーザの指部を認識して前記指標像と判定することを特徴とする請求項10に記載の対象物確認方法。
- 前記所定画像部分は、前記撮像ステップにより取得される領域の境界部または、画像情報の変化部である特徴とする請求項10に記載の対象物確認方法。
- コンピュータに、
撮像部を用いて撮像する機能と、
特定の指標像が前記撮像部の撮像範囲内に入ったか否かを判定する指標像判定機能と、
前記指標像が前記撮像範囲内の所定画像部分に重なったことが判定されると、当該判定の旨を前記指標像の変化方向と画像情報の変化方向の関係で報知する報知機能と、
を実現させるための操作装置用プログラム。 - 前記指標像判定機能は、前記撮像部の撮像範囲外からの画像データ変化と画像形状からユーザの指部を認識して前記指標像と判定することを特徴とする請求項13に記載の操作装置用プログラム。
- 前記所定画像部分は、前記撮像部により取得される領域の境界部または、画像変化部である請求項13に記載の操作装置用プログラム。
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